危機の時代と文学 宮澤隆義 新曜社サカグチ アンゴ ノ ミライ ミヤザワ,タカヨシ 発行年月:2015年02月20日 ページ数:281p サイズ:単行本 ISBN:9784788514201 宮澤隆義(ミヤザワタカヨシ) 1978年生まれ。 早稲田大学政治経済学部卒業。 早稲田大学文学研究科日本文学(近代)専攻博士後期課程満期退学後、同大より博士(文学)取得。 現在、日本大学法学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 危機の時代と文学/ファルスの詩学ー坂口安吾と「観念」の問題/ファルスは証言するー「風博士」論/坂口安吾と「新らしい人間」論/「バラック」と共同性ー「日本文化私観」論/情報戦と「真珠」/空襲と民主主義ー「白痴」論/「思考の地盤」を掘ることー「土の中からの話」/暴力と言葉ー「ジロリの女」をめぐって/法と構想力ー「桜の森の満開の下」論/「トリック」の存在論ー「不連続殺人事件」とその周辺/来たるべき文学 危機の時代に安吾が甦る!戦後、学生運動、冷戦終結、そして今日ー危機の時代に安吾の文学は繰り返し甦り、読み直されてきた。 常に危機的な状況で、自らの「生きる術」を書き付けてきた彼は、自明なものが消え失せ、不透明な未来を抱える現代の私たちに何を伝えるのか? 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 坂口安吾の未来 危機の時代と文学 [ 宮澤隆義 ] 3,520 円
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内向の世代までをたどる 外村 彰 ひつじ書房ショウワノブンガクヲヨム トノムラ アキラ 発行年月:2022年04月15日 予約締切日:2022年03月30日 ページ数:296p サイズ:単行本 ISBN:9784823411380 外村彰(トノムラアキラ) 1964年滋賀県生。 安田女子大学教授。 博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 昭和戦前期を俯瞰する/モダニズムの文学/戦時下の文学/“外地”文学と紀行文/大衆文学と演劇/戦前詩と戦後詩 現代詩の系譜/短歌と俳句/昭和の児童文学/戦後派と無頼派/第三の新人/“現代”の文学へ 内向の世代 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・た行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 昭和の文学を読む 内向の世代までをたどる [ 外村 彰 ] 2,200 円
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河童・歯車 翰林書房アクタガワ リュウノスケ サクヒンロン シュウセイ 発行年月:1999年12月 ページ数:303p サイズ:単行本 ISBN:9784877370862 本 小説・エッセイ 日本の小説 その他 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 芥川龍之介作品論集成(第6巻) 河童・歯車 4,400 円
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川本直 樫原辰郎 国書刊行会ヨシダケンイチニツイテ カワモトナオ カシハラタツロウ 発行年月:2023年10月24日 予約締切日:2023年09月28日 ページ数:552p サイズ:単行本 ISBN:9784336075376 川本直(カワモトナオ) 1980年生まれ。 小説家・文芸評論家。 著書に『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』(読売文学賞、鮭児文学賞、みんなのつぶやき文学賞国内第一位)ほか 樫原辰郎(カシハラタツロウ) 1964年生まれ。 映画監督・文筆家 武田将明(タケダマサアキ) 1974年生まれ。 イギリス文学研究。 東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 文明/2 言葉/3 近代/4 酒肴酒/5 文学/6 文学的交遊録/7 吉田健一頌 吉田健一、万華鏡。 文明、言葉、近代、酒肴酒、文学的交遊…19人の気鋭の執筆者が、最後の文士・吉田健一の新世界を乱反射。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 吉田健一に就て [ 川本直 ] 4,950 円
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自身の創作活動を語る 平野 啓一郎 飯田橋文学会 東京大学出版会ゲンダイサッカアーカイヴ ヒラノ ケイイチロウ イイダバシブンガクカイ 発行年月:2017年11月14日 予約締切日:2017年11月13日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784130830676 高橋源一郎(タカハシゲンイチロウ) 1951年生まれ。 81年『さようなら、ギャングたち』で群像新人長編小説賞優秀作、88年『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、12年『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎潤一郎賞を受賞 古井由吉(フルイヨシキチ) 1937年生まれ。 71年「杳子」で芥川賞、80年『栖』で日本文学大賞、83年『槿』で谷崎潤一郎賞、87年「中山坂」で川端康成文学賞、90年『仮往生伝試文』で読売文学賞、97年『白髪の唄』で毎日芸術賞を受賞 瀬戸内寂聴(セトウチジャクチョウ) 1922年生まれ。 57年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、61年『田村俊子』で田村俊子賞、63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。 73年に中尊寺で得度受戒。 法名・寂聴(旧姓・晴美)。 92年に『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。 06年、文化勲章を受章 平野啓一郎(ヒラノケイイチロウ) 1975年生まれ。 京都大学在学中に99年、『日蝕』で芥川賞を受賞。 2009年『決壊』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、『ドーン』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、14年フランスの芸術文化勲章シュヴァリエ、17年『マチネの終わりに』で渡辺淳一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 高橋源一郎ー詩が書けないっていうのが、小説を書く動因の一つです(大切なことを言うときの「いやな感じ」/六〇年代半ばの映画、文学、音楽/三十歳近くで小説につかまれる ほか)/古井由吉ー老年への急坂で書いたものに、私のものが煮詰まっている(「僕にとって一番節目だった」/言葉から音律が失せていくこと/小説と歌の力 ほか)/瀬戸内寂聴ー何を書いてきたかって、愛と情熱じゃないかしら(瀬戸内晴美から瀬戸内寂聴へ/幼少期に本と出会う/書き始めたのは女学校時代 ほか) 小説家たちは、なにを書いてきたのか。 珠玉のインタヴュー集、かつ良質なブックガイド。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 現代作家アーカイヴ1 自身の創作活動を語る [ 平野 啓一郎 ] 2,420 円
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佐藤至子 国書刊行会ヨウジュツツカイ ノ モノガタリ サトウ,ユキコ 発行年月:2009年09月 ページ数:337p サイズ:単行本 ISBN:9784336051080 佐藤至子(サトウユキコ) 1972年、千葉県生まれ。 東京大学大学院博士課程修了。 博士(文学)。 現在、日本大学文理学部准教授。 専攻、日本近世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 隠形の術/飛行の術/分身と反魂の術/蝦蟇の術/鼠の術/蜘蛛の術/蝶の術/妖術を使う動物/妖術を使う人々/愛される妖術使い 読本、合巻、歌舞伎、浄瑠璃、マンガなど様々なジャンルに登場する、妖しくも魅力的な妖術使いたちと、彼らが駆使する妖術の数々を、妖術を使う場面を描いた魅力あふれる図版とともに、縦横無尽に語り尽くす。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 妖術使いの物語 [ 佐藤至子 ] 2,640 円
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ドナルド・キーン 角地 幸男 新潮社イシカワタクボク ドナルド キーン カクチ ユキオ 発行年月:2016年02月26日 予約締切日:2016年02月24日 ページ数:384p サイズ:単行本 ISBN:9784103317098 反逆者啄木/啄木、上京する/教師啄木/北海道流離/函館、そして札幌/小樽/釧路の冬/詩人啄木、ふたたび/啄木、朝日新聞に入る/ローマ字日記/啄木と節子、それぞれの悲哀/悲嘆、そして成功/二つの「詩論」/大逆事件/最期の日々/啄木、その生と死 生地日戸村には一切触れず、啄木が自らの「故郷」と呼んだ渋民村。 函館、小樽、釧路を転々とした北海道での漂泊。 金田一京助とのあいだの類いまれなる友情。 そして、千年に及ぶ日本の日記文学の伝統を受け継いだ『ローマ字日記』。 資料をもとに作品を丹念に読み解き、二十七歳で早逝した啄木の生涯をたどる。 九十三歳の著者が精魂傾けた傑作評伝。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 石川啄木 [ ドナルド・キーン ] 2,420 円
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何云つてやがるんだ ミネルヴァ日本評伝選 大嶋仁 ミネルヴァ書房マサムネ ハクチョウ オオシマ,ヒトシ 発行年月:2004年10月 ページ数:301, サイズ:全集・双書 ISBN:9784623041497 大島仁(オオシマヒトシ) 1948年生まれ。 1980年東京大学大学院博士課程(比較文学比較文化)修了。 バルセロナ、リマ、ブエノスアイレス、パリで教鞭を執った後、現在福岡大学人文学部教授。 専攻は比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 正宗白鳥とはなにか/第1章 生い立ち/第2章 少年時代/第3章 早稲田時代/第4章 結婚と成熟/第5章 戦後の白鳥 明治・大正・昭和と文学の第一線で活躍した正宗白鳥。 近代日本文学を作った一人であるとともに、救済願望と表裏一体の稀なる批判精神の持ち主であった。 近代日本には珍しいこの特異な精神の軌跡、社会不信・人間不信におびえる現代人にとって一服の清涼剤ともなろうか。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 正宗白鳥 何云つてやがるんだ (ミネルヴァ日本評伝選) [ 大嶋仁 ] 2,750 円
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黒田 彰 黒田 彰子 和泉書院ブッキョウブンガクガイセツ クロダ アキラ クロダ アキコ 発行年月:2004年04月15日 予約締切日:2004年04月14日 ページ数:344p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757602533 黒田彰(クロダアキラ) 昭和25年(1950)三重県生まれ。 昭和51年(1976)愛知県立大学文学部国文学科卒業。 昭和56年(1981)関西大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程後期課程単位取得退学。 現在、愛知県立大学教授を歴て、平成12年より仏教大学教授、文学博士 黒田彰子(クロダアキコ) 昭和26年(1951)愛知県生まれ。 愛知文教大学教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序説 仏教文学概説(仏教文学の定義/仏教文学の視野と視点 ほか)/第1章 上代の仏教文学(上代仏教文学概説/上代文学に表れた仏教)/第2章 中古の仏教文学(中古仏教文学概説ー浄土教の流行/平安時代の説話集 ほか)/第3章 中世の仏教文学1(中世仏教文学概説/鎌倉時代の説話 ほか)/第4章 中世の仏教文学2(歌謡/法語 ほか)/第5章 唱導文学(唱導文学の定義/唱導文学の流れ ほか) 日本文学における仏教の影響は、広く、深い…否、日本文化自体が、仏教の影響下にあるといって良いだろう。 筑土鈴寛、永井義憲、岡見正雄氏等の先学がその重要性を指摘し、今日ようやく研究は具体化し、進展しつつある。 本書は、上代から中世に至る仏教文学を、最新の研究成果を可能な限り取り入れ、豊富な例文と共に通覧できるよう、平易に概説したものである。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) いずみ昴そうしょ3 仏教文学概説 [ 黒田 彰 ] 2,530 円
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近代文学成立期における山田美妙とその周辺 大橋 崇行 笠間書院ゲンゴトシソウノディスクール オオハシ タカユキ 発行年月:2017年11月06日 予約締切日:2017年11月05日 ページ数:288p サイズ:単行本 ISBN:9784305708533 大橋崇行(オオハシタカユキ) 1978年生。 作家、国文学者。 上智大学大学院修了(修士)後、総合研究大学院大学修了。 博士(文学)。 国文学研究資料館博士研究員、岐阜工業高等専門学校一般科目(人文)科助教を経て、現在、東海学園大学人文学部人文学科講師。 全国大学国語国文学会平成25(2013)年度「文学・語学」賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 明治期の多様な「知」と日本の“近代”/第1章 美妙にとっての「詩」と「小説」ー「知」と「情」との関わり(明治期の「詩」と「小説」ー山田美妙の初期草稿/美妙にとっての「小説」ー「蝴蝶」/『女学雑誌』の小説観ー清水紫琴「こわれ指環」/「知」としてのゾライズムー「いちご姫」/江戸の「知」と西欧の「知」との融合ー「武蔵野」)/第2章 言文一致再考ー「文体」「文法」と「思想」の表現(「翻訳文」という文体ー初期草稿から/美妙の“翻訳”ー「骨は独逸肉は美妙/花の茨、茨の花」/美妙の「文法」/歴史と想像力ー「笹りんだう」/言文一致論と「思想」の表現) 江戸以前の「知」、海外から流入してくる「知」ー。 明治期、活字メディアによる情報革命の中で、多様な「知」はさまざまに錯綜し、新たな言説は生み出されていくこととなった。 その過程の総体を、山田美妙から明らかにしていく書。 ある時代の言葉は、どのように運用、共有され、新たな文化として再編成されていくのか。 目の前にあるテクストだけを精読しても読み取ることのできない領域が、言葉には張り巡らされている。 山田美妙は言葉とどう格闘し、そこでは何が起こっていたのか。 日本の“近代”の実態を炙り出す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 言語と思想の言説[ディスクール] 近代文学成立期における山田美妙とその周辺 [ 大橋 崇行 ] 3,080 円
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藤原書店編集部 藤原書店イシムレミチコトゲイノウ フジワラショテンヘンシュウブ 発行年月:2019年04月24日 予約締切日:2019年01月23日 ページ数:304p サイズ:単行本 ISBN:9784865782158 1 石牟礼道子と芸能(シンポジウム 石牟礼道子の宇宙ー『苦海浄土』から『春の城』へ)/2 『完本春の城』をめぐって(私たちの春の城はどこにあるのか?ー『完本春の城』の解説から/講演 石牟礼道子『春の城』のこと)/3 生類の悲(魂だけになって/講演 石牟礼さんの小説の世界が、決定的に違う言葉を持った秘密 ほか)/4 『石牟礼道子全集』完結に寄せて(『全集』本巻完結に寄せて/シンポジウム 今、なぜ石牟礼道子か ほか)/5 追悼・石牟礼道子(講演 私にとっての石牟礼道子ー彼女の立っている場所/講演 水俣の魂に引き寄せられて ほか) 石牟礼道子の“芸能の力”を語りつくす!劇、詩、歌の豊饒さに満ちた石牟礼文学の魅力とは? 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 石牟礼道子と芸能 [ 藤原書店編集部 ] 2,860 円
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現代女性文学と中途的ジェンダー分析 泉谷 瞬 和泉書院ケッコンノケッセツテン イズタニ シュン 発行年月:2021年06月14日 予約締切日:2021年05月13日 ページ数:336p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757609983 泉谷瞬(イズタニシュン) 1985年、奈良県生まれ。 立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。 博士(文学)。 現在、大谷大学文学部任期制講師。 専攻は日本近現代文学。 特に現代女性作家を中心に、ジェンダーの視点より読み直す研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 結婚の境界線を探ること(労働と結婚を繋ぐものー山本文緒・絲山秋子の女性表象から/暴力からの脱出/他者への接近ー津村記久子「地下鉄の叙事詩」論)/第2部 異性愛主義の延命(結婚をめぐる争いー笙野頼子『説教師カニバットと百人の危ない美女』論/教化される感覚ー多和田葉子「犬婿入り」論/包囲される/衝突する女性同性愛ー松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』における欲望と関係性)/第3部 選択肢としての結婚/まとわりつく結婚(親族関係という「蜘蛛の巣」ー金原ひとみ作品の二人組と結婚/「不幸」な結婚が意味するものー鹿島田真希「冥土めぐり」論/「家族」を作らないという選択ー姫野カオルコの介護作品を中心に) 現代文学の最前線で活躍する女性作家たちー山本文緒・絲山秋子・津村記久子・笙野頼子・多和田葉子・松浦理英子・金原ひとみ・鹿島田真希・姫野カオルコの小説を、結婚制度とそれにまつわる社会状況を照合しながら多角的に考察する。 労働・異性愛主義・生殖という三つの観点から、現代日本の「結婚」が、その時代におけるジェンダーの身体化や主体の自己認知とどのように相関しているかを探る。 また、複数領域におよぶ理論と豊富な注釈を加えることで、個人のライフコースへ介入する様々な“結節点”が存在する状況を再接合し、「結婚」に関する秩序を照射した。 このように「結婚」の自明性を解体すると同時に、社会的な諸条件と制約から芽生える意思と利害によって、人間がどのような主体と親密性を築き得るかという問いを、本書は文学作品を読解することの可能性のなかで発展させたものである。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 和泉選書192 結婚の結節点 現代女性文学と中途的ジェンダー分析 [ 泉谷 瞬 ] 3,960 円
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菊池清麿 論創社ミヤザワケンジ アサクサオペラ ジャズ レヴューノジダイ キクチキヨマロ 発行年月:2021年04月13日 予約締切日:2021年03月18日 ページ数:314p サイズ:単行本 ISBN:9784846020101 菊池清麿(キクチキヨマロ) 1960年生まれ、岩手県宮古市出身。 明治大学政経学部政治学科卒、同大学院研究科修了。 日本政治思想史を橋川文三、柳田国男の思想を後藤総一郎に学ぶ。 音楽評論・歴史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 宮澤賢治と浅草オペラ(賢治とオペラ/浅草六区開幕/観測と取材の対象)/第2部 賢治の生い立ちから人間形成と浅草オペラの時代(宮澤賢治の人間形成/浅草オペラ序曲/浅草オペラの開幕/賢治の精神の激動と浅草オペラの隆盛/大正八年、浅草オペラ花盛り/大正九年、浅草オペラの隆盛ー金竜館オペラ時代/大正一〇年、賢治の出奔)/第3部 賢治のコミックオペレットの創作(コミックオペレットへの意欲/賢治の時代の音楽教育/歌の創作/コミックオペレット『飢餓陣営』の上演/劇終演後の賢治/ジャズで踊る昭和浅草オペラ/賢治の奮闘と終焉)/エピローグーふたたび、追想と幻想の中の浅草オペラ 近代を生きた宮澤賢治の生涯とパラレルに展開した浅草オペラの変遷の歴史を辿りながら、近代音楽へ深い洞察をしめす賢治の知られざる姿に迫る!巻末には、宮澤賢治年譜・浅草オペラ・音楽芸能史年表、浅草オペラ俳優人名録を付す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 宮澤賢治 浅草オペラ・ジャズ・レヴューの時代 [ 菊池清麿 ] 4,180 円
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個性と共鳴の時代 清水 康次 大阪大学出版会シラカバハノケンキュウ シミズ ヤスツグ 発行年月:2023年08月10日 予約締切日:2023年07月13日 ページ数:610p サイズ:単行本 ISBN:9784872597820 清水康次(シミズヤスツグ) 1954年、奈良県生まれ。 京都大学大学院文学研究科国語学国文学専攻修士課程修了。 大阪女子大学助教授、京都光華女子大学教授等を経て、大阪大学大学院文学研究科教授、2019年3月定年退職、大阪大学名誉教授。 博士(文学)(京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 『白樺』について(『白樺』派の位置づけと特色/『白樺』編年史)/第2部 文学と美術について(『白樺』に先行する芸術活動ー『明星』・『スバル』・『方寸』とその時代状況/『白樺』における西洋美術ー第一期の西洋美術紹介を中心に)/第3部 三人の同人について(武者小路実篤の思考/初期の志賀直哉/長与善郎の成長) 武者小路実篤・志賀直哉・長与善郎などの『白樺』派とは、いったいどのような人たちだったのか? 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・さ行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 『白樺』派の研究 個性と共鳴の時代 [ 清水 康次 ] 8,690 円
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Century Books 人と作品 15 福田清人 遠藤充彦 清水書院ハヤシ フミコ フクダ,キヨト エンドウ,ミツヒコ 発行年月:2018年04月 予約締切日:2018年04月06日 ページ数:208p サイズ:全集・双書 ISBN:9784389401238 福田清人(フクダキヨト) 1904(明治37)年長崎に生まれる。 1927年東京帝国大学文学部国文科卒。 立教大学教授をへて、実践女子大学教授、日本近代文学館常任理事を歴任。 1995年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1編 林芙美子の生涯(流浪の子/青春の日々/栄光にむかって/暗い時代のもとで/戦後の混乱の中から)/第2編 作品と解説(放浪記/清貧の書/泣虫小僧/稲妻/うず潮 ほか) 山口県下関に行商人の子として生まれ旅の空と木賃宿で成長した林芙美子は、宿命的に放浪者であった。 希望にもえて上京した芙美子は激動する社会の中で転々と職をかえ、アナーキイな詩人たちとの交友や、愛の破局や、種々の苦悩を手記に書きつづり、『放浪記』として発表、一躍文壇におどり出た。 さらに『清貧の書』『稲妻』とその地位をきずいた。 昭和の暗い時代を庶民と共に歩みつづけ、戦後の混乱期にも人間の生きるべき道を探し求めて、『晩菊』『水仙』を発表、やがて総決算ともいうべき『浮雲』を描き、昭和二十六年六月、すべての力が尽きたように生涯を閉じた。 大正、昭和の激動の時代に人間の生きるべき道を求めつづけた林芙美子の文学は、その苛烈な生涯と共に長く人々の心をうつものである。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 林芙美子新装版 (Century Books 人と作品 15) [ 福田清人 ] 1,320 円
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著者:河 泰厚出版社:翰林書房サイズ:単行本ISBN-10:4877370374ISBN-13:9784877370374■通常24時間以内に出荷可能です。 ※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 発送まで72時間かかる場合があります。 あらかじめご了承ください。 ■宅配便(送料398円)にて出荷致します。 合計3980円以上は送料無料。 ■ただいま、オリジナルカレンダーをプレゼントしております。 ■送料無料の「もったいない本舗本店」もご利用ください。 メール便送料無料です。 ■お急ぎの方は「もったいない本舗 お急ぎ便店」をご利用ください。 最短翌日配送、手数料298円から■中古品ではございますが、良好なコンディションです。 決済はクレジットカード等、各種決済方法がご利用可能です。 ■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。 ■クリーニング済み。 ■商品画像に「帯」が付いているものがありますが、中古品のため、実際の商品には付いていない場合がございます。 ■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 使用されてはいますが、 非常にきれいな状態です。 書き込みや線引きはありません。 ・良い: 比較的綺麗な状態の商品です。 ページやカバーに欠品はありません。 文章を読むのに支障はありません。 ・可: 文章が問題なく読める状態の商品です。 マーカーやペンで書込があることがあります。 商品の痛みがある場合があります。
【中古】 芥川龍之介の基督教思想 / 河 泰厚 / 翰林書房 [単行本]【宅配便出荷】 30,434 円
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著者:河 泰厚出版社:翰林書房サイズ:単行本ISBN-10:4877370374ISBN-13:9784877370374■通常24時間以内に出荷可能です。 ■ネコポスで送料は1?3点で298円、4点で328円。 5点以上で600円からとなります。 ※2,500円以上の購入で送料無料。 ※多数ご購入頂いた場合は、宅配便での発送になる場合があります。 ■ただいま、オリジナルカレンダーをプレゼントしております。 ■送料無料の「もったいない本舗本店」もご利用ください。 メール便送料無料です。 ■まとめ買いの方は「もったいない本舗 おまとめ店」がお買い得です。 ■中古品ではございますが、良好なコンディションです。 決済はクレジットカード等、各種決済方法がご利用可能です。 ■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。 ■クリーニング済み。 ■商品画像に「帯」が付いているものがありますが、中古品のため、実際の商品には付いていない場合がございます。 ■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 使用されてはいますが、 非常にきれいな状態です。 書き込みや線引きはありません。 ・良い: 比較的綺麗な状態の商品です。 ページやカバーに欠品はありません。 文章を読むのに支障はありません。 ・可: 文章が問題なく読める状態の商品です。 マーカーやペンで書込があることがあります。 商品の痛みがある場合があります。
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著者:河 泰厚出版社:翰林書房サイズ:単行本ISBN-10:4877370374ISBN-13:9784877370374■通常24時間以内に出荷可能です。 ※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 発送まで48時間かかる場合があります。 あらかじめご了承ください。 ■メール便は、1冊から送料無料です。 ※宅配便の場合、2,500円以上送料無料です。 ※あす楽ご希望の方は、宅配便をご選択下さい。 ※「代引き」ご希望の方は宅配便をご選択下さい。 ※配送番号付きのゆうパケットをご希望の場合は、追跡可能メール便(送料210円)をご選択ください。 ■ただいま、オリジナルカレンダーをプレゼントしております。 ■お急ぎの方は「もったいない本舗 お急ぎ便店」をご利用ください。 最短翌日配送、手数料298円から■まとめ買いの方は「もったいない本舗 おまとめ店」がお買い得です。 ■中古品ではございますが、良好なコンディションです。 決済は、クレジットカード、代引き等、各種決済方法がご利用可能です。 ■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。 ■クリーニング済み。 ■商品画像に「帯」が付いているものがありますが、中古品のため、実際の商品には付いていない場合がございます。 ■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 使用されてはいますが、 非常にきれいな状態です。 書き込みや線引きはありません。 ・良い: 比較的綺麗な状態の商品です。 ページやカバーに欠品はありません。 文章を読むのに支障はありません。 ・可: 文章が問題なく読める状態の商品です。 マーカーやペンで書込があることがあります。 商品の痛みがある場合があります。
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「書かず」と書くこと 田村 隆 東京大学出版会ショウヒツロン タムラ タカシ 発行年月:2017年07月31日 予約締切日:2017年07月30日 ページ数:300p サイズ:単行本 ISBN:9784130830737 田村隆(タムラタカシ) 1979年山口県岩国市生まれ。 2001年九州大学文学部卒業。 2006年九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了、博士(文学)。 九州産業大学国際文化学部講師、東京大学大学院総合文化研究科講師をへて、現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部(省筆論/夕顔以前の省筆/貫之が諌め/卑下の叙法/「ようなさにとどめつ」考/「思ひやるべし」考/与謝野晶子訳『紫式部日記』私見/省筆の訳出/「御返りなし」考)/第2部(施錠考/村雨の軒端/硯瓶の水/いとやむごとなききはにはあらぬが/「涙」の表記/玉葛の旧跡) 『源氏物語』はどのように書かれなかったのか。 古典文学から与謝野晶子、谷崎潤一郎の現代語訳まで叙述のレトリックをめぐる裏側からの文学論。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 省筆論 「書かず」と書くこと [ 田村 隆 ] 3,190 円
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清原 工 皓星社シンパン フブキトサイウ ホウジョウタミオイノチノタビ キヨハラ タクミ 発行年月:2021年07月30日 予約締切日:2021年07月03日 ページ数:280p サイズ:単行本 ISBN:9784774407456 清原工(キヨハラタクミ) 1961年、東京生まれ。 86年、東海大学文学部文明学科アジア専攻西アジア課程卒。 イバダン大学インスティテュート・オブ・アフリカン・スタディーズ(ナイジェリア連邦共和国)に留学後、日本ユネスコ協会連盟事業部長、世界遺産グループ・マネジャーなどを経てフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 塩田平/2 土地に刻まれしもの/3 吹雪と細雨/4 『山櫻』/5 花瓶の花/6 全生村へ/7 傾城阿波鳴門/8 白き海光/9 粗い壁/10 問われるままに/11 旅の終わりにー冨士霊園文学者之墓 2・26前夜にハンセン病療養所から文壇デビュー、わずか23歳で逝った北條民雄。 武蔵野から故郷・徳島阿南へとその痕跡を辿る作家論に、生誕100年を経て公表された事実を加筆した、20年振りの新版。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 新版 吹雪と細雨 北條民雄・いのちの旅 [ 清原 工 ] 2,200 円
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コロナ・ブックス 平凡社 平凡社サッカ ノ ショクタク ヘイボンシャ 発行年月:2005年07月 ページ数:126p サイズ:単行本 ISBN:9784582634167 作家の食卓/好きな場所、愛した味/作家のおやつ/食卓をめぐるエッセイ/食卓のポルトレ/ことばの御馳走帖/食いしん坊作家たちのアラカルト事典 豚のもつ茹でから甘鯛の唐揚げまで。 はじめに胃袋ありき。 りんごを見つけたアダムとイヴの末裔たちは、がまんできずにペンを置き、いつも飢えた魂が、みるみるうちに起きあがる。 ちょうど料理もできあがり、ここに窮まる食の饗宴。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 作家の食卓 (コロナ・ブックス) [ 平凡社 ] 1,760 円
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小林敦子(文学) 笠間書院セイ ト シテノ ブンガク タカミ ジュン ロン コバヤシ,アツコ 発行年月:2010年12月 ページ数:279p サイズ:単行本 ISBN:9784305705327 小林敦子(コバヤシアツコ) 1978年、北海道生まれ。 京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。 現在、京都大学大学院文学研究科非常勤講師。 博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序論(主題について/叙述について)/第1章 選ばれた文学(自我の確立と文学/アナーキズムと前衛文学 ほか)/第2章 現実としての文学(「故旧忘れ得べき」ー昏迷する世界/「不安の時代」と反リアリズム ほか)/第3章 戦争と文学(「文学非力説」/「大東亜戦争」の下で ほか)/第4章 思想としての文学(思想としての文学/「文学的現実」について ほか)/第5章 生としての文学(アナーキズムー「生の拡充」としての文学/生としての文学ー「いやな感じ」) 高見順は生涯を通し、どのように文学を考え、その理論を深化させていったのだろうか。 生涯と作品、思想を追うことで、高見順にとっての「文学」を問う。 「最後の文士」と呼ばれた高見順の作家性に光をあてる書。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・か行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 生としての文学ー高見順論 [ 小林敦子(文学) ] 2,750 円
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〜彼らが愛した物・食・場所〜 開発社 創藝社ブンゴウトクラシ カイハツシャ 発行年月:2017年06月19日 予約締切日:2017年06月18日 ページ数:128p サイズ:単行本 ISBN:9784881442326 第1章 文豪が愛した物(森鴎外×ビールジョッキ/国木田独歩×月琴/樋口一葉×紅入れ ほか)/第2章 文豪が愛した味(夏目漱石×ビスケット/尾崎紅葉×最中/田山花袋×団子 ほか)/第3章 文豪が愛した場所(福沢諭吉×箱根/小泉八雲×松江/徳富蘆花×伊香保 ほか) 萩原朔太郎×マンドリン、太宰治×黒マント、池波正太郎×ポークカツレツ、江戸川乱歩×東京駅ステーションホテル…文豪たちのこだわり。 近代に活躍した47名の愛した物・食・場所を3章立てで紹介。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文豪と暮らし ?彼らが愛した物・食・場所? [ 開発社 ] 1,760 円
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『無名草子』からはじまる卒論のための基礎知識 テキスト 原 豊二 古瀬 雅義 和泉書院オンナガカタルヘイアンブンガク ハラ トヨジ フルセ マサヨシ 発行年月:2021年02月03日 予約締切日:2021年01月07日 ページ数:104p サイズ:単行本 ISBN:9784757609808 原豊二(ハラトヨジ) 天理大学教授 古〓雅義(フルセマサヨシ) 安田女子大学教授 星山健(ホシヤマケン) 関西学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 老尼登場ー無名草子のはじまり/老尼の来歴ー動乱の平安時代末期を生きる/この世で最もすばらしいものー宝物集・枕草子を超えて/源氏物語の巻々ー五十四帖の成り立ち/源氏物語の作中人物ー光源氏と薫/「少年の春」の行方ー狭衣物語/改作への挑戦ー今とりかへばやへ/失われた物語たちー海人の刈藻・末葉の露/実話ベースの歌物語ー伊勢物語・大和物語/勅撰集でも辛口批評ー万葉集・古今集から千載集/女が名を残すことー私撰集と宮仕え/才女の評判と行く末ー小野小町と清少納言/恋愛と歌で名をはせた母娘ー和泉式部と小式部内侍/高貴な女の老いー大斎院選子/「女」から「男」へー栄花物語・大鏡 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 「女」が語る平安文学 『無名草子』からはじまる卒論のための基礎知識 (テキスト) [ 原 豊二 ] 1,320 円
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山本恵一郎 羽衣出版スピリチュアル ジャンキー ブンガク ニ ツカレタ ヒビ ヤマモト,ケイイチロウ 発行年月:2023年10月 予約締切日:2023年11月01日 ページ数:175p サイズ:単行本 ISBN:9784907118815 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) スピリチュアル・ジャンキー 文学に憑かれた日々 [ 山本恵一郎 ] 1,650 円
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岡村 知子 大阪公立大学出版会ブンガクトチイキ ジタガソンチヨウサレルバヲトウ オカムラトモコ 発行年月:2024年01月22日 予約締切日:2024年01月21日 ページ数:348p サイズ:単行本 ISBN:9784909933560 岡村知子(オカムラトモコ) 1981年、山口県生まれ。 大阪府立大学大学院人間社会学研究科博士後期課程修了。 博士(言語文化学)。 日本近代文学専攻。 2015年より、鳥取大学地域学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 文学が生まれる場所(音更村の生産関係に分け入るー久保栄「火山灰地」論/深層/表層の郷土と善悪の基準ー太宰治『津軽』論/彼の“そば”に内在する“喜び”ー金達寿「番地のない部落」論/閉ざされた集落に見る演戯と始原ー津島佑子『生き物の集まる家』論/アジアをめぐる“再話”の可能性ー津島佑子『笑いオオカミ』論/台湾の地に見る生と死の円舞ー津島裕子『あまりに野蛮な』論/ドイツの仕立て屋を媒介する語りー村上春樹「レーダーホーセン」論)/第2部 鳥取の地から(杉原一司の短歌・歌論を読むー同人誌を足場とした創作方法の模索と実践/杉原一司の書簡と関連作品を読むーモノと他者をめぐる“抒情性”への屈託/岡本愛彦のラジオドラマを読むー尊ばれた生命を生きることの背理/小谷治子のラジオドラマを読むー故郷と異郷の間で引き裂かれつつ書くこと/徳永進のエッセイを読むー医療者が患者について語ることの意義/松本薫の純文学作品を読むー家の内部と社会をつなぐ創造力の在処) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文学と地域 -自他が尊重される<場>を問う [ 岡村 知子 ] 3,960 円
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梯 久美子 文藝春秋コノチチアリテ ムスメタチノサイゲツ カケハシ クミコ 発行年月:2022年10月25日 予約締切日:2022年08月30日 ページ数:280p サイズ:単行本 ISBN:9784163916095 梯久美子(カケハシクミコ) ノンフィクション作家。 1961年、熊本市生まれ。 北海道大学文学部卒業後、編集者を経て文筆業に。 2005年のデビュー作『散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。 同書は米、英、仏、伊など世界八か国で翻訳出版されている。 16年刊行の『狂うひと「死の棘」の妻・島尾ミホ』では、読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞、講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 渡辺和子ー「私は父の最期のときを見守るために、この世に生を享けたのかもしれない」/齋藤史ー「もののふの父の子に生れもののふの父の寂しさを吾が見るものか」/島尾ミホー「死ニタイ、シンドイ、結婚シタ事ヲ悔ヤム。 ジュウ(父)ヲ捨テテ来タバチカモ」/石垣りんー「父と義母があんまり仲が良いので鼻をつまみたくなるのだ」/茨木のり子ー「いい男だったわ お父さん 娘が捧げる一輪の花」/田辺聖子ー「やさしい言葉の一つもかけることなく、父を死なせてしまった」/辺見じゅんー「父が亡くなり、私もまた死んだと思った」/萩原葉子ー「私はまさしく父親の犠牲者としてこの世に生まれた」/石牟礼道子ー「憎くて、ぐらしかおとっつあま、地ごく極楽はおとろしか」 不朽の名作を生んだ9人の女性作家たち。 唯一無二の父娘関係が生んだ、彼女たちの強く、しなやかな生涯。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) この父ありて 娘たちの歳月 [ 梯 久美子 ] 1,980 円
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京樂 真帆子 サンライズ出版イチジカン デ ワカル ムラサキシキブ ト オウミ キヨウラク マホコ 発行年月:2024年03月11日 予約締切日:2024年01月16日 ページ数:80p サイズ:単行本 ISBN:9784883258079 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 一時間でわかる紫式部と近江 [ 京樂 真帆子 ] 2,200 円
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村上春樹・小川洋子・宮崎駿 中村三春 七月社セツゾクスルブンゲイガク ナカムラ ミハル 発行年月:2022年02月23日 予約締切日:2022年02月02日 ページ数:352p サイズ:単行本 ISBN:9784909544223 中村三春(ナカムラミハル) 1958年岩手県釜石市生まれ。 東北大学大学院文学研究科博士後期課程中退。 博士(文学)。 北海道大学大学院文学研究院教授。 日本近代文学・比較文学・表象文化論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序説 接続する文芸学ー語りの“トランジット”/1 村上春樹(「壁」は越えられるかー村上春樹の文学における共鳴/運命・必然・偶然ー村上春樹の小説におけるミッシング・リンク/見果てぬ『ノルウェイの森』ートラン・アン・ユン監督の映画)/2 小川洋子(小川洋子と『アンネの日記』ー「薬指の標本」『ホテル・アイリス』『猫を抱いて象と泳ぐ』など/小川洋子と“大人にならない少年”たちーチェス小説としての『猫を抱いて象と泳ぐ』/小川洋子『琥珀のまたたき』と監禁の終わるときー『アンネの日記』とアール・ブリュットから)/3 宮崎駿/宮澤賢治(液状化する身体ー『風の谷のナウシカ』の世界/宮崎駿のアニメーション映画における戦争ー『風の谷のナウシカ』から『風立ちぬ』まで/変移する“永遠の転校生”物語ー伊藤俊也監督『風の又三郎 ガラスのマント』) 物語は接続する。 物語を語り、読むことは、私を私ならざるものに接続することである。 語り論、比較文学、イメージ論、アダプテーション論を駆使して、物語が織りなす“トランジット”の跡をたどり、その多彩な接続の様態を解き明かす。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 接続する文芸学 村上春樹・小川洋子・宮崎駿 [ 中村三春 ] 3,850 円
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「小説の神様」が仕組んだ「神話」と「歴史」のトリック 読み直し文学講座 4 島村 輝 かもがわ出版シガナオヤノタンペンショウセツヲヨミナオス シマムラテル 発行年月:2021年01月16日 予約締切日:2020年12月08日 ページ数:112p サイズ:全集・双書 ISBN:9784780311303 島村輝(シマムラテル) フェリス女学院大学教授。 専門は、日本近代文学、プロレタリア文学。 「逗子・葉山九条の会」事務局長、日本社会文学会代表理事などを歴任。 「蟹工船」エッセーコンテスト選考委員長を務めるなど、小林多喜二研究で知られる。 著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 『小僧の神様』ー神話や民俗的伝承に根差した、根源的な社会批判/第2章 『城の崎にて』ー神話から湧き上がる、原初の世界の死生観/第3章 『焚火』ー霊的存在や神が紡ぎ出す、自然と人間との神秘的融合/第4章 『真鶴』ー和歌と歴史を媒介にした、心境小説/社会小説 “小説の神様”志賀直哉。 4篇の短編小説を読み直し、神話や民俗的伝承に根差した根源的な社会批判を読み解く。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 志賀直哉の短編小説を読み直す 「小説の神様」が仕組んだ「神話」と「歴史」のトリック (読み直し文学講座 4) [ 島村 輝 ] 1,320 円
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「小説の神様」が仕組んだ「神話」と「歴史」のトリック 読み直し文学講座 4 島村 輝 かもがわ出版シガナオヤノタンペンショウセツヲヨミナオス シマムラテル 発行年月:2021年01月16日 予約締切日:2020年12月08日 ページ数:112p サイズ:全集・双書 ISBN:9784780311303 島村輝(シマムラテル) フェリス女学院大学教授。 専門は、日本近代文学、プロレタリア文学。 「逗子・葉山九条の会」事務局長、日本社会文学会代表理事などを歴任。 「蟹工船」エッセーコンテスト選考委員長を務めるなど、小林多喜二研究で知られる。 著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 『小僧の神様』ー神話や民俗的伝承に根差した、根源的な社会批判/第2章 『城の崎にて』ー神話から湧き上がる、原初の世界の死生観/第3章 『焚火』ー霊的存在や神が紡ぎ出す、自然と人間との神秘的融合/第4章 『真鶴』ー和歌と歴史を媒介にした、心境小説/社会小説 “小説の神様”志賀直哉。 4篇の短編小説を読み直し、神話や民俗的伝承に根差した根源的な社会批判を読み解く。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 志賀直哉の短編小説を読み直す 「小説の神様」が仕組んだ「神話」と「歴史」のトリック (読み直し文学講座 4) [ 島村 輝 ] 1,320 円
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