水声文庫 松本和也(国文学) 水声社カワカミ ヒロミ オ ヨム マツモト,カツヤ 発行年月:2013年03月 ページ数:268p サイズ:単行本 ISBN:9784891769390 松本和也(マツモトカツヤ) 1974年、茨城県に生まれる。 立教大学文学部を卒業後、同大学大学院文学研究科博士後期課程修了。 博士(文学)。 現在、信州大学人文学部准教授。 専攻、日本近代文学・演劇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 川上弘美の出発/現在ー「神様」・「草上の昼食」・「神様2011」/第2章 蛇(と母)に関する寓話ー実際の話ー「蛇を踏む」/第3章 せつない純愛/新しい関係ー『センセイの鞄』/第4章 小説における名前と名指すことー『ニシノユキヒコの恋と冒険』/『龍宮』/第5章 小説内/外における“書くこと”ー『真鶴』/第6章 ゆっくりと、別れを選ぶー『風花』/第7章 言葉の力、物語の力ー『七夜物語』 「あのこと」のさなかにも書き続けられた『七夜物語』。 「あのこと」の後に書かれた『神様2011』、『センセイの鞄』、『真鶴』など代表作を“ゆらめき”の諸相から読み解く。 川上弘美の“いま・ゆくえ”を浮き彫りにする書き下ろし。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 川上弘美を読む (水声文庫) [ 松本和也(国文学) ] 3,080 円
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Literature handbook 安藤宏 新書館ニホン ノ ショウセツ ヒャク イチ アンドウ,ヒロシ 発行年月:2003年06月 ページ数:226p サイズ:単行本 ISBN:9784403250705 安藤宏(アンドウヒロシ) 1958(昭和33)年生まれ。 東京大学助教授。 日本文化研究専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 森鴎外「舞姫」/矢野龍渓「報知異聞 浮城物語」/幸田露伴「一口剣」/二葉亭四迷「浮雲」/樋口一葉「にごりえ」/尾崎紅葉「多情多恨」/泉鏡花「高野聖」/国木田独歩「春の鳥」/伊藤左千夫「野菊の墓」/夏目漱石「それから」〔ほか〕 鴎外からばななまで、厳選した小説101冊の要旨と解説。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 日本の小説101 (Literature handbook) [ 安藤宏 ] 1,980 円
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鹿ヶ谷叢書 001 川口隆行 琥珀書房ヒロシマ アラガイノシガク ゲンバクブンガクトセンゴブンカウンドウ カワグチタカユキ 発行年月:2022年02月28日 予約締切日:2021年11月12日 ページ数:288p サイズ:単行本 ISBN:9784910723273 川口隆行(カワグチタカユキ) 1971年生まれ。 広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。 大葉大学(台湾)講師、東海大学(台湾)助理教授、広島大学大学院教育学研究科准教授を経て、2020年より広島大学大学院人間社会科学研究科教授。 専攻は日本近現代文学・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 サークル運動論(『われらの詩』における詩作品ーその詩学と政治学/『われらの詩』から『われらのうた』へー被爆地広島のサークル詩誌の軌跡/動物たちの原爆文学ー『原爆詩集』試論/四國五郎と辻詩ーシベリア収容所の民主運動と被爆地広島のサークル運動/『ヂンダレ』と『琉大文学』に見る広島・長崎・ビキニー東アジア冷戦の狭間から)/第2部 復興批判論(朝鮮戦争と民衆の自画像ー山代巴「或るとむらい」論/「声」を拾い集め、編み直すー被爆者支援運動と手記集『原爆に生きて』/カタストロフィと日常の交差ー田中清子の手記(『原爆の子』)を読む/復興する街を書き直すー大田洋子『夕凪の街と人と』論) 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・か行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 広島 抗いの詩学 原爆文学と戦後文化運動 (鹿ヶ谷叢書 001) [ 川口隆行 ] 4,950 円
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紫式部の生涯 工藤 重矩 笠間書院イマイゲンエチョサクシュウ クドウ シゲノリ 発行年月:2003年07月01日 予約締切日:2003年06月30日 ページ数:372p サイズ:全集・双書 ISBN:9784305600820 紫式部(その時代/家系/生い立ち/青春・未婚時代 ほか)/紫式部の生涯(紫式部の父系/紫式部の出生年度/紫式部本名香子説を疑う/源氏物語執筆の動機 ほか) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 今井源衛著作集 第3巻 紫式部の生涯 [ 工藤 重矩 ] 9,900 円
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昭和の幻景 川本三郎 斎藤慎爾 柏書房クゼ テルヒコ ノ セカイ カワモト,サブロウ サイトウ,シンジ 発行年月:2007年03月 ページ数:424p サイズ:単行本 ISBN:9784760130849 川本三郎(カワモトサブロウ) 評論家。 1944年東京都生まれ 齋藤愼爾(サイトウシンジ) 俳人・編集者。 1939年韓国・京城生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 久世光彦作品集(真青な夏ー小沼丹/あんたとあたいのブルースー港が見える丘/朧絵師の死ー上村一夫/螢火の館ー弥生美術館/〓(ぬえ)のごとくー昭和風雲録 ほか)/久世光彦詞華集ー久世さんの愛した作品(村のエトランジエ(小沼丹)/かわうそ(向田邦子)/雪(川端康成)/満願(太宰治) ほか) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 久世光彦の世界 昭和の幻景 [ 川本三郎 ] 2,420 円
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タブーに挑んだ国民作家 辻井喬 新日本出版社ワタシ ノ マツモト セイチョウ ロン ツジイ,タカシ 発行年月:2010年11月 ページ数:190p サイズ:単行本 ISBN:9784406053990 辻井喬(ツジイタカシ) 1927年東京生まれ。 東京大学経済学部卒業。 現在、セゾン文化財団理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 はじめにー私と松本清張(国民作家とは何か/大衆性を持つということ/推理小説をリアリズムの文学に/「社会派」の意味するもの/清張とプロレタリア文学/清張作品の独自性/清張文学を巡る文学者の意見ー三島由紀夫問題/異色の企業小説『空の城』/清張と司馬遼太郎の歴史観/私の好きな清張作品/清張における「政治」ー共創協定を中心に/三人の一九四五年八月十五日)/2 松本清張・註釈付略年譜 社会的弱者、差別された側にたつ新しい「民衆派作家」像。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 私の松本清張論 タブーに挑んだ国民作家 [ 辻井喬 ] 1,650 円
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安部公房とポール・オースターの比較文学的批評 大場健司 春風社ナインティーンシックスティーズシッソウスルアメリカ オオバケンジ 発行年月:2022年12月16日 予約締切日:2022年10月27日 ページ数:432p サイズ:単行本 ISBN:9784861108518 大場健司(オオバケンジ) 1989年、福岡県生まれ。 2017年、九州大学大学院地球社会統合科学府博士後期課程単位取得退学。 2020年、九州大学より博士(学術)学位取得。 専攻は比較文学・比較文化、日本近現代文学。 台湾:国立台湾大学外国語文学研究所交換留学(2016ー2017年)。 韓国:朝鮮大学校外国語学部日本語科助教授(2017ー2018年)、台湾:国立国防大学語文中心専任教師(2018ー2021年)を経て、現在は九州共立大学共通教育センター講師(2021年ー)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 脱アメリカの物語(砂の歌ー安部公房『砂の女』とアメリカ文学の「辺境」/穴の水脈ー安部公房『砂の女』とポール・オースター『闇の中の男』)/第2部 アメリカ文学との相互交通(「既成事実」からの失踪ー安部公房『燃えつきた地図』とアメリカ文学の「都市」/「ピカソの石版画」から「泣く女」へー安部公房『燃えつきた地図』とポール・オースター『幽霊たち』)/第3部 エッセイと同時代言説(一九五〇年代日本におけるアメリカ論ブームと安部公房ーエッセイ「アメリカ発見」とジャン=ポール・サルトル、鶴見俊輔/生々しい素顔ー安部公房「ミリタリィ・ルック」と軍服をめぐる同時代言説/SF的想像力と遊牧民ー安部公房「異端のパスポート」と人類の起源) 「失踪」をキーワードに、作品群から1960年代の時代相を浮かび上がらせる。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 1960s 失踪するアメリカ 安部公房とポール・オースターの比較文学的批評 [ 大場健司 ] 4,950 円
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今も生きる神話を読み解く 岡野 弘彦 人間社イセノクニタマヲモトメテタビシタヒトビト オカノ ヒロヒコ 発行年月:2022年03月03日 予約締切日:2022年01月14日 ページ数:252p サイズ:単行本 ISBN:9784908627811 第1部 万物に魂の宿る神話(生きとし生けるものの歌に耳を傾ける/『古事記』より倭建の命)/第2部 命をかけた逢瀬の物語(『古事記』より速総別の王と女鳥の王/『万葉集』より大伯皇女と大津皇子/『伊勢物語』より狩の使と斎宮)/第3部 漂泊から生まれるしらべ(西行/芭蕉) 折口信夫最後の弟子が故郷の三重県でのびやかに語った古典講義が今よみがえる。 倭健の命から芭蕉まで、伊勢神宮をめぐって、歌でつながる心の系譜。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 伊勢の国魂を求めて旅した人々 今も生きる神話を読み解く [ 岡野 弘彦 ] 1,980 円
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深い河の流れ 新木 安利 海鳥社エンドウシュウサクノカゲトハハ アラキ ヤストシ 発行年月:2022年04月01日 予約締切日:2022年03月24日 ページ数:504p サイズ:単行本 ISBN:9784866561172 新木安利(アラキヤストシ) 1949年、福岡県椎田町(現・築上町)に生まれる。 北九州大学文学部英文学科卒業。 元図書館司書。 1975年から松下竜一の『草の根通信』の発送を手伝う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 復活と転生ー磯辺と妻の場合/第2章 厳父と慈母・罪と悪ー大津と美津子の場合/第3章 同伴者ー沼田の場合/第4章 罪と救いー木口と塚田の場合/第5章 たまねぎと復活ーそれぞれのインド 日本人とキリスト教、復活と転生、同伴者、厳父と慈母、そして弱者の罪の救いと、悪。 『深い河』の磯辺とその妻、大津、美津子、沼田、木口、塚田それぞれを支柱とし、『沈黙』をはじめとした数多の遠藤作品を繙きながら独自の視点で遠藤のカトリシズムを追究する。 遠藤文学における弱者と絶対的な悪、罪、そして神の姿とはー。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 遠藤周作の影と母 深い河の流れ [ 新木 安利 ] 3,080 円
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泉鏡花研究会 和泉書院BKSCPN_【高額商品】 ロンシュウ イズミ キョウカ イズミ キョウカ ケンキュウカイ 発行年月:2011年09月 ページ数:300p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757606012 鏡花小説を上演するー明治三〇年代における「滝の白糸」と「辰巳巷談」上演を中心に/「戦争」小説としての「海城発電」ー「例外状態」と「剥き出しの生」をめぐって/交差、転移する欲望の物語ー「化銀杏」論/「髯題目」論ー泉鏡花の九相観文学/『少年世界』からの「出達」ー“冒険小説”「さらさら越」の可能性/「愛火」の愛の火ー「新泉奇談」から「愛火」へ/妙子という「婦」ー『婦系図』を司るもの/唄声の重層性についてー『草迷宮』論/『楊柳歌』の京都、あるいは清水寺ー“観音功徳”の顕現をめぐって/漠とした一人称、その可能性ー“小説”模索期における「露肆」〔ほか〕 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 論集泉鏡花(第5集) [ 泉鏡花研究会 ] 8,800 円
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翻案・童話・寓話 木村 小夜 和泉書院トイカケルタンペン キムラ サヨ 発行年月:2022年04月08日 予約締切日:2022年03月15日 ページ数:354p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757610255 木村小夜(キムラサヨ) 1963年2月生、京都市出身。 奈良女子大学大学院博士課程人間文化研究科(比較文化学専攻)退学。 同大学文学部助手を経て、現在、福井県立大学学術教養センター教授。 博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 錯誤と死角(光源としての錯誤ー夏目漱石『夢十夜』/船上と白洲ー森〓外「高瀬舟」/誤算の闇ー菊池寛「藤十郎の恋」)/2 “型”からの逸脱(芥川龍之介童話の因果ー「蜘蛛の糸」から「魔術」へ/小川未明「赤い蝋燭と人魚」とその周辺)/3 反復と変質(異形の兄姉・饒舌な弟妹/戦後短篇管見/三島由紀夫自選短編集『真夏の死』の諸相)/4 連作のメタフィクション(森見登美彦『新釈 走れメロス 他四篇』論) 視点人物の錯誤や死角・物語が孕む矛盾・構成上の断絶・変則的な因果の構図や定型からの逸脱・反復の中の変化に着目、原拠や周辺の諸言説との比較検討を通し、漱石・〓外・芥川から三島などの戦後作家、さらに直近の現代作家の短篇に即して、その緻密な構築性を解明する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 近代文学研究叢刊72 問いかける短篇 翻案・童話・寓話 [ 木村 小夜 ] 5,500 円
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重里 徹也 助川 幸逸郎 青弓社キョウヨウトシテノアクタガワショウ シゲサト テツヤ スケガワ コウイチロウ 発行年月:2021年11月26日 予約締切日:2021年10月13日 ページ数:356p サイズ:単行本 ISBN:9784787292612 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 教養としての芥川賞 [ 重里 徹也 ] 2,200 円
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踏み越えた人たちの物語 第2巻 立野正裕 スペース伽耶ニホンブンガクノトビラヲヒラク ダイニノトビラ タテノマサヒロ 発行年月:2021年09月01日 予約締切日:2021年07月29日 ページ数:256p サイズ:全集・双書 ISBN:9784434293634 立野正裕(タテノマサヒロ) 1947年、福岡県生まれ。 岩手県立遠野高等学校を卒業後、明治大学文学部(英米文学専攻)に進み、さらに同大学大学院(文学研究科修士課程)を修了。 専攻は近現代の英米文学だが、日本の戦後文学についても評論活動をおこなう。 一貫して現代における非暴力主義の思想的可能性を探求し、その問題意識から近年は第一次大戦期の「戦争文学」を「塹壕の思想」として新たにとらえ直そうと試みる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 いまだ出ぬ月の光をー芥川龍之介作『奉教人の死』/第2章 いよよ華やぐいのちなりけりー岡本かの子作『老妓抄』/第3章 なぜ斬ったかー山本周五郎作『大炊介始末』/第4章 わが身の阿呆がをかしうてー宇野千代作『おはん』/第5章 未完の情熱に生きるー松本清張作『或る「小倉日記」伝』 自分の人生を裏切らずひた向きに生きた人々。 かれらは目に見えないなにかを「踏み越えて」生きた。 作者たちもまた「踏み越えた」人々であった。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 日本文学の扉をひらく 第二の扉 踏み越えた人たちの物語 (第2巻) [ 立野正裕 ] 1,100 円
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濱田 啓介 京都大学学術出版会キンセイブンガクサクシャトヨウシキニカンスルシケン ハマダ ケイスケ 発行年月:2021年09月09日 予約締切日:2021年07月07日 ページ数:416p サイズ:単行本 ISBN:9784814003655 濱田啓介(ハマダケイスケ) 京都大学博士(文学)、京都大学名誉教授。 1930年東京に生まれる。 京都大学文学部卒業、大阪府立夕陽丘高等学校教諭・同北野高等学校教諭、鹿児島大学教育学部講師・助教授、京都大学教養部助教授・教授、同総合人間学部教授を経て、1994年京都大学名誉教授。 同年花園大学文学部教授(2001年3月まで)。 著書に、『近世小説・営為と様式に関する私見』(京都大学学術出版会、1993年12月。 角川源義賞、1994年12月受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 比較文学偏西風/国民歌謡「夜明けの唄」と「DAYBREAK」/日本文学における別れ時の言い方ーさらば考/『道中膝栗毛』の進行記述形式の成立について/秩序への回帰ー許嫁婚姻譚を中心として/“愛想づかし”概観/幕末読本の一傾向/読本研究五十年の歩みと展望/茶番要説/外濠を埋めてかかれー「西鶴をどう読むか」の全体講評者として〔ほか〕 あるときは創作という営為の近世的意味付けから馬琴・西鶴・近松の特異な様式に迫り、あるときは多数の作者の作品から共通の主題構造や特定の表現の成立過程をあぶり出す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 近世文学・作者と様式に関する私見 [ 濱田 啓介 ] 7,370 円
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小山鉄郎 春陽堂書店ムラカミハルキクロニクル コヤマテツロウ 発行年月:2022年05月10日 予約締切日:2022年03月24日 ページ数:504p サイズ:単行本 ISBN:9784394190257 小山鉄郎(コヤマテツロウ) 1949年生まれ。 群馬県出身。 一橋大学経済学部卒。 共同通信社編集委員・論説委員。 村上春樹氏に注目し、85年から取材を続け、以降、村上氏へのインタビューは10回に及ぶ。 その一部は、村上春樹のインタビュー集『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』にも掲載されている。 村上春樹文学の解読などで文芸ジャーナリズムの可能性を広げたとして、2013年度日本記者クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 「それだけでは、大切な何かが足りない」 記憶の力の物語/「ふかえり」と「そとおり」 古代神話と長い因縁話1/ワーグナー『ニーベルングの指環』 古代神話と長い因縁話2/歴史から目をそむけるな 「皮剥ぎと原爆」/「脈絡もなく一直線に並べる新幹線」 「冥界と現実を結ぶ」/雨ふりをじっと見ているような ボブ・ディランと『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』/カーブするもの 異界へ入る道・成長して出る道/曖昧な心の空白 「納屋を焼く」/ジャック・ロンドン「たき火」 「アイロンのある風景」1/ちゃんと生きていくための矜持 「アイロンのある風景」2〔ほか〕 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』が刊行された1985年にインタビューをして以来、30年以上、村上春樹を取材し、読解・考察を続けてきた文芸記者の記録。 小説の細部から作家が何を伝えようとしているのかを探り、村上春樹の全体像に迫る。 東日本大震災直後から10年間、地方紙と共同通信社のwebサイト「47NEWS」にて毎月連載されていた「小山鉄郎の村上春樹を読む」待望の書籍化! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 村上春樹クロニクル BOOK2 2016?2021 [ 小山鉄郎 ] 2,860 円
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プロレタリア作家の中国像 李 雁南 有信堂高文社サクソウスルヒトトクウカン リ ヤンナン 発行年月:2021年10月22日 予約締切日:2021年09月08日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784842080154 李雁南(リヤンナン) 1971年3月5日生まれ。 中国華南師範大学外国言語文化学院日本語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 近代日本文学における中国人像/第1章 平林たい子と中国/第2章 里村欣三と中国/第3章 黒島伝治と中国/第4章 中西伊之助と中国/第5章 林房雄と中国/終章 プロレタリア作家の中国体験文学と中国題材文学の原点。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 錯綜する人と空間 プロレタリア作家の中国像 [ 李 雁南 ] 2,200 円
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武内 涼 実業之日本社ゲンジノシラハタオチウドタチノイクサ タケウチ リョウ 発行年月:2021年07月08日 予約締切日:2021年04月19日 ページ数:272p サイズ:単行本 ISBN:9784408537887 武内涼(タケウチリョウ) 1978年群馬県生れ。 早稲田大学第一文学部卒。 映画、テレビ番組の制作に携わった後、第17回日本ホラー小説大賞の最終候補作となった原稿を改稿した『忍びの森』で2011年にデビュー。 15年「妖草師」シリーズが徳間文庫大賞を受賞。 著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 奔る義朝ー源義朝/雪の坂ー常盤御前/歌う老将ー源頼政/落日の木曾殿ー源義仲/しずのおだまきー静御前 慟哭の源平合戦小説!源義朝、常盤御前、義仲、義経、静御前…奔る源氏たちの敗れざる魂を描く。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・た行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 源氏の白旗 落人たちの戦 [ 武内 涼 ] 1,870 円
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高 継芬 奥村 門土 梓書院ナツメソウセキ トウヨウトセイヨウノハザマデ コウ ケイフン オクムラ モンド 発行年月:2021年03月31日 予約締切日:2021年03月09日 ページ数:132p サイズ:単行本 ISBN:9784870357129 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 夏目漱石 東洋と西洋の狭間で [ 高 継芬 ] 2,200 円
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小形烈 論創社ワタシノヨシモトタカアキ オガタレツ 発行年月:2021年05月25日 予約締切日:2021年04月22日 ページ数:148p サイズ:単行本 ISBN:9784846020507 小形烈(オガタレツ) 1948年生まれ。 横浜生まれの横浜育ち。 1976年、横浜市職員入職。 1989年、横浜市内の民間障碍者支援施設に転職。 現在は社会福祉法人アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 私の吉本隆明/吉本さんの著作からの贈りもの(『言語にとって美とはなにか』/『共同幻想論』/『心的現象論序説』 ほか)/吉本隆明と表現者たち(埴谷雄高のこと/江藤淳のこと/宮沢賢治のこと ほか)/杜の窓ー読書のすすめ(ヘミングウェイの短編「清潔な明るい場所」/サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』/大江健三郎『芽むしり仔撃ち』 ほか) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 私の吉本隆明 [ 小形烈 ] 1,650 円
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昭和戦前期の理想と悲劇 筑摩選書 210 長山 靖生 筑摩書房ニホンカイキトブンカジン ナガヤマ ヤスオ 発行年月:2021年04月16日 予約締切日:2021年02月22日 ページ数:320p サイズ:全集・双書 ISBN:9784480017291 長山靖生(ナガヤマヤスオ) 1962年、茨城県生まれ。 鶴見大学歯学部卒業。 歯学博士。 開業医のかたわら、世相や風俗、サブカルチャーから歴史、思想に至るまで、幅広い著述活動を展開する。 著書に、『日本SF精神史』(河出書房新社、日本SF大賞・星雲賞・日本推理作家協会賞)、『偽史冒険世界ーカルト本の百年』(ちくま文庫、大衆文学研究賞)、『モダニズム・ミステリの時代ー探偵小説が新感覚だった頃』(河出書房新社、本格ミステリ大賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 西洋憧憬と日本への思慕/第2章 文学者たちの「日本回帰」/第3章 戦意高揚する詩人たち/第4章 日本文化観の模索/第5章 日本精神と変質する科学主義/第6章 大東亜戦争は王道楽土の夢を見るか/終章 それぞれの戦後 西洋文化を旺盛に摂取しつつ繁栄を遂げてきた近代日本は、昭和期に入ると急速に「日本回帰」へと旋回する。 そのうねりのなかで文学者や思想家たちもまた、ときにそうした運動の主導者となっていった。 和辻による日本古典美の称揚、保田らの「日本浪曼派」、北原白秋や斎藤茂吉の戦争詩歌、そして三木の東亜協同体論や京都学派の「世界史の哲学」ー。 戦後タブー視されがちであったこれらの作品を、当時の時代状況や彼らの内的論理に注目しつつ読み解き、「日本的なもの」の核心に迫る意欲作。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 日本回帰と文化人 昭和戦前期の理想と悲劇 (筑摩選書 210) [ 長山 靖生 ] 1,870 円
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吉本隆明のたどった軌跡 田川建三 インパクト出版会シソウ ノ キケン ニ ツイテ タガワ,ケンゾウ 発行年月:2004年10月 ページ数:406p サイズ:単行本 ISBN:9784755401459 第1部 「大衆の原像」という虚像ー親鸞論を手がかりとして(「大衆の原像」の変遷/「知」と「大衆」の空疎化ー親鸞から宗教をぬくと吉本になる?/「生活者」は善悪を超越する?/大衆が「個」に解体する! ほか)/第2部 「共同幻想論」という幻想(「共同幻想」という幻想/「狐」が「共同幻想」になるまで/「共同幻想論」はマルクスの考え方?/吉本はどこまでイリッチの詐欺にひっかかったか ほか) 現代日本の代表的思想家といわれた吉本隆明。 彼の優れた問題意識を吸収しつつ、同時に思想の構造のもたらす危険性を鮮明にした吉本隆明論の新装版。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 思想の危険について新装版 吉本隆明のたどった軌跡 [ 田川建三 ] 3,300 円
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和泉事典シリーズ 32 矢野貫一 和泉書院キンダイセンソウブンガクジテン ヤノカンイチ 発行年月:2020年04月30日 予約締切日:2020年04月07日 ページ数:304p サイズ:事・辞典 ISBN:9784757609419 矢野貫一(ヤノカンイチ) 昭和5年生まれ。 京都大学文学部卒業。 京都市立堀川高等学校教諭、同定時制教諭、愛知県立女子短期大学教授兼愛知県立大学教授、京都外国語大学教授を歴任。 京都外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 明治期(慶応を含む)/大正期/昭和戦前戦中期/昭和戦後期/平成期/日誌(工兵第一大隊本部)(翻刻)/戦う女たち 明治初年以来の戦争文学および周辺の文献は尨大な数に上る。 それらの文学史、思想史に落とす影は濃い。 けれども、戦争にかかわるがゆえに、時の事情により或は喧伝され或は黙殺されて、いまだ正当な位置づけを得ていない。 研究の基礎となるべき文献目録さえ寥々たるありさまである。 ここにそれらの文献を重ね、書誌・内容を録し、論評を加えた。 出版年代順に排列して、その変遷を概観する。 稀覯資料多数を登載。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 近代戦争文学事典 第十四輯 (和泉事典シリーズ 32) [ 矢野貫一 ] 10,450 円
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放送大学叢書 島内裕子 左右社キョウエイスル ニホン ブンガクシ シマウチ,ユウコ 発行年月:2020年10月 予約締切日:2020年10月27日 ページ数:191p サイズ:単行本 ISBN:9784865282962 島内裕子(シマウチユウコ) 東京都に生まれる。 1979年東京大学文学部国文科卒業。 1987年東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専門課程博士課程単位取得退学。 現在、放送大学教授。 博士(文学)(東京大学)。 専攻は『徒然草』を中心とする日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 『古今和歌集』の影響力/第2章 『源氏物語』と日本文化/第3章 『和泉式部日記』と『更級日記』の近代性/第4章 批評文学の源流、『枕草子』と『徒然草』/第5章 謡曲というスタイル/第6章 松尾芭蕉の旅と人生/第7章 本居宣長の学問/第8章 和漢洋の体現者・森〓外/第9章 夏目漱石と、近代文学のゆくえ 古今和歌集から夏目漱石まで、つながりを知れば文学はもっと楽しい!魅力的な古典の原文に触れながら、作者や作品同士の関連性・類似性を明らかにする。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 響映する日本文学史 (放送大学叢書) [ 島内裕子 ] 1,980 円
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笹川博司 風間書房ゲンジモノガタリトトンセイシソウ ササガワヒロジ 発行年月:2020年09月15日 予約締切日:2020年08月06日 ページ数:242p サイズ:単行本 ISBN:9784759923377 笹川博司(ササガワヒロジ) 1955年大阪府茨木市に生まれる。 1979年京都府立大学文学部卒業。 1993年大阪教育大学大学院修了。 1998年博士(文学)(九州大学)。 現在、大阪大谷大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 高光出家の波紋/高光から源氏物語へ/源成信論/源氏物語の仏教思想/すくせ考/横川往還の道と小野 十世紀後半、天台浄土教の貴族社会への浸透と遁世思想の深まりのなか、若者の出家が相次ぐ。 高光入山の波紋から源氏物語の終焉まで、比叡山「横川」をめぐる文学と思想を辿る。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・さ行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 源氏物語と遁世思想 [ 笹川博司 ] 2,530 円
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松本英亜 小学館スクウェアチイサナ タビ オニヘイ ハンカチョウ ユカリ ノ チ オ タズネテ マツモト,ヒデツグ 発行年月:2015年06月 ページ数:283p サイズ:単行本 ISBN:9784797988116 松本英亜(マツモトヒデツグ) 1942年東京生まれ。 東邦大学医学部卒業。 医学博士。 現在、医療法人社団太公会我孫子東邦病院顧問。 医療法人社団同友会春日クリニック顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第6巻(「礼金二百両」ー「広尾ヶ原」「白金・増上寺下屋敷」「佐久間小路」「今里村」など/「猫じゃらしの女」ー「上野山下の提灯店、肴店」「菊屋橋、新堀端、新鳥越四丁目」「海禅寺」など ほか)/第7巻(「雨乞い庄右衛門」ー「称念寺」「梅ヶ島温泉」「安倍峠、横根村」「吉原宿」「藤枝の下ノ郷」「三島宿」「押切川・梅沢」など/「隠居金七百両」ー「目白台の私邸」「音羽の岡場所」「姿見橋」「南蔵院」「穴八幡神社、放生寺」「京都・下寺町」など ほか)/第8巻(「用心棒」ー「洲崎弁天」「三十三間堂」「弾正橋」「京橋の大根河岸」など/「あきれた奴」ー「浅草・竜源寺」「浅草・誓教寺」「御油の宿場」など ほか)/第9巻(「雨引の文五郎」ー「宜雲寺」「伊勢の落針」「駒留橋」「御蔵橋」など/「鯉肝のお里」ー「楓川、京橋川、三十間堀、三ツ橋」「太鼓橋」「水戸の木沢」など ほか)/第10巻(「犬神の権三」ー「五条天神」「浄蓮寺」「千住の誓願寺」など/「蛙の長助」ー「本所・割下水」「ひょうたん新道」「伊勢町河岸、西堀留川」「品川宿の浜横丁」「深川の本誓寺」など ほか) 『鬼平犯科帳』の舞台を探し求めて、寺へ、堀へ!原作のストーリーを一話ごとに追いかけていく小さな旅の第二弾!あなたも「鬼平」の世界へ! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 小さな旅『鬼平犯科帳』ゆかりの地を訪ねて(第2部) [ 松本英亜 ] 1,980 円
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石牟礼道子追悼文集 石牟礼道子資料保存会 平凡社ザンムドウジョ イシムレミチコシリョウホゾンカイ 発行年月:2020年02月14日 予約締切日:2020年02月05日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784582838299 1 傍にて(手に負えない大きな存在(渡辺京二)/ワガママ、気まぐれ大明神(阿南満昭)/多くの皆様に助太刀されて母は生きて参りました(石牟礼道生) ほか)/2 渚の人の面影(夢とうつつを見る人(池澤夏樹)/石牟礼道子さんの手足のゆくえ(石内都)/不思議な体験(緒方正人) ほか)/3 石牟礼道子論(くだもののお礼は、その先へ(赤坂憲雄)/詩的代理母のような人(伊藤比呂美)/狂女と狂児(臼井隆一郎) ほか) 地元熊本で作家と日常をともにした仲間たちの声は、ジャンルをこえた多様な書き手たちの声と響き合い、一冊のうちに鮮やかな像をなす。 それぞれが大切に抱きしめる作家の遺産を未来へ繋ぐための、石牟礼道子読本。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 残夢童女 石牟礼道子追悼文集 [ 石牟礼道子資料保存会 ] 2,750 円
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芥川賞と十五年戦争 永吉 雅夫 青弓社センジショウワノサッカタチ ナガヨシ マサオ 発行年月:2020年10月20日 予約締切日:2020年07月29日 ページ数:516p サイズ:単行本 ISBN:9784787292568 永吉雅夫(ナガヨシマサオ) 1951年、兵庫県生まれ。 追手門学院大学教授。 専攻は日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 三つの死ー芥川龍之介、小林多喜二、北一輝/第1章 文芸懇話会と芥川賞の出発/第2章 室生犀星の一九三〇年代後半(昭和十二年前後)ー小説「大陸の琴」を中心に/第3章 芥川賞と時代1:銃後の生活ー銃制と総動員/第4章 芥川賞と時代2:「外地」の日本人ー経験としての植民地/第5章 芥川賞と時代3:「皇民化」の諸相ー帝国における「民族」/第6章 佐藤春夫の奇妙な友情ー『風雲』から「旧友に呼びかける」へ/第7章 書くこと/読まれることー太宰治『惜別』の場合/終章 「惨敗」日本と「惨勝」中国の戦後スタートー「リンゴの唄」と上海の堀田善衛 芥川賞受賞作を銃後/外地/皇民化の視点から読み解き、「戦時昭和」期の国内の作品や外地の文学がどう受け止められたのか、作家たちの人間模様も緻密に考察して、文学と社会の相互浸透を解明する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 「戦時昭和」の作家たち 芥川賞と十五年戦争 [ 永吉 雅夫 ] 4,400 円
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田中 綾 青弓社ヒコクミンブンガクロン タナカ アヤ 発行年月:2020年02月21日 予約締切日:2019年12月25日 ページ数:232p サイズ:単行本 ISBN:9784787292520 田中綾(タナカアヤ) 1970年、北海道生まれ。 北海道大学文学部卒業、北海学園大学大学院文学研究科修了。 博士(文学)。 北海学園大学人文学部教授、三浦綾子記念文学館館長。 専攻は日本近現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 非国民文学論(いのちの回復/“国民”を照射する生ーハンセン病療養者/“幻視”という生ー明石海人/“漂流”という生ー『詩集三人』と『笹まくら』/パラドクシカルな“国民”)/第2部 “歌聖”と“女こども”(明治天皇御製をめぐる一九四〇年前後(昭和十年代)/仕遂げて死なむー金子文子と石川啄木) 「帝国臣民タル男子」の義務である兵役を拒まれた非国民ー徴兵検査で丙種合格になった作家、ハンセン病のために徴兵されなかった病者、さまざまな手段で徴兵を拒否した者。 戦時下の非国民の短歌や小説を解読して「地面の底が抜けた」疎外感と自己喪失感の表現、そこから生じる逆説的な国民意識をたどる。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 非国民文学論 [ 田中 綾 ] 2,640 円
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深田久弥『日本百名山』と『津軽の野づら』と 門 玲子 幻戯書房タママツリ カドレイコ 発行年月:2020年05月22日 予約締切日:2020年04月20日 ページ数:224p サイズ:単行本 ISBN:9784864881982 門玲子(カドレイコ) 1931年、石川県加賀大聖寺生まれ。 1953年、金沢大学文学部卒業。 作家・女性史研究家。 著書に、『江馬細香ー化政期の女流詩人』(卯辰山文庫・泉鏡花記念金沢市民文学賞)、『江馬細香詩集「湘夢遺稿」訳注』(汲古書院・大垣市文化連盟優秀活動者賞、頼山陽記念文化賞)、『江戸女流文学の発見ー光ある身こそ苦しき思ひなれ』(藤原書店・毎日出版文化賞)の他、論文もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1章 再会/2章 出会いー不思議な大人/3章 めぐりあわせ/4章 いくつもの謎/終章 二つの旅 あの深田先生が何故…。 復員後に志げ子夫人と暮した大聖寺・金沢で親しく夫妻の謦咳に接した著者には、その思いがけぬ噂は大きな謎となった。 作品を丹念に読み解くことで昭和文学史の真実に迫る、久弥、八穂、志げ子ー三人への鎮魂の書。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 玉まつり 深田久弥『日本百名山』と『津軽の野づら』と [ 門 玲子 ] 3,080 円
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サラリーマン小説の誕生 近代文学研究叢刊 68 網倉勲 和泉書院ミナカミタキタロウノブンガク アミクライサオ 発行年月:2020年03月06日 予約締切日:2020年02月25日 ページ数:352p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757609396 網倉勲(アミクライサオ) 昭和19(1944)年山梨県生。 昭和42(1967)年明治生命保険相互会社入社。 平成18(2006)年同社関連会社退職。 平成20(2008)年慶応義塾大学文学部卒業。 平成25(2013)年青山学院大学大学院文学研究科日本文学日本語専攻博士後期課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 小説論考/2 「貝殻追放」論考/3 戯曲研究ー創作空白期間の謎/4 米国・英国留学体験と水上瀧太郎文学/5 水上瀧太郎「精神的主幹」時代の『三田文學』/6 神奈川近代文学館所蔵・籾山仁三郎宛水上瀧太郎書簡/7 村松定孝「水上瀧太郎と大信田落花の功績」への疑義 虚偽を糾す正義感と時流に迎合しない批判精神。 激動の大正から昭和初期に翻弄されるサラリーマンの実態を、『大阪の宿』を始め、一連のサラリーマン小説に描いた。 同時に「貝殻追放」では社会の矛盾や虚偽を指弾し、軍国主義に迎合する社会の風潮を批判した。 時代背景と作品を照応し、瀧太郎の文学の本質を捉える、瀧太郎の再評価。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 水上瀧太郎の文学 サラリーマン小説の誕生 (近代文学研究叢刊 68) [ 網倉勲 ] 6,600 円
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サラリーマン小説の誕生 近代文学研究叢刊 68 網倉勲 和泉書院ミナカミタキタロウノブンガク アミクライサオ 発行年月:2020年03月06日 予約締切日:2020年02月25日 ページ数:352p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757609396 網倉勲(アミクライサオ) 昭和19(1944)年山梨県生。 昭和42(1967)年明治生命保険相互会社入社。 平成18(2006)年同社関連会社退職。 平成20(2008)年慶応義塾大学文学部卒業。 平成25(2013)年青山学院大学大学院文学研究科日本文学日本語専攻博士後期課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 小説論考/2 「貝殻追放」論考/3 戯曲研究ー創作空白期間の謎/4 米国・英国留学体験と水上瀧太郎文学/5 水上瀧太郎「精神的主幹」時代の『三田文學』/6 神奈川近代文学館所蔵・籾山仁三郎宛水上瀧太郎書簡/7 村松定孝「水上瀧太郎と大信田落花の功績」への疑義 虚偽を糾す正義感と時流に迎合しない批判精神。 激動の大正から昭和初期に翻弄されるサラリーマンの実態を、『大阪の宿』を始め、一連のサラリーマン小説に描いた。 同時に「貝殻追放」では社会の矛盾や虚偽を指弾し、軍国主義に迎合する社会の風潮を批判した。 時代背景と作品を照応し、瀧太郎の文学の本質を捉える、瀧太郎の再評価。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 水上瀧太郎の文学 サラリーマン小説の誕生 (近代文学研究叢刊 68) [ 網倉勲 ] 6,600 円
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