スカルラッティ父子のおいしいところを 効果的に組み合わせたアルバム ★スカルラッティ一族の中でも特に有名な音楽家として知られているアレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725)とその息子ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)。 アレッサンドロはナポリ楽派の中心的存在で、オペラ、オラトリオ、カンタータなどの声楽曲で高く評価されていました。 一方ドメニコは、主にスペインで書かれた多くの鍵盤曲で名を残しています。 このアルバムでは父のカンタータと息子の鍵盤曲を組み合わせ、ひとつの作品であるかのように演奏。 書法の違いがありつつもどこか親和性のある世界が生まれています。 収録情報 曲目・内容 アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):カンタータ『行け、わが溜め息』H.53ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ト短調 K.108アレッサンドロ・スカルラッティ:カンタータ『ここにようやく落ち着いて』H.618ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ へ短調 K.466アレッサンドロ・スカルラッティ:カンタータ『行け、わが溜め息』 H.54アレッサンドロ・スカルラッティ:カンタータ『蝶はさまよい』 H.256(ドメニコ・スカルラッティのソナタ 嬰へ短調 K.25、ト短調 K.450、嬰へ短調 K.67を含む) アーティスト(演奏・出演) テンタ・ラ・フーガ[アリス・デュポール=ペルシエ(ソプラノ)、ペトル・スカルカ(チェロ)、ディルク・ヴェルナー(チェンバロ)] レコーディング 録音:2021年11月23-26日/スイス、バーゼル、ヴァルデンブルク スカルラッティ父子のカンタータとソナタ 3,245 円
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ガーディナーが『セメレ』を再録音! 聴衆を魅了した2019年ロンドン・ライヴが嬉しいCD化 「ついに時代が作品の前衛性に追いついた」と語るガーディナー、 圧巻の解釈で作り上げた輝かしい感動的名演! ★ガーディナーと手兵モンテヴェルディ合唱団&イングリッシュ・バロック・ソロイスツによる『セメレ』、2019年ロンドン・ライヴの登場です!ガーディナーは1981年に録音して以来『セメレ』を上演しておらず、久方ぶりに取り上げたのがこの2019年のツアー。 イギリスが誇る名歌手ルイーズ・オルダーがタイトルロールを務め、若きテノール、ヒューゴ・ハイマスが好色なユピテルを演じました。 アレクサンドラ・パレスで行われたロンドン公演はチケット完売となり、集まった観客を大いに魅了しました。 その全曲録音が3枚組CDで楽しめます!★『セメレ』はオラトリオとして書かれましたが、聖書を題材としてしめやかに展開される当時のオラトリオとは一線を画しています。 神話を基にしながらも世俗的な愛憎に満ちた劇的な台本を用い、完全なオペラとして上演できる内容を持っています。 このライヴではオーケストラも舞台上に配し、歌手陣は演技を付けて上演。 衣装も華やかで、オペラの舞台上にオーケストラと指揮者が一緒に入り込んだような新鮮なステージとなっていました。 技巧的なアジリタから夢見るような美しい旋律まで多彩な魅力にあふれたアリアの数々、そして物語を引き締める重要な役割を持った合唱と、音楽に生き生きとしたカタチを与えるオーケストラ。 それらすべてがガーディナーの指揮により見事にまとめあげられ、美しく透明でかつ芯のある力強さを持った、迷いのない音楽となってまっすぐに響いてきます。 ガーディナーは「前に『セメレ』を録音してから40年近く経ち、やっとこの前衛的な作品に時代が追い付いた」と語っていますが、この間にガーディナーの解釈もまたさらに磨かれて、より輝かしいものになったと言えるでしょう。 ★『セメレ』のストーリーはオウィディウスの「変身物語」を基にしています。 人間の女性セメレが神であるユピテルと恋仲になり天界へと連れられ、ユピテルの妻ユーノに激しく嫉妬されます。 ユーノはセメレに「ユピテルの真の姿を見れば不死の神となることができる」と嘘をつき、ユピテルには情欲を誘う夢を見させます。 そしてユピテルはセメレのもとへ駆けつけ、何でも言うことを聞くとステュクスの水とオリンポス山に誓うから、今すぐに会ってくれと懇願。 当然セメレは真の姿を見せてと願い、神聖な誓いに背くことのできないユピテルは悲しみながらも、止む無くその通りにします。 それはユーノの罠で、生身の人間がユピテルの真の姿である雷神の姿を目の当たりにすれば、たちまちその炎で焼き殺されてしまうのでした。 しかしセメレは神の子を残していて、これがのちのバッカス神となります。 地上の人間関係も複雑に絡んだいかにもバロック・オペラらしい構図が音楽に深みを与え、登場人物の心情を巧みに描いたアリアが胸を打ちます。 収録情報 曲目・内容 [CD1]第1幕 [CD2]第2幕 [CD3]第3幕 アーティスト(演奏・出演) セメレ:ルイーズ・オルダー(ソプラノ)ユピテル:ヒューゴ・ハイマス(テノール)ユーノ/イーノ:ルシール・リシャルドー(メゾソプラノ)アタマス:カルロ・ヴィストーリ(カウンターテナー)カドモス/ソムヌス:ジャンルカ・ブラット(バス)イリス:エミリー・オーウェン(ソプラノ)クピードー:アンジェラ・ヒックス(ソプラノ)アポロ:ピーター・ダヴォーレン(テノール)占い師:アンガラッド・ローランズ(メゾソプラノ)神官:ダン・デスーザ(バリトン)ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)モンテヴェルディ合唱団イングリッシュ・バロック・ソロイスツ レコーディング 録音:2019年5月2日/ロンドン、アレクサンドラ・パレス(ライヴ) ヘンデル:セメレ HWV58 5,200 円
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★ SACDハイブリッド盤。 日本が誇るアコーディオンの女王・御喜美江。 BISレーベルからの5年ぶりの新譜は、バッハの平均律クラヴィーア曲集からの抜粋です。 90年代半ばにリリースしたバッハのアルバムでも非常に高い評価を得ただけに期待が高まります。 ★「数限りなくたくさんの美しさ、驚き、魔力、冒険が隠されていて、弾けば弾くほど新しい発見が絶えない」と御喜美江が語るバッハの平均律は録音の構想から実に5年、満を持してついに実現しました。 ピアニストならば必ず演奏するこの曲集は、第1巻、第2巻とそれぞれ24の全ての調による前奏曲とフーガで構成されており、ハンス・フォン・ビューローが“音楽の旧約聖書”と呼び賞賛したことでも有名です。 御喜美江のアコーディオンの演奏は、実に多彩な表情を見せ、ことにフーガの各声部の表現は圧巻でバッハへの敬愛と音楽への真摯な姿勢を聴くことができます。 温かみのある美しいアコーディオンの音色がスウェーデンのレンナ教会に響き渡ります。 日本語解説付。 ※国内品番のみのご案内です。 ◆レコード芸術 2017年6月号 特選盤 【曲目・内容】 J.S.バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第1巻、第2巻より 1-2 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV846(第1巻 第1番)(4’08”) 3-4 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV847(第1巻 第2番)(2’57”) 5-6 前奏曲とフーガ 変ロ短調 BWV891(第2巻 第22番)(8’37”) 7-8 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV850(第1巻 第5番)(2’59”) 9-10 前奏曲とフーガ ヘ長調 BWV880(第2巻 第11番)(4’58”) 11-12 前奏曲とフーガ 変ロ短調 BWV867(第1巻 第22番)(6’03”) 13-14 前奏曲とフーガ 嬰ヘ長調 BWV858(第1巻 第13番)(2’54”) 15-16 前奏曲とフーガ 嬰ヘ短調 BWV883(第2巻 第14番)(4’55”) 17-18 前奏曲とフーガ ト長調 BWV884(第2巻 第15番)(3’20”) 19-20 前奏曲とフーガ ト短調 BWV861(第1巻 第16番)(4’09”) 21-22 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV874(第2巻 第5番)(8’15”) 23-24 前奏曲とフーガ ロ短調 BWV869(第1巻 第24番)(11’25”) 【アーティスト(演奏・出演)】 御喜美江(アコーディオン;Giovanni Gola / Hohner 1972) 【レコーディング】 セッション録音:2016年10月/レンナ教会(スウェーデン) J.S.バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第1巻、第2巻より 3,289 円
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知られざるイギリス・バロックの祖 ジョージ・ジェフリーズの宗教声楽曲をすべて網羅! 忘れられたのが不思議すぎる、驚くほどの完成度 ソロモンズ・ノットのすばらしい歌唱能力にも大注目 ★イギリスの知られざる作曲家、ジョージ・ジェフリーズ (1610年頃〜1685年) の4声および5声と通奏低音のための英語による声楽作品全集。 驚くほど完成度の高い作品ばかりで、音楽史から消えてしまっているのがまったく不思議です。 イギリス気鋭の声楽グループ、ソロモンズ・ノットの歌唱がまた素晴らしく、ジェフリーズの音楽との最高の出会いを作ってくれます。 通奏低音はテオルボとオルガンを使用。 ★ジェフリーズはモンテヴェルディが提唱した第二作法 (厳格なルネサンス書法に対する形で生まれた劇的で自由なバロック的手法) をイギリスにもたらした最初の作曲家。 当時の現代音楽だったイタリアのマドリガルを取り入れ、情感豊かに宗教声楽曲を書いた、非常に先駆的な人物です。 パーセル以前のイギリスに初めてバロック音楽を響かせたと言っても過言ではない大きな存在と言えるでしょう。 ★ジェフリーズはオックスフォードでチャールズ1世のオルガニストを務めたのち、1648年頃から亡くなるまで、ノーサンプトンシャー州カービーのハットン家に勤めました。 ここが今アルバムの録音場所である歴史的建造物「カービーホール」です。 作曲家が生涯の大半を過ごした建物の、同じ壁に音を反響させて、じっくり丁寧に歌われた音楽はまさに格別。 たまらない美しさが耳を満たします。 収録情報 曲目・内容 ジョージ・ジェフリーズ (c.1610-1685) :宗教歌曲とアンセム集 [Disc1] (5声と通奏低音) Hark, shepherd swains Busy time this day Brightest of days Whisper it easily Rise heart; thy Lord is risen Look up, all eyes The Lord in thy adversity * A music strange [Disc2] (4声と通奏低音) What praise can reach thy clemency * Turn thee again * Awake my soul * How wretched is the state you all are in In the midst of life Turn thou us, O good Lord * Great and marvelous are thy works * He beheld the city * 世界初録音 アーティスト(演奏・出演) ソロモンズ・ノット レコーディング 録音:2022年8月20-23日/イギリス、ノーサンプトンシャー、カービーホール ジョージ・ジェフリーズ (c.1610-1685) :宗教歌曲とアンセム集 4,268 円
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BCJ カンタータ全曲シリーズ第47巻 輝かしい36番、壮重な47番、重厚な27 番… 多彩な聴き所あふれる1枚 ★ SACDハイブリッド盤。 第42集から続く「ライプツィヒ時代1726年のカンタータ」シリーズ、5枚目のタイトルとなります。 今回収録される運びとなったのは、第36番《嬉々として舞い上がれ、星々の高みにまで》、第47番《誰であれ高ぶる者は低くせられ》、第27番《誰ぞ知らん、わが最期の時がいかに迫り来るかを》の3 篇のカンタータ。 世俗カンタータの響きも垣間見える輝かしく軽快な第36番、「高められ」「低められる」という箴言を上下降の音楽で鮮やかに表現した荘重な第47番、死との対峙を主題とし、葬送音楽を強く思わせる重厚な第27番、とそれぞれに異なる聴き所があり、今回も聴き所十分なプログラムに仕上がっています。 第36番にはいくつかの稿がありますが、本アルバムに収録されているのは、1725年に作曲された世俗カンタータ(BWV 36c)を転用し、1731年の12月2日、待降節第1日曜日のライプツィヒの礼拝で演奏されたものになります。 世俗的な要素が強かったそれまでの稿に、バッハは古来の賛美歌『いざ来ませ、異邦の民の救い主 Nun komm, der Heiden Heiland』の一部を取り入れ、待降節に演奏するにふさわしいものに改作しました。 最終節ではルターの賛美歌が高らかに謳い上げられ、明るくも荘厳な礼拝カンタータに仕上げられています。 楽器編成に注目して聴いて頂きたいのが第27番。 第3曲のアルトのアリア〈ようこそ!と我は進んで言いて迎えまつらん〉で、バッハはオーボエ・ダ・カッチャ(バッハの時代に用いられたテノール・オーボエ。 コーラングレの原型ともされます)と鍵盤楽器という、当時他に例をみない楽器編成をあてがっています。 この鍵盤楽器に関してはオルガンかチェンバロか明確に決定する資料が残されていないため、鈴木雅明はメインパートではチェンバロを用い、オルガン版をボーナス・トラックとして収録しています。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:カンタータ全集Vol. 47「ライプツィヒ時代1726年のカンタータ [5]」 第36番「嬉々として舞い上がれ、星々の高みにまで」 BWV36(決定稿) 第47番「誰であれ高ぶる者は低くせられ」 BWV47 第27番「誰ぞ知らん、わが最期の時がいかに迫り来るかを」 BWV27 アーティスト(演奏・出演) ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ) ロビン・ブレイズ(カウンターテナー) 水越 啓(テノール) ペーター・コーイ(バス) 三宮 正満(オーボエ・ダモーレ) 若松 夏美(ヴァイオリン) 鈴木雅明(指揮) バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽) レコーディング 収録:2010年2月21-24日/神戸松蔭女子学院大学チャペル J.S.バッハ:カンタータ全集Vol. 47「ライプツィヒ時代1726年のカンタータ [5]」 3,143 円
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鍵盤音楽の歴史に名を刻む天才フレスコバルディの 様々な作品をオルガンとチェンバロで楽しめる2枚組 ★スイスの若手鍵盤奏者、アドリアン・ピエスによるフレスコバルディの鍵盤作品集。 音楽愛好家だったフラヴィオ・チーギ枢機卿 (1631-1693) が収集した手稿譜 (現在はヴァチカン図書館内のFondo Chigiに所蔵されている) を中心とするいくつかの手稿譜から、トッカータ、カンツォーナ、リチェルカーレなど多様なフレスコバルディの作品が収録されています。 カッコウの鳴き声を基にした愛らしい「カッコウによるカプリッチョ」、ミサの際に奏でられる荘厳な「聖体奉挙のためのトッカータ」、スタイリッシュで颯爽とした「パッサカリア」など、鍵盤音楽の歴史に名を刻む天才フレスコバルディの様々な作品をオルガンとチェンバロで楽しめる2枚組です。 ★演奏のアドリアン・ピエスは、バーゼル・スコラ・カントールムで、アンドレア・マルコン、ロレンツォ・ギエルミらに学んだスイスの鍵盤奏者。 現在はローザンヌを中心に演奏家、研究者として活躍し、シャヴァンヌ・プレ・ルナン教会のオルガニストを務めています。 ここでは、インスピレーションあふれる即興と確かなテクニックでフレスコバルディの楽曲の魅力を伝えてくれます。 すばらしいフレスコバルディ・アルバムの登場です! 収録情報 曲目・内容 フレスコバルディの手稿譜〜フレスコバルディ:鍵盤作品集 CD1 (オルガンによる演奏) オルガンのためのトッカータ (No.4) カンツォーナ (No.11) リチェルカーレ (No.12) カッコウによるカプリッチョ (No.6) トッカータ (No.48) 聖母マリアの祝日のために:アヴェ・マリス・ステラ (No.49) 聖体奉挙のためのトッカータ (No.99) トッカータ (No.96) リチェルカール・カンツォーナ (No.104) カンツォーナ (No.105) フレスコバルディのガリアルダ - ガリアルダ (No.85-86) トッカータ第3 旋法 (No.143) カンツォーナ・フレスコバルディ (No.147-148) カンツォーナ第14番 (ラ・サッバティーナ) (No.182) カンツォーナ第15番 (No.183) トッカータ・ピヴァ第4番 (No.190) フレスコバルディの聖体奉挙 (No.210) ジローラモ・フレスコバルディのカンツォン (No.193) CD2 (チェンバロによる演奏) トッカータ第6番 (F.Baldi) (No.129) コレンテ第4番 (No.138) トッカータ第3番 (No.16) バレット (No.60) チャッコーナ カンツォーナ第5番 (No.22) ルッジェーリ (No.107) ラ・モニカ (No.108) トッカータ-カンツォーナ (No.31) ジローラモ・フレスコバルディ氏のトッカータ (No.87) GerFB 氏のコレンテ (No.88) G.フレスコバルディ氏のファンタジー (No.208) コレンテ (No.114) - アッラマナ (No.115) バレット (No.117) - コレンテ (No.122) トッカータ・ア・モ・デッラ・ロマネスカ (No.125) ロマネスカ (No.206) トッカータ (No.9) フィオレンツァのアリアによるパルティータ (No.1) アルペッジャータ (No.69) パッサカリア (No.65) ※ No.はエティエンヌ・ダルベレとコンスタンツェ・フレイによるエディション (2018年ミラノ、ゼルボーニ音楽出版) に基づく。 アーティスト(演奏・出演) アドリアン・ピエス (オルガン&チェンバロ) レコーディング 録音: (CD1) 2021年7月/サン・フランソワ教会 (ローザンヌ) 、 (CD2) 2021年8月/聖ミヒャエル教会 (ハイティンゲン) オルガン:バルトロメオ・フォルメンテッリ製作 (1990年製作、イタリアン・スタイル、ローザンヌ、サン・フランソワ教会) チェンバロ:マティアス・グリーヴィッシュ製 (2014年製作、17世紀イタリアン・モデル、バンメンタール) フレスコバルディの手稿譜/アドリアン・ピエス 5,797 円
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バッハ作品を室内協奏曲の形にアレンジ すっきりした編成から沸き起こる新鮮な躍動感 ★テレマンから引き継いだ合奏団「コレギウム・ムジクム」を率いてカフェ・ツィンマーマンで毎週コンサートを開催していたライプツィヒ時代のバッハ。 いくつもの器楽曲を用意する必要があり、またカフェでは複数台のチェンバロを使うことができたため、過去の自作協奏曲をチェンバロ協奏曲に編曲しています。 その中には編曲前の譜面が失われている曲があり、今ではオリジナルの形を復元した版による演奏も広く行われています。 ★リコーダー奏者のミヒャエル・フォルムは、自らの楽器を活躍させつつ、ソロと伴奏の区別のない「室内協奏曲」の形でチェンバロ協奏曲から独自の復元版を作り演奏しています。 さらにオルガン作品やカンタータ、ブランデンブルク2番なども同様に編曲して収録。 バッハの音楽が新鮮なサウンドに生まれ変わっています。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:復元版室内協奏曲集 6声の室内協奏曲 ニ短調 BWV1063R (原曲:3台のチェンバロのための協奏曲) 〜リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、通奏低音 協奏曲 変ロ長調 BWV525 & 1032 による (原曲:オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ、フルート・ソナタ) 〜リコーダー、オーボエ、ファゴット 室内協奏曲 ニ長調 BWV1064R (原曲:3台のチェンバロのための協奏曲) 〜3つのヴァイオリン、ヴィオラ、ファゴット 5声の室内協奏曲 ト長調 BWV592 & 592a による (原曲:エルンスト公の作品を編曲したオルガン協奏曲) 〜リコーダー、ヴァイオリン、ヴィオラ、ファゴット、通奏低音 パッサカリア BWV78 による (カンタータ『イエスよ、汝わが魂を』) 〜リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音 6声の協奏曲 BWV1059R (原曲:チェンバロ協奏曲) 〜リコーダー、3つのヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音 5声の室内協奏曲 ヘ長調 BWV1047R (原曲:ブランデンブルク協奏曲第2番) 〜リコーダー、オーボエ、ホルン、ヴァイオリン、通奏低音 アーティスト(演奏・出演) ミヒャエル・フォルム (リコーダー、指揮) オゥ・ピエ・ドゥ・ロワ レコーディング 録音:2022年7月11-14日/スイス、聖パンタレオン教会 J.S.バッハ:復元版室内協奏曲集 2,981 円
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リコーダーに求められた技巧を難なく演奏 オペラ・アリアにも匹敵する音楽 ★スイスのリコーダー奏者イサーク・マクドゥーミによるヴィヴァルディの協奏曲集。 技巧的なヴァイオリン協奏曲で知られるヴィヴァルディですが、リコーダー協奏曲もまた、驚くような技術が求められる難曲ぞろいです。 時にあきれるほどのヴィルトゥオジティがほとばしり、かと思えば美しいカンティレーナが現れる、この音楽構造はまさにオペラ・アリア。 実際のアリアを挿入することによって、協奏曲との近似性が証明されています。 ★「いつも太陽が」では原曲のヴァイオリン・オブリガートをリコーダーが担当。 「喜びをもって見よう」では歌そのものをリコーダーが担当。 めくるめく装飾音がまばゆい輝きを放ちます。 また最後にはヴィヴァルディの残した旋律の中で特に人気の高い、『冬』第2楽章のリコーダー版を収録しています。 収録情報 曲目・内容 ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲とアリア集 ソプラニーノリコーダー協奏曲 ハ長調 RV443 アルトリコーダー協奏曲 ハ短調 RV441 歌劇『救われたアンドロメダ』RV Anh.117より アリア「いつも太陽が」 ソプラニーノリコーダー協奏曲 ニ長調 『ごしきひわ』 Op.10-3, RV428 アルトリコーダー協奏曲 ト短調 『夜』 Op.10-2, RV439 歌劇『ジュスティーノ』 RV177より アリア「喜びをもって見よう」 (アルトリコーダー編曲) ソプラニーノリコーダー協奏曲 イ短調 RV445 協奏曲 へ短調 『冬』 RV297より 第2楽章 (ソプラノリコーダー編曲) アーティスト(演奏・出演) イサーク・マクドゥーミ (リコーダー、編曲) アルノー・グルック (カウンターテナー) アンサンブル・ピッカンテ レコーディング 録音:2022年7月/スイス、ゼーヴェン、聖ドイツ教会 ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲とアリア集 3,245 円
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幻の名盤がオリジナルデザインで復刻! フランス・アデ社の名録音エルリーのバッハ無伴奏 こだわりの作り込みがたまらない大注目LP!! ★ハイ・クオリティな復刻で注目を浴びる韓国 SOUND TREE社によるこだわりのオリジナル・デザイン復刻シリーズ第3弾!幻の名盤、エルリーのバッハ無伴奏全曲。 オリジナル盤は中古市場において高値のつく超レア盤。 そのフランス・アデ社 (Disques Ade) のデザインを可能な限り踏襲して復刻したマニア泣かせのLPです。 音に関してはSOUND TREE社がライセンス先であるユニバーサル・ミュージックから取り寄せたオリジナルマスターに、独自の丁寧なリマスタリングを施して製品化。 プレスはドイツのパラス社で行われています。 ★ドゥヴィ・エルリーは1928年パリ生まれ、2012年没。 若くして音楽の才能を発揮しパリ音楽院を首席で卒業後、1955年ロン=ティボー国際音楽コンクールで優勝しました。 ヨーロッパ、アメリカ、日本と世界各地で演奏し、レパートリーは幅広く、現代作曲家もしばしば彼のために作品を提供しました。 後進の指導にも力を注ぎ、音楽界でおおいに活躍したフランスの名ヴァイオリニストです。 このバッハの無伴奏録音はエネスコとも並び称される名盤。 オリジナル盤の入手困難さやエルリー自体の復刻CDの少なさもあって、音楽愛好家に渇望されていたリリースと言えます。 オリジナルの代用品としての価値も充分! ★完全限定生産で数に限りのあるLPですが、国内レーベルGlobal Culture Agencyの協力により、日本用にある程度の数を押さえて流通させることが可能となりました。 国内では輸入盤の上に解説の日本語訳と日本語の帯をつけた状態で、3枚セットとして販売いたします。 アナログファンならぜひともお持ち頂きたい逸品でございます。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006 【LP1】 A面:ソナタ第1番 ト短調 BWV1001 B面:パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 【LP2】 A面:ソナタ第2番 イ短調 BWV1003 B面:パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 【LP3】 A面:ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 B面:パルティータ第3番 ホ短調 BWV1006 アーティスト(演奏・出演) ドゥヴィ・エルリー (ヴァイオリン) レコーディング 録音:1969年 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 28,600 円
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忘れてはならぬ劇的な大名演 ラテンの血が騒ぐガリードのモンテヴェルディ 3大オペラがお買い得価格で再登場! ★K617レーベルより発売されていたガブリエル・ガリードによるモンテヴェルディ3大オペラがセットになって再発売。 アルゼンチン出身の古楽奏者ガリード率いるアンサンブル・エリマは強烈な色彩感覚と迫真の演奏で知られ、メンバーも通奏低音が半数を占めるという鮮烈ぶりでモンテヴェルディ・サウンドにもってこい。 歌手陣も強力で『ポッペア』にはジャルスキーも参加。 忘れてはならない大名演です! 収録情報 曲目・内容 ガリードのモンテヴェルディ3大オペラ モンテヴェルディ (1567-1643) : [CD1-2] 歌劇『オルフェオ』 [CD3-5] 歌劇『ウリッセの帰還』 [CD6-8] 歌劇『ポッペアの戴冠』 アーティスト(演奏・出演) ガブリエル・ガリード (指揮) アンサンブル・エリマ アントニオ・イル・ヴェルソ合唱団 『オルフェオ』 ビクトル・トーレス (オルフェオ) アドリアーナ・フェルナンデス (エウリディーチェ) グロリア・バンディテッリ (シルヴィア&使者) マリア・クリスティーナ・キール (希望&音楽) アントニオ・アベーテ (カロンテ) フリオ・ザナージ (プルトーネ&牧人IV) ロベルタ・インヴェルニッツィ (プロセルピナ&ニンファ) マウリツィオ・ロッサーノ (アポッロ) ゲルト・テュルク (牧人I) ファビアン・ショフリン (牧人II) ジョヴァンニ・カッカーモ (牧人III&精霊I) サルヴァトーレ・スーテラ (精霊II) 『ウリッセの帰還』 フリオ・ザナシ (ウリッセ) グロリア・バンディテッリ (ペネローペ) マリア・クリスティーナ・キール (ミネルヴァ、運命) ジャン=ポール・フシェクール (テレーマコ) ファビアン・ショフリン (ピザンドロ、ウマーナ・フラジリタ) マルチェッロ・ヴァルゲット (アンティノオ、時) アドリアーナ・フェルナンデス (ジュノーネ、愛) ギレメッテ・ロランス (メラントー) ギアン・パオロ・ファゴット (イーロ) ジョヴァンニ・カッカーモ (ジョーヴェ、アンフィーノモ) マリオ・チェッケッティ (エウリーマコ) ロベルト・アッボンダンツァ (エウメーテ) アリシア・ボルヘス (エリクレーア) アントニオ・アベーテ (ネットゥーノ) 『ポッペアの戴冠』 ギルメット・ロランス (ポッペア) フラヴィオ・オリヴェール (ネローネ) グロリア・バンディテッリ (オッタヴィア) イヴァン・ガルシア (セネカ) ファビアン・ショフリン (オットーネ) エマヌエラ・ガッリ (ドルシッラ、徳) アドリアーナ・フェルナンデス (ダミジェッラ、愛の神、キューピッドたちの合唱) マルティン・オーロ (小姓、キューピッドたちの合唱) エレーナ・チェッキ・フェーディ (アルナルタ) アリシア・ボルジェス (乳母、パッラーデ) フリオ・ザナッシ (自由奴隷、第1の執政官、第2の兵士) マリオ・チェッケッティ (ルカーノ、第1の兵士、第1の護民官) フィリップ・ジャルスキー (メルクリウス、第1のセネカの友人、キューピッドたちの合唱) ベアトリス・ランツァ (富、ヴィーナス) マルチェッロ・ヴァルジェット (検察官、第2の執政官、第3のセネカの友人) ジョヴァンニ・カッカーモ (第2のセネカの友人、第2の護民官) ピッチ・フェラーリ (キューピッドたちの合唱) レコーディング 録音: (オルフェオ) 1996年7月18-23日、 (ウリッセ) 1998年7月19-28日、 (ポッペア) 2000年7月24日-8月2日/シチリア島エリーチェ、聖マルティヌス教会 モンテヴェルディ:『オルフェオ』『ウリッセ』『ポッペア』 5,797 円
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★SACDハイブリッド盤。 2020年3月、バッハ・コレギウム・ジャパンは創立30周年の一環でヨーロッパ・ツアーを全11公演の日程で予定していましたが、新型コロナウイルスが急激に蔓延したために8公演がキャンセルとなってしまいました。 しかしツアー予定最後に数日滞在していたケルンにおいて、ヨハネ受難曲の録音とライブ・ストリーミングが実現しました。 ★録音はケルン・フィルハーモニー大ホールにてセッションで行われました。 苦難な状況下の中で実現したこの記録は、BCJが世界に発信する2020年最大の注目盤がリリースといえます。 奇しくも創立30周年を迎えたBCJが全身全霊を尽くした録音となりました。 ★演奏のすばらしさはもちろんのこと、名録音技師マルティン・ザウアーによる録音であることも注目。 また、レコーディング・コーディネーターはBCJの首席指揮者鈴木優人がつとめております。 CD録音セッションは、ライブ・ストリーミングの前後一両日、ヨーロッパの各国が順次国境を閉鎖しフライトも次々のキャンセルされていく、大変緊張した雰囲気の中で行われました。 ホテルのカフェやレストランも徐々に営業場所を狭めていき、最終日には、ついに警察官がホールに現れ、直ちに立ち退いて建物を閉鎖するよう求められました。 しかし幸い、その警察官もBCJの演奏を聞いて下さっていたことから私たちの活動を理解してくださり、1時間だけ猶予が与えられたのでようやく最後まで収録することができたのです。 皮肉なことに、ヨハネ受難曲は、このような緊迫した雰囲気の中で演奏するのに誠に相応しい受難曲と言わざるを得ません。 イエス・キリストの逮捕と処刑という緊迫した物語を、マタイ受難曲より遙かに劇的に映し出したこの音楽は、私たちが今回経験した大きな苦難に際し、この世に生きることの意味を、改めて考え直すことを私たちに迫るかのようです。 バッハ・コレギウム・ジャパン 音楽監督 鈴木雅明 【バッハ・コレギウム・ジャパン公式ホームページより】 【曲目・内容】 J.S.バッハ:《ヨハネ受難曲》 BWV245(1739/49版) ジェイムズ・ギルクリスト(エヴァンゲリスト) ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ) ダミアン・ギヨン(アルト) ザッカリー・ワイルダー(テノール) クリスティアン・イムラー(バス/イエス) 松井亜希(ソプラノ/召使の女) 谷口洋介(テノール/下役) 浦野智行(バス/ペテロ) 渡辺祐介(バス/ピラト) 【アーティスト(演奏・出演)】 バッハ・コレギウム・ジャパン 寺神戸亮(コンサートマスター) 鈴木優人(チェンバロ) 鈴木雅明(指揮) 【レコーディング】 セッション録音:2020年3月14-17日/ケルン・フィルハーモニー大ホール J.S.バッハ:《ヨハネ受難曲》 BWV245(1739/49版) 6,314 円
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雄弁にして妖艶なヴィオラ・ダ・ガンバの音色 酒井淳が奏でるF.クープラン、フォルクレ 日本語帯・解説付き ★注目のガンバ奏者・チェロ奏者・指揮者の酒井淳。 2017年1月、「第15回〈齋藤秀雄メモリアル基金賞〉チェロ部門」を受賞し、あらためてその実力を世に知らしめました。 アパルテよりリリースしたフォルクレ作品集 (AP-122/KKC-5619) は、レコード芸術特選ほか、各紙で高く評価されましたが、このたび、F.クープランを組み込んだプログラムの新譜が発売のはこびとなりました。 F.クープランの1730年の作品カタログには「通奏低音を伴うヴィオールのための作品集」という記載がありましたが、この曲集は出版されることはありませんでした。 20世紀初頭、'M.F.C.'とだけ記名があるヴィオール曲集の楽譜を音楽学者が見つけ、その装飾音の書き方やスタイル、タイトルの付け方から、これがカタログにも載っていた曲集で、1728年の作品であると特定しました。 曲集に「F.C.」とイニシャルしか記さなかったこと、独特の演奏の難しさがあることから、クープランはこの楽器に親しんではいなかったのでは、という考えもあります。 しかし彼の父はヴィオール奏者であり、自身も楽器を所有していたこと、また、1728年のこの曲集 (同年マラン・マレが亡くなっており、「葬儀」と題した楽曲も含まれることから、この曲集はマレに捧げられたとする説もありますが、だとすれば「トンボー」としたであろうということで、マレに捧げられたものではないとされています) の素晴らしさから、それは妥当ではないと考えられます。 間に挟まれたフォルクレの作品は、散逸していた自筆譜資料からの作品 (アントワーヌ、ジャン=バティストのどちらが書いたかは不明) 。 18世紀初期、イタリア趣味の要素が強い作品となっています。 ディスクを通して、酒井が主旋律 (あるいはプルミエ) を奏でています。 まず何と言っても酒井が奏でるヴィオラ・ダ・ガンバの雄弁にして美しく、しっとりとした質感の音色が素晴らしい。 霊感に満ちた即興的な装飾は、時に妖しさも感じさせます。 録音が行われた場所は、F.クープランが住んでいた場所の近くということで、古の作曲家の息遣いが感じられるなか、録音が行われました。 スケールの大きな音楽と、密度の濃い音色、そして酒井の音楽にピタリと沿ったルセら共演陣による通奏低音、すべてにくぎ付けの1枚です。 ◆レコード芸術 2018年7月号 特選盤 ◆2018年度第56回レコード・アカデミー賞音楽史部門受賞 酒井 淳 (さかい・あつし) 名古屋生まれのガンバ奏者・チェロ奏者・指揮者。 1986年に渡米。 中島顕氏、堤剛氏、H.シャピロ氏に師事した後に渡欧。 パリ国立高等音楽院でP.ミュレール氏に師事し、首席で卒業。 同音楽院在学中から並行してバロック・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバをC.コワン氏に師事する。 レ・タラン・リリクやル・コンセール・ダストレなどの古楽アンサンブルの通奏低音奏者として、数々の演奏会とCD録音を手掛ける。 室内楽にも力を注いでおり、シット・ファスト (ガンバ・コンソート) やカンビニ弦楽四重奏団の創立者として活躍している。 またソロでは、フランス・ヴィオール音楽のスペシャリストとして高く評価される。 アパルテよりリリースしたフォルクレ作品集 (AP-122/KKC-5619) は、レコード芸術特選ほか、各紙で高く評価された。 2017年1月、「第15回〈齋藤秀雄メモリアル基金賞〉チェロ部門」を受賞。 収録情報 曲目・内容 F.クープラン (1668-1733) : ・通奏低音をともなうヴィオール曲集 (1728) より「組曲 第1番 ホ短調」 [プレリュード-アルマンド-クーラント- サラバンド-ガヴォット-ジーグ-シャコンヌまたはパッサカイユ] ・ヴィオールのための聖歌 (趣味の和、または新コンセール、1724年より) フォルクレ: ・3つのヴィオールのための作品 (MS 135) [アルマンド、クーラント、サラバンド] ・ラ・ジルエット (Vm7 6296) F.クープラン:通奏低音をともなうヴィオール曲集 (1728) より「組曲 第2番 イ長調」 [プレリュード-フゲット- 葬儀 (Pompe funeble) -白いシャツ (La Chemise blanche) ] アーティスト(演奏・出演) 酒井淳 (ヴィオラ・ダ・ガンバ) クリストフ・ルセ (チェンバロ) マリオン・マルティノー (ヴィオラ・ダ・ガンバ) イザベル・サン=イヴ (ヴィオラ・ダ・ガンバ) レコーディング 録音:2017年7月4-6日、ギャルリー・ドレ (バンク・ド・フランス (パリ) ) F.クープラン、フォルクレ作品集 3,300 円
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天才リヒター伝説の東京公演SACD化! 手兵を引き連れ初来日で聴かせた不滅の『マタイ』 巨大なエネルギーうずまく超名演が驚くほど音質一新! ★バッハの権化リヒター69年初来日時の公演から『マタイ受難曲』を収録。 NHK収録音源に新規でリマスターを施しSACD化。 シングルレイヤーの特性を生かし1枚のディスクに長時間収録!強烈なまでに峻厳な畢生の名演をたっぷりと味わえます。 ★リマスターとSACD化により、空間が広がり、音がくっきりと浮かび上がり、残響も力強さを纏って生の響きにぐっと近づきました。 管弦楽と合唱が大迫力で鳴り響く時でもオルガンの細やかな動きまで聴き取れ、様々な音が組み合わさって奔流となり強靭なエネルギーが生まれ出る、巨大で感動的な演奏が眼前に浮かび上がります。 ★リヒターと言えば58年スタジオ録音の『マタイ』が超名盤として君臨していますが、ライヴのリヒターもぜひ聴いて頂きたいです。 重厚巨大な響きによる圧倒的存在感、そして生演奏ならではの熱気に唸らされます。 厳しく力強い音の運びでありながら、時としてロマンティックなうねりも厭わない、今や懐かしさすらある強烈なバッハ演奏。 迫真の音楽が心を抉る大名演です。 冒頭合唱での深く重いバスの保続音と壮大無比な世界観から既にバッハの化身と化したリヒターの独壇場。 「バラバを!」の減七和音は恐るべき凄まじさ。 「本当に、この人は神の子であった」のくだりも鳥肌が止まらない、時代を超越した美しさの極致です。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244 アーティスト(演奏・出演) ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)マルガ・へフゲン(アルト)エルンスト・ヘフリガー(テノール)キート・エンゲン(バス)ペーター・ファン・デア・ビルト(バス)カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団 レコーディング ライヴ録音:1969年5月5日/東京文化会館(ステレオ) カール・リヒター 来日ライヴ1969 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244 3,000 円
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天才リヒター伝説の東京公演SACD化! 手兵を引き連れ初来日で聴かせた不滅の『ロ短調ミサ』 心突き刺す全身全霊の超名演が驚くほど音質一新! ★バッハの権化リヒター69年初来日時の公演から『ミサ曲 ロ短調』を収録。 NHK収録音源に新規でリマスターを施しSACD化。 シングルレイヤーの特性を生かし1枚のディスクに長時間収録!強烈なまでに峻厳な畢生の名演をたっぷりと味わえます。 ★リマスターとSACD化により、空間が広がり、音がくっきりと浮かび上がり、残響も力強さを纏って生の響きにぐっと近づきました。 推進力のあるバスに支えられ金管や合唱が突き刺すような強烈な表現で押しまくるナンバーではその全身全霊の迫力に心が震えます。 ★バッハの最高傑作とも呼ばれる『ミサ曲 ロ短調』。 誰もが知るリヒターの名盤と言えば61年のスタジオ録音盤ですが、このライヴも聴き逃してはなりません。 峻厳な威容からくる圧倒的存在感、そして生演奏ならではの熱気に唸らされます。 厳しく力強い音の運びでありながら、時としてロマンティックなうねりも厭わない、今や懐かしさすらある強烈なバッハ演奏。 迫真の音楽が心を抉る大名演です。 切れ味鋭い「キリエ」、観念的な恐怖が襲ってくる「クルチフィクスス」、突き抜ける輝かしいラッパ、ゆったりと感動的な終曲フーガなどどこをとってもリヒターの熱い共感がぎっしりと詰まっています。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232 アーティスト(演奏・出演) ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)マルガ・へフゲン(アルト)エルンスト・ヘフリガー(テノール)エルンスト=ゲロルト・シュラム(バス)カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団 レコーディング ライヴ録音:1969年5月9日/東京文化会館(ステレオ) カール・リヒター 来日ライヴ1969 J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232 3,000 円
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世界初録音の作品も収録! フィッシャー=ディースカウ最後の弟子ベンヤミン・アップルが ゲーベル指揮、ベルリン・バロック・ゾリステンとの共演で バッハ一族のカンタータを録音! ★フィッシャー=ディースカウ最後の弟子としても知られるドイツ期待のバリトン、ベンヤミン・アップルがベルリン・バロック・ゾリステンとの共演でヘンスラー・レーベル初登場!「バッハ・ファミリーのカンタータ集」と題された当アルバムで世界初録音を含むバッハ一族が作曲したカンタータで独唱しております。 ★ベンヤミン・アップルは1982年レーゲンスブルク生まれ。 少年期から地元レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊で歌い、その後はミュンヘン音楽演劇学校、ギルドホール音楽演劇学校で研鑽を積みました。 2009年にシュヴァルツェンベルクのシューベルティアーデにてディートリヒ・フィッシャー=ディースカウに出会い、フィッシャー=ディースカウが亡くなる2週間前までベルリンの自宅で学んだ最後の弟子です。 ECHO「ライジング・スター」など数々の受賞歴を誇り、現在は世界各地で活躍しております。 ★当アルバムではバッハ一族のカンタータ3篇、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ (1714-1788) のカンタータ「われはわが身分に満ち足れり」 (世界初録音) 、ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ (1732-1795) のカンタータ「ピュグマリオン」、そしてヨハン・セバスティアン・バッハ (1685-1750) のカンタータ第82番「われは満ちたれり」を収録。 低音から高音まで柔らかい響きが魅力のアップルが魂を込めて歌い上げています! ★またカンタータ3篇の間に収録されている弦楽と通奏低音のためのシンフォニア2篇はともに世界初録音。 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ (?) のシンフォニア「ベルリンのバッハ氏に捧ぐ」ヘ長調、そしてヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ (1710-1784) のシンフォニア 変ロ長調です。 ★演奏は世界最高峰のメンバーが揃ったベルリン・バロック・ゾリステン、指揮はラインハルト・ゲーベルです。 ゲーベルは同団と録音したヘンデルの6つの合奏協奏曲 Op.3 (HC-19031) でも高い評価を集めました。 ピリオド楽器演奏における新たな解釈でのアプローチで衝撃を与え、以後革新的な演奏で聴衆を魅了しております。 最高の組み合わせによる注目アルバムの登場です! 収録情報 曲目・内容 「バッハ・ファミリーのカンタータ集 1. カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ (1714-1788) : カンタータ「われはわが身分に満ち足れり」Wq/HWV deest〜バス、弦楽合奏と通奏低音のための 2. カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ (?) : シンフォニア「ベルリンのバッハ氏に捧ぐ」 ヘ長調〜弦楽合奏と通奏低音のための 3. ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ (1732-1795) : カンタータ「ピュグマリオン」 K.W.ラムラー詩 (G50、1770年頃) 〜バス、弦楽合奏と通奏低音のための 4. ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ (1710-1784) : シンフォニア 変ロ長調Falck 71/C5〜弦楽合奏と通奏低音のための 5. ヨハン・セバスティアン・バッハ (1685-1750) : カンタータ第82番「われは満ちたれり」 BWV82〜バス、オーボエ、弦楽合奏と通奏低音のための 世界初録音=1,2,4 アーティスト(演奏・出演) ベンヤミン・アップル (バリトン) ベルリン・バロック・ゾリステン マルティン・フンダ (コンサートマスター) 町田琴和、ゾルタン・アルマージ、ドリアン・ジョジ (第1ヴァイオリン) ライマー・オルロフスキー、アンナ・ルイーザ・メーリン、クリストフ・シュトロイリ、ヨハンナ・シュテムラー (第2ヴァイオリン) ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン (ヴィオラ) クリスティン・フォン・デル・ゴルツ、レア・ラヘル・バデール (チェロ) ウルリヒ・ヴォルフ (ヴィオローネ) ファエル・アルパーマン (チェンバロ、オルガン) (5) クリストフ・ハルトマン (オーボエ&オーボエ・ダカッチャ) (5) ギヨーム・サンタナ (ファゴット) ラインハルト・ゲーベル (指揮) レコーディング セッション録音 : 2019年12月9-13日/イエス・キリスト教会 (ベルリン) 「バッハ・ファミリーのカンタータ集」 2,981 円
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1770-1860年頃のアメリカの希望の歌 ★ボストン・カメラータはヨーロッパそしてアメリカの古楽シーンを牽引する存在。 1954年、ボストン美術館の楽器コレクションを演奏するための団体として設立され、長きにわたって活躍しています。 2009 年より、アンヌ・アゼマがリーダーを務めています。 パリ、ブラジル、シカゴなど世界各地で演奏会を行っています。 このFREE AMERICA! と題した1 枚は、1770-1860 年頃のアメリカの歌を集めたもの。 団結の自由、反逆し、犠牲を覚悟したうえでの戦いに臨む決意、しかし何よりも、新しい「約束の地」への長い旅路の友となるよう考えられた歌が集められています。 収録情報 曲目・内容 FREE AMERICA!〜抵抗と反乱の初期の歌 ALL UNITE!〔 Friendly Union/ The Cuba March/ Bunker Hill/ Liberty Tree/ Chester〕 GONE FOR A SOLDIER〔Captain Robert Kidd/ Jolly Soldier/ Boston March/ Saw you my Hero/ David’s Lamentation / Johnny has Gone for a Soldier/ Prince William’s March〕 REPENTANCE〔Repentance / Thirst for Gold / My Body Rock ’Long Fever / Didn’t my Lord Deliver Daniel/ Sanctum Te/ Pretty Home/ Hebrew Children〕 THE RICH MAN〔False are the Men of High Degree / The Rich Man / The Jolly Sailor〕 A LAND OF FREEDOM〔The Appletree / Trumpet of Peace / March (Clamanda) / O Zion Arise / Free Americay! / Rise Columbia! / Yankee Doodle, or The Lexington March〕 アーティスト(演奏・出演) ザ・ボストン・カメラータ アンヌ・アゼマ(指揮) フリー・アメリカ! 3,322 円
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フランス趣味からイタリア趣味へ至るグラデーション ★リコーダー奏者本村睦幸の最新盤は、フランスバロック・ソナタの展翅 (てんし) と題した1枚。 展翅 (てんし) とは、標本などにするため、昆虫などの羽をひろげること。 フランス趣味・イタリア趣味の「ソナタ」に、性格的小品もまじえて、美しい1枚の絵のようにプログラムされています。 ★フィリドールのソナタは、「リコーダー」を楽器指定しているフランスの楽曲。 シェドヴィルの作品は、ヴィヴァルディの作品13と偽って出版されたもので、当時のフランスでヴィヴァルディの作品と思われていた曲を元にアレンジした楽章と、シェドヴィル自身による楽章を交えた構成。 材料はイタリアですが、フランスのロココ趣味が色濃く反映されたユニークな作品です。 マレの作品はもともとはヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための作品ですが、ヴァイオリンのパートはトラヴェルソでもほぼ演奏可能、そしてここではトラヴェルソと同じ音域のリコーダーを用いて演奏しています。 イタリアに生まれフランスに帰化したカナヴァスの作品、さらにクープランの描写的小品をはさんで、最後はオトテールのソナタでディスクが締めくくられます。 1枚全体が美しい絵画かタペストリーのよう。 どの曲も心地よい素朴さ、典雅な風合いに満ちており、親密なアンサンブルにも非常に好感がもてます。 収録情報 曲目・内容 フランスバロック・ソナタの展翅 (てんし) 1-5. アンヌ・ダニカン・フィリドール (1681-1728) :リコーダーのためのソナタ 6-9. ニコラ・シェドヴィル (1705-1782) :〈ヴィヴァルディの忠実な羊飼い〉より ソナタ 第4番 10-15. マラン・マレ (1656-1728) :マレ風ソナタ 16-18. ジャンバティスト・カナヴァス (1713-1784) :チェロソナタ 作品2の1 19. フランソワ・クープラン (1668-1733) :恋する小夜鳴鳥 20-25. ジャック・オトテール (1673-1763) :組曲ソナタ 作品5の4 アーティスト(演奏・出演) 本村睦幸 (リコーダー) ジュゴンボーイズ《山本徹 (チェロ) , 根本卓也 (チェンバロ) 》 レコーディング 録音:2021年12月13-15日、千葉市美浜文化ホール 音楽ホール [ 5.6448MHz DSD Recording & 192kHz 24bit Editing ] Microphones : Custom-made DC amplifier line-level microphones with Schoeps MK2H capsules, designed and manufactured by Mouri Tadaharu 毛利忠晴 (PureT Records) , 2013 (last modified 2018) , Tokyo. Stereo Setting : A-B pair microphones Microphone Power Supply & Preamplifier : PureT Records PT-MPP02, designed and manufactured by Mouri Tadaharu 毛利忠晴 (PureT Records) , 2017, Tokyo. AD Converter : Mytek Digital Brooklyn ADC Recorder : TASCAM DA-3000 Master Clock : Grimm Audio CC2 DSD/PCM to PCM Converter : Weiss Saracon-DSD フランスバロック・ソナタの展翅 (てんし) 3,157 円
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シュッツの卒業制作にして大傑作 イタリア語によるマドリガーレ集 ★シュッツのイタリア語のテキストによるマドリガーレ集第1巻 (第2集以降は存在しない) 。 出版は1611年。 イタリアで、ガブリエリのもとで2年間修業を積んだのちの、いわば「卒業制作」的なものでした。 ふたつの合唱隊のために書かれており、モンテヴェルディのマドリガーレ集第5巻から6年後のもので、16世紀から続くポリフォニックなマドリガーレの伝統の最高到達点とも言われています。 テキストと音楽が実に見事に融合した、素晴らしい傑作として世に残されています。 イタリア語の言葉のニュアンスや、言葉の感情を、音楽で見事に表現しています。 ポール・アグニューの的確な指揮が、若き日のシュッツが作品に込めた思いを美しく響かせています。 収録情報 曲目・内容 シュッツ (1585-1672) : イタリア語のマドリガーレ集第1巻 アーティスト(演奏・出演) ポール・アグニュー (指揮) レザール・フロリサン レコーディング 録音 : 2022年5月、フィルハーモニー・ド・パリ シュッツ : イタリア語のマドリガーレ集第1巻 3,663 円
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切れば血の出るような演奏と結晶化した響き ★SACDハイブリッド盤。 世界中で極めて評価の高いブラウティハムのフォルテピアノによるベートーヴェン。 今回は1819年製のグラーフピアノ (複製) を使用して「熱情」や「ワルトシュタイン」など人気作に挑戦しています。 インターナショナル・レコード・レビュー誌で「切れば血の出るような演奏だ。 楽器の限界までに挑みながらも、いつもコクのある結晶化した響き…」と絶賛されています。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:ピアノ曲全集 Vol.6 1. ピアノソナタ第21番ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」 2. ピアノソナタ第22番ヘ長調 Op.54 3. ピアノソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」 4. ピアノソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78「テレーゼ」 5. ピアノソナタ第25番ト長調 Op.79「かっこう」 アーティスト(演奏・出演) ロナルド・ブラウティハム (フォルテピアノ) ベートーヴェン:ピアノ曲全集 Vol.6/ロナルド・ブラウティハム 3,289 円
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名手ギエルミがバッハの断片を補完! 「フーガの技法」の未完4重フーガ完成版も収録 ★名鍵盤奏者ロレンツォ・ギエルミによるバッハのオルガン作品集。 テーマは「断片」。 未完成だったり消失したりして部分的な楽譜しか現存しない楽曲をあつめ、なんとみずから補完して演奏。 ★フーガのみバッハが編曲している無伴奏ヴァイオリン・ソナタ BWV1001はギエルミが他の楽章を編曲し全曲オルガンで演奏。 『フーガの技法』の未完4重フーガもギエルミ補筆完成版で収録。 様々な未完成作品をギエルミが曲として完結させた注目盤。 ★BWV537はバッハ自身の筆による楽譜が残っておらず、未完成だったものを弟子のクレプスが完成させたと言われる作品。 のちにエルガーが管弦楽用に編曲した作品でもあり重厚な音楽が展開されます。 収録情報 曲目・内容 バッハ・フラグメンツ 〜ギエルミ補完によるオルガン作品集 J.S.バッハ: 幻想曲 ハ長調 BWV573 * ソナタ ニ短調 (無伴奏ヴァイオリン・ソナタBWV1001による) [アダージョ / フーガ / シチリアーナ / プレスト] ** 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV562 * おお悲しみよ、心の嘆きよ BWV Anh.200 * おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け BWV622 フーガの技法 BWV1080より[コントラプンクトゥスI / コントラプンクトゥスXIV *] アリア BWV991 * 暁の星のいと美しきかな BWV764 * イエス、わが喜び BWV753 * イエス、わが喜び BWV1105 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537 *** * 断片からギエルミが補完 ** フーガのみバッハ自身、他の楽章はギエルミによる編曲 *** 断片からバッハの弟子ヨハン・ルートヴィヒ・クレプスが補完したと思われる作品 アーティスト(演奏・出演) ロレンツォ・ギエルミ (オルガン) レコーディング 録音:2023年7月14-15日/ドイツ、ローゼンハイム、聖ニコラウス教会 バッハ・フラグメンツ ?ギエルミ補完によるオルガン作品集 2,981 円
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圧倒的な求心力、重厚極まる構築感 リヒター絶頂期の凄絶名演、69年初来日ライヴ バッハのチェンバロ&オルガン独奏曲を 新規リマスターでSACDに集約! ★バッハの権化リヒター69年初来日時の公演から、チェンバロでの『ゴルトベルク変奏曲』とオルガンでのバッハ作品集、ふたつの独奏ライヴを収録。 NHK収録音源に新規でリマスターを施しSACD化。 シングルレイヤーの特性を生かし1枚のディスクに長時間収録!強烈なまでに峻厳な畢生の名演をたっぷりと味わえます。 ★リマスターとSACD化により、空間が広がり、音がくっきりと浮かび上がり、残響も力強さを纏って生の響きにぐっと近づき、聴いてハラハラするほどの緊迫感とドライヴ感に否が応でも圧倒されます。 まばゆいほどの光輝を放射しながら時に重戦車のごとく強靭に弾き込まれるモダン・チェンバロでの『ゴルトベルク』、感興ゆたかで豪放にして立体的な積み上げも素晴らしい音の大伽藍たる『トッカータとフーガ』『幻想曲とフーガ』『パッサカリア』など、バッハの伝道師リヒターの霊感ほとばしる一期一会空前絶後の大演奏に打ちのめされること間違いなし! 収録情報 曲目・内容 1. ゴルトベルク変奏曲 BWV988 2. オルガン作品集 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 トリオ・ソナタ第6番 ト長調 BWV530 幻想曲とフーガ ト短調 BWV542 前奏曲(トッカータ)とフーガ ヘ長調 BWV540 パッサカリア ハ短調 BWV582 [アンコール] 諸々の技法による6つのコラール(シュープラー・コラール集)より 第6曲「イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい」BWV650 パストラーレ ヘ長調 BWV590 より 第3楽章 アダージョ前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532より フーガ アーティスト(演奏・出演) カール・リヒター([track-1]チェンバロ、[track-2]オルガン) レコーディング ライヴ録音: 1. 1969年4月27日/東京、日生劇場 2. 1969年5月11日/東京、武蔵野音楽大学ベートーヴェン・ホール カール・リヒター 来日ライヴ1969 J.S.バッハ:鍵盤作品集 3,000 円
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ますます神業光る! 濱田芳通「笛の楽園」待望の第2弾!! ★2022年10月にリリースした第1集が各紙で絶賛された濱田芳通の「笛の楽園」。 その驚くべき技巧と表現力、さらには聴き手の心を鷲掴みにするエンターテイメント性に度肝を抜かれました。 ★第2集要望の声の高さのため、今回は19曲を披露。 「アマリリうるわし」のような人気作が入っているのもうれしいかぎりです。 ★ヤコブ・ファン・エイク (1590頃-1657) はオランダの作曲家。 1646-54年に刊行された「笛の楽園」は約150曲から成り、リコーダー音楽のなかでも特に重要な作品のひとつ。 大半が無伴奏で、多くは当時の流行歌や民謡、舞曲に基づき、エンターテイメント性も兼ね備えた曲集でした。 リコーダーを学ぶ人のみならず観賞曲としても魅力的なメロディや巧みな描写を楽しめます。 ★濱田の超絶的テクニックと表現力にかかればどの曲も引き込まれますが、楽譜を仔細に研究のうえ原曲が声楽曲のものを復元しリコーダーも数種使い分け、曲よってはリュートの伴奏を付け典雅な音世界を作り上げます。 収録情報 曲目・内容 ファン・エイク : 「笛の楽園」よりVol.2 ヤコブ・ファン・エイク : 「笛の楽園」より 1. 第136曲 リッケ・ポット第2 (酒飲み歌) 2. 第68曲 アマリリ麗し 3. 第11曲 ローゼモント 4. 第51曲 夜には何をしましょうか 5. 第52曲 夜には何をしましょうか (異なる変奏) 6. 第25曲 クーラント 7. 第39曲 フィリスとフィランダーが出逢いました 8. 第34曲 クーラント 9. 第88曲 詩篇150番「ハレルヤ、神の聖所で神をほめたたえよ」 10. 第37曲 私の魂の光 11. 第48曲 美しき羊飼いの娘 12. 第86曲 王女様、夜になったらここに来ます 13. 第97曲 王妃 14. 第105曲 詩篇119番「幸いなことよ」 15. 第112曲 迷える王妃 16. 第63a曲 最初のカリヨン (1644年版) 17. 第70曲 あぁ、眠りよ、甘い眠りよ 18. 第138曲 フランスのエア (わたしのために) 19. 第15曲 ちょっと、静かに、静かに アーティスト(演奏・出演) 濱田芳通 (リコーダー、コルネット) 高本一郎 (リュート) (6,8,10,13,17) 中山美紀 (ソプラノ) (4) 花井尚美 (ソプラノ) (10) レコーディング 録音 : 2020-21年/キング関口台第2スタジオ ファン・エイク : 「笛の楽園」よりVol.2 1,500 円
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BCJ一同から東北の被災者の皆様への祈りと熱きエール ★『ここに上梓するCDは、特別な意図をもって作られたものです。 2011年3月11日におこった、東日本大震災およびそれに伴う津波は、私たち日本の誰にとっても、かつてない衝撃であり、直接被災した地域の人々のみではなく、日本という国を根こそぎ変えてしまったと言っても過言ではありません。 (中略) そのような中にあって、J.S.バッハの音楽が、18世紀のみならず21世紀の現代においても、大きな慰めと励ましを与えてくれることを、私たちは実感してきました。 そこで今、震災で亡くなった数え切れないほど多くの犠牲者を悼み、大きな喪失感の中にある被災した方々に寄り添い、心の傷が少しでも癒されるように、さらに、この国を次世代へ受け継ぐことができるような活力を得られるように、と、そのような思いを持って、このCDを作成いたしました。 死に瀕し、不安におののく弱き人間の姿、 天国への希望、魂の安らぎと慰め、苦難にもめげず続けられる祈りと瞑想、神の摂理の成就とイエス・キリストへの希求をキーワードとしてプログラムを構成し、最後に、これらすべての概念を包含するモテットBWV 229で締めくくっておきました。 これらの音楽によって、思い乱れる心に、たとえ一瞬でも、安らぎと希望の光がさせば、それに優る喜びはありません。 』 (鈴木 雅明) ★このCDは、東日本大震災被災者のための「BCJ震災義援プロジェクト (2011年4月〜) 」の一環として、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンにより企画されました。 バッハの音楽と素晴らしい演奏を通して被災者の方々にエールを送ると同時に、CDの印税収入を寄付することを目的としています。 大半は既発のカンタータ中のナンバーで、米良美一やミア・パーションなど懐かしい面々も総動員。 さらに鈴木雅明がこのアルバムのために2011年11月に神戸松蔭女子学院大学チャペルのオルガンを用いて3篇のオルガン・コラールを新録音しているのも聴きもの。 鈴木雅明の熱い想いが伝わる感動的な名演となっています。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ : 1. カンタータ第156番「わが片足はすでに墓穴の中にあり」BWV 156〜シンフォニア 2. 同〜アリアとコラール【ゲルト・テュルク (テノール) 】 3. カンタータ第106番「神の時こそ、最上の時 (追悼の式典) 」BWV 106〜ソナティーナ 4. カンタータ第127番 BWV127〜アリア「魂は、主の御手のうちに、安らいでいます」【キャロリン・サンプソン (ソプラノ) 】 5. オルガン・コラール『心よりわれこがれ望む』BWV 727 6. カンタータ第106番 BWV 106〜アリア『あなたの御手に、私の魂を委ねます』/アリオーソとコラール『あなたは今日私と一緒に楽園にいるであろう』【米良美一 (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 】 7. 管弦楽組曲第3番ニ長調〜エア 8. カンタータ第115番BWV115〜アリア『そのような時でも、祈るがいい』【スザンヌ・リディーン (ソプラノ) 】 9. オルガン・コラール『われら悩みの極みにありて』BWV 641 10. カンタータ第170番 BWV170〜アリア『満ち足りた安らぎ、魂の愉しむ悦びよ』【ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 】 11. カンタータ第151番 BWV151〜アリア『甘き慰め、わがイエスが来られる』【ハナ・ブラシコヴァ (ソプラノ) 】 12. オルガン・コラール『私はあなたに叫び求めます、主イエス・キリストよ』BWV 639 13. カンタータ第105番 BWV105〜アリア『なんと震えまたゆらぐことか』【ミア・パーション (ソプラノ) 】 14. カンタータ第159番 BWV159〜アリア『成し遂げられた』【ペーター・コーイ (バス) 】 15. モテット『来たれ、イエスよ、来たれ』BWV 229 アーティスト(演奏・出演) 鈴木雅明 (指揮) バッハ・コレギウム・ジャパン (5,9,12) 鈴木雅明 (オルガン) レコーディング セッション録音 : 2011年11月、神戸松蔭女子学院大学チャペル Bach for Japan 1,705 円
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100周年を超えたヘンデル音楽祭 その歴史の素晴らしさが結実したライヴ録音 ★1920年から行われているゲッティンゲン国際ヘンデル音楽祭。 毎年ヘンデルのオペラを中心に様々な作品が演奏される大規模な催しが続いていましたが、100周年となる2020年はコロナの影響でやむなく開催を断念。 そして2021年に開催された音楽祭で上演されたのがこの『ロデリンダ』です。 1920年第1回の音楽祭で取り上げられた演目であり、特別な思いが込められた選曲と言えましょう。 2012年から音楽祭の音楽監督を務めてきたカミングスにとって、音楽監督最後の年でもありました。 残されたライヴ録音からも充実した演奏の空気感がビリビリと伝わってきます。 ★愛と情熱、嫉妬と陰謀、王位をめぐる人間関係に複雑に絡み合う恋愛事情…実にバロックオペラ的な筋書きに、ヘンデルならではの変化に富んだ感情豊かな音楽が炸裂する名作『ロデリンダ』。 1720年代のロンドンで一流の歌手と管弦楽団に恵まれたヘンデルが完成させた作品だけに、出演者に対する要求も高いものとなっています。 ★ローレンス・カミングスはイギリス古楽界の名匠として名を馳せる指揮者・チェンバリスト。 1999年からロンドン・ヘンデル音楽祭の音楽監督、2012年からゲッティンゲン国際ヘンデル音楽祭の音楽監督を務めた、紛れもないヘンデルのスペシャリストです。 収録情報 曲目・内容 ヘンデル:歌劇『ロデリンダ』(全3幕) HWV19 台本:ニコラ・フランチェスコ・ハイム 初演:1725年2月13日、ロンドン・キングス劇場 アーティスト(演奏・出演) ローレンス・カミングス(指揮) ゲッティンゲン祝祭管弦楽団 アンナ・デニス(ソプラノ;ロデリンダ) クリストファー・ローリー(カウンターテナー;ベルタリード) トーマス・クーリー(テノール;グリモアルド) フランツィスカ・ゴットヴァルト(メゾソプラノ;エドゥイジェ) ジュリアン・ヴァン・メレールツ(カウンターテナー;ガリバルド) オーウェン・ウィレッツ(カウンターテナー;ウヌルフォ) レコーディング 録音:2021年9月9日/ドイツ、ゲッティンゲン劇場(ライヴ) ヘンデル:歌劇『ロデリンダ』 5,115 円
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BCJの名盤「メサイア」 聴き所だけを1枚にしました ★名盤の誉れ高いBCJの「メサイア」。 これの聴き所だけを集め、ミッドプライス発売となりました。 米良が参加しているのも懐かしく、まず「メサイア」を聴いてみようかという方々に最適です。 収録情報 曲目・内容 ヘンデル : メサイア (ハイライト) アーティスト(演奏・出演) 鈴木雅明 (指揮) バッハ・コレギウム・ジャパン 鈴木美登里 (ソプラノ) 米良美一 (アルト) ジョン・エルウェス (テノール) デーヴィッド・トーマス (バス) ヘンデル : メサイア (ハイライト) 2,046 円
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レザール・フロリサンによる ジェズアルドのマドリガーレ集完結編 最高傑作の第5集&第6集 ★ポール・アグニューとレザール・フロリサンによる、ジェズアルドのマドリガーレ集、完結編の登場です。 不協和音や半音階的な表現を駆使された驚くべき現代性を響かせながら、愛と死、喜びと悲しみが、最小限の身振りながら効果抜群に表現されています。 ★カルロ・ジェズアルドは、当時の他の作曲家とは異なり、とてつもなく裕福な貴族でした。 当時の音楽家のほとんどは、雇われの身分だったので、貴族でありながら音楽家であることはむしろ憚られることでしたが、ジェズアルドは自分の音楽での業績に、ほとんど強迫観念ともとれるくらいに、誇りをもっていました。 そして、当時音楽作品を出版することは自分の地位や条件を向上させるため、新しい仕事を見つけるため、あるいは単にお金のためでしたが、ジェズアルドはただ純粋に自分の素晴らしい作品を後世に残すために、自分の作品を出版していました。 そして晩年、自分の命が尽きると確信したとき、城の一室を印刷所に改装し、究極のマドリガル集である第5集と第6集、そして聖週間のレスポンソリウムを制作・印刷しました。 それは、体調を崩した彼が、生涯の最高傑作と自負しているものを後世に残そうとしたことにほかなりません。 これらは、ジェズアルドが自ら自分の作品の中で最も優れた音楽の中から選んだものといえるでしょう。 ジェズアルド : マドリガーレ集 第1集&第2集 HAF-8905307 / 第3集&第4集 HAF-8905309 収録情報 曲目・内容 [CD1]マドリガーレ集第5集 (1611, ジェズアルド) [CD2]マドリガーレ集第6集 (1611, ジェズアルド) アーティスト(演奏・出演) レザール・フロリサン ポール・アグニュー (T,指揮) レコーディング 録音 : [CD1] 2020年10月、 [CD2] 2020年9月 / フィルハーモニー・ド・パリ ジェズアルド : マドリガーレ集第5巻&第6巻 3,751 円
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鬼才アラールによる、バッハの鍵盤のための作品全集第4弾! チェンバロ、ペダル付チェンバロ、オルガンを弾き分けた 「ヴェネツィア風?イタリア様式の協奏曲」をテーマとした3枚組 ★注目の鍵盤奏者バンジャマン・アラールによる、J.S.バッハの鍵盤作品を全て録音する一大プロジェクトの第4弾の登場!アラールは1985年、フランスのルアン生まれ。 2004年に開かれた古楽演奏の登竜門であるブルージュ国際古楽コンクールに18歳で優勝したのち、クイケンにその才能を評価されてラ・プティット・バンドのメンバーとして活躍。 その後はソリストとして世界各地で演奏活動を展開しております。 ★第4弾は「ヴェネツィア風?イタリア様式の協奏曲」と題した3枚組。 [CD1]にはヴァイマール時代後期、ヨハン・エルンスト公子の注文を受けて行われたイタリア様式を取り入れた協奏曲のクラヴィーア用編曲群でその作品はヴィヴァルディ、トレッリ、マルチェッロの協奏曲に基づきます。 アラールはこれらの作品をマッティア・デ・ガンドの歴史的なチェンバロを用いて演奏しております。 [CD2]には種々の協奏曲のオルガン編曲作品を中心に収録。 アラールがここで使用した楽器は、なんとペダル付きチェンバロです。 通常BWV 593やBWV 596の協奏曲はオルガンで演奏されますが、当時のドイツではペダル付のクラヴィコードも演奏されていたことから、アラールが以前から愛奏しているチェンバロにペダルを付けて演奏しております。 アラールは「私の考えでは、ペダル付のチェンバロでの演奏はバッハがこれらの編曲作品を作ったときに意図したものです。 」と語っており、実に興味深い試みといえます。 [CD3]は有名なジルバーマン兄弟の兄、アンドレアス(アンドレ)・ジルバーマン(1678-1734)が1710年に制作した歴史的なオルガンを用いての演奏。 この楽器はアンドレアスが制作したオルガンの中で現在も状態が良いと評価されている数少ない銘器です。 アラールはオルガン協奏曲の中でも大曲の協奏曲 ハ長調 BWV 594を収録。 また、最後にはトッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564を演奏しております。 この作品は北ドイツの伝統的様式と、新しいイタリア協奏曲様式が融合した「イタリア体験」の結実ともいえる名曲です。 ★アラールの実に練りこまれたプログラミングと時代背景を考えた楽器の選択は脱帽の一言。 若き名手がバッハの鍵盤作品の世界に時代を追って旅することのできる唯一無二のプロジェクト。 続編にも期待が高まる充実の演奏です。 バンジャマン・アラールによる「J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集」 ■第1集「若き継承者」(KKC-6225/7 / HMM-902450) ■第2集「北へ」(KKC-6221/4 / HMM-902453) ■第3集「フランス風に」(KKC-6236/8 / HMM-902450) 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集Vol.4〜ヴェネツィア風?イタリア様式の協奏曲 [CD1] 1. 協奏曲 ト長調 BWV 973(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ト長調 RV 299) 2. 協奏曲 ト短調BWV 975(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV 316) 3. 協奏曲 ロ短調 BWV 979(原曲:トレッリのヴァイオリン協奏曲) 4. 協奏曲 ニ長調 BWV 972(原曲:ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV 230) 5. 幻想曲とフーガ イ短調 BWV 944 6. 協奏曲 ニ短調 BWV 974(原曲:マルチェッロのオーボエ協奏曲 ニ短調 S.Z799) 7. 前奏曲とフーガ イ短調 BWV 894 8. 協奏曲 ト長調 BWV 980(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV 381) [CD2] 1. オルガン協奏曲 イ短調 BWV 593(原曲:ヴィヴァルディの2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 op.3-8 RV 522) 2. 協奏曲 ヘ長調 BWV 978(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ト長調 RV 310) 3. オルガン協奏曲 ニ短調 BWV 596(原曲:ヴィヴァルディの2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 ニ短調 op.3-11 RV 565) 4. 協奏曲 ハ長調 BWV 976(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV 265) 5. 前奏曲とフーガ ト短調 BWV 535 6. オルガン協奏曲 ト長調 BWV 592(原曲:ザクセン=ヴァイマール公子ヨハン・エルンストの消失したヴァイオリン協奏曲) 7. フーガ ト短調 BWV 542-2 [CD3] 1. オルガン協奏曲 ハ長調 BWV 594(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ニ長調『グロッソ・モグール』 RV 208) 2. コラール・プレリュード「われいずこに逃れゆくべき」BWV 694 3. トリオ ニ短調 BWV 583 4. コラール・プレリュード「われ汝に別れを告げん」BWV 736 5. コラール「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV 664 6. コラール・プレリュード「われらみな唯一なる神を信ず」 BWV Anh.69 7. コラール・プレリュード「高き天よりわれは来れ」BWV Anh.65 8. コラール・プレリュード「大いに歓べ、わが魂よ」BWV Anh.52 9. コラール・プレリュード「イエス、わが喜び」BWV Anh.58 10. トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV 564 アーティスト(演奏・出演) バンジャマン・アラール [CD1]チェンバロ(マッティア・デ・ガンド制作(1702年、ローマ)、グラツィアーノ・バンディーニ修復(2016年、ボローニャ)) [CD2]ペダル付チェンバロ(チェンバロ:カール・コンラッド・フライシャー制作(1720年、ハンブルク)のレプリカ、フィリップ・ユモー制作(1993年、バルバスト)/ペダル:クエンティン・ブルメンローダー制作(2017年、アグノー)) [CD3]オルガン(アンドレアス・ジルバーマン制作(1710年)、クエンティン・ブルメンローダー修復(2010年、アグノー)) レコーディング セッション録音: [CD1] 2020年6月28-30日/サンタ・カテリーナ博物館、トレヴィーゾ(イタリア) [CD2] 2019年5月6-7日/アントナン・アルトー講堂、イヴリー(フランス) [CD3] 2019年9月18日/マルムーティエ大修道院、ストラスブール近郊(フランス) J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集Vol.4〜ヴェネツィア風?イタリア様式の協奏曲 4,774 円
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シギスヴァルト・クイケン80歳記念アルバム 最新録音で聴く4種の楽器を用いた独奏曲集 まさかのクラヴィコード演奏も披露! ★幼いころから一貫して古楽に取り組み、あごあてを使わないヴァイオリン奏法の確立や歴史に埋もれていたヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ (肩掛けチェロ) の復活導入など、古楽演奏に大きな変革をもたらしたシギスヴァルト・クイケン。 2024年2月16日に80歳の誕生日を迎える彼が、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ、クラヴィコード (!) を弾き分けたソロ・アルバムを発表。 古楽演奏における重要なパイオニアとして知られる彼の「今」を聴く注目の1枚です。 ★ガンバの経典オルティスの『変奏論』に始まり、イギリス・バロックに強い影響を与えたバルツァー、無伴奏ヴァイオリンの名作ビーバーの『パッサカリア』、クラヴィコードを含む種々の楽器で聴くバッハ不朽の無伴奏、そして「最後のガンバ奏者」アーベルと、音楽史上の重要なポイントをおさえながら年代順に構成された収録内容。 貫禄あるシギスヴァルトの妙演で聴くと、音楽の歴史と奏者の歴史が一体となって流れていくような感覚を味わえます。 収録情報 曲目・内容 ソロ 〜 ヴァイオリン、スパッラ、ガンバのための作品集 【ヴィオラ・ダ・ガンバ】 ディエゴ・オルティス (1510-1570) :『変奏論』 (1553) より リチェルカータ第1番 / リチェルカータ第2番 / リチェルカータ第3番 / リチェルカータ第2番〈Sobre Tenores Italianos〉 【ヴァイオリン】 トマス・バルツァー (c1631-1663) :前奏曲 ト長調 / アルマンド ハ短調 【ヴァイオリン】 ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー (1644-170) :『ロザリオ・ソナタ』より パッサカリア 【ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ】 J.S.バッハ (1685-1750) :無伴奏チェロ組曲第3番 BWV1009より ブーレI&II / サラバンド / ジーグ 【クラヴィコード】 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 BWV1008より アルマンド (ト短調で演奏) 【ヴァイオリン】 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004より アルマンド / サラバンド / クーラント 【ヴィオラ・ダ・ガンバ】 カール・フリードリヒ・アーベル (1723-1787) :ソナタ ト長調 AbelWV A3 アーティスト(演奏・出演) シギスヴァルト・クイケン (各種楽器) [使用楽器] ヴァイオリン:attr. to Giovanni Grancino (Milano, beginning 18th c.) ヴィオラ・ダ・ガンバ:attr. to Pierre Prevost (Paris, 1634) ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ:Anonymous (Germany, mid-18th c.) クラヴィコード:Joris Potvlieghe (Tollembeek, Belgium, 21th c.) after instructions from Jacob Adlung (1699-1762) レコーディング 録音:2023年6月/ベルギー、ティールト、ペーター教会 ソロ ?ヴァイオリン、スパッラ、ガンバのための作品集 2,981 円
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ブロサール、ブテイエ、レゾン 17世紀フランスを牽引したモテットの巨匠たちの作品集 ★ポール・アグニュー率いるレザール・フロリサンによる、「モテットの巨匠たち」と題した1枚。 ブロサールは自身作曲家でありながら、先達の自筆譜も熱心にコレクションし、それらを1724年に王立図書館に寄贈しました。 その中には、ブテイエのミサ・プロ・デフンクティスも含まれ、この作品のことをブロサールは自身のコレクションの中で最高の作品と評していました。 こうしたフランスの巨匠たちの作品を中心に、ルイ14世の時代にその重要性を増すこととなった礼拝堂と合唱隊にスポットを当てたようなプログラムとなっています。 収録情報 曲目・内容 「モテットの巨匠たち」 ・アンドレ・レゾン (1650頃 -1719) :第一旋法のキリエ ・セバスティアン・デ・ブロサール (1655-1730) :ミゼレーレ・メイ・デウス (SdB.53) ・アンドレ・レゾン:第二旋法のキリエ ・セバスティアン・デ・ブロサール:スターバト・マーテル (SdB.008) ・ピエール・ブテイエ (c.1655-c.1717) :ミサ・プロ・デフンクティス ・セバスティアン・デ・ブロサール:アヴェ・ヴェルム・コルプス (SdB.010) (5声) アーティスト(演奏・出演) レザール・フロリサン ポール・アグニュー (指揮) レコーディング 録音:2016年7月 モテットの巨匠たち/ポール・アグニュー、レザール・フロリサン 3,157 円
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ブロサール、ブテイエ、レゾン 17世紀フランスを牽引したモテットの巨匠たちの作品集 ★ポール・アグニュー率いるレザール・フロリサンによる、「モテットの巨匠たち」と題した1枚。 ブロサールは自身作曲家でありながら、先達の自筆譜も熱心にコレクションし、それらを1724年に王立図書館に寄贈しました。 その中には、ブテイエのミサ・プロ・デフンクティスも含まれ、この作品のことをブロサールは自身のコレクションの中で最高の作品と評していました。 こうしたフランスの巨匠たちの作品を中心に、ルイ14世の時代にその重要性を増すこととなった礼拝堂と合唱隊にスポットを当てたようなプログラムとなっています。 収録情報 曲目・内容 「モテットの巨匠たち」 ・アンドレ・レゾン (1650頃 -1719) :第一旋法のキリエ ・セバスティアン・デ・ブロサール (1655-1730) :ミゼレーレ・メイ・デウス (SdB.53) ・アンドレ・レゾン:第二旋法のキリエ ・セバスティアン・デ・ブロサール:スターバト・マーテル (SdB.008) ・ピエール・ブテイエ (c.1655-c.1717) :ミサ・プロ・デフンクティス ・セバスティアン・デ・ブロサール:アヴェ・ヴェルム・コルプス (SdB.010) (5声) アーティスト(演奏・出演) レザール・フロリサン ポール・アグニュー (指揮) レコーディング 録音:2016年7月 モテットの巨匠たち/ポール・アグニュー、レザール・フロリサン 3,157 円
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