パーカー5ッ星生産者が造るジゴンダスの中でトップクラスのワイン! 全量割り当て。 世界が奪い合うフラッグシップ! サンタ・デュックは、コート・デュ・ローヌ南部のドメーヌとしてはさほど大きくありませんが、この小さなドメーヌで、イヴ・グラによって造られるワインは、今や世界中のワイン評論家を驚かせています。 ドメーヌワインには多くの畑仕事が必要で、現在4?5人を畑専門に雇っています。 ネゴシアンワインは畑の作業は少ないですが、ブレンドに労力がかかります。 しかしグラには南ローヌの友人が多く、彼らの情報を通して良い葡萄が入手出来ます。 セラーでの仕事は基本的にグラ一人で行なっています。 「ジゴンダス レ・オート・ギャリーグ」は、サンタ・デュックのフラッグ・シップ・ワインで、全てのこだわりが詰まっています。 彼の造るワインの内で、ムールヴェードルの比率が一番高くなっています。 ムールヴェードルの畑は、ワイナリーの目の前にあります。 第四紀の石の多い赤い粘土の貧しい土壌です。 葡萄は遅摘みにし、厳しく選別します。 2ヶ月醸しを行ないます。 熟成はオークのフードル(新樽)で18ヶ月行います。 透けて通らない程、色が濃く、チョコレートやコーヒー、プラムのような甘い香りと、しっかりとした樽熟成によるスモーキーな香り。 プルーンやベリージャムのような、はちきれんばかりの果実味と、口中で爆発しそうなほどの高いアルコール感があります。 細やかでパワフルなタンニンがびっしりと詰まっており、アフターも大変長く続きます。 現存するジゴンダスの中で間違いなく最高のワインです。 国際的な品質の評価と人気、価格と希少価値から、全く疑う余地はありません。 「ギャリーグは南仏の象徴」 オート・ギャリーグは、ジゴンダスのリュー・ディであり、ドメーヌのある所在地でもあります。 「ギャリーグ」とは、ローヌやプロヴァンスなどの地中海沿岸の石灰質の土壌にあるハーブや潅木の森を指します。 ギャリーグに降った雨水は、ハーブの香りやエキス分を含み、地下へ染み込んで行きます。 ギャリーグの周辺にある畑の葡萄は、ハーブのエキスたっぷりの地下水で育つので、果実にハーブ香があり、ワインにも、より複雑さが出ると言われています。 Domaine Santa Duc (Famille Gras) Gigondas Les Hautes Garrigues ドメーヌ・サンタ・デュック ジゴンダス レ・オート・ギャリーグ 生産地:フランス コート・デュ・ローヌ ジゴンダス 原産地呼称:AOC. GIGONDAS 葡萄品種:グルナッシュ 80%、ムールヴェードル 20% アルコール度数:15.0% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ vinous:93 ポイント 93 From: 2012 and 2011 Chateauneuf du Pape, Gigondas and Vacqueyras (Jan 2014) (80% grenache and 20% mourvedre): Saturated ruby. Intense, deeply pitched dark fruit liqueur aromas are lifted by notes of fresh flowers and white pepper. Supple and expansive in the mouth, offering sweet boysenberry and cassis flavors that pick up smoke and mocha nuances with air. Velvety tannins frame the impressively persistent, palate-staining finish, which features notes of blueberry preserves and licorice. In a decidedly rich, broad-shouldered, very ripe style, especially for the vintage. - By Josh Raynolds on January 2014 ワインアドヴォケイト:92 ポイント The Wine Advocate RP 92 Reviewed by: Jeb Dunnuck Release Price: NA Drink Date: 2013 - 2025 The 2011 Gigondas Prestige des Hautes Garrigues is also superb and shows classic Gigondas spice, licorice, leather and copious red and black fruits. A blend of 80% Grenache and 20% Syrah aged in older foudre, this medium to full-bodied effort has loads of texture, fine tannin and a decadent, heady finish. It opens up nicely in the glass and should shine for 10-12 years or so. This was a solid tasting with proprietor Yves Gras. One of the benchmark estates in Gigondas, the estate also releases a number of high-quality negociant wines from Sablet, Vin de Pays and Cotes du Rhone. While 2011 and 2012 are strong vintages here, the wines are more streamlines and focused than in the past, and in the case of the 2012s, should benefit from short-term cellaring, as I found most to be closed and tight. Importer: Robert Kacher Selections, New York, NY; tel. (212) 239-1275 Published: Dec 30, 2013 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。 休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。 商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。 これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。 それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 Domaine Santa Duc / サンタ・デュック ジゴンダスのチャンピオン/ジゴンダスについての記事で、サンタ・デュックが出てこない雑誌、ガイドはありません。 サンタ デュックは、コート デュ ローヌ南部のドメーヌとしてはさほど大きくありませんが、この小さなドメーヌで、イヴ グラによって造られるワインは、今や世界中のワイン評論家を驚かせています。 ドメーヌワインには多くの畑仕事が必要で、現在4?5人を畑専門に雇っています。 ネゴシアンワインは畑の作業は少ないですが、ブレンドに労力がかかります。 しかしグラには南ローヌの友人が多く、彼らの情報を通して良い葡萄が入手出来ます。 セラーでの仕事は基本的にグラ一人で行なっています。 ワイン哲学は、「良い酸と良いストラクチャーを持った南ローヌでもしなやかでエレガントなワインを目指している。 」。 理想はブルゴーニュワイン、一杯ではなく一本飲めるワインを造りたい。 」具体的には発酵期間を短くし(20→15日間)、バリックをやめてタンクに変更しました。 長いかもしはタンニンが強くなりすぎてしまい、フルーツと酸を失ってしまうからです。 ここ10年間のうちに頭角を現してきたドメーヌ・サンタ・デュックは、今ではジゴンタスではナンバーワンのエステートとして広く知られています。 背が高く、ルックスの良いイヴ・グラ氏は、おそらく30台半ばですが、より若くさえ見えます。 彼は、父親であるエドモンド・グラ氏が1985年に引退した時、引き継ぎました。 それまで実質的に生産したワインは、そっくりそのまま様々なネゴシアンに売られていました。 イヴは、若い活動力と情熱にあふれ、新しい考えで、エステートを今までとは異なる方向へ持っていき、ここの葡萄畑でとれたワインのほとんどを自家ブドウ園元詰めにする決意をしました。 ロバートMパーカーJr.「ローヌヴァレー」より 【クール配送】ドメーヌ・サンタ・デュック ジゴンダス レ・オート・ギャリーグ [2011]750ml (赤ワイン) 8,160 円
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【輸入元:ラック・コーポレーション】 ミュジニーの7割を保有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主! ヴォギュエのフラッグシップ、特級ミュジニー。 ブルゴーニュで最も優美で洗練されたワインを生み出す地と言われるシャンボール・ミュジニーにおいて最上級のドメーヌとして君臨するコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ。 ドメーヌの歴史は1450年まで遡り、今日のドメーヌ名となっているジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵が継承したのは1925年のこと。 現在、ドメーヌを所有しているのはヴォギュエ伯爵の孫娘たちですが、運営については、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ氏、醸造責任者のフランソワ・ミエ氏、販売担当者のジャン・リュック・ペパン氏の3名によって行われています。 言わずと知れた特級畑ミュジニーの10.85haの区画のうち、その70%に相当する7.2haを所有。 ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、レ・ザムルーズは0.56haと、シャンボール・ミュジニーを代表する畑の数々を所有しています。 「ミュジニー グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ」は、ミュジニーに7.20haもの面積を所有するヴォギュエだが、そのうちミュジニーの名を冠して瓶詰めされるのは樹齢25年以上のブドウのみ。 石灰岩の石ころが転がり、表土も薄いミュジニー独特のテロワールから、濃厚さや力強さとはベクトルを異にする、エレガンスを極めた赤ワインが生まれる。 このワインに熟成のピークで出会うことがあれば、その類い稀なる麗しさにしばし打ちのめされることになる。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、除梗の割合:100%、発酵(樽/タンク):木製桶、使用酵母:天然酵母、熟成(樽【新樽率】/タンク):20?30%、マロラクティック発酵の有無:する、瓶詰め時のフィルターの有無:年による、所有面積:7.20ha、土壌:石灰粘土質、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、ぶどうの仕立て:ギュイヨ・サンプル、コルドン・ドゥブル、平均樹齢:25?55年、収穫量:11000本/ha、収穫方法:手摘み、農法:リュット・アンテグレ Domaine Comte Georges de VOGUE Musigny Grand Cru Cuvee Vieilles Vignes ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ミュジニー グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ シャンボール・ミュジニー 原産地呼称:AOC. MUSIGNY GRAND CRU ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。 休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。 商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。 これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。 それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 Comte Georges de Vogüé / ヴォギュエミュジニーの7割を保有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主ジュヴレ・シャンベルタンにおけるアルマン・ルソー、ヴォーヌ・ロマネにおけるドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのように、シャンボール・ミュジニーでもっとも尊敬を集めるドメーヌ、それがコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエである。 10.85haのミュジニーのうち、その7割に相当する7.2haを所有。 ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、1級レ・ザムルーズには0.56haの畑をもつ。 ドメーヌの歴史は1450年まで遡るが、1766年にドメーヌを所有するカトリーヌ・ブーイエがスリス・メルシオール・ド・ヴォギュエと結婚し、ヴォギュエの名が登場。 今日のドメーヌ名であるジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵がドメーヌを継承したのは1925年のことだ。 現在、ドメーヌを所有するのは伯爵の孫娘たちだが、彼女らはシャンボール・ミュジニーに住んでおらず、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ、醸造責任者のフランソワ・ミエ、販売担当者のジャン・リュック・ペパンという、俗にいうヴォギュエの三銃士によってドメーヌは運営されている。 ミュジニーは3つのリュー・ディ(区画名)で構成されているが、ドメーヌは南側のプティ・ミュジニーすべてと、北側のミュジニー6区画からなる。 ご存知のようにそのうち0.64haにはシャルドネが植えられ、本来はきわめてレアなミュジニー・ブランとなる。 しかし、1990年代に植え替えが始まったため、ミュジニー・ブランは1993年が最後となり、それ以降は「ブルゴーニュ・ブラン」としてリリースされている。 植え替えからすでに25年を経た樹もあるので、そろそろミュジニー・ブランの復活を望む声も少なくない。 ただし、ラベルこそブルゴーニュ・ブランだが、栽培も造りもミュジニー・ブランとまったく変わらないとフランソワ・ミエはいう。 また畑名のない「シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ」は、特級ミュジニーのうち樹齢が25年に満たない樹を用いたもの。 特級ミュジニーにわざわざ「ヴィエイユ・ヴィーニュ」と謳っているのは、古木からなることを強調せんがためだ。 ヴォギュエ伯爵存命中は、1級より下のワイン造るべからずという掟があり、いくら市場の要求があっても村名ワインを造ることができなかった。 当時の醸造責任者であったアラン・ルーミエ(クリストフ・ルーミエの伯父)は、そのことでたいへん苦労したとされる。 伯爵の死後になってようやく村名畑を入手。 ただし、この村名シャンボール・ミュジニーにはドメーヌが所有する規模の小さな1級畑、ボードとフュエも加わる。 その比率は面積にしておよそ10%と大きい。 ミュジニーはシルキーでエレガントなワインというステレオタイプに倣い、若いうちからこのドメーヌのミュジニーを口にすれば、誰しも唖然とするに違いない。 10年程度では容易に開いてくれず、それもタンニンがギスギスするのではなく、硬質なミネラルの塊が堅牢なストラクチャーを形成し、少しも解けない。 レ・ザムルーズもミュジニーほどではないが同様。 それに対してボンヌ・マールは、黒い果実の印象が若いうちから広がり、ふたつのクリマとは出自の異なることをうかがわせる。 なんとも難しいドメーヌだが、互いの波長がばっちりシンクロした時には無上の喜びがもたらされる。 その好機をひたすら待つのも、ワインラヴァーの醍醐味に違いない。
【クール配送】【予約商品】ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ミュジニー グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ [2010]750ml 325,600 円
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フレッシュかつ濃厚驚異の低収量16hl/haの絶大なコストパフォーマンス! 「世界最高のガルナッチャを生み出す事だけを突き詰めた現代スペインの天才醸造家、Morca醸造家のフランク・ゴンザレス」×「挑戦を続け世界基準のスペインワインを生み出し、南スペイントップワイナリーとしての地位確立、Bodegas Juan Gil当主のミゲル・ヒル」 カンポ・デ・ボルハの地に最高品質のガルナッチャを生み出すポテンシャルを強く感じ、2011年からワイナリー設立を検討しリサーチを開始。 そんな中、ヒル・ファミリーにて長年ミゲルとタッグを組んでいたジョルディ・フロスが義理の父の畑から自家用ワインを作っていた所にミゲルが立ち寄り、その味わいに感動。 畑・土壌を観察した後に「本気でワイナリーにしないか」とジョルディに持ち掛け、数樽のワインがモルカとしてスペイン国内で2014年に初リリース。 ファーストヴィンテージの2014からギア・ペニン、Vinousで高評価を獲得しており、畑を拡大したとは言え、それに追いつかない程スペイン国内外からの需要が高まっている。 スペイン最高峰のグランヴァンの1つとして地位を確立した「エル・ニド」同様、今後ますます入手が困難になる事が予想されるワイナリーである。 「フロール・デ・モルカ」は、6つの村に点在する畑のブレンド。 ブラックベリー、ブルーベリー、プラムのアロマが層を成し、リッチではじけるような果実味にリコリスやダークチョコレートが溶け込んでいる。 ゴディナが濃縮感と高級感であるのに対し、こちらは華やかさと果実味が前面に出た、ガルナッチャ品種の個性溢れるワインとなっている。 ■テクニカル情報■ 産地:D.O. Campo de Borja 品種:ガルナッチャ・ネグラ100% 醸造・熟成:ステンレスタンクで発酵、バリック6ヶ月熟成(新樽10%) Bodegas Morca ボデガ・モルカ フロール・デ・モルカ 生産地:スペイン アラゴン州 原産地呼称:D.O. CAMPO DE BORJA ぶどう品種:ガルナッチャ・ネグラ 100% アルコール度数:15% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディMorca / モルカ ガルナッチャの帝国と称される産地から最上のガルナッチャを生み出す、ヒル・ファミリーの新たな挑戦。 世界を震撼させた、南スペインの最高峰「エルニド」誕生から12年。 2014年の初リリースから高評価を獲得する『今』世界が欲しがる新たなモンスターワイン。 フミーリャを代表するワイナリー、フアン・ヒル。 当主であるミゲル・ヒルはフアン・ヒルやエル・ニドを通してフミーリャとモナストレルのポテンシャルを世界中に発信してきた。 しかし彼の情熱はフミーリャにとどまらず、いかにリーズナブルに、しかもテロワールを生かしたワインを作れるのかという視点から、スペイン各地に眠るポテンシャルのある土地を探し続けてきた。 その結果、リオハ、カスティーリャ・イ・レオン、リアス・バイシャスなど現在率いるワイナリーは多岐に及んでいる。 これらのプロジェクトを次々と成功に導いてきたミゲルが次に注目したのがスペイン北部、アラゴン州に位置するD.O.カンポ・デ・ボルハだ。 この地はナバーラ南部の延長線上にあり、サラゴサに向けて流れるエブロ河の南に位置する。 西には標高2,000mを越えるモンカヨ山がそびえる大陸性気候のこの地は、スペイン国内でもとりわけ暑く乾燥しており、フミーリャ以上に朝晩の寒暖差が激しい。 こうした過酷な気候のもとで栽培面積の70%近くを占めるのが土 着品種のガルナッチャ。 この知られざるDOには、実はとりわけ多くのガルナッチャの古樹が植わっており、高品質なワインを生み出すことから「ガルナッチャの帝国」とも称されている。 最高品質のガルナッチャを生み出すポテンシャル カンポ・デ・ボルハのワインを幾つかテイスティングしたミゲルはこの地に最高品質のガルナッチャを生み出すポテンシャルを強く感じ、2011年からワイナリー設立を検討しリサーチを開始。 そんな中、ヒル・ファミリーにて長年ミゲルと タッグを組んでいたジョルディ・フロスが義理の父の畑から自家用ワインを作っていた所にミゲルが立ち寄り、一口飲んだところその味わいに感動。 畑・土壌 を観察した後に「本気でワイナリーにしないか」とジョルディに持ち掛けたのはガレージに着いて数時間後の事だった。 数樽のワインがモルカとしてスペイン国内で初リリースされたのが2014年、スタートから評判は非常に良かった。 当初5haだった畑は現在60haまで拡大。 標高500?850mに広がる畑には約25の区画が点在し、鉄分を含んだ粘土がメインの土壌。 認証は取っていないが全てオーガニックで栽培し収穫も全て手作業。 高樹齢のブドウが多いため自然と収量が制限され、さらに畑での厳しい選果を経て収量は約10hl/haと恐ろしい程に低くなる。 モルカの妥協なきこだわり 醸造を担当するフランク・ゴンザレスはエル・ニドの醸造にも携わった経験があり、その傑出した仕事ぶりから、今では複数のヒル・ファミリーのワイナリーでも醸造長を務め、現代スペインワインを牽引している。 モルカの醸造では、プレスは9?12時間かけてゆっくり行うが、発酵は28℃以下で最大7日間とマセラシオンを短めに設定。 こうすることで過度な抽出を抑え、シルキーなタンニンが生まれる。 熟成樽は複数のメーカーから購入しているが、お気に入りはドミニク・ローラン社のもの。 フランク曰く「オーク材のきめ細やかさが格段に違う。 」これが凝縮感がありながらもエレガントなスタイルを実現させる。 熟成中は厳正なるバレル・セレクションが行われ、「最高のガルナッチャ」を信条とするモルカの妥協なきこだわりが垣間見られる。 古樹、低収量のブドウからは、凝縮感のあるフルボディで色調・アロマともにリッチなワインが生まれ、同時にヒル・ファミリー特有のモダンで艶のあるスタイルを感じる事が出来る。 ファーストヴィンテージの2014からギア・ペニン、Vinousで高評価を獲得しており、畑を拡大したとは言え、それに追いつかない程スペイン国内外からの需要が高まっている。 スペイン最高峰のグランヴァンの1つとして地位を確立した「エル・ニド」同様、今後ますます入手が困難になる事が予想されるワイナリーである。
【クール配送】ボデガ・モルカ フロール・デ・モルカ [2022]750ml (ヒル・ファミリー・エステーツ) 2,640 円
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ドメーヌ・クレール・ダユの情熱を引き継ぐワイナリーが手掛ける、バランスのとれた総合芸術のような赤ワイン! ブリュノ・クレール氏の祖父ジョセフ・クレール氏がマルサネに立ち上げた、ドメーヌ・クレール・ダユの情熱を引き継ぐワイナリー。 現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模を持つ。 28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、手薄になるものだが、どのアペラシオンも完璧に仕上げられている。 本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。 アペラシオンの上下を問わずどの銘柄もハズレがなく安心して愉しめると同時に、その風味と味わいにはハッとさせてくれる驚きも秘められているワインを生む、ブリュノ・クレール。 ブルゴーニュのマイナーなテロワールのポテンシャルの高さを実感したい向きにはぜひともお勧めしたいドメーヌです。 「シャンベルタン クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ」は、クロ・ド・ベーズの斜面、上部にも下部にも畑をもち、痩せた小石の多い上部から香り高さとフィネスが、粘土がちの下部からタンニンの力強さと味わいのリッチさがもたらされる。 バランスのとれた総合芸術のようなワイン。 ■テクニカル情報■ 除梗の割合:100%、発酵(樽/タンク):木桶、発酵温度:30度、発酵期間:14日間、使用酵母:自生酵母、熟成(樽【新樽率】/タンク):50%、熟成期間:18ヶ月、マロラクティック発酵の有無:する、瓶詰め時のフィルターの有無:しない、所有面積:0.98ha、土壌:石灰質、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、ぶどうの仕立て:シングル・ギュイヨ、平均樹齢:101年、41年、密植度:10000本/ha、平均年間生産量(本数):3400本、収穫量:30hl/ha、収穫方法:手摘み、農法:リュット・レゾネ DOMAINE BRUNO CLAIR CHAMBERTIN CLOS DE BEZE GRAND CRU ドメーヌ・ブリュノ・クレール シャンベルタン クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. CHAMBERTIN CLOS DE BEZE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ VINOUS:(94-96)ポイント (94-96)pts Drinking Window 2027 - 2048 From: Servants of the Seasons: Burgundy 2021 (Jan 2023) The 2021 Chambertin Clos-de-Beze Grand Cru, which contains 40%-50% whole bunches, has great clarity with brambly red fruit, briary, crushed rocks and sea spray. The palate is medium-bodied with firm tannins, focused though it needs the second winter to bid everything together and fine-tune those tannins. Nice build in the mouth and insistent grip. I like the cut of its jib.- By Neal Martin on November 2022 ワインアドヴォケイト:(93-95)ポイント RP (93-95) Reviewed by: William Kelley Drink Date: The 2021 Chambertin Clos de Beze Grand Cru is also a notable success, wafting from the glass with aromas of rich smoky berries, cherries and forest floor, followed by a full-bodied, ample and layered palate that's textural and multidimensional, combining the typical mid-palate volume of this site with the charm and delicacy of the vintage to compelling effect.Bruno Clair / ブリュノ・クレール 今日、20haを超える大ドメーヌに発展し、伝統のマルサネ・ロゼは今も健在。 ブリュノ・クレールは苦労人である。 マルサネの大ドメーヌ、クレール・ダユに生まれながら、その所有畑を十分に受け継ぐことが出来なかった。 祖父でマルサネ・ロゼの生みの親、ジョゼフが死去し、その相続を巡って一族で争いが起こったからである。 79年に自分の名を冠するドメーヌを立ち上げてはいたが、その時の畑はマルサネとフィサン、それにサヴィニーのドミノードとモレ・サン・ドニのアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジー。 このアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジーはクロ・ド・タールの上にある標高300m以上の高地にあり、荒れ地となっていたのをブリュノが整備し、ブドウを植え付けたものだ。 85年、クレール・ダユのうち伯母が所有していた半分の土地はボーヌのネゴシアンに売られ、両親や兄弟の持ち畑を統合してドメーヌ・ブリュノ・クレールを強化。 90年代に入ってさらに畑を増やし、現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模にまで発展している。 現在、当主のブリュノ、セラーマスターのフィリップ・ブランがドメーヌの舵とりをしているが、そこにブリュノの二人の息子エデュアールとアルチュール、長女のマルゴが参画。 エデュアールは8年前から主に畑を担当、3年前から醸造に関わり、アルチュールは2年前からセラーと試飲を担当している。 畑では化学薬品は使用せず、オーガニック肥料(堆肥)を使用。 パーセル全体でビオロジック栽培を採用。 手摘みで収穫されたブドウは部分的に除梗(0〜10%)していたが、ヴィンテージによって異なるものの、長男エデュアールが加わってから、ここ数年のヴィンテージでは徐々に全房を使用した醸造を行っている(約30%)。 必要に応じて低温マセレーションを行い、自生酵母による自然発酵を待つ。 樽熟成はクリマとヴィンテージにもよるが16〜22ヶ月。 新樽率は20〜50%でグラン・クリュであっても100%ということはない。 ステンレンスタンクの中で1年間寝かされるマルサネ・ロゼの素晴らしさはいうまでもなく、ブルゴーニュ名物ジャンボン・ペルシエ(ハムとパセリのゼリー寄せ)とじつに相性がよい。 また、昨今人気が急上昇しているマルサネの赤ワインでは、将来1級に認可される可能性のあるロンジュロワがとくに素晴らしくお値打ち。 このクリマの一部には樹齢70年を超える樹が植えられている。 ドメーヌはジュヴレ・シャンベルタンにも数々のクリマを所有する。 特級のクロ・ド・ベーズに加え、一級はクロ・デュ・フォントニ(モノポール)、プティット・シャペル、カズティエ、そしてクロ・サン・ジャックだ。 ジュヴレ・シャンベルタンらしい力強く豊かな風味が特徴。 若いうちからも楽しめるが、長期熟成のポテンシャルは大きい。 28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、どうしてもどこかが手薄になるものだが、ブリュノ・クレールの偉大さはどのアペラシオンも完璧に仕上げられていること。 本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。
【クール配送】ドメーヌ・ブリュノ・クレール シャンベルタン クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ [2021]750ml 77,990 円
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4世代にわたるファミリーの夢と情熱から生まれたワイン造り! このドメーヌの歴史は、パリで薬局を営んでいたある家族がブルゴーニュでワインを造りたいという思いを形にしたことから始まりました。 1974年、シャルル-アンリ・ジェノとその妻マリー・ブーランジェールは夢の実現のためにパリからムルソーに移住し、メルキュレに念願の最初の畑を得てドメーヌを設立。 1998年には、コート・ド・ニュイ、ボーヌ、コート・シャロネーズに広がる計30アペラシオン、22ヘクタールの畑を所有するまでに拡大しました。 現当主は、4代目のオード・ラヴォレと、その夫のギョーム。 熱意ある二人は2008年の彼らのファースト・ヴィンテージから、それぞれのパーセル、ブドウの株毎に合わせた品質管理をおこない、堆肥の使用や薬草の植栽など土壌の活性化を図りました。 また、ブドウの木の成熟と衛生のために剪定、摘芽、パリサージュ(ブドウ樹を支えるワイヤーの高さ調整)はしっかりと行っています。 それは「丁寧な畑仕事なしによいワインは飲むことが出来ない」という創立者シャルル・アンリの哲学とも合致します。 「シャンボール・ミュジニー」は、2つの区画から構成≪ les Nazoires ≫ ≪ les Mombies ≫いずれも国道沿い。 樽熟成12か月、新樽20%。 瓶詰め前に6ヶ月のタンク熟成。 無濾過、無清澄。 ややキャッチーなシャンボール。 イチゴやクランベリーような赤い果実が躍るような香り。 気品がありエアリーな香りはこのアペラシオンの特別さを物語っている。 口に含むとエレガントで繊細、フレッシュでタンニンは控えめ。 GENOT BOULANGER CHAMBOLLE MUSIGNY ジェノ・ブーランジェール シャンボール・ミュジニー 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ シャンボール・ミュジニー 原産地呼称:AOC. CHAMBOLLE MUSIGNY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディGenot Boulanger / ジェノ・ブーランジェール 4世代にわたるファミリーの夢と情熱から生まれたワイン造り このドメーヌの歴史は、パリで薬局を営んでいたある家族がブルゴーニュでワインを造りたいという思いを形にしたことから始まった。 1974年、シャルル-アンリ・ジェノとその妻マリー・ブーランジェールは夢の実現のためにパリからムルソーに移住。 そしてメルキュレに念願の最初の畑を得てドメーヌを設立した。 1998年には、コート・ド・ニュイ、ボーヌ、コート・シャロネーズに広がる計30アペラシオン、22ヘクタールの畑を所有するまでに拡大した。 現当主は、4代目のオード・ラヴォレと、その夫のギョーム。 熱意ある二人は2008年の彼らのファースト・ヴィンテージから、それぞれのパーセル、ブドウの株毎に合わせた品質管理をおこない、堆肥の使用や薬草の植栽など土壌の活性化を図った。 また、ブドウの木の成熟と衛生のために剪定、摘芽、パリサージュ(ブドウ樹を支えるワイヤーの高さ調整)はしっかりと行う。 それは「丁寧な畑仕事なしによいワインは飲むことが出来ない」という創立者シャルル・アンリの哲学とも合致する。 彼らは試行錯誤の結果、自然と土壌を尊重するブドウ栽培を目指し、ビオディナミへの転換を決意。 2018年にはAB認証(AgricultureBiologique)を取得している。 セラーでは、なるべく人手を加えないという考え。 彼らの哲学は、比類の無いテロワールを表現し、素晴らしいブルゴーニュのクリマを抽出すること。 バランス良く、若いうちに飲んで美味しく、かつ4、5年寝かせた後に別の次元の魅力が現れるワイン造りを志向する。 白ワインは、アペラシオン問わず、パワフルさとフレッシュさのバランスが良いものを目指す。 収穫は手摘み。 ブドウは全房のままプレスし、軽く沈殿させた後、オーク樽にて自生酵母で発酵の後、熟成。 熟成前酸化を避けるため、バトナージュはしない。 12か月の熟成の後、澱引き、タンクに移しさらに6か月熟成。 テロワールが表現されながらリッチさと、柔らかさ、エレガンスを兼ね備えたワインになる。 赤ワインも全て手摘み。 ヴィンテージによって全房比率を判断。 3?4週間かけて極力自然発酵。 自生酵母は毎年同じにはならないため、それもその年の特長となる。 柔らかい抽出を目指し、ピジャージュの回数はキュヴェとヴィンテージによって調節。 続いて12カ月間オーク樽で、その後6か月ステンレスタンクで熟成させる。
【クール配送】ジェノ・ブーランジェール シャンボール・ミュジニー [2020]750ml 13,800 円
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冷涼なピノと同じく、アントヒルが情熱を注ぐソノマ・コーストのシラー! 収穫が11月になることも珍しくない長いハングタイムが緊張感あるバランスのワインを生み出す。 「シラーのはっきりとしたアロマとクラシックなキャラクターには、ほんの少し長く収穫を待つ以上の価値がある」とアントヒルが明言する自信作! 「上手くいくはずがない」―ピノ・ノワールを愛する3人の若者が、共同でワイナリーを立ち上げる際、皆が口を揃えたそうだ。 潤沢な資金はなく、畑も醸造施設も持たず、設立者は駆け出しの醸造家が3人という前代未聞のワイナリー、アントヒル・ファームズ。 しかし人々の予想とは裏腹に、初ヴィンテージの2004年から間もなく、彼らのワインは他のカリフォルニアのピノ・ノワールとは一線を画すそのエレガントなキャラクターと高いクオリティで、多くのワイン関係者や愛好家を魅了した。 冷涼地域の厳選した畑から、傑出したピノ・ノワールを生み出し、名実ともに世界のトップワイナリーとなったアントヒル・ファームズ。 ウィリアム・セリエムで研鑽を積んだ3人の若手敏腕醸造家が生み出すワインの数々は、トップクラスのレストランがこぞって求め、さらにはブルゴーニュ評論の権威までも魅了している。 ★2004年設立。 2011年には世界のTOP100ワイナリーに入るほどの実力。 ★かのフレンチ・ランドリーをはじめ、ミシュラン星付きレストランでオンリスト。 ★アラン・メドーがメーリングリストへの登録を勧めるクオリティの高いピノ・ノワール。 ★「見守るべきワイナリー」By.インターナショナル・ワイン・セラー 「シラー ピータース・ヴィンヤード」は、セバストポルの外れにあり、ペタルマ・ギャップの北の端から続く丘陵の南斜面に位置する畑。 ペタルマ・ギャップから涼しい海風が内陸へと運ばれ、朝霧がよく発生するため、ブドウがゆっくりと成熟する。 シラーとヴィオニエは混植・混醸。 豊かな果実がスミレや甘いスパイスとともに洪水のように口蓋に押し寄せ、コショウや柑橘系の香りが清涼感をもたらす。 外交的なリッチさとソノマ・コーストらしいしっとりとした味わいが魅力的。 ■テクニカル情報■ 産地:A.V.A. Sonoma Coast 熟成:バリック17ケ月 ANTHILL FARMS SYRAH PETERS VINEYARD アントヒル・ファームズ シラー ピータース・ヴィンヤード 生産地:アメリカ カリフォルニア ノース・コースト ソノマ 原産地呼称:AVA. SONOMA COAST ぶどう品種:シラー 98%、ヴィオニエ 2% アルコール度数:13.2% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディAnthill Farms / アントヒル・ファームズ「上手くいくはずがない」―ピノ・ノワールを愛する3人の若者が、共同でワイナリーを立ち上げる際、皆が口を揃えたそうだ。 潤沢な資金はなく、畑も醸造施設も持たず、設立者は駆け出しの醸造家が3人という前代未聞のワイナリー、アントヒル・ファームズ。 しかし人々の予想とは裏腹に、初ヴィンテージの2004年から間もなく、彼らのワインは他のカリフォルニアのピノ・ノワールとは一線を画すそのエレガントなキャラクターと高いクオリティで、多くのワイン関係者や愛好家を魅了した。 世界的なワイン評論家ステファン・タンザーは「見守るべきワイナリー」と評し、ブルゴーニュ評論の権威アラン・メドーは彼らのワインを手に入れるためにメーリングリストへの登録を勧めた。 また、この突如として現れたこの新星ワインをフレンチ・ランドリーをはじめとするトップクラスのレストランがこぞって求めた。 彼らの確固たるビジョンから生まれたピノ・ノワールは熱狂を持って受け入れられたのである。 彼ら、アンソニー・フィリベルティ、デイヴィッド・ロウ、そしてウェブスター・マルケスの3人は、ウィリアム・セリエムでワイン造りを学んだ2003年に出会った。 当時、アンソニーとデイヴィッドは30歳、ウェブスターは24歳だった。 彼らは互いに味覚や理想とするワインが似ていたことで意気投合。 3人で共にワイナリーを設立する夢を語り合い、ウィリアム・セリエムでの収穫が終わるとすぐにその方法を模索した。 目指すワインは最初から決まっていた。 冷涼な気候のノース・コーストの様々な畑から、表情豊かでエレガント、そしてなにより美味しいピノ・ノワールを造りたい。 彼らはまず、ソノマの北に位置するアンダーソン・ヴァレーで畑を探し歩いた。 だが、ただこの地のピノ・ノワールが手に入れば良い訳ではない。 周囲の畑とは違う特徴を持った、彼らの言葉を借りると「自分たちに語りかけてくるような」畑を求めていた。 彼らには若さ故の行動力だけではなく、畑のテロワールを見極める才能があった。 また、時には気難しい栽培家に好まれる何かも持ち合わせていた。 それは例えば、ワイン造りへの情熱、謙虚さ、将来性といえるかもしれない。 様々な出会いを通じてたどり着いたのは、ブーンヴィルの町を見下ろす丘にあるアビー・ハリス・ヴィンヤードとデムス・ヴィンヤードだった。 彼らはこのふたつの単一畑から数樽のワインを2004年に初めて手掛けた。 醸造施設は、デイヴィッドが働くソノマのパパピエトロ・ペリーが無償で提供してくれた。 「畑の世話は最大限に、醸造で手を加えるのは最低限に」をモットーとするワイン造りでは、各畑のキャラクターを引き出すための非常に細やかな配慮がなされている。 栽培ではサステイナブル・アグリカルチャーを採用。 一部の畑ではビオディナミも導入されている。 醸造においては、部分的にブドウを除硬せず、開放型の発酵槽を用いて自然酵母のみで発酵を行い、熟成に用いるフレンチオークのバリックの新樽率は10-40%と低い。 ワインをタンクから移動させる際はポンプを使わず、清澄もろ過も行わず瓶詰めされる。 このクラシックな造りから生まれる彼らのピノ・ノワールは、上質なブルゴーニュと見紛う優美さと繊細さを備えている。 3人とも日中は別のワイナリーの醸造家として働いているため、アントヒル・ファームズとしてのワイン造りは深夜に及ぶことも少なくない。 夜中の3時に圧搾を始め、それが終わるまでセラーのパレットの上で仮眠をとったことも何度かあるという。 その昼夜の別なく懸命に働く様や、醸造タンクに3人が集う様は、ブドウに群がるアリのようとも形容され、ワイナリー名とラベルのシンボルになっている。 設立から10年近くかけ、慎ましいサイズながらも少しずつ畑を増やし、現在ではメンドシーノ・カウンティとソノマ・カウンティの4つのアペラシオンでワインを手掛けるようになった。 生産量は格段に増えたが、それでも入手困難な生産者のリストに名が挙がる。 年を追うごとに彼らのワインは洗練に洗練を重ね、2011年には、ワイン・アンド・スピリッツ誌で、カリフォルニアのフラワーズやフランスのルフレーヴ、ギガルと並び、世界のトップ100ワイナリーのひとつに選ばれている。 ※アントヒルファームズは、もともとキャップシールがついておりません。
【クール配送】アントヒル・ファームズ シラー ピータース・ヴィンヤード [2021]750ml (赤ワイン) 6,480 円
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ジュヴレ・シャンベルタンでもエレガントなワインを生み出すクリマより造られるしなやかな喉越しが特徴の赤ワイン! 当主はフレデリック・エスモナンだが、足の悪いフレデリックに代わり、オスピス・ド・ボーヌで栽培や醸造に従事していた父のアンドレがワイン造りをとりしきる。 アンドレの兄はミシェルで、フレデリック・エスモナンとシルヴィー・エスモナンは従兄妹同士のドメーヌ。 現在、ドメーヌの規模は5.26ha。 2010年ヴィンテージから加わったコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(畑はコンブランシアン)を例外として、ジュヴレ・シャンベルタンに特化したドメーヌであり、特級はマジ・シャンベルタンとリュショット・シャンベルタンに区画をもつ。 「ジュヴレ・シャンベルタン」は、区画は斜面の麓ながら、D974の西側のブドウを使用。 ジュヴレ・シャンベルタンでもエレガントなワインを生み出すクリマなだけに、このワインもしなやかな喉越しが特徴。 ブラックベリーにダークチェリーのアロマとともに甘草を思わせるスパイシーさも感じられる。 ■テクニカル情報■ 造りは100%除梗。 低温マセレーションを4日ほど行い、最高32度の温度で2週間の発酵。 樽熟成期間は14ヶ月だが、新樽率は一級以上で100%、ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュが40%。 村名は10?15%。 Frederic Esmonin Gevrey Chambertin フレデリック・エスモナン ジュヴレ・シャンベルタン 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. GEVREY CHAMBERTIN 品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:12.5% 味わい:赤ワイン辛口 ミディアムボディFrederic ESMONIN / フレデリック・エスモナン冷涼なクリマから造られるワインはジュヴレらしい堅牢なスタイル当主はフレデリック・エスモナンだが、足の悪いフレデリックに代わり、オスピス・ド・ボーヌで栽培や醸造に従事していた父のアンドレがワイン造りをとりしきる。 アンドレの兄はミシェルであり、つまりフレデリック・エスモナンとシルヴィー・エスモナンは従兄妹同士のドメーヌというわけだ。 アンドレがドメーヌを立ち上げたのは70年代だが、ワインは全量、ルイ・ジャドやジョゼフ・ドルーアン、ルロワなどのネゴシアンに桶売りしていた。 1988年にフレデリックの代になって、ようやくドメーヌ元詰めを始めたという。 現在、ドメーヌの規模は5.26ha。 2010年ヴィンテージから加わったコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(畑はコンブランシアン)を例外として、ジュヴレ・シャンベルタンに特化したドメーヌであり、特級はマジ・シャンベルタンとリュショット・シャンベルタンに区画をもつ。 以前はグリオット・シャンベルタンも手がけていたが、メタイヤージュ(折半耕作)の期限が切れ、手放してしまったのが残念だ。 一級畑はエストゥルネル・サン・ジャック、ラヴォー・サン・ジャック、シャンポネとよいクリマを揃え、村名ジュヴレ・シャンベルタンのヴィエイユ・ヴィーニュは樹齢60年の木からなる。 造りは100%除梗。 低温マセレーションを4日ほど行い、最高32度の温度で2週間の発酵。 樽熟成期間は14ヶ月だが、新樽率は一級以上で100%、ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュが40%。 村名は10?15%。 比較的冷涼なクリマが多いこともあり、ジュヴレらしい堅牢さを堪能できるドメーヌだ。
【クール配送】フレデリック・エスモナン ジュヴレ・シャンベルタン [2022]750ml 5,480 円
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【輸入元:ラック・コーポレーション】 ミュジニーの7割を保有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主! ヴォギュエのフラッグシップ、特級ミュジニー。 ブルゴーニュで最も優美で洗練されたワインを生み出す地と言われるシャンボール・ミュジニーにおいて最上級のドメーヌとして君臨するコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ。 ドメーヌの歴史は1450年まで遡り、今日のドメーヌ名となっているジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵が継承したのは1925年のこと。 現在、ドメーヌを所有しているのはヴォギュエ伯爵の孫娘たちですが、運営については、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ氏、醸造責任者のフランソワ・ミエ氏、販売担当者のジャン・リュック・ペパン氏の3名によって行われています。 言わずと知れた特級畑ミュジニーの10.85haの区画のうち、その70%に相当する7.2haを所有。 ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、レ・ザムルーズは0.56haと、シャンボール・ミュジニーを代表する畑の数々を所有しています。 「ミュジニー グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ」は、ミュジニーに7.20haもの面積を所有するヴォギュエだが、そのうちミュジニーの名を冠して瓶詰めされるのは樹齢25年以上のブドウのみ。 石灰岩の石ころが転がり、表土も薄いミュジニー独特のテロワールから、濃厚さや力強さとはベクトルを異にする、エレガンスを極めた赤ワインが生まれる。 このワインに熟成のピークで出会うことがあれば、その類い稀なる麗しさにしばし打ちのめされることになる。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、除梗の割合:100%、発酵(樽/タンク):木製桶、使用酵母:天然酵母、熟成(樽【新樽率】/タンク):20?30%、マロラクティック発酵の有無:する、瓶詰め時のフィルターの有無:年による、所有面積:7.20ha、土壌:石灰粘土質、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、ぶどうの仕立て:ギュイヨ・サンプル、コルドン・ドゥブル、平均樹齢:25?55年、収穫量:11000本/ha、収穫方法:手摘み、農法:リュット・アンテグレ Domaine Comte Georges de VOGUE Musigny Grand Cru Cuvee Vieilles Vignes ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ミュジニー グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ シャンボール・ミュジニー 原産地呼称:AOC. MUSIGNY GRAND CRU ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。 休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。 商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。 これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。 それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 Comte Georges de Vogüé / ヴォギュエミュジニーの7割を保有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主ジュヴレ・シャンベルタンにおけるアルマン・ルソー、ヴォーヌ・ロマネにおけるドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのように、シャンボール・ミュジニーでもっとも尊敬を集めるドメーヌ、それがコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエである。 10.85haのミュジニーのうち、その7割に相当する7.2haを所有。 ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、1級レ・ザムルーズには0.56haの畑をもつ。 ドメーヌの歴史は1450年まで遡るが、1766年にドメーヌを所有するカトリーヌ・ブーイエがスリス・メルシオール・ド・ヴォギュエと結婚し、ヴォギュエの名が登場。 今日のドメーヌ名であるジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵がドメーヌを継承したのは1925年のことだ。 現在、ドメーヌを所有するのは伯爵の孫娘たちだが、彼女らはシャンボール・ミュジニーに住んでおらず、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ、醸造責任者のフランソワ・ミエ、販売担当者のジャン・リュック・ペパンという、俗にいうヴォギュエの三銃士によってドメーヌは運営されている。 ミュジニーは3つのリュー・ディ(区画名)で構成されているが、ドメーヌは南側のプティ・ミュジニーすべてと、北側のミュジニー6区画からなる。 ご存知のようにそのうち0.64haにはシャルドネが植えられ、本来はきわめてレアなミュジニー・ブランとなる。 しかし、1990年代に植え替えが始まったため、ミュジニー・ブランは1993年が最後となり、それ以降は「ブルゴーニュ・ブラン」としてリリースされている。 植え替えからすでに25年を経た樹もあるので、そろそろミュジニー・ブランの復活を望む声も少なくない。 ただし、ラベルこそブルゴーニュ・ブランだが、栽培も造りもミュジニー・ブランとまったく変わらないとフランソワ・ミエはいう。 また畑名のない「シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ」は、特級ミュジニーのうち樹齢が25年に満たない樹を用いたもの。 特級ミュジニーにわざわざ「ヴィエイユ・ヴィーニュ」と謳っているのは、古木からなることを強調せんがためだ。 ヴォギュエ伯爵存命中は、1級より下のワイン造るべからずという掟があり、いくら市場の要求があっても村名ワインを造ることができなかった。 当時の醸造責任者であったアラン・ルーミエ(クリストフ・ルーミエの伯父)は、そのことでたいへん苦労したとされる。 伯爵の死後になってようやく村名畑を入手。 ただし、この村名シャンボール・ミュジニーにはドメーヌが所有する規模の小さな1級畑、ボードとフュエも加わる。 その比率は面積にしておよそ10%と大きい。 ミュジニーはシルキーでエレガントなワインというステレオタイプに倣い、若いうちからこのドメーヌのミュジニーを口にすれば、誰しも唖然とするに違いない。 10年程度では容易に開いてくれず、それもタンニンがギスギスするのではなく、硬質なミネラルの塊が堅牢なストラクチャーを形成し、少しも解けない。 レ・ザムルーズもミュジニーほどではないが同様。 それに対してボンヌ・マールは、黒い果実の印象が若いうちから広がり、ふたつのクリマとは出自の異なることをうかがわせる。 なんとも難しいドメーヌだが、互いの波長がばっちりシンクロした時には無上の喜びがもたらされる。 その好機をひたすら待つのも、ワインラヴァーの醍醐味に違いない。
【クール配送】【予約商品】ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ミュジニー グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ [2013]750ml 246,400 円
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バックヴィンテージ入荷しました! 1620年創立の由緒あるヴォーヌ・ロマネを代表する造り手「モンジャール・ミュニュレ」! ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネに本拠地をもつドメーヌ。 1941年創立ですが、18世紀の終わり頃から一族は9代にわたってワイン造りを開始し、コート・ド・ニュイからコート・ド・ボーヌまで広く畑を所有しています。 現当主は8代目、ヴァンサン・モンジャール。 既存畑の維持だけでなく、更なる規模拡大にも力を入れており、積極的に畑の購入を進めています。 現在所有している畑は、エシェゾー(最大の所有者)、グラン・エシェゾー(2位の所有者)、クロ・ド・ヴージョ、レ・スショなど総合面積は33ha。 アペラシオンの数は35にものぼります。 伝統的な手法を頑固に守りつつ、力強く芳醇で、長寿自慢の素晴らしいワインが生まれます。 「シャンボール・ミュジニ―」は、極めて繊細なワインである。 程よく色付きとりわけエレガントで、香りも細かいニュアンスを持つ。 すみれ、フランボワーズ、イチゴ、カシスを思わせるブドウのアロマの繊細さと複雑さが、ワインに心地よくデリケートなブーケを授けている。 口蓋ではフレッシュさとフィネスを感じる。 シャンボールの特徴である繊細さは控えめな酸により際立ち、良質なタンニン、滑らかさ、バランスの良さと調和する。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、熟成(樽【新樽率】/タンク):30?40%新樽、瓶詰め時のフィルターの有無:なし、所有面積:30a、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、平均樹齢:35年、収穫方法:手摘み DOMAINE MONGEARD MUGNERET CHAMBOLLE MUSIGNY ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ シャンボール・ミュジニ― 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ シャンボール・ミュジニ― 原産地呼称:AOC. CHAMBOLLE MUSIGNY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。 休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。 商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。 これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。 それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 モンジャール・ミュニュレ / MONGEARD MUGNERET エシェゾー、グランゼシェゾーはDRCに次ぐ規模。 33ヘクタールの畑を所有する大ドメーヌ! ディジョンからボーヌへと向かう街道沿い、ヴォーヌ・ロマネの入り口に「ル・リシュブール」というホテルレストランがある。 このホテルを経営しているのが、村でも有数の大ドメーヌ、モンジャール・ミュニュレである。 モンジャールの姓は17世紀の初め、1620年頃からブルゴーニュで見られ、代々ブドウ栽培を生業としてきた家系である。 現当主ヴァンサン・モンジャールの父、ヴォーヌ・ロマネ村の村長も務めたジャンの時代にドメーヌは大きく成長。 さらにヴァンサンが拡大し、現在、ブドウ畑の面積は33ha。 北はマルサネから南はサヴィニー・レ・ボーヌまで35のアペラシオンに散らばっている。 ちょっとしたネゴシアン並みの規模だ。 リシュブールも所有するとはいえ、このドメーヌの華はなんといってもエシェゾーとグランゼシェゾー。 それぞれ2.6ha、1.44haという面積は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに次ぐ広さだ。 前者はエシェゾー・デュ・デュス、ルージュ・デュ・バ、レ・トゥルーの3つの区画に分かれるが、1929年に植樹したルージュ・デュ・バのブドウはすべてエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュとして瓶詰めされる。 レ・トゥルーはエシェゾーでも最下部にあるので肉付きがよく豊満な一方で複雑味に欠けると、ヴァンサンはいう。 ちなみにこの区画のワインは全量アメリカ向け。 日本向けのエシェゾーはもっとも優れたワインを生むとされるエシェゾー・デュ・デュスのものなので安心されたし。 除梗率はクリマとヴィンテージによって異なり、相対的にエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュやグランゼシェゾーはエシェゾーよりも全房の比率が高い。 それもあって、とくにグランゼシェゾーは構造のしっかりした筋肉質のワインとなる。 ブドウ栽培では2003年から一部の畑(ニュイ・サン・ジョルジュ1級ブード、ヴォーヌ・ロマネ1級シュショ、プティ・モン、それに全特級クリマ)でビオロジック農法を始めている。 それ以外の畑はリュット・レゾネだが、これだけ広範囲にわたる畑を農薬に頼らず耕作するのは大変なことだろう。 父ジャンの時代、このドメーヌのワインは新樽の香りが顕著に感じられたものが、近年のワインは樽香が果実味の中にきれいに溶け込み、洗練さを増している。 価格的にリーズナブルで質の高い特級畑のワインを探している人に、安心して薦められるのがこのドメーヌのエシェゾーだ。 ヴァンサン氏と奥様との3ショット ヴァンサン氏・後継者のアレクサンドラ氏と ■2023年10月07日 モンジャール・ミュニュレ訪問しました!■ 【クール配送】【ダブルマグナム瓶】ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ シャンボール・ミュジニー [2013]3000ml 木箱入り 66,000 円
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フィネス&エレガンス収量僅か11hl/ha。 まさに良質ガルナッチャのお手本とも言える1本! 「世界最高のガルナッチャを生み出す事だけを突き詰めた現代スペインの天才醸造家、Morca醸造家のフランク・ゴンザレス」×「挑戦を続け世界基準のスペインワインを生み出し、南スペイントップワイナリーとしての地位確立、Bodegas Juan Gil当主のミゲル・ヒル」 カンポ・デ・ボルハの地に最高品質のガルナッチャを生み出すポテンシャルを強く感じ、2011年からワイナリー設立を検討しリサーチを開始。 そんな中、ヒル・ファミリーにて長年ミゲルとタッグを組んでいたジョルディ・フロスが義理の父の畑から自家用ワインを作っていた所にミゲルが立ち寄り、その味わいに感動。 畑・土壌を観察した後に「本気でワイナリーにしないか」とジョルディに持ち掛け、数樽のワインがモルカとしてスペイン国内で2014年に初リリース。 ファーストヴィンテージの2014からギア・ペニン、Vinousで高評価を獲得しており、畑を拡大したとは言え、それに追いつかない程スペイン国内外からの需要が高まっている。 スペイン最高峰のグランヴァンの1つとして地位を確立した「エル・ニド」同様、今後ますます入手が困難になる事が予想されるワイナリーである。 「ゴディナ」は、平均?比較的若い畑のブドウを使用。 ガルナッチャの素晴らしさを伝えるため幅広い層をターゲットにした親しみやすいワイン。 ダークベリー、プラム、リコリスにスパイス、繊細なオークの心地よいバニラのアロマ。 口に含むと甘やかなフルーツジャムやモカのフレーバーが広がり、絹のように滑らかなタンニンが溶け込んでいる。 完熟したガルナッチャを感じさせるピュアでバランスのとれたフィニッシュ。 ■テクニカル情報■ 産地:D.O. Campo de Borja 品種:ガルナッチャ・ネグラ100% 醸造・熟成:ステンレスタンクで発酵ステンレスタンクで発酵、バリック15ヶ月熟成(新樽25%) Bodegas Morca Godina ボデガ・モルカ ゴディナ 生産地:スペイン アラゴン州 原産地呼称:D.O. CAMPO DE BORJA ぶどう品種:ガルナッチャ・ネグラ 100% アルコール度数:16% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディMorca / モルカ ガルナッチャの帝国と称される産地から最上のガルナッチャを生み出す、ヒル・ファミリーの新たな挑戦。 世界を震撼させた、南スペインの最高峰「エルニド」誕生から12年。 2014年の初リリースから高評価を獲得する『今』世界が欲しがる新たなモンスターワイン。 フミーリャを代表するワイナリー、フアン・ヒル。 当主であるミゲル・ヒルはフアン・ヒルやエル・ニドを通してフミーリャとモナストレルのポテンシャルを世界中に発信してきた。 しかし彼の情熱はフミーリャにとどまらず、いかにリーズナブルに、しかもテロワールを生かしたワインを作れるのかという視点から、スペイン各地に眠るポテンシャルのある土地を探し続けてきた。 その結果、リオハ、カスティーリャ・イ・レオン、リアス・バイシャスなど現在率いるワイナリーは多岐に及んでいる。 これらのプロジェクトを次々と成功に導いてきたミゲルが次に注目したのがスペイン北部、アラゴン州に位置するD.O.カンポ・デ・ボルハだ。 この地はナバーラ南部の延長線上にあり、サラゴサに向けて流れるエブロ河の南に位置する。 西には標高2,000mを越えるモンカヨ山がそびえる大陸性気候のこの地は、スペイン国内でもとりわけ暑く乾燥しており、フミーリャ以上に朝晩の寒暖差が激しい。 こうした過酷な気候のもとで栽培面積の70%近くを占めるのが土 着品種のガルナッチャ。 この知られざるDOには、実はとりわけ多くのガルナッチャの古樹が植わっており、高品質なワインを生み出すことから「ガルナッチャの帝国」とも称されている。 最高品質のガルナッチャを生み出すポテンシャル カンポ・デ・ボルハのワインを幾つかテイスティングしたミゲルはこの地に最高品質のガルナッチャを生み出すポテンシャルを強く感じ、2011年からワイナリー設立を検討しリサーチを開始。 そんな中、ヒル・ファミリーにて長年ミゲルと タッグを組んでいたジョルディ・フロスが義理の父の畑から自家用ワインを作っていた所にミゲルが立ち寄り、一口飲んだところその味わいに感動。 畑・土壌 を観察した後に「本気でワイナリーにしないか」とジョルディに持ち掛けたのはガレージに着いて数時間後の事だった。 数樽のワインがモルカとしてスペイン国内で初リリースされたのが2014年、スタートから評判は非常に良かった。 当初5haだった畑は現在60haまで拡大。 標高500?850mに広がる畑には約25の区画が点在し、鉄分を含んだ粘土がメインの土壌。 認証は取っていないが全てオーガニックで栽培し収穫も全て手作業。 高樹齢のブドウが多いため自然と収量が制限され、さらに畑での厳しい選果を経て収量は約10hl/haと恐ろしい程に低くなる。 モルカの妥協なきこだわり 醸造を担当するフランク・ゴンザレスはエル・ニドの醸造にも携わった経験があり、その傑出した仕事ぶりから、今では複数のヒル・ファミリーのワイナリーでも醸造長を務め、現代スペインワインを牽引している。 モルカの醸造では、プレスは9?12時間かけてゆっくり行うが、発酵は28℃以下で最大7日間とマセラシオンを短めに設定。 こうすることで過度な抽出を抑え、シルキーなタンニンが生まれる。 熟成樽は複数のメーカーから購入しているが、お気に入りはドミニク・ローラン社のもの。 フランク曰く「オーク材のきめ細やかさが格段に違う。 」これが凝縮感がありながらもエレガントなスタイルを実現させる。 熟成中は厳正なるバレル・セレクションが行われ、「最高のガルナッチャ」を信条とするモルカの妥協なきこだわりが垣間見られる。 古樹、低収量のブドウからは、凝縮感のあるフルボディで色調・アロマともにリッチなワインが生まれ、同時にヒル・ファミリー特有のモダンで艶のあるスタイルを感じる事が出来る。 ファーストヴィンテージの2014からギア・ペニン、Vinousで高評価を獲得しており、畑を拡大したとは言え、それに追いつかない程スペイン国内外からの需要が高まっている。 スペイン最高峰のグランヴァンの1つとして地位を確立した「エル・ニド」同様、今後ますます入手が困難になる事が予想されるワイナリーである。
【クール配送】ボデガ・モルカ ゴディナ [2021]750ml (ヒル・ファミリー・エステーツ) 4,380 円
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カリフォルニアの有機栽培ワインの先駆者が手掛ける、チェリーやベリー系のフレーバーと滑らかなタンニンが甘いオーク香によって引き立ち、ベルベットのようなフィニッシュが心地良く続く赤ワイン! フェッツァーは1983年からブドウ畑の周りで野菜や果物を無農薬で育てていました。 この野菜と果物の美味しさからヒントを得て、1987年からオーガニックワインの生産を開始、これがボンテッラの始まりです。 現在800haの有機栽培農園を所有し、一部ではビオディナミ農法も取り入れた栽培も行っています。 サンフランシスコから北に約200km、メンドシーノに畑があります。 西側は寒流の流れる太平洋に面し、産地と森林が多い場所です。 昼夜の温度差が大きく、夏の湿気が少ないため、成熟がゆっくり進み、凝縮感のあるブドウが育ちます。 ボンテッラの畑は、春には花が咲き、畑の周りには緑が茂り、鳥や動物たちが伸び伸びと暮らしている、自然豊かな環境となっています。 ワインの醸造は畑のすぐ近くにあるフェッツアーのワイナリーで行われています。 ワイン造りにおいて、ブドウの果実味をそのまま生かすために、樽のニュアンスを出し過ぎず、ボルドーなどの伝統的なワイン産地を思わせるようなエレガントさを表現するようにしています。 元シャトー・ラトゥールの醸造責任者である、クリスチャン・ル・ソメール氏のコンサルタントを受けています。 「ボンテッラ メルロー」は、芳醇なチェリーやベリー系のフレーバーと円熟したタンニンが甘いオーク香によって引き立ち、ベルベットのようなフィニッシュが心地良く続きます。 BONTERRA MERLOT ボンテッラ メルロー 生産地:アメリカ カリフォルニア 原産地呼称:AVA. CALIFORNIA ぶどう品種:メルロ 76%、ジンファンデル 13%、プティシラー 6%、カベルネ ソーヴィニヨン 2%、その他 3% アルコール度数:13.7% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディBonterra / ボンテッラ 美味しいビオワインをリーズナブルに! フェッツァーは1983年からブドウ畑の周りで野菜や果物を無農薬で育てていました。 この野菜と果物の美味しさからヒントを得て、1987年からオーガニックワインの生産を開始、これがボンテッラの始まりです。 現在800haの有機栽培農園を所有し、一部ではビオディナミ農法も取り入れた栽培も行っています。 サンフランシスコから北に約200km、メンドシーノに畑があります。 西側は寒流の流れる太平洋に面し、産地と森林が多い場所です。 昼夜の温度差が大きく、夏の湿気が少ないため、成熟がゆっくり進み、凝縮感のあるブドウが育ちます。 化学肥料や農薬、殺虫剤を使わず、カバークロップとしてクローバーや豆などを植えることにより、土壌に有機物質や窒素がもたらされ、柔らかい土ができあがります。 また、虫や動物たちを排除するのではなく、畑の周りに動物たちが好きな植物を植えたり、畑にニワトリを放し害虫を食べさせるなどし、共存しながらブドウ栽培を行っています。 そのため、ボンテッラの畑は、春には花が咲き、畑の周りには緑が茂り、鳥や動物たちが伸び伸びと暮らしている、自然豊かな環境となっています。 ワインの醸造は畑のすぐ近くにあるフェッツアーのワイナリーで行われています。 フェッツァーは持続可能なワイン造りのため、ワイナリーの屋根にソーラーパネルを設置し、瓶やダンボールなどを再利用し、作業にはバイオディーゼルカーを使うなど、様々な工夫を実践しています。 ワイン造りにおいては、ブドウの果実味をそのまま生かすために、樽のニュアンスを出し過ぎず、ボルドーなどの伝統的なワイン産地を思わせるようなエレガントさを表現するようにしています。 元シャトー ラトゥールの醸造責任者である、クリスチャン・ル・ソメール氏のコンサルタントを受けています。
【クール配送】ボンテッラ メルロー [2021]750ml (赤ワイン) 2,970 円
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ジュヴレ・シャンベルタン村に9つある特級畑の中でも、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズとともに別格とされる、特に評価の高い畑! ムニール・サウマ氏は、モンペリエのENSAM校にてぶどう栽培と醸造学を学び、約6年間にわたり、フランス各地、およびカリフォルニアで、栽培と醸造の仕事に従事しました。 ロテム夫人は、チーズの生産をしている家の出身です。 ハイファ (Haifa) の技術学校とディジョンのENESAD校で農業(栽培)について、特にワイン造りについて多くを学び、卒業時にコート・ドールのワインについての論文でフランス農業アカデミーよりナショナル・プライズを受賞しました。 その後、ブルゴーニュとカリフォルニアでワイン造りの経験を数年積みました。 サウマ氏は、これらの経験を基に構築した自身の考えを実現するために、ロテム夫人と小さなセラーを造り、1999年にルシアン・ル・モワンヌを設立。 現在、コート・ドールにある極上品質の1級畑と特級畑のワインを生産。 各村で、最も優れた区画にある畑のワインを収穫年の作柄状況に応じて、最高のワインに仕上げています。 「シャンベルタン グラン・クリュ」は、ジュヴレ・シャンベルタン村に9つある特級畑の中でも、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズとともに別格とされる、特に評価の高い畑です。 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズの斜面下方の畑で、ジュヴレ・シャンベルタン村のグラン・クリュの中で色が最も濃く、香りが最もスパイシーだと言われています。 シャンベルタンの名は13世紀より使われており、隣接する特級畑クロ・ド・ベーズとの境界線は、中世より変更されておらず、長い歴史を持っています。 標高275?300mの東向きに位置し、石灰質と粘土質が混じる土壌で構成されているのが特徴です。 LUCIEN LE MOINE CHAMBERTIN GRAND CRU ルシアン・ル・モワンヌ シャンベルタン グラン・クリュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. CHAMBERTIN ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:14.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディLUCIEN LE MOINE / ルシアン・ル・モワンヌ ユニークで情熱的、異彩を放つブルゴーニュNo.1ネゴシアン。 「ルシアン・ル・モワンヌ」は、1999年にムニール・サウマ氏と妻のロテム氏によってボーヌの中心街に設立されたネゴシアン。 当主のサウマ氏は、もとはシトー派(利酒騎士団とも言われるテロワール研究の祖)の僧侶だったそうですが、その中でブルゴーニュワインに開眼し、モンペリエのENSAM校でブドウ栽培と醸造学を修め、フランス各地のワイナリーやさらにカリフォルニアでワイン造りを学びました。 また、妻のロテム氏はチーズ農家出身で、ENESAD校でワイン造りを中心とした農業について多くを学び、卒業時のコート・ドールのワインについての研究論文は、フランス農業アカデミーのナショナル・プライズを受賞したそうです。 そしてその後、夫と同じくブルゴーニュとカリフォルニアでワイン造りの経験を積み、サウマ氏と共に「ルシアン・ル・モワンヌ」を立ち上げたのです。 サウマ氏のブルゴーニュワインへの造詣は並々ならぬものだそうで、アペラシオン全域の知識をごく詳細かつ体系的に理解している人物として、多くのブルゴーニュ生産者たちから敬意の念を抱かれているそうです。 自社畑は持たず、一流ドメーヌが所有する特級、一級畑のみで造られたワインを樽で購入し、熟成、瓶詰めを行うという「ネゴシアン方式」でワインを生み出していますが、畑の所有者名は一切公表されていないものの、その名を知らぬ者は無いような錚々たる名門ドメーヌばかりが名を連ねているとのこと。 リリースしているワインはコート・ドール全域にわたり、グラン・エシェゾー、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、モンラッシェなど、素晴らしい銘醸畑が顔を揃えているとのことで、『ワイン・アドヴォケイト』でも「ムニール・サウマ氏は短期間で最も優れたネゴシアンの一つを作りあげた」と称賛されています。
【クール配送】ルシアン・ル・モワンヌ シャンベルタン グラン・クリュ [2021]750ml 132,000 円
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ラウルの新規格贅沢ワイン「ウルトレイア」シリーズ! 熟した果実に気品ある酸、緻密なタンニンが混然一体となり、グラスの中で花開く。 メンシアで生み出される世界最高峰のワイン! ビエルソにて1752年からブドウ栽培の歴史を持つ家系に生まれる。 バレンシアの醸造学校で学んだ後、実家であるボデガ・カストロ・ベントーサに参画。 衛生管理の向上に加え、単一区画の概念を導入。 少量生産に方向転換を行い、短期間での品質向上を成し遂げた。 2007年には自身のドメーヌとなるボデガス・イ・ビニェドス・ラウル・ペレスを設立。 メンシアとゴデーリョで生み出す唯一無二のワインは瞬く間に多くのワイン評論家・愛好家の心を掴んだ。 栽培・醸造では『自然をリスペクトし、ブドウに与える影響を最小限にする』がモットー。 畑は馬を使って耕し、醸造では各区画の個性が発揮されるよう最低限のSO2のみ添加、オークのニュアンスがワインを覆わないよう新樽使用も控えている。 『欠陥のあるワインは失敗作だ』と語るラウルの作品は、正確性と透明感を兼ね備えている。 「ウルトレイア コパ・ラ・ラポーサ」は、フィロキセラ以前の単一区画から造られるワイン。 アロマの表情はかなり熟していて、ローストしたヒマワリの種を思わせるトースティーなノートがある。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 冬は、「フィロメナ」として知られるスペインの激しい嵐で始まり、エル・ビエルソ地方に寒くて乾燥した日々を数日間もたらし、この影響は1月末まで続いた。 そのあとの冬は暖かくなったが、一方で春は乾燥したシーズンとなった。 夏も同様に、ブドウの成熟が遅くなるという悪条件がいくつかあり、収穫は困難だった。 しかしながら、ワインはフレッシュで輝かしいものとなった。 ■テクニカル情報■ ファーストVT:2016VT 樹齢:19世紀末に植樹 熟成:フードルで発酵、バリックで約20ヶ月熟成 畑の向き:南東向き 面積:0.2ha 南東に面した小さな畑(500リットルのオーク樽1つ分)ラウルが所有する数少ないプレ・フィロキセラの区画。 ロケーション:Valtuille de abajo東部 土壌:砂質石灰石 栽培:手作業で収穫 醸造:フードルで発酵 熟成:フレンチオークバリックで約20ヶ月。 無清澄、無濾過。 その間にワインは熟成してなめらかになり、洗練されていく。 生産本数:600本 Raul Perez Ultreia Cova La Raposa ラウル・ペレス ウルトレイア コパ・ラ・ラポーサ 生産地:スペイン カスティーリャ・イ・レオン州 原産地呼称:D.O.BIERZO 品種:メンシア 90%、バスタルド(トゥルソー) 5%、ガルナッチャ・ティントレラ(アリカンテ・ブーシェ) 5% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォイト:93 ポイント RP 93 Reviewed by: Luis Gutierrez Release Price: $128 Drink Date: 2023 - 2028 Again, the cooler 2021 seems to have worked nicely for the 2021 Ultreia Cova de la Raposa, which compensates for the warmer place. Despite the moderate alcohol, 13.1%, the aromatic expression is quite ripe, and there are toasty notes redolent of roasted sunflower seeds. It's from a small plot with southeast exposure that only produces enough wine for a 500-liter oak barrel. It has abundant tannins and toasted notes that make a comeback in the finish. It needs powerful food to tame the tannins. 600 bottles produced. Raul Perez has purchased 90% of the vineyards used for the La Vizcaina project, which gives him a lot more control over viticulture. They produce around 300,000 bottles, 60% of them Ultreia Saint Jacques. 2021 is a super clean and defined vintage, quite transparent for the soils and the places, with very fresh and balanced wines. Some of the Ultreia wines showed a little more oak and might need some more time in bottle. Published: Aug 11, 2023Raul Perez / ラウル・ペレス メンシアというマイナー品種で一大ムーブメントを起こした"生きる伝説" 「世界最高のワインメーカーの1人であり最高の才能を持つ革新者」by Decanter 「私が試飲したワインは言葉では言い表せないほど素晴らし く、職人的だ。 信じられないなら実際に体験すべきだ」by WA 「これほど短期間に、これほど大きな影響を与えたワインメー カーは世界中どこを探してもいないと言ってよい」by Vinous 1752年からビエルソでのブドウ栽培の歴史を持つ家系にラウル・ペレスは生まれました。 バレンシアの醸造学校で学んだ後、実家であるボデガ・カストロ・ベントーサに参画。 衛生管理の向上に加え、単一区画の概念を導入します。 そして少量生産に方向転換を行い、短期間での品質向上を成し遂げました。 2007年には自身のドメーヌとなるボデガス・イ・ビニェドス・ラウル・ペレスを設立。 メンシアとゴデーリョから生み出す唯一無二のワインは、瞬く間に多くのワイン評論家・愛好家の心を掴みました。 ラウルの哲学は、畑や品種などのルーツを重要視し、原点となるブドウ畑と土地への深い理解を常に追求し続けることにあります。 栽培・醸造では「自然をリスペクトし、ブドウに与える影響を最小限にする』がモットーです。 畑は馬を使って耕し、醸造では各区画の個性が発揮されるよう最低限のSO2のみを添加、オークのニュアンスがワインを覆わないよう新樽は使用しません。 『欠陥のあるワインは失敗作だ』と語るラウルの作品は、正確性と透明感を兼ね備えています。 そしてそれこそが「ラウル・ペレスは典型的なワイナリーではない。 それぞれのヴィンテージが独自に変化するようにし、標準的でないワインをつくる」と各方面で言われる所以です。 世界中のワインジャーナリストからも「天才醸造家」と賞賛されており、スペインのワイン専門誌『シバリタス』からマン・オブ・ザ・イヤーに選出されたり、イギリスの『デキャンター』誌で「スペインの最もエキサイティングな生産者」の筆頭に挙げられたりと、非常に高い評価を得ています。 ■D.O.ビエルソについて■ ビエルソはカスティーリャ・イ・レオン州の西側に位置しており、山々が立ちはだかり、急峻な斜面にブドウ畑が点在します。 一つの生産者が小さな区画を何十ヶ所も所有しているため、「スペインのブルゴーニュ」と例えられています。 黒ブドウ品種のメンシアと白ブドウ品種のゴデーリョが有名で、特に2000年以降、若手の醸造家がメンシアを使用した高級ワインを競って生産するようになり、プリオラートと並ぶ注目の新興地域として世界中の熱い視線を浴びています。
【クール配送】ラウル・ペレス ウルトレイア コパ・ラ・ラポーサ [2021]750ml (赤ワイン) 11,000 円
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【輸入元:株式会社JALUX (正規代理店)】 カリフォルニアのピノ・ノワールのパイオニア! カナダ人作家マルク・デ・ヴィリエ氏にちなんで名付けられたカレラの所有する畑で最も大きい「ド・ヴィリエ」 ブルゴーニュワインの不思議な力に引き込まれた創業者のジョシュ・ジェンセンは1969年よりDRC(ロマネ・コンティのワイナリー)でスタッフとして当時のセラー責任者アンドレ・ノブレの元で働き、「ぶどうにほとんど手をかけない自然なワイン造り」に魅せられ、「アメリカで最高のピノ・ノワールを造る」という目標を掲げ、長い長い土壌探しの旅の果てにカリフォルニア、マウントハーランにてワイン造りを開始。 今ではカリフォルニアのロマネ・コンティと称され、世界中で愛されるワインを造り続けています。 「ド・ヴィリエ・ヴィンヤード ピノ・ノワール マウント・ハーラン」は、モントレー湾から東に20マイル(約40キロ)のガビラン山脈にある畑で作られるブドウを使用します。 石灰岩が豊富であり、ぶどう栽培に適した気候なことから選ばれた、カリフォルニアで最も高く(平均2200フィート)涼しい場所にあります。 1997年に植樹された単一畑ド・ヴィリエは、カレラの所有する畑で最も大きい約15.6ha、東向きに位置します。 カナダ人作家マルク・デ・ヴィリエ氏にちなんで名付けられました。 マルク・デ・ヴィリエ氏は自身の執筆した「ハート・ブレイク・グレープ誌」でカレラ創設やジョシュ氏の物語を綴っています。 ■2019年ヴィンテージ情報■ マウント・ハーランの冬から春にかけては冷涼で雨が多かったため、ブドウ畑の芽吹きは遅かったが、夏の気温は穏やかで、シーズン終盤の猛暑もなかったため、ブドウは豊富な収穫期間を楽しむことができた。 収穫は9月下旬に始まり、10月いっぱい続いた。 その結果、エレガントで熟成に耐える、力強さの下地にある美しい白ワインと、鮮やかな果実味と香ばしいスパイスの複雑な層を持つ、優美でダイナミックな赤ワインが生まれた。 ■テクニカル情報■ 品種:ピノ・ノワール アペラシオン:マウント・ハーラン 畑名:ド・ヴィリエ・ヴィンヤード 収穫期間:9月19日から10月16日 熟成:フレンチオークの新樽を30%使用し18ヶ月熟成。 発酵自生酵母による全房発酵 ■AVA Mt. Harlanについて■ この一帯にワイナリーを構えているのはカレラだけにもかかわらず、あまりの品質の高さからカレラのための唯一の原産地呼称「マウント・ハーラン・AVA」が1990年に認められることになりました。 CALERA MT.HARLAN DE VILLIERS PINOT NOIR カレラ ド・ヴィリエ・ヴィンヤード ピノ・ノワール マウント・ハーラン 生産地:アメリカ カリフォルニア セントラル・コースト 原産地呼称:AVA Mt. Harlan ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ジェームス・サックリング:95 ポイント CALERA PINOT NOIR MT. HARLAN DE VILLIERS VINEYARD 2019 Monday, March 6, 2023 CountryUnited States RegionCalifornia Vintage2019 Score 95 A juicy and powerful red with blackberries, dried strawberries, walnuts and spice undertone. Full-bodied and chewy with layers of tannins and a flavorful finish. Hints of bark and spice. Needs time to soften, but impressive. Drink after 2025, but already beautiful. VINOUS:94+ ポイント 94+pts Drinking Window 2025 - 2039 From: Santa Cruz Mountains: The Compelling 2018s & 2019s (May 2022) The 2019 Pinot Noir de Villiers Vineyard is fabulous. A wine of depth and intensity, the 2019 is seriously impressive. Dark cherry, plum, lavender, spice and dried herbs are all amplified in this decidedly potent, layered Pinot Noir. Readers should plan on cellaring the 2019, as it is quite the powerhouse. It's one of the most complete wines in the range of 2019s. - By Antonio Galloni on October 2022CALERA Wine Company / カレラ・ワイン・カンパニーカリフォルニア / ピノ・ノワールの匠カレラワインカンパニーの歴史は今から30年前にさかのぼります。 ジョシュ・ジェンセンはブルゴーニュワインに惚れ込んでしまい、自分のライフワークをピノ・ノワールにかけることを誓ったことからはじまります。 ジョシュ・ジェンセンはフランスのブルゴーニュでのワインつくりの師匠から“ピノ・ノワール“と”シャルドネ“は石灰岩が肥沃な土地で素晴らしいバランス のワインが造ることが出来ることを学びました。 カリフォルニアでピノ・ノワールの最初の成功者となった彼は、1971年に2年の年月を費やして石灰岩がある土地を探しました。 そして、ようやくサンフランシスコから南に150キロ、大西洋から40キロメートル内陸に入った、カリフォルニアで最も高い標高2,200フィートのマウント・ハーランの頂上近辺 に石灰質が豊富にある冷涼な土地を見つけ出したのです。 1975年にジョシュはオリジナルとなるテロワールが少しずつ違う3つのパーセル、リード・ヴィンヤードに5エーカー、セレック・ヴィンヤードに5エーカー、ジェンセン・ヴィンヤードの14エーカーのそれぞれにピノ・ノワールの葡萄を植えていきました。 1977年1000フィート低い場所に電気と電話の使用可能な醸造所を購入しました。 ジョシュは葡萄を山の頂上まで車で運び、平地の醸造所で行われているポンプでくみ上げたりするのではなく、テラスの段差を利用した重力流動ワイン醸造所を 造り始めました。 1978年から生産量は少ないけれどカリフォルニアにおいては上質なピノ・ノワールを造りはじめました。 さらにジョシュは1982年には隣接している石灰岩がたくさんある300エーカーの土地を購入し、翌年1982年には2エーカーだけ白葡萄品種の“ヴィオニエ”を植えました。 カリフォルニアにおいてヴィオニエという葡萄品種を選択した最初のワインメーカーです。 1984年に4番目のパーセルとなるミルズ・ヴィンヤード12エーカーとジョシュにとっては最初の“シャルドネ”を6エーカー植えたのです。 1989年にはさらに”ヴィオニエ“を3エーカー植樹しました。 ※「カレラ」はスペイン語で「石灰(ライムストーン)焼き窯」と言う意味です。 ※「カレラ」はその3フィートの高さのある石灰焼き窯をロゴにマークとしているのです。
【クール配送】カレラ ド・ヴィリエ・ヴィンヤード ピノ・ノワール マウント・ハーラン [2019]750ml 10,230 円
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ブルゴーニュのテロワールを知り尽くす鬼才ルシアン・ル・モワンヌがローヌに設立したワイナリー。 ブルゴーニュのテロワールを知り尽くすマイクロ・ネゴシアン「ルシアン・ル・モワンヌ」のムニール氏と妻のロテム女史が、ピノ・ノワールと同様、テロワールを忠実に表すとしてほれ込んだぶどうが「グルナッシュ」です。 ブルゴーニュのピノ・ノワールを追求してきたサウマ氏は、グルナッシュに新たな可能性を感じ、シャトーヌフ・デュ・パプのテロワールを表現しようと「ロテム&ムニール・サウマ」を設立しました。 このシャトーヌフ・デュ・パプでは、自らが畑を購入し、栽培から醸造、熟成・瓶詰まで、一貫してワインを造っています。 彼らがこだわり抜いて造るシャトーヌフ・デュ・パプは非常にクオリティが高く、その味わいの良さを裏付けるようにデカンター誌やワイン・スペクテーター誌、ワイン・アドヴォケイト誌など権威ある評価誌にて常に高評価を獲得しています。 「コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ ルージュ イノピア」は、シャトーヌフ・デュ・パプのオランジュ村に位置する畑のブドウを使用します。 ワイン名である「イノピア」はラテン語で「無からの創造」という意味で、「何もなかった荒れ果てた地から造られた」という元々の土地本来のイメージを表現しています。 絹のようにエレガントで、透明で純粋な赤い果実の風味と香りをもつ、繊細さとバランスが素晴らしい赤ワインです。 ROTEM & MOUNIR SAOUMA COTES DU RHONE VILLAGE ROUGE INOPIA (LUCIEN LE MOINE) ロテム&ムニール・サウマ コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ ルージュ イノピア (ルシアン・ル・モワンヌ) 生産地:フランス ローヌ 南ローヌ 原産地呼称:AOC. COTES DU RHONE VILLAGE ぶどう品種:グルナッシュ、シラー、サンソー、ムールヴェードル、クノワーズ アルコール度数:14% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディLUCIEN LE MOINE / ルシアン・ル・モワンヌ ユニークで情熱的、異彩を放つブルゴーニュNo.1ネゴシアン。 「ルシアン・ル・モワンヌ」は、1999年にムニール・サウマ氏と妻のロテム氏によってボーヌの中心街に設立されたネゴシアン。 当主のサウマ氏は、もとはシトー派(利酒騎士団とも言われるテロワール研究の祖)の僧侶だったそうですが、その中でブルゴーニュワインに開眼し、モンペリエのENSAM校でブドウ栽培と醸造学を修め、フランス各地のワイナリーやさらにカリフォルニアでワイン造りを学びました。 また、妻のロテム氏はチーズ農家出身で、ENESAD校でワイン造りを中心とした農業について多くを学び、卒業時のコート・ドールのワインについての研究論文は、フランス農業アカデミーのナショナル・プライズを受賞したそうです。 そしてその後、夫と同じくブルゴーニュとカリフォルニアでワイン造りの経験を積み、サウマ氏と共に「ルシアン・ル・モワンヌ」を立ち上げたのです。 サウマ氏のブルゴーニュワインへの造詣は並々ならぬものだそうで、アペラシオン全域の知識をごく詳細かつ体系的に理解している人物として、多くのブルゴーニュ生産者たちから敬意の念を抱かれているそうです。 自社畑は持たず、一流ドメーヌが所有する特級、一級畑のみで造られたワインを樽で購入し、熟成、瓶詰めを行うという「ネゴシアン方式」でワインを生み出していますが、畑の所有者名は一切公表されていないものの、その名を知らぬ者は無いような錚々たる名門ドメーヌばかりが名を連ねているとのこと。 リリースしているワインはコート・ドール全域にわたり、グラン・エシェゾー、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、モンラッシェなど、素晴らしい銘醸畑が顔を揃えているとのことで、『ワイン・アドヴォケイト』でも「ムニール・サウマ氏は短期間で最も優れたネゴシアンの一つを作りあげた」と称賛されています。
【クール配送】ロテム&ムニール・サウマ コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ ルージュ イノピア [2021]750ml (ルシアン・ル・モワンヌ) (赤ワイン) 5,280 円
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グリヴォ家がヴォーヌ・ロマネの各地に所有する区画をアッサンブラージュした村名ワイン! ヴォーヌ・ロマネの名門、ジャン・グリヴォ。 ほとんどの畑がヴォーヌ・ロマネとニュイ・サン・ジョルジュにあり、その半分以上が一級畑以上という、最良なテロワールを所有している由緒正しいドメーヌです。 1920年代に、ドメーヌ元詰を開始した先進的なドメーヌで、1970年代には、 アンリ・ジャイエに次いでブルゴーニュで活躍したギィ・アッカ氏のコンサルタントを受け、長期の低温浸漬を採用していました。 現当主のエティエンヌ・グリヴォ氏は、1980年代から徐々にワイン造りを変革、浸漬期間を短めにし、SO2の使用を最小限に抑え、畑もリュット・レゾネ方式で管理するなど、代々引き継がれてきた優良な畑のテロワールを表現するため尽力しています。 最近では、以前の熟成に時間を要する剛健な造りから、瑞々しくエレガント、そして心地よいワイン造りへとシフトしています。 「ヴォーヌ・ロマネ」 は、グリヴォ家がヴォーヌ・ロマネの各地に所有する区画をアッサンブラージュした村名ワイン。 まさにヴォーヌ・ロマネの典型ともいえるスタイルをもち、力強さ、豊満さ、そしてエレガントさをすべて兼ね備える。 数年の熟成によってさらに開花することは言うまでもなく、エティエンヌ・グリヴォによれば、恵まれない年であっても熟成のポテンシャルは高いという。 DOMAINE JEAN GRIVOT VOSNE ROMANEE ドメーヌ・ジャン・グリヴォ ヴォーヌ・ロマネ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ 原産地呼称:AOC. VOSNE ROMANEE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ Decanter:94 ポイント 2020 Domaine Jean Grivot Vosne-Romanee 94 points Decanter Ripe plum and blackberry fruit, with well-integrated spice and a silky, plump texture which is nicely balanced by plenty of freshness; a typical village-level Vosne, but one that goes beyond in elegance and finesse. This is a blend of grapes grown both above and below grand crus (Aux Champs Perdrix in the case of the former, Aux Reas and others the latter). The total surface area is 2.5ha. The fruit is destemmed and carefully fermented before ageing in 30% new casks. (11/2021)JEAN GRIVOT / ドメーヌ・ジャン・グリヴォ現在ドメーヌを運営するのはジャンの息子エティエンヌだが、彼の祖父ガストンの時代にドメーヌは頭角を現してくる。 ガストンはその時代には珍しくディジョン大学で醸造学を修め、また1920年代初期にはニュイのアンリ・グージュらと共に元詰めも始めている――ドメーヌは’59年以降、全生産量を元詰めしている。 とはいえ、納得のいかない年のものは樽でネゴシアンに売却――。 クロ・ド・ヴージョ等の特級畑3ヶ所を含む13ヘクタール強のドメーヌ―エティエンヌの叔母にあたるジャクリーン・ジャイエの畑も近年、組み込まれた――はそのほとんどがヴォーヌとニュイを中心に広がり、また半分以上を1級畑が占めている。 その畑では植え替えの際、ヘクタール当たり、1万2,000?1万5,000本という強い密植がなされ、また土壌の活性化が図られている。 これらはエティエンヌが目指す、葡萄に備わる諸要素を出来るだけ引き出し、力強くしかも繊細さを兼ね備えた長熟なワインを生むための一環としての作業のひとつ。 よりよいワインを生むためには過去の技術にもこだわらず、’80年代半ばより積極的に試みてきた低温浸漬も’90年代以降、慎重な態度で臨むようになった。 伝統に安住することなく、理想のワインを追い求める、非常に好感の持てるドメーヌである。
【クール配送】ドメーヌ・ジャン・グリヴォ ヴォーヌ・ロマネ [2020]750ml 18,590 円
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ブルゴーニュのテロワールを知り尽くす鬼才ルシアン・ル・モワンヌがローヌに設立したワイナリー。 ブルゴーニュのテロワールを知り尽くすマイクロ・ネゴシアン「ルシアン・ル・モワンヌ」のムニール氏と妻のロテム女史が、ピノ・ノワールと同様、テロワールを忠実に表すとしてほれ込んだぶどうが「グルナッシュ」です。 ブルゴーニュのピノ・ノワールを追求してきたサウマ氏は、グルナッシュに新たな可能性を感じ、シャトーヌフ・デュ・パプのテロワールを表現しようと「ロテム&ムニール・サウマ」を設立しました。 このシャトーヌフ・デュ・パプでは、自らが畑を購入し、栽培から醸造、熟成・瓶詰まで、一貫してワインを造っています。 彼らがこだわり抜いて造るシャトーヌフ・デュ・パプは非常にクオリティが高く、その味わいの良さを裏付けるようにデカンター誌やワイン・スペクテーター誌、ワイン・アドヴォケイト誌など権威ある評価誌にて常に高評価を獲得しています。 「シャトーヌフ・デュ・パプ ルージュ オムニア」は、ラテン語で「すべて」を意味し、シャトーヌフ・デュ・パプのすべてが詰まったような、完璧な出来栄えからこの名前が付けられました。 ピノ・ノワールに錯覚するほどのエレガンスを兼備した、赤系果実の上品さを持つ赤ワインです。 ■テクニカル情報■ 熟成:ブドウは収穫後、約7日間低温浸漬を実施/卵型のセメントタンク、フードル、500Lのオーク樽にて24ヶ月間の熟成 ■何故、ムニールがパプに魅了されたか?■ ローヌの盟主、E.ギガルの現当主、マルセル・ギガルと、とあるイベントで出会ったムニールは、マルセルと意気投合しながらも、大いに感銘を受け、次第に魅了され、そしてローヌでのワイン造りの挑戦を決意します。 グルナッシュには、ピノ・ノワールに通じる、「テロワールを如実に表現する」という特徴を持っていることから、南ローヌでチャレンジします。 今は亡きアンリ・ボノーに師事し、ローヌワインを学び、そしてラヤスのすぐ隣の畑を所有することに成功。 ローヌを手掛けてようやく10年、いよいよ円熟の域に達してきたムニールのパプ、これはムニール、そしてシャトーヌフ・デュ・パプを知る上で要チェックのワインといえます。 ROTEM & MOUNIR SAOUMA CHATEAUNEUF-DU-PAPE ROUGE OMNIA (LUCIEN LE MOINE) ロテム&ムニール・サウマ シャトーヌフ・デュ・パプ ルージュ オムニア (ルシアン・ル・モワンヌ) 生産地:フランス ローヌ 南ローヌ 原産地呼称:AOC. CHATEAUNEUF DU PAPE ぶどう品種:グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインレポート:94点 ダークチェリー、ラズベリー、バラの花弁、砕いた石のミネラル感、ジューシーなタンニン、清涼感がありサテンのテクスチャー。 明るい果実、骨太な構造、淡い色調の液体に純粋なエネルギーが詰まっている。 9区画のグルナッシュ80%、シラー10%、ムールヴェードル10%をブレンド。 500Lの樽とセメントで発酵させ熟成はピノ・ノワールと同じ。 ライター:山本 昭彦 レビュー投稿日:2024/04/04LUCIEN LE MOINE / ルシアン・ル・モワンヌ ユニークで情熱的、異彩を放つブルゴーニュNo.1ネゴシアン。 「ルシアン・ル・モワンヌ」は、1999年にムニール・サウマ氏と妻のロテム氏によってボーヌの中心街に設立されたネゴシアン。 当主のサウマ氏は、もとはシトー派(利酒騎士団とも言われるテロワール研究の祖)の僧侶だったそうですが、その中でブルゴーニュワインに開眼し、モンペリエのENSAM校でブドウ栽培と醸造学を修め、フランス各地のワイナリーやさらにカリフォルニアでワイン造りを学びました。 また、妻のロテム氏はチーズ農家出身で、ENESAD校でワイン造りを中心とした農業について多くを学び、卒業時のコート・ドールのワインについての研究論文は、フランス農業アカデミーのナショナル・プライズを受賞したそうです。 そしてその後、夫と同じくブルゴーニュとカリフォルニアでワイン造りの経験を積み、サウマ氏と共に「ルシアン・ル・モワンヌ」を立ち上げたのです。 サウマ氏のブルゴーニュワインへの造詣は並々ならぬものだそうで、アペラシオン全域の知識をごく詳細かつ体系的に理解している人物として、多くのブルゴーニュ生産者たちから敬意の念を抱かれているそうです。 自社畑は持たず、一流ドメーヌが所有する特級、一級畑のみで造られたワインを樽で購入し、熟成、瓶詰めを行うという「ネゴシアン方式」でワインを生み出していますが、畑の所有者名は一切公表されていないものの、その名を知らぬ者は無いような錚々たる名門ドメーヌばかりが名を連ねているとのこと。 リリースしているワインはコート・ドール全域にわたり、グラン・エシェゾー、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、モンラッシェなど、素晴らしい銘醸畑が顔を揃えているとのことで、『ワイン・アドヴォケイト』でも「ムニール・サウマ氏は短期間で最も優れたネゴシアンの一つを作りあげた」と称賛されています。
【クール配送】ロテム&ムニール・サウマ シャトーヌフ・デュ・パプ ルージュ オムニア [2021]750ml (ルシアン・ル・モワンヌ) (赤ワイン) 15,400 円
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ポマールからのブルゴーニュ・ルージュ! エントリーレベルとしてとても素晴らしく、価格的から考えてもとても満足度の高い1本です! このドメーヌの歴史は、パリで薬局を営んでいたある家族がブルゴーニュでワインを造りたいという思いを形にしたことから始まりました。 1974年、シャルル-アンリ・ジェノとその妻マリー・ブーランジェールは夢の実現のためにパリからムルソーに移住し、メルキュレに念願の最初の畑を得てドメーヌを設立。 1998年には、コート・ド・ニュイ、ボーヌ、コート・シャロネーズに広がる計30アペラシオン、22ヘクタールの畑を所有するまでに拡大しました。 現当主は、4代目のオード・ラヴォレと、その夫のギョーム。 熱意ある二人は2008年の彼らのファースト・ヴィンテージから、それぞれのパーセル、ブドウの株毎に合わせた品質管理をおこない、堆肥の使用や薬草の植栽など土壌の活性化を図りました。 また、ブドウの木の成熟と衛生のために剪定、摘芽、パリサージュ(ブドウ樹を支えるワイヤーの高さ調整)はしっかりと行っています。 それは「丁寧な畑仕事なしによいワインは飲むことが出来ない」という創立者シャルル・アンリの哲学とも合致します。 「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」は、ポマールの単一区画のブドウを使い、手摘みでの収穫、野生酵母での発酵、無清澄、無濾過等、他のキュヴェ同様のアプローチで丁寧に造られています。 ピュアでフルーティー。 アロマティックでエレガント。 ストロベリーなどの赤い果実味に、ポマールらしいしなやかな土っぽさが兼ね備えており、ブルゴーニュ・ピノ・ノワールのエントリーレベルとしてとても素晴らしく、価格的から考えてもとても満足度の高い1本です! これまで生産量のほとんどをネゴスに販売しておりましたが、2008年に夫妻は意欲的な改革を行い、以来評価は急上昇しています。 今や数多くのパリの星付レストラン(KEI、ピエール・ガニェール、ロブションetc)でも採用されているそう。 GENOT BOULANGER BOURGOGNE PINOT NOIR ジェノ・ブーランジェール ブルゴーニュ ピノ・ノワール 生産地:フランス ブルゴーニュ地方 原産地呼称:AOC. BOURGOGNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:14% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディGenot Boulanger / ジェノ・ブーランジェール 4世代にわたるファミリーの夢と情熱から生まれたワイン造り このドメーヌの歴史は、パリで薬局を営んでいたある家族がブルゴーニュでワインを造りたいという思いを形にしたことから始まった。 1974年、シャルル-アンリ・ジェノとその妻マリー・ブーランジェールは夢の実現のためにパリからムルソーに移住。 そしてメルキュレに念願の最初の畑を得てドメーヌを設立した。 1998年には、コート・ド・ニュイ、ボーヌ、コート・シャロネーズに広がる計30アペラシオン、22ヘクタールの畑を所有するまでに拡大した。 現当主は、4代目のオード・ラヴォレと、その夫のギョーム。 熱意ある二人は2008年の彼らのファースト・ヴィンテージから、それぞれのパーセル、ブドウの株毎に合わせた品質管理をおこない、堆肥の使用や薬草の植栽など土壌の活性化を図った。 また、ブドウの木の成熟と衛生のために剪定、摘芽、パリサージュ(ブドウ樹を支えるワイヤーの高さ調整)はしっかりと行う。 それは「丁寧な畑仕事なしによいワインは飲むことが出来ない」という創立者シャルル・アンリの哲学とも合致する。 彼らは試行錯誤の結果、自然と土壌を尊重するブドウ栽培を目指し、ビオディナミへの転換を決意。 2018年にはAB認証(AgricultureBiologique)を取得している。 セラーでは、なるべく人手を加えないという考え。 彼らの哲学は、比類の無いテロワールを表現し、素晴らしいブルゴーニュのクリマを抽出すること。 バランス良く、若いうちに飲んで美味しく、かつ4、5年寝かせた後に別の次元の魅力が現れるワイン造りを志向する。 白ワインは、アペラシオン問わず、パワフルさとフレッシュさのバランスが良いものを目指す。 収穫は手摘み。 ブドウは全房のままプレスし、軽く沈殿させた後、オーク樽にて自生酵母で発酵の後、熟成。 熟成前酸化を避けるため、バトナージュはしない。 12か月の熟成の後、澱引き、タンクに移しさらに6か月熟成。 テロワールが表現されながらリッチさと、柔らかさ、エレガンスを兼ね備えたワインになる。 赤ワインも全て手摘み。 ヴィンテージによって全房比率を判断。 3?4週間かけて極力自然発酵。 自生酵母は毎年同じにはならないため、それもその年の特長となる。 柔らかい抽出を目指し、ピジャージュの回数はキュヴェとヴィンテージによって調節。 続いて12カ月間オーク樽で、その後6か月ステンレスタンクで熟成させる。
【クール配送】ジェノ・ブーランジェール ブルゴーニュ ピノ・ノワール [2020]750ml (赤ワイン) 6,160 円
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特級シャペル・シャンベルタンの真下に位置する1級畑「プティット・シャペル」! ブリュノ・クレール氏の祖父ジョセフ・クレール氏がマルサネに立ち上げた、ドメーヌ・クレール・ダユの情熱を引き継ぐワイナリー。 現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模を持つ。 28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、手薄になるものだが、どのアペラシオンも完璧に仕上げられている。 本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。 アペラシオンの上下を問わずどの銘柄もハズレがなく安心して愉しめると同時に、その風味と味わいにはハッとさせてくれる驚きも秘められているワインを生む、ブリュノ・クレール。 ブルゴーニュのマイナーなテロワールのポテンシャルの高さを実感したい向きにはぜひともお勧めしたいドメーヌです。 「ジュヴレ・シャンベルタン 1er プティット・シャペル」は、特級シャペル・シャンベルタンの真下に位置する1級畑。 比較的粘土の強い土壌で、力強く、男性的なワインとなる。 黒い果実の香りとともに甘草の香りが強く感じられる。 タンニンは豊富だが、果実味の中によく溶け込んでいる。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、使用酵母:自生酵母、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、ぶどうの仕立て:シングル・ギュイヨ、収穫方法:手摘み、農法:リュット・レゾネ DOMAINE BRUNO CLAIR GEVREY CHAMBERTIN 1ER CRU PETITE CHAPELLE ドメーヌ・ブリュノ・クレール ジュヴレ・シャンベルタン 1er プティット・シャペル 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. GEVREY CHAMBERTIN ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディBruno Clair / ブリュノ・クレール 今日、20haを超える大ドメーヌに発展し、伝統のマルサネ・ロゼは今も健在。 ブリュノ・クレールは苦労人である。 マルサネの大ドメーヌ、クレール・ダユに生まれながら、その所有畑を十分に受け継ぐことが出来なかった。 祖父でマルサネ・ロゼの生みの親、ジョゼフが死去し、その相続を巡って一族で争いが起こったからである。 79年に自分の名を冠するドメーヌを立ち上げてはいたが、その時の畑はマルサネとフィサン、それにサヴィニーのドミノードとモレ・サン・ドニのアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジー。 このアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジーはクロ・ド・タールの上にある標高300m以上の高地にあり、荒れ地となっていたのをブリュノが整備し、ブドウを植え付けたものだ。 85年、クレール・ダユのうち伯母が所有していた半分の土地はボーヌのネゴシアンに売られ、両親や兄弟の持ち畑を統合してドメーヌ・ブリュノ・クレールを強化。 90年代に入ってさらに畑を増やし、現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模にまで発展している。 現在、当主のブリュノ、セラーマスターのフィリップ・ブランがドメーヌの舵とりをしているが、そこにブリュノの二人の息子エデュアールとアルチュール、長女のマルゴが参画。 エデュアールは8年前から主に畑を担当、3年前から醸造に関わり、アルチュールは2年前からセラーと試飲を担当している。 畑では化学薬品は使用せず、オーガニック肥料(堆肥)を使用。 パーセル全体でビオロジック栽培を採用。 手摘みで収穫されたブドウは部分的に除梗(0〜10%)していたが、ヴィンテージによって異なるものの、長男エデュアールが加わってから、ここ数年のヴィンテージでは徐々に全房を使用した醸造を行っている(約30%)。 必要に応じて低温マセレーションを行い、自生酵母による自然発酵を待つ。 樽熟成はクリマとヴィンテージにもよるが16〜22ヶ月。 新樽率は20〜50%でグラン・クリュであっても100%ということはない。 ステンレンスタンクの中で1年間寝かされるマルサネ・ロゼの素晴らしさはいうまでもなく、ブルゴーニュ名物ジャンボン・ペルシエ(ハムとパセリのゼリー寄せ)とじつに相性がよい。 また、昨今人気が急上昇しているマルサネの赤ワインでは、将来1級に認可される可能性のあるロンジュロワがとくに素晴らしくお値打ち。 このクリマの一部には樹齢70年を超える樹が植えられている。 ドメーヌはジュヴレ・シャンベルタンにも数々のクリマを所有する。 特級のクロ・ド・ベーズに加え、一級はクロ・デュ・フォントニ(モノポール)、プティット・シャペル、カズティエ、そしてクロ・サン・ジャックだ。 ジュヴレ・シャンベルタンらしい力強く豊かな風味が特徴。 若いうちからも楽しめるが、長期熟成のポテンシャルは大きい。 28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、どうしてもどこかが手薄になるものだが、ブリュノ・クレールの偉大さはどのアペラシオンも完璧に仕上げられていること。 本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。
【クール配送】ドメーヌ・ブリュノ・クレール ジュヴレ・シャンベルタン 1er プティット・シャペル [2021]750ml 30,800 円
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僅か0.3haの区画からごく少量生産され、毎年日本への入荷もかなり少ない、ジャン・グリヴォのフラッグシップキュヴェ! ヴォーヌ・ロマネの名門、ジャン・グリヴォ。 ほとんどの畑がヴォーヌ・ロマネとニュイ・サン・ジョルジュにあり、その半分以上が一級畑以上という、最良なテロワールを所有している由緒正しいドメーヌです。 現在は、当主エチエンヌに加え、娘のマチルダ、息子のユベールもワイン造りを担っています。 基本的なつくりはエチエンヌと変わらないものの、エチエンヌは100%除梗していましたが、ヴィンテージやACによって全房も使用するなど、マチルダとユベールが加わることで、つくりにさらなるブラッシュアップを図っています。 アルコールの高い造りを避け、ブドウの成熟に完璧さを求めつつも、収穫時は糖度が上がり過ぎないように努力をしています。 熟成期間は樽で15か月+タンクで2か月です。 「リシュブール グラン・クリュ」 は、ヴォーヌ・ロマネのグラン・クリュの中でも最上級の畑と称えられ、グリヴォはそのリシュブールの区画をロマネ・コンティ寄りに所有する。 84年にエティエンヌの父、ジャンが入手したものだ。 樹齢60年以上の古木から生まれるこのワインは、並外れたパワーと均整のとれたエレガンス。 ヴォーヌ・ロマネのモノポール群を別格とすれば、やはり最高のクリマであることを実感させる、計り知れないエネルギー。 DOMAINE JEAN GRIVOT RICHEBOURG GRAND CRU ドメーヌ・ジャン・グリヴォ リシュブール グラン・クリュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ 原産地呼称:AOC. RICHEBOURG ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ Decanter:99 ポイント 2020 Domaine Jean Grivot Richebourg Grand Cru 99 points Decanter A 'grand cru-plus', this is truly extraordinary wine, with expressive red and black fruits which show a saline minerality and floral notes. The texture is dense but unbelievably silky. Behind that are very firm tannins and substantial extract. A stunning bottle of wine. The grapes are from a parcel of 0.31ha that is upslope from Hudelot-Noellat and next to Thibault Liger-Belair. The vines were planted in 1949. The grapes are destemmed and gently fermented. (11/2021) vinous:(96-98) ポイント (96-98) Drinking Window 2028 - 2065 From: Dance the Quickstep: Burgundy 2020 (Dec 2021) The 2020 Richebourg Grand Cru comprises four and a half barrels this year, three new and two filled with Chardonnay beforehand. It has a powerful and multilayered bouquet, comingling red and black fruit laced with iris and violet. The palate is has red top notes and black bass notes, interwoven by a fine line of acidity and a sapid, very pesistent finish. It feels tightly coiled at the moment but it will age with style. What more could you really want from a Richebourg? Not much. - By Neal Martin on November 2021 “It is an amazing vintage,” Mathilde Grivot told me in their first-floor tasting room above the winery (alas, the view over the vines was shrouded in the first autumn fog). She has now really taken over the running of this domaine from her father Etienne, who was present, though he let his daughter do most of the talking. “I remember in 2019 my father told us that he had never seen that kind of vintage, but during the harvest of 2020, the balance was even better. There was not too much water during summer but we did not suffer stress. All the wines are between 13.0° and 13.8° with a pH of 3.45, so that acidity is close to the best vintages. We started the harvest on September 3 as the vineyard allowed us to wait without producing excessive alcohol. We don’t have to cool down the fermentation temperature so much these days, and we had around three days’ longer alcoholic fermentation.” Etienne Grivot opined: “The vintage has great freshness and mineralite, and each terroir is expressed. For the Nuits Saint-Georges Les Pruliers, we tasted the berries in the vineyard, but it was not ready. We had rain in Nuits Saint-Georges and the alcohol increased 1.5° more in two or three days, so the Les Pruliers ended up with 14.8°. Everything is de-stemmed as usual. The color was very easy to extract, so before starting the pigeage, we examined the cap. I have never seen three vintages like 2018, 2019 and 2020 in terms of balance and acidity. We have 40% less production than usual (50% less in 2021) but the figure depends on each cuvee. They will be racked before Christmas and probably bottled in March and April according to the moon and barometric pressure. We still use natural corks from Trescases that are individually checked and have greater density, which is important as we now work in a more reductive way.” I loved these wines. Picked later than others, which is not uncommon chez Grivot, they are imbued with a slight decadence, and endowed with intense fruit aromatics and flavors. Yet there is countervailing poise and tension. Only the aforementioned Les Pruliers indicated some over-maturity, while others seemed perfectly judged. “I compare 2019 with 2015,” Etienne Grivot summed up. “I think that 2020 is like a straight line, but there is movement and eventually it will become more horizontal.”JEAN GRIVOT / ドメーヌ・ジャン・グリヴォ現在ドメーヌを運営するのはジャンの息子エティエンヌだが、彼の祖父ガストンの時代にドメーヌは頭角を現してくる。 ガストンはその時代には珍しくディジョン大学で醸造学を修め、また1920年代初期にはニュイのアンリ・グージュらと共に元詰めも始めている――ドメーヌは’59年以降、全生産量を元詰めしている。 とはいえ、納得のいかない年のものは樽でネゴシアンに売却――。 クロ・ド・ヴージョ等の特級畑3ヶ所を含む13ヘクタール強のドメーヌ―エティエンヌの叔母にあたるジャクリーン・ジャイエの畑も近年、組み込まれた――はそのほとんどがヴォーヌとニュイを中心に広がり、また半分以上を1級畑が占めている。 その畑では植え替えの際、ヘクタール当たり、1万2,000?1万5,000本という強い密植がなされ、また土壌の活性化が図られている。 これらはエティエンヌが目指す、葡萄に備わる諸要素を出来るだけ引き出し、力強くしかも繊細さを兼ね備えた長熟なワインを生むための一環としての作業のひとつ。 よりよいワインを生むためには過去の技術にもこだわらず、’80年代半ばより積極的に試みてきた低温浸漬も’90年代以降、慎重な態度で臨むようになった。 伝統に安住することなく、理想のワインを追い求める、非常に好感の持てるドメーヌである。
【クール配送】ドメーヌ・ジャン・グリヴォ リシュブール グラン・クリュ [2020]750ml 木箱入り 396,000 円
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若木(樹齢40年)である事から、1級畑ドミノードから別醸造されることになった「レ・ジャロン」! ブリュノ・クレール氏の祖父ジョセフ・クレール氏がマルサネに立ち上げた、ドメーヌ・クレール・ダユの情熱を引き継ぐワイナリー。 現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模を持つ。 28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、手薄になるものだが、どのアペラシオンも完璧に仕上げられている。 本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。 アペラシオンの上下を問わずどの銘柄もハズレがなく安心して愉しめると同時に、その風味と味わいにはハッとさせてくれる驚きも秘められているワインを生む、ブリュノ・クレール。 ブルゴーニュのマイナーなテロワールのポテンシャルの高さを実感したい向きにはぜひともお勧めしたいドメーヌです。 「サヴィニー・レ・ボーヌ 1er レ・ジャロン」は、樹齢40年だが、このドメーヌではこの樹齢は若木なのだという。 もともと1級のドミノードと同じ区画でアッサンブラージュされていたが、若木である事から別醸造する事になった。 赤いフレッシュ果実とミネラル味の強い味わい。 ピュアでフレッシュな印象。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、使用酵母:自生酵母、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、ぶどうの仕立て:シングル・ギュイヨ、収穫方法:手摘み、農法:リュット・レゾネ DOMAINE BRUNO CLAIR SAVIGNY LES BEAUNE 1ER CRU LES JARRONS ドメーヌ・ブリュノ・クレール サヴィニー・レ・ボーヌ 1er レ・ジャロン 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ サヴィニー・レ・ボーヌ 原産地呼称:AOC. SAVIGNY LES BEAUNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディBruno Clair / ブリュノ・クレール 今日、20haを超える大ドメーヌに発展し、伝統のマルサネ・ロゼは今も健在。 ブリュノ・クレールは苦労人である。 マルサネの大ドメーヌ、クレール・ダユに生まれながら、その所有畑を十分に受け継ぐことが出来なかった。 祖父でマルサネ・ロゼの生みの親、ジョゼフが死去し、その相続を巡って一族で争いが起こったからである。 79年に自分の名を冠するドメーヌを立ち上げてはいたが、その時の畑はマルサネとフィサン、それにサヴィニーのドミノードとモレ・サン・ドニのアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジー。 このアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジーはクロ・ド・タールの上にある標高300m以上の高地にあり、荒れ地となっていたのをブリュノが整備し、ブドウを植え付けたものだ。 85年、クレール・ダユのうち伯母が所有していた半分の土地はボーヌのネゴシアンに売られ、両親や兄弟の持ち畑を統合してドメーヌ・ブリュノ・クレールを強化。 90年代に入ってさらに畑を増やし、現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模にまで発展している。 現在、当主のブリュノ、セラーマスターのフィリップ・ブランがドメーヌの舵とりをしているが、そこにブリュノの二人の息子エデュアールとアルチュール、長女のマルゴが参画。 エデュアールは8年前から主に畑を担当、3年前から醸造に関わり、アルチュールは2年前からセラーと試飲を担当している。 畑では化学薬品は使用せず、オーガニック肥料(堆肥)を使用。 パーセル全体でビオロジック栽培を採用。 手摘みで収穫されたブドウは部分的に除梗(0〜10%)していたが、ヴィンテージによって異なるものの、長男エデュアールが加わってから、ここ数年のヴィンテージでは徐々に全房を使用した醸造を行っている(約30%)。 必要に応じて低温マセレーションを行い、自生酵母による自然発酵を待つ。 樽熟成はクリマとヴィンテージにもよるが16〜22ヶ月。 新樽率は20〜50%でグラン・クリュであっても100%ということはない。 ステンレンスタンクの中で1年間寝かされるマルサネ・ロゼの素晴らしさはいうまでもなく、ブルゴーニュ名物ジャンボン・ペルシエ(ハムとパセリのゼリー寄せ)とじつに相性がよい。 また、昨今人気が急上昇しているマルサネの赤ワインでは、将来1級に認可される可能性のあるロンジュロワがとくに素晴らしくお値打ち。 このクリマの一部には樹齢70年を超える樹が植えられている。 ドメーヌはジュヴレ・シャンベルタンにも数々のクリマを所有する。 特級のクロ・ド・ベーズに加え、一級はクロ・デュ・フォントニ(モノポール)、プティット・シャペル、カズティエ、そしてクロ・サン・ジャックだ。 ジュヴレ・シャンベルタンらしい力強く豊かな風味が特徴。 若いうちからも楽しめるが、長期熟成のポテンシャルは大きい。 28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、どうしてもどこかが手薄になるものだが、ブリュノ・クレールの偉大さはどのアペラシオンも完璧に仕上げられていること。 本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。
【クール配送】ドメーヌ・ブリュノ・クレール サヴィニー・レ・ボーヌ 1er レ・ジャロン [2021]750ml 10,560 円
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バルビが所有する中で最も古い畑のブドウで造る少量生産の上級キュヴェ! 1352年(日本では室町時代)には既にモンタルチーノにぶどう畑を所有していた事が辿れ、シエナの貴族コロンビーニ家によりファットリア・ディ・バルビとして1790年に創設。 1892年に先駆けとしてブルネッロ・ディ・モンタルチーノの元詰めを開始し今日イタリアを代表する偉大で高貴なDOCGワインとして知られるブルネッロ・ディ・モンタルチーノの世界的名声を築き上げる事に多大なる貢献をする。 モンタルチーノの伝統を守りながらも革新的である事にこだわりを持ち、ヨーロッパ、アメリカ、アジアへいち早くブルネッロの輸出を始め、1969年に当時イタリアで初めて「スーパー・タスカン」という呼称となったワイン、ブルスコ・ディ・バルビを生産。 その他1960年代より有機肥料を使い始め、1968年にイタリア初の単一品種によるグラッパ、グラッパ・ディ・ブルネッロを手掛けるなど常にイタリアワイン業界をリードしている。 「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ヴィーニャ・デル・フィオーレ」は、ブルネッロの南端に位置する5.7haの特別な単一畑で1500年代からぶどう畑として存在するブルネッロ・ディ・モンタルチーノで現存する最も古い畑の一つ。 多くの古樹が植わるこの単一畑産の最良の1/3程度のみがヴィーニャ・デル・フィオレとして瓶詰めされる。 樽熟成期間は2年。 1981年にシニョーラ・デル・ブルネッロの愛称で親しまれていた当時の経営者フランシェスカ・コロンビーニ女史の50歳の誕生日記念を機に造られ始め、重厚でありながらエレガントなブーケと優しい果実味が特徴。 長期熟成のポテンシャルを持ちながらも比較的早めから楽しめるスタイルとなる。 Fattoria dei Barbi Brunello di Montalcino Vigna del Fiore ファットリア・ディ・バルビ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ヴィーニャ・デル・フィオーレ 生産地:イタリア トスカーナ地方 モンタルチーノ村 原産地呼称:D.O.C.G. BRUNELLO DI MONTALCINO ぶどう品種:サンジョヴェーゼ・グロッソ 100% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:93 ポイント The Wine Advocate RP 93 Reviewed by: Monica Larner Release Price: $150 Drink Date: 2024 - 2040 The Fattoria dei Barbi 2017 Brunello di Montalcino Vigna del Fiore is always distinguished by that extra level of dark intensity and concentration that comes from this special site selection of fruit. This is always one of my favorite wines from this estate, and some of that magic is played forward in this hot-vintage expression. I also think Vigna del Fiore, thanks to its structure and the purity of its aromas, is better suited to a longer aging window. The bouquet offers lots of dark fruit, plum, earth and wild rose. This 4,000-bottle release was born in a site characterized by a mix of limestone alberese and schistous galestro soils that are typical of this part of Tuscany. Published: Feb 18, 2022 ジェームス・サックリング:93 ポイント FATTORIA DEI BARBI BRUNELLO DI MONTALCINO VIGNA DEL FIORE 2017 Thursday, November 4, 2021 CountryItaly RegionTuscany Vintage2017 Score 93 Bigger style for Barbi, but it still remains fresh and flavorful with dark-berry, walnut and dried-flower character. It’s medium-bodied with lightly chewy tannins and fresh fruit at the end. Rather complex. Drink or hold. vinous:91 ポイント 91 Drinking Window 2024 - 2027 From: Jekyll and Hyde: 2017 Brunello di Montalcino and 2016 Riservas (Dec 2021) The single-vineyard 2017 Brunello di Montalcino Vigna del Fiore is delicate and floral in nature, scents of rose and violet giving way to dried strawberries and hints of cedary spice. It washes across the palate with elegance, as silken textures carry red and hints of blue fruit across a core of saline-infused acidity. This tapers off structured and dry, yet still quite lifted, leaving hints of licorice to linger on. I worry about the longevity of the 2017 Vigna del Fiore; it will need a few years to soften but doesn’t come across as having the persistence of fruit to reward extended cellaring. That said, it’s a very pretty wine. - By Eric Guido on November 2021Fattoria dei Barbi / ファットリア・ディ・バルビ 1352年(日本では室町時代)には既にモンタルチーノにぶどう畑を所有していた事が辿れ、シエナの貴族コロンビーニ家によりファットリア・ディ・バルビとして1790年に創設。 1892年に先駆けとしてブルネッロ・ディ・モンタルチーノの元詰めを開始し今日イタリアを代表する偉大で高貴なDOCGワインとして知られるブルネッロ・ディ・モンタルチーノの世界的名声を築き上げる事に多大なる貢献をする。 モンタルチーノの伝統を守りながらも革新的である事にこだわりを持ち、ヨーロッパ、アメリカ、アジアへいち早くブルネッロの輸出を始め、1969年に当時イタリアで初めて「スーパー・タスカン」という呼称となったワイン、ブルスコ・ディ・バルビを生産。 その他1960年代より有機肥料を使い始め、1968年にイタリア初の単一品種によるグラッパ、グラッパ・ディ・ブルネッロを手掛けるなど常にイタリアワイン業界をリードしている。 栽培醸造について モンタルチーノとスカンサーノに計451haを所有する大農園(うちぶどう畑は91.5ha)で年間生産量約80万本。 良いワインを産み出すには収穫量を制限する事が不可欠であると考え、ヘクタールあたり5200樹の密度で植え、1樹あたり1.3キロ以下(0.9L以下のワイン)としている。 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの醸造は伝統的であり、アルコール発酵の前に16度の低温浸漬を行いアロマと色素を抽出し温度27-28℃にて16-17日間掛けてアルコール発酵。 澱引きとマロラクティック発酵の後に2.25-15hlのスラヴォニア産木樽にて最初の数ヶ月熟成後に大樽に移し合計2年の樽熟成。 瓶熟成を合わせて4年間の熟成を行う。 醸造コンサルタントは数多くの著名ワインを手掛けるパオロ・サルヴィ氏による。
【クール配送】ファットリア・ディ・バルビ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ヴィーニャ・デル・フィオーレ [2017]750ml (赤ワイン) 17,820 円
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マンチュエラを愛しボバル種を知り尽くした注目生産者、フアン・アントニオ・ポンセが造るフルーティなスタイルの赤ワイン! ニューヨーク・タイムズ紙が選ぶ「15ドル以下の家飲みワイン = 家飲みに最適なお手頃ワイン」に見事選ばれました! 10代の頃から畑で父親の手伝いをしていたフアン・アントニオは、ワイン造りへのアイデンティティーも早くから発見します。 14歳から18歳までをレケナの栽培・醸造学校で学び、地元イニエスタの協同組合での醸造アシスタントを経て、2001年から2006年までの間、テルモ・ロドリゲスのもとで働きます。 13地域に及ぶワインのブドウ栽培、醸造、熟成、瓶詰めに至る全ての工程の責任者として活躍し、テルモの右腕として大きな成長を遂げた彼ですが、どんなときも故郷マンチュエラにある畑を忘れたことはありませんでした。 やがてこの経験を通してある一つの考えにたどり着きます。 それは「品種の純粋さに賭けるべきなのではないか」ということでした。 そして2005年、24歳になった彼は、この想いに突き動かされ、かねてからの夢である地元でのワイナリー設立を決意。 マンチュエラという2004年に新設されたばかりのマイナーな産地で地元品種ボバル100%のワインを造るという、新しい挑戦を始めました。 「クロス・ロヘン」は、マンチュエラを愛しボバル種を知り尽くした注目生産者、フアン・アントニオ・ポンセが造るフルーティなスタイルの赤ワイン。 バランスがよく、滑らかで飲みやすい味わい。 ■テクニカル情報■ 醗酵:オーク樽(10,000L、15,000L、フレンチオーク樽)、100%全房醗酵、オーク樽にてMLF 熟成:オーク樽7カ月(フレンチオーク、10,000L、15,000L、新樽は使用せず) 年間生産量:50000本 栽培面積:30ha、平均収量:30hl/ha、樹齢:平均40-60年 土壌、粘土石灰質、小石、品質分類 原産地呼称、マンチュエラD.O. Bodegas y Vinedos Ponce Clos Lojen ボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ クロス・ロヘン 生産地:スペイン カスティーリャ・ラ・マンチャ 原産地呼称:DO. MANCHUELA ぶどう品種:ボバル 100% アルコール度数:12.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ■ニューヨーク・タイムズ紙が選ぶ「15ドル以下の家飲みワイン = 家飲みに最適なお手頃ワイン」に見事選ばれました■ (以下、紙面より引用) “南東部スペインの3大品種といえばガルナッチャ、モナストレル、ボバル。 前者2品種は今では世界中で楽しまれるようになったが、はたしてボバルについてはどうだろう? 長くバルクワインとして扱われていたこの品種を扱わせたらチャンピオンとも言うべきポンセが、丹念な手入れを施すと、ボバルがどれほど優れたワインになるかを証明している。 クロス・ロヘンはエントリークラスながら、生き生きとしてフレッシュでアーシー、赤いベリーに溢れている” ワインアドヴォケイト:93 ポイント The Wine Advocate RP 93 Reviewed by: Luis Gutierrez Release Price: $17 Drink Date: 2024 - 2029 The 2022 Clos Lojen was produced with Bobal from old head-pruned and dry-farmed vines on limestone, clay and rocky soils that fermented with full clusters in 4,500-liter oak vats and matured in a combination of 4,500-, 10,000- and 15,000-liter oak vats for six months. It's quite fruit-driven and has a moderate 12.5% alcohol and good freshness. It's an explosion of flowers, red berries and herbs with a medium-bodied palate with fine tannins and a tasty finish with complexity and balance, crunchy. A delicious bargain. 60,000 bottles produced. It was bottled between March and August 2023. Juan Antonio Ponce has started buying land to plant new vineyards in Manchuela, a total of 17 new hectares from 2022, going for higher altitudes for whites, as they are going to plant Albilla, Garnacha and Monastrell, the grapes that are scarce in Manchuela. That will take him to around 70 hectares of vines. Current production averages 200,000 bottles. I tasted the wines from 2021 and 2022. 2021 was a rainy year (with snow too) and allowed them to produce intense wines with contained alcohol. 2021 was a great vintage for whites. They believe 2022 is the best vintage for them so far, which he deems "classical" in the zone, with abundant winter and spring rains and a warm and dry summer with some rain in late September that allowed the wines to keep normal alcohol levels with finesse, elegance, balance and the Mediterranean character. In terms of wines, he is releasing a new top-of-the-range white from 2022. Published: Jan 19, 2024Bodegas y Vinedos Ponce / ボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ マイナー産地、マンチュエラに彗星のごとく現れた“新世代”の造り手! スペインの新しい流れを象徴する醸造家、フアン・アントニオ・ポンセ氏により設立されたワイナリー。 もともとは代々ブドウ畑を所有しブドウ栽培を行ってきた栽培農家で、ピエ・フランコ(接木をしていないフィロキセラ禍以前の樹)の畑を多く所有。 ワイナリー設立以前は、共同組合にブドウを販売していました。 現在のワイナリーは、2005年、オーナー兼醸造家のフアン・アントニオ・ポンセ氏により設立。 10代の頃から畑で父親の手伝いをしていたフアン・アントニオは、ワイン造りへのアイデンティティーも早くから発見します。 14歳から18歳までをレケナの栽培・醸造学校で学び、地元イニエスタの協同組合での醸造アシスタントを経て、2001年から2006年までの間、テルモ・ロドリゲスのもとで働きます。 13地域に及ぶワインのブドウ栽培、醸造、熟成、瓶詰めに至る全ての工程の責任者として活躍し、テルモの右腕として大きな成長を遂げた彼ですが、どんなときも故郷マンチュエラにある畑を忘れたことはありませんでした。 やがてこの経験を通してある一つの考えにたどり着きます。 それは「品種の純粋さに賭けるべきなのではないか」ということでした。 そして2005年、24歳になった彼は、この想いに突き動かされ、かねてからの夢である地元でのワイナリー設立を決意。 マンチュエラという2004年に新設されたばかりのマイナーな産地で地元品種ボバル100%のワインを造るという、新しい挑戦を始めました。 ■未知なる偉大な産地、マンチュエラD.O.とボバルの魅力■ 栽培面積は現在、自社畑より樹齢の高い(30?70年)賃貸契約の畑10haを含め約32ha。 畑は30以上に細かく分かれた区画から成り立っている。 灌漑設備はなく、化学物質も一切使用していません。 ボバル種は、ジャンシス・ロビンソン著ワイン用葡萄ガイドで、「スペイン南東部のバルク・ワイン生産地域で集中的に栽培され、深い色調の赤ワインを造る重要なスペインの品種」と紹介されている地元品種です。 この地域には、樹齢のかなり古いボバルも比較的広く残っていますが、バルク・ワイン用としか見なされていなかったことから、長くその可能性は追求されることはありませんでした。 その為、古く貴重な木でも引き抜かれてしまい、国際品種に転換されることが多いのが実情です。 また、政府の減反政策もあって、本来は貴重な地ブドウ、中でも最も貴重な古木の畑から木々が引き抜かれているというのが現状でもあります。 ポンセでは、できる範囲でそれらの貴重な畑を購入、または賃貸するようにして、保存の努力をしています。 ボバル種の葉はとても大きく、葉が上から下へと被さるように生い茂る様子はある種異様に見えますが、この姿であることでブドウの実を直射日光から守っています。 照り付ける日差しは強烈ですが、湿度がないため日陰の部分はとても涼しいのが特徴です。 日差しが照り付ける国際品種などとはとても対照的。 土地に馴染んだボバルはまた、病気にもなり難い品種です。 丹念に手入れされたボバル種は、深い色合い、コケモモを想わせる美しい香りとボディを持ったオリジナリティ溢れるワインとなります。 ■まさに“ガレージワイン”。 必要最小限の設備しかないセラー■ 醸造には様々な容量のフレンチオーク樽を用い、区画ごとの特徴に合わせてそれらを上手く使い分けています。 アメリカン・オークはフレーバーがワインのスタイルに向かないため、一切使用していません。 驚くべきは、非常に限られた、「必要最小限の設備しかないセラー」。 まだ若く資金にも乏しいこのボデガでは、立派なセラーを建てるのはまだ少し先の話で、今はもともとマッシュルームを加工・保存する倉庫だった建物をセラーにしています。 保存用のチルド室を利用して、小箱で収穫されたばかりのブドウを冷却。 醸造に使う樽も、容量には他のワイナリーでは見られないほどのバリエーションがありますが、樽の数自体は限られています。 区画毎に醸造することを徹底しているにも関わらず、それにしては少なめな樽。 ですが、フアン・アントニオの経験と熟練した技術で、上手く樽を回転させている為、障害はありません。 洗練されたワインを造るのに、立派なセラーは時として必要のないことを教えてくれます。
【クール配送】ボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ クロス・ロヘン [2022]750ml (赤ワイン) 1,690 円
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バックヴィンテージ入荷しました! リシュブールも所有するとはいえ、このドメーヌの華はなんといってもエシェゾーとグランゼシェゾー。 それぞれ面積は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに次ぐ広さ。 ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネに本拠地をもつドメーヌ。 1941年創立ですが、18世紀の終わり頃から一族は9代にわたってワイン造りを開始し、コート・ド・ニュイからコート・ド・ボーヌまで広く畑を所有しています。 現当主は8代目、ヴァンサン・モンジャール。 既存畑の維持だけでなく、更なる規模拡大にも力を入れており、積極的に畑の購入を進めています。 現在所有している畑は、エシェゾー(最大の所有者)、グラン・エシェゾー(2位の所有者)、クロ・ド・ヴージョ、レ・スショなど総合面積は33ha。 アペラシオンの数は35にものぼります。 伝統的な手法を頑固に守りつつ、力強く芳醇で、長寿自慢の素晴らしいワインが生まれます。 「エシェゾー グラン・クリュ ヴィエイユ・ヴィーニュ」は、ラズベリー、ブラックチェリー、ペッパーの繊細なアロマを表現した紫色のワインです。 彫りの深いエレガントな口当たりで、美しいフレッシュさが感じられる。 MONGEARD MUGNERET Echezeaux Grand Cru VIEILLE VIGNE ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ エシェゾー グラン・クリュ ヴィエイユ・ヴィーニュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ 原産地呼称:AOC. ECHEZEAUX ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。 休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。 商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。 これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。 それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 モンジャール・ミュニュレ / MONGEARD MUGNERET エシェゾー、グランゼシェゾーはDRCに次ぐ規模。 33ヘクタールの畑を所有する大ドメーヌ! ディジョンからボーヌへと向かう街道沿い、ヴォーヌ・ロマネの入り口に「ル・リシュブール」というホテルレストランがある。 このホテルを経営しているのが、村でも有数の大ドメーヌ、モンジャール・ミュニュレである。 モンジャールの姓は17世紀の初め、1620年頃からブルゴーニュで見られ、代々ブドウ栽培を生業としてきた家系である。 現当主ヴァンサン・モンジャールの父、ヴォーヌ・ロマネ村の村長も務めたジャンの時代にドメーヌは大きく成長。 さらにヴァンサンが拡大し、現在、ブドウ畑の面積は33ha。 北はマルサネから南はサヴィニー・レ・ボーヌまで35のアペラシオンに散らばっている。 ちょっとしたネゴシアン並みの規模だ。 リシュブールも所有するとはいえ、このドメーヌの華はなんといってもエシェゾーとグランゼシェゾー。 それぞれ2.6ha、1.44haという面積は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに次ぐ広さだ。 前者はエシェゾー・デュ・デュス、ルージュ・デュ・バ、レ・トゥルーの3つの区画に分かれるが、1929年に植樹したルージュ・デュ・バのブドウはすべてエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュとして瓶詰めされる。 レ・トゥルーはエシェゾーでも最下部にあるので肉付きがよく豊満な一方で複雑味に欠けると、ヴァンサンはいう。 ちなみにこの区画のワインは全量アメリカ向け。 日本向けのエシェゾーはもっとも優れたワインを生むとされるエシェゾー・デュ・デュスのものなので安心されたし。 除梗率はクリマとヴィンテージによって異なり、相対的にエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュやグランゼシェゾーはエシェゾーよりも全房の比率が高い。 それもあって、とくにグランゼシェゾーは構造のしっかりした筋肉質のワインとなる。 ブドウ栽培では2003年から一部の畑(ニュイ・サン・ジョルジュ1級ブード、ヴォーヌ・ロマネ1級シュショ、プティ・モン、それに全特級クリマ)でビオロジック農法を始めている。 それ以外の畑はリュット・レゾネだが、これだけ広範囲にわたる畑を農薬に頼らず耕作するのは大変なことだろう。 父ジャンの時代、このドメーヌのワインは新樽の香りが顕著に感じられたものが、近年のワインは樽香が果実味の中にきれいに溶け込み、洗練さを増している。 価格的にリーズナブルで質の高い特級畑のワインを探している人に、安心して薦められるのがこのドメーヌのエシェゾーだ。 ヴァンサン氏と奥様との3ショット ヴァンサン氏・後継者のアレクサンドラ氏と ■2023年10月07日 モンジャール・ミュニュレ訪問しました!■ 【クール配送】ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ エシェゾー グラン・クリュ ヴィエーニュ・ヴィーニュ [2011]750ml ギフトボックス入り 116,600 円
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若き当主を迎え、さらなる進化の道を歩む、ブルゴーニュのドメーヌ的グランメゾン! ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置くフェヴレ社は、1825年の創立から7代にわたって続くグラン・メゾンです。 広大な自社畑から造られるドメーヌもののワインが、全生産量の8割を占め、数ある他のネゴシアンと一線を画しています。 今日、2005年に25歳の若さで事業を引き継いだエルワン・フェヴレがメゾンを率いています。 エルワンは、若いうちはなかなか飲みづらく、長年寝かせて初めて花開く典型的な長期熟成型のワインを、比較的早いうちに飲み頃を迎え、かつ長期の熟成もでき得るワインへとスタイルを変えました。 この新しい当主のもと、フェヴレ社はさらなる高みを目指して進化し続けています。 「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ レ・ズーヴレ・ロダン」は、かつてベーズ修道院の持ち物であった、由緒正しいグラン・クリュ「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ」のフェヴレが所有する3区画、計1.29haの自社畑、49年、55年、66年、83年に植樹された区画のうち、1966年に植樹された区画から造られているクロ・ド・ベーズの特別キュヴェ。 『スタンダード』なクロ・ド・ベーズと並んで販売されている。 エレガントなタンニンと繊細なストラクチャが特徴。 エルワンの曾祖母は、1885年にオーギュスト・ロダンのパトロンとなった美術愛好家のモーリス・フェナイユと家族ぐるみで交流があった。 オーギュスト・ロダンとの特別な関係を偲び、彼が生み出した不朽の作品へのオマージュとして、このコート・ド・ニュイの素晴らしい畑に「レ・ウーヴレ・ロダン(ロダンの作品)」と名付けた。 歴史的なテロワールの特徴を完璧に反映している。 ■2020年ヴィンテージ情報■ 2020年は晴天のヴィンテージですが、ワインはフレッシュさを多く示し、過熟感は微塵もありません。 冬は温暖で、雨はほとんど降りませんでした。 春には厳しい霜が降りたが、空気中の湿度が低かったため、ブドウの木は守られた。 5月中旬に2度目の寒波が来た後、夏は非常に乾燥し、いくつかの孤立した嵐(ニュイ・サン・ジョルジュとヴージョ)を除いては、非常に乾燥していました。 歴史的に早い8月19日に収穫を開始し、9月1日に終了しました。 ■テクニカル情報■ 除梗の割合:ヴィンテージによって異なる、発酵(樽/タンク):小樽、発酵温度:15?30度、発酵期間:19日間、熟成(樽【新樽率】/タンク):100%(新樽60%、1年樽40%)、熟成期間:16?18ヶ月、所有面積:0.32ha、土壌:石灰岩に富んだ礫質、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、平均樹齢:1966年植樹、収穫方法:手摘み、農法:リュット・レゾネ DOMAINE FAIVELEY Chambertin Clos de Beze Grand Cru Les Ouvrees Rodin ドメーヌ・フェヴレ シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ レ・ズーヴレ・ロダン 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. CHAMBERTIN CLOS DE BEZE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディFAIVELEY / フェヴレドメーヌと呼んでしかるべき、ニュイ・サン・ジョルジュ拠点のグラン・メゾンニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置くフェヴレ社は、1825年の創立から7代にわたって続くグラン・メゾンである。 4代目のジョルジュ・フェヴレは、かの有名なコンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タストヴァン(利き酒騎士団)の創設者のひとりとして知られ、オスピス・ド・ニュイ・サン・ジョルジュのキュヴェにも、レ・サン・ジョルジュ・キュヴェ・ジョルジュ・フェヴレとしてその名を残す。 フェヴレが数ある他のネゴシアンと一線を画するのは、その広大な自社畑から造られるドメーヌもののワインが、全生産量の8割を占めるという事実だろう。 コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、そしてコート・シャロネーズまで、合わせて120haもの自社畑を所有し、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズやエシェゾーなどグラン・クリュに10ha、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・サン・ジョルジュやジュヴレ・シャンベルタンのクロ・デ・ジサールなどプルミエ・クリュに25haの畑をもつ。 ひとつのクリマの面積は平均して1haと決して大きくはないが、それだからこそクリマごとに手の込んだシュール・ムジュール、すなわちオーダーメイドのワイン造りを行うことができるのである。 フェヴレが所有する120ヘクタールの自社畑のうち、半分以上の68ヘクタールはコート・シャロネーズに位置する。 フェヴレ家がこの地域の潜在的な可能性に気付いたのは、第一次世界大戦と世界恐慌により産地が疲弊していた1933年のことだ。 この年にジョルジュ・フェヴレが賃貸耕作を始め、1963年には5代目のギィ・フェヴレがメルキュレイに最初の畑を購入。 その面積を徐々に増やし、今日、ジヴリィ、リュリィ、モンタニー、ブーズロンまで、コート・シャロネーズ全域に版図を広げた。 メルキュレイ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・ミグランをはじめとする数々のモノポール(単独所有)畑を手に入れ、コート・シャロネーズならフェヴレとまで言われるまでに成長。 そして2012年以降、コート・シャロネーズの自社畑は「ドメーヌ・ド・ラ・フランボワジエール」という独立したドメーヌ名を掲げ、次のステージに上ろうとしている。 今日、メゾンを率いるのは、2005年に25歳の若さで事業を引き継いだエルワン・フェヴレ。 奇しくも彼の父、フランソワ・フェヴレがメゾンを継承したのも25歳の時であったという。 エルワンは当主の座に就くや否や、改革を断行し、若いうちはなかなか飲みづらく、長年寝かせて初めて花開く典型的な長期熟成型のワインを、比較的早いうちに飲み頃を迎え、かつ長期の熟成もでき得るワインへとスタイルを変えた。 さらに、本拠がニュイ・サン・ジョルジュということもあり、コート・ド・ニュイの赤ワインに特化しがちだったポートフォリオをコート・ド・ボーヌの白にも広げるべく、2008年にグラン・クリュのバタール・モンラッシェとビアンヴニュ・バタール・モンラッシェを入手。 同時にピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュのガレンヌも加わり、壮観なラインナップを完成させた。 またムルソーではマトロ・ウィッターシェイムと契約を締結。 形式上は買いブドウによるネゴスものだが、実際にはブドウ栽培からフェヴレのスタッフが携わっているという。 ニュイ・サン・ジョルジュ最高のクリマ、レ・サン・ジョルジュのグラン・クリュ昇格を同年代の造り手とともに働きかけるエルワン・フェヴレ。 新しい当主のもと、フェヴレ社はさらなる高みを目指して進化し続けているのだ。
【クール配送】ドメーヌ・フェヴレ シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ レ・ズーヴレ・ロダン [2020]750ml 142,890 円
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まだ知られていないうちに、是非お試しいただきたい!エレガントでアプローチャブル、マルサネの新星シャルル・オードワン! ブルゴーニュのライジングスターとして注目を浴びる、マルサネの造り手。 2000年にシャルルの息子、シリルがドメーヌに参画して以降、見違えるような進化を遂げた。 元詰めを始めたのは72年。 当時はわずか2haしかなかったブドウ畑は、今日15haまで広がり、18の異なるアペラシオンを生産している。 フィサンやジュヴレ・シャンベルタンにも畑を所有するが、所有畑の大部分は地元のマルサネ。 将来的に1級への昇格が期待されるクロ・デュ・ロワ、ロンジュロワ、シャン・サロモンなど、数々の銘醸畑を手がける。 「ブルゴーニュ・ルージュ」は、マルサネで作られるピノ・ノワールを使用して造られます。 ピュアな果実味。 酸も軽やかで飲み口は大変スムース。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 現在ドメーヌで指揮をとるのはシャルル・オードワンの息子シリル・オードワン。 2001年からドメーヌに参画。 今回入荷の2021年は、「すごく難しい年であった。 」とシリル・オードワン。 2021年にエコセール認定を取得。 難しい年であったが、自らを含むビオロジックを実践する生産者は、畑の状況が読めるため、うまく作ることができたという。 ピュアなヴィンテージで、色は淡い、15年前のブルゴーニュのピノ・ノワールのスタイル。 ■ワインレポートより(2023/01/16)■ シャルルが1972年に自家元詰を始めた時、畑は2.5haしかなかったが15haにまで広がった。 2000年から参画していた1978年生まれのシリルが、2009年に引退した父から引き継いで、品質が上がった。 2021年にオーガニックの認証を得た。 マルサネ主体で、フィサンとジュブレ・シャンベルタンにも畑が広がる。 5代目のシリルは単一畑に力を入れている。 2014年に完成した新ワイナリーで、全房発酵を導入している。 穏やかな抽出を好み、ピジャージュよりルモンタージュが主体。 新樽比率は25%程度。 CHARLES AUDOIN BOURGOGNE ROUGE シャルル・オードワン ブルゴーニュ・ルージュ 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC.BOURGOGNE 品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:12.5% 味わい:赤ワイン 辛口Charles AUDOIN / シャルル・オードワン 内外から熱い注目を浴びる、マルサネのライジングスター ブルゴーニュのライジングスターとして注目を浴びる、マルサネの造り手。 2000年にシャルルの息子、シリルがドメーヌに参画して以降、見違えるような進化を遂げた。 元詰めを始めたのは72年。 当時はわずか2haしかなかったブドウ畑は、今日15haまで広がり、18の異なるアペラシオンを生産している。 フィサンやジュヴレ・シャンベルタンにも畑を所有するが、所有畑の大部分は地元のマルサネ。 将来的に1級への昇格が期待されるクロ・デュ・ロワ、ロンジュロワ、シャン・サロモンなど、数々の銘醸畑を手がける。 このドメーヌのアリゴテは樹齢90年の古木で、マルサネACに植えられている。 よく熟して酸味が柔らかく、ボディに厚みすら感じられる。 マルサネは赤、白、ロゼの3色を展開。 ロゼは一般的なショート・マセレーションではなく、ダイレクト・プレスによって造られ、新鮮味の感じられる赤い果実とミネラル感。 とてもデリケートでピュアなロゼに仕上がっている。 赤ワインの場合、全房率はヴィンテージと区画により異なり、低温マセレーションの後、アルコール発酵。 ピジャージュとルモンタージュを2週間行う。 その後、樽に詰めて12ヶ月。 さらにタンクで半年寝かせてから瓶詰めする。 マルサネの「キュヴェ・マリー・ラゴノー」は、ドメーヌの草創期に活躍したシリルの祖母に捧げられたワイン。 マルサネにある5つの区画でも、樹齢が70年を超える古木のブドウのみ使用する。 ピュアな果実味とストラクチャーが見事にバランスしている。 また白ワインは、228リットルのブルゴーニュ樽ではなく500リットルのドゥミ・ミュイを用いて醸造。 マルサネ・ブランで新樽率は30%。 バトナージュによってワインに厚みを与えながら、約1年間寝かせる。 クロ・デュ・ロワ、ラ・シャルム・オー・プレートル、シャン・サロモンなどから、ミネラルのしっかりした白ワインが生み出される。
【クール配送】シャルル・オードワン ブルゴーニュ・ルージュ [2021]750ml (赤ワイン) 5,170 円
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バックヴィンテージ入荷しました! 1620年創立の由緒あるヴォーヌ・ロマネを代表する造り手「モンジャール・ミュニュレ」! ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネに本拠地をもつドメーヌ。 1941年創立ですが、18世紀の終わり頃から一族は9代にわたってワイン造りを開始し、コート・ド・ニュイからコート・ド・ボーヌまで広く畑を所有しています。 現当主は8代目、ヴァンサン・モンジャール。 既存畑の維持だけでなく、更なる規模拡大にも力を入れており、積極的に畑の購入を進めています。 現在所有している畑は、エシェゾー(最大の所有者)、グラン・エシェゾー(2位の所有者)、クロ・ド・ヴージョ、レ・スショなど総合面積は33ha。 アペラシオンの数は35にものぼります。 伝統的な手法を頑固に守りつつ、力強く芳醇で、長寿自慢の素晴らしいワインが生まれます。 「エシェゾー グラン・クリュ ラ・グランド・コンプリカシオン」は、生き生きとして深い澄んだルビー色、ピュアな色調は時折ニュアンスを変化させる。 ガーネット、赤みがかった紫色、暗く、視線を惹きつける色。 香りは年数と共にパレット(口蓋や舌など、口内で感じる風味)が胡椒、ムスク、毛皮、皮、スパイスや乾燥プラムのように変化していく。 そして年数と共に穏やかで夢見心地、繊細、洗練された味わいとなる。 ブルゴーニュの複雑味、選ばれたテロワールの“ピノノワールの芸術”を大いに表現する。 目を見張るようなストラクチャーによって、骨組みのしっかりしたリッチでハーモニーの広がるワインである。 エシェゾーよりやや“Grande(偉大な、高貴な)”な印象でアルコール度数も強い。 ■テクニカル情報■ 熟成(樽【新樽率】/タンク):100%新樽 瓶詰め時のフィルターの有無:なし ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100% 収穫方法:手摘み DOMAINE MONGEARD MUGNERET ECHEZEAUX GRAND CRU LA GRANDE COMPLICATION ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ エシェゾー グラン・クリュ ラ・グランド・コンプリカシオン 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ 原産地呼称:AOC. ECHEZEAUX ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディモンジャール・ミュニュレ / MONGEARD MUGNERET エシェゾー、グランゼシェゾーはDRCに次ぐ規模。 33ヘクタールの畑を所有する大ドメーヌ! ディジョンからボーヌへと向かう街道沿い、ヴォーヌ・ロマネの入り口に「ル・リシュブール」というホテルレストランがある。 このホテルを経営しているのが、村でも有数の大ドメーヌ、モンジャール・ミュニュレである。 モンジャールの姓は17世紀の初め、1620年頃からブルゴーニュで見られ、代々ブドウ栽培を生業としてきた家系である。 現当主ヴァンサン・モンジャールの父、ヴォーヌ・ロマネ村の村長も務めたジャンの時代にドメーヌは大きく成長。 さらにヴァンサンが拡大し、現在、ブドウ畑の面積は33ha。 北はマルサネから南はサヴィニー・レ・ボーヌまで35のアペラシオンに散らばっている。 ちょっとしたネゴシアン並みの規模だ。 リシュブールも所有するとはいえ、このドメーヌの華はなんといってもエシェゾーとグランゼシェゾー。 それぞれ2.6ha、1.44haという面積は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに次ぐ広さだ。 前者はエシェゾー・デュ・デュス、ルージュ・デュ・バ、レ・トゥルーの3つの区画に分かれるが、1929年に植樹したルージュ・デュ・バのブドウはすべてエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュとして瓶詰めされる。 レ・トゥルーはエシェゾーでも最下部にあるので肉付きがよく豊満な一方で複雑味に欠けると、ヴァンサンはいう。 ちなみにこの区画のワインは全量アメリカ向け。 日本向けのエシェゾーはもっとも優れたワインを生むとされるエシェゾー・デュ・デュスのものなので安心されたし。 除梗率はクリマとヴィンテージによって異なり、相対的にエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュやグランゼシェゾーはエシェゾーよりも全房の比率が高い。 それもあって、とくにグランゼシェゾーは構造のしっかりした筋肉質のワインとなる。 ブドウ栽培では2003年から一部の畑(ニュイ・サン・ジョルジュ1級ブード、ヴォーヌ・ロマネ1級シュショ、プティ・モン、それに全特級クリマ)でビオロジック農法を始めている。 それ以外の畑はリュット・レゾネだが、これだけ広範囲にわたる畑を農薬に頼らず耕作するのは大変なことだろう。 父ジャンの時代、このドメーヌのワインは新樽の香りが顕著に感じられたものが、近年のワインは樽香が果実味の中にきれいに溶け込み、洗練さを増している。 価格的にリーズナブルで質の高い特級畑のワインを探している人に、安心して薦められるのがこのドメーヌのエシェゾーだ。 ヴァンサン氏と奥様との3ショット ヴァンサン氏・後継者のアレクサンドラ氏と ■2023年10月07日 モンジャール・ミュニュレ訪問しました!■ 【クール配送】ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ エシェゾー グラン・クリュ ラ・グランド・コンプリカシオン [2017]750ml ギフトボックス入り 99,000 円
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サン・テステフが誇る第2級格付けワイン「コス・デストゥルネル」! スーパーセカンドの名をほしいままにする名シャトーですが、長年に渡る品種改良の成果が確実に現れてきており、日本での知名度も群を抜いています。 シャトー・コス・デストゥルネル。 創始者は、ルイ・ガスパール・デストゥルネル。 インドに興味があった彼のシャトーは他のボルドーシャトーと趣が違い、オリエンタルな雰囲気が漂います。 19世紀半ば以降オーナーが転々としますが、1970年から1998年までブルーノ・プラッツ、その息子ジャン・ギヨーム・プラッツへと引き継がれて多大な投資が行われ、品質面でも成功を収めてきました。 1998年に資産家ミッシェル・レビエ氏に売却されてからもその発展は目覚ましく、近年では2008年に大きく改築され、ボルドーでも圧倒的な存在感のシャトーです。 「シャトー・コス・デストゥールネル」は、サン・テステフのトップに君臨する約65haのブドウ園で、樽熟成は最低でも18カ月。 メルロー種の比率が比較的高く、肉付きのよい豊かな舌触りが特徴です。 ■2017年ヴィンテージ情報■ 濃密で深みのあるコス・デストゥルネル2017は、繊細さとエレガンスを備えている。 非常に繊細なタンニンはチャーミングで絹のようで、味わいは素直でキビキビしたワインの美しい洗練さと偉大なコス・デストゥルネルの肉付きの良さを併せ持つ。 アロマはスパイシーでとてもフレッシュ、酸と果実味のバランスが素晴らしい。 豊満だが重くなく、余韻も長く、偉大な熟成ポテンシャルを持つヴィンテージである。 CHATEAU COS D'ESTOURNEL シャトー・コス・デストゥールネル 生産地:フランス ボルドー サン・テステフ 原産地呼称:AOC. SAINT ESTEPHE 格付け:第2級 ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 66%、メルロ 32%、カベルネ・フラン 1%、プティ・ヴェルド 1% アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:98+ ポイント The Wine Advocate RP 98+ Reviewed by: Lisa Perrotti-Brown Release Price: NA Drink Date: 2025 - 2065 Composed of 66% Cabernet Sauvignon, 32% Merlot, 1% Petit Verdot and 1% Cabernet Franc, yields for the grand vin in 2017 were 43 hectoliters per hectare, and it was aged in 60% new oak. It came in at an alcohol of 13% and an IPT of 68. Deep garnet-purple colored, the 2017 Cos d'Estournel needs a little coaxing to unfurl, revealing beautiful expressions of preserved plums, boysenberries, blackcurrant pastilles and wild blueberries with hints of Indian spices, menthol, lilacs and mossy tree bark plus a compelling suggestion of iron ore. Medium to full-bodied, the palate has a solid backbone of firm, grainy tannins and well-knit freshness supporting the tightly wound blue and black fruits layers, finishing long and fragrant. This wine will need a good 5-7 years in bottle before it begins to blossom and should go on for at least another 40 years. I expect this wine to be a blockbuster of a head-turner when I come back and taste it at 10 years of age! Moderate stress has a way of sending living things - in this case, vines and people - in one direction or the other. This is the thought that ran through my head following my separate tastings at Cos d’Estournel. Due to its proximity to the Gironde estuary, at least there was no frost this year at Cos d’Estournel to get stressed about. Flowering took place on May 22, which was exceedingly early. In June, there were early signs of water stress and the vines were slowing down and sluggish, according to technical director Dominique Arango?ts. But the vines at this vineyard are now coming in at an average age of 55 years old, which suggests they are capable of managing a bit of water stress. Thankfully, by the end of June, there was enough rain to reinvigorate the vines. This hydric stress appears to have equated to the formation of relatively small, thick-skinned berries in 2017. Thanks to the early flowering, it was an early start to the harvest: September 12. Harvest continued through until the end of the month. Apart from the stress of the rains at harvest to contend with, the Chateau’s managing director, Aymeric de Gironde, suddenly upped-sticks and headed over to Troplong-Mondot during harvest. (As an aside, I must mention that Aymeric de Gironde went on to achieve a truly amazing 2017 at his new estate.) When I taste a wine that is, apparently against the odds, an incredible achievement, it fascinates me no end to study the how and the why. I hasten to add, I arrived at Cos d’Estournel for my second tasting of this wine completely unannounced, upon which I was cordially welcomed and invited to taste from the same bottle that a local merchant was sampling. This was tasted fifteen days after my first visit and the wine was looking even more extraordinary, having opened-out just a bit more to reveal glimpses at a vast array of underlying, tightly-wound yet seriously intense aromas and flavors. The frame remained as rock-solid as the first time I tasted it, sporting tannins so beautifully ripe they should serve as textbook examples. Here is a wine of incredible grace and depth, which should unfurl slowly, over many years, offering excellent cellaring potential. Yields for the grand vin in 2017 were 43 hl/ha. 60% new oak is being used for the maturation. The 2017 barrel samples I tasted are the final blends and are already composed in the cellar. Due to its proximity to the Gironde estuary, none of the vines were impacted by frost in 2017 at Cos d’Estournel. Flowering took place on May 22, which was exceedingly early. In June, there were early signs of water stress, and the vines were slowing down and sluggish, according to technical director Dominique Arango?ts. But the vines at this vineyard are now coming in at an average age of 55 years old, which suggests they are capable of managing a bit of water stress. Thankfully, by the end of June, there was enough rain to reinvigorate the vines. This hydric stress appears to have equated to the formation of relatively small, thick-skinned berries in 2017. Thanks to the early flowering, it was an early start to the harvest: September 12. Harvest continued through until the end of the month. Published: Mar 17, 2020 ジェームス・サックリング:98 ポイント CHATEAU COS D'ESTOURNEL ST.-ESTEPHE 2017 Sunday, December 20, 2020 CountryFrance RegionBordeaux Vintage2017 Score 98 Quite the bottle here! Spices, such as nutmeg and cinnamon, as well as dried meat and plums with cedar and sandalwood. Full body. Deep and dense in the center palate and a long, long finish. Shows finesse and tightness. Very polished tannins. Long and ethereal. Try after 2023.CHÂTEAU COS D'ESTOURNEL / シャトー・コス・デストゥルネル ブリュノ・プラッツの心のこもった指導のもとで、コス・デストゥルネル(驚いたことに、コスはsを「ス」と発音するのだ)はサン=テステフのなかでは最高の評価を得るまでになった。 1982年以降、ここのワインは次から次へと当たりが続いており、ほとんどのヴィンテージで、メドックで最上のワインを生産するのではないかと期待できる。 このシャトーは東洋風のパゴダのような外観で、ポイヤックとの村境のすぐ北、その著名な隣人ラフィット=ロートシルトを見下ろす丘の背にある。 メドックものにしては珍しく、コスはブレンドに使うメルロの比率が高い(40%)ことと、新樽を使う比率が高い(60%から100%)ことで他と一線を画している。 このメルロの比率はオー=メドックでは最も高い部類に入り、コス・デストゥルネルの最近のヴィンテージに目立つ、肉付きのよい、豊かな舌触りという個性を生み出している。 経営者であり所有者でもあるブリュノ・プラッツは、新しいワイン技術を取り入れることに関しては前衛的だ。 このシャトーは、ボルドーのメジャーなシャトーのなかでは数少ない、樽熟成の前と瓶詰め前の2度濾過(ろか)処理することを金科玉条としているシャトーのひとつである。 ただし、プラッツは考え直そうとしているのかもしれない。 1989年の瓶詰めの前には2度目の濾過処理を省略する決定をしている。 その成果はおのずと明らかである。 1950年代、1960年代とモンローズの後塵を拝してきたコス・デストゥルネルは、1980年代に入ってボルドーで最も人気の高いワインのひとつとなったのである。 コス・デストゥルネルは、たとえば1993年、1992年、1991年といった難のあるヴィンテージで特に成功してきたことにも注目しておきたい。 講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』 【クール配送】シャトー・コス・デストゥールネル [2017]750ml 【2017ボルドー】 30,800 円
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冷涼なクリマから造られるワインはジュヴレらしい堅牢なスタイル! 当主はフレデリック・エスモナンだが、足の悪いフレデリックに代わり、オスピス・ド・ボーヌで栽培や醸造に従事していた父のアンドレがワイン造りをとりしきる。 アンドレの兄はミシェルで、フレデリック・エスモナンとシルヴィー・エスモナンは従兄妹同士のドメーヌ。 現在、ドメーヌの規模は5.26ha。 2010年ヴィンテージから加わったコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(畑はコンブランシアン)を例外として、ジュヴレ・シャンベルタンに特化したドメーヌであり、特級はマジ・シャンベルタンとリュショット・シャンベルタンに区画をもつ。 「ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ クリュ エストネール・サン・ジャック」は、ラヴォー・サン・ジャックの真上に位置する1級畑のブドウを使用。 冷涼な気候と薄い表土、小石の多い土壌から、繊細でタイトな印象のワインが生まれる。 ラズベリーやチェリー、赤スグリなどの赤い果実のアロマ。 ミネラル由来のタイト感。 果実味をピュアな酸が引き締め、エレガントな味わい。 Frederic Esmonin Gevrey-Chambertin 1er Cru Estournelles Saint-Jacques フレデリック・エスモナン ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ クリュ エストネール・サン・ジャック 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. GEVREY CHAMBERTIN 品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン辛口 ミディアムボディFrederic ESMONIN / フレデリック・エスモナン冷涼なクリマから造られるワインはジュヴレらしい堅牢なスタイル当主はフレデリック・エスモナンだが、足の悪いフレデリックに代わり、オスピス・ド・ボーヌで栽培や醸造に従事していた父のアンドレがワイン造りをとりしきる。 アンドレの兄はミシェルであり、つまりフレデリック・エスモナンとシルヴィー・エスモナンは従兄妹同士のドメーヌというわけだ。 アンドレがドメーヌを立ち上げたのは70年代だが、ワインは全量、ルイ・ジャドやジョゼフ・ドルーアン、ルロワなどのネゴシアンに桶売りしていた。 1988年にフレデリックの代になって、ようやくドメーヌ元詰めを始めたという。 現在、ドメーヌの規模は5.26ha。 2010年ヴィンテージから加わったコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(畑はコンブランシアン)を例外として、ジュヴレ・シャンベルタンに特化したドメーヌであり、特級はマジ・シャンベルタンとリュショット・シャンベルタンに区画をもつ。 以前はグリオット・シャンベルタンも手がけていたが、メタイヤージュ(折半耕作)の期限が切れ、手放してしまったのが残念だ。 一級畑はエストゥルネル・サン・ジャック、ラヴォー・サン・ジャック、シャンポネとよいクリマを揃え、村名ジュヴレ・シャンベルタンのヴィエイユ・ヴィーニュは樹齢60年の木からなる。 造りは100%除梗。 低温マセレーションを4日ほど行い、最高32度の温度で2週間の発酵。 樽熟成期間は14ヶ月だが、新樽率は一級以上で100%、ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュが40%。 村名は10?15%。 比較的冷涼なクリマが多いこともあり、ジュヴレらしい堅牢さを堪能できるドメーヌだ。
【クール配送】フレデリック・エスモナン ジュヴレ・シャンベルタン 1er エストネール・サン・ジャック [2021]750ml 11,400 円
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バックヴィンテージ入荷しました! ベリー系のパレートと上質な酸味のバランスが取れた、洗練された味わいのブルゴーニュ・ルージュ! ドメーヌ・ド・モンティーユは、他の生産者からも、ワイン業界の関係者からも絶大な信頼を集めているブルゴーニュの真髄とも言えるドメーヌ。 人を魅了してやまない、素晴らしい香味をもった長期熟成型のワインを造り出します。 ド・モンティーユ家は、コート・ド・ボーヌで最も優雅なワインを産出すると言われるヴォルネイ村に、17世紀後半のフランス革命前から居を構える旧家。 ワイン造りの歴史はフランソワ・ド・モンティーユ氏の代、1920年後半から始まりました。 ユベール氏がその後確固たる基礎を築き、1995年に以前より仕事を手伝っていた子供たちにドメーヌが託されます。 ドメーヌを継いだ現当主エティエンヌ氏は、次々と畑やシャトーを購入し事業を拡大。 エネルギッシュな行動力により、当初は3haのみであった自社畑は、今では37haにも及んでいます。 加えて、ドメーヌ発展のための海外進出先として、日本の北海道、函館に進出することが発表され、日本ワイン業界を驚かせています。 メゾン・ド・モンティーユは、ドメーヌ・ド・モンティーユのネゴスとして、2003年からスタート。 シャブリからコート・シャロネーズまで幅広いラインナップを揃えています。 「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」は、大ドメーヌであるモンティーユが買い付けたピノ・ノワールより造られます。 フレッシュなチェリーやイチゴのブーケ、ベリー系のパレートと上質な酸味のバランスが取れた、洗練された味わいの赤ワインです。 MAISON DE MONTILLE BOURGOGNE PINOT NOIR メゾン・ド・モンティーユ ブルゴーニュ ピノ・ノワール (ブルゴーニュ・ルージュ) 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. BOURGOGNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:12.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディDOMAINE de MONTILLE / ドメーヌ・ド・モンティーユ 頑固な古典派から大きく脱皮。 ニュイへ、ピュリニーへと拡大した大ドメーヌ。 ヴォルネイのドメーヌ・ド・モンティーユといえば、古典的ワインの銘醸家として名の知れたドメーヌ。 映画「モンドヴィーノ」でも主役級で取り上げられたので、ご記憶の方も多いに違いない。 先代のユベールはディジョンでの弁護士が本業。 というのも1947年にドメーヌを相続した時、ブドウ畑の面積はわずか3haしかなかった。 その後、息子のエティエンヌとともにブドウ畑を拡張し、1990年代には7haを超えるまでに広がった。 このエティエンヌもパリのクーパース&ライブランド(現プライスウォーターハウス・クーパース)の会計士として働いていたが、2001年にブルゴーニュに戻り、シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェの経営に就くと同時に、ドメーヌ・ド・モンティーユの当主となった。 もっともエティエンヌ自身は1983年からドメーヌのワイン造りに関与しており、1995年には実質的にドメーヌの主導権を握り、ブドウ栽培をビオロジックへと転換。 父から子への継承は着々と進んでいたのである。 エティエンヌがフルタイムで経営にあたるようになってからというもの、ドメーヌの版図拡大は凄まじい。 1993年にはすでに、ピュリニー・モンラッシェ1級カイユレをジャン・シャルトロンから買い取っていたが、2004年にボーヌ1級エーグロ(白)、特級コルトン・クロ・デュ・ロワ、コルトン・シャルルマーニュを入手。 2005年にドメーヌ・デュジャックと共同でトマ・モワイヤールを買収し、コート・ド・ニュイにも進出した。 この時にヴォーヌ・ロマネ1級マルコンソール、ニュイ・サン・ジョルジュ1級オー・トレイ、特級クロ・ド・ヴージョをラインナップに加えている。 さらに2012年、エティエンヌが経営を任されていたシャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェをオーナーの金融機関から買い取ってしまったのだ。 ただし、シャトーが所有していた特級モンラッシェとバタール・モンラッシェは、この買収に協力したシャトー・ラトゥールのフランソワ・ピノーに譲り、彼のドメーヌ・ドゥージェニーに加わることとなる。 2017年からは、シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェとして生産されていたワインは、全てドメーヌ・ド・モンティーユとなった。 白ワインのラインナップ拡充を見越して、エティエンヌはともにマイクロ・ネゴスのドゥー・モンティーユを運営していた妹のアリックスを、2006年から白ワインの醸造責任者に任命。 現在彼女はドメーヌを離れている。 一方、赤ワインはエティエンヌがおもに監督するものの、全体のセラーマスターとしてアメリカ人のブライアン・シーヴが2010年に就任している。 現在、ネゴスは、メゾン・ド・モンティーユ として生産されている。 こうしてあまりにも拡大したためヴォルネイの醸造施設では間に合わなくなり、現在は旧ロピトー・ミニョンが所有していたムルソーのセラーでワイン造りをしている。 一般にエレガントとされるヴォルネイでさえも、「いつ開くのかわからない」と言われたドメーヌ・ド・モンティーユのワインだが、今日では若いうちから香り高く、そしてタンニンもしなやかなものとなり、かつ長期熟成にも十分耐え得るスタイルへと大きく変化している。 全房を用いた醸造など、基本的にはユベール時代の様式を継承しながらも、より完熟したブドウを摘み取り、抽出の仕方や発酵温度の管理をより綿密に行うことで、現在のスタイルを築いた。
【クール配送】メゾン・ド・モンティーユ ブルゴーニュ ピノ・ノワール [2016]750ml (赤ワイン) 4,950 円
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バックヴィンテージ入荷しました! ベリー系のパレートと上質な酸味のバランスが取れた、洗練された味わいのブルゴーニュ・ルージュ! ドメーヌ・ド・モンティーユは、他の生産者からも、ワイン業界の関係者からも絶大な信頼を集めているブルゴーニュの真髄とも言えるドメーヌ。 人を魅了してやまない、素晴らしい香味をもった長期熟成型のワインを造り出します。 ド・モンティーユ家は、コート・ド・ボーヌで最も優雅なワインを産出すると言われるヴォルネイ村に、17世紀後半のフランス革命前から居を構える旧家。 ワイン造りの歴史はフランソワ・ド・モンティーユ氏の代、1920年後半から始まりました。 ユベール氏がその後確固たる基礎を築き、1995年に以前より仕事を手伝っていた子供たちにドメーヌが託されます。 ドメーヌを継いだ現当主エティエンヌ氏は、次々と畑やシャトーを購入し事業を拡大。 エネルギッシュな行動力により、当初は3haのみであった自社畑は、今では37haにも及んでいます。 加えて、ドメーヌ発展のための海外進出先として、日本の北海道、函館に進出することが発表され、日本ワイン業界を驚かせています。 メゾン・ド・モンティーユは、ドメーヌ・ド・モンティーユのネゴスとして、2003年からスタート。 シャブリからコート・シャロネーズまで幅広いラインナップを揃えています。 「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」は、大ドメーヌであるモンティーユが買い付けたピノ・ノワールより造られます。 フレッシュなチェリーやイチゴのブーケ、ベリー系のパレートと上質な酸味のバランスが取れた、洗練された味わいの赤ワインです。 MAISON DE MONTILLE BOURGOGNE PINOT NOIR メゾン・ド・モンティーユ ブルゴーニュ ピノ・ノワール (ブルゴーニュ・ルージュ) 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. BOURGOGNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:12.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディDOMAINE de MONTILLE / ドメーヌ・ド・モンティーユ 頑固な古典派から大きく脱皮。 ニュイへ、ピュリニーへと拡大した大ドメーヌ。 ヴォルネイのドメーヌ・ド・モンティーユといえば、古典的ワインの銘醸家として名の知れたドメーヌ。 映画「モンドヴィーノ」でも主役級で取り上げられたので、ご記憶の方も多いに違いない。 先代のユベールはディジョンでの弁護士が本業。 というのも1947年にドメーヌを相続した時、ブドウ畑の面積はわずか3haしかなかった。 その後、息子のエティエンヌとともにブドウ畑を拡張し、1990年代には7haを超えるまでに広がった。 このエティエンヌもパリのクーパース&ライブランド(現プライスウォーターハウス・クーパース)の会計士として働いていたが、2001年にブルゴーニュに戻り、シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェの経営に就くと同時に、ドメーヌ・ド・モンティーユの当主となった。 もっともエティエンヌ自身は1983年からドメーヌのワイン造りに関与しており、1995年には実質的にドメーヌの主導権を握り、ブドウ栽培をビオロジックへと転換。 父から子への継承は着々と進んでいたのである。 エティエンヌがフルタイムで経営にあたるようになってからというもの、ドメーヌの版図拡大は凄まじい。 1993年にはすでに、ピュリニー・モンラッシェ1級カイユレをジャン・シャルトロンから買い取っていたが、2004年にボーヌ1級エーグロ(白)、特級コルトン・クロ・デュ・ロワ、コルトン・シャルルマーニュを入手。 2005年にドメーヌ・デュジャックと共同でトマ・モワイヤールを買収し、コート・ド・ニュイにも進出した。 この時にヴォーヌ・ロマネ1級マルコンソール、ニュイ・サン・ジョルジュ1級オー・トレイ、特級クロ・ド・ヴージョをラインナップに加えている。 さらに2012年、エティエンヌが経営を任されていたシャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェをオーナーの金融機関から買い取ってしまったのだ。 ただし、シャトーが所有していた特級モンラッシェとバタール・モンラッシェは、この買収に協力したシャトー・ラトゥールのフランソワ・ピノーに譲り、彼のドメーヌ・ドゥージェニーに加わることとなる。 2017年からは、シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェとして生産されていたワインは、全てドメーヌ・ド・モンティーユとなった。 白ワインのラインナップ拡充を見越して、エティエンヌはともにマイクロ・ネゴスのドゥー・モンティーユを運営していた妹のアリックスを、2006年から白ワインの醸造責任者に任命。 現在彼女はドメーヌを離れている。 一方、赤ワインはエティエンヌがおもに監督するものの、全体のセラーマスターとしてアメリカ人のブライアン・シーヴが2010年に就任している。 現在、ネゴスは、メゾン・ド・モンティーユ として生産されている。 こうしてあまりにも拡大したためヴォルネイの醸造施設では間に合わなくなり、現在は旧ロピトー・ミニョンが所有していたムルソーのセラーでワイン造りをしている。 一般にエレガントとされるヴォルネイでさえも、「いつ開くのかわからない」と言われたドメーヌ・ド・モンティーユのワインだが、今日では若いうちから香り高く、そしてタンニンもしなやかなものとなり、かつ長期熟成にも十分耐え得るスタイルへと大きく変化している。 全房を用いた醸造など、基本的にはユベール時代の様式を継承しながらも、より完熟したブドウを摘み取り、抽出の仕方や発酵温度の管理をより綿密に行うことで、現在のスタイルを築いた。
【クール配送】メゾン・ド・モンティーユ ブルゴーニュ ピノ・ノワール [2016]750ml (赤ワイン) 4,950 円
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