島村幸一 小此木敏明 勉誠出版ヤクチュウリュウキュウブンガク サナガワオオヌシユライキ シュウリンリョウセイキジ オモイデクサ ウキナワガブンシュウ アマヨモノガタリ ナガミネワブン シマムラコウイチ オコノギトシアキ 発行年月:2022年03月31日 予約締切日:2022年02月08日 ページ数:496p サイズ:単行本 ISBN:9784585390091 島村幸一(シマムラコウイチ) 1954年生まれ。 立正大学文学部教授。 専門は琉球文学・琉球文化史 小此木敏明(オコノギトシアキ) 1977年生まれ。 立正大学古書資料館専門員・立正大学非常勤講師。 専門は中世・近世文学 屋良健一郎(ヤラケンイチロウ) 1983年生まれ。 名桜大学国際学群上級准教授。 専門は琉球史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 佐銘川大ぬし由来記/周藺両姓記事/思出草/浮縄雅文集/雨夜物語/永峰和文 文化の結節点たる琉球においては、琉球語のみならず漢語・和語による諸種の文学作品が華ひらいた。 それらは、琉球という場のもつ広がりを示す貴重な歴史資料でもある。 十八世紀前半期は、琉球王府による歴史資料の編纂事業が集中し、文芸が盛んな時代であった。 氏族の歴史叙述が本格的に始まり、正史や地誌の編纂も行われた。 家譜と正史、地誌の叙述により、物語としての歴史が作られていく。 また、それと並行して、御取合(交際・交流)の文学としての和文学も展開した。 本書では、そのような時代に成立した六編の作品を取り上げ、校訂本文に注釈・現代語訳を付し、解説を加える。 琉球をどのように叙述し、どう認識させようとしているのか。 琉球の歴史や地誌をどのような枠組みで描こうとしているのか。 琉球の歴史伝承叙述の意味づけを考える上で重要な作品を読み解く。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 訳注琉球文学 『佐銘川大ぬし由来記』『周藺両姓記事』『思出草』『浮縄雅文集』『雨夜物語』『永峰和文』 [ 島村幸一 ] 12,100 円
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宋 カン 東京大学出版会ヘイアンチョウブンジンロン ソウ カン 発行年月:2021年04月06日 予約締切日:2021年01月29日 ページ数:362p サイズ:単行本 ISBN:9784130860628 宋〓(ソウカン) 1987年中国遼寧省生まれ。 2010年中国上海外国語大学英語学院卒業。 2014年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。 2018年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。 現在、フェリス女学院大学文学部准教授。 博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 文人意識の端緒(嵯峨朝における文章と経国ー漢文芸の二重の価値/嵯峨朝詩壇と個人の文学/菅原清公の「嘯賦」ー趣味の意義/平安朝漢詩の変貌)/第2部 九・十世紀交替期の文人と散文の個人化(都良香の散文における新動向/菅原道真の憂悶ー閑居文学の変奏/紀長谷雄の自伝/平安朝散文史における九・十世紀漢文の意義/和漢の散文の交渉)/第3部 平安朝中後期漢文学における定型性と固有性(兼明親王の文学ー孤高と閑適/慶滋保胤「池亭記」のスタイルー思考の理路/大江匡衡と八月十五夜ー都と辺土/大江匡衡の文業/平安朝文人の文学) 漢文学に映し出される「文人たち」の心。 日本・中国双方を視野に文学史を書き換える。 第10回東京大学南原繁記念出版賞受賞作。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 平安朝文人論 [ 宋 カン ] 5,940 円
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Century Books 人と作品 16 福田清人 本多浩 清水書院クニキダ ドッポ フクダ,キヨト ホンダ,ヒロシ 発行年月:2018年04月 予約締切日:2018年04月06日 ページ数:192p サイズ:全集・双書 ISBN:9784389401245 福田清人(フクダキヨト) 1904(明治37)年長崎に生まれる。 1927年東京帝国大学文学部国文科卒。 立教大学教授をへて、実践女子大学教授、日本近代文学館常任理事を歴任。 1995年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1編 国木田独歩の生涯(武蔵野の道/生いたち/亀吉を廃す/独立/恋愛 ほか)/第2編 作品と解説(詩/『武蔵野』/『独歩集』と『運命』/『涛声』/『独歩集第二』と『渚』) 武蔵野の風景がいかに変貌しようとも、国木田独歩の『武蔵野』は不滅である。 千葉県銚子に生まれ、広島、山口、岩国と中国地方の山紫水明の地で幼少を過ごした独歩は、長じてイギリスの浪漫詩人、ワーズワースの影響を受けた。 そして、詩人たることが己の天職であることを悟り「山林に自由存す」と詠じた。 独歩の生涯を支えているのは詩人としての魂である。 自然と人生を対比させ、人間悲劇を美しい自然の中に融けこませた処女作「源おぢ」をはじめ、独歩の全作品には美しい詩情が漲っている。 三十六年の生涯は短かったが、独歩は私たちの心の中に生きている。 それは作品の持っている時代を超えた魂の新鮮さによるものである。 独歩は決して声高に人に呼びかけはしない。 けれども、一人一人に優しく親しみ深く語りかける。 こうした魂と魂の会話は永遠に若く滅びることはないであろう。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 国木田独歩新装版 (Century Books 人と作品 16) [ 福田清人 ] 1,320 円
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「夢野久作と杉山三代研究会」会報 絵描きになりたかった夢野久作 「夢野久作と杉山3代研究会」事務局 不知火書房タミ オ オヤ ニ ス 発行年月:2023年12月 予約締切日:2023年12月27日 ページ数:265p サイズ:単行本 ISBN:9784883451500 第10回研究大会の記録(基調講演 アジア主義の原理(中島/岳志)/講演 夢野久作を歩く(杉山/満丸) ほか)/特別寄稿(「福岡の文豪・夢野久作 童話作品発表100周年夢野久作文学館(仮)」開催の報告(五味/伸之))/特別資料(西の幻想作家ー夢野久作のこと(杉山/龍丸)/杉山茂丸と中村哲(藤原書店月刊PR誌「機」所収)(杉山/満丸)/ロシア語訳「ドブラ・マグラ」刊行と夢野久作の外国語翻訳本まとめ(手島/博))/報告(新聞集成等)(西日本新聞が伝えた関東大震災(「特派員」は夢野久作)/筑紫野市で「ゆめのきゅうさくごたる小説展」開催)/「夢野久作と杉山三代研究会」2022年事業報告 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 民ヲ親ニス(第10号) 「夢野久作と杉山三代研究会」会報 絵描きになりたかった夢野久作 2,200 円
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探偵小説研究会 原書房ニセンジュウハチホンカクミステリベストテン タンテイショウセツケンキュウカイ 発行年月:2017年12月07日 予約締切日:2017年11月28日 ページ数:180p サイズ:単行本 ISBN:9784562054619 国内本格ミステリ・ランキング/国内本格ミステリ 2017 MY BEST 5 全アンケート回答/「国内本格」座談会 拡散の危機か、それとも再始動か/横溝正史ブームの再来と安楽椅子探偵の復活 2017年の映像本格/探偵と助手の理ない関係 ライトノベル・ミステリ散策/名探偵コナン二億冊事件と、少年少女の脱出行 ミステリコミック事情2017/INTERVIEW MAN OF THE YEAR 2017 大倉崇裕/特集 新本格ミステリ30周年/近現代史を題材にした作品に傑作が集中 歴史・時代ミステリ2017/復刊は、著作権消滅をどう捉えるかという問題でもある 復刊ミステリ2017〔ほか〕 新本格ミステリ30周年特集号!記事や年表、コラム形式で30年を一挙おさらい!映像、ラノベ、コミックにゲーム、評論関連まで。 1年間の「本格情報」を濃密凝縮!作家、評論家、書店員など読み巧者たちによる個性際立つ本格ミステリ・ランキング! 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・た行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 2018本格ミステリ・ベスト10 [ 探偵小説研究会 ] 1,100 円
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中野幸一 勉誠出版フカボリムラサキシキブトゲンジモノガタリ ナカノコウイチ 発行年月:2023年04月28日 予約締切日:2023年03月29日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784585390107 中野幸一(ナカノコウイチ) 早稲田大学名誉教授。 文学博士。 専攻は平安文学。 2011年瑞宝中綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 深掘り!紫式部(従来の紫式部像/学才に対する自負/家系と家庭環境/娘時代の体験と性格/恋愛・結婚・出産・死別 ほか)/第2部 深掘り!源氏物語(「桐壺」の巻は初めの巻?/「かざり」とは?/登場人物の消滅と再生/『源氏物語』の短文表現/『源氏物語』の遡及表現 ほか) 『源氏物語』の作者として誰もがその名前を知っている紫式部。 これまで詳しく知られていなかった、彼女の生涯と人間像を、『源氏物語』『紫式部日記』『紫式部集』を中心に、系図や当時の記録類、交友関係などから、明らかにする。 また、『源氏物語』を読む上で、知っておくとより物語が楽しめる、10のエッセンスも紹介。 平安文学研究・源氏物語研究の第一人者が、紫式部と源氏物語の魅力を余すところなく伝える。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 深掘り!紫式部と源氏物語 [ 中野幸一 ] 2,640 円
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豊饒の海へ注ぐ ミネルヴァ日本評伝選 島内景二 ミネルヴァ書房ミシマ ユキオ シマウチ,ケイジ 発行年月:2010年12月 ページ数:372, サイズ:全集・双書 ISBN:9784623059126 島内景二(シマウチケイジ) 1955年長崎県生まれ。 1979年東京大学文学部国文科卒業。 1984年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。 現在、電気通信大学情報理工学部教授(日本文学専攻)。 博士(文学)(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 三島由紀夫の人生は「和歌」だった/第1章 天才の生い立ちーあれは可哀相な人間でございました/第2章 学習院という湖ー傑作の種の数々は学習院で芽生えた/第3章 二人の西欧的知性ー『仮面の告白』と「豊饒の海」の背景/第4章 住まいの履歴書ー絢爛たる草庵を打ち破る/第5章 日本文化と戦った三島由紀夫ー人間は誰のために死ねるか/第6章 命を賭けたライフワークー『源氏物語』を超えて/第7章 自決の朝ー人生の大団円/おわりにー三島由紀夫という謎 日本文化を一身に背負い、「昭和」に殉じた作家の素顔。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 三島由紀夫 豊饒の海へ注ぐ (ミネルヴァ日本評伝選) [ 島内景二 ] 3,300 円
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市場・メディア・著作権 栗原裕一郎 新曜社BKSCPN_【高額商品】 トウサク ノ ブンガクシ クリハラ,ユウイチロウ 発行年月:2008年06月 ページ数:492p サイズ:単行本 ISBN:9784788511095 栗原裕一郎(クリハラユウイチロウ) 1965年神奈川県生まれ。 東京大学理科1類除籍。 都立日比谷高校中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 盗作前史ー偽版・代作・著作権/第1章 メディアの事件としての盗作疑惑/第2章 新人賞と盗作事件/第3章 オリジナルという“データ”/第4章 素材と創作のあいだ/第5章 作品の自立と模倣の可能性/第6章 異メディア間における盗作疑惑/第7章 インターネットという新しい告発装置/第8章 その他の事件 つくづく人間(作家)は面白い。 盗作、パクリ、剽窃、無断引用、著作権侵害、作家のモラル…をめぐって繰り広げられたドタバタ(悲喜劇)を博捜し、事件としてでっち上げられる過程を冷静に考察した“盗作大全”。 すべての作家、作家志望者、文学愛好家必読必携の書。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 〈盗作〉の文学史 市場・メディア・著作権 [ 栗原裕一郎 ] 4,180 円
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筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉 藤田直哉 作品社キョコウナイ ソンザイ フジタ,ナオヤ 発行年月:2013年02月 ページ数:334p サイズ:単行本 ISBN:9784861824241 藤田直哉(フジタナオヤ) 1983年、札幌生まれ。 SF・文芸評論家。 早稲田大学第一文学部(文芸専修)卒業。 東京工業大学社会理工学研究科価値システム専攻博士後期課程在学中。 2008年「消失点、暗黒の塔ー『暗黒の塔』第5部、6部、7部を検討する」で第3回日本SF評論賞・選考委員特別賞を受賞し、『SFマガジン』に掲載されてデビュー。 その後、「トーキョーワンダーサイト本郷」の企画展「floating view“郊外”から生まれるアート」(2011年)に作家として参加した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 なぜ、いま筒井康隆が必要なのか(なぜ、いま筒井康隆が必要なのか/戦後史の中の筒井康隆ー「武器としての笑い」と「楽器としての笑い」)/第2部 超虚構理論と虚構内存在(超虚構理論とフリードリヒ・フォン・シラー/虚構内存在の存在論/内宇宙の神話ー“集合的無意識”から「文化的無意識」へ/感情移入の理論/機械化した良識ー『朝のガスパール』から『断筆宣言』まで)/第3部 虚構内存在の切り拓く新たなる“生”の次元(虚構内存在の政治) 3・11以降急速に政治化するオタク、貧困にあえぐロスジェネ世代…、絶望の淵にたたされる今、高度電脳化世界の“人間”とは何か?を根源から問う。 10年代本格批評の誕生。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 虚構内存在 筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉 [ 藤田直哉 ] 2,640 円
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文学・思想・映像の20世紀 関礼子 原仁司 翰林書房ヒョウショウ ノ ゲンダイ セキ,レイコ ハラ,ヒトシ 発行年月:2008年10月 ページ数:302p サイズ:単行本 ISBN:9784877372705 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・さ行 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・は行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 表象の現代 文学・思想・映像の20世紀 [ 関礼子 ] 3,960 円
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アジア遊学 200 千葉俊二 銭暁波 勉誠出版タニザキジュンイチロウ チュウゴクタイケントモノガタリノチカラ チバ シュンジ セン ギョウハ 発行年月:2016年08月31日 ページ数:224p サイズ:全集・双書 ISBN:9784585226666 千葉俊二(チバシュンジ) 早稲田大学教育学部・総合科学学術院教授 銭暁波(センギョウハ) 東華大学外語学院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 物語の力(座談会 物語の力ー上海の谷崎潤一郎/物語る力ー谷崎潤一郎の物語方法 ほか)/2 中国体験と物語(「お伽噺」としての谷崎文学ー「オリエンタリズム」批判再考/陰翳礼讃の端緒としての「西湖の月」 ほか)/3 物語の変容ー中国旅行前後(『嘆きの門』から『痴人の愛』へー谷崎潤一郎・中国旅行前後の都市表象の変容/都市空間の物語ー横浜と『痴人の愛』 ほか)/4 可能性としての物語(谷崎潤一郎における異界憧憬/谷崎文学における「盲目」と美学の変貌ー『春琴抄』を中心に ほか) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 谷崎潤一郎 中国体験と物語の力 (アジア遊学 200) [ 千葉俊二 ] 2,200 円
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馬場重行 佐野正俊 ひつじ書房キョウシツ ノ ナカ ノ ムラカミ ハルキ ババ,シゲユキ サノ,マサトシ 発行年月:2011年08月 ページ数:349p サイズ:単行本 ISBN:9784894765511 馬場重行(ババシゲユキ) 山形県立米沢女子短期大学教授 佐野正俊(サノマサトシ) 拓殖大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) まえがきに代えてー春樹文学の「深層批評」へ/教室における村上春樹/村上春樹の「神話の再創成」ー「void=虚空」と日本の「近代小説」/A perfect day for the term end examination.ー『カンガルー日和』の授業のために/村上春樹「鏡」ー反転する語り・反転する自己/“主体”への希求ー村上春樹『象の消滅』論/離婚の事情ー『パン屋再襲撃』における「空気」と希望/村上春樹「レーダーホーゼン」論ー教材としての可能性/愛の不可能を超える生者/死者ー『ノルウェイの森』論/村上春樹「沈黙」論ー「深み」の共有へ〔ほか〕 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 〈教室〉の中の村上春樹 [ 馬場重行 ] 3,080 円
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三島由紀夫研究会 啓文社書房ミシマユキオケンキュウカイ 発行年月:2020年10月16日 予約締切日:2020年10月03日 ページ数:168p サイズ:単行本 ISBN:9784899920717 プロローグ 私にとっての憂国忌五十年/第1章 あれから50年、三島由紀夫に熱い視線/第2章 三島由紀夫に斬られた男/第3章 二人の自衛官 菊地勝夫と西村繁樹/第4章 切腹と介錯/第5章 憂国忌の五十年ー三島由紀夫事件前史、そして「以後」/第6章 憂国忌運動が生んだ国会議員・中西哲の証言/第7章 憂国忌の今後 「三島不在」で満たされた日本。 私たちにとって、憂国忌とは何なのか?運動を支えた者、次世代につなごうとする者、多くの証言が明かす、それぞれの50年。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 「憂国忌」の五十年 [ 三島由紀夫研究会 ] 2,200 円
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個性と共鳴の時代 清水 康次 大阪大学出版会シラカバハノケンキュウ シミズ ヤスツグ 発行年月:2023年08月10日 予約締切日:2023年07月13日 ページ数:610p サイズ:単行本 ISBN:9784872597820 清水康次(シミズヤスツグ) 1954年、奈良県生まれ。 京都大学大学院文学研究科国語学国文学専攻修士課程修了。 大阪女子大学助教授、京都光華女子大学教授等を経て、大阪大学大学院文学研究科教授、2019年3月定年退職、大阪大学名誉教授。 博士(文学)(京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 『白樺』について(『白樺』派の位置づけと特色/『白樺』編年史)/第2部 文学と美術について(『白樺』に先行する芸術活動ー『明星』・『スバル』・『方寸』とその時代状況/『白樺』における西洋美術ー第一期の西洋美術紹介を中心に)/第3部 三人の同人について(武者小路実篤の思考/初期の志賀直哉/長与善郎の成長) 武者小路実篤・志賀直哉・長与善郎などの『白樺』派とは、いったいどのような人たちだったのか? 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・さ行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 『白樺』派の研究 個性と共鳴の時代 [ 清水 康次 ] 8,690 円
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平山 周吉 新潮社エトウジュンハヨミガエル ヒラヤマ シュウキチ 発行年月:2019年04月25日 予約締切日:2019年03月16日 ページ数:784p サイズ:単行本 ISBN:9784103524717 平山周吉(ヒラヤマシュウキチ) 昭和27(1952)年東京生まれ。 慶応義塾大学文学部国文科卒。 出版社で雑誌、書籍の編集に従事した。 現在、雑文家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 最後の一日と最初の一日/美しき「母」を探し求めて/祖父の「海軍」と祖母の「海軍」/「故郷」と「胎内」を失った少年/日米戦争下の落第坊主/湘南ボーイの黄金の「戦後」/東京の場末の「日本浪曼派」/日比谷高校の早熟な「若年寄」/「貴族」の矜持と「道化」の屈辱/生存競争から降りた一年間〔ほか〕 「平成」の虚妄を予言し、現代文明を根底から疑った批評家の光と影ー。 没後二十年、自死の当日に会った著者の手による決定的評伝、遂に刊行! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 江藤淳は甦える [ 平山 周吉 ] 4,070 円
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宮本輝の小説作法 PART2 真銅 正宏 追手門学院大学出版会スウキノバショヲブンガクカスル シンドウ マサヒロ 発行年月:2020年12月03日 予約締切日:2020年10月07日 ページ数:232p サイズ:単行本 ISBN:9784907574239 真銅正宏(シンドウマサヒロ) 1962年、大阪府生まれ。 博士(文学)(神戸大学)。 神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)単位取得退学、徳島大学総合科学部助教授、同志社大学文学部教授等を経て、追手門学院大学教授。 同大学学長・宮本輝ミュージアムプログラム・ディレクター。 専攻は日本近現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第11章 「花の降る午後」ー神戸・異国情緒とレストラン/第12章 「愉楽の園」ーバンコク・アジアという遠くて近い場所/第13章 「海岸列車」ー城崎/鎧・山陰本線の空気/第14章 「ここに地終わり 海始まる」ーロカ岬・病気療養と希望/第15章 「彗星物語」ー伊丹・留学生を含む家族とビーグル犬/第16章 「オレンジの壺」ーパリ・フランスという憧れ/第17章 「朝の歓び」ーポジターノ・南イタリアの風/第18章 「にぎやかな天地」ー滋賀/新宮/枕崎・発酵食品の匂いと味/第19章 「骸骨ビルの庭」ー十三・食堂の味と三つの時間/第20章 「田園発 港行き自転車」ー富山・再会の物語/附録 解説・書評・紹介 宮本輝の小説には、日本中、そして世界中から選ばれた印象的な場所が、物語の展開に必然の舞台として設定されている。 現実に存在する日常空間が、コネクティング・ドッツ、すなわち、いろんな「点」を作り、その「点」と「点」を結んでいく文学化の作業により、魅力的な文学空間へと変貌するのである。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 数奇の場所を文学化する 宮本輝の小説作法 PART2 [ 真銅 正宏 ] 2,750 円
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安藤宏 小澤純 SHIダザイ オサム タンコウボン ニ タドル ケンエツ ノ カゲ アンドウ,ヒロシ オザワ,ジュン 発行年月:2020年10月 予約締切日:2020年10月15日 ページ数:154p サイズ:単行本 ISBN:9784915855399 安藤宏(アンドウヒロシ) 東京大学大学院人文社会系研究科教授 斎藤理生(サイトウマサオ) 大阪大学大学院文学研究科准教授 小澤純(オザワジュン) 慶應義塾志木高等学校教諭、同大学・恵泉女学園大学非常勤講師 吉岡真緒(ヨシオカマオ) 國學院大學ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 大宰治の単行本における本文の問題ー戦後の検閲を中心に/「鉄面皮」と「右大臣実朝」ー「変更」と「変更しないこと」が意味するもの/『佳日』から『黄村先生言行録』へ/『新釈諸国噺』ー第四版の「凡例」と「人魚の海」/『津軽』ー本文と挿絵の異同が物語る戦中戦後/『惜別』ー再版本における削除を中心に/『お伽草紙』/「パンドラの匣」/「貨幣」ー戦後の検閲の揺らぎ 内務省の検閲とGHQの検閲、戦中と戦後に無残なまでの書き直しを強いられた太宰治の小説。 米国メリーランド大学のプランゲ文庫検閲資料の現地調査を踏まえ、その数奇な運命を探る。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 太宰治単行本にたどる検閲の影 [ 安藤宏 ] 2,750 円
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持田叙子 慶應義塾大学出版会カフウ エ ヨウコソ モチダ,ノブコ 発行年月:2009年04月 ページ数:328p サイズ:単行本 ISBN:9784766416091 持田叙子(モチダノブコ) 1959年生まれ。 慶應義塾大学大学院修士課程、國學院大學大学院博士課程単位修了。 近代文学研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 荷風へ、ようこそ/おうちを、楽しく/荷風と、ティー・ブレイク/紙よ紙、我は汝を愛す/封印されたヒロイン/レトリックとしての花柳界/戦略としての老い/荷風蓮花曼陀羅 快適な住居、美しい庭、手作りの原稿用紙、気ままな散歩、温かい紅茶ー。 荷風作品における女性性や女性的な視点に注目し、新たな荷風像とその文学世界を紡ぎ出す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 荷風へ、ようこそ [ 持田叙子 ] 3,080 円
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中世文学とその表現 和泉選書 191 中村健史 和泉書院ユキヲキク ナカムラタケシ 発行年月:2021年04月05日 予約締切日:2021年03月12日 ページ数:290p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757609921 中村健史(ナカムラタケシ) 1980年、高知県生まれ。 京都大学大学院博士後期課程指導認定退学。 博士(文学)。 専門は京極派和歌。 2016年より神戸学院大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 伏見院歌出典考/花園院と「誡太子書」の世界/誡太子書箋釈/二条良基の連歌三題/世阿弥本『弱法師』と阿那律説話/能『石橋』と『古今集三流抄』/〓芋詩叢ー五山文学管窺/一条兼良『藤河の記』の漢籍利用ー鳳のあぶりもの、麟のほしじ/三条西実隆『再昌草』と漢籍/『衆妙集』のなかの『論語』断章/蕪村『俳仙群会図』賛をめぐってー「文こゝにあらありがたや」考/『大原御幸』と小書「寂光院」/柏木如亭「即事」詩考/この世に文学は必要か/雪を聴く 実証的研究の成果。 中世文学の諸分野にわたって作品の「読み」を問いつづけてきた筆者初の論文集。 長らく未詳とされてきた能の典拠を明らかにし、主題上の位置づけを試みた「世阿弥本『弱法師』と阿内律説話」など十五篇を収録する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 雪を聴く 中世文学とその表現 (和泉選書 191) [ 中村健史 ] 3,850 円
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河崎良二 編集工房ノアサカタ ヒロオ サンビカ デ ソダッタ サッカ カワサキ,リョウジ 発行年月:2023年08月 予約締切日:2023年08月23日 ページ数:450p サイズ:単行本 ISBN:9784892713712 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 阪田寛夫 讃美歌で育った作家 [ 河崎良二 ] 2,750 円
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自国中心主義の地平を超えて 桜美林大学叢書 13 鄭百秀 論創社アイダ ノニッカンブンガク チョン ベックスー 発行年月:2022年12月22日 予約締切日:2022年11月28日 ページ数:312p サイズ:単行本 ISBN:9784846022020 鄭百秀(チョンベックスー) 1962年、韓国大邱生れ。 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。 桜美林大学リベラルアーツ学群教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序 ナショナルヒストリーの内と外、そのあいだで読む「反日」/1 母語と異言語、そのあいだ(「自分のものではない言語」で/を生きるーNative Speaker/言語のあいだで読むーBeloved)/2 民族、故郷というイデオロギー(「民族」の呪縛ー李光洙の「親日」を読み直す/余白の民族文学ー李光洙『私の告白』/構成としての民族文学ー金達寿の二つの『族譜』と『落照』/故郷喪失を書くー金達寿『対馬まで』、『故国まで』)/3 国家暴力への抵抗(国家の戦争、個人の実存ー『広場』、War Trash/ナショナルヒストリーの彼方ー死者への記憶) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 「あいだ」の日韓文学 自国中心主義の地平を超えて (桜美林大学叢書 13) [ 鄭百秀 ] 3,300 円
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森繁 久彌 河出書房新社シンアイナルムコウダクニコサマ モリシゲ ヒサヤ 発行年月:2022年08月24日 予約締切日:2022年06月08日 ページ数:204p サイズ:単行本 ISBN:9784309030609 寂しいときに、君は舞う癖があった(森繁久彌)/向田さん界隈(倉本聰)/雁の別れ(久世光彦)/木槿の花(抄)(山口瞳)/三角波(風間完)/向田邦子を読む 読書日記特別版(江國滋)/名人(山本夏彦)/向田邦子さんのことー『思い出トランプ』を読む(水上勉)/心に残るエッセイ(向田和子)/意地悪な目(抄)(車谷長吉)〔ほか〕 1981年8月、向田邦子、飛行機事故にて死去(享年五十一)。 衝撃、悲嘆、慟哭から、時を経て思い出話へ。 遠藤周作、久世光彦、倉本聰、黒柳徹子、沢木耕太郎、山口瞳、山田太一ほか、24人による向田邦子に捧げるエッセイアンソロジー。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 親愛なる向田邦子さま [ 森繁 久彌 ] 1,782 円
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上野千鶴子 朝日新聞出版ウエノチズコガモットブンガクヲシャカイガクスル ウエノチズコ 発行年月:2023年01月10日 予約締切日:2022年12月11日 ページ数:296p サイズ:単行本 ISBN:9784022518781 上野千鶴子(ウエノチズコ) 1948年、富山県生まれ。 社会学者。 東大名誉教授。 認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。 「女性学・フェミニズムとケア問題の研究と実践」で朝日賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 家族はどこからどこへ/2 女はどう生きるのか/3 男はどう生きるのか/4 文学と社会学のあいだ/5 色と恋/6 老いと介護/7 思いを受け継ぐ 生き延びるための読み解き術。 老いの「技法」、男のフェミニズム、日本が世界に誇る「春画」、母性賛美の罠…。 女ひとり寿司は秘境か? 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 上野千鶴子がもっと文学を社会学する [ 上野千鶴子 ] 1,870 円
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済州島四・三事件/在日と日本人/政治と文学をめぐる 金石範 安達史人 右文書院キム ソクポム カザントウ ショウセツ セカイ オ カタル キム,ソクポム アダチ,フミト 発行年月:2010年04月 ページ数:366p サイズ:単行本 ISBN:9784842107370 金石範(キムソクポム) 1925年生まれ。 京都大学文学部美学科卒。 小説家 安達史人(アダチフミト) 1943年生まれ。 東京芸術大学美術学部芸術学科卒。 現在、武蔵野美術大学講師 児玉幹夫(コダマミキオ) 1969年生まれ。 武蔵野美術短期大学デザイン科卒。 フリーで編集・デザイン・DTP等、本づくり全般を生業としている 内田亜里(ウチダアリ) 1978年生まれ。 東京造形大学デザイン1類写真コース卒。 写真家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 済州島/四・三事件/小説家金石範ーこの本の読者のためにひとこと/1 虚構(フィクション)と現実と、そして小説を書き続けるということ/2 私が小説を書くに至るまでの重い軌跡と四・三済州島武装蜂起事件/3 小説『火山島』の背景と登場人物たちをめぐって…/4 現代文学としての『火山島』と現代文学者としての金石範/5 世界文学としての『火山島』をどう読むか?/6 現代文学のゆくえ、物語・想像力・自己超越/あとがきにかえて 金石範文学の先に見えるもの 大・大長編小説『火山島』はいかにして生まれたのか?作家みずからが語る金石範文学の軌跡。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・あ行 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・か行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 金石範《火山島》小説世界を語る! 済州島四・三事件/在日と日本人/政治と文学をめぐる [ 金石範 ] 2,640 円
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21世紀日本文学ガイドブック 紅野謙介 大木志門 ひつじ書房トクダ シュウセイ . コウノ,ケンスケ オオキ,シモン 発行年月:2017年02月 ページ数:241p サイズ:全集・双書 ISBN:9784894765139 第1部 作家を知る(徳田秋聲という作家/作品案内/研究のキーワード/研究案内)/第2部 テクストを読む(徳田秋聲のクリティカル・ポイント/秋聲と関東大震災 「ファイヤ・ガン」私注ー爆弾と消火器/秋聲文学における「自然主義」と「私小説」の結節点ー明治四〇年代短篇小説の達成/徳田秋聲『黴』における中断と反復の構造/徳田秋聲「花が咲く」の修辞的リアリズム) 本 小説・エッセイ その他 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 徳田秋聲 (21世紀日本文学ガイドブック) [ 紅野謙介 ] 2,200 円
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多田 蔵人 東京大学出版会ナガイカフウ タダ クラヒト 発行年月:2017年03月15日 予約締切日:2017年03月14日 ページ数:240p サイズ:単行本 ISBN:9784130860512 多田蔵人(タダクラヒト) 1983年生まれ。 2006年東京大学文学部卒業。 2008年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。 2014年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。 現在、鹿児島大学法文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 伝承ー『狐』/第2章 暗黒面ー『すみだ川』/第3章 議論ー『冷笑』/第4章 制度ー『戯作者の死』/第5章 文体ー『雨瀟瀟』/第6章 都市ー『雪解』/第7章 モダニスムー『つゆのあとさき』/第8章 映像ー『〓(ぼく)東綺譚』 フィクショナルな江戸が近代を揺さぶる荷風小説の言葉の魅力を解き明かす。 新しい「小説」の探究。 第6回東京大学南原繁記念出版賞受賞作。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 永井荷風 [ 多田 蔵人 ] 4,620 円
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多田 蔵人 東京大学出版会ナガイカフウ タダ クラヒト 発行年月:2017年03月15日 予約締切日:2017年03月14日 ページ数:240p サイズ:単行本 ISBN:9784130860512 多田蔵人(タダクラヒト) 1983年生まれ。 2006年東京大学文学部卒業。 2008年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。 2014年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。 現在、鹿児島大学法文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 伝承ー『狐』/第2章 暗黒面ー『すみだ川』/第3章 議論ー『冷笑』/第4章 制度ー『戯作者の死』/第5章 文体ー『雨瀟瀟』/第6章 都市ー『雪解』/第7章 モダニスムー『つゆのあとさき』/第8章 映像ー『〓(ぼく)東綺譚』 フィクショナルな江戸が近代を揺さぶる荷風小説の言葉の魅力を解き明かす。 新しい「小説」の探究。 第6回東京大学南原繁記念出版賞受賞作。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 永井荷風 [ 多田 蔵人 ] 4,620 円
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