<p>20世紀初頭に日仏両国に勃発した二つの事件。 冤罪被害者は、なぜフランスでは救われるのに、日本では救われないのか? 二大事件とそこに関わった人々のドラマを比較し、日本に潜む深刻な問題が白日の下にさらされる。 「日本」という国家はなくても、日本という「社会」は存在できる。 永井荷風の悲嘆を受けて、「共に生きること(コンヴィヴィアリテ)」を実現するための処方箋を示す、日本の未来に向けられた希望の書。 (講談社選書メチエ)</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
「社会」のない国、日本 ドレフュス事件・大逆事件と荷風の悲嘆【電子書籍】[ 菊谷和宏 ] 1,000 円
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ご注文前に必ずご確認ください<商品説明>ひとや動物の心はコンピュータで作ることができるのか?記号論理学の限界と大脳構造の模倣?ニューラルネットワークと深層学習に始まる人工知能の勇往邁進。 明日のITC社会に向けて、いま情報について知っておくべきことを最小限の言葉と文脈で構成する。 これだけ理解すれば、芸術とデザイン創造の明日がくっきりと顕れてくる。 <収録内容>人は太古からコンピュータはさらにコンピュータはコンピュータのひとを中心に論理か・生命かおぼろげな未来<商品詳細>商品番号:NEOBK-2482316Kida Yutaka / Cho / Ronri Ka Seimei Ka Joho Kagakuメディア:本/雑誌重量:340g発売日:2020/03JAN:9784434273599論理か生命か 情報科学[本/雑誌] / 木田豊/著2020/03発売 論理か生命か 情報科学[本/雑誌] / 木田豊/著 1,000 円
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こわれたものの直し方本作品は、子宮筋腫、卵巣嚢腫の開腹手術、翌年流産を経験した筆者が、抱えきれない現実から日本海へ向かった旅の手記。 各地の地理歴史、室生犀星の「小景異情」を参照し、「自分とは何か」「思い出の持ち主は誰か」「ふるさとは何処にあるのか」を考察した哲学エッセイである。 親鸞は「海」という言葉をよく使う。 北国の荒れる海をみて煩悩の激しさを、またその海が打って変わって鏡のような静かな海になるのを見て悟りの安らかさを思ったのかもしれない。 梅原猛は、親鸞思考における日本海の気候風土の影響を書いた。 ふるさとから離れて暮らしている人 短い期間でも住んだいとおしい場所がある人 赤ちゃんを亡くしてしまった人 身近な人を亡くしてしまった人 悲しみに蓋をして気丈にふるまってしまいがちですが 『こわれたものの直し方』を読んで 自分の感情を見つめて向き合って 思いっきり悲しむことができるかもしれません。 《 店長コメント 》 6歳まで静岡にいて、18歳までは滋賀で育ちました。 今は遠く離れた宮城にいます。 この哲学エッセイを読んでいるうちに亡くしてしまった命について 改めて向き合うことができました。 そしてただの自分になる、感じることをしてあげようと思えました。 ふるさとの記憶は遠く甘く、つらかったことはどんどん薄れていきます。 それでも大切に抱いていきたいと思えました。 東北てつがく研究所とは著者プロフィール 関連商品はこちら竹田君の話 詩集 東北てつがく研究所 ...1,000円 こわれたものの直し方 東北てつがく研究所 奥堀亜紀子 いしのまき (ソフトカバー) 1,000 円
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<p>この『情報処理のコツ』シリーズの話の中では時おり哲学的な「認識論」に関する話を取り上げているところがあり、電子書籍『情報処理のコツ3』第二章では「客観的な認識とは何か」に関する話、『情報処理のコツ4』では「(物事を認識する際の)事実と解釈を区別することの大切さ」に関する話を展開してみたものです(あと、『人間関係のコツ4』では人間を認識する際の「主観的世界」という見方を提示している)。 <br /> そうした認識論の中に、『人間関係のコツ4』第二章11で少し触れました「認識の相対性」という概念があり(その象徴が新約聖書のルカ福音書に書かれた「自分を高くするものは低くさせられ、自分を低くするものは高くさせられる」という言葉)、以前から「この概念について突っ込んで考える必要があるかもしれない」という思いを感じていたところがあります。 <br /> 特に関心があったのは「時間概念の相対性」ということで、これは簡単に言いますと「時間とは万人に共通する絶対的なものとして存在するのではなく、各人の感じ方によって変わってくる(相対的なものである)ものだ」ということですが、それを科学的に解明したのが「20世紀最大の物理学的発見」とも言われるアインシュタインの「相対性理論」と言えます。 </p> <p>個人的に、以前から相対性理論には「難しい」という印象だけでなく、「自分も含めた一般人が日常生活を生きていく際に使うことはまずない以上、まるで身近に感じられない」という印象があったのですが、最近(2018年8月)になって「アインシュタインという人がこの理論に込めた精神には大いに共感できるから、認識の相対性についてもっと考えてみようかな」という気持ちになってきたものです。 <br /> そのきっかけは、電子書籍『宗教批判シリーズ4 釈迦は女性差別主義者か?』で触れました「仏教の宗教改革である大乗運動」を考えていく中で「大乗運動の精神というのは相対性理論に込めたアインシュタインの精神と同じだ」ということに気づいたことにあります。 <br /> その精神とは「それまで当然だと思われていた常識や固定観念に対する挑戦」という言い方ができ、大乗運動(その結果生まれた大乗仏教)が「釈迦の教えを実践すれば悟れるという常識や固定観念に対する挑戦」であるのに対し、相対性理論とは「それまでの物理学の世界の常識だったニュートン力学の絶対空間・絶対時間という考え方に対する挑戦」という言い方ができると思います。 <br /> ある意味、大乗仏教の創始者もアインシュタインも「それまで絶対と思われていたものを相対化しようとした」(そしてそれはかなりのところまで成功した)という言い方ができますが、考えていく中で「大乗仏教も相対性理論もその後の世界を変えたと言えるけど、どうやら絶対と思われていたものを相対化することには大きな意味があるようだな」という思いになっていったところがあります。 <br /> それでいて、「絶対と思われていたものを相対化する」(それを多くの人に理解・共感してもらう)ことはものすごく難しいという言い方ができ、それが大乗仏教の場合「中国・朝鮮・日本と広く伝播したものの釈迦の出家主義を抜本的に改革することはできなかった」ことにつながっているだけでなく、「アインシュタインの相対性理論は間違っているという意見がよく聞かれる」(とはいえ、個人的にもアインシュタインの相対性理論の信憑性は判断できないが)ことに出ている、という感じがしてしまいます。 <br /> ただ、「難しいからこそ挑戦のし甲斐がある」という言い方もでき、多くの人がこの「絶対と相対の世界」に挑戦して下さることを願っています。 </p> <p>※『情報処理のコツ』シリーズ構成(2020年3月現在)<br /> 第1巻「本当の頭のよさとは何か」<br /> 第2巻「人はなぜ物語に惹かれるのか」<br /> 第3巻「努力とやり方を両立させた基礎的な実践論」<br /> 第4巻「事実と解釈を区別することの大切さ」<br /> 第5巻「証明とは何か」<br /> 第6巻「真実とは何か」<br /> 第7巻「拉致問題の分析」<br /> 第8巻「絶対と相対の世界」<br /> 第9巻「善悪を陣営で考える発想が戦争につながる」<br /> 第10巻「善の人格と悪の人格は切り離せるか」<br /> 第11巻「善人悪人の研究」</p> <p>・この『情報処理のコツ』シリーズのベースは2005年〜09年に紙の本として刊行した『情報処理のコツ』『情報処理のコツ・パート2』『情報による支配から離脱する方法』にあります。 『人間関係のコツ』シリーズと同様、かなり昔に執筆したにもかかわらず「時代や社会情勢が変わったから通用しなくなったという話はほとんどなく、今後数十年、数百年先の時代になっても通用する知識が含まれている」と思っています。 第8巻以降は電子書籍オリジナルですが、今後も様々な角度から「情報や知識の処理の仕方として役に立つ考え方」を紹介していきたいと思っています。 </p> <p>※目次抜粋<br /> 1 「絶対」という言葉にはカッコ良くておしゃれなイメージがあるが、「絶対化」には様々な問題がある<br /> 2 「絶対化」は幼い子供でも実践できるほど簡単なのに対し、「相対化」は非常に難しいことは間違いない<br /> 3 アインシュタインの相対性理論は「絶対だったニュートン力学の相対化」だけでなく「時間概念の相対化」にも成功している<br /> 11 「大乗仏教」に対して「釈迦が説いた教えとはかけ離れた別個の宗教」という認識を持っている人はほとんどいない<br /> 12 大乗仏教や般若経が「空の思想」を中心思想に位置づけているのは、釈迦の教えの相対化のために必要だったから<br /> 18 「何かを絶対化してしまうと争いが起きやすい」ことは宗教を巡る争いを分析していく中ではっきり見えてくる<br /> 19 空の思想を理論的支柱にした「理趣経の性に関する記述」は釈迦仏教の部分的破壊に成功している<br /> 21 自己犠牲が無条件に称賛される傾向は「他人に要求すると脅迫になる」「自己犠牲とは自分を否定する発想」という意味で問題である<br /> 24 釈迦仏教や大乗仏教が「解脱や涅槃を目標に置いたこと」は「後ろ向きの発想」なだけでなく「現実的に考えてあり得ない」と言える<br /> 25 原始仏典の「ジャータカ」に描かれた自己犠牲称賛の話は「自己破壊行為とか自殺肯定に通じる」とさえ言える<br /> 26 仏典に出てくる「布施の際はお返しを求めてはいけない」という言い方は説明不足なので言われた方は混乱するだけ</p> <p>時間に関して現時点で感じる個人的なイメージは「空間と同様に人間や生き物が活動するための場」というもので、言えることは「万人に共通する固定化したものがあるのではなく、各人の認識力や世界観に応じて感じ方が変わってくるものだ」ということです。 <br /> このことは「最初は広くて圧倒された空間をコントロールする状況」を考えるとわかりやすいところがあり、具体的事例として「野球チームに所属する子供が最初に本格的な野球場で試合をした時、その広さに圧倒されて戸惑ってしまう様子」をイメージすると理解できると思います。 特に外野手の場合、広さに圧倒されると「フェンスまでの距離がつかめない」とか「打球がどこに落ちてくるかわからない」という思いになるので不安で仕方がないものですが、練習や試合によって経験を積んでいけば次第に「そうした空間が自分のコントロール下に収まってくる」ようになるものです。 <br /> 〜「10 仮定の話が一般相対性理論の構築に必要だったことを考えると、「霊界という仮定の話」が物事の解明に役立つこともある」より</p> <p>現代の浄土真宗の関係者の方々が「空の思想の過酷さや爆弾性に気づいている」かどうかはわかりませんが、ここで指摘しました「人は誰でも自分たちの存在の拠り所を求める」ことと、「浄土真宗の方々にとって阿弥陀如来は絶対的なものであることが、彼らの拠り所になっている」ことはまず間違いないと思います。 <br /> ある意味、この「拠り所を求める心理」が「何かを絶対化しようとする思いの根源にある」という言い方ができます。 この「拠り所を求める心理」から人間は様々なものを絶対化するところがあり、その「各人が認定した絶対的なもの」を他者に押しつけることで人々の反発や不満が蓄積し、それが争いにつながるという言い方画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
情報処理のコツ8 絶対と相対の世界【電子書籍】[ 小林 弘潤 ] 1,000 円
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作者:中村元【著】メーカー:放送大学教育振興会JAN/ISBN:9784142106417【コンディション説明】可:書き込み多数あり カバー無し裸本 ヤケあり 項開き癖あり 経年傷み・経年汚れあり 1986年発行※併売品のため稀に品切れの場合がございます。 予めご了承下さい。 ※送料:店舗内同時購入何点買っても【全国一律280円】から♪※ご注文1回の合計3,000円以上で送料無料!!(一部地域を除く)※当日または翌営業日に発送♪ ▼この商品のおすすめカテゴリ▼ 【中古】比較思想論 (放送大学教材) / 中村元 / 放送大学教育振興会 1,000 円
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<p>礼拝についての深い学びができます!<br /> 賛美チームにも必須の内容です。 </p> <p>「ワーシップ」という言葉を私たちは当たり前のように使うが、その本質を理解している人はどれほどいるだろうか? 本書は非常に分かりやすくコンパクトに、「ワーシップ」の本質を語っている。 神の御心は私たちが真の礼拝者となり、生き方を変えられ、キリストに似た者となることにある。 私たちは礼拝を礼拝するのではない。 ただ神を礼拝するのだ。 これを読むすべての人の生活が変わり、神にのみ礼拝が捧げられていくことを心から願い、本書を推薦したい。 長沢崇史(グローイング・アップ・ワーシップリーダー&顧問牧師、カナンプレイズチャーチ国内宣教師)</p> <p>私たちの人生は、本来、創造主なる神の栄光をあらわすためにあります。 日々の雑事に忙殺され、ついつい人生の焦点を見失ってしまいがちですが、この本はそんな私たちがまず第一に何をすべきかを再確認させてくれます。 真の礼拝者として神に喜んでいただくため、私たちは「ワーシップ」をどのように理解していくべきなのでしょうか。 まことに示唆に富むこの一冊をお薦めします。 <br /> 佐藤成紀(日本フォースクエア福音教団総理・ホープチャペル所沢牧師)</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
ワーシップ 礼拝の真髄【電子書籍】[ ジャック・ヘイフォード師 ] 1,000 円
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著者:渡部 由輝出版社:無明舎出版サイズ:単行本(ソフトカバー)ISBN-10:4895446689ISBN-13:9784895446686■通常24時間以内に出荷可能です。 ■ネコポスで送料は1?3点で298円、4点で328円。 5点以上で600円からとなります。 ※2,500円以上の購入で送料無料。 ※多数ご購入頂いた場合は、宅配便での発送になる場合があります。 ■ただいま、オリジナルカレンダーをプレゼントしております。 ■中古品ではございますが、良好なコンディションです。 決済はクレジットカード等、各種決済方法がご利用可能です。 ■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。 ■クリーニング済み。 ■商品画像に「帯」が付いているものがありますが、中古品のため、実際の商品には付いていない場合がございます。 ■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 使用されてはいますが、 非常にきれいな状態です。 書き込みや線引きはありません。 ・良い: 比較的綺麗な状態の商品です。 ページやカバーに欠品はありません。 文章を読むのに支障はありません。 ・可: 文章が問題なく読める状態の商品です。 マーカーやペンで書込があることがあります。 商品の痛みがある場合があります。
【中古】 平田篤胤 その思想と人生 / 渡部 由輝 / 無明舎出版 [単行本(ソフトカバー)]【ネコポス発送】 1,000 円
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<p>近代政治という「怪物」の正体に迫る。 現代世界は「万人の万人に対する闘争状態」か? 「国家権力」は「悪」なのか? 悪名高きホッブズのテーゼの真意を原典に即して解明し、アレント・ネオコン・ネグリ=ハートの思想と対峙させながら、近代政治哲学を切り開いた古典を「希望の書」として読み直す。 (講談社選書メチエ)</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
甦るリヴァイアサン【電子書籍】[ 梅田百合香 ] 1,000 円
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<p><strong>横浜市最多の人口</strong>を持つ<strong>港北区</strong>で35万区民の誰もが読める歴史エッセーとして、歴史家・平井誠二(大倉精神文化研究所)が約20年にわたって区の情報紙に書き継いできた**『わがまち港北』の第2巻**。 </p> <p>『わがまち港北』の発売から約5年、脂ののった筆者が港北区を<strong>より深く幅広く掘り下げた</strong>『わがまち港北2』では、林宏美研究員(大倉精神文化研究所)の力も得て、新たな発見を多数盛り込む。 </p> <p>続日本100名城となった中世の「<strong>小机城</strong>」から、昭和期に栄華を極めた「<strong>綱島温泉</strong>」、東急東横線とともに栄えた大学の街「<strong>日吉</strong>」と著名住宅街「<strong>大倉山</strong>」、そして神奈川県の玄関口となった「<strong>新横浜</strong>」、交通の要衝「<strong>菊名</strong>」、自然の恵みと災禍をもたらす「<strong>鶴見川</strong>」など、地域の成り立ちから意外なエピソードまで、無限に広がるテーマを丹念に取材・調査。 <strong>特別付録</strong>として<strong>キーワード集と索引、詳細な参考文献集</strong>を収録。 </p> <p>約20年にわたって読者の心をつかみ続ける全3冊の地域史シリーズが待望の電子化。 </p> <p><strong><本書の内容></strong></p> <ul> <li>新吉田を領地、平安の武将・鎌倉景政と『港北百話』</li> <li>港北区内の公共施設から始まる生涯学習</li> <li>昔、鶴見川に生息地、小机に「サクラソウ」を</li> <li>篠原、菊名、大豆戸町…港北区役所70周年の歴史</li> <li>鶴見川に「舟運」復活、水を汲み出すアカカエに注目</li> <li>ビール瓶を包む「ツトッコ」を生産した大綱村</li> <li>子供もツトッコづくり、仲買人は“ツトッコ婆さん”</li> <li>戦時の配給事情、大倉精神文化研究所の所蔵資料から</li> <li>明治の「大日本博覧絵」に描かれた港北区の名望家</li> <li>郷土を造る人々、区内の自治功労者を訪ねて</li> <li>1940年幻の東京オリンピックと岸根公園会場案</li> <li>港北区で刊行された過去70年の「記念誌」を探る</li> <li>地産の銘菓、今も日吉や綱島、大倉山、小机などに</li> <li>天然氷を生産した港北区、昔はどれだけ寒かったのか</li> <li>12年に1度の開帳“稲毛七薬師霊場”、港北区は塩谷寺、西光院、興禅寺</li> <li>都筑橘樹(つづきたちばな)十二薬師霊場、区内は蓮華寺、神隠堂、正福寺、東照寺、大乗寺の5カ寺</li> <li>武南十二薬師霊場は貴雲寺、金剛寺、長福寺の3カ寺が区内に</li> <li>綱島の名士・飯田助夫氏が没後50年、歌人活動に注目</li> <li>作詞にあの著名人も、区内25小学校の「校歌」</li> <li>区内各地域の戦争体験者が語った貴重な記憶</li> <li>小机が源流、新羽町の土岐家に残された石碑とは</li> <li>アニメの舞台は大倉山、東横学園大倉山高校の歴史</li> <li>連載後日談、読者からの貴重な情報と指摘</li> <li>港北区内からも多数の兵士が出征した日露戦争</li> <li>探査機「はやぶさ」のニュースと高田天満宮の由緒</li> <li>新吉田にあった安立電気工場、新田中学校との関係</li> <li>小学校の独立へ向けた高田町住民の怒りと意地</li> <li>区の発足後、40年かかった港北図書館の開設</li> <li>新吉田に「銀行」の屋号、かつて石橋銀行の本店</li> <li>大倉山記念館と書庫が東日本大震災で耐えた理由</li> <li>8割近い家が被害を受けた関東大震災時の港北区</li> <li>東日本大震災と関東大震災から学ぶ区内の状況</li> <li>大綱橋近くの鶴見川で泳いでいた子供たちの古い写真</li> <li>米軍に接収された岸根公園、戦前からの歴史</li> <li>侠客の兼五郎親分、屋敷跡に下田小学校</li> <li>南極探検の白瀬中尉、妙蓮寺との深い関係を探る</li> <li>白瀬中尉から家を買った文化人・神部健之助氏とは</li> <li>仲手原に住んでいた郷土研究家・加山道之助氏</li> <li>ゆるキャラが大活躍の新横浜、登場までの経緯</li> <li>区を元気づける地域キャラ「がまんさま」「つなぴちちゃん」「こづくん」「たかたん」「どぼくねこ」「としょんぼ」「てんてん」「カブック」「とれおん」...一気に紹介!</li> <li>港北区の「横浜七福神」と地域紙『横浜港北新報』</li> <li>今も名残、綱島の「桃源台」と県内の名勝・史蹟投票</li> <li>県の名勝・史蹟となった新吉田の若雷神社</li> <li>首相も視察に訪れた港北区の地域子育て支援拠点</li> <li>大自然の中にあった下田町、住民を驚かせた新幹線計画</li> <li>大倉山にあった海軍気象部分室、貴重な資料をひも解く</li> <li>広く知られていない日吉の海軍水路部、師岡の海軍省図書庫</li> <li>多数の映画・テレビの舞台となった大倉山記念館と裏話</li> <li>鳥山の「印融」など、多くの名僧・学僧生んだ港北区</li> <li>古代インド語の研究者になった新羽の僧侶・平等通昭</li> <li>日本の美術指導者・岡倉天心が新羽で育った説</li> <li>なぜか大倉山記念館でロケした「ウルトラマン80」</li> <li>大倉山の梅林を愛し続けた俳人・河野南畦氏</li> <li>大倉山・菊名・新横浜に「大倉山さんぽみち」が生まれた経緯</li> <li>“さんぽみち”大倉山駅〜鶴見川ルートを歩く</li> <li>13の地区に分けられた港北区、起源は江戸時代の村</li> <li>新横浜駅〜鶴見川ルートに見る、いにしえと現代</li> <li>良好な景色と消えた案内、菊名駅〜新横浜駅ルート</li> <li>新横浜にあった「養蛙場」、太尾堤排水路の思い出</li> <li>論文「彷徨える鳥山川」「文明期の綱島橋を再現する」を読む</li> <li>菊名駅〜みその公園・横溝屋敷ルートを歩く</li> <li>道が複雑も深い歴史、大倉山駅〜みそね公園ルート</li> <li>後日談、綱島の池谷(いけのや)光朗さん逝去ほか</li> <li>口絵(陸前高田でも活躍する、たかたん/20th新横浜パフォーマンスで命名された、かもねくん/鶴見川の和舟を復元した「たちばな」の進水式/初めて作られた大倉山駅の駅舎)</li> <li>小机城周辺の歴史ロマン(平井誠二)</li> <li>げんこつ和尚と人名辞典(平井誠二)</li> <li>大倉山記念館とドラマロケ(平井誠二)</li> <li>大倉山駅誕生クロニクル(林宏美)</li> <li>菊名駅の謎は聞くな?(平井誠二)</li> <li>わたしのまち港北・小机(今井和子)</li> <li>わたしのまち港北区(金子郁夫)</li> <li>私と港北区(倉見志津江)</li> <li>わたしのまち港北〜だーいす木(中野保子)</li> <li>わたしのまち港北〜仲手原に港北トンネル(野田久代)</li> <li>あとがき(林宏美)</li> <li>あとがき(平井誠二)</li> <li>(付録2)横浜市港北区関係の参考文献一覧</li> <li>(付録1)『わがまち港北』『わがまち港北2』の索引</li> </ul>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
わがまち港北2【電子書籍】[ 平井誠二 ] 1,000 円
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<p>なぜ、私の前に世界は「現象」しているのか。 この問いを巡り、現象学の祖はいかに思索し、どのような限界に漸近していたのか。 気鋭の哲学者による驚きに満ちた「現象学」解読の、そしてフッサール超克の試み。 (講談社選書メチエ)</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
フッサール 起源への哲学【電子書籍】[ 斎藤慶典 ] 1,000 円
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木田豊/著本詳しい納期他、ご注文時はご利用案内・返品のページをご確認ください出版社名ブイツーソリューション出版年月2020年03月サイズ52P 21cmISBNコード9784434273599人文 哲学・思想 倫理学情報科学 論理か生命か 嵯峨美術大学テキストジヨウホウ カガク ロンリ カ セイメイ カ サガ ビジユツ ダイガク テキスト※ページ内の情報は告知なく変更になることがあります。 あらかじめご了承ください登録日2023/03/08 情報科学 論理か生命か 嵯峨美術大学テキスト 1,000 円
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<p>中国史上もっとも「けったいな」奇書を縦横無尽に解読。 なぜやたらと詩ばっかりなのか? なぜいつもどこかにもぐりこむのか? 『西遊記』はただの冒険奇譚小説ではなかった! 孫悟空・猪八戒や怪物たち、あるいはおびただしい作中詩やダジャレに秘められたシンボリズムを縦横無尽に読解し、中国的思考の迷宮を踏破する。 (講談社選書メチエ)</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
『西遊記』XYZ このへんな小説の迷路をあるく【電子書籍】[ 中野美代子 ] 1,000 円
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<p>三月一日に一〇八年の生涯を閉じた篠田桃紅氏最後の著作。 <br /> 世界で最も尊敬される日本人美術家が届ける「老いの哲学」と「人生の言葉」<br /> こんなに魅力的なに日本人女性がいた!</p> <p>この本の制作途中、「これが最後の本になる」とご本人は繰り返し言っていました。 <br /> 篠田氏の人生哲学を短い言葉で伝える「ことば編」と、<br /> これまでの人生を写真と文章で振り返る「人生編」、<br /> 二部構成でお届けする、最後にして渾身の著作です。 </p> <p>戦後、世界のアートシーンを牽引するニューヨークに単身で渡り、国際的な評価を得た篠田氏は、日本で最初に自由を希求した女性、と言えるかもしれません。 その人生は冒険と波乱に満ちていましたが、自分の心のままに道なき道を歩いてきました。 <br /> いまより女性の生き方の選択肢がずっと狭く、さらに戦争、結核など、死と背中合わせにあった 昭和の時代に自由を貫くことは並大抵のことではありませんでした。 「人生編」で桃紅さんはこう語ります。 <br /> 「自由というのは、気ままにやりたい放題することではなく、自分というものを立てて、自分の責任で自分を生かしていくこと。 やりたいように振る舞って、人にも頼る。 それは自由ではありません。 自分の行動に責任を持って考え、自分でやる。 それが自由で、だから自らに由る(=因る、依る)という字を書くのです」</p> <p>今の時代、自由の大切さを誰もがわかっているけれど、「自らに由って立つ」ことの難しさは変わっていないかもしれません。 <br /> 本書の桃紅さんの言葉は、自分らしい人生を生きたいすべての人に向けての、エールとアドバイスになるでしょう。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
これでおしまい【電子書籍】[ 篠田桃紅 ] 1,000 円
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<p>売れない頃、結婚もせず、精神病で女に飢え中二病のまま、40歳になり、理論ばかりを追い求めた学園紛争の生き残り。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
国家の品格と性質【電子書籍】[ 高見 昌宏 ] 1,000 円
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フリーマン・ダイソン (著), 柴田 裕之 (翻訳),みすず書房,刊行:2008年ISBN:978-4622073895状態:B 薄ヤケ。 カバーややフチヨレ。 ※併売品のため品切れの際はご容赦ください。
叛逆としての科学 本を語り、文化を読む22章【中古】 1,000 円
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<p>この「小沢一郎と平清盛シリーズ」では平安時代末期の人物に関する論評も様々に行っていますが(現在までに論評してきたのが平清盛、平重衡、平宗盛、平維盛、平重盛、建礼門院徳子、源義朝の7名)、私が以前から「いつかは解明したいものだ」と思ってきた人物として、後白河法皇という人がいます。 <br /> 2011年頃に『小沢一郎と平清盛』を書いていた時に感じたのですが、この後白河という人は朝廷における最高権力者として「清盛が目指した武士(平家)による政権の壁として最後まで立ちはだかった」ところがあり(当初は協力したり容認していたのに、ある時を境に人が変わったように敵対するようになったと言える)、平家政権が短期間で崩壊しただけでなく「一族滅亡」という結果になったことを考えますと「清盛や平家は後白河という壁を越えられなかった」と言えると思います。 <br /> 後白河は「34年間院政を敷き、長く最高権力者の地位にあった」ほどの人なので、この時代におけるこの人の存在感は相当なものと言えますが(私はこの人を「清盛、義経、頼朝と並ぶ、この時代におけるビッグ4の1人」と思っている)、それでいてこの人は普通の物差しでは測れない「常識外れで型破りなところ」を持っているため、この人の行動原理や内心何を考えているかを解明するのは容易ではなく、「専門家でさえサジを投げているほど」と言えます。 <br /> 例えば、この人は新居を作る際に「平治の乱で殺された信西の屋敷跡に、同じく殺された藤原信頼の屋敷を移築する」という判断をしたらしいのですが、これに対して研究者の河合康氏は「非業のうちに死んだ寵臣たちの屋敷跡や建物に住むというのは尋常な精神だとは思えないが、ときとして後白河はこのような非常識な行動を見せる」という論評をしていたものです。 <br /> 私はこの人を調べながら「この人はそう簡単にはわからないから本を書くのは当分無理」と一度はあきらめたのですが、様々なきっかけがある中で「ひょっとしたら書けるかも」という気持ちが出てくるようになり、「この人に似ている現代の人物(政治家)が絞れれば何とかなるかも」という思いだったものです。 <br /> 当初は「石原慎太郎氏が近いのでは」と思っていたのですが、次第に「石原氏は東京都知事としての息は長いけど全国的な影響力を長期にわたって維持したとは言えず、後白河とは違うのでは」という違和感を覚えるようになり、やがて別の人物がクローズアップされてきたものです。 <br /> それは「読売新聞のトップ」として、政界ではなく報道や言論の世界で生きてきた渡邉恒雄氏という人です。 <br /> この人について調べる前は「いくら影響力があった人とは言っても、政治家ではない以上は平安末期の後白河の存在感には及ばないのでは」という思いもあったのですが、調べていく中で「渡邉氏という人は想像以上に戦後政治に影響力を持っていた人だ」という思いが強くなっていき、最後は「ここまで後白河と重ねれば本にしても問題はない」という感触が得られたものです。 <br /> こう言われても「ホントかよ?」という思いになると思いますので、「渡邉氏が戦後政治に相当な影響力を持っている」ことが感じられる論評を3つ紹介してみたいと思います。 </p> <p>「俺は前にも言ったように、歴代総理大臣とは全部電話で話していたし、裏からこっそり忍術を使って勝手口から入り、公邸や私邸で話をしていたんだよ」(渡邉氏本人)<br /> 「これだけの統治能力のある人間は、歴史上あまりいないんじゃないか。 もし彼が政治家になっていても、大幹事長として名を馳せ、時代を牽引していっただろう。 今後、こういった人は新聞界、言論界、政界にもなかなか出てこないだろう」(亀井静香氏)<br /> 「彼のその後の軌跡を見ていると、天皇制を打倒したくて共産党に入ったのに、党の「徳田天皇」性的体質に反発して脱党し、結局最後は自分がマスコミの天皇になってしまうんですよね」</p> <p>渡邉氏が政界でかなりの影響力を持つようになったのは1980年代と言われており、2015年8月に安倍首相が出した「安倍談話」の内容にまで影響を与えていることを考えますと「30年以上中央政界に力を及ぼし続けてきた」という言い方ができますが、私としては「これでは単なる“マスコミの天皇”という範疇では収まらないんじゃないかな」という思いになったものです。 <br /> ともあれ、渡邉氏との類似点から「ビッグ4の1人」である後白河法皇という人物の解明が進んだことで、この「小沢一郎と平清盛シリーズ」の内容に相当な厚みと深みが出たと思っています。 参考になれば幸いです。 </p> <p>※「小沢一郎と平清盛シリーズ」シリーズ構成(2018年3月時点)<br /> 第一巻『小沢一郎と平清盛』<br /> 暫定二巻『松木謙公と平重衡』<br /> 暫定三巻『原口一博と平宗盛』<br /> 暫定四巻『細野豪志と平維盛』<br /> 暫定五巻『前原誠司と平重盛』<br /> 暫定六巻『小池百合子と建礼門院徳子』<br /> 暫定七巻『小泉純一郎と源義朝』<br /> 暫定八巻『渡邉恒雄と後白河法皇』</p> <p>・以下、細川護煕、野田佳彦、橋下徹、石川知裕、馬淵澄夫、枝野幸男と「彼らに類似する平安末期の政治家」を論じた続編の刊行も考えています。 </p> <p>※目次抜粋<br /> まえがき 〜「これだけの統治能力のある人間は歴史上あまりいない」と評された渡邉恒雄氏の存在感は、後白河の存在感と遜色ないと言える<br /> 1 「保元・平治の乱」は日本の歴史の転換点と言える出来事で、この2つの乱によって歴史の流れが変わったと言える<br /> 6 やることなすこと型破りで好奇心旺盛の後白河には「遊び好き」「冷酷な陰謀家」「理想的君主」等の様々な顔がある<br /> 9 この人にとって権力闘争は「至上の遊び」で、常に権力闘争を楽しんでいたと考えると、37年間権力の座にいたことも理解できる<br /> 13 渡邉氏は「論理の人」なので、反対したい場合は「レッテル貼りや感情的な非難」ではなく論理を磨いて筋の通った意見をぶつければいい<br /> 15 「安保闘争での政府声明」「自自連立」「竹中構想潰し」「安倍談話」等、渡邉氏が長期にわたって中央政界に与えた影響は計り知れない<br /> 16 渡邉氏をとことん批判する人は「渡邉氏は“善”である自由の陣営から“悪”である権力の陣営に変節してしまった」という発想をしている<br /> 18 2010年に新聞や雑誌がやっていた「小沢一郎氏に対する無茶苦茶な偏向報道」は渡邉氏が嫌う「イエロージャーナリズム」そのものである<br /> 20 渡邉氏に対する世間の見方は「賛否両論あっていい」が、「義理人情ぶり」「愛妻家ぶり」を知ってしまうと応援したくなる<br /> 25 渡邉氏と小沢氏の間には相当な感情的なもつれや遺恨のようなものが感じられ、その雰囲気が後白河と清盛の関係に似ている<br /> 29 後白河が仏教を信じられなくなった要因として「寺社勢力の横暴に悩まされ続け、徹底的な不信感を持った」ことも考えられる<br /> 31 中世の寺社勢力の横暴のような「争いを調停するはずの宗教者がかえって争いを起こしてしまう」のは「宗教の知識の未熟」にある</p> <p>渡邉氏に関する文献を読む中で「後白河の特徴と渡邉氏の特徴の違い」を様々に考えてみたのですが、まず後白河の特徴として「権力闘争好き」「常識にとらわれない型破りぶり」「感情を外に出したり好き嫌いが激しい」「強運ぶり」「怪物的な息の長さとしぶとさ」「(仏教に対する)信仰心」「好奇心旺盛」「庶民好きの遊び好き」「純粋だが陰謀家に見えてしまうところ」という要素を意識したものです。 <br /> これらの要素がどれだけ渡邉氏に重なるか考えてみたのですが、「この人が30年とか40年という長期にわたって中央政界に力を持っていたと考えると「怪物的な息の長さとしぶとさ」と「強運ぶり」は持っているのは間違いない。 ただ、「庶民好きの遊び好き」はどうも渡邉氏の特徴と合わないし、渡邉氏は仏教にまったく関心がなさそうだから「信仰心」も違うな……」という思いだったものです。 <br /> そうした気持ちで魚住氏の『渡邉恒雄 メディアと権力』を読んでいたところ、「これは……」という記述が見つかったものです。 それは「この人は権力闘争の魔力に憑かれた」とか「政治的な権謀術数の世界にはまりこんだ」という魚住氏の論評で、こ画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
小沢一郎と平清盛シリーズ暫定八巻 渡邉恒雄と後白河法皇【電子書籍】[ 小林 弘潤 ] 1,000 円
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<p>*内容紹介</p> <p>産業の衰退と老齢化が進む地方都市の教会に神学校を卒業して赴任した、若い牧師の余世深司(よぜしんじ)。 </p> <p>教会員をはじめ地域の様々な人々との出会いを通じて、地域教会のあり方やキリストに倣う生き方を自ら問いかけながら、一人、また一人と新たな信者を獲得していく、伝道の日々。 </p> <p>旧約聖書の新たたな理解から導かれる、揺るがされない信仰。 <br /> 教会の閉鎖に直面する中で、不思議に備えられる新たな道。 </p> <p>キリスト教信仰の真実とは、そして、新たな時代の教会、信仰共同体のあり方を現代に問う、「牧者・羊飼い」を題材にした「牧会小説」が、今、始まります。 </p> <p>ーーーーー</p> <p>目 次 2<br /> 一 赴任 4<br /> 二 定年退職者との出会い 8<br /> 三 文学好きの青年との対話 20<br /> 四 無為に悩む高齢者の告白 34<br /> 五 遼子との出会い 41<br /> 六 遼子、その二 49<br /> 七 論客との交流 56<br /> 八 自称懐疑主義者との対話 69<br /> 九 美青年の述懐 78<br /> 十 少年との対話 88<br /> 十一 無信仰者からの指摘 92<br /> 十二 女性詩人との対話 99<br /> 十三 教会の早朝開放と次なる試練 106<br /> 十四 罪びとの迷路 114<br /> 十五 夫の暴力とその妻 120<br /> 十六 海外宣教師夫妻の労苦 127<br /> 十七 洗礼式と落雷 131<br /> ● 著者略歴 140<br /> 発行者・発行所 141</p> <p>ーーーーー</p> <p><著者紹介><br /> 中出 繁 (なかいで しげる)</p> <p>1937年 札幌市生まれ<br /> 札幌北高等学校卒<br /> 明治大学・電気工学部卒<br /> 日本精蝋 ( 株 ) 入社・定年<br /> 1980年 日本メノナイト・ブレザレン教団にて受洗<br /> 2004年 アミ立舎 起業<br /> 「私のイザヤ書」 上梓・絶版<br /> 2006年 「亡国の預言者」 上梓・絶版<br /> 2007年 「ダビデ王の戦い・上下」 上梓 ¥5000<br /> 2015年 「歴年体・第一神殿期年表」 上梓 ¥5000<br /> 「動乱の預言者エリシャ」 上梓 ¥1800<br /> 2016年 「編年体・エレミヤ書詳解・二冊組」 上梓 ¥9200<br /> 2017年 「預言者イザヤの生涯」 上梓 ¥2700<br /> ーーーーー<br /> 2019年 小説『サムソンのように・・ではなく』<br /> 電子書籍 (販売サイトで表示)<br /> POD版 ¥1000<br /> 2021年 小説『落日を前にして』<br /> 電子書籍 (販売サイトで表示)<br /> POD版 ¥1500</p> <p>ーーーーー</p> <p><製作・出版><br /> Piyo ePub Communications<br /> Piyo Bible Ministries</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
落日を前にして 現行・旧約聖書パラダイムの漸進を願って【電子書籍】[ 中出 繁 ] 1,000 円
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<p>筋金入りのカルバン派バプテスト教会の牧師であった彼に起こったことや、スコットランドのリバイバルの内容など興味深い聖霊の働きについて書かれています。 <br /> 最初、聖霊の働きを否定していた彼が、現在は世界中でそのことを教える人に変えられています。 <br /> その中身についてが本に書かれています。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
栄光の頂き 聖霊の力を受けて【電子書籍】[ チャールズ・キャリン ] 1,000 円
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商品情報中古品取り扱いの商品は全て中古品になります。 経年劣化によるヤケ、スレなどがあります。 また、性質上写真での見え方と実物のヤケなどの色味が異なる場合があります。 希少品、絶版本などは交換いたしかねますので、ご理解いただき、納得のうえご購入下さいますようお願いいたします。 自発的隷従論エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ西谷修【監修】/山上浩嗣【訳】 ちくま学芸文庫 圧政は、支配者のおこぼれに与るとりまき連中が支え、民衆の自発的な隷従によって完成する、という鮮やかな分析は、近・現代の思想にも大きな影響を与えている。 シモーヌ・ヴェイユが本作と重ねて20世紀の全体主義について論じた小論と、政治人類学者ピエール・クラストルが本作をベースに「国家に抗する社会」としての未開社会を分析した論考を併録する。 5 【中古】自発的隷従論エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ西谷修【監修】/山上浩嗣【訳】 1,000 円
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【昭和55年2月20日初版発行 ☆除籍本・裸本・地図欠品☆ 】状態は「可」の商品です。 商品に経年感(見返りに蔵書印の消し跡、ラベル・図書貸出袋の貼付け、表紙・三方にスレ・焼け・しみ、等)があります。 ★ご注文後、商品クリーニングを行い、クリスタルパック・封筒で梱包し、ゆうメール便にて発送致します◆コンディションガイドラインに準じて出品を行っておりますが、万一商品情報と異なる場合は、迅速に対応致します◆併売商品の為、売り切れの際は早急に注文キャンセルにて対応させて頂きます。 あらかじめご了承ください 【中古】兵庫の伝説 (1980年) (日本の伝説〈43〉)【午前9時までのご注文で即日弊社より発送!日曜は店休日】 1,000 円
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【昭和47年3月28日第1刷発行 】状態は「可」の商品です。 商品に経年感(カバーにスレ、三方に焼け・しみ、等)がありますが本文は綺麗です★ご注文後、商品クリーニングを行い、クリスタルパック・封筒で梱包し、ゆうメール便にて発送致します◆コンディションガイドラインに準じて出品を行っておりますが、万一商品情報と異なる場合は、迅速に対応致します◆併売商品の為、売り切れの際は早急に注文キャンセルにて対応させて頂きます。 あらかじめご了承ください 【中古】愛について (1972年) (講談社現代新書)【午前9時までのご注文で即日弊社より発送!日曜は店休日】 1,000 円
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<p>近代ギリシアの偉大な作家、ニコス・カザンザキス。 <br /> 1906年、23歳の小説処女作。 <br /> 在野の研究者による日本語初訳!<br /> 二十世紀初頭、近代化が進む首都アテネに居を構えるエリート青年画家が陥る恋の自縛。 <br /> 果たして、あなたはこの情念の渦巻きに克てますか?</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
蛇と百合【電子書籍】[ ニコス・カザンザキス ] 1,000 円
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<p> この本は、開堂慈寛のブログの中の一部である「今日の温泉会話」を基本とし、それにフランスの小説家アレクサンドル・デュマの三銃士を重ねてみた試みの本です</p> <p>昔々、フランスに三銃士と呼ばれた男たちがいましたが、いよいよ年齢に勝てなくなると、フランスからちょっと離れた太平洋の南の島に移住して来ました。 その島の名前をひょうたん島と言い、イルカがたくさん住んでいる平和な島でした。 これはその島で暮らした三銃士たちとダルタニャンとその友人たちが温泉で交わした会話集です。 </p> <p>癒しのエッセンスを閉じ込めたこの温泉会話集を、皆様が読んで、一緒に「ふれあいの湯」の温泉で心を温め、癒され、明日への活力と平常心と自分を取り戻すことができれば幸いです。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
ひょうたん島の三銃士【電子書籍】[ 開堂慈寛 ] 1,000 円
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土川 隆史 (編集),同朋舎,刊行:1990年ISBN:978-4810408119状態:B ややヤケ。 カバー、小口ややくすみ。 ※併売品のため品切れの際はご容赦ください。
スチューデント・アパシー【中古】 1,000 円
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<p>現代においては世界中のどの国でも「憲法」というものを持っていると言えるため、「国家であれば憲法を持つのは当たり前だ」という認識が世界中で浸透していると言えますが、実際にはそうした政治体制は「世界における文明国家が誕生した当初から存在した絶対普遍の真理」でもなんでもなく「18世紀末のフランス革命以降に生まれた、ここ200年あまりの現象にしか過ぎない」と言えます。 <br /> 憲法(近代憲法)に対しては「フランスで生まれ、アメリカで花開いた」という言い方がされることもありますが、この「憲法に基づいた政治体制」が近現代の世界を席巻した理由は単純で、それは「憲法を整備した国が(大まかには)国力を増大させ、その国の国民が幸福を享受するようになったから」と言えます。 幕末期の日本が「黒船来航」を象徴とする欧米列強の脅威を痛感して明治維新という社会変革を起こし、その後「明治憲法(大日本帝国憲法)に基づく国家作り」という道を選んだのも「当時の列強国であるアメリカ、フランス、イギリス、ドイツなどの国が憲法に基づいた政治体制の国であり、彼らに倣って憲法に基づいた政治体制を作れば独立が確保できるだけでなく、国力が増大する可能性が高い」という算段をしたから、という言い方ができると思います。 <br /> 憲法という概念を一言で定義しますと「国家の枠組みを定めた法律」という言い方ができますが、運用が軌道に乗ってその国に定着した場合は「全国民だけでなく為政者や君主の行動や判断すらも縛る圧倒的な権力を持った存在」と化すため、憲法とはある意味「専制君主や独裁者よりも強大な力を持つ、権力の塊」という言い方すらできます。 <br /> フランスと並んで「近代憲法発祥の国」と言えるアメリカの場合、20世紀前半から世界のトップとして君臨し続けたと言えますが、そのアメリカの発展と繁栄の背後に「合衆国憲法」の存在が大きく影響していることは「1787年に制定された合衆国憲法が230年近くが経過した現在でも生き残っている」ことが如実に示していると思います。 世界における憲法の平均寿命は約20年と言われているため、この「合衆国憲法が230年もの長寿を保っている」ことは「合衆国憲法が権力の塊となり、絶対的な存在として世界で君臨している」という意味になるのではないかと思います。 </p> <p>ただ、この「合衆国憲法が230年もの長寿を保っている」ことは憲法の歴史から考えると「異例であり特殊」という言い方ができ、というのも他国の憲法は一般的にもっと寿命が短いと言えるからです。 <br /> 基本的に、憲法が廃止されたり全面改正(部分改正ではなく根本的に入れ替わる事態)される時というのは「国内におけるクーデターとか対外戦争の敗戦や侵略によって、政治体制がひっくり返された時」という言い方ができます。 日本の場合も、1945年の太平洋戦争の敗戦で「それまでの体制がひっくり返された」ことによって「明治憲法が廃止されて現憲法が制定された」と言えますが、それでも56年という年月の間継続したので「明治憲法は世界的に見ると“長寿”の部類に入る」と言えると思います。 <br /> そして現憲法も「占領期にアメリカ人の手で作られた“占領憲法”」などと散々に言われながら、悠々と70年近い長寿を保っていると言えますが、それでいて日本の憲法(現憲法だけでなく明治憲法も含む)は「230年の長寿を保っている合衆国憲法以上に異例であり特殊な憲法」という言い方ができると思います。 <br /> それが言わずと知れた「制定以来一度も改正(部分改正)がされていない」という要素で、前作『日本国憲法の実態1 なぜ憲法は改正できないのか』でも触れましたが、合衆国憲法は1992年5月までに18回改正してこの間27ヶ条を追補、ドイツは09年7月までに57回、フランスも08年7月までに24回改正しているのに対し、現憲法は施行から69年の年月が経っていながら(2016年時点)「ただの一度も改正されていない」と言えます。 </p> <p>第1巻では「現憲法が70年近く一度も改正されない理由についてもっと問題意識を持つ必要がある」という主張をしましたが、そこで続編である『日本国憲法の実態2 憲法と天皇はどちらが上か?』では、その「理由」の一つとして私が考えている「日本の憲法が持つ、他国の憲法にはない特殊性」という視点について詳しく述べてみたいと思います。 <br /> 第1巻の最後では「それに関する踏み込んだ話は改憲派の方々に衝撃を与えてしまうため、自分としても公開するかどうかを慎重に考えてきた」という言い方をしましたが、この部分を読まれて「何を偉そうに……」とか「衝撃を与える? できるものならやってみな」というような気持ちになられた改憲派の方々も少なくないと思います。 <br /> 私としては、「こういう挑発的な言い方をした方が改憲派の方々の注意を喚起するのではないか」と思ってあえてこうした言い方をしてみたのですが、取りあえず本書を読まれる前にこの本の副題にしました「憲法と天皇はどちらが上か?」という問題を考えていただければ、と思っています。 <br /> 言っておきますが、この質問に対する答えは一つしかなく、「もう一つの答えが成り立つ余地はない」と言えます(個人的にこの6年ほど「もう一つの答えが成り立つ余地があるか」を徹底的に考えてきたつもりだが、「どう考えても成り立つ余地はない」という結論に達したところがある)。 この時点でも「この質問が意味する恐ろしさ」を多少なりとも感じられた方がいらっしゃるのではないかと思いますが、この質問に対する答え(それに付随する恐ろしい現実)を突きつけられても動揺せずに耐えられるという覚悟を決められた方のみ、本書を読む資格があると思います。 改憲派の方々は、どうか安易な気持ちで本書を読むことのないよう、お願いいたします。 </p> <p>※『日本国憲法の実態』シリーズ構成(2020年9月現在)<br /> 第1巻 なぜ憲法は改正できないのか<br /> 第2巻 憲法と天皇はどちらが上か?<br /> 第3巻 現憲法を作ったのはマッカーサーではない<br /> 第4巻 なぜ安倍氏は憲法改正に失敗したのか</p> <p>※目次抜粋<br /> まえがき 〜「憲法と天皇はどちらが上か?」という質問に対する答えは一つしかなく、もう一つの答えが成り立つ余地はない<br /> 1 「憲法とは国民が権力者を縛る法律」という解釈が憲法学界の主流と言えるが、この発想をそのまま日本に当てはめるのは無理がある<br /> 4 憲法を「国家の枠組みを定めた基本法」と定義した場合、「律令」も日本の憲法の一つに位置づけることができる<br /> 5 憲法がコロコロ変わった当時のフランスは「失敗続きだった」と言えるが、それでいて「アメリカより立憲主義の精神に忠実」と言える<br /> 7 石原元都知事が主張する「廃憲論」が平時でも可能と本気で主張する人がいた場合、現実が見えていない理想論者でしかない<br /> 9 日露戦争以降の「明治憲法の黄金期」を生きた人々にとっては、敗戦後の明治憲法の消滅という事態は「驚天動地の出来事」だったと言える<br /> 10 「天皇による憲法停止と天皇親政宣言」が現実的に可能かどうかを考えるだけで「憲法と天皇はどちらが上か?」に対する答えは明らか<br /> 13 安倍氏をはじめとして「憲法は天皇より上という視点にほとんどの人が気づいていない」ことはミステリーである<br /> 15 現憲法が70年近く存続している事実を考えるだけで「明治憲法より現憲法の方が天皇が持つエネルギーを制御できている」ことは間違いない<br /> 16 現憲法4条に代表される「条文の拡大解釈を許さない工夫」によって戦前の日本を破滅の淵に追い込んだ「軍部の暴走」が抑えられている<br /> 19 憲法草案の「元首規定」が「何の覚悟も持たずに安直な気持ちで入れたもの」だった場合、「憲法改正に手を出すなど100年早い」と言いたくなる<br /> 22 「なぜアメリカ人が作った憲法なのに第1章が天皇になったのか」という問題を解明する鍵は「アメリカ人を騙した憲法」という言い方にある<br /> 特別付録:2013年5月の時点で考えていた「参院選で改憲勢力が3分の2に到達した状況を想定した、国会質疑で安倍首相にぶつける質問のたたき台」の紹介</p> <p>憲法改正は「最終的には国民投票によって決まる」と言えるため、今後の日本人が憲法改正にチャレンジして成功した場合、画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
日本国憲法の実態2 憲法と天皇はどちらが上か?【電子書籍】[ 小林 弘潤 ] 1,000 円
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<p>自民党における異端児として「変人」と言われていた小泉純一郎氏は、「自民党をぶっ壊す!」という大胆で過激な発言が国民の支持を集めたことで2001年4月の自民党総裁選に勝利して首相就任に成功しますが、小泉氏は組閣において従来の自民党のやり方である「派閥順送り人事」を無視する判断をしたことで主流派から総スカンを食らい、その時点で自民党内の支持を失ったという言い方ができます。 <br /> おそらく、彼らはその時点で小泉首相に見切りをつけ、「小泉人気など所詮は一時的なもので、国民はすぐに小泉首相に飽きるはずだ」「党内支持を失った小泉首相の権力基盤は国民の支持にしかない以上、支持が離れた時点で使い捨てにすればいい」という目算を立てていたと言えますが、その後の小泉氏は何度も「国民の支持が離れることによる政権崩壊の危機」に見舞われながらも乗り切り続け、結果として「それまでの戦後政権では3番目に長い5年5ヶ月という長期政権の維持に成功した」と言えます。 <br /> この「党内支持がなく、国民の支持にのみ頼った政権運営」というのは相当不安定で危ういものという言い方ができますが(それは「当初は絶大な支持を集めた小池百合子氏が、2017年の総選挙における「排除発言」をきっかけに国民の支持を失って失速したことで、希望の党の候補者から次々と小池批判が噴出した事例」を出すだけで理解できると思う)、小泉氏はそうした「いつ国民の支持が離れるかわからない不安定な状況」を巧みな手法で乗り切り、最後は「最もやりたかった郵政民営化が潰されそうになった際に解散総選挙という賭けに出ると、圧倒的な国民の支持を集めて長年の悲願を実現させる」という「出来すぎたドラマのような展開」を現出させてしまったと言えます。 </p> <p>こうした「政治家として華々しい成果を残した小泉氏の手法」については様々な分析や検討ができると思いますが、個人的に「小泉氏の手法を考慮する際に外せない」と思っているのがこの人が持つ(特に21世紀に入ってからの)「強運ぶり」です。 <br /> 例えば、小泉首相誕生に貢献した田中真紀子外相を更迭する判断をしたことで(2002年2月)、70%あった内閣支持率が50%に急降下してしまったものの(一度下がった支持率を上げるのはほとんど不可能と思われていた)、この年9月の「小泉電撃訪朝と日朝首脳会談の実現」によって支持率が急上昇して60%近くに回復する結果になったことにも「この人の強運ぶりが出ている」という言い方ができると思います。 <br /> こうした小泉氏の「強運ぶり」がどこから生まれたかについては私も様々に考えたのですが、現時点で感じるのは「自分からは出しゃばらずに周囲に担がれることを待っているだけでなく、どんな運命に見舞われてもそれを受け止めようとする達観ぶりが大きいのではないか」ということです。 </p> <p>戦後日本における小泉純一郎氏の業績の大きさと印象度の高さは「戦後の首相の中でも一、二を争うほど」と言っても過言ではないと思いますが(読売新聞が戦後70年に合わせて行った「その業績を評価する首相は誰か」という世論調査の結果、小泉氏は吉田茂、岸信介、池田勇人、佐藤栄作、中曽根康弘という実力派首相を押しのけて、田中角栄に次ぐ2位という評価を得たらしい。 『小泉純一郎独白』2頁)、こうした小泉氏と平安末期に生きた源義朝という人物の比較論をこの『小泉純一郎と源義朝』の中で行っていきたいと思っています。 <br /> おそらくこの「小沢一郎と平清盛シリーズ」を読まれてきた方にとって、この「小泉氏と義朝の組み合わせ」に関しては意外な感じを持たれたのではないかと思います。 というのも、「華々しい業績を残して政治家としての評価も高い小泉純一郎」という人物と、「大した業績を残したとは思えず、名前を聞いても「頼朝と義経の父」というイメージしか浮かんで来ない源義朝」という人物では「政治家としての業績の大きさで相当なギャップがある」と言えるからです。 <br /> 義朝という人物は「平治の乱において藤原信頼と組んだ判断が裏目に出て平清盛に敗北し、敗走する中で部下の裏切りによって殺される」という末路を辿ったと言えます(享年38)。 その意味で、「業績を残す前に中途で終わってしまった人物」と言えますが、このことは「政治家としての力量に関しては未知数」という意味にもなるため、「義朝が小泉氏クラスの力量を持っている可能性は大いにある」(情報が少ない以上は「そこまでの力量はない」と断定することはできない)という言い方ができます。 <br /> もちろん、「小泉氏と義朝が(政治家としての力量まで)似ている」という主張をしても「義朝の情報が少ない以上は証拠不十分」という結論にしかならないとは思いますが、個人的には「この2人が似ている(重なる)ことに関して相当な感触が得られた」という思いがあります。 その意味で、「完全に重なる」という段階には行かないものの(個人的に感触が得られた情報の中には「現時点では表沙汰にできない話」もあるため)、「解釈としては十分成り立つだろうし、少なくとも問題提起にはなるのでは」と思っています。 </p> <p>2017年12月に刊行した『小池百合子と建礼門院徳子』の中で「小池氏はそれまで完全ノーマークだったところがあり、この人が徳子と重なることに気づいたのは2017年10月だった」という言い方をしましたが、この「小泉氏と義朝の組み合わせ」が浮かんだのもごく最近で、2018年に入ってからだったものです。 <br /> 2018年に入って様々な経緯がある中でこの「小泉氏と義朝の組み合わせ」が浮かんだだけでなく、「この本はすぐに書く必要がある」という思いになれたことは私にとっても非常に大きく、「あるいは、今までの小沢本シリーズの本の中で最も劇的で思い出深い本になるかもしれないな」と思っています。 世間で「小泉氏に関する論評本」は数多くあると思いますが、「平安末期の人物との比較」という切り口から小泉氏を論じた本など皆無だと思いますので、類書と比べて相応の存在感はあると思っています。 参考になれば幸いです。 </p> <p>※「小沢一郎と平清盛シリーズ」シリーズ構成(2018年3月時点)<br /> 第一巻『小沢一郎と平清盛』<br /> 暫定二巻『松木謙公と平重衡』<br /> 暫定三巻『原口一博と平宗盛』<br /> 暫定四巻『細野豪志と平維盛』<br /> 暫定五巻『前原誠司と平重盛』<br /> 暫定六巻『小池百合子と建礼門院徳子』<br /> 暫定七巻『小泉純一郎と源義朝』<br /> 暫定八巻『渡邉恒雄と後白河法皇』</p> <p>※目次抜粋<br /> まえがき 〜戦後首相の中でも一、二を争うほど評価の高い小泉氏の華々しい成功の秘訣は「強運ぶり」とそれをもたらした「達観ぶり」にある<br /> 1 小泉氏の政策をとことん批判する人であっても、この人の「政治の力を多くの国民に示した功績」を否定することはできない<br /> 2 小泉氏の「有言実行」「即断即決」ぶりをリアルタイムで見た人の中で、「政治の力」を感じた人は想像以上に多い<br /> 8 小泉氏は2001年4月の総裁選出馬から勝利までのわずか2週間で、それまでの日本を覆っていた「閉塞感」を吹き飛ばしてスターの地位に躍り出た<br /> 10 小泉氏の「郵政民営化に賭ける覚悟」は多くの人の心を打ち、「小泉さんを応援したいから自民に投票する」という人さえ現れた<br /> 11 郵政選挙において「権力をふるっている感」が前面に出ていた場合、2017年の小池氏と同じように「惨敗」していた可能性も大いにあった<br /> 17 「勝ちたい気持ちが強いほど勝てる」ではなく、「勝ってよし、負けてよし」と達観できる方が勝負に勝てる<br /> 19 小泉氏は「人間万事塞翁が馬」的な「不幸だと思ったことが幸福になるなど、人生何が起こるかわからない」という感触をつかんでいる<br /> 20 「頼朝と義経の父」源義朝という人物の「史料での描かれ方」には問題があり、偏った人物像が定着している可能性がある<br /> 24 小泉氏と義朝が似ているという思いになった要因に「この人と小沢氏の間には因縁のようなものがあるのでは」と感じたことがある<br /> 25 「源氏の伝統を一人でぶち壊した」という慚愧の思いを味わった義朝が、その後の頼朝と義経の縦横無尽の活躍によって救われた<br /> 27 頼朝の「常人離れした発想」と比べれば「変人」小泉氏の発画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
小沢一郎と平清盛シリーズ暫定七巻 小泉純一郎と源義朝【電子書籍】[ 小林 弘潤 ] 1,000 円
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危機の神学 「無関心というパンデミック」を超えて【電子書籍】[ 若松英輔 ] 1,000 円
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