ワーグナーと象徴主義の両方に傾倒したリタ・シュトロール作品集 貴重な歌曲も収録 ★リタ・シュトロール作品集。 リタは、軍人の父と、絵と音楽の才能に恵まれた母のもとに生まれます。 母による音楽の手ほどきを受けた後、パリの音楽院に13歳で入学、フェリクス・ル・クーペのクラスに入ります (シャミナードも彼の門下) 。 学校には真面目に通わなかったという記録もありますが、それでも学校からは才能を認められてはいました。 1888年に結婚、出産しながらも、音楽 (作曲) をやめることはありませんでした。 ワーグナーと象徴主義の両方に傾倒し、壮大な叙事詩や交響曲といった大規模な作品も作りました。 彼女の歌曲は、とくにめずらしく、貴重な録音の登場です。 収録情報 曲目・内容 リタ・シュトロール (1865-1941) :作品集 Vol.1 [CD1] ・ビリティス (1900) 〜ビリティスの歌 (詩:ピエール・ルイス) ・パンパイプが鳴ると (未出版) (詩:ゾフィー・ド・クールポン) [CD2] ・ボードレールの6つの詩による音楽 (1894) ・音楽のついた10の詩 (1901) ・カルメン (1899) (詩:テオフィル・ゴーティエ) アーティスト(演奏・出演) エルザ・ドライシヒ (ソプラノ) アデール・シャルヴェ (メゾ・ソプラノ) ステファヌ・ドゥグー (バリトン) オリヴィア・ダルリク (語り) セリア・オネト・ベンサイ (ピアノ) フロリアン・カルビ (ピアノ) ロマン・ルヴォー (ピアノ) レコーディング 録音:2022,2023年 リタ・シュトロール (1865-1941) :作品集 Vol.1 4,268 円
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収録情報 曲目・内容 岡村喬生・日本クラウン全録音 Disc1 赤とんぼ/岡村喬生 日本の抒情を歌う 赤とんぼ/砂山/あわて床屋/夏の思い出/われは海の子/ペチカ/朧月夜/あの町この町/月の沙漠/待ちぼうけ/浜千鳥/夏は来ぬ/いちじく/早春賦/七つの子/浜辺の歌/故郷/里の秋/みかんの花咲く丘/椰子の実/紅葉/夕焼小焼/冬景色/冬の夜/鞠と殿さま/ゆりかご Disc2 荒城の月/岡村喬生 日本の抒情を歌う 荒城の月/ひぐらし/秋風の歌/悲しくなったときは/幌馬車/かごかき/浅間の馬子/かやの木山/平城山/出船/鉾をおさめて/城ケ島の雨/波浮の港/ゴキブリの歌/しぐれに寄する抒情/お六娘/丹沢/くちなし/落葉松/この道/黴/曼珠沙華/初恋/びわ Disc3 シューベルト:歌曲集「冬の旅」Op.89、D.911(全曲) Disc4 懐しき愛の歌 ヴォルガの舟歌/オールド・ブラック・ジョー(フォスター)/魔王(シューベルト)/シューベルトのセレナーデ/プラター公園の春/帰れソレントへ/海に家を建てたい(ドニゼッティ)/遥かなるサンタルチア/懐しき愛の歌/さらば草原よ/シェナンドー/アイルランドの子守歌/ウィーン、わが夢の街/ブラームスの子守歌/黄昏の夢(リヒャルト・シュトラウス)/ステンカ・ラージン/トスティのセレナータ/嘆きのセレナータ(トセリ)/遥かに(トスティ)/最後の歌(トスティ) Disc5 昭和を歌う 有楽町で逢いましょう/誰もいない海/上を向いて歩こう/雪の降る街を/知床旅情/酒は涙か溜息か/北帰行/影を慕いて/洒落男/見上げてごらん夜の星を/与作/北国の春/青葉城恋唄/芭蕉布/死んだ男の残したものは/さとうきび畑 アーティスト(演奏・出演) Disc1 岡村喬生(バス) 磯崎陽一(ヴァイオリン) 福本とも子(ヴィオラ) 永山利彦(チェロ) 白石隆(フルート) 安原理喜(オーボエ、イングリッシュホルン) 池田和彦(クラリネット) 森田格(ファゴット) 伊藤康英(ピアノと編曲) 榊原栄(編曲) Disc2 岡村喬生(バス) 伊藤康英(ピアノ) Disc3 岡村喬生(バス) 高橋悠治(ピアノ) Disc4 岡村喬生(バス) プラハ・スピリット・クインテット+オーケストラ 編曲:イルジー・ライニシュ Disc5 岡村喬生(バス) 編曲:前田憲男 レコーディング [Disc1 & 2] 録音:1993年8月9、15日、9月10日/光が丘 IMAホール [Disc3] 録音:1991年6月6、18、27日、9月10日/光が丘 IMAホール [Disc4] 録音:1995年8月24-29日/チェコ共和国プラハ、IMGマルティネック・スタジオ [Disc5] 録音:1999年3-5月/CRS第1スタジオ商品番号 KKC-074 "追悼!日本クラウン岡村喬生大集成" 岡村喬生・日本クラウン全録音 岡村喬生 Takao Okamura The Complete Nippon Crown Recordings 5CD 国内企画 日本語帯・解説付 発売日:2021年3月18日 レーベル:King International 追悼!日本クラウン岡村喬生大集成 ★日本クラウンとキングインターナショナルのレコード会社間の垣根を越えたコラボ第2弾は、今年(2021年)1月6日に89歳の生涯を閉じた岡村喬生。 イタリア歌劇団来日公演に唯一の日本人ソリストとして参加するなど、日本を代表するバス歌手として活躍しました。 オペラ歌手としてのみならず、その豊かな声量と人目を引く容姿からテレビ番組の司会や役者としてのタレント活動、さらには文筆家としてもお馴染みで、昭和の時代にクラシック音楽を啓蒙した偉大な存在でした。 ★彼はライヴ音源を好まなかったため活躍のわりにディスクは限られ、今日その美声に接する機会は残念ながら多くありません。 そのなかで日本クラウン制作の5枚のディスクは、岡村喬生の迫力ある歌唱と芸達者ぶりを示し、その魅力をあますところなく伝えると本人も認める名盤でした。 ★現在入手困難なこの5枚をまとめた追悼企画。 偉大なバス歌手であり、偉大なエンターテナーだった岡村喬生の永久愛蔵盤です。
岡村喬生・日本クラウン全録音 11,594 円
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カルク、ブルンス、ナズミを独唱に迎えた ヤノフスキ&ドレスデン・フィルによる『天地創造』!! ★SACDハイブリッド盤。 精力的な演奏・録音活動を行っている巨匠マレク・ヤノフスキがドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団を振った最新作は、クリスティアーネ・カルク、ベンヤミン・ブルンス、タレク・ナズミという豪華独唱者を迎えた『天地創造』のライヴ収録です! ★1870年創立の名門ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団。 ヤノフスキは2001年から2003年まで当団の首席指揮者を務めたのち、2019年より2023年まで再びその座に就き、円熟の音楽を披露しております。 ★晩年のハイドンがロンドン滞在中にヘンデルのオラトリオ上演の聴衆の熱狂ぶりに驚き、そこから着想を得て作曲したのが『天地創造』です。 旧約聖書の『創世記』と『詩篇』、ミルトンの『失楽園』をテクストの題材とし、神による創造の第1日から第4日、生き物が出現する第5日と第6日、そしてアダムとイヴの登場まで、創世の7日間を時系列に沿って全3部構成で書かれており、18世紀のオラトリオを神格化しただけでなく、19世紀のロマン派の作曲家たちに大きな影響を与えております。 ★ヤノフスキはこの作品が持つ古典的な響きとロマン的な響きの両方を引き出し、色彩豊かな演奏を披露。 巨匠ヤノフスキならではの神々しいまでに崇高な響きはこの演奏でも輝いております。 PENTATONEレーベルの高音質の録音でお楽しみください! 収録情報 曲目・内容 ハイドン:オラトリオ『天地創造』Hob XXI:2 (1796-1798) ガブリエルとエヴァ:クリスティアーネ・カルク (ソプラノ) ウリエル:ベンヤミン・ブルンス (テノール) ラファエルとアダム:タレク・ナズミ (バス) MDRライプツィヒ放送合唱団 (合唱指揮:セバスティアン・ブレウイング) 第3部終結合唱「全ての声よ、主に向かって歌え!」の独唱 カタリーナ・クンツ (ソプラノ) 、マニャ・ラシュカ (アルト) 、ファルク・ホフマン (テノール) 、フェリックス・プロック (バス) アーティスト(演奏・出演) ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 (コンサートマスター:ラルフ=カルステン・ブレムゼル) マレク・ヤノフスキ (指揮) レコーディング ライヴ録音:2022年7月/ドレスデン、クルトゥーアパラスト (文化宮殿) エグゼクティヴ・プロデューサー:フラウケ・ロース (Dresdner Philharmonie) 、ヨブ・マールセ (San Francisco Classical Recording Company, SFCRC) レコーディング・プロデューサー:ヨブ・マールセ ハイドン:オラトリオ『天地創造』Hob XXI:2 (1796-1798) 5,797 円
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独MDGレーベルによる バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ第7弾はメーダーのモテット集 ★SACDハイブリッド盤。 独MDGレーベルによるバルト海沿岸諸国の音楽シリーズ第7弾は、ヨハン・ヴァレンティン・メーダー (1649-1719) によるモテット集。 ★ポーランドの湾岸都市で古い歴史を誇る街グダンスクは、14世紀にバルト海周辺で隆盛を誇ったハンザ同盟に加盟し、交易の中心地として栄え、16世紀にはポーランド王国の直接の庇護を得て、黄金期を迎えます。 そのグダニスクの美しい教会聖母マリア教会では、当時頻繁にオルガン演奏が行われ、カペルマイスターはそのために作品を次々と生み出す必要がありました。 ★ヨハン・ヴァレンティン・メーダーは、ドイツの音楽一家に生まれ、ライプツィヒ、ブレーメン、ハンブルクで歌手として活動し、コペンハーゲンでブクスデフーデと出会い影響を受けます。 エストニアのタリンで音楽教師を務めた後、1687年から1698年まで聖母マリア教会のカペルマイスターを務めていました。 グダンスクを後にしたメーダーは、ラトヴィアのリガの大聖堂の音楽監督を1917年に亡くなるまで務めました。 ★音楽学者で指揮者でもあるアンドレイ・シャデイコは、この歴史あるグダンスクの音楽を研究し発掘しシリーズとして録音しています。 収録情報 曲目・内容 バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ 7 ヨハン・ヴァレンティン・メーダー (1649-1719) : モテット集 アーティスト(演奏・出演) ゴルトベルク・バロック・アンサンブル アンドレイ・シャデイコ (指揮) イングリダ・ガーポヴァー (ソプラノ) アンナ・ザヴィシャ (ソプラノ) ダヴィド・エーラー (アルト) ヤコプ・ピルグラム (テノール) クリスティアン・イムラー (バス) ほか バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ7 ヨハン・ヴァレンティン・メーダー:モテット集 3,245 円
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ショルとストヤノヴァも参加! ヴラディゲロフの孫兄弟が描くリルケ讃歌 ★アレクサンドル&コンスタンチン・ヴラディゲロフ兄弟は1978年ブルガリア生まれの双子音楽家。 同国の大作曲家パンチョ・ヴラディゲロフの孫にあたり、ジャズの世界でも活躍しています。 ★このアルバムは大詩人ライナー・マリア・リルケへのオマージュとして彼の詩に作曲。 ヴラディゲロフ兄弟の人脈を示すようにアンドレアス・ショルやクラッシミラ・ストヤノヴァ、ウィーン少年合唱団など世界的な演奏陣が並びます。 ★ジャケットは「ドクトル・ジバゴ」で有名なボリス・パステルナークの父で画家レオニード・パステルナークによる友人リルケの肖像画。 ヴラディゲロフ兄弟の曾祖母はパステルナーク家の出で、その人脈にも驚かされます。 ★作風は現代的でなく、ヒーリング系ポップス風。 リルケのファン、ドイツ文学研究家にもオススメです。 収録情報 曲目・内容 魔術〜ライナー・マリア・リルケを讃えて アレクサンドル &コンスタンチン・ヴラディゲロフ兄弟: 1. 豹2. オルフォイスのソネットI - 223. 愛の歌4. オルフォイスのソネットI - 95. 魔術6. 別離7. 時祷集I8. オルフォイスのソネットI - 199. 人間の言葉は怖い10. 私11. 私は自分自身をさらけ出す12. ピエタ13. 降臨祭14. 時祷集II15. 結び16. 魔術ふたたび 作曲 アレクサンドル・ヴラディゲロフ (1,2,4,8,10,15) コンスタンチン・ヴラディゲロフ (3,5,7,9,11,13,14,16) トリフォン・シヤノフスキー (6,12) アーティスト(演奏・出演) アンドレアス・ショル (カウンターテナー) (1,4,8,11) クラッシミラ・ストヤノヴァ (ソプラノ) (3) ヤン・ムキアン (ソプラノ) (2) サラ・トローベル (ソプラノ) (6,9) テオドラ・ネステロヴァ (ソプラノ) (12) ウィーン少年合唱団メンバー (5,10,13) クリスティアン・ライナー (朗読) (5,7,9,11,14,16) ロベルト・ライナー (朗読) (9) コンスタンチン・ヴラディゲロフ (ピアノ、バスクラリネット) アレクサンドル・ヴラディゲロフ (トランペット、フリューゲルホルン) モーフィング室内管弦楽団メンバー レコーディング 録音、ミキシング:2020-21年 魔術〜ライナー・マリア・リルケを讃えて/アンドレアス・ショル、クラッシミラ・ストヤノヴァほか 3,245 円
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なんと美しい合唱。 シューマンの『ミサ・サクラ』をスウェーデン放送合唱団が録音! ★SACDハイブリッド盤。 ロベルト・シューマンが宗教音楽に対して深い関心を寄せていたことはあまり知られていないものの、彼は、1850年代になると《マタイ受難曲》や《ミサ曲 ロ短調》といったバッハの宗教作品を積極的に演奏し、1852年には《ミサ曲 ハ短調》の作曲にとりかかり、翌年、完成させました。 この作品の当時の評価は全般に低く、楽譜の出版も全曲の初演も彼の生前には行われませんでした。 しかし、「洗練されたポスト古典の音楽語法」によって宗教音楽に新しい風を呼ぶ試みは、今、あらためて見直されてきています。 ★「ミサ・サクラ」《ミサ曲 ハ短調》は、混声合唱と独唱者と管弦楽のための作品として構想され、「混声合唱、独唱者とオルガン」の版が作曲者自身によって作られました。 「Ziemlich langsam (かなり遅く) の〈キリエ〉「Lebhaft, nicht zu schnell (活き活きと、速すぎず) 」の〈グローリア〉「MaBig bewegt (中庸の速さで) 」の〈クレド〉〈オフェルトリウム〉「Langsam (遅く) 」の〈サンクトゥス〉「Ziemlich langsam (かなり遅く) の「アニュス・デイ」。 ミサ通常文による6つの部分の作品です。 ★《4つの二重合唱曲》も、過小評価されてきた作品です。 聖と俗を結びつけたテーマによる4曲は、シューマンの合唱音楽の手法の頂点といわれ、「二重合唱」という編成によってテーマ表現の効果が音楽的に強調されていることが指摘されています。 ★スウェーデン合唱団を指揮するラトビアのカスパルス・プトニンシュ (1966-) は、ラトビア放送チェンバーシンガーズの創設者として知られます。 BIS Recordsに録音したラトビア放送とオランダの放送合唱団を指揮したヴァスクスとラフマニノフ、2014年から芸術監督と首席指揮者を務めるエストニア・フィルハーモニック室内合唱団とのシュニトケとペルトの宗教的合唱作品 (BIS SA-2292/BIS SA-2521) や Diapason d'Or に選ばれたラフマニノフの《聖ヨハネス・クリソストムスの典礼》 (BIS SA-2571) など、いずれも高い評価を獲得してきた録音です。 収録情報 曲目・内容 『ミサ・サクラ』 シューマン: 1. ミサ曲 ハ短調 Op.147〜混声合唱、独唱者とオルガンのための (1852-53) 2. 4つの二重合唱曲【星へ (An die Sterne) /おぼろな光 (Ungewisses Licht) /信頼 (Zuversicht) /お守り (Talismane) 】 Op.141〜アカペラ混声合唱のための (1849) アーティスト(演奏・出演) スウェーデン放送合唱団 カスパルス・プトニンシュ (指揮) 1. カトリン・ロレンツェン (ソプラノ・ソロ) (グローリア) 1. イェンニ・エーリクソン・ヌーディン (ソプラノ・ソロ) (オフェルトリウム) 1. リーサ・カーリオート (ソプラノ・ソロ) (サンクトゥス) 1. マッツ・カールソン (テノール・ソロ) (サンクトゥス) 1. ラーシュ・ユーハンソン・ブリスマン (バリトン・ソロ) (サンクトゥス) 1. ユーハン・ハンマルストレム (オルガン) レコーディング 録音:2022年6月14〜17日、11月29日/聖マタイ教会 (ストックホルム) 制作・録音エンジニア:マリオン・シュヴェーベル [楽器 Organ: Marcusson & Sons, 1971-72] シューマン:ミサ曲 ハ短調 3,289 円
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ヘレヴェッヘによる不朽の名演 1893年稿のフォーレ:レクイエム 日本語帯・解説付き ★発売当初から、その編成と、なにより演奏の美しさで大きな話題となった名盤。 当時グラモフォン誌が「将来、レクイエムを演奏するすべての人が参照する必要がある、重要な録音である」と予言した1枚です。 フォーレのレクイエムは、1888年から1900年の間に3つの稿で演奏されました。 まず、オリジナルの「マドレーヌ稿」は、1888年実際の儀式で演奏されたもので、[入祭唱とキリエ、サンクトゥス、ピエ・イエス、アニュス・デイ、イン・パラディスムの5曲構成/ソプラノ独唱、合唱、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ハープ、オルガン]という構成。 2つ目となる「1893年稿」は、1888年版の楽曲に、リベラ・メと奉献唱が追加、バリトン・ソロと管楽器が加わります。 そして3つ目が、1900年に演奏されたのが現在一般的に演奏されるのと同じオーケストラ編成の稿。 このヘレヴェッヘの録音は、1893年稿で、1988年の録音。 清澄無垢さが際立っており、純化された世界が広がります。 収録情報 曲目・内容 フォーレ (1845-1924) : 1. レクイエム (1893年室内楽稿) 2. 小ミサ曲 (ヴィエルヴィユの漁師のミサ/1882年オリジナル・オーケストラ版) アーティスト(演奏・出演) フィリップ・ヘレヴェッヘ (指揮) シャペル・ロワイヤル サン=ルイ少年合唱隊 アンサンブル・ミュジック・オブリク アニェス・メロン (ソプラノ) ペーター・コーイ (バリトン) レコーディング 録音:1988年9月 フォーレ:レクイエム (1893年稿) 3,300 円
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やっぱり歌は感動する!!! 日本オペラ界を担う3人のオペラ男子とマルチ・ピアニストで結成された 大注目のユニット、CANTO CUBE《カントキューブ》のデビュー・アルバム「LOVE」ついにリリース! オペラの名アリアに重唱からロックまで充実のプログラムを披露! ★日本オペラ界を担うテノール隠岐速人、バリトン高橋洋介、バス・バリトン後藤春馬、そして演奏活動の他、執筆・ラジオパーソナリティを務め活動の幅を広げるマルチ・ピアニスト長井進之介の4人によるオペラ・ユニットcanto cube《カントキューブ》のデビュー・アルバム「LOVE」をリリースします!★収録作品はモーツァルト、ビゼー、プッチーニ、ワーグナー、ヴェルディのオペラの名アリアに重唱から「オー・ソレ・ミオ」、「ムーン・リヴァー」など誰もが一度は耳にしたことのある名曲、そしてフレディ・マーキュリーのボヘミアン・ラプソディまで色とりどりのプログラムを披露。 また最後には「いのちの歌」を収録。 コロナ禍という大変な時代に、歌のすばらしさ、温かさを聴き手に与えてくれる充実のアルバム「LOVE」が完成しました。 3人のオペラ男子とマルチ・ピアニストが贈る「オペラティック」で「ファンタスティック」で、ちょっとワイルド?なcanto cubeの歌声をお楽しみください!カントキューブ(canto cube)隠岐速人(テノール)東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。 バリトンとして第13回国際マリオランツァコンクールファイナリスト(イセルーニャ/イタリア)、第48回日伊声楽コンコルソ入選(日本)。 2013年から1年間のイタリア留学を機にテノールに転向。 帰国後テノールとして『ラ・ボエーム』や『椿姫』等に出演。 また、ベートーヴェン『第九』をはじめ、オラトリオなどのソリストとして出演している。 2019年ニューヨークに留学し、その間IVAIに特待生として参加。 第16回アルタムーラ/カルーソヴォイスコンペティションファイナリスト。 2017年Theatre Lyrichoregra 20主催国際ガラコンサート(モントリオール)に出演。 国分寺音楽連盟会員。 二期会会員。 所属:株式会社二期会21。 高橋洋介(バリトン)東京芸術大学卒業。 同大学院修士課程修了。 新国立劇場オペラ研修所修了後、文化庁海外派遣制度で渡英し、ロイヤルオペラハウス・ヤングアーティストプログラムにゲストとして参加し研修を積む。 その後シュトゥットガルト音楽演劇大学コンタクトシュトゥディウムにて研修を積む。 現在、東京音楽大学にて演奏研究員として勤務する他、気鋭の若手バリトン歌手としてオペラやコンサートなどに多数出演。 東京音楽コンクール第2位及び聴衆賞。 コンセール・マロニエ21第1位。 ザンドナーイ国際コンクールファイナリスト。 後藤春馬(バス・バリトン)国立音楽大学卒業。 新国立劇場オペラ研修所修了。 文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてロンドンに渡り、英国ロイヤル・オペラ・ハウスのジェット・パーカー・ヤング・アーティスト・プログラムにゲスト歌手として参加し研修を積む。 その後、アムステルダム音楽院のオランダ国立オペラ・アカデミーを修了。 パシフィック・ミュージック・フェスティバルに合格し、ファビオ・ルイージ指揮のコンサートにソリストとして出演。 また、オーケストラ・アンサンブル・金沢定期公演にて『セヴィリアの理髪師』 バジリオ役にてマルコ・ミンコフスキーとの共演を果たす。 オランダにて『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ役を歌い欧州デビューし、『ラ・ボエーム』 コッリーネ役、『仮面舞踏会』サムエル役など数々のオペラに出演。 オランダ・コンセルトヘボウでのコンサート等にも出演。 またベートーヴェン『第九』、ロッシーニ『小荘厳ミサ曲』等のソリストもつとめている。 二期会会員。 所属:株式会社二期会21。 長井進之介(ピアニスト/音楽ライター)国立音楽大学演奏学科鍵盤楽器専修(ピアノ)卒業、同大学大学院修士課程器楽専攻(伴奏)修了を経て、同大学院博士後期課程音楽学領域単位取得満期退学。 在学中、カールスルーエ音楽大学に交換留学。 DAAD(ドイツ学術交流会)「ISK」奨学生としてライプツィヒにも短期留学。 アンサンブルを中心とした演奏活動と並行し、2007年度〈柴田南雄音楽評論賞〉奨励賞受賞(史上最年少)を機に音楽ライターとして活動を開始。 『音楽の友』、『レコード芸術』、『ぶらあぼ』、『MOSTLY CLASSIC』などでレギュラー執筆を担当している他、クラシック専門インターネットラジオ番組「OTTAVA Fresca」(平日午前9:00〜12:00)木・金曜日プレゼンターを担当。 その他、ピティナ・ホームページや学研『おんがく通信』で連載をもち、レクチャーコンサートや司会、翻訳(英および独語)も行うなど、幅広く活動を展開している。 著書に『OHHASHI いい音をいつまでも?幻の国産ピアノ“オオハシ”を求めて』(創英社/三省堂書店)、『マンガで教養 はじめてのクラシック』(朝日新聞出版社:共著)、『ベートーヴェンとピアノ 「傑作の森」への道のり』(音楽之友社:編集協力)、『歌はいきなり上手くなります! 小坂明子の美味しいヴォーカル・メソッド』(言視社:構成)、『ベートーヴェンとピアノ 限りなき創造の高みへ』(音楽之友社:編集協力)がある。 日本音楽学会正会員、ピティナ研究会員。 収録情報 曲目・内容 1. モーツァルト:歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》より三重唱〈僕のドラベッラだけはそうじゃない!〉〈美しいセレナーデを〉2. ビゼー:歌劇《カルメン》よりクプレ〈諸君らの乾杯を喜んで受けよう〉(闘牛士の歌)3. プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》よりアリア〈誰も寝てはならぬ〉4. ワーグナー:歌劇《タンホイザー》よりアリア〈おお、愛しい夕星よ〉(夕星の歌)5. ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》より二重唱〈あの方だ、皇太子!...われらの胸に友情を〉(友情の歌)6. ビゼー:歌劇《真珠採り》より二重唱〈聖なる神殿の奥深く〉7. ディ・カプア&マッツッキ:オー・ソレ・ミオ8. デ・クルティス:忘れな草9. ラヴランド:ユー・レイズ・ミー・アップ10. サルトーリ:君と旅立とう11. マンシーニ:ムーン・リヴァー12. マーキュリー:ボヘミアン・ラプソディ13. 村松崇継:いのちの歌 アーティスト(演奏・出演) canto cube《カントキューブ》隠岐速人(テノール)[track1,3,5-13]高橋洋介(バリトン)[track1,2,5,7-13]後藤春馬(バス・バリトン)[track1,4,6-13]長井進之介(ピアノ) レコーディング セッション録音:2021年4月19、20日/キング関口台スタジオ(第1スタジオ) カントキューブ「LOVE」 2,000 円
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バリトン歌手のホルガー・ファルク、ピアニストのシュライエルマッヒャーが ダリウス・ミヨーの歌曲の録音シリーズをスタート! ★ハンス・アイスラーの歌曲集やオネゲル:歌曲集 (MDG-61322032) など知られざる作品を録音してきたバリトン歌手のホルガー・ファルク、ピアニストのシュテッフェン・シュライエルマッヒャーがこの度、フランス6人組のメンバーの一人ダリウス・ミヨーの歌曲の録音シリーズをスタートさせます。 ミヨーの歌曲は華やかなキャバレー・ソングからシリアスな歌曲まで音楽の幅が非常に広く、その全貌を把握するのは困難です。 その巨大なミヨーの迷路に二人がどのように挑んでいくのか非常に楽しみなシリーズ・スタートといえるでしょう。 ★ミヨーは、同時代の作曲家たちが無調や十二音技法を追及していく中、生涯調性音楽に忠実でありました。 ただ楽曲の中で、同時に複数の調性を使用する多調性はミヨーの特徴とも言えます。 8分の5拍子の「ヴォカリーズ・エチュード」は、発声練習というより南米の踊りのような独特な響きが感じられます。 また「リオの街で」は、ブラジルに滞在した際の思い出が影響されています。 またロシアの移民団の録音をもとにした「ペトログラードの夜」はユニークなキャバレー音楽のような印象を受けます。 多彩で豊富な楽想を駆使したミヨーの世界を十分に楽しむことのできる1枚です。 収録情報 曲目・内容 ミヨー:歌曲集 Vol.1 ・ジャン・コクトーの3つの詩 Op.59 ・リオの街で Op.44a ・ユダヤの詩 Op.34 ・ペトログラードの夜 Op. 55 ・レオ・ラティールの4つの詩 Op.20 ・最初の家庭 Op.193より2曲 ・ヴォカリーズ Op.105 アーティスト(演奏・出演) ホルガー・ファルク (バリトン) シュテッフェン・シュライエルマッヒャー (ピアノ) ミヨー:歌曲集 Vol.1 2,904 円
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男ゴロワノフ・怪演中の怪演!! 心ゆさぶる究極の演奏、異界へのいざない。 限界を超えてすべてを音楽にぶつけた大モツレク ピッチ修正であらわになった真の異形なる姿! ★これまでトラック毎に音の高さが変わるという不完全なピッチの音盤ばかり世に出ていたため、真の凄まじさが伝わり切らず今ひとつ人気の奮わなかったゴロワノフのモツレク。 おそらく初の〈ピッチ修正版〉としてこの究極演奏を世に問いなおさんとするのが当盤です。 本来のテンポ・音響バランスが蘇ることで逆にさらに明白になった異形さ、恐ろしいまでの音塊となって迫り来る声楽と管弦楽の大エネルギー。 聴く者を異界へといざなう空前の怪演をより強く深く危険な領域まで踏み込んで味わえること請け合いです。 ★音楽が表現しうる極北、その限界をいとも簡単に乗り越え、遥か彼方めがけて未踏の地を突き進むゴロワノフ。 合唱もソリストもオーケストラも、火の玉のように燃え上がり持っているすべてを音楽にぶつけ、驚異的な演奏を繰り広げていきます。 「Tuba mirum」の全開トロンボーン、「Lacrimosa」の異様な暗さ、「Sanctus」の目もくらむ輝き、どこをとっても他では絶対に聴けない、かつて誰も考えたことのないような音が鳴り響く、とんでもないモツレクです。 ★〈「涙の日」は、全曲の中でも最も印象的と言えるだろう。 テンポは非常に遅い。 ヴァイオリンがソロに変更されており、これがいかにももの悲しげに奏される。 合唱は全員が涙ながらに歌っているようで、涙が床に落ちてビショビショに濡れているような雰囲気である。 最後の長いフェルマータもいかにもゴロワノフだ〉〈宗教的とは言えない、オペラ的にすぎる、モーツァルトらしくない、などいくらでもケチをつけられそうな演奏であることは確かだ〉〈ゴロワノフはきっと、自身の解釈が正しいかどうかは重要視していないと思う。 彼が最も望んでいたのは、人の心をいかに揺さぶるかということである。 それに全身全霊を傾けた、そうした姿勢が生々しいほど感じられる〉 (平林直哉氏の解説より) 収録情報 曲目・内容 ゴロワノフの芸術 第8集 モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626 〈ピッチ修正版〉 アーティスト(演奏・出演) ニコライ・ゴロワノフ (指揮) モスクワ放送交響楽団 モスクワ放送合唱団 ナタリア・シュピーレル (ソプラノ) ワルワラ・ガガリーナ (アルト) ピョートル・マリュチェンコ (テノール) セルゲイ・クラソフスキー (バリトン) レコーディング モノラル録音:1951年 ゴロワノフの芸術 第8集 モーツァルト:レクイエム 1,000 円
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ワルトラウト・マイヤーの歌曲集!! ★ワルトラウト・マイヤーは2007年に来日し、2回の歌曲リサイタルを開催しました。 そのリサイタルの曲目とほぼ同じ内容のCDをリリース。 シューベルトとシュトラウスの傑作ばかりを選り抜いて、円熟のマイヤーが奥深い世界を切り開いています。 ことに四つの最後の歌は絶品! 収録情報 曲目・内容 R.シュトラウス: ツェツィーリエ Op.27-2、冬の霊感 Op.48-4、二人の秘密をなぜ隠すのか Op.19-4、明日の朝 Op.27-4、夜 Op.10-3、とき放たれた心 Op.39-4、献呈 Op.10-1、四つの最後の歌 Op.150 シューベルト: 無限なるものに D.291、憂愁 D.825、鱒 D.550、糸を紡ぐグレートヒェン D.118、夜の曲 D.672、魔王 D.328 アーティスト(演奏・出演) ワルトラウト・マイヤー (Ms) ヨゼフ・ブラインル (P) レコーディング 録音:2007年3月 R.シュトラウス:ツェツィーリエ Op.27-2、シューベルト:無限なるものに D.291ほか 2,695 円
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フィンランドの作曲家カイヤ・サーリアホの合唱曲集 ★SACDハイブリッド盤。 フィンランドの作曲家カイヤ・サーリアホは、1952年生まれ。 シベリウス・アカデミーで、フィンランド・モダニズムの先駆的存在のパーヴォ・ヘイニネンに学び、マグヌス・リンドベリたちと進歩的グループ「コルヴァト・アウキ!(耳を開け!)」を結成して注目されました。 1982年からパリのIRCAMで研究を始め、フランスを拠点に、ザルツブルク音楽祭のための歌劇《遥かなる愛》に代表される委嘱作を次々と手がけ、フィンランドを代表する作曲家のひとりとして活動をつづけています。 ★フィンランドでは、彼女の70歳の誕生日を祝うコンサート・シリーズ「カイヤ・サーリアホ 70」が2022年10月を中心に行われ、舞台作品と世界初演の作品など多岐にわたる彼女の作品が演奏されました。 ヘルシンキ室内合唱団と芸術監督ニルス・シュヴェケンディークの『Reconnaissance』は、このシリーズの一環として行われたコンサートの作品によるアルバムです。 ★「エレクトロニクス付き」と「アカペラ」の2つのバージョンが演奏される《Nuits, adieux》は、眠る子供のためというより、この世に別れを告げる高齢者のための「子守歌」という作品。 子供の合唱から思いついたという《Horloge, tais-toi!(時計さん、黙って!)》。 《Echo!(エーコー!)》は、エーコーとナルキッソスの神話に基づくアレクシ・バリエールの詩的なテクストに作曲され、エレクトロニクス処理による「声」が「こだま」として使われます。 人間の声、鳥、風、その他の自然音にまで「音世界」を広げた、ヘルダーリンの詩による《Tag des Jahrs(一年の日)》。 ザルツブルク音楽祭の総監督を離れるジェラール・モルティエへのトリビュートとして音楽祭スタッフから依頼されたという、中世音楽の感覚による《Uberzeugung(確信)》。 英語の「偵察」とフランス語の「再認」の両方の意味をもつ曲名の《Reconnaissance》は「サイエンスフィクション・マドリガル」とでもいう作品。 すべての作品でテクストが自由にアレンジして使われ、彼女独自の音楽表現に実現されました。 《Nuits, adieux》と《Tag des Jahrs》をのぞき、世界初録音の作品です。 収録情報 曲目・内容 カイヤ・サーリアホ(1952-): 1. 『夜、別れ(Nuits, adieux)』〜4人の歌手とエレクトロニクスのための(1991) 「夜 I(Nuits I)」 「別れ I(Adieu I)」 「夜 II (Nuits II)」 「別れ II (Adieu II)」 「夜 III (Nuits III)」 「夜 IV (Nuits IV)」 「夜 V (Nuits V)」 「別れ III?V (Adieu III?V)」 2. 『時計さん、黙って!(Horloge, tais-toi!)』〜女声合唱とピアノのための(2005) 3. 『エーコ−!(Echo!)〜8声とエレクトロニクスのための(2007) 4. 『一年の日(Tag des Jahrs)』〜混声合唱とエレクトロニクスのための(2001) 「春(Der Fruhlin)」 「夏(Der Sommeer)」 「秋(Der Herbst)」 「冬(Der Winter)」 5. 『確信(Uberzeugung)』〜3人の女声、クロタル、ヴァイオリンとチェロのための(2001) 6. 『偵察/再認(Reconnaissance)』〜混声合唱、打楽器とコントラバスのための(2020) 「長い間で初めての火星人(The First Martian in a Long Time)」 「カウントダウン(Count Down)」 「(合間:無線傍受(ソラリス))Interlude: Intercepted Radio Transmission (Solaris)」 「温室(Green House)」 「砂漠の民(Desert People)」 「レクイエム(Requiem)」 7. 『夜、別れ(Nuits, adieux)』〜4人の歌手と合唱のための(1996)(アカペラ版) 「夜 I(Nuits I)」 「別れ I(Adieu I)」 「夜 II (Nuits II)」 「別れ II (Adieu II)」 「夜 III (Nuits III)」 「夜 IV (Nuits IV)」 「夜 V (Nuits V)」 「別れ III?V (Adieu III?V)」 アーティスト(演奏・出演) ヘルシンキ室内合唱団ニルス・シュヴェケンディーク(指揮)[track-1,3,4]ティモ・クルキカンガス(ライヴ・エレクトロニクス、エレクトロニクス)[track-2]アンナ・クヴァヤ(ピアノ)[track-5,6]ウーシンタ・アンサンブル【イ=ハン・フー(打楽器)、アレクシ・コティラ(ヴァイオリン)、ヨアシャ・チェスラック(チェロ)、エーロ・マルッティラ(コントラバス)】 レコーディング 録音:2022年8月22〜25日、2022年10月20日/ヴィヒティ教会、ヴィヒティ、フィンランド サーリアホ:合唱曲集 3,289 円
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ラ・フォンテヴェルデの精緻な歌声で聴くモンテヴェルディのマドリガーレ集!第8巻《戦いと愛のマドリガーレ》は、作曲家生前に出版された最後の巻。 劇的な『興奮様式』による円熟期の傑作集! ★鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。 当アルバムはモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の「第8巻」です!日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。 もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻を追って響きとなります!★モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。 しかし彼がライフワークとしていたのは、16世紀から17 世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。 1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1651年の第9巻に至るまで、彼は実に半世紀以上の年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。 ★第8巻《戦いと愛のマドリガーレ》は、作曲家生前に出版された最後の巻。 その中には通奏低音を伴う独唱歌曲から器楽の入った大規模な作品まで実に多彩で、モンテヴェルディ自身が創案した『興奮様式』による円熟期の傑作集です!(「第8巻」の中で踊り付きの「Ballo」という表題がついている2曲がありますが、こちらは「第9巻」と一緒にリリース予定です。 )★現在、マドリガーレ集「第7巻」(ADJ-063)、マドリガーレ集「第6巻」(ADJ-060)、マドリガーレ集「第5巻」(ADJ-058)、マドリガーレ集「第4巻」(ADJ-054)、マドリガーレ集「第3巻」(ADJ-051)、マドリガーレ集「第2巻」(ADJ-048)、マドリガーレ集「第1巻」(ADJ-046)がリリースされており好評を博しております。 収録情報 曲目・内容 [CD1]「Canti Guerrieri 戦いの歌」1. シンフォニア2. 皆は愛の神について、幼い射手について歌うがいい3. 今や、空も大地も風も黙り4. 愛の神、この油断ならない敵は5. これほど素晴らしい勝利を6. 揺るぎない忠誠心で心を固め7. 恋する者は皆戦士8. 熱い、燃える、焦げる9. タンクレーディとクロリンダの戦い[CD2]10. 太陽は、天空の永遠の軌道を通りながら「Canti Amorosi 愛の歌」11. 人々よ、軍神マルスとその軍隊について歌うがいい12. 歌い飛んで行く美しい小鳥よ13. 天使のように可愛らしい女性が14. 僕の心は燃えている、だが悲しいかな15. この海が穏やかだろうが驕り高ぶろうが16. ニンフよ、お前は裸足で髪も結わず17. いとも甘美なナイチンゲールよ18. 幸せな心でいたい者は19. ニンファの嘆き20. ああフィッリ、なぜ逃げるの?21. 行かないでくれ、傲慢な人よ22. ほらほら、幼く愛らしい羊飼いたちよ アーティスト(演奏・出演) ラ・フォンテヴェルデ【鈴木美登里・染谷熱子(ソプラノ)、布施奈緒子(メゾ・ソプラノ)、上杉清仁(カウンターテナー)、谷口洋介・中嶋克彦(テノール)、小笠原美敬・渡辺祐介(バス)】若松夏美・荒木優子(ヴァイオリン)成田寛(ヴィオラ)福沢宏・鬼澤悠歌(ヴィオラ・ダ・ガンバ)山本徹(チェロ)西澤誠治・角谷朋紀(ヴィオローネ)平塚拓未(コントラバス)金子浩(リュート / バロック・ギター)伊藤美恵(バロック・ハープ)上尾直毅(チェンバロ / オルガン)今井奈緒子(オルガン) レコーディング セッション録音:2016年5月15-18日、2017年5月15-18日、2017年9月11-14日、2018年4月8-10日、2018年7月23-25日、2018年12月4-6日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓) モンテヴェルディ:マドリガーレ集第8巻『戦いと愛のマドリガーレ』 5,115 円
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ラ・フォンテヴェルデによる日本初のモンテヴェルディのマドリガーレ全集! 6年の歳月をかけた渾身のアルバム最終章は マドリガーレ集第9巻『2声と3声のマドリガーレとカンツォネッタ』! 「薄情な女たちのバッロ」も同時収録! ★鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。 6年の歳月をかけたモンテヴェルディのマドリガーレ全集、そのアルバム最終章はマドリガーレ集第9巻『2声と3声のマドリガーレとカンツォネッタ』と第8巻『戦いと愛のマドリガーレ』より「薄情な女たちのバッロ」を収録。 ここに完結いたします! ★日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。 もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻を追って響きとなります! ★モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。 しかし彼がライフワークとしていたのは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。 1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1651年の第9巻に至るまで、彼は実に半世紀以上の年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。 第9巻は1630年頃流行した舞踏歌と同じスタイルの三重唱が多数でその多くが有節歌曲です。 巨匠のライフワーク、今ここに完結いたします! 収録情報 曲目・内容 モンテヴェルディ : CD1 マドリガーレ集第9巻『2声と3声のマドリガーレとカンツォネッタ』 (1651) 1. 「すてきな羊飼いさん」 2. 「西風が戻り」 3. 「誰も私に忠告しないように」 4. 「愛の神は常に、楽しんでもよいと」 5. 「お前の胸に」 6. 「愛したくない」 7. 「今日、そよ風はなんと甘く」 8. 「踊りへ、喜びへ、楽しみへ」 9. 「なぜ、僕を嫌ってたのに」 10. 「そう、可愛らしく美しい」 11. 「ほらほら、幼く愛らしい羊飼いたちよ」 12. 「愛する人よ、命の人よ」 CD2 「薄情な女たちのバッロ」〜マドリガーレ集第8巻『戦いと愛のマドリガーレ』 (1638) より プルート : 小笠原美敬 ヴィーナス : 鈴木美登里 愛の神 : 染谷熱子 薄情な女 : 森川郁子 地獄の霊たち : 上杉清仁、谷口洋介、中嶋克彦、小笠原美敬 4人の薄情な女たち : 森川郁子、染谷熱子、鈴木美登里、上杉清仁 アーティスト(演奏・出演) CD1 ラ・フォンテヴェルデ 【鈴木美登里・染谷熱子 (ソプラノ) 、布施奈緒子 (メゾ・ソプラノ) 、上杉清仁 (カウンターテナー) 、谷口洋介・中嶋克彦 (テノール) 、小笠原美敬 (バス) 】 金子浩 (リュート / バロック・ギター) 伊藤美恵 (バロック・ハープ) 上尾直毅 (チェンバロ) CD2 若松夏美・荒木優子 (ヴァイオリン) 成田寛・佐藤駿太 (ヴィオラ) 山本徹 (チェロ) 西澤誠治 (ヴィオローネ) 金子浩 (リュート) 伊藤美恵 (バロック・ハープ) 上尾直毅 (チェンバロ / オルガン) レコーディング セッション録音:2013年10月7-9日、2014年9月21-23日、2016年5月15-18日、2017年5月15-18日、2017年9月11-14日、2018年4月8-10日、2018年7月23-25日、2018年12月4-6日/秩父ミューズパーク音楽堂 録音:櫻井卓 モンテヴェルディ:マドリガーレ集第9巻『2声と3声のマドリガーレとカンツォネッタ』&「薄情な女たちのバッロ」 5,115 円
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器楽陣も加わって華やかな世界が繰り広げられる! ラ・フォンテヴェルデの精緻な歌声で聴く モンテヴェルディのマドリガーレ集第7巻! ★鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。 現在進行中のモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の「第7巻」がリリースされます!日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。 もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻を追って響きとなります!★モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。 しかし彼がライフワークとしていたのは、16世紀から17 世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。 1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1638年の第8巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。 ★『コンチェルト。 1声、2声、3声、4声および6声とその他の種類の歌』とタイトルに書かれている「第7巻」(1619年)は充実の器楽陣が加わり、より一層華やかな世界が広がった全31曲の長大な曲集です!★現在、マドリガーレ集「第6巻」(ADJ 060)マドリガーレ集「第5巻」(ADJ 058)、マドリガーレ集「第4巻」(ADJ 054)、マドリガーレ集「第3巻」(ADJ 051)、マドリガーレ集「第2巻」(ADJ 048)、マドリガーレ集「第1巻」(ADJ 046)がリリースされ好評を博しております。 収録情報 曲目・内容 [CD1] 75'121. シンフォニア( I )2. 私は竪琴の調子を合わせ3. シンフォニア( II ) 4. この楡へ、この木蔭へ、この泉へ5. 優しい心を持っていないのだ6. ああ、なんて優しく歌うのだ、7. 私はとっても愛らしい羊飼い娘8. ああ燃え盛る炎よ、ああ熱いため息よ9. ああフィッリ、君にキスしたいな10. 僕の美しいリコーリは11. 僕がこの先、美しい天空の星々を見ることはないだろう12. ああ、操を立てている者を13. ああ虎のように残酷な女よ14. なぜ柳の中に逃げるの? 15. 愛しい口づけよ戻ってきてくれ16. 甘美で自由な人よ17. 愛する人よ、あなたの心は18. 断ち切られた希望、永遠の真心19. 声高らかに歌う小鳥よ20. 夜露にぬれた薔薇が[CD2] 64'3921. キスの準備はできてるわ22. 哀れな僕は告白すべきか黙るべきか? 23. 眠っているのか?ああ、残酷な心を持った人よ24. 星明りのもと25. 芳しい唇よ、なんという甘さなのだ! 26. ああ、僕の愛しい人はどこ?心の人はどこ? 27. 恋文28. 愛の別れ29. 黄金の髪よ、美しい宝よ30. 愛の神よ、僕はどうしたらいいのだ? 31. ティルシとクローリのバッロ アーティスト(演奏・出演) ラ・フォンテヴェルデ【鈴木美登里・染谷熱子(ソプラノ)、布施奈緒子(メゾ・ソプラノ)、上杉清仁(カウンターテナー)、谷口洋介・中嶋克彦(テノール)、小笠原美敬・浦野智行(バス)】田中せい子・ダニエレ・ブラジェッティ(リコーダー)若松夏美・荒木優子(ヴァイオリン)成田寛・佐藤駿太(ヴィオラ)福沢宏・鬼澤悠歌(ヴィオラ・ダ・ガンバ)山本徹(チェロ)西澤誠治・角谷朋紀(ヴィオローネ)平塚拓未(コントラバス)伊藤美恵(バロック・ハープ)金子浩(リュート)上尾直毅(チェンバロ)今井奈緒子(オルガン) レコーディング セッション録音:2013年5月20-22日、2014年9月21-23日、2016年5月15-18日、2017年5月15-18日、2017年9月11-14日、2018年7月23-25日、2018年12月4-6日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓) モンテヴェルディ:マドリガーレ集第7巻『コンチェルト』(1619) 5,115 円
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朗読と歌で作ぐ世界大戦の記憶 ★朗読と歌曲で構成された第一次世界大戦100周年記念作品。 上記参加者の他、ルイージ・カドルナ、アルマンド・ディアス両将軍の肉声トラックもあり。 収録情報 曲目・内容 ピアーヴェ川はつぶやく 〜 大戦最前線からの音楽と言葉 音楽: ヴィルジニア・ニッコリーニ、ダルフランキ、エットーレ・ルカテッロ、コルンボ・アローナ、ヴィットーリオ・グイ、オラツィオ・ウゴリーニ、シルヴァノ・ルッフォ、アントニオ・メネゲッティ、E・A・マリオ テキスト: コッラード・ゴヴォーニ、ピエトロ・ヤイエ、クインティリオ・カンティーニ、ジュゼッペ・ウンガレッティ、アルデンゴ・ソフィチ、クラウディオ・ジレッティ・バルベリス、アントニオ・ベルガマス、コッラード・アルヴァーロ、レナート・ペルセーニ、カルロ・ドルクロワ アーティスト(演奏・出演) レオナルド・デ・リージ (テノール) レオナルド・プレヴィエーロ (ピアノ) ピエーラ・ダビッツィ、ローザ・サルティ (朗読) レコーディング 録音:2015年9月24・29日、10月1・2日/フィレンツェ五月音楽祭劇場 ピアーヴェ川はつぶやく 〜 大戦最前線からの音楽と言葉 2,475 円
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★知的なアプローチ、多彩な美声、そして繊細な語り口で21世紀を担うリート歌手イアン・ボストリッジ。 これまで英ウィグモア・ホールの自主レーベルよりシューベルトの歌曲リサイタルのライヴ録音がリリースされてきましたが、今回PENTATONEレーベルよりシューベルトの最高傑作『冬の旅』がリリースされます。 ★2004年5月、レイフ・オヴェ・アンスネスとのセッション録音以来、自身2度目の録音となった『冬の旅』。 ピアノはトーマス・アデスを迎えて2018年9月、ウィグモア・ホールでのライヴ録音です。 ボストリッジは2014年秋にトーマス・アデスと同作品のヨーロッパツアーを大成功させ、同年、Faber&Faber社より『Schubert's Winter Journey: Anatomy of an Obsession』(邦訳『シューベルトの「冬の旅」』)を出版。 2016年にはダフ・クーパー賞のノンフィクション部門を受賞し、現在12 か国語に翻訳されています。 その後、アデスとの『冬の旅』アメリカツアーをはじめ、ハンス・ツェンダー編曲によるオーケストラ版『冬の旅』を台北とハース、ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム、ニューヨークのリンカーン・センターで歌い話題となるなど、当作品への造詣の深さをあらわした演奏活動を展開しております。 現代最高のリート歌手、ボストリッジが魂を込めて表現した大注目の『冬の旅』です。 【曲目・内容】 フランツ・シューベルト(1797-1828):連作歌曲集『冬の旅』 Op.89 D.911(1827) 第1部【おやすみ(5’36”)/風見の旗(1’37)/凍った涙(2’17”)/かじかみ(2’57”)/菩提樹(4’42”)/あふれる涙(3’41”)/川の上で(3’26”)/回想(1’52”)/鬼火(2’35”)/憩い(3’02”)/春の夢(4’27”)/孤独(2’39”)】 第2部【郵便馬車(1’55”)/霜おく頭(2’52”)/からす(3’36”)/最後の希望(1’59”)/村で(3’43”)/あらしの朝(0’50”)/まぼろし(1’16”)/道しるべ(4’37”)/宿屋(4’45”)/勇気(1’18”)/幻の太陽(2’35”)/辻音楽師(3’55”)】 【アーティスト(演奏・出演)】 イアン・ボストリッジ(テノール) トーマス・アデス(ピアノ) 【レコーディング】 ライヴ録音:2018 年9 月/ウィグモア・ホール(ロンドン) レコーディング・プロデューサー:ジョン・フレイザー レコーディング・エンジニア:フィリップ・シニー フランツ・シューベルト(1797-1828)連作歌曲集『冬の旅』 作品89 D.911(1827) 3,300 円
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収録情報 曲目・内容 「死んだ男の残したものは」 1 オンブラ・マイ・フ(ヘンデル/大萩康司編) 2 グリーンスリーヴス(イングランド民謡) 3 ダニー・ボーイ(アイルランド民謡) 4 宵待草(多忠亮/大萩康司編) 5 この道(山田耕筰/Momo編) 6 初恋(越谷達之助) 7 お菓子と娘(橋本國彦) 8 くちなし(田三郎) 9 こもりうた(加藤昌則) 10 てがみ(加藤昌則)*新曲(世界初録音) 11 夏のなごりのバラ (アイルランド民謡/ブリテン編) 12 サリー・ガーデンズ(アイルランド民謡/ブリテン編) 13 流れは広く (O Waly, Waly)(スコットランド民謡/ブリテン編) 14 小さな空 (武満徹/荘村清志編) 15 死んだ男の残したものは(武満徹/荘村清志編) 16 花は咲く (菅野よう子/加藤昌則編) アーティスト(演奏・出演) 藤木大地(カウンターテナー) 福田進一(ギター) (1, 4, 5, 12, 13, 16) 西山まりえ(ハープ) (2, 3) 松本和将(ピアノ) (6, 7, 8, 11) 加藤昌則(ピアノ) (9, 10, 16) 大萩康司(ギター) (14, 15) レコーディング 2016年12月、2017年1月/キング関口台スタジオ商品番号 KKC-046 "2017年4月、ウィーン国立歌劇場デビュー! 「題名のない音楽会」でも話題沸騰!! 世界に羽ばたくカウンターテナー 藤木大地 CDデビュー" 死んだ男の残したものは 藤木大地 All That The Man Left Behind When he died / Daichi Fujiki CD 国内企画 日本語帯・解説付 発売日:2017年4月7日 レーベル:King International 世界に羽ばたくカウンターテナー 藤木大地 CDデビュー ★カウンターテナー、藤木大地のデビューCD。 藤木は2017年4月にオペラの殿堂ウィーン国立歌劇場で日本人カウンターテナーとして初めてソリスト契約し、デビューを飾った注目の存在。 2016年秋に放映されたTV番組『題名のない音楽会』で没後20周年の武満徹の「死んだ男の残したものは」を熱唱、大きな話題となりました。 本人にとっても特別な思い入れのある「死んだ男の残したものは」をタイトルに、様々な名曲がならぶ1枚。 なにより美しい藤木の歌声にまず心うばわれます。 そして妥協を許さない歌詞の明瞭な発語やダイナミクスにより、それぞれの作品が持つ世界感を繊細かつ大胆に描き、知性を感じさせる藤木の歌の魅力を存分に味わうことができます。 そんな藤木のデビューを祝うかのように、共演者陣も実に豪華な顔ぶれがそろいました。 加藤昌則氏の新曲(もちろん世界初録音)が収録されているのもまた魅力。 注目盤の登場です。
死んだ男の残したものは 3,410 円
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世界中の作曲家が魅せられたシェイクスピアノの世界を サンプソンとウィリアムズが熱演! ★バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとしても人気のキャロリン・サンプソンの最新盤はお国もののシェイクスピア。 古典派から現代まであらゆる性別と国にまたがる27人の作曲家による作品を集めています。 ★これらをプロローグとエピローグ付き5幕の劇に仕立てました。 シューベルトの名作をはじめ同じテクストに他の作曲家が付曲しているのも興味津々。 シェイクスピアということでイギリスの作曲家が中心ではありますが、ハイドンやプーランク、オネゲル、カステルヌオーヴォ=テデスコ、エイミー・ビーチなど諸外国の作曲家によるものも味わえます。 ★またマデリーン・ドリングやジョン・ダンクワースのジャズ・テイスト、マーヴィン・ホーダーのタンゴ調も個性的。 さらに1984年生まれのハンナ・ケンドールの現代的な「ロザリンド」までさまざまなスタイルの音楽が並びます。 ★サンプソンと魅力的な二重唱のほか独唱も聴かせるバリトンのロデリック・ウィリアムズもBCJのソリストとしておなじみ。 何と彼が12歳の時に作曲した「溜息なさるな、御婦人方」があるのも驚き。 多才なところを見せてくれます。 ★演奏者すべてがイギリス人なため説得力は誰も太刀打ちできぬ神業。 演劇的要素も芸達者な彼らならではの巧さにうならされます。 収録情報 曲目・内容 サウンズ・アンド・スウィート・エアズ〜シェイクスピア歌曲集 1. アイアランド:五尋の深みに (テンペスト) 2. ヴォーン=ウィリアムズ:フィディーリのための挽歌 (シンベリン) 3. モーラン:恋に落ちた若者とその彼女 (お気に召すまま) 4. カステルヌオーヴォ=テデスコ:昇れ (シンベリン) 5. スミス (グレイヴス編) :舌の割れたまだらの蛇 (真夏の世の夢) 6. ティペット:エアリエルの3つの歌【来て、この黄色い砂のところに/五尋の深みに/ミツバチが蜜を吸う所で】 (テンペスト) 7. トマス・アーン:緑の森の木陰で (お気に召すまま) 8. ガーニー:緑の森の木陰で (お気に召すまま) 9. パリー:ソネット87 10. アイアランド:水仙が咲きだしゃあ (冬物語) 11. ハイドン:彼女は決して恋心を語らなかった (十二夜) 12. シューベルト:シルヴィアにD891 (ヴェローナの二紳士) 13. シューベルト:セレナードD889 (シンベリン) 14. シューベルト:酒の歌D888 (アントニーとクレオパトラ) 15. シューマン:狂人の最後の歌Op.127の5 (十二夜) 16. ヴォルフ:鳥づくしの歌 (真夏の世の夢) 17. コルネリウス:死よ、来たれ (十二夜) 18. フランシス=ホード:彼は死化粧もされず棺に入れられた (ハムレット) 19. ハンナ・ケンドール:ロザリンド (全5曲) 20. プーランク:恋する心は (ヴェニスの商人) 21. ブリテン:恋する心は (ヴェニスの商人) 22. オネゲル:エアリエルの2つの歌【来て、この黄色い砂のところに/ミツバチが蜜を吸う所で】 (テンペスト) 23. ブリッジ:吹け、吹け、冬の風よ (お気に召すまま) 24. マデリーン・ドリング:さあ持って行け、この唇を (尺には尺を) 25. ジョン・ダンクワース:ソネット18 26. マーヴィン・ホーダー:緑の森の木陰で (お気に召すまま) 27. クールリッジ=テイラー:柳の歌 (オテロ) 28. エイミー・ビーチ:妖精の子守唄 (真夏の世の夢) 29. ロデリック・ウィリアムズ:溜息なさるな、御婦人方 (空騒ぎ) 30. アーサー・サリヴァン:リュートを持ったオルフェウス (ヘンリー8世) アーティスト(演奏・出演) キャロリン・サンプソン (ソプラノ) 1-5,7,11,12,17-22,26-30 ロデリック・ウィリアムズ (バリトン) 1-3,5,6,8-10,14-17,19,23-25,29,30 ジョゼフ・ミドルトン (ピアノ) レコーディング 録音:2022年6月27-28日/ワイアストーン・コンサートホール サウンズ・アンド・スウィート・エアズ?シェイクスピア歌曲集 3,289 円
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ブラビンズ率いるBBCシンガーズ、 注目の新譜は英作曲家ジョン・ピカードの力強く、美しい合唱作品集 ★SACDハイブリッド盤。 イギリスの作曲家ジョン・ピカードは、ウィリアム・マタイアスとルイ・アンドリーセンに学び、現在、ブリストル大学で作曲科の教授を務めています。 一連のエネルギッシュな力のある管弦楽と器楽の作品で主に知られ、現在までに交響曲と弦楽四重奏曲を6曲ずつ書いています。 ナッシュ・アンサンブルが彼の室内楽作品を演奏した『アレッポの園芸商』 (BIS SA-2461) は、2021年グラモフォン賞の現代音楽部門賞に選ばれました。 ★BBCシンガーズとマーティン・ブラビンズによる新しいアルバムではピカードが、ライフワークとする交響曲と室内楽曲の合間、1983年から2018年にかけて作曲した合唱作品が演奏されます。 ブリストル大学在学中に課題として書いた〈光より生まれし光よ〉、シンプルな構造と明快なハーモニーの〈光の消ゆる前に〉、聖木曜日の聖歌の歌詞による〈慈しみと愛のあるところ〉の《3つのラテン語のモテット》。 ブリストル大学のクリスマスキャロル・コンサートのために書いた《おお大いなる神秘》。 直截的なハーモニーの語法に精巧なテクスチュアを加えた《めでたし海の星》。 ★パーシー・ビッシュ・シェリーのエジプトのファラオ、ラムセス二世を題材にとったソネット《オジマンディアス》は、ピカードが19歳の時に作曲されました。 2018年の《ミサ曲》の足がかりとなる不協和音がすでに織りこまれた作品です。 ★《困苦の時のミサ曲》は、ハイドンがナポレオン戦争中に書いた《ネルソン・ミサ (Missa in Angustiis) 》からタイトルがとられました。 カトリック神学教授ギャヴィン・デコスタが書いた、ミサ通常文と5つの言語による複雑なテクストに作曲された作品です。 BBCシンガーズのために作曲され、2019年2月1日、ロンドンのセント・ピーターズ教会でアンドルー・グリフィスの指揮で初演されました。 BBCシンガーズは、1924年にラジオ放送のために組織された合唱団です。 イギリスの合唱音楽シーンの中心で活動をつづけ、ブリテンの《聖チェチーリア賛歌》やプーランクの《人間の声》などを初演しています。 収録情報 曲目・内容 『困苦の時のミサ曲』 ジョン・ピカード (1963-) : ●3つのラテン語のモテット (Three Latin Motets) (1983-87) 〜アカペラ合唱のための 光より生まれし光よ (O nata lux) (SATB) (1985) 光の消ゆる前に (Te lucis ante terminum) (SSAA) (1987) 慈しみと愛のあるところ (Ubi Caritas et amor) (SATB) (1983) ●おお大いなる神秘 (O magnum mysterim) (2015) 〜アカペラ混声合唱のための ●オリオン座 (Orion) (2004) 〜トランペットとオルガンのための オリオン大星雲 (Nebula) アルニタク (Alnitak) ベテルギウス (Betelgeuse) ●めでたし海の星 (Ave maris stella) (1992) 〜アカペラ混声合唱のための ●オジマンディアス (Ozymandias) (1983) 〜アカペラ二重混声合唱のための ●テッセラ (Tesserae) (2009) 〜オルガンのための ●困苦の時のミサ曲 (Mass in Troubled Times) (2018) 〜18声のための 入祭唱 (Introitus) キリエ (Kyrie) グローリア (Gloria) クレド (Credo) サンクトゥス (Sanctus) アニュス・デイ (神の子羊) (Agnus Dei) アーティスト(演奏・出演) BBCシンガーズ マーティン・ブラビンズ (指揮) クロエ・アボット (トランペット、フリューゲルホルン) デイヴィッド・グード (オルガン) スーザン・ビクリー (メゾソプラノ) [楽器] Trumpet : Van Laar Custom C/Flugelhorn : Van Laar Custom レコーディング 録音 : 2022年10月13&14日/セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教区教会 (ハムステッド、ロンドン、イングランド) 制作 : エイドリアン・ピーコック 録音エンジニア : ピート・スミス 『困苦の時のミサ曲』 3,289 円
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フランス歌曲、古楽から現代音楽まで知性とテクニック、豊かな音楽で魅了する メゾ・ソプラノ小林真理がメシアンの「ハラウイ」を録音! ★現在フランスを拠点に演奏・教育の両面で活躍し続ける、日本を代表するメゾ・ソプラノ小林真理がメシアンの「ハラウイ」を録音しました。 ★小林はレジーヌ・クレスパンのもとで学び、ウィリアム・クリスティのクラスを1等賞で卒業した実績をもち、フランス歌曲、古楽から現代音楽まで知性とテクニック、豊かな音楽で魅了しています。 その小林の東京芸術大学博士課程論文のテーマがメシアンの「ハラウイ」でした。 そのライフワークともいえる作品を、パリ留学時代からの信頼おけるピアニスト、棚田文紀を迎えて満を持してリリースしました。 ★メシアンが1945年に作曲した異国趣味の作品「ハラウイ」は、ペルーに伝わるインカ帝国の民謡からインスピレーションを得た12からなる歌曲。 「ハラウイ」はケチュア語で「愛と死の歌」を意味し、戦争という体験の中で死に近づいた後、再びメシアンが新しく生まれた如く生き始めたころに作曲された悲恋物語です。 小林と棚田が思いを込めて演奏しております。 収録情報 曲目・内容 オリヴィエ・メシアン (1908-1992) :「ハラウイ -愛と死の歌-」 (1945) 1. 眠っていた町、おまえよ 2. こんにちは おまえよ、緑色の鳩よ 3. 山々 4. ドゥンドゥ チル 5. ピルーチャの愛 6. 惑星的反復 7. 別れ 8. 音節 9. 階段は繰り返す、太陽の行い 10. 星の愛の鳥 11. カチカチ星 12. 暗闇の中で アーティスト(演奏・出演) 小林真理 (メゾ・ソプラノ) 棚田文紀 (ピアノ) レコーディング 録音:2008年10月/モントロイユ、コンセルバトワール内ホール 録音技師:アントワーヌ・ドウモンケ メシアン:「ハラウイ」 3,069 円
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ロフェ指揮、タピオラ・シンフォニエッタとの共演で名唱サンプソンがカントルーブの『オーヴェルニュの歌』を録音! ★SACDハイブリッド盤。 スコラ・カントルムでダンディに師事した作曲家カントルーブの『オーヴェルニュの歌』をイギリスの名唱キャロリン・サンプソンが録音しました!ダンディの生まれ故郷はオーヴェルニュの東南端の山地アノネー。 フランス民謡の収集とその器楽伴奏付き編曲で知られるカントルーブは1923年から1930年にこの歌曲集を書き上げました。 全5集からなるこの曲集は素朴な歌の旋律そして卓越した管弦楽書法による伴奏が実に見事で、香り高き色彩と芸術的な美しさに満ちております。 この『オーヴェルニュの歌』をサンプソンとパスカル・ロフェ指揮、タピオラ・シンフォニエッタが実に表情豊かに演奏しております!★キャロリン・サンプソンは「完璧なコロラトゥーラ技術と豊かにのびる輝かしい声」と評され、世界の聴衆を魅了し続けています。 バロック・古典派の歌曲からオペラまで幅広いレパートリーを持っており、特にバッハ・コレギウム・ジャパンとの録音はサンプソンの代表盤で、澄み切ったその歌唱は官能的で聴くものを魅了してやまないと評価されています。 また、近年は非常に積極的なリリースが続いており、サンプソンが絶大な信頼を寄せるピアノのジョゼフ・ミドルトンとともに「ヴェルレーヌの詩による歌曲集」(BIS SA-2333)、「女性のためのアルバム〜ロベルト&クララ・シューマンのリート集」(BIS SA-2473)、「イギリス名詩の歌曲集」(BIS SA-2413)、「狂気のなかの正気」(BIS SA-2353)、「花々〜花にまつわる歌曲集」(BIS SA-2102)など、しっかりとしたコンセプトのもと、話題盤と次々とリリースしております。 収録情報 曲目・内容 カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」より【第1集】1. 野原の羊飼いのおとめ/2. バイレロ?高地オーヴェルニュの羊飼いの歌/3. 3つのブレー( I .泉の水/ II .どこへ羊を放そうか/ III .あちらのリムーザンへ)【第2集】1. 羊飼いのおとめ/4. 捨てられた女/5. 2つのブレー( I .私には恋人がいない/ II .うずら)【第3集】1. 紡ぎ女/2. 牧場を通っておいで/3. 背こぶの人/4. 子守歌/5. 女房持ちはかわいそう【第4集】1. ミラベルの橋のほとりで/2. おーい/3. 子供のために/4. しっ、しっ静かに/6. かっこう【第5集】2. 私が小さかったころ/3. 向こう、岩山の上で/4. さあ、ロバにまぐさをおやり/6. 野良犬め、あっちへ行け/7. 一人のかわいい羊飼い娘/8. いいよと言った アーティスト(演奏・出演) キャロリン・サンプソン(ソプラノ)パスカル・ロフェ(指揮)タピオラ・シンフォニエッタ レコーディング セッション録音:2020年3月9-13日/タピオラ・ホール、エスポー(フィンランド) プロデューサー:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production) カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」より 3,289 円
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コジェナー、PENTATONEレーベル第4弾は、 ラトル率いるチェコ・フィルとの共演で、 バルトーク、ベリオ、ラヴェル、モンサルバーチェの「民謡集」! ★世界最高の名歌手マグダレーナ・コジェナー、PENTATONEレーベル第4弾は「民謡集」。 バルトーク、ベリオ、ラヴェル、モンサルバーチェが民謡にインスパイアされ作曲した歌曲集です。 共演はサイモン・ラトル指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団との豪華共演!ラトルとコジェナーは2022/23年シーズンの同団のアーティスト・イン・レジデンスを務めています。 ★当録音でもコジェナーの歌唱力は圧倒的。 スタイルの全く違う4人の作曲家がそれぞれ選択した民謡をコジェナーは独自のスタイルで表現しており、ラトル率いるチェコ・フィルの好サポートを得て民謡の世界へと誘います。 ★スペイン出身の作曲家ハビエル・モンサルバーチェ (1912-2002) はカタルーニャ民謡を基調した作品で知られ、器楽曲、映画音楽、バレエ音楽など幅広いジャンルで作品を残しました。 5つの黒人歌曲は1945年に作曲したモンサルバーチェの代表作。 スペイン語の詩にのせた民族色の強い作品です。 ★「私の子供時代は民謡とともに育ちました。 夏休みの夜にはテレビを観る代わりに姉や祖父母と一緒に台所で民謡を歌い、その民謡から新しいメロディを学び、即興で2重唱、3重唱を歌って楽みました。 私が育ったモラヴィア地方は、どの村にも独自の曲と民謡があり、今もなお祝宴、冠婚葬祭などで歌われます。 バルトーク、ベリオ、ラヴェル、モンサルバーチェ各作曲家が民謡を用いた作品に対するアプローチがユニークであるにも関わらず、私はそれぞれの曲に特別なつながりを感じています。 民謡は日常生活について語り、先人から学ぶ道徳のようです。 民謡はどんな感情もリアルに感じられる、私たちの文化遺産なのです」 (マグダレーナ・コジェナー) ★コジェナーがPENTATONEレーベルからリリースしているタイトルはどれも高い評価を得ており、バロック・レパートリーを歌った「ため息の庭」 (KKC-6107/PTC-5186725) 、ラトルがピアノ伴奏で共演した「ソワレ」 (PTC-5186671) 、ブロンフマンと共演した「郷愁」 (PTC-5186777) をリリースしております。 収録情報 曲目・内容 民謡集 1. バルトーク:5つのハンガリー民謡 BB 108 Sz.101 (1929) 【i.独房にて / ii.昔の哀歌 / iii.鈴のついた黄色い子馬 / iv.嘆き / v.ヴィラーグのランプは煌々と燃えている】 2. ベリオ:フォーク・ソングズ (1964) 【i.黒は色 / ii.空の下、歩き回って考えている / iii.月が昇った、丘の上に / iv.森のロシニョール / v.乙女に / vi.理想の女 / vii.ダンス / viii.悲しみの短詩 / ix.妻持つ男は不幸者 / x.糸紡ぎ娘 / xi.アゼルバイジャンの恋歌】 3. ラヴェル:5つのギリシャ民謡 (1904-1906) 【i.花嫁の目覚め / ii.向こうの教会へ / iii.私と比べられる男前はだれなんだ? / iv.乳香を集める女たちの歌 / v.何と楽しい!】 4. モンサルバーチェ:5つの黒人歌曲 (1945) 【i.ピアノの中のキューバ / ii.ハバネラの調べで / iii.短刀が自慢の伊達男 / iv.黒人の子守歌 / v.黒人の歌】 アーティスト(演奏・出演) マグダレーナ・コジェナー (メゾ・ソプラノ) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 サー・サイモン・ラトル (指揮) レコーディング 録音:(2) 2020年6月、 (1,3) 2022年11月、 (4) 2023年2月/ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム (プラハ) エグゼクティヴ・プロデューサー:ロベルト・ハンチ (チェコ・フィルハーモニー管弦楽団) &ルノー・ロランジェ (PENTATONE) レコーディング・プロデューサー:マルケータ・トムコヴァー・ヤナーチコヴァー 民謡集 2,860 円
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キルシュナーが作曲した「シナゴーグの聖歌」を オッフェンバッハ声楽アンサンブル・プロフェットが録音 ★エマニュエル・キルシュナー (1857-1938) が作曲したユダヤ教の会堂 (シナゴーグ) で歌われる聖歌を集めた「シナゴーグの聖歌」からの作品集。 当アルバムではニコラ・ダヴィドが選曲し、アシュケナジム (ドイツ語圏や東欧諸国などに定住したユダヤ人) からセファルディム (スペイン、ポルトガル、北アフリカ家系であるユダヤ人) の発音にカントールが音訳した16曲を収録しております。 ★ブックレットには知られざる作曲家に焦点を当てて演奏・録音活動しているピアニスト、ネムツォフによる解説付 (独英) 。 ★「将来的にキルシュナーの音楽がユダヤ教の礼拝で頻繁に取り上げてられるだけでなく、19世紀後半から20世紀前半にかけてのドイツの音楽文化の貴重な一面として「シナゴーグの聖歌」は歌われることを期待してやまない」 (ヤーシャ・ネムツォフ) 収録情報 曲目・内容 エマニュエル・キルシュナー : 「シナゴーグの聖歌」より16曲 アーティスト(演奏・出演) オッフェンバッハ声楽アンサンブル・プロフェット クリストフ・ジーベルト (指揮) ニコラ・ダーヴィト (カントール) ベッティナ・ストリューベル (オルガン) レコーディング セッション録音 : 2022年11月、2023年1月/ルター派福音教会、オッフェンバッハ (ヘッセン) エマニュエル・キルシュナー : 「シナゴーグの聖歌」 2,981 円
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名匠アーマンが響かせる19世紀ドイツ教会音楽の頂き。 メンデルスゾーンの合唱曲集! ★SACDハイブリッド盤。 名合唱指揮者マーカス・クリードに師事し、主にドイツの放送合唱団で指揮者を務めてきた合唱指揮者フィリップ・アーマン (1974年生) が、現在首席指揮者を務めるMDRライプツィヒ放送合唱団とメンデルスゾーンの宗教合唱曲を録音。 ★「スコットランド」「イタリア」「真夏の夜の夢」といったオーケストラ作品や、「無言歌」「歌の翼に」といった愛らしい小品の影に隠れがちですが、メンデルスゾーンにとって合唱曲は、大変重要なジャンルでした。 メンデルスゾーンは、パレストリーナやバッハらのルネサンスやバロックの様式だけでなく、ユダヤ教の伝統音楽の様式も取り入れ、独自の合唱音楽の様式を作り上げました。 そのすばらしい音楽は、19世紀ドイツの教会音楽の頂きとされています。 このアルバムには、有名な詩篇のドイツ語訳に付けられた作品からラテン語の作品 (Op.115) 、そして世界初録音となる「聖なるかな」MWV B 47まで、メンデルスゾーンの宗教合唱曲の概要と言える楽曲が選ばれ、収録されています。 約70名という大規模な合唱団をまとめあげ、精緻な響きを生み出すアーマンの手腕はさすがです。 ★メンデルスゾーンの重要なジャンルである合唱音楽の貴重なアルバムというだけでなく、日本のアマチュア合唱団にとってのまたとないお手本となる歌唱と言えるでしょう。 〜フィリップ・アーマンとMDRライプツィヒ放送合唱団によるPENTATONEでのファースト・アルバム好評発売中〜 「ブルックナー&ミヒャエル・ハイドン : モテット集」 (PTC-5186868) 収録情報 曲目・内容 1. 詩篇第100番「全地よ、主に向かいて歓呼の声をあげよ」MWV B 45 3つの詩篇モテット Op.78 2. 第1番〜詩篇第2番「いかなれば諸々の民の立ち騒ぎ」 (改定版) MWV B 41 3. 第2番〜詩篇43番「神よ、わたしを裁きたまえ」 (改定版) MWV B 46 4. 第3番〜詩篇第22番「我が神よ、我が神よ、なにゆえわたしを見捨てられるのか」MWV B 51 2つの宗教的合唱曲 Op.115 5. 第1番「死せる者は幸いなり」 6. 第2番「思慮深きひとは、さらに輝き」 ドイツの典礼より MWV B 57より 7. 第3番「キリエ」 8. 第4番「いと高きにある神に栄光あれ」 9. 第10番「聖なるかな」 10. 夕べの祈り「主よ、わたしたちを憐れみたまえ」 MWV B 12 11. 「目を上げて」〜オラトリオ「エリヤ」Op.70より 12. 主はあなたのために天使に命じ MWV B 53 3つモテット Op.69 13. 第1番「今こそ主よ、僕を去らせたまわん」 MWV B 60 14. 第2番「全地よ、主に向かいて歓呼の声をあげよ」 MWV B 58 15. 第3番「わたしの魂は主をあがめ」 MWV B 59 16. 聖なるかな MWV B 47 (世界初録音) アーティスト(演奏・出演) フィリップ・アーマン (指揮) MDRライプツィヒ放送合唱団 レコーディング セッション録音 : 2022年9月/パウル・ゲルハルト教会 (ライプツィヒ) メンデルスゾーン : 合唱曲集 3,322 円
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アンドレアス・ショル久々の新譜は何とブローウェル! 深々とした美声とリュートの響きに酔いしれるひととき ★ヤーコプスの秘蔵っ子としてハルモニア・ムンディから衝撃のデビューを果たしたアンドレアス・ショルも、今年 54歳の大ベテランとなりました。 彼が数年来コンビを組んでいるボスニア・ヘルツェゴヴィナ出身のリュート、ギター奏者のエディン・カラマーゾフと共演したアルバムを Aparteレーベルからリリース。 久々の待望新譜となります。 ★ショルといえば古楽のイメージが強いものの、彼とカラマーゾフふたりのためにレオ・ブローウェルが2015年に編曲した5つのイギリス民謡集から3篇を披露。 名曲「サリー・ガーデン」の情感は人生経験を積んだショルの深い音楽性を示してくれます。 ★またロルカほかスペイン語の詩による「愛の歌集」も絶品。 「主よ、人の望みの喜びよ」が収録されているのもサービス精神を感じさせます。 ★嬉しいのはカラマーゾフのソロも含まれていること。 ブローウェル作品に加え、バッハの「無伴奏チェロ組曲第1番」(全6曲)をリュートで披露。 バーゼル・スコラカントールムでホプキンソン・スミスに師事したカラマーゾフは、ショルのみならずヒリアード・アンサンブルやスティングとも共演する幅広さ。 最高の癒しの時を提供してくれます。 収録情報 曲目・内容 アンドレアス・ショル〜カンシオネス 1. ブローウェル:イギリス民謡集〜彷徨える人/サリー・ガーデン/流れは広く* 2. 同:アン・アイディア(エリのためのパッサカリア) 3. 同:愛の歌集(全 3 曲)* 4. J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第 1 番ト長調 BWV1007 5. ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル:あなたがそばにいれば* 6. J.S. バッハ:すべての善きものの源泉 BWV445* 7. 同:主よ、人の望みの喜びよBWV147* 8. ブローウェル:新しい単純な練習曲〜シマノフスキ讃 アーティスト(演奏・出演) アンドレアス・ショル(カウンターテナー)エディン・カラマーゾフ(リュート4. −7. 、ギター1. 2. 3. 8. ) レコーディング 録音:2018年11月13-16日/スタジオ7フレンドシップ(キードリヒ) アンドレアス・ショル - カンシオネス 3,245 円
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アレッサンドリーニが導く ドラマティックにしてなまめかしいモンテヴェルディ ★アレッサンドリーニのモンテヴェルディ最新録音の登場です。 アレッサンドリーニはこれまでにマドリガーレ集第2巻、第3巻、第4巻、第5巻、第6巻、第8巻と録音しているほか、オルフェオなどの重要作品も録音。 モンテヴェルディにかけてはひとしおの思い入れをもっています。 ここでも、音楽自体がテキストの世界を物語るようなモンテヴェルディのドラマティックな作風を見事にとらえ、よい意味で非常になまめかしい演奏を展開しています。 歌い手たちの、たいへん表情豊かな歌唱力に圧倒されると同時に、器楽アンサンブルの面々による繊細かつ絶妙な歌とのバランスも見事です。 収録情報 曲目・内容 モンテヴェルディ:マドリガーレ集第7巻 マドリガーレ集第7巻〜1,2,3,4&7声のための作品、およびその他の作品 [CD1] 1. プロローグ 2. シンフォニア 3. “Il luogo de’ suoi amori” 4. “Perche fuggi tra salci” 5. “Vorrei baciarti, o filli” 6. “Tornate, o cari baci” 7. “Eccomi pronta ai baci” 8. “Se i languidi miei sguardi” 9. “Ecco vicine, o bella tigre, l’hore” 10. “Al lume delle stelle” 11. “Non e di gentil core” 12. “Non vedro mai le stelle” 13. “Oh viva fiamma” 14. “Augellin, che la voce al canto spieghi” 15. “Amor, che deggio far” [CD2] 1. Entrata grave (B.Marini) 2. “Con che soavita” 3. “Dice la mia bellissima licori” 4. “Parlo, miser, o taccio?” 5. “Se’l vostro cor, madonna” 6. “oh, come sei gentile” 7. “Interrotte speranze, eterna fede” 8. “Ohime, dov’e il mio ben?” 9. “Soave libertate” 10. “Vaga su spina ascosa” 11. “Io son pur vezzosetta pastorella” 12. “Ah, che non si conviene” 13. “Tu dormi? Ah, crudo core” 14. “Se pur destina e vole” 15. “Chiome d’oro, bel tesoro” アーティスト(演奏・出演) リナルド・アレッサンドリーニ (チェンバロ・指揮) コンチェルト・イタリアーノ レコーディング 録音:2020年10月 モンテヴェルディ:マドリガーレ集第7巻/アレッサンドリーニ、コンチェルト・イタリアーノ 3,751 円
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世界初録音多数収録。 迫害、追放などのテーマをもった歌、ヴィオラとピアノのための作品集 ★知られざる作曲家に焦点を当て世界初録音を進めているピアニスト、ヤーシャ・ネムツォフ。 当アルバムでは歌、ヴィオラ、ピアノという珍しい編成の作品を集めました。 アルバムの主軸はブラームスのオリジナル作品、アルト、ヴィオラ、ピアノのための「2つの歌 Op.91」です。 1863年、ブラームスは友人であったヴァイオリニストのヨーゼフ・ヨアヒムとコントラルトのアマリー・シュニーヴァイスの結婚祝いに「聖なる子守歌 Op.91-2」を作曲。 ブラームスもヨアヒムもヴィオラの音色が大好きでこの楽器にしか出せない音色を効果的に発揮し、歌とピアノの楽曲に仕上げました。 ★この他、当アルバムでは実に3世紀にわたるトリオのための作品が収録されており、オリジナル作品とサラ・ネムツォフとヴァルター・ツィンマーマン (1949-) の新作委嘱にも注目です。 それぞれの詩は迫害、追放、ホームレスそして孤独といった現代の問題をテーマとし、この編成でしか表現できない密度の濃い世界を展開しております。 収録情報 曲目・内容 「ルーツのある鳥たち」 1. サラ・ネムツォフ (1980-) :8つの歌曲「郷愁」【世界初録音】 2. ヨハネス・ブラームス (1833-1897) :アルトのための2つの歌 3. ヤノト・ロスキン (1884-1946) :3つのユダヤの歌【世界初録音】 4. アドルフ・ブッシュ (1891-1952) :3つの歌 Op.3a 5. ヴァルター・ツィンマーマン (1949-) :外へ【世界初録音】 アーティスト(演奏・出演) テヒラ・ニニ・ゴルトスタイン (ソプラノ) ユリア・レベッカ・アドラー (ヴィオラ) ヤーシャ・ネムツォフ (ピアノ) レコーディング 録音:2022年8月29日〜9月1日/ハウス・デス・ルンドフンクス、ゼンデザール (ドイツ) 「ルーツのある鳥たち」〜歌、ヴィオラとピアノための作品集 2,981 円
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★SACDハイブリッド盤。 バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとしてもおなじみでBISレーベルから積極的なリリースが続いている名ソプラノ、キャロリン・サンプソンが「ロベルト&クララ・シューマンのリートからの女性のためのアルバム」を録音しました。 当アルバムでは8曲からなるロベルト・シューマンの連作歌曲『女の愛と生涯』の曲間にロベルトとクララがそれぞれ作曲したリート、さらにピアノ独奏曲を組み合わせた内容となっており、まるで一つの物語を聴いているかのようなコンセプトで仕上げております。 ★共演はサンプソンが「対等なデュオのパートナーシップ」と語るジョセフ・ミドルトンです。 サンプソンと同じくバーミンガム大学で学んだミドルトンはこれまでにフェリシティ・ロット、セーラ・コノリーなど多くの著名な歌手との共演を誇り、現在サンプソンが最も信頼を置くピアニストのひとりです。 ピアノの独立性が高くさらには声楽と対等な音楽表現が特徴である『女の愛と生涯』はもちろんのこと、そのほかの演奏も素晴らしいの一言に尽きます。 名唱サンプソンとの最強デュオがまたひとつ名盤を完成させました。 【曲目・内容】 「女性のためのアルバム〜ロベルト&クララ・シューマンのリート集」 ロベルト・シューマン(1810-1856)&クララ・シューマン(1819-1896)* 「プロローグ」 1. 「ゆっくりと、そして表情豊かに遊ぶ」〜子供のためのアルバム Op.68より第21曲 2. 「美しいために私を愛するのなら」〜3つの詩 Op.12より第2曲* 「彼に会って以来」 3. 「彼に会って以来」〜女の愛と生涯 Op.42より第1曲 4. 「おお、歓喜よ」〜ユクンデによる6つの歌 Op. 23より第6曲* 5. 「民謡」〜リートと歌 第2集 Op.51より第2曲 6. 「愛の魔法」〜6つの歌曲 Op.13より第3曲* 「彼は誰よりも素晴らしい人」 7. 「彼は誰よりも素晴らしい人」〜女の愛と生涯 Op.42より第2曲 8. 「ある明るい朝に」〜ユクンデによる6つの歌 Op. 23より第2曲* 9. 「なぜ他の人にたずねるのか」〜3つの詩 Op.12より第3曲* 10. 「恋の歌」〜リートと歌 第2集 Op.51より第5曲 「分からない、信じられない」 11. 「分からない、信じられない」〜女の愛と生涯 Op.42より第3曲 12. 「露見した恋」〜5つのリート Op.40より第5曲 13. 「無言のはすの花」〜6つの歌曲 Op.13より第6曲* 「わたしの指の指輪よ」 14. 「わたしの指の指輪よ」〜女の愛と生涯 Op.42より第4曲 15. 「月は静かに昇った」〜6つの歌曲 Op.13より第4曲* 16. 「花嫁の歌 I 」〜ミルテの花 Op.25より第11曲 17. 「花嫁の歌 II 」〜ミルテの花 Op.25より第12曲 18. 「満足」〜子供の情景 Op.15より第5曲 「手伝って、妹たち」 19. 「手伝って、妹たち」〜女の愛と生涯 Op.42より第5曲 20. 「はすの花」〜ミルテの花 Op.25より第7曲 21. 「あらしの夜の楽しみ」〜12の詩 Op.35より第1曲 「やさしい人、あなたは見つめる」 22. 「やさしい人、あなたは見つめる」〜女の愛と生涯 Op.42より第6曲 23. 「ハイランド地方の人びとの別れ」〜ミルテの花 Op.25より第10曲 24. 「眠りの精」〜子供のための歌のアルバム Op.79より第12曲 25. 「眠りに入る子供」〜子供の情景 Op.15より第12曲 「わたしの心に、わたしの胸に」 26. 「わたしの心に、わたしの胸に」〜女の愛と生涯 Op.42より第7曲 27. 「木馬の騎士」〜子供の情景 Op.15より第9曲 28. 「あなたの顔は」〜5つのリートと歌 Op.127より第2曲 29. 「おとめの憂い」〜4つの歌 Op.142より第3曲 「今、あなたは初めてわたしを悲しませる。 」 30. 「今、あなたは初めてわたしを悲しませる。 」〜女の愛と生涯 Op.42より第8曲 31. 「レクイエム」〜6つの詩、レクエム Op.90より第7曲 「後奏曲」 32「冬の時 I 」〜子供のためのアルバム Op.68より第38曲 【アーティスト(演奏・出演)】 キャロリン・サンプソン(ソプラノ)[track-2-17, 19-24, 26, 28-31] ジョセフ・ミドルトン(ピアノ/スタインウェイD) 【レコーディング】 セッション録音:2018年8月/ブリストル聖ジョージ(イングランド) プロデューサー&サウンド・エンジニア:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production) 「女性のためのアルバム?ロベルト&クララ・シューマンのリート集」 3,289 円
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ニューヨーク時代のワルター“伝説”の名演ライヴ? 「ミサソレ」「モツレク」「ヴェルレク」、望みうる最高音質で国内盤初登場! ★エピタグラフ・レーベルによるワルター没後60年企画のライヴ録音シリーズ。 モーツァルト、ブラームス、マーラー、ブルックナーと続けてきて、今回は3大宗教曲集 (1) ベートーヴェンのミサ・ソレムニス (2) モーツァルトのレクイエム (3) ヴェルディのレクイエム。 ★ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス・・・宇野功芳氏がクレンペラー盤と並ぶこの名曲の代表的名演として海外盤を著作で紹介してきましたが、「欠点は録音の、あまりの悪さ」でした。 それが今回、目覚ましく音の状態が良いのが登場!「これはワルターの最高傑作の一つであるばかりでなく、同曲CD中、クレンペラーのそれと並んで演奏面では一、二を争うものである。 ・・・クレンペラーの、遅いテンポを一貫させた堂々たる造型に対し、ワルターのはテンポを緩急自在に動かした極めて動的な表現で、好みからいえば、ぼくは断然ワルターを採りたい。 」 (『名指揮者ワルターの名盤駄盤』宇野功芳著、講談社+α文庫1995年刊) また、「放送録音ディスクが良い音で残っている。 残念なことに、最近出ているグロテスクに歪んだ音源によるコンパクト・ディスクは、1948年4月半ばにカーネギーホールで聴かれた崇高な演奏をひどく不当に扱っている。 」 (『ブルーノ・ワルター 音楽に楽園を見た人』エリック・ライディング&レベッカ・ペチュフスキー共著、高橋宜也訳、音楽之友社2015年刊) として、本書籍では「数ヶ所の乱れを別とすれば、これはワルターの名演の一つである。 キリエで醸し出される優しさ、唖然とするようなグローリアでの歓喜の激しい爆発、クレドの力強い信念の表出、サンクトゥスの揺りかごを揺らすような祝福、そして人生の重荷を厳かに思い、平安を乞い願うアニュス・デイ。 スティーバーとメリマンは特に見事で、甘美な声色というのではなくて自分のパートを息づかせるドラマがすばらしく、神々しい熱狂にすっかり我を忘れているようであるが、オーケストラと合唱も、神にささげる恍惚とした喜びの音を奏でるのにひと役買っている。 ワルターの、自分の巨大なヴィジョンを大編成の演奏家に伝達する能力と、テンポを変化させて歌手とオーケストラから多彩な抑揚を引き出す技は、時には息をのむほどである。 」と称賛されております。 ★モーツァルト:レクイエム・・・1956年3月10・12日、モーツァルト生誕200年記念にワルターは米コロンビア・レコードにセッション録音し、この名曲の代表盤を完成していますが、11日にカーネギー・ホールでのモーツァルト・フェスティバルで披露していました。 ワルターは4人の独唱者 (ゼーフリート、トゥーレル、シモノー、ウォ?フィールド) とのピアノ・レッスンの際、本番中は暗譜して歌うように要請。 はたして本番では、四重唱として室内楽的なまとまりのある美しい音楽となったと、ウォ?フィールドは後年の雑誌インタビューで語っています。 音も良好。 最後の拍手歓声がすごく、当時のワルターのモーツァルトへの人気ぶりがうかがえるドキュメントとなっております。 ★ヴェルディ:レクイエム・・・「ミサ・ソレムニス」と同様、ワルター唯一の録音。 何度も演奏してきましたが、レコーディングの機会に恵まれず、1959年3月27日と29日、つまり聖金曜日と復活祭の日にメトロポリタン・オペラでのお別れコンサートでこの曲を演奏、2日目の記録が本ディスクになりました。 当時激しい合唱を含むこの曲を指揮するには老年のワルターには無理ではないかとの声も出ていた中、「首尾一貫した力強い演奏ができなくなっているとうかがわせるものはない。 彼の熱のこもった気合の声や独唱者たちへのしばしばこちらまで聞こえる指示の言葉は、演奏行為に完全に没入している人間の様を表している。 ? ニューヨーク・タイムズ紙‘59.3.29」 (前掲『ブルーノ・ワルター 音楽に楽園を見た人』) なお、ソプラノ・パートのミラノフは「怒りの日」を歌い終わってから体調不良で降板、代役で控えていたクロールに替っています。 ★以上3曲とも、曲の最初から終わりまで途切れはなく、終了後の拍手も入っています。 それぞれ1枚のディスクに収録。 いずれも放送原盤ディスクからの復刻にともなうスクラッチ・ノイズが多少ありますが、従来の海外盤をも凌駕する明瞭な音質で登場!国内盤初発売になります。 さらに“高音質CDの決定版”であるUHQCD仕様で発売!歌詞対訳付き。 収録情報 曲目・内容 宗教曲集 (ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス/モーツァルト:レクイエム/ヴェルディ:レクイエム) /ワルター【3UHQCD】 DISC 1 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123 エレノア・スティーバー (ソプラノ) /ナン・メリマン (メゾ・ソプラノ) /ウィリアム・ヘイン (テノール) /ロレンツォ・アルヴァリ (バス) /ウェストミンスター合唱団/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1948年4月18日カーネギー・ホール、ニューヨーク (ライヴ) DISC 2 モーツァルト:レクイエム ニ短調 K. 626 (ジュスマイヤー版) イルムガルト・ゼーフリート (ソプラノ) /ジェニー・トゥーレル (メゾ・ソプラノ) /レオポルド・シモノー (テノール) /ウィリアム・ウォーフィールド (バリトン) /ウェストミンスター合唱団/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1956年3月11日カーネギー・ホール、ニューヨーク (ライヴ) DISC 3 ヴェルディ:レクイエム ジンカ・ミラノフ (ソプラノ) &ハイディ・クロール (ソプラノ) /ロザリンド・エリアス (アルト) /カルロ・ベルゴンツィ (テノール) /ジョルジョ・トッツィ (バス) /メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 録音:1959年3月29日メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク (ライヴ) アーティスト(演奏・出演) ブルーノ・ワルター (指揮) レコーディング Produced by Epitagraph (原盤:エピタグラフ) 宗教曲集 (ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス/モーツァルト:レクイエム/ヴェルディ:レクイエム) /ブルーノ・ワルター 5,885 円
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ニューヨーク時代のワルター“伝説”の名演ライヴ? 「ミサソレ」「モツレク」「ヴェルレク」、望みうる最高音質で国内盤初登場! ★エピタグラフ・レーベルによるワルター没後60年企画のライヴ録音シリーズ。 モーツァルト、ブラームス、マーラー、ブルックナーと続けてきて、今回は3大宗教曲集 (1) ベートーヴェンのミサ・ソレムニス (2) モーツァルトのレクイエム (3) ヴェルディのレクイエム。 ★ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス・・・宇野功芳氏がクレンペラー盤と並ぶこの名曲の代表的名演として海外盤を著作で紹介してきましたが、「欠点は録音の、あまりの悪さ」でした。 それが今回、目覚ましく音の状態が良いのが登場!「これはワルターの最高傑作の一つであるばかりでなく、同曲CD中、クレンペラーのそれと並んで演奏面では一、二を争うものである。 ・・・クレンペラーの、遅いテンポを一貫させた堂々たる造型に対し、ワルターのはテンポを緩急自在に動かした極めて動的な表現で、好みからいえば、ぼくは断然ワルターを採りたい。 」 (『名指揮者ワルターの名盤駄盤』宇野功芳著、講談社+α文庫1995年刊) また、「放送録音ディスクが良い音で残っている。 残念なことに、最近出ているグロテスクに歪んだ音源によるコンパクト・ディスクは、1948年4月半ばにカーネギーホールで聴かれた崇高な演奏をひどく不当に扱っている。 」 (『ブルーノ・ワルター 音楽に楽園を見た人』エリック・ライディング&レベッカ・ペチュフスキー共著、高橋宜也訳、音楽之友社2015年刊) として、本書籍では「数ヶ所の乱れを別とすれば、これはワルターの名演の一つである。 キリエで醸し出される優しさ、唖然とするようなグローリアでの歓喜の激しい爆発、クレドの力強い信念の表出、サンクトゥスの揺りかごを揺らすような祝福、そして人生の重荷を厳かに思い、平安を乞い願うアニュス・デイ。 スティーバーとメリマンは特に見事で、甘美な声色というのではなくて自分のパートを息づかせるドラマがすばらしく、神々しい熱狂にすっかり我を忘れているようであるが、オーケストラと合唱も、神にささげる恍惚とした喜びの音を奏でるのにひと役買っている。 ワルターの、自分の巨大なヴィジョンを大編成の演奏家に伝達する能力と、テンポを変化させて歌手とオーケストラから多彩な抑揚を引き出す技は、時には息をのむほどである。 」と称賛されております。 ★モーツァルト:レクイエム・・・1956年3月10・12日、モーツァルト生誕200年記念にワルターは米コロンビア・レコードにセッション録音し、この名曲の代表盤を完成していますが、11日にカーネギー・ホールでのモーツァルト・フェスティバルで披露していました。 ワルターは4人の独唱者 (ゼーフリート、トゥーレル、シモノー、ウォ?フィールド) とのピアノ・レッスンの際、本番中は暗譜して歌うように要請。 はたして本番では、四重唱として室内楽的なまとまりのある美しい音楽となったと、ウォ?フィールドは後年の雑誌インタビューで語っています。 音も良好。 最後の拍手歓声がすごく、当時のワルターのモーツァルトへの人気ぶりがうかがえるドキュメントとなっております。 ★ヴェルディ:レクイエム・・・「ミサ・ソレムニス」と同様、ワルター唯一の録音。 何度も演奏してきましたが、レコーディングの機会に恵まれず、1959年3月27日と29日、つまり聖金曜日と復活祭の日にメトロポリタン・オペラでのお別れコンサートでこの曲を演奏、2日目の記録が本ディスクになりました。 当時激しい合唱を含むこの曲を指揮するには老年のワルターには無理ではないかとの声も出ていた中、「首尾一貫した力強い演奏ができなくなっているとうかがわせるものはない。 彼の熱のこもった気合の声や独唱者たちへのしばしばこちらまで聞こえる指示の言葉は、演奏行為に完全に没入している人間の様を表している。 ? ニューヨーク・タイムズ紙‘59.3.29」 (前掲『ブルーノ・ワルター 音楽に楽園を見た人』) なお、ソプラノ・パートのミラノフは「怒りの日」を歌い終わってから体調不良で降板、代役で控えていたクロールに替っています。 ★以上3曲とも、曲の最初から終わりまで途切れはなく、終了後の拍手も入っています。 それぞれ1枚のディスクに収録。 いずれも放送原盤ディスクからの復刻にともなうスクラッチ・ノイズが多少ありますが、従来の海外盤をも凌駕する明瞭な音質で登場!国内盤初発売になります。 さらに“高音質CDの決定版”であるUHQCD仕様で発売!歌詞対訳付き。 収録情報 曲目・内容 宗教曲集 (ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス/モーツァルト:レクイエム/ヴェルディ:レクイエム) /ワルター【3UHQCD】 DISC 1 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123 エレノア・スティーバー (ソプラノ) /ナン・メリマン (メゾ・ソプラノ) /ウィリアム・ヘイン (テノール) /ロレンツォ・アルヴァリ (バス) /ウェストミンスター合唱団/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1948年4月18日カーネギー・ホール、ニューヨーク (ライヴ) DISC 2 モーツァルト:レクイエム ニ短調 K. 626 (ジュスマイヤー版) イルムガルト・ゼーフリート (ソプラノ) /ジェニー・トゥーレル (メゾ・ソプラノ) /レオポルド・シモノー (テノール) /ウィリアム・ウォーフィールド (バリトン) /ウェストミンスター合唱団/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1956年3月11日カーネギー・ホール、ニューヨーク (ライヴ) DISC 3 ヴェルディ:レクイエム ジンカ・ミラノフ (ソプラノ) &ハイディ・クロール (ソプラノ) /ロザリンド・エリアス (アルト) /カルロ・ベルゴンツィ (テノール) /ジョルジョ・トッツィ (バス) /メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 録音:1959年3月29日メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク (ライヴ) アーティスト(演奏・出演) ブルーノ・ワルター (指揮) レコーディング Produced by Epitagraph (原盤:エピタグラフ) 宗教曲集 (ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス/モーツァルト:レクイエム/ヴェルディ:レクイエム) /ブルーノ・ワルター 5,885 円
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