永続特典/同梱内容Blu-specCD2音匠レーベル仕様アーティストアルトゥーロ・トスカニーニ、ジュゼッペ・ヴァルデンコ、ヘルヴァ・ネルリ、テレサ・シュティッヒ=ランダル、クローエ・エルモ、アントニオ・マダーシ、ナン・メリマン、フランク・グァレラ収録内容Disc.101.歌劇「ファルスタッフ」(全曲) 第1幕(-)02.歌劇「ファルスタッフ」(全曲) 第2幕第1場 (以上収録予定/曲順未定)(-)Disc.201.歌劇「ファルスタッフ」(全曲) 第2幕第2場(-)02.歌劇「ファルスタッフ」(全曲) 第3幕 (以上収録予定/曲順未定)(-)商品概要20世紀音楽史に巨大な足跡を残したアルトゥーロ・トスカニーニ。 前半生は主に欧米の歌劇場で、後半生は演奏会指揮者として幅広いレパートリーを極めて高水準の演奏で披露。 特に1937年からのNBC交響楽団との活動は、音楽芸術のメディアミックスの最初期の成功例でしょう。 RCAに残された膨大な録音から名曲名演をセレクト、生前のトスカニーニの録音にもかかわったジョン・ファイファー監修のリマスターを使用、アナログLPのジャケット・デザインで復刻。 「ファルスタッフ」は、トスカニーニが最も多く劇場で指揮したオペラであり、1950年4月の演奏会形式の公演に際しては、1日6時間、6週間にわたって綿密なリハーサルが行われ、ヴェルディ最後のオペラの完全無欠の上演を成し遂げました。 当ディスクはその「奇跡的な演奏」の歴史的なライヴ録音です。 商品番号SICC-30884販売元ソニー・ミュージックディストリビューション組枚数2枚組 _音楽ソフト _クラシック_歌劇(オペラ) _CD _ソニー・ミュージックディストリビューション 登録日:2024/04/05 発売日:2024/07/24 締切日:2024/04/10 アルトゥーロ・トスカニーニ/ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」(全曲) 【CD】 2,420 円
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永続特典/同梱内容Blu-specCD2音匠レーベル仕様アーティストアルトゥーロ・トスカニーニ、リチア・アルバネーゼ、アン・マックナイト、ジャン・ピアース、フランチェスコ・ヴァレンティーノ、ジョージ・チェハノフスキー、ニコラ・モスコーナ、サルヴァトーレ・バッカローニ収録内容Disc.101.歌劇「ボエーム」(全曲) 第1幕(-)02.歌劇「ボエーム」(全曲) 第2幕 (以上収録予定/曲順未定)(-)Disc.201.歌劇「ボエーム」(全曲) 第3幕(-)02.歌劇「ボエーム」(全曲) 第4幕 (以上収録予定/曲順未定)(-)商品概要録音年:1946年2月3日&10日/収録場所:NBC 8-Hスタジオ日本独自企画商品番号SICC-30887販売元ソニー・ミュージックディストリビューション組枚数2枚組 _音楽ソフト _クラシック_歌劇(オペラ) _CD _ソニー・ミュージックディストリビューション 登録日:2024/04/05 発売日:2024/07/24 締切日:2024/04/10 アルトゥーロ・トスカニーニ/プッチーニ:歌劇「ボエーム」(全曲) 【CD】 2,420 円
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永続特典/同梱内容Blu-specCD2音匠レーベル仕様アーティストアルトゥーロ・トスカニーニ、リチア・アルバネーゼ、ジャン・ピアース、ロバート・メリル、マクシーヌ・ステルマン、ジョン・ガリス、ジョージ・チェハノフスキー、ポール・デニス収録内容Disc.101.歌劇「椿姫」(全曲) 第1幕(-)02.歌劇「椿姫」(全曲) 第2幕第1場 (以上収録予定/曲順未定)(-)Disc.201.歌劇「椿姫」(全曲) 第2幕第2場(-)02.歌劇「椿姫」(全曲) 第3幕 (以上収録予定/曲順未定)(-)商品概要20世紀音楽史に巨大な足跡を残したアルトゥーロ・トスカニーニ。 前半生は主に欧米の歌劇場で、後半生は演奏会指揮者として幅広いレパートリーを極めて高水準の演奏で披露。 特に1937年からのNBC交響楽団との活動は、音楽芸術のメディアミックスの最初期の成功例でしょう。 RCAに残された膨大な録音から名曲名演をセレクト、生前のトスカニーニの録音にもかかわったジョン・ファイファー監修のリマスターを使用、アナログLPのジャケット・デザインで復刻。 演奏会形式のライヴ録音なのに、しなやかなカンタービレと劇場的な感興に満ちた演奏です。 時折トスカニーニ自身の歌声も聞こえるほど感情移入の激しさも類を見ず、それでいて凛とした厳格さを失わない稀有な名演です。 商品番号SICC-30876販売元ソニー・ミュージックディストリビューション組枚数2枚組 _音楽ソフト _クラシック_歌劇(オペラ) _CD _ソニー・ミュージックディストリビューション 登録日:2024/04/05 発売日:2024/07/24 締切日:2024/04/10 アルトゥーロ・トスカニーニ/ヴェルディ:歌劇「椿姫」(全曲) 【CD】 2,420 円
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永続特典/同梱内容UHQCDグリーンカラー・レーベル・コートアーティスト小澤征爾、イザベル・レナード、ポール・ガイ、イヴォンヌ・ネフ、アナ・クリスティ、マリー・ルノルマン、エリオット・マドア、ジャン=ポール・フーシェクール収録内容Disc.101.歌劇≪こどもと魔法≫ 第1部 序奏-「宿題なんかやりたくない」(4:39)02.歌劇≪こどもと魔法≫ 第1部 「安楽椅子嬢、お手を」(1:47)03.歌劇≪こどもと魔法≫ 第1部 「ディン、ディン、ディン、ディン」(1:26)04.歌劇≪こどもと魔法≫ 第1部 「ご機嫌いかが?」(3:14)05.歌劇≪こどもと魔法≫ 第1部 「お下がり!」(5:53)06.歌劇≪こどもと魔法≫ 第1部 「アーッ!あの娘だ!あの娘だ!」(6:44)07.歌劇≪こどもと魔法≫ 第1部 「2本の蛇口からひとつの桶に水が流れる!」(2:59)08.歌劇≪こどもと魔法≫ 第1部 猫のニャンニャン二重唱(1:40)09.歌劇≪こどもと魔法≫ 第1部 昆虫、雨蛙、ひき蛙の大合唱 第2部 「ああ!お庭さんにまた会えて、うれしいよ!」(2:50)10.歌劇≪こどもと魔法≫ 第2部 「君はどこにいるのかい?」(4:45)11.歌劇≪こどもと魔法≫ 第2部 「逃げなさい、お馬鹿さん!籠は?籠はどこ?」(3:45)12.歌劇≪こどもと魔法≫ 第2部 「彼は傷の手当をした…」(5:04)商品概要ラヴェルの≪こどもと魔法≫は子供が主人公のファンタジーで、ラヴェルの色彩豊かなスコアを小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラが見事に再現。 表情豊かなソリスト達の歌唱も魅力的です。 2013年に松本でライヴ収録されたこのアルバムは、2016年の第58回グラミー賞において、「ベスト・オペラ・レコーディング」賞を受賞を受賞しました。 録音年:2013年8月/収録場所:松本初回生産限定盤商品番号UCCD-41123販売元ユニバーサルミュージック組枚数1枚組 _音楽ソフト _クラシック_歌劇(オペラ) _CD _ユニバーサルミュージック 登録日:2024/05/16 発売日:2024/07/10 締切日:2024/04/30 小澤征爾/ラヴェル:歌劇≪こどもと魔法≫ (初回限定) 【CD】 1,980 円
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永続特典/同梱内容UHQCDグリーンカラー・レーベル・コートアーティスト小澤征爾、マティアス・ゲルネ、エレーナ・ツィトコーワ、サイトウ・キネン・オーケストラ収録内容Disc.101.歌劇≪青ひげ公の城≫(-)商品概要冒頭の口上以外は、全編を通じて青ひげ公とその妻ユディットだけでストーリーが展開してゆく≪青ひげ公の城≫。 前半部分は青ひげ公の残虐性、中間部は青ひげ公の富、そして最後に青ひげ公の前妻たちの秘密が描かれています。 バリトンのゲルネとソプラノのツィトコーワは、難しい心理描写を見事に表現しており、小澤征爾指揮によるサイトウ・キネン・オーケストラの繊細かつ多彩な音色が、作品の独特の雰囲気をあらわしています。 2016年度レコード・アカデミー賞大賞受賞盤です。 録音年:2011年8月/収録場所:松本初回生産限定盤商品番号UCCD-41121販売元ユニバーサルミュージック組枚数1枚組 _音楽ソフト _クラシック_歌劇(オペラ) _CD _ユニバーサルミュージック 登録日:2024/05/16 発売日:2024/07/10 締切日:2024/04/30 小澤征爾/バルトーク:歌劇≪青ひげ公の城≫ (初回限定) 【CD】 1,980 円
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オペラシアターこんにゃく座ハヤシヒカル ツイトウコンサート ユメヘ オペラシアターコンニャクザ 発売日:2013年05月29日 予約締切日:2013年04月22日 HAYASHI HIKARU TSUITOU CONCERT[YUME HE......] JAN:4988065095826 FOCDー9582/3 (株)フォンテック (株)フォンテック [Disc1] 『林光 追悼コンサート「夢へ……」』/CD アーティスト:オペラシアターこんにゃく座 [Disc2] 『林光 追悼コンサート「夢へ……」』/CD アーティスト:オペラシアターこんにゃく座 CD クラシック 歌劇・オペラ 林光 追悼コンサート「夢へ……」 [ オペラシアターこんにゃく座 ] 2,908 円
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バルセロナ、リセウ大劇場2017 イタリアの俊英リッカルド・フリッツァ指揮による ヴェルディ屈指の人気オペラ《リゴレット》 人気実力派歌手アルバレス、カマレナ、ランカトーレ、ケモクリーゼ! ★劇中で歌われる人気のアリア「女心の歌」に代表されるヴェルディ中期の傑作オペラ《リゴレット》。 ヴィクトル・ユーゴーの戯曲『王は愉しむ』をもとにした悲劇的なオペラ。 金と権力にものを言わせる若くして女好きのマントヴァ公爵。 それに仕える道化師リゴレットが溺愛する一人娘ジルダをもてあそばれたことから公爵の殺害を依頼するという物語。 ★いまやイタリアにとどまらず世界各地で活躍、日本の聴衆にもお馴染みのリッカルド・フリッツァの素晴らしい指揮、そしてオランダ出身のモニク・ワーゲマーカースのシンプルながら卓越した演出、オスカーも何度も受賞している英国の衣裳デザイナー、サンディ・パウエルによる鮮やかな衣裳で見ごたえのある舞台が展開されています。 ★歌手陣も充実の布陣。 リゴレットの悲劇性を見事表現したカルロス・アルバレス。 力強い歌声でMETをはじめ今世界中の聴衆を虜にしているメキシコ出身のテノール、ハビエル・カマレナのマントヴァ公爵。 まさにヴェルディが望んだジルダを演じるのは、同役を100回以上歌っているというデジレ・ランカトーレ。 美声と美貌で魅了するグルジア出身のケテワン・ケモクリーゼは、公爵に恋をした妹マッダレーナを歌います。 収録情報 曲目・内容 ヴェルディ : 歌劇《リゴレット》 アーティスト(演奏・出演) リッカルド・フリッツァ (指揮) リセウ大劇場管弦楽団 リセウ大劇場合唱団 (合唱指揮 : コンチタ・ガルシア) ハビエル・カマレナ (マントヴァ公爵/テノール) カルロス・アルバレス (リゴレット/バリトン) デジレ・ランカトーレ (ジルダ/ソプラノ) アンテ・イェルクニカ (スパラフチーレ/バス) ケテワン・ケモクリーゼ (マッダレーナ/メゾソプラノ) ジェンマ・コマ=アラベール (ジョヴァンナ/メゾソプラノ) ジャンフランコ・モントレソル (モンテローネ伯爵/バリトン) トニ・マルソル (マルッロ/バリトン) ホセプ・ファド (マッテオ・ボルサ/テノール) ハビエル・メンドーサ (チェプラーノ伯爵/バス) メルセデス・ガンセド (チェプラーノ伯爵夫人/メゾソプラノ) マリエル・フォンテス (公爵の小姓/メゾソプラノ) レコーディング 演出 : モニク・ワーゲマーカース 舞台美術 : マイケル・レヴィン 衣装 : サンディ・パウエル 映像監督 : ステファン・ルバート 収録 : 2017年、リセウ大劇場 (ライヴ) ヴェルディ : 歌劇《リゴレット》リセウ大劇場 6,314 円
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パヴァロッティ伝説の野外コンサート 『パヴァロッティ・イン・ハイド・パーク』 デジタル・リマスター版ブルーレイで発売! ★3大テノールの看板歌手ルチアーノ・パヴァロッティ。 20世紀のオペラ界を代表する存在であるばかりでなく、パヴァロッティ&フレンズと題した数々の慈善コンサートでは、幅広い人脈から大物ポピュラー歌手との共演も重ねるなど、ジャンルを超えた世界的人気を博していました。 そして今回パヴァロッティの初の野外公演、1991年7月30日にロンドンのハイド・パークで行われた《パヴァロッティ〜ハイド・パーク・コンサート》がデジタル・リマスターされブルーレイ・ディスクで発売されます。 ハイド・パークはロンドン中心部ウェストミンスター地区からケンジントン地区にかけて存在する公園で、先のエリザベス2世女王の葬儀では主要な献花場となっており市民に親しまれている場所です。 コンサートはパヴァロッティのオペラ活動30周年を記念して開催され、英紙<ガーディアン>では、「無料コンサートでこれほどの盛り上がりを見せたのは、1969年のローリングストーンズの公演以来だ」と報じました。 プログラムは、ヴェルディやプッチーニの歌劇からの名アリアや、彼の代名詞“誰も寝てはならぬ”に加え、祖国イタリアを想うナポリ民謡“オー・ソレ・ミオ”“帰れ、ソレントへ”など、老若男女、誰もが楽しめる曲が次々と歌われ、雨が降りしきる中、ハイド・パークに集まった12万人以上の観客がその圧倒的な歌唱力に大熱狂しています。 また、映像にはコンサートを楽しむチャールズ皇太子とダイアナ王妃 (当時 ) の姿や、イギリス各界の著名人の姿も映され、華やかなひとときを彩っています。 収録情報 曲目・内容 パヴァロッティ・イン・ハイド・パーク ヴェルディ:歌劇《ルイザ・ミラー》より序曲 ヴェルディ:歌劇《ルイザ・ミラー》〜” 穏やかな夜には” ヴェルディ:歌劇《ナブッコ》〜” 行け、わが想いよ、金色の翼にのって” マイアベーア:歌劇《アフリカの女》〜” おお、パラダイス” マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》より間奏曲 ヴェルディ:歌劇《十字軍のロンバルディア人》〜“私の喜びで彼女を包みたい” マスネ:歌劇《ウェルテル》〜“春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか” レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》〜鐘の合唱 “ドン、ディン、ドン” ワーグナー:歌劇《ローエングリン》〜婚礼の合唱 プッチーニ:歌劇《トスカ》〜“妙なる調和” プッチーニ:歌劇《トスカ》〜“星は光りぬ” ビゼー/フランソワ・ボルヌ:カルメン幻想曲 レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》〜“衣裳をつけろ” ヴェルディ:歌劇《シチリア島の夕べの祈り》より序曲 ビクシオ:イタリア歌曲「マンマ」 ビクシオ:イタリア歌曲「風に託そう私の歌」 クルティス:忘れな草 プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》〜" 美しい人たちの中で "、” なんと素晴らしい美人” カプア:オー・ソレ・ミオ クルティス:帰れ、ソレントへ プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》〜“誰も寝てはならぬ” アーティスト(演奏・出演) ルチアーノ・パヴァロッティ (テノール) アンドレア・グリミネッリ (フルート) レオーネ・マジエラ (指揮) フィルハーモニア管弦楽団 フィルハーモニア合唱団 レコーディング 収録:1991年7月30日、ハイド・パーク 監督:クリストファー・スワン プロデューサー:アンディ・ウォード パヴァロッティ・イン・ハイド・パーク 4,950 円
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アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭 近年の名上演をあつめたスペシャル・ボックス ゼフィレッリ演出の≪イル・トロヴァトーレ≫≪ドン・ジョヴァンニ≫ 音楽祭の顔であるドミンゴのガラ・コンサート ★イタリア世界遺産ヴェローナの夏の風物詩と言えばアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭。 古代ローマ時代に造られた屋外闘技場の跡地「アレーナ・ディ・ヴェローナ」を会場とした世界最大規模の野外オペラ・フェスティバルです。 毎年夏、10週間に渡って行われ、街の中心にある「アレーナ」の収容人数は16,000人を誇ります。 1913年から開催され、その歴史は100年以上。 マリア・カラスをはじめ、オペラ界のスターがこの舞台に立ち、世界中のオペラファンを魅了しています。 当ボックスは、これまでリリースされた3つの名上演映像をまとめたもので、音楽祭の近年の魅力が凝縮されています。 ★まず、2019年アレーナ・ディ・ヴェローナでのライヴから、ネトレプコとエイヴァゾフの夫婦共演で話題になったゼフィレッリの名プロダクション≪イル・トロヴァトーレ≫。 ゼフィレッリはオリヴィア・ハッセー主演の映画『ロミオとジュリエット』の監督としても知られ、その『ロミオとジュリエット』の舞台でもあるヴェローナでの上演です。 しかしゼフィレッリは音楽祭開幕直前の2019年6月15日に逝去。 96歳でした。 レオノーラを歌うネトレプコ。 彼女のドラマティックな声質、技巧的なフレーズもなんなく歌いこなし最高に美しく響く声は、まさに理想的。 そして豊かな声量、舞台上での抜きんでた存在感のエイヴァゾフが歌うマンリーコ。 さらにゼフィレッリのずば抜けたスケールの舞台演出は壮大なヴェローナの野外劇場を大きな感動で包み込みます。 また、野外劇場ながら、歌手の歌声をマイクなしで楽しめるアレーナ・ディ・ヴェローナの音響の良さも必聴。 イタリアオペラの真髄である旋律と声の饗宴を最高の布陣で味わうことができます。 ★そして、同じく名匠フランコ・ゼフィレッリの演出2015年アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭での絢爛豪華なモーツァルトの≪ドン・ジョヴァンニ≫。 音楽祭としては珍しくモーツァルトの作品となりました。 ゼフィレッリの演出は、バロック風の豪華な宮殿を配した装置と伝統的な演出で、作品を純粋に楽しむことができます。 ドン・ジョヴァンニ役のカルロス・アルバレスは、朗々たる歌声で聴衆を魅了、ポーランド出身のバス歌手ラファウ・シヴェクの騎士団長も、迫力のある歌唱で存在感を出しています。 そしてドンナ・アンナ役のイリーナ・ルングは、恵まれた容姿と美声で会場を沸かせています。 また、ステファノ・モンタナーリの雄弁な音楽作りが、迫力ある歌唱陣と絢爛豪華な演出と見事に調和しています。 卓越した発想と手腕で一時代を築いた名匠フランコ・ゼフィレッリの演出を存分に堪能することができます。 ★最後に、プラシド・ドミンゴの音楽祭出演50周年となった2019年の記念ガラ・コンサート。 『ナブッコ』『マクベス』『シモン・ボッカネグラ』ハイライトで、タイトルロールを歌うのはもちろんドミンゴ。 近年、テノールからバリトンへの転向で世間を驚かせ、ヴェルディ・バリトンの役を徐々に広げているドミンゴらしいプログラムです。 共演者もイタリア出身の女性ソプラノ歌手アンナ・ピロッツィ、メキシコ生まれの中堅テノール歌手、アルトゥーロ・チャコン=クルスと、華やかな布陣でドミンゴの記念の年をお祝いしています。 収録情報 曲目・内容 DVD1,2 ヴェルディ:歌劇≪イル・トロヴァトーレ≫ アンナ・ネトレプコ (レオノーラ / ソプラノ) ユシフ・エイヴァゾフ (マンリーコ / テノール) ルカ・サルシ (ルーナ伯爵 / バリトン) ドローラ・ザジック (アズチェーナ / メゾ・ソプラノ) リッカルド・ファッシ (フェルランド / バス) エリザベッタ・ツィッツォ (イネス / ソプラノ) カルロ・ボージ (ルイス / テノール) ダリオ・ジョルジェーレ (老ロマ / バス) アントネッロ・セロン (使者 / テノール) ピエル・ジョルジョ・モランディ (指揮) アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団、同合唱団、同バレエ団 ヴィート・ロンバルディ (合唱指揮) 演出&舞台:フランコ・ゼッフィレッリ 衣装:ライモンダ・ガエターニ 振付:エル・カンボリオ (ルチア・レアルによる復元) 殺陣:レンツォ・ムズメーチ・グレコ 映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ 収録:2019年7月4日、7日アレーナ・ディ・ヴェローナ (ライヴ) 原語:イタリア語 字幕:独英仏西韓日 DVD3,4 モーツァルト:歌劇≪ドン・ジョヴァンニ≫ アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団 (合唱指揮:サルヴォ・スグロ) ステファノ・モンタナーリ (指揮) カルロス・アルバレス (ドン・ジョヴァンニ) ラファウ・シヴェク (騎士団長) イリーナ・ルング (ドンナ・アンナ) サイミール・ピルグ (ドン・オッターヴィオ) マリア・ホセ・シーリ (ドンナ・エルヴィーラ) アレックス・エスポージト (レポレッロ) クリスティアン・セン (マゼット) ナタリア・ローマン (ツェルリーナ) 映像監督:アンドレア・ベヴィラクア 演出・装置:フランコ・ゼフィレッリ 衣裳:マウリツィオ・ミッレノッティ 振付:マリア・グラツィア・カロフォリ 照明:パオロ・マッツォン 収録:2015年7月、アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭 (ライヴ) [ボーナス:メイキング映像] 原語:イタリア語 字幕:英独仏韓日 DVD5,6 アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭 2019 オペラ・ガラ 〜 プラシド・ドミンゴ 50周年記念 ヴェルディ:『ナブッコ』『マクベス』『シモン・ボッカネグラ』ハイライト プラシド・ドミンゴ (ナブッコ、マクベス、シモン・ボッカネグラ) アンナ ピロッツィ (アビガイッレ、マクベス夫人、アメーリア・グリマルディ) アルトゥーロ・チャコン=クルス (イズマエーレ、マクダフ、ガブリエーレ・アドルノ) マルコ・ミミカ (ザッカリア、ヤーコポ・フィエスコ) ジェラルディーヌ・ショベ (フェネーナ) カルロ・ボージ (アブダルロ、マルコム) エリザベッタ・ジッツォ (アンナ) ロマーノ・ダル・ゾーヴォ (バール神の祭司、医者) ロリー・ガルシア (侍女) ジョルディ ベルナセル (指揮) アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団・合唱団・バレエ団 ヴィート・ロンバルディ (合唱指揮) 舞台監督:ステファノ・トレスピーディ セット・デザイン:エツィオ・アントネッリ 衣装:シルヴィア・ボネッティ 照明:パオロ・マッツォン 振付:ジュゼッペ・ピコネ バレエ・コーディネーター:ガエターノ・ペトロジーノ 舞台デザイン監督:ミケーレ・オルチェーゼ 映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ 収録:2019年8月、アレーナ・ディ・ヴェローナ (ライヴ) 原語:イタリア語 字幕:独英仏西韓日 アレーナ・ディ・ヴェローナ・ボックス 10,912 円
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圧巻のアルマヴィーヴァを聴かせる 現代最高のロッシーニ・テノールのフローレス ロッシーニの申し子ミケーレ・マリオッティ指揮 ウィーン国立歌劇場による《セビリアの理髪師》 日本語帯・解説付き ★ロッシーニ屈指の人気作《セビリアの理髪師》。 スペインのセビリアを舞台に、アルマヴィーヴァ伯爵と町娘のロジーナが、町の何でも屋フィガロの機転で結ばれるまでを描いたコミカルな恋の物語を、躍動感あふれる音楽で描き出したオペラ・ブッファの最高傑作です。 本映像は、現代最高のロッシーニ・テノールのファン・ディエゴ・フローレス、そしてロッシーニの申し子といわれている指揮者ミケーレ・マリオッティという鉄壁のロッシーニ布陣。 ロジーナは、華やかさと卓越した技巧で注目のメゾソプラノ歌手のヴァシリサ・ベルジャンスカヤ。 そしてフィガロにはカナダのバリトン歌手エティエンヌ・デュピュイ。 なんといってもフローレスのアルマヴィーヴァは、機知に富んだ軽やかさ、豊かな声量、輝かしさ、そして完璧なテクニックという一流のロッシーニ歌手の全てを兼ね備えた歌唱は圧巻のひとこと。 収録情報 曲目・内容 ロッシーニ:歌劇《セビリアの理髪師》 ファン・ディエゴ・フローレス (アルマヴィーヴァ伯爵) パオロ・ボルドーニャ (バルトロ) ヴァシリサ・ベルジャンスカヤ (ロジーナ) イルダール・アブドラザコフ (ドン・バジリオ) エティエンヌ・デュピュイ (フィガロ) ルース・ブラウアー=クヴァム (アンブロージオ) ステファン・アスタホフ (フィオレッロ) オーロラ・マルテンス (ベルタ) アレハンドロ・ピツァロ=エンリケ (隊長) アーティスト(演奏・出演) ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団 ミケーレ・マリオッティ (指揮) マルティン・シェベスタ (合唱指揮) レコーディング 演出:ヘルベルト・フリッチュ 衣裳:ヴィクトリア・ベーア 照明:カーステン・サンダー ドラマトゥルク:ニコラウス・シュテニッツァー 日本語字幕:井内百合子 収録:2021年9月、ウィーン国立歌劇場 (ライヴ) ロッシーニ:歌劇《セビリアの理髪師》 6,700 円
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ジョン・ノイマイヤー率いるハンブルク・バレエ団による 現代版「アンナ・カレーニナ」 ★2023年3月に5年ぶり9度目の来日公演を行ったジョン・ノイマイヤー率いるハンブルク・バレエ団。 本映像は、2017年に初演され、コロナ禍のため日本公演が中止となった「アンナ・カレーニナ」。 帝政ロシアの文豪レフ・トルストイの同名小説を基にジョン・ノイマイヤーが演出・振付を行ったもの。 2023年の来日公演でもガラ形式で上演されました。 原作は、1870年代のロシアを舞台に、政府高官カレーニンの妻で社交界の華として注目を集めていたアンナが、青年貴族の将校ヴロンスキーと道ならぬ恋に落ちて破滅へと向かう物語。 ノイマイヤー版では舞台を現代に移し、政治家カレーニンとその妻アンナ、冷え切った夫婦関係の前に現れる人気ラクロス選手のヴロンスキーとの激しい恋、夫の浮気に悩む兄嫁ドリー、ヴロンスキーに振られるも農場主のリョーヴィンと幸せな家庭を築くキティ、と3つの家族の物語が交差して綴られていきます。 複雑な人間の感情の機微やすれ違いを身一つで語るダンサーたちの表現力に脱帽です。 特にアンナがオペラを観にいく終盤のシーンでは、オペラ『エフゲニー・オネーギン』が使われ、タチアーナとアンナの対照的な生き方が映し出されます。 音楽は、チャイコフスキー、アルフレート・シュニトケの映画音楽、キャット・スティーヴンス/ユスフ・イスラムのフォーク・ソングなどを使用し、物語に深みを与えています。 収録情報 曲目・内容 ハンブルク・バレエ「アンナ・カレーニナ」(全2幕) 原作:レフ・トルストイ 音楽:チャイコフスキー、シュニトケ、キャット・スティーヴンズ/ユスフ・イスラム 振付、舞台、衣装、照明:ジョン・ノイマイヤー アンナ・カレーニナ:アンナ・ラウデール アレクセイ・ヴロンスキー:エドウィン・レヴァツォフ アレクセイ・カレーニン:イヴァン・ウルバン リョーヴィン:アレイズ・マルティネス キティ:エミリー・マゾン セリョージャ:マリア・ウゲツ 労働者:カレン・アザチャン ドリー:パトリシア・フリザ スティーヴァ:フロリアン・ポールほか アーティスト(演奏・出演) ハンブルク・バレエ団 ハンブルク国立歌劇場管弦楽団 ネイサン・ブロック (指揮) レコーディング 収録:2022年4月、ハンブルク国立歌劇場 ハンブルク・バレエ「アンナ・カレーニナ」 6,314 円
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チャイコフスキーの名作2篇に基づく 2022年ウィーン・フォルクスオーパーの メッセージ性あふれる斬新な舞台を映像化! 日本語帯・解説付き ★1891年、最晩年チャイコフスキーはオペラ「イオランタ」とバレエ「くるみ割り人形」を併作し、ひと晩のコンサートで二本立て上演するよう指示しました。 しかし長くなりすぎるのと採算性の理由から、現在では別々に上演されるのが慣例となっています。 それを今回オランダの女性演出家ロッテ・デ・ベアとイスラエル出身の指揮者オメール・メイア・ヴェルバーが両作をひと晩で上演できるよう新制作。 といっても別々ではなく「ふたつの歯車のようにかみ合う」ひとつの作品に融合しているのに注目です。 ★チャイコフスキーは、オペラは現実の人々、バレエは空想の世界と明確にすみ分けしていましたが、この上演はそれらがシーンごとに綯交ぜとなっていて幻想的な舞台となっています。 「くるみ割り人形」の小序曲に始まり、イオランタとくるみ割り人形の邂逅が示され、後半から現代音楽のような「イオランタ」序奏と重なります。 盲目の王女イオランタはソプラノのゴロヴニョーワが歌唱と演技を見せつつ、「くるみ割り人形」のナンバーになると同じ衣装で似た容姿のミラ・シュミットがキレッキレのダンスを披露。 全体に伝統的なバレエを基本にしながらもモダン・ダンスの要素も採り入れて新鮮、引き込まれます。 ★「イオランタ」の原作は15世紀プロヴァンスを舞台としていますが、ここではルネ王がスーツ姿、イオランタに絡む二人の若者もブレザーとセーターで現代劇を繰り広げます。 一方「くるみ割り人形」は動物や人形などの被り物中心。 「花のワルツ」「こんぺいとうの踊り」「アラビアの踊り」などを楽しく演じ、「グランド・アダージョ」ではチャイコフスキーの感動的な音楽とあいまって幻想的なクライマックスを作ります。 ★完全版の「イオランタ」ではないものの、主役を演じる1980年生まれのソプラノ、ゴロヴニョーワ、ドイツ・オペラのイメージが強いバスのステファン・チェルニー (ルネ王) 、モスクワ・ノーヴァヤ・オペラのスター、テノールのゲオルギー・ヴァシリエフ (ヴォーデモン) いずれも好演。 舞台美術の斬新な美しさとともに見とれます。 ★2022年ウィーン・フォルクスオーパーのライヴですが、ロシアの象徴チャイコフスキー作品を題材に、ネズミと人形の愚かな戦い、闇の中に生きるイオランタが自らの力により光を得る大団円は現在の世界情勢に対する希望が込められたメッセージ性を感じさせます。 収録情報 曲目・内容 チャイコフスキー:イオランタ&くるみ割り人形 (チェイコフスキーのオペラとバレエに基づくシアター・ピース) アーティスト(演奏・出演) オメール・メイア・ヴェルバー (指揮) ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団 イオランタ:オレーシャ・ゴロヴニョーワ (ソプラノ) & ミラ・シュミット (バレエ) ルネ王:ステファン・チェルニー (バス) ヴォーデモン:ゲオルギー・ヴァシリエフ (テノール) ロベルト:アンドレイ・ボンダレンコ (バリトン) エブン=ハキア:シモン・コマサ (バリトン) アルメリック:ダヴィド・ケルバー (テノール) ベルトラン:平野和 (バス・バリトン) マルタ:ステファニー・メートランド (コントラルト) ブリギッタ:アニタ・ゲッツ (ソプラノ) ラウラ:アネリー・ソフィー・ミュラー (メゾソプラノ) ウィーン国立バレエ団 ウィーン国立歌劇場バレエ学校 レコーディング 演出:ロッテ・デ・ベア 舞台美術:カトリン・レア・ターグ 衣装:ヨリネ・ファン・ベーク 照明:アレックス・ブロック 映像監督:フェリックス・ブレイザハ 収録:2022年/ウィーン・フォルクスオーパー (ライヴ) チャイコフスキー:イオランタ & くるみ割り人形 6,700 円
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2016年ロッシーニ・オペラ・フェスティバル 隠れた名作《湖上の美人》 ロッシーニの申し子ミケーレ・マリオッティ指揮 現代最高のロッシーニ・テノールのフローレス 日本語帯・解説付き ★ロッシーニ・オペラ・フェスティバルは、毎年8月にイタリア中部マルケ州のペーザロ市で開催されている音楽祭。 2022年から芸術監督にロッシーニ・オペラ・フェスティバルの常連テノール歌手のファン・ディエゴ・フローレスが就任。 音楽祭の新時代がスタートしました。 本盤は、2016年に同音楽祭で上演されたロッシーニの隠れた名作《湖上の美人》の映像。 原作『湖上の美人』は、19世紀初頭を代表する詩人ウォルター・スコットの、スコットランド・ハイランドを舞台とした長編詩。 輝かしい高音を持つ現代最高のロッシーニ・テノールのフローレスが恋に迷う国王ジャコモ5世を、反乱軍の首領ロドリーゴを高低音域を自在に操る卓越した声をもつマイケル・スパイアーズが。 フローレスとスパイアーズの声の対比が大きな見せ場ともなっています。 そして、いま最も勢いのあるジョージア出身のソプラノ歌手サロメ・ジーチャがエレナを歌います。 さらに2023年ローマ歌劇場の日本公演でも注目され、ロッシーニの申し子といわれている指揮者ミケーレ・マリオッティ (同音楽祭の創設者ジャンフランコ・マリオッティを父にもつ) というこれ以上ない豪華な布陣による上演でした。 あらすじ 16世紀初頭。 舞台はカトリン湖のほとり。 狩人ウベルトに扮したスコットランド王ジャコモ5世は、カトリン湖のほとりで出会った美女エレナを見初める。 しかし彼女は国王に背くダグラスの娘で、マルコムという恋人がいる。 しかし父ダグラスは反乱軍の首領、ロドリーゴと結婚させようとしていた。 エレナのことが忘れられず再びウベルトに扮したジャコモ5世は、エレナに愛の歌アリア「おお甘き炎よ」を歌うが断られる。 ウベルトは誠実さの証として自分の指輪を国王からのもらい物と偽りエレナに渡す。 やがて反乱軍は国王軍に制圧され、ダグラスもマルコムも捕まってしまう。 エレナは二人を助けようと、指輪を手に国王のもとへ向かう。 国王を探すエレナに対しウベルトは自分の正体を明かし、ダグラスの罪を許す。 さらに続いてマルコムにも恩赦を与え彼がエレナと結ばれることを許す。 感激したエレナは王に感謝のアリア「胸の思いは満ち溢れ」を歌い大団円を迎える。 収録情報 曲目・内容 ロッシーニ:歌劇《湖上の美人》〜2016年ロッシーニ・オペラ・フェスティバル ファン・ディエゴ・フローレス (テノール・・・ジャコモ5世/ウベルト [スコットランド王] ) マルコ・ミミカ (バリトン・・・アンガス伯ダグラス [エレナの父親] ) マイケル・スパイアーズ (テノール・・・ロドリーゴ [反乱軍の首領] ) サロメ・ジーチャ (ソプラノ・・・エレナ[ダグラスの娘]) ヴァルドゥイ・アブラハミヤン (メゾソプラノ・・・マルコム [反乱軍の将校] ) ルース・イニエスタ (ソプラノ・・・アルビーナ) フランシスコ・ブリート (テノール・・・セラーノ、ベルトラム) ジュジ・メルリ (エレナ [年配の女性] ) アレッサンドロ・バルディノッティ (マルコム [年配の男性] ) アーティスト(演奏・出演) ミケーレ・マリオッティ (指揮) ボローニャ歌劇場フィルハーモニー レコーディング 収録:2016年、アドリアティック・アリーナ、ぺーザロ (ライヴ) 演出:ダミアーノ・ミキエレット 日本語字幕:井内百合子 ロッシーニ:歌劇《湖上の美人》 6,700 円
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現代最高のプッチーニ歌いクリスティーネ・オポライス チリ生まれの注目のテノール、ジョナサン・テテルマン 注目のキャストによるアン・デア・ウィーン劇場《トスカ》 日本語帯・解説付き ★2022年1月にウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で上演されたプッチーニの名作《トスカ》。 1800年のローマを舞台に、美貌の歌姫トスカと画家カヴァラドッシの悲恋の物語が、プッチーニの甘美な旋律と劇的なオーケストラで描かれる傑作オペラです。 本上演は、マルク・アルブレヒト指揮、ウィーン放送交響楽団による演奏で、主役トスカには「現代最高のプッチーニ歌い」と称されるクリスティーネ・オポライス、そして恋人のカヴァラドッシには、チリ生まれアメリカ育ちのジョナサン・テテルマン。 DGから「プッチーニ:アリア集」をリリースした注目のテノール歌手。 マルティン・クシェイの大胆な演出、オポライスのドラマチックな歌唱、そして若きテノール、テテルマンの情熱的なカヴァラドッシと、見ごたえのある上演です。 アン・デア・ウィーン劇場は、モーツァルトのオペラ《魔笛》を書いたエマヌエル・シカネーダーによって1801年に建設され、ベートーヴェンも《フィデリオ》、交響曲2、3、5、6番の初演を行った、ウィーン国立歌劇場、フォルクスオーパーよりも古いウィーン最古の歴史的な劇場です。 現在は2024年のリニューアルオープンに向けて改修工事のため閉館しています。 [あらすじ] 1800年6月。 ナポレオン軍が欧州で勢いを増し、ローマ共和国が廃止され教皇国家が復活した頃。 画家のカヴァラドッシは、脱獄してきた政治犯アンジェロッティの逃亡を手助けする。 そのことが明らかになり、カヴァラドッシは警視総監スカルピに捕らえられ死刑が告げられる。 カヴァラドッシの恋人トスカは、カヴァラドッシを助けようとスカルピアに懇願しますが、スカルピアはトスカを脅迫して性的関係を迫る。 ここでトスカによって歌われるのが「歌に生き、愛に生き」。 トスカは逃亡するための通行手形をスカルピアに要求。 その時、揉み合ってトスカはスカルピアをナイフで刺し殺してしまう。 終幕では、収監されているカヴァラドッシがトスカへの愛の手紙を書いている途中に感極まって歌うアリア「星は光りぬ」はオペラのクライマックス。 そしてトスカはカヴァラドッシの元へ行き、通行手形を手に入れスカルピアを殺したことを伝える。 二人はつかの間の自由を喜ぶが、見せかけの処刑であるはずが、カヴァラドッシは本当に処刑されてしまい、最後にトスカもそれを追って命を断ち、オペラは悲劇に終わる。 収録情報 曲目・内容 プッチーニ:歌劇《トスカ》 アーティスト(演奏・出演) マルク・アルブレヒト (指揮) ウィーン放送交響楽団 クリスティーネ・オポライス (トスカ/ソプラノ) ジョナサン・テテルマン (カヴァラドッシ/テノール) ガボール・ブレッツ (スカルピア/バリトン) ラファウ・パウヌク (シャルローネ/バリトン) イヴァン・ジノヴィエフ (チェーザレ・アンジェロッティ/バス) アンドリュー・モルシュタイン (スポレッタ/テノール) ゾフィー・オーエスキー (アッタヴァンティ公爵夫人) アーノルド・シェーンベルク合唱団 レコーディング 演出:マルティン・クシェイ 舞台装置:アンネッテ・ムルシェツ 衣裳:スー・シグモンド 照明:ラインハルト・トラウプ 映像監督:ティツィアーノ・マンシーニ 収録:2022年1月、アン・デア・ウィーン劇場、ウィーン (ライヴ) プッチーニ:歌劇《トスカ》 5,000 円
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暴君ネロを扱ったオペラ ボーイトの遺作《ネローネ》 2021年ブレゲンツ音楽祭ライヴ 初Blu-ray & DVDリリース! ★アッリーゴ・ボーイト(1842-1918)は、優れた台本作家でもあり作曲家でもありました。 当時の偉大なる作曲家ヴェルディとの出会いにより、《オテロ》《ファルスタッフ》《ラ・ジョコンダ》など有名オペラ作品の台本を手がけ、名を知られることになります。 さらに詩、小説の分野でもその才能を発揮しました。 また、青年時代のボーイトがゲーテの「ファウスト」に基づいて台本を書き作曲した《メフィストーフェレ》は彼の代表作で、イタリア・オペラに新風を送り込んだ作曲家としても知られています。 ★本映像は、2021年のブレゲンツ音楽祭で上演されたボーイトの遺作《ネローネ》。 本作はボーイトが1862年頃からこつこつと作曲を進めていましたが完成には至らず、ボーイトの死後にイタリアの作曲家アントニオ・スマレリアとヴィンツェンツォ・トマジーニにより未完部分が補筆され、アルトゥーロ・トスカニーニによって1924年ミラノ・スカラ座でようやく世界初演された作品です。 舞台は古代ローマ皇帝ネロの治世の時代。 キリスト教のローマへ広がりとともに行われたキリスト教徒の弾圧・迫害を描き、そして終幕ではローマの大火が扱われます。 収録情報 曲目・内容 ボーイト:歌劇《ネローネ》(全4幕) アーティスト(演奏・出演) スヴェトラーナ・アクショーノワ(アステリア) ディルク・カフタン(指揮) ウィーン交響楽団 プラハ・フィルハーモニー合唱団 カトリン・ヴントザム(セリント/ペルサイド) イリヤ・クリョーヒン(ドシテオ) ブレット・ポレガート(ファヌエル) タイラン・ラインハルト(ゴブリアス) ラファエル・ロハス(ネローネ) アレッサンドラ・ヴォルペ(ルブリア) ルチオ・ガッロ(サイモン・マゴ) ミクローシュ・シェベスティエン(ティゲリーノ) レコーディング 収録:2021年7月、ブレゲンツ祝祭劇場(ライヴ) ボーイト:歌劇《ネローネ》(全4幕) 6,314 円
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日本語帯・解説付き 2022年ブレゲンツ音楽祭 祝祭劇場での上演 社会の衰退と悲恋の物語 ジョルダーノ《シベリア》 ★湖上のオペラ「ブレゲンツ音楽祭」。 オーストリアの西端でドイツとスイスの国境近くに位置するブレゲンツで、裕福な市民の資金が投入され1946年からスタートした音楽祭です。 本映像は2022年8月にブレゲンツ音楽祭で上演されたジョルダーノのオペラ《シベリア》です。 作曲したウンベルト・ジョルダーノ (1867〜1948) はヴェリズモ・オペラを代表する作曲家の一人。 脚本はプッチーニの《ラ・ボエーム》《トスカ》の台本を手掛けた、当時売れっ子の作家ルイージ・イッリカが担当。 初演は、上演予定だったプッチーニの《蝶々夫人》の代わりに、1903年12月19日ミラノ・スカラ座で行われ、初演は大成功をおさめました。 その後ブエノスアイレス、ニューヨーク、サンパウロなどでも上演されるなど高い評価を受け、また1905年にパリでの上演を観たガブリエル・フォーレは「第2幕は、現代の劇音楽が成し得る最も魅力的な音楽である」と称賛したといいます。 一方、翌年2月に初演された《蝶々夫人》は散々な結果に終わってしまいました。 しかし、今日のレパートリーとしての地位を築いたのは《蝶々夫人》であり、現在では《シベリア》の上演機会はほとんどありません。 2022年のブレゲンツ音楽祭では、この両方の作品を上演しており、歴史の一端を垣間見るようです。 《シベリア》は、19世紀前半のロシアとシベリアを舞台に、サンクトペテルブルクの社交界の最高位に上り詰めた女性が、やがて人里離れたシベリアの流刑地で死を迎えるという、社会の衰退を軸にした、悲恋の物語。 ジョルダーノの音楽は、ロシア民謡を随所に取り入れ、ロシア的な音楽モチーフによるロマンティックで迫力のある音楽です。 ドラマチックなステファナを見事に演じきったのは、本作がブレゲンツ音楽祭デビューとなったカナダ人ソプラノ、アンバー・ブライド。 ステファナと恋に落ちる若い士官ヴァシリには、アレクサンドル・ミハイロフ。 歌唱力を要するアリアを朗々と歌いあげます。 またヴァシリー・バルカトフの演出は、暗い色調の舞台装置により、冒頭からステファナの絶望的状況を表現しています。 収録情報 曲目・内容 ジョルダーノ:歌劇《シベリア》 アーティスト(演奏・出演) ヴァレンティン・ウリューピン (指揮) ウィーン交響楽団 プラハ・フィルハーモニー合唱団 (合唱指揮:ルカーシュ・ヴァシレク) アンバー・ブライド (ステファナ/ソプラノ) アレクサンドル・ミハイロフ (ヴァシリ/テノール) スコット・ヘンドリックス (グレビ/バリトン) フレデリカ・ブリレンブール (ニコナ/メゾソプラノ) オメル・コビルジャック (アレクシス王子/テノール) マヌエル・ギュンター (イワン、コサック兵/テノール) ミヒャエル・ムロセック (ミスキンスキ、傷病兵/バリトン) ウンステイン・アルナソン (ワリノフ、役人/バス) スタニスラフ・ヴォロビョフ (大尉、監視兵/バス) ルドルフ・メドニャンスキ (軍曹/テノール) レコーディング 演出:ヴァシリー・バルカトフ 装置:クリスティアン・シュミット 衣装:ニコル・フォン・グラエヴェニッツ 照明:アレクサンダー・シワエフ 映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ 収録:2022年8月、祝祭劇場, ブレゲンツ (ライヴ) ジョルダーノ:歌劇《シベリア》 6,620 円
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チューリヒ・バレエ団による 驚きの展開のシュプック版『眠れる森の美女』 キスで目覚めないオーロラ!? 邪悪な妖精カラボスの本当の姿!? 日本語帯・解説付き ★チューリヒ・バレエの芸術監督を務めるクリスティアン・シュプック。 ハインツ・シュペルリの後任として2012/13シーズンからチューリッヒ・バレエの芸術監督兼チーフ・コレオグラファーに就任。 『ロメオとジュリエット』 (ACC-10484BD/ACC-20484DVD) や『くるみ割り人形とねずみの王様』 (ACC-10449BD/ACC-20449DVD) などの多くの振付を行い、古典作品を新たな視点で提示し、独特の表現で聴衆を魅了し高い評価を得ています。 (2023/24シーズンからクリスティアン・シュプックはベルリン国立バレエの芸術監督に、チューリッヒはキャシー・マーストンが2023/24シーズンから就任予定) ★この度リリースされるのは、2022年6月に上演された『眠れる森の美女』の映像。 チャイコフスキー三大バレエのひとつ『眠れる森の美女』は、100年の眠りについたオーロラ姫と、それを救うデジレ王子の物語。 1890年の初演以来、古典バレエの最高傑作として上演され続けてきた名作です。 プロローグ付き3幕で構成され、通常の版では、オーロラ姫の誕生により盛大な洗礼式が行われ、それに招待されなかった邪悪な妖精カラボスが怒り、オーロラに呪いをかけるという設定です。 しかしシュプック版では全く異なる見方でストーリが展開されます。 子宝に恵まれなかった国王夫妻。 そのことに悩んでいた王妃は妖精の世界に出向き、そこで人間界に生まれる前のオーロラ姫さらってしまいます。 何とそのさらったオーロラは、妖精の世界でカラボスが大切に育てていた女の子だった。 という仰天の設定。 シュプック版は、プティパ版をベースにしつつ、妖精カラボスの運命に焦点を当て、人間の成長、大人になることの難しさ、親としての葛藤、そして愛情など普遍的なテーマとともに、おとぎの物語をシニカルで繊細な視点で描いています。 そしてジャケット写真にもあるように、オーロラはデジレ王子のキスで目覚めることになっていますが、シュプック版では3回キスをしてもオーロラは目覚めない!そこで現れるのは…。 ★ミシェル・ウィレムスの可憐でありながらも芯の強さを感じるオーロラ、運命に翻弄されながら光と闇の世界を生きるカラボスを見事に踊り切ったウィリアム・ムーアなどダンサーの質の高い踊りに加え、シュプック率いる豪華制作陣による衣装、舞台も見どころのひとつです。 収録情報 曲目・内容 チャイコフスキー : バレエ『眠れる森の美女』 (クリスティアン・シュプック版) / チューリヒ・バレエ団 ミシェル・ウィレムス (オーロラ) ウィリアム・ムーア (カラボス) ヤン・カシェ (リラの精) ルーカス・ヴァレンテ (国王) インナ・ビラッシ (王妃) エレナ・ヴォストロティナ (乳母) マシュー・ナイト (司祭) マシュー・ベイツ (銀の精) コーエン・エイチサン・デュガス (金の精) ドミニク・スラウコフスキー (青の精) ウェイ・チェン (緑の精) マルク・ゲーリングス (赤の精) ルカ・アフリット、ウェイ・チェン、ケヴィン・ポウゾウ、ロイク・ポワロ (4人の王子) エステバン・ベルランガ (デジレ王子) アーティスト(演奏・出演) フィルハーモニア・チューリヒ ロベルタス・シャーヴェニカス (指揮) チューリヒ・バレエ団 チューリヒ・ジュニア・バレエ団 レコーディング 振付 : クリスティアン・シュプック 舞台美術 : ルフス・ディドヴィツァス 照明 : マルティン・ゲプハルト 衣装 : ブキ・シフ ドラマトゥルク : マルティン・キュスター、クリスティアン・シュプック 収録 : 2022年6月、チューリヒ歌劇場 (ライヴ) チャイコフスキー : バレエ『眠れる森の美女』 4,500 円
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2021年2月ベルリン国立歌劇場上演 ラトル指揮によるヤナーチェクの傑作《イェヌーファ》 愛と絶望に振り回されるイェヌーファをカミラ・ニールンドが見事に演じる! ★故郷モラヴィア地方を舞台にしたヤナーチェク三作目のオペラ《イェヌーファ》。 モラヴィアの閉鎖的な寒村で繰り広げられる普遍的な人間関係を描いた内容で、ガブリエラ・プライソヴァーの戯曲「彼女の養女」がもとになっています。 オペラでは原作の散文風の会話をそのまま用い、美しいメロディーに満ちた、チェコ・モラヴィア地方の民族色豊かな作風です。 ★あらすじは、村一番の美人イェヌーファは、従兄弟のシュテヴァの子を未婚のまま妊娠し秘密裏に出産します。 一方、シュテヴァの異父兄ラツァはイェヌーファを愛しています。 イェヌーファの継母コステルニチカは、シュテヴァにイェヌーファと結婚するよう懇願しますが拒否され、今度はラツァと結婚させるために、赤ん坊を殺してしまいます。 コステルニチカはイェヌーファには病死したと嘘をつきますが、イェヌーファとラツァの結婚式の日、赤ん坊の死体が見つかります。 すべての真実が明かされ、イェヌーファとラツァは苦難を乗り越え、互いを愛し共に生きていくこと誓います。 愛、絶望、嫉妬、など現代にも通じる人間の様々な感情をリアルに描き出した内容です。 ★本上演は、2021年2月にイタリア出身のダミアーノ・ミキエレットによる演出、サイモン・ラトル指揮でベルリン国立歌劇場で上演されたもの。 コロナ禍で行われた本上演はライブ・ストリーミング配信もされました。 イェヌーファ役にはカミラ・ニールンド。 村娘の純粋さと困難を乗り越えていく力強さを感じる歌声です。 そしてコステルニチカにはエヴェリン・ヘルリツィウス。 バイロイトの常連歌手らしく迫力のある歌唱を聞かせてくれます。 そしてイェヌーファを妊娠させ逃げる男シュテヴァにラディスワフ・エルグル。 イェヌーファへの愛を最後まで貫くラツァにはオーストラリア出身のスチュアート・スケルトン。 と主要キャスト4人の力量が発揮された聴きごたえのある歌唱を披露しています。 またヤナーチェクの作品を積極的に演奏してきたラトルならではの色彩的で情緒豊かな音楽を描き出しています。 収録情報 曲目・内容 ヤナーチェク:歌劇《イェヌーファ》 アーティスト(演奏・出演) サー・サイモン・ラトル(指揮) ベルリン国立歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:マルティン・ライト) ハンナ・シュヴァルツ(アルト/ブリヤ家のおばあさん) スチュアート・スケルトン’(テノール/ラツァ・クレメニュ) ラディスワフ・エルグル(テノール/シュテヴァ・ブリヤ) エヴェリン・ヘルリツィウス(メゾソプラノ/コステルニチカ) カミラ・ニールンド(ソプラノ/イェヌーファ) レコーディング 収録:2021年2月、ベルリン国立歌劇場、ベルリン(ライヴ) 演出:ダミアーノ・ミキエレット 舞台:パオロ・ファンティン 衣装:カーラ・テティ(共同:ジュリア・ジャンニーノ/カルスタ・ケーラー) 照明:アレッサンドロ・カルレッティ 振付:トーマス・ヴィルヘルム ドラマティック・アドヴァイザー:ベンヤミン・ヴェンティヒ 映像監督:ベアトリクス・コンラート 日本語字幕:西久美子 ヤナーチェク:歌劇《イェヌーファ》 5,115 円
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ゆかりの地パレルモで上演された ワーグナー最後の大作《パルジファル》 故・グラハム・ヴィックの演出 ★ワーグナー最後の大作《パルジファル》。 彼の死後30年間(1913年まで)バイロイト祝祭劇場に独占上演権が与えられていた作品ですが、以降世界中の劇場で上演されています。 ワーグナー自ら「舞台神聖祝典劇」と銘打ったこの作品は、中世スペインのモンサルヴァート城を舞台に、磔刑に処せられた十字架上のイエス・キリストのわき腹を刺したとされる「聖槍」とキリストが最後の晩餐に使ったとされる「聖杯」を巡る、「救済」をテーマとした物語。 ★今回リリースされるのは、イタリア、パレルモにあるマッシモ劇場で2020年1月に上演された際の映像。 パレルモの地はこの《パルジファル》とゆかりがあり、ワーグナーがパレルモのホテル(グランド・ホテル・エ・デ・パルメ)に1881年〜1882年にかけて長期滞在していた際に作品を完成させました。 またパレルモに滞在中のワーグナーを訪ねてやってきた画家のルノワールがワーグナーの肖像画を描いたのも同ホテルとのこと。 ★指揮は、イスラエル出身の指揮者オメール・メイア・ヴェルバー。 2020/21シーズンよりマッシモ劇場の音楽監督を務めており、《パルジファル》という挑戦的な演目でデビューを飾りました。 また2022/23シーズンからはウィーン、フォルクスオーパーの音楽監督に就任することも決まっている今最も注目される若手指揮者の一人です。 そして演出は、世界中の歌劇場で活躍するイギリス人演出家のグラハム・ヴィック。 日本では、1995年のサイトウキネンフェスティバル松本《放蕩者のなりゆき》、 1996年のフィレンツェ歌劇場日本公演《ランメルモールのルチア》、2003年のミラノ・スカラ座日本公演《マクベス》《オテロ》、2013年新国立歌劇場《ナブッ コ》などを手掛けたこともある名演出家。 2016年にマッシモ劇場で《ニーベルングの指環》を演出しており、マッシモ劇場が近年積極的に取り組んでいるドイツ・ オペラのレパートリーの拡充に一役買っています。 しかし2021年7月17日、新型コロナウィルス感染症により67歳で逝去。 数多くのプロダクションを手掛け、世界 で最も活躍している現役演出家だっただけに、その死は大変惜しまれます。 歌手陣は、タイトル・ロールにはドイツのテノール歌手ダニエル・キルヒ、クンドリには優れたワーグナー歌手として注目のフランスのソプラノ歌手キャサリン・フー ノルト。 アムフォルタスは、ドイツ・オペラを中心に大活躍のトマス・トマソンという実力派が揃っています。 収録情報 曲目・内容 ワーグナー:舞台神聖祝典劇《パルジファル》 アーティスト(演奏・出演) オメール・メイア・ヴェルバー(指揮) マッシモ劇場管弦楽団 マッシモ劇場合唱団(合唱指揮:シロ・ビスコ) マッシモ劇場児童合唱団(合唱指揮:サルヴァトーレ・プントゥロ) ダニエル・キルヒ(テノール/パルジファル:無知で無垢な若者) ジョン・レリエ(バス・バリトン/グルネマンツ:老騎士) トマス・トマソン(バリトン/アムフォルタス:聖杯の城の王) キャサリン・フーノルト(ソプラノ/クンドリ:聖杯の城の女使者) トーマス・ガゼリ(バス・バリトン/クリングゾル:魔法使い) アレクセイ・タノヴィツキ(バス/ティートゥレル:アムフォルタスの父) レコーディング 演出:グラハム・ヴィック 舞台:ティモシー・オブライエン 衣装:マウロ・ティンティ 照明:ジュゼッペ・ディ・イオリオ 動作指導:ロン・ハウエル 映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ 収録:2020年1月26日、マッシモ劇場、パレルモ(ライヴ) ワーグナー:舞台神聖祝典劇《パルジファル》マッシモ劇場 6,314 円
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バルセロナ、リセウ大劇場2017 イタリアの俊英リッカルド・フリッツァ指揮による ヴェルディ屈指の人気オペラ《リゴレット》 人気実力派歌手アルバレス、カマレナ、ランカトーレ、ケモクリーゼ! 日本語帯・解説付き ★劇中で歌われる人気のアリア「女心の歌」に代表されるヴェルディ中期の傑作オペラ《リゴレット》。 ヴィクトル・ユーゴーの戯曲『王は愉しむ』をもとにした悲劇的なオペラ。 金と権力にものを言わせる若くして女好きのマントヴァ公爵。 それに仕える道化師リゴレットが溺愛する一人娘ジルダをもてあそばれたことから公爵の殺害を依頼するという物語。 ★いまやイタリアにとどまらず世界各地で活躍、日本の聴衆にもお馴染みのリッカルド・フリッツァの素晴らしい指揮、そしてオランダ出身のモニク・ワーゲマーカースのシンプルながら卓越した演出、オスカーも何度も受賞している英国の衣裳デザイナー、サンディ・パウエルによる鮮やかな衣裳で見ごたえのある舞台が展開されています。 ★歌手陣も充実の布陣。 リゴレットの悲劇性を見事表現したカルロス・アルバレス。 力強い歌声でMETをはじめ今世界中の聴衆を虜にしているメキシコ出身のテノール、ハビエル・カマレナのマントヴァ公爵。 まさにヴェルディが望んだジルダを演じるのは、同役を100回以上歌っているというデジレ・ランカトーレ。 美声と美貌で魅了するグルジア出身のケテワン・ケモクリーゼは、公爵に恋をした妹マッダレーナを歌います。 収録情報 曲目・内容 ヴェルディ : 歌劇《リゴレット》 アーティスト(演奏・出演) リッカルド・フリッツァ (指揮) リセウ大劇場管弦楽団 リセウ大劇場合唱団 (合唱指揮 : コンチタ・ガルシア) ハビエル・カマレナ (マントヴァ公爵/テノール) カルロス・アルバレス (リゴレット/バリトン) デジレ・ランカトーレ (ジルダ/ソプラノ) アンテ・イェルクニカ (スパラフチーレ/バス) ケテワン・ケモクリーゼ (マッダレーナ/メゾソプラノ) ジェンマ・コマ=アラベール (ジョヴァンナ/メゾソプラノ) ジャンフランコ・モントレソル (モンテローネ伯爵/バリトン) トニ・マルソル (マルッロ/バリトン) ホセプ・ファド (マッテオ・ボルサ/テノール) ハビエル・メンドーサ (チェプラーノ伯爵/バス) メルセデス・ガンセド (チェプラーノ伯爵夫人/メゾソプラノ) マリエル・フォンテス (公爵の小姓/メゾソプラノ) レコーディング 演出 : モニク・ワーゲマーカース 舞台美術 : マイケル・レヴィン 衣装 : サンディ・パウエル 映像監督 : ステファン・ルバート 収録 : 2017年、リセウ大劇場 (ライヴ) ヴェルディ : 歌劇《リゴレット》リセウ大劇場 6,700 円
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日本語帯・解説付き 2022年ブレゲンツ音楽祭 祝祭劇場での上演 社会の衰退と悲恋の物語 ジョルダーノ《シベリア》 ★湖上のオペラ「ブレゲンツ音楽祭」。 オーストリアの西端でドイツとスイスの国境近くに位置するブレゲンツで、裕福な市民の資金が投入され1946年からスタートした音楽祭です。 本映像は2022年8月にブレゲンツ音楽祭で上演されたジョルダーノのオペラ《シベリア》です。 作曲したウンベルト・ジョルダーノ (1867〜1948) はヴェリズモ・オペラを代表する作曲家の一人。 脚本はプッチーニの《ラ・ボエーム》《トスカ》の台本を手掛けた、当時売れっ子の作家ルイージ・イッリカが担当。 初演は、上演予定だったプッチーニの《蝶々夫人》の代わりに、1903年12月19日ミラノ・スカラ座で行われ、初演は大成功をおさめました。 その後ブエノスアイレス、ニューヨーク、サンパウロなどでも上演されるなど高い評価を受け、また1905年にパリでの上演を観たガブリエル・フォーレは「第2幕は、現代の劇音楽が成し得る最も魅力的な音楽である」と称賛したといいます。 一方、翌年2月に初演された《蝶々夫人》は散々な結果に終わってしまいました。 しかし、今日のレパートリーとしての地位を築いたのは《蝶々夫人》であり、現在では《シベリア》の上演機会はほとんどありません。 2022年のブレゲンツ音楽祭では、この両方の作品を上演しており、歴史の一端を垣間見るようです。 《シベリア》は、19世紀前半のロシアとシベリアを舞台に、サンクトペテルブルクの社交界の最高位に上り詰めた女性が、やがて人里離れたシベリアの流刑地で死を迎えるという、社会の衰退を軸にした、悲恋の物語。 ジョルダーノの音楽は、ロシア民謡を随所に取り入れ、ロシア的な音楽モチーフによるロマンティックで迫力のある音楽です。 ドラマチックなステファナを見事に演じきったのは、本作がブレゲンツ音楽祭デビューとなったカナダ人ソプラノ、アンバー・ブライド。 ステファナと恋に落ちる若い士官ヴァシリには、アレクサンドル・ミハイロフ。 歌唱力を要するアリアを朗々と歌いあげます。 またヴァシリー・バルカトフの演出は、暗い色調の舞台装置により、冒頭からステファナの絶望的状況を表現しています。 収録情報 曲目・内容 ジョルダーノ:歌劇《シベリア》 アーティスト(演奏・出演) ヴァレンティン・ウリューピン (指揮) ウィーン交響楽団 プラハ・フィルハーモニー合唱団 (合唱指揮:ルカーシュ・ヴァシレク) アンバー・ブライド (ステファナ/ソプラノ) アレクサンドル・ミハイロフ (ヴァシリ/テノール) スコット・ヘンドリックス (グレビ/バリトン) フレデリカ・ブリレンブール (ニコナ/メゾソプラノ) オメル・コビルジャック (アレクシス王子/テノール) マヌエル・ギュンター (イワン、コサック兵/テノール) ミヒャエル・ムロセック (ミスキンスキ、傷病兵/バリトン) ウンステイン・アルナソン (ワリノフ、役人/バス) スタニスラフ・ヴォロビョフ (大尉、監視兵/バス) ルドルフ・メドニャンスキ (軍曹/テノール) レコーディング 演出:ヴァシリー・バルカトフ 装置:クリスティアン・シュミット 衣装:ニコル・フォン・グラエヴェニッツ 照明:アレクサンダー・シワエフ 映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ 収録:2022年8月、祝祭劇場, ブレゲンツ (ライヴ) ジョルダーノ:歌劇《シベリア》 4,620 円
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50万人のニューヨークの人々を虜にした 伝説野外コンサート「パヴァロッティ・イン・セントラルパーク」が デジタル・リマスター ブルーレイで発売! ★3大テノールの看板歌手ルチアーノ・パヴァロッティ。 20世紀のオペラ界を代表する存在であるばかりでなく、パヴァロッティ&フレンズと題した数々の慈善コンサートでは、幅広い人脈から大物ポピュラー歌手との共演も重ねるなど、ジャンルを超えた世界的人気を博していました。 そして今回前作 『パヴァロッティ・イン・ハイド・パーク』 (KKC-9780/76-2404) に続き、1993年6月にニューヨークのセントラルパークで行われたコンサート映像が、デジタル・リマスター ブルーレイで発売されます。 ★パヴァロッティは、ロンドンのハイドパークを皮切りに大規模な野外コンサートを様々な場所で行なっています。 このセントラルパークでの公演は50万人の観客が集った最大規模のもので、パヴァロッティの歌唱に熱狂する人々の全景を捉えた映像は圧巻です。 6月初夏の爽やかなニューヨークの気候に、観客たちはリラックスした出で立ちでコンサートを楽しむ様子が収録されています。 パヴァロッティが歌うのは、十八番の有名オペラ・アリアやイタリア民謡「オ・ソレ・ミオ」などに加え、「A列車で行こう」などのジャズナンバーを交えた多彩なプログラムで聴衆を魅了します。 また、コンサートの最後を締めくくる「誰も寝てはならぬ」では、パヴァロッティの真骨頂を示す圧巻の歌唱を聴かせます。 収録情報 曲目・内容 パヴァロッティ・イン・セントラルパーク 1. ヴェルディ:歌劇「ルイザ・ミラー」序曲 2. ヴェルディ:歌劇「ルイザ・ミラー」〜穏やかな夜には 3. メルカダンテ:ロンド・ロッソ 4. ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」〜わが祖先の墓よ…やがてこの世に別れを告げよう 5. ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲 6. チレア:歌劇「アルルの女」〜ありふれた話 7. ストレイホーン:A列車で行こう 8. デューク・エリントン:スウィングしなけりゃ意味ないね 9. 黒人霊歌:アイ・キャン・ゴー・トゥ・ゴッド・イン・プレイヤー 10. レオンカヴァルロ:マティナータ 11. マスカーニ:セレナータ 12. ビクシオ:風に託そう私の歌 13. ビゼー:「カルメン組曲」〜ファンタジア・ブリランテ 14. ディ・ラザーロ:ローマのギター 15. シベルラ:ジロメッタ 16. デンツァ:魅惑の瞳 17. ヴェルディ:歌劇「椿姫」第3幕への前奏曲 18. デ・クレシェンツォ:つばめは古巣へ 19. デ・クルティス:忘れな草 20. マスネ:歌劇「ウェルテル」〜春風よ,なぜ私をめざめさせるのか 21. プッチーニ:歌劇「トスカ」〜妙なる調和 22. プッチーニ:歌劇「トスカ星は光りぬ 23. ディ・カプア:オ・ソレ・ミオ 24. プッチーニ:歌劇:「トゥーランドット」〜誰も寝てはならぬ アーティスト(演奏・出演) ルチアーノ・パヴァロッティ (テノール) ニューヨーク・フィルハーモニック レオーネ・マジエラ (指揮) ハーレム少年合唱団 レコーディング 収録:1993年6月26日、アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク、セントラルパーク (ライヴ) パヴァロッティ・イン・セントラルパーク 4,500 円
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チェドリンス、アルバレス、ヌッチ、スルヤン!!!! 豪華スターが集まった「ルイーザ・ミラー」! BRDは「ルイーザ・ミラー」初!! 日本語字幕付 ★アリア「穏やかな夜に」で知られるヴェルディのオペラ「ルイーザ・ミラー」は、「リゴレット」より1年ちょっと前に初演された作品。 シラー原作の身分違いの愛に陰謀が絡んだ悲劇がヴェルディの楽想をかき立た傑作ですが、上演はそれほど多くはありません。 ここに収録されているのは2007年10月にパルマのヴェルディ・フェスティヴァルで上演された際のライヴ映像。 ここでは、タイトルロールに大プリマドンナ、フィオレンツァ・チェドリンス、ロドルフォには甘いヴェルディ・テノールを歌わせたら今筆頭格のマルセロ・アルバレス、ルイーザの父ミラーには偉大なバリトン、レオ・ヌッチ、さらにワルテル伯爵にはもう一人大ベテラン、ジョルジョ・スルヤンを配するという、びっくりするほど豪華な配役。 さらにドナート・レンゼッティの様式感を大事にした指揮も素晴らしければ、デニス・クリーフ伝統的な舞台作りに今風の美感を巧妙に取り入れた演出も見事、そしておまけに最新の鮮明映像(Blu-ray Discでは初の「ルイーザ・ミラー」)と、「ルイーザ・ミラー」の決定盤と言うに足りる出来栄えです。 日本語字幕も付いているので、今まで「ルイーザ・ミラー」を見る機会がなかった人に特にお勧めです。 収録情報 曲目・内容 ヴェルディ:「ルイーザ・ミラー」 +ボーナス 「ルイーザ・ミラー」について アーティスト(演奏・出演) ドナート・レンゼッティ(指揮) パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団 フィオレンツァ・チェドリンス(S ルイーザ) マルセロ・アルバレス(T ロドルフォ) レオ・ヌッチ(Br ミラー) ジョルジョ・スルヤン(Bs ワルテル伯爵) フランチェスカ・フランチ(Ms フェデリーカ) ラファル・シヴェク(Bs ヴルム) カテリーナ・ニコリック(Ms ラウラ) アンジェロ・ヴィッラーリ(T 農夫) レコーディング デニス・クリーフ(演出,舞台,衣装,照明) 収録:2007年10月20、22日、パルマ ヴェルディ:「ルイーザ・ミラー」 6,314 円
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★アリア「穏やかな夜に」で知られるヴェルディのオペラ「ルイーザ・ミラー」は、「リゴレット」より1年ちょっと前に初演された作品。 シラー原作の身分違いの愛に陰謀が絡んだ悲劇がヴェルディの楽想をかき立た傑作ですが、上演はそれほど多くはありません。 ここに収録されているのは2007年10月にパルマのヴェルディ・フェスティヴァルで上演された際のライヴ映像。 ここでは、タイトルロールに大プリマドンナ、フィオレンツァ・チェドリンス、ロドルフォには甘いヴェルディ・テノールを歌わせたら今筆頭格のマルセロ・アルバレス、ルイーザの父ミラーには偉大なバリトン、レオ・ヌッチ、さらにワルテル伯爵にはもう一人大ベテラン、ジョルジョ・スルヤンを配するという、びっくりするほど豪華な配役。 さらにドナート・レンゼッティの様式感を大事にした指揮も素晴らしければ、デニス・クリーフ伝統的な舞台作りに今風の美感を巧妙に取り入れた演出も見事、そしておまけに最新の鮮明映像と、「ルイーザ・ミラー」の決定盤と言うに足りる出来栄えです。 日本語字幕も付いているので、今まで「ルイーザ・ミラー」を見る機会がなかった人に特にお勧めです。 収録情報 曲目・内容 ボーナス:「ルイーザ・ミラー」について アーティスト(演奏・出演) フィオレンツァ・チェドリンス(S ルイーザ)マルセロ・アルバレス(T ロドルフォ)レオ・ヌッチ(Br ミラー)ジョルジョ・スルヤン(Bs ワルテル伯爵)フランチェスカ・フランチ(Ms フェデリーカ)ラファル・シヴェク(Bs ヴルム)カテリーナ・ニコリック(Ms ラウラ)アンジェロ・ヴィッラーリ(T 農夫)ドナート・レンゼッティ(指揮)パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団デニス・クリーフ(演出,舞台,衣装,照明) レコーディング 収録:2007年10月20、22日、パルマ ヴェルディ:「ルイーザ・ミラー」 5,115 円
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ノイマイヤーとアウエルバッハが贈る 21世紀版「エフゲニー・オネーギン」 ★ジョン・ノイマイヤーとハンブルク・バレエ団による、レーラ・アウエルバッハのバレエ第2弾が登場。 今回はアウエルバッハの偉大な先達プーシキンの「タチヤナ」。 ★原作はチャイコフスキーのオペラで知られる「エフゲニー・オネーギン」。 このバレエではオネーギンでなく、ヒロインのタチヤナの視点から描いています。 ドストエフスキーなども、この小説の真の主人公はオネーギンではなくタチヤナだと述べていますが、ノイマイヤーとアウエルバッハも同意見でした。 ★「エフゲニー・オネーギン」のバレエはノイマイヤーの師ジョン・クランコが1965年に制作したものが知られていますが、その影響を全く受けず、むしろアンドレア・ブレートが演出したチャイコフスキーのオペラでの1980年代風解釈を参考にしたとのこと。 ★タチヤナはロシアの片田舎に住む多感な少女。 ノイマイヤーは、この話で起こるすべての出来事が彼女の妄想に端を発するとしています。 そのためチャイコフスキーもクランコも扱わなかったタチヤナの夢の場を中心に据え、熊をフロイト心理学の象徴のように登場させ、意外な結末となります。 音楽の雄弁さも特筆で、原作はロシア人アウエルバッハにとって諳んじているうえ、自身の文才と妄想力で21世紀のプーシキンを再創造しています。 ★予想外なのがレヴァゾフ演じるオネーギン。 ノイマイヤーはロシア・アヴァンギャルドの有名な画家ロトチェンコをモデルにしたとのことで、19世紀ロシアの虚無的な貴族の若者がスキンヘッド、裸にジャケットをはおったパンク風ファッションで登場します。 ★ボーナス映像は、ノイマイヤー、ブシェ、レヴァゾフが作品観や意図について語る興味深いもの。 日本語字幕付きです。 収録情報 曲目・内容 レーラ・アウエルバッハ : バレエ音楽「タチヤナ」 (全曲) [+ボーナス映像 : ドキュメンタリー「プーシキンへ帰れ」] アーティスト(演奏・出演) サイモン・ヒューウェット (指揮) ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団 エレーヌ・ブシェ (タチヤナ) エドヴィン・レヴァゾフ (オネーギン) レスリー・ヘイルマン (オリガ) アレクサンドル・トゥルシュ (レンスキー) カーステン・ユング (N公爵) ハンブルク・バレエ団 レコーディング 原作 : アレクサンドル・プーシキン 振付、舞台美術、衣裳、照明 : ジョン・ノイマイヤー 収録 : 2014年/ハンブルク国立歌劇場 (ライヴ) 監督 : E.モーリッツ レーラ・アウエルバッハ : バレエ音楽「タチヤナ」 (全曲) 6,314 円
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ノイマイヤーとアウエルバッハが贈る 21世紀版「エフゲニー・オネーギン」 ★ジョン・ノイマイヤーとハンブルク・バレエ団による、レーラ・アウエルバッハのバレエ第2弾が登場。 今回はアウエルバッハの偉大な先達プーシキンの「タチヤナ」。 ★原作はチャイコフスキーのオペラで知られる「エフゲニー・オネーギン」。 このバレエではオネーギンでなく、ヒロインのタチヤナの視点から描いています。 ドストエフスキーなども、この小説の真の主人公はオネーギンではなくタチヤナだと述べていますが、ノイマイヤーとアウエルバッハも同意見でした。 ★「エフゲニー・オネーギン」のバレエはノイマイヤーの師ジョン・クランコが1965年に制作したものが知られていますが、その影響を全く受けず、むしろアンドレア・ブレートが演出したチャイコフスキーのオペラでの1980年代風解釈を参考にしたとのこと。 ★タチヤナはロシアの片田舎に住む多感な少女。 ノイマイヤーは、この話で起こるすべての出来事が彼女の妄想に端を発するとしています。 そのためチャイコフスキーもクランコも扱わなかったタチヤナの夢の場を中心に据え、熊をフロイト心理学の象徴のように登場させ、意外な結末となります。 音楽の雄弁さも特筆で、原作はロシア人アウエルバッハにとって諳んじているうえ、自身の文才と妄想力で21世紀のプーシキンを再創造しています。 ★予想外なのがレヴァゾフ演じるオネーギン。 ノイマイヤーはロシア・アヴァンギャルドの有名な画家ロトチェンコをモデルにしたとのことで、19世紀ロシアの虚無的な貴族の若者がスキンヘッド、裸にジャケットをはおったパンク風ファッションで登場します。 ★ボーナス映像は、ノイマイヤー、ブシェ、レヴァゾフが作品観や意図について語る興味深いもの。 日本語字幕付きです。 収録情報 曲目・内容 レーラ・アウエルバッハ : バレエ音楽「タチヤナ」 (全曲) [+ボーナス映像 : ドキュメンタリー「プーシキンへ帰れ」] アーティスト(演奏・出演) サイモン・ヒューウェット (指揮) ハンブルク国立フィル エレーヌ・ブシェ (タチヤナ) エドヴィン・レヴァゾフ (オネーギン) レスリー・ヘイルマン (オリガ) アレクサンドル・トゥルシュ (レンスキー) カーステン・ユング (N公爵) ハンブルク・バレエ団 レコーディング 原作 : アレクサンドル・プーシキン 振付、舞台美術、衣裳、照明 : ジョン・ノイマイヤー 収録 : 2014年/ハンブルク国立歌劇場 (ライヴ) 監督 : E.モーリッツ レーラ・アウエルバッハ : バレエ音楽「タチヤナ」 (全曲) 6,314 円
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2021年2月ベルリン国立歌劇場上演 ラトル指揮によるヤナーチェクの傑作《イェヌーファ》 愛と絶望に振り回されるイェヌーファを カミラ・ニールンドが見事に演じる! ★故郷モラヴィア地方を舞台にしたヤナーチェク三作目のオペラ《イェヌーファ》。 モラヴィアの閉鎖的な寒村で繰り広げられる普遍的な人間関係を描いた内容で、ガブリエラ・プライソヴァーの戯曲「彼女の養女」がもとになっています。 オペラでは原作の散文風の会話をそのまま用い、美しいメロディーに満ちた、チェコ・モラヴィア地方の民族色豊かな作風です。 ★あらすじは、村一番の美人イェヌーファは、従兄弟のシュテヴァの子を未婚のまま妊娠し秘密裏に出産します。 一方、シュテヴァの異父兄ラツァはイェヌーファを愛しています。 イェヌーファの継母コステルニチカは、シュテヴァにイェヌーファと結婚するよう懇願しますが拒否され、今度はラツァと結婚させるために、赤ん坊を殺してしまいます。 コステルニチカはイェヌーファには病死したと嘘をつきますが、イェヌーファとラツァの結婚式の日、赤ん坊の死体が見つかります。 すべての真実が明かされ、イェヌーファとラツァは苦難を乗り越え、互いを愛し共に生きていくこと誓います。 愛、絶望、嫉妬、など現代にも通じる人間の様々な感情をリアルに描き出した内容です。 ★本上演は、2021年2月にイタリア出身のダミアーノ・ミキエレットによる演出、サイモン・ラトル指揮でベルリン国立歌劇場で上演されたもの。 コロナ禍で行われた本上演はライブ・ストリーミング配信もされました。 イェヌーファ役にはカミラ・ニールンド。 村娘の純粋さと困難を乗り越えていく力強さを感じる歌声です。 そしてコステルニチカにはエヴェリン・ヘルリツィウス。 バイロイトの常連歌手らしく迫力のある歌唱を聞かせてくれます。 そしてイェヌーファを妊娠させ逃げる男シュテヴァにラディスワフ・エルグル。 イェヌーファへの愛を最後まで貫くラツァにはオーストラリア出身のスチュアート・スケルトン。 と主要キャスト4人の力量が発揮された聴きごたえのある歌唱を披露しています。 またヤナーチェクの作品を積極的に演奏してきたラトルならではの色彩的で情緒豊かな音楽を描き出しています。 収録情報 曲目・内容 ヤナーチェク:歌劇《イェヌーファ》 アーティスト(演奏・出演) サー・サイモン・ラトル (指揮) ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ベルリン国立歌劇場合唱団 (合唱指揮:マルティン・ライト) ハンナ・シュヴァルツ (アルト / ブリヤ家のおばあさん) スチュアート・スケルトン’ (テノール / ラツァ・クレメニュ) ラディスワフ・エルグル (テノール / シュテヴァ・ブリヤ) エヴェリン・ヘルリツィウス (メゾソプラノ / コステルニチカ) カミラ・ニールンド (ソプラノ / イェヌーファ) レコーディング 演出:ダミアーノ・ミキエレット 舞台:パオロ・ファンティン 衣装:カーラ・テティ (共同:ジュリア・ジャンニーノ/カルスタ・ケーラー) 照明:アレッサンドロ・カルレッティ 振付:トーマス・ヴィルヘルム ドラマティック・アドヴァイザー:ベンヤミン・ヴェンティヒ 映像監督:ベアトリクス・コンラート 日本語字幕:西久美子 収録:2021年2月、ベルリン国立歌劇場、ベルリン (ライヴ) ヤナーチェク:歌劇《イェヌーファ》/ラトル、ベルリン州立歌劇場管 6,620 円
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2021年2月ベルリン国立歌劇場上演 ラトル指揮によるヤナーチェクの傑作《イェヌーファ》 愛と絶望に振り回されるイェヌーファを カミラ・ニールンドが見事に演じる! ★故郷モラヴィア地方を舞台にしたヤナーチェク三作目のオペラ《イェヌーファ》。 モラヴィアの閉鎖的な寒村で繰り広げられる普遍的な人間関係を描いた内容で、ガブリエラ・プライソヴァーの戯曲「彼女の養女」がもとになっています。 オペラでは原作の散文風の会話をそのまま用い、美しいメロディーに満ちた、チェコ・モラヴィア地方の民族色豊かな作風です。 ★あらすじは、村一番の美人イェヌーファは、従兄弟のシュテヴァの子を未婚のまま妊娠し秘密裏に出産します。 一方、シュテヴァの異父兄ラツァはイェヌーファを愛しています。 イェヌーファの継母コステルニチカは、シュテヴァにイェヌーファと結婚するよう懇願しますが拒否され、今度はラツァと結婚させるために、赤ん坊を殺してしまいます。 コステルニチカはイェヌーファには病死したと嘘をつきますが、イェヌーファとラツァの結婚式の日、赤ん坊の死体が見つかります。 すべての真実が明かされ、イェヌーファとラツァは苦難を乗り越え、互いを愛し共に生きていくこと誓います。 愛、絶望、嫉妬、など現代にも通じる人間の様々な感情をリアルに描き出した内容です。 ★本上演は、2021年2月にイタリア出身のダミアーノ・ミキエレットによる演出、サイモン・ラトル指揮でベルリン国立歌劇場で上演されたもの。 コロナ禍で行われた本上演はライブ・ストリーミング配信もされました。 イェヌーファ役にはカミラ・ニールンド。 村娘の純粋さと困難を乗り越えていく力強さを感じる歌声です。 そしてコステルニチカにはエヴェリン・ヘルリツィウス。 バイロイトの常連歌手らしく迫力のある歌唱を聞かせてくれます。 そしてイェヌーファを妊娠させ逃げる男シュテヴァにラディスワフ・エルグル。 イェヌーファへの愛を最後まで貫くラツァにはオーストラリア出身のスチュアート・スケルトン。 と主要キャスト4人の力量が発揮された聴きごたえのある歌唱を披露しています。 またヤナーチェクの作品を積極的に演奏してきたラトルならではの色彩的で情緒豊かな音楽を描き出しています。 収録情報 曲目・内容 ヤナーチェク:歌劇《イェヌーファ》 アーティスト(演奏・出演) サー・サイモン・ラトル (指揮) ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ベルリン国立歌劇場合唱団 (合唱指揮:マルティン・ライト) ハンナ・シュヴァルツ (アルト / ブリヤ家のおばあさん) スチュアート・スケルトン’ (テノール / ラツァ・クレメニュ) ラディスワフ・エルグル (テノール / シュテヴァ・ブリヤ) エヴェリン・ヘルリツィウス (メゾソプラノ / コステルニチカ) カミラ・ニールンド (ソプラノ / イェヌーファ) レコーディング 演出:ダミアーノ・ミキエレット 舞台:パオロ・ファンティン 衣装:カーラ・テティ (共同:ジュリア・ジャンニーノ/カルスタ・ケーラー) 照明:アレッサンドロ・カルレッティ 振付:トーマス・ヴィルヘルム ドラマティック・アドヴァイザー:ベンヤミン・ヴェンティヒ 映像監督:ベアトリクス・コンラート 日本語字幕:西久美子 収録:2021年2月、ベルリン国立歌劇場、ベルリン (ライヴ) ヤナーチェク:歌劇《イェヌーファ》/ラトル、ベルリン州立歌劇場管 6,620 円
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