祝祭に彩られたトゥーマの音楽。 テ・デウム、シンフォニア、ミサ「貧しき者の父」 すべて世界初録音! ★名団体チェコ・アンサンブル・バロックによるフランティシェク・イグナーツ・アントニン・トゥーマ (1704-1774) の作品の世界初録音。 前作「レクイエム、ミゼレーレ」 (SU-4300) に続く当アルバムはテ・デウム (1745) 、シンフォニア、ミサ「貧しき者の父」 (1736) です。 トゥーマはゼレンカやムファットと並ぶフックスの最も優れた弟子の1 人として知られ、当時の政治的、社会的エリートと肩を並べる存在で、ウィーンではトゥーマの作品がハイドンやモーツァルトなど当時の若手作曲家の手本となるなど、高い評価を得ていました。 ★1745年作曲の「テ・デウム」は、オーバーエスターライヒのシトー会ヴィルヘリング修道院のために作曲され、聖体祭の祝典で当時何度も演奏されていた記録があります。 シンフォニアは晩年、プレモントレ修道会のために作曲されました。 ここに収録した祝祭音楽は、トゥーマの豊かな才能を証明する特筆すべき作品です。 収録情報 曲目・内容 トゥーマ: 1. テ・デウム (1745) 2. シンフォニア 3. ミサ「貧しき者の父」 (1736) アーティスト(演奏・出演) ロマナ・クルジーコヴァー (ソプラノ) パヴラ・ラドストヴァー (ソプラノ) モニカ・ヤゲロヴァー (アルト) ヤクブ・クビーン (テノール) イジー・ミロスラフ・プロチャーツカ (バス) チェコ・アンサンブル・バロック合唱団 チェコ・アンサンブル・バロック ロマン・ヴァーレク (指揮) レコーディング セッション録音:2022年6月16-20日/聖ミカエル教会 (ズノイモ) トゥーマ:テ・デウム、シンフォニア、ミサ「貧しき者の父」 3,718 円
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収録情報 曲目・内容 R. シュトラウス 4 つの最後の歌、他 シェーンベルク:4つの歌曲 作品2[I: 期待,II: 僕に君の金の櫛を贈ってくれ〜イエスの懇願,III: 高揚,IV: 森の木漏れ陽] ウルマン:リカルダ・フーフの詩による5つの愛の歌 作品26 [I:お前はどこからそのすべての美を受けたのだ, II:ピアノを弾きながら, III:嵐の歌, :もし私に何か良いものが書けるとすれば, : おお、美しい手よ] 山田 耕筰:紫、澄月集 [I: 山また山, II:月をのする, III:行きまよひ, IV: ただ澄める, V: なかなかに] R・シュトラウス: 君は私の心の冠 作品21 の2 ばらの花飾り 作品36 の1 あした! 作品27 の4 私は漂う 作品48 の2 4つの最後の歌(ピアノ伴奏版)[I: 春,II: 9月,III: 眠りにつこうとしてIV:夕映えのなかで] アーティスト(演奏・出演) 天羽明惠(ソプラノ) ジークムント・イェルセット(ピアノ) レコーディング 2019年3月12〜15日、ベルリン、b-sharpスタジオ商品番号 AACL-2001 "実力派ソプラノ、天羽明惠の待望のソロアルバム ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏絶賛! 激動の時代を生き抜く「女性の愛」を描き出す名唱" 天羽明惠/R.シュトラウス:4つの最後の歌 天羽明惠 R.Strauss:Four Last Songs / Akie Amou(soprano) CD 国内プレス 日本語帯・解説付 発売日:2020年11月20日 レーベル:AA CLASSICS 実力派ソプラノ、天羽明惠の待望のソロアルバム 激動の時代を生き抜く「女性の愛」を描き出す名唱「〈夕映えのなかで〉(《4 つの最後の歌》終曲)では、世のどんな混迷にもめげず力強く生き、人生を全うし、愛する相手と“静かな平和”を深々と呼吸する。 その満足感に、身震いするほどの真実感がこもる。 (中略)星の高みまで、来し方行く末を見はるかす天羽のスパンは、聴き手を深い自己観照に誘いこむ。 まさにその肯いに、彼女の“歌”の本領がある(喜多尾道冬氏のライナーノーツより)」 ★ドレスデン国立歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー等で活躍する実力派ソプラノ、天羽明惠の待望のソロアルバム(自主レーベル「AA Classics」リリース第1 弾) ★「4つの最後の歌」(ピアノ版)を中核に、R・シュトラウス、シェーンベルク、ウルマン、山田耕筰の歌曲を収録。 ★伴奏は、ノルウェーを代表する歌曲伴奏者ジークムント・イェルセット。 ★企画・制作(プロデューサー)は、ドイツ・リートに造詣が深いベルリン在住の音楽評論家、城所孝吉。 ★レコーディングは、RCA、ソニー、DG 等への録音で知られる名プロデューサー、フィリップ・ネーデル(b-sharp)が担当。 収録は、2019 年3月にベルリンのb-sharpスタジオで実施。 ★ライナーノーツは、ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏が執筆。 作品解説・歌詞対訳付き。 ★ベルリン・コーミッシェ・オーパーに数シーズンにわたって出演し、ドレスデン国立歌劇場、ハンブルク国立歌劇場、ジュネーヴ大劇場等、欧州のオペラハウスで活躍する実力派ソプラノの天羽明惠が、待望のソロアルバムをリリースします。 プログラムは、R・シュトラウス「4つの最後の歌」(ピアノ版)を中核に、19 世紀末〜20 世紀前半のドイツ・リートおよび山田耕筰の歌曲23 曲で構成されています。 R・シュトラウスは、1890 年代より20 世紀前半にかけての独墺音楽界を席捲しましたが、その長い人生は、ナチス・ドイツへの協力も含めて、波乱に富んだものでした。 当盤では、初期の歌曲と、第2 次大戦後の晩年に書かれた「4つの最後の歌」を収録。 一方、シェーンベルクとウルマン(1944年、アウシュヴィッツ強制収容所で殺害されたユダヤ系作曲家)の作品からは、ユーゲント様式で作曲された初期の「4つの歌」作品2、高名な女流詩人リカルダ・フーフの詩に付曲された「5つの愛の歌」作品26を取り上げています。 さらに、1910年から3年間ベルリンで学んだ山田耕筰の作品より、《澄月集》、〈紫〉をフィーチャー。 R・シュトラウスの強い影響のもとに書かれた、後期ロマン派的、ドイツ・リート的な作品です。 伴奏に当たるのは、ノルウェーを代表する歌曲伴奏者で、天羽と長年共演を続けるジークムント・イェルセット。 企画・制作(プロデューサー)には、ドイツ・リートに造詣が深いベルリン在住の音楽評論家、城所孝吉が当たっています。 レコーディングは、RCA、ソニー、ドイツ・グラモフォン等で録音を行っているドイツ人トーンマイスター(レコーディング・プロデューサー)、フィリップ・ネーデル(b-sharb)が担当。 録音は、2019 年3月にベルリンのb-sharp スタジオで行われました。 なお本CD は、天羽の自主レーベル「AA Classics」のリリース第1 弾に当たります。 ライナーノーツは、ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏が執筆。 ブックレットには、邦盤リリースが稀なウルマン作品も含めて、歌詞対訳が付けられています。
天羽明惠/R.シュトラウス:4つの最後の歌 3,300 円
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優秀録音 美しい叙情とゆたかなロマン あの「楽園とペリ」に匹敵する感動がここに 名誉客演指揮者アーノンクールこだわりのシューマン ゲーテの「ファウスト」からの情景 ★ 1975年にJ.S.バッハのヨハネ受難曲、マタイ受難曲を振ってデビューして以来、実演や数多くのレコーディングで楽団との結びつきを強めながら、現在に至るRCO名誉客演指揮者ニコラウス・アーノンクール。 RCO Live最新アルバムは、2005年のバイエルン放送響とのライヴ録音盤「楽園とペリ」を経て行なわれた2008年4月のライヴ録音で、その「楽園とペリ」とならびアーノンクールがシューマンによる声楽曲の双璧と位置付ける「ゲーテの『ファウスト』からの情景」です。 「ゲーテの『ファウスト』からの情景」は、もともと文学への造詣が深かったシューマンが、ドイツ文学の最高峰のひとつ、ゲーテの戯曲『ファウスト』の音楽化を決意したのが始まりで、当初オペラ化を考えていたものの原作の持つ桁外れのボリュームと世界観の前にこれを断念、最終的にはオラトリオ的な性格の内容として、完成までに9年もの歳月を費やした労作。 アーノンクールはこの作品についてつぎのように考察しています。 「シューマンは『ファウスト』の、ある特定の側面、すなわち[浄化( 贖罪もしくは讃美)] に焦点を合わせたがっており、その狙いに基づいて決めた情景を原作から選びました。 しかも彼は自分が準備したテクストの一語も変えませんでした。 それぞれはゲーテ自身のものです。 ( 中略) シューマンはあきらかにペシミストでした。 心理学的なアプローチの見地から、かれはフロイトの一種の仲間です。 『ファウストの情景』という作品をこれほどまでにとてつもないものにしているうちのつが、贖罪というひとつの側面を例示するかくも巨大なドラマからそうした場面を正確に選び抜くシューマンの手腕です。 」 当作品に最大級の賛辞を惜しまないアーノンクールが「音楽史で最も美しい瞬間のうちの1 つ」と述べる第2部冒頭の「日の出の場面」。 シューマンの管弦楽法のもっとも輝かしいパッセージがみられるこのくだりには弦楽器群を分奏させる指示がありますが、このあたりじっさいにヴァイオリン両翼配置が採用され、立体的な音響効果が確保されていることからも、アーノンクールのもとで培われたピリオド奏法の心得が活かされた好例といえるのではないでしょうか。 多くのソリストと混声合唱、児童合唱を擁することからも、本作における声楽パートの重要性は「楽園とペリ」に共通するところも多く、先に触れた「楽園とペリ」のライヴ録音にも参加していたゲルハーヘルとギューラをはじめ、ここでもアーノンクールのプロダクションではおなじみの顔触れが揃えられているのも特徴。 ちなみに、アーノンクールでは本録音に先立って、2006年にグラーツでヨーロッパ室内管と同曲を演奏した際にも、ゲルハーヘルがファウスト役を、同じくマイルズがメフィスト役を務めていたことに加えて、ほかにもエルドマン、フォン・マグヌス、レンメルトらがそれぞれキャスティングされていました。 「シューマンのことを考えるとき、わたしはドレスデンのカフェに彼が居るところを思い浮かべます。 そこでワーグナーとメンデルスゾーンに毎週会っているのです。 かれらはだいたい同じくらいの年齢だったし、3人みなザクセンの生まれでした。 ワーグナーの名声にとって幸いなことには、ほかの2人共若くして亡くなった。 つまり、ワーグナーと同時に、シューマンとメンデルスゾーンがもっと長生きしていたら、音楽史はまったく違うものになっていたでしょうに。 わたしはシューマンを3人の中でもっとも偉大な天才と考えます。 」 シューマンに対するアーノンクールの傾倒ぶりは誰しも認めるところで、その成果としてこれまでに交響曲全曲や主要な管弦楽曲、協奏曲のほかに、「ゲノフェーファ」や「楽園とペリ」などが発表され、いずれもすでに高い評価を得ているのは周知のとおり。 こうした流れを受けて、2009年12月6日には80歳の誕生日を迎える巨匠アーノンクールが、いまあらためて世に問うシューマンの「ゲーテの『ファウスト』からの情景」は、未だに正当な評価を得ているとは云いがたい作品の真価を明らかにするばかりでなく、ながらく記憶され続ける圧倒的な内容といって差し支えのないものです。 収録情報 曲目・内容 シューマン:ゲーテの「ファウスト」からの情景WoO 3(1844−1853) アーティスト(演奏・出演) ニコラウス・アーノンクール(指揮)ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団クリスティアン・ゲルハーヘル(Br ファウスト、天使に似た教父、マリア崇拝の博士)クリスティアーネ・イヴェン(S グレートヒェン、困窮、贖罪の女性、贖罪の女性のひとり)アラステア・マイルズ(Bs メフィストーフェレス、悪霊)ヴェルナー・ギューラ(T アリエル、法悦の教父、成熟した天使)モイカ・エルトマン(S マルテ、憂愁、天使、昇天した少年、贖罪の女性、罪深い女性)ビルギット・レンメルト(A 罪障、昇天した少年、栄光の聖母、エジプトのマリア)エリーザベト・フォン・マグヌス(A 欠亡、昇天した少年、贖罪の女性、サマリアの女性)フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs 瞑想の教父、成熟した天使)オランダ放送合唱団(合唱指揮;サイモン・ハルシー)オランダ児童合唱団(合唱指揮;ウィルマ・テン・ウォルデ) レコーディング 録音:2008年4月18、20、21、23&24日/アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ) シューマン:ゲーテの「ファウスト」からの情景WoO 3(1844−1853) 3,839 円
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ギヨーム・ブルゴーニュ率いるアンサンブル Op.Citが 「月に憑かれたピエロ」をフランス語歌唱版で録音! ★シェーンベルクの無調時代を代表する野心作「月に憑かれたピエロ」。 アルベール・ジローの有名な詩集に基づく21のメロドラマは、オットー・エリッヒ・ハルトレーベンの独語訳したものをテクストとしています。 当アルバムではジローの詩を改変したフランス語版で収録。 シェーンベルクの韻律に忠実で、1900年当時のキャバレーや劇場で流行していた表現力とリズムがこの作品の魅力であることを再認識できます。 当アルバムにはヴォーカルのパートなしの器楽アンサンブル版も収録。 実に興味深いアルバムとなっております。 収録情報 曲目・内容 シェーンベルク: 1. 「月に憑かれたピエロ」〜ソプラノ、フルート、ピッコロ、クラリネット、バス・クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための (仏語歌唱版) 2. 「月に憑かれたピエロ」 (歌唱なしの器楽アンサンブル版) アーティスト(演奏・出演) ギヨーム・ブルゴーニュ (指揮) アンサンブル Op.Cit 1. ジェシカ・マルタン・マレスコ (ヴォーカル) レコーディング 録音:2022年6月26&27日/サント=コロンブ=シュル=ガン (ロワール県) シェーンベルク:「月に憑かれたピエロ」 3,069 円
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現代アメリカ音楽とユダヤ音楽を融合させた 激動の時代を生き抜いた作曲家 サミュエル・アドラーの作曲史を感じさせるアルバム ★サミュエル・アドラーは、1928年ドイツのユダヤ系音楽家の両親のもとに生まれました。 1939年アメリカに亡命し、コープランド、ヒンデミット、ランドール・トンプソンらに作曲を学び、これまでに400にものぼる作品を発表、60年以上ジュリアード、イーストマン音楽院をはじめ世界中の大学で教鞭をとり、ユダヤ音楽の普及に尽力し、現代のアメリカを代表する作曲家として活躍してきました。 ★このアルバムには、長年書き続けてきた宗教作品・讃美歌が収録されており、彼の作曲の歴史が詰め込まれています。 アドラーは、10歳のときナチス・ドイツから逃れてきました。 1938年11月9日の夜、ユダヤ人に対する暴力が勃発。 2日間で250を超えるシナゴークが焼かれ、ユダヤ人が経営する商店は破壊されました。 店の窓ガラスが砕け散って通りに散乱した様子からこの日の夜のことは「水晶の夜」と呼ばれています。 その悲惨な夜に、アドラー一家の命を救ったのは偶然崩れ落ちてきたパイプオルガン。 そのおかげで追っ手から逃げることができ、一家は最終列車でドイツを脱出することができたといいます。 そうした劇的経験の中から生まれた数々の宗教的作品は、多くの人々の心に届くものとなっています。 ★特にアルバムのタイトルともなっているアカペラ合唱と2つのヴァイオリンのための作品「To Speak to Our Time」は、アドラーを象徴する楽曲と言ってもよいでしょう。 ドレスデン室内合唱団が「水晶の夜」の80周年追悼コンサートのために委嘱した作品で、2018年11月10日にハンス=クリストフ・ラーデマン指揮で初演されました。 収録情報 曲目・内容 サミュエル・アドラー(1928-): 合唱作品集 1. 讃美歌 ジョシュア・カナガ(テノール)、シャロン・ファイファー(オルガン) 2.さあ、喜びましょう 3. 愛した者はわがもの 4. 合唱三部作 I:どうしてわたしをお見捨てになったのですか? クララ・ゲルデス(オルガン) 5. 合唱三部作 II:聖書の祈りが私の祈りになる 6. 合唱三部作 III:主への新しい歌を歌おう クララ・ゲルデス(オルガン) 7. 詩篇 23篇 シャロン・ファイファー(オルガン) 8. To Speak to Our Time:前奏曲 I ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 9. To Speak to Our Time:さすらいの合唱 ディアナ・シャノン(ソプラノ) 10. To Speak to Our Time:間奏曲 I ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 11. To Speak to Our Time:詩篇 121 12. To Speak to Our Time:間奏曲 II ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 13. To Speak to Our Time:詩篇 111 14. To Speak to Our Time:間奏曲 III ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 15. 現代に語り継ぐ:賛歌 10 ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 16. なんと甘美な響きよ シャロン・ファイファー(オルガン) アーティスト(演奏・出演) リチャード・K.パグスレー (指揮) グローリエ・デイ・カントレス レコーディング 録音:2021年9、10、11月 マサチューセッツ州オーリンズ、主イエス・キリストの変容教会 サミュエル・アドラー:合唱作品集〜現代に語り継ぐために 2,904 円
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古楽ピアノとギター伴奏による ハイドン時代ウィーンの愛の歌 ★これまでほとんど録音のない歌曲も取り上げた貴重な内容。 テノール歌手のマルクス・ミーセンベルガーが、フォルテピアノとギターの古楽器専門家とともに、ウィーンの愛の歌を演奏しています。 ★ヨハン・ゲオルク・グレーバーの手によるグランドピアノ (1815年インスブルック) と、ヨハン・ゲオルク・シュタウファー製のギター (1850年、作者不詳のウィーン・ギターに基づく) を使用。 収録情報 曲目・内容 クピードー 〜ハイドン、ジュリアーニとウィーンの愛の歌 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809) :Cupido (Gottlieb Leon) / Die zu spate Ankunft der Mutter (Ch.F.WeiBe) ヨーゼフ・アントン・ステファン (1726-1797) :Dein suBes Bild (Friedrich Gottlieb Klopstock) カール・フリーベルト (1736-1816) :Warnung an die Madchen (in Ramlers Blumenlese) フランツ・ヨーゼフ・ハイドン:She never told her love (Shakespeare) / Eine sehr gewohnliche Geschichte (Ch.F.WeiBe) / Trost unglucklicher Liebe マウロ・ジュリアーニ (1781-1829) :Romance フランツ・ヨーゼフ・ハイドン:Der erste Kuss (J.G.Jacobi) レオポルト・コジェルフ (1747-1818) :Vogelstellerlied (Moritz August von Th?mmel) マウロ・ジュリアーニ:Mon coeur soupire ヨハン・ホルツァー (1753-1818) :Zwei Augen (Alois Blumauer) ヨーゼフ・アントン・ステファン:Das Madchen am Ufer (Joh.Gottfried Herder) ヨハン・ホルツァー:Kupido (Gottlieb Leon) カール・フリーベルト:Das ungetreue Madchen (Graf v.Schlieben o.Putbus) レオポルト・コジェルフ:An die kleine Schone (Gotthold Ephraim Lessing) ヨハン・ホルツァー:Liebeslied (Gottlieb Leon) マルティン・ルプレリト (1758-1800) :Romanze フランツ・アントン・ホフマイスター (1754-1812) :Der Entschluss アーティスト(演奏・出演) マルクス・ミーセンベルガー (テノール) エーリヒ・トラクスラー (フォルテピアノ) クリスティアン・ハイメル (ギター) レコーディング 録音:2022年9月15-17日/オーストリア、ザンクト・マリエン、聖ミカエル教会 クピードー 〜ハイドン、ジュリアーニとウィーンの愛の歌/マルクス・ミーセンベルガー 3,036 円
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ラデク・バボラーク・オルケストリーナが 名歌手を迎えて『子供の不思議な角笛』を録音! バボラーク編曲の「花の章」「アダージェット」も収録! ★鬼才ホルン奏者ラデク・バボラーク率いるアンサンブル「ラデク・バボラーク・オルケストリーナ」。 ANIMAL MUSICから『バボラーク・ダンスアルバム』(KKC-5438 / ANI-044)、『ピアソラ』(ANI-084)、『ブエノスアイレスの四季』(ANI-092)をリリースし、質の高い演奏はもちろんのこと、喜びと安らぎを与えてくれるアンサンブルで人気を博しております。 ★当アルバムではマーラーの歌曲集『子供の不思議な角笛』全曲を録音しました!アンサンブルの奏者は7人から16人と、バボラークとトマーシュ・イレが曲に合わせて編曲しており、当団ならではの可変アンサンブルの醍醐味を味わえます。 また当演奏ではオーボエ奏者のヤナ・ブロシュコヴァーやハープ奏者のカテジナ・エングリチョヴァーも参加しており、この多様で生き生きとしたアンサンブルはマーラーの美しい音楽に新たなエネルギーとフレッシュな解釈を提示します。 ★そしてソプラノのカテジナ・クネジコヴァー、メゾ・ソプラノのマルケータ・ククロヴァー、バリトンのアダム・プラチェトカという豪華な歌手たちにも注目。 各アーティストがSUPRAPHONレーベルからCDをリリースしている実力派が揃いました。 ホルン奏者としてだけでなく、指揮者、編曲者、そして音楽監督としてマルチな才能を発揮しているバボラーク。 当録音ではバボラーク編曲の「花の章」と「アダージェット」も収録しており、当団ならではの非常にカラフルで歌心にあふれるアンサンブルをお楽しみいただけます! 収録情報 曲目・内容 1. 「少年鼓手」2. 「無駄な骨折り」3. 「番兵の夜の歌」4. 「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」5. 「ラインの伝説」6. 「原光」7. 「花の章」〜交響曲第1番 ニ長調『巨人』(1893年版)より第2楽章8. 「この世の営み」9. 「この歌を作ったのは誰?」10. 「高き知性への賛歌」11. 「トランペットが美しく鳴り響くところ」12. 「天上の生活」13. 「3人の天使がやさしい歌を歌う」14. 「アダージェット」〜交響曲第5番 嬰ハ短調より第4楽章編曲:[track 1-7,14] ラデク・バボラーク、[track 8-13] ラデク・バボラーク&トマーシュ・イレ アーティスト(演奏・出演) [track 2,8-13] カテジナ・クネジコヴァー(ソプラノ)[track 4-6] マルケータ・ククロヴァー(メゾ・ソプラノ)[track 1-3] アダム・プラチェトカ(バリトン)ラデク・バボラーク・オルケストリーナ[track 2,8-13] ミラン・アル=アシャブ(ヴァイオリン)、マルティナ・バチョヴァー(ヴァイオリン)[track 1-14] カレル・ウンテンミュラー(ヴィオラ)、ハナ・バボラコヴァー(チェロ)、アダム・ホズィーレク(コントラバス)ヤナ・ブロシュコヴァー([track 2-13] オーボエ、[track 1] イングリッシュホルン)ペトル・ヴァラーシェク([track 2,7] クラリネット、[track 1,3,4,6,8-13] バス・クラリネット)[track 1-13] オンドジェイ・ロスコヴェツ(ファゴット)[track 1-14] ラデク・バボラーク(ホルン)[track 1-4,6,13] カデジナ・ ヤヴールコヴァー(ホルン)[track 2-7] ロマン・ポコルニー(フルート)[track 1-7] ルカーシュ・ディートリヒ(クラリネット)[track 3,6,7] イジー・ホウデク(トランペット)[track 1] ペトル・サライカ(テューバ)[track 8-13] ズデニェク・クラウダ(ピアノ)[track 1,3] ロクサナ・ヘドレル(ハープ)[track 6,7,14] カテジナ・エングリチョヴァー(ハープ)ダヴィト・ジェホシュ([track 1-4,8-13] 打楽器、[track 1,10,12] ティンパニ)[track 3,4,7] ペトル・ホルプ(ティンパニ)ラデク・バボラーク(アーティスティック・ディレクター) レコーディング セッション録音:2020年10月23&24日/ソノ・レコーズ、ノウゾフ(チェコ) マーラー:『子供の不思議な角笛』 4,224 円
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ジャポニスム芸術に興味のある皆様必携! フランス化した日本の伝統美 ★日本とその伝統にインスピレーションを得た「ジャポニスム」は「フジヤマ・ゲイシャ」とは別次元で美術やファッションの世界に花開きましたが、音楽にも影響しています。 このアルバムは、フランス女性ながら艶やかな浴衣と古き良き日本女性の凛としたたたずまいを見せるメゾソプラノ歌手ブレンダ・プパールが、仏訳された和歌によるフランス作曲家の歌曲と、フランス的感性を示す邦人作曲家の歌曲をあつめた好企画。 ★古くはショパンやサン=サーンスと親しかった大歌手ポリーヌ・ヴィアルドや、デルヴァンクールの14曲から成る「露の世」 (1927) 、12年にわたり日本に滞在し、教育面で多大な貢献をしたアンリエット・ピュイグ=ロジェの「3つの和歌」など興味津々。 ★さらに1947年生まれの女性作曲家グラシアーヌ・フィンジが正岡子規の句に作曲した「窓の月」や、このアルバムのために書き下ろされた1980年生まれのファビアン・ヴァクスマンと充実のラインナップ。 当然ながらフランス語の発音の美しさに魅せられます。 ★邦人作品は別宮貞雄「さくら横ちょう」、小林秀雄「落葉松」など名曲のほか、このアルバムのディレクターでもある作曲家大野香織の「小野小町による五つの歌曲」も聴きもの。 いずれもプパールは日本語歌唱に挑戦しています。 ★さらに魅力なのがジャン=ミッシェル・キムのフレッシュなピアノ。 1989年東京生まれ、東京音楽大学で学んだ後パリ音楽院とザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で研鑽を積んだ期待の若手。 ヨーロッパから見た日本を理想的に実現しています。 収録情報 曲目・内容 夜明けの恍惚〜ジャポニスムと日本歌曲 1. 別宮貞雄:さくら横ちょう 2. アンリエット・ピュイグ=ロジェ:3つの和歌 〜 I.芸者の歌 3. グラシアーヌ・フィンジ:赤とんぼ (宝井其角詩) 4. ピュイグ=ロジェ:3つの和歌 〜 II.雪 5. グラシアーヌ・フィンジ:窓の月 (正岡子規詩) 6. ピュイグ=ロジェ:3つの和歌 〜 III.夏の夜 7. ファビアン・ヴァクスマン:更科の影 (ロワヴィエ詩) 8. デルヴァンクール:露の世 9. ポリーヌ・ヴィアルド:日本女性 10. 大野香織:小野小町による五つの歌曲 11. 小林秀雄:落葉松 アーティスト(演奏・出演) ブレンダ・プパール (メゾソプラノ) ジャン=ミッシェル・キム (ピアノ) レコーディング 録音:2021年10月12-14日/ラ・マラドルリ・ド・ボーヴェ 夜明けの恍惚?ジャポニスムと日本歌曲 3,069 円
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ベチャワがラフマニノフとチャイコフスキーの「ロマンス」を歌う! ★世界的テノール、ピョートル・ベチャワがリート伴奏者として名高いヘルムート・ドイチュとともにラフマニノフとチャイコフスキーの「ロマンス」を集めたアルバムをリリース! ★「ロマンス」は19世紀から20世紀初頭のロシアで最も人気のあったジャンルであり、プロだけでなくアマチュアにも親しまれました。 チャイコフスキーとラフマニノフはこの上ない美しい旋律を書き上げ、「ロマンス」の名曲を多く残しております。 ★ドイチュの見事な演奏とともにベチャワは色彩豊かなリリシズムとイタリア的な雰囲気を併せ持つこれらの作品を歌い上げます。 ★ベチャワは1966年ポーランド最南部のチェホヴィツェ=ジエジツェ生まれ。 リンツ州立劇場での活躍後、1997年からはチューリッヒ歌劇場に所属。 その後の活躍は目覚ましくロイヤル・オペラ・ハウス、メトロポリタン歌劇場、マリインスキー劇場、パリ国立オペラ座などで活躍し、圧倒的な歌唱で注目され続けています。 PENTATONEレーベルからリリースした「私は勝つ!〜イタリア・オペラ・アリア集」 (PTC-5186993) は2021年、ドイツの最も権威のある賞のひとつオーパス・クラシック賞の「シンガーズ・オブ・ザ・イヤー」の栄冠に輝いています。 ※日本語帯はつきません。 収録情報 曲目・内容 「ロマンス」 ラフマニノフ: ●12のロマンス Op.12より 第4曲:彼女たちは答えた 第5曲:リラの花 第7曲:ここはすばらしい場所 ●6つの歌 Op.4 第1曲:いや、お願いだ、行かないで 第2曲:朝 第3曲:夜の静けさに 第4曲:美しい人よ、私のために歌わないで 第5曲:ああ、私の畑よ 第6曲:そんなに昔だろうか ●12の歌 Op.14より 第1曲:私はあなたを待っている 第7曲:私を信じるな、わが友よ 第11曲:春の洪水 チャイコフスキー: ●7つの歌 Op.47より 第6曲:昼の輝きが満ち、夜の静けさが広がっても ●12の歌 Op.60より 第12曲:星は穏やかに私たちを照らし ●コンスタンティン・ロマノフの歌詞による6つの歌 Op.63より 第5曲:もう部屋の灯は消えた 第6曲:セレナード ●6つの歌 Op.6より 第5曲:なぜ 第6曲:ただあこがれを知る者だけが ●6つの歌 Op.16より 第5曲:なぜそんなに ●6つの歌 Op.27より 第1曲:眠る前に夢見て ●6つの歌 Op.28より 第3曲:なぜ ●6つの歌 Op.38より 第2曲:それは早春のことだった 第3曲:騒がしい舞踏会のなかで ●ラトガウスの歌詞による6つの歌 Op.73 第1曲:私はおまえと一緒に座っていた 第2曲:夜 第3曲:この月夜に 第4曲:太陽は沈んだ 第5曲:暗い日に 第6曲:再び、前のように、ただひとり アーティスト(演奏・出演) ピョートル・ベチャワ (テノール) ヘルムート・ドイチュ (ピアノ) レコーディング 録音:2021年3月9-12日/マルクス・シティックス・ホール (ザルツブルク) ラフマニノフ&チャイコフスキー:ロマンス 2,860 円
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期待のバリトン歌手ジェームズ・ニュービーが歌う イギリスの作曲家たちの音楽によるプログラム! ★SACDハイブリッド盤。 「BBC New Generation Artists (2018-2022) 」のひとりに選ばれたイギリスのバリトン歌手、ジェームズ・ニュービー (1993-) は、2020年、デビューアルバム『彷徨いながら不思議に思う』 (BIS SA-2475) をリリース。 「素晴らしく均質なバリトンの声は、ビロードのようになめらかで、ゆるぎない技術により全声域で安定している」 (”Opera Today”) と好意的な評価を受け、共演のジョーセフ・ミドルトンのピアノとともに、「りっぱなデビューディスク」 (”BBC Music Magazine”) と言われました。 ★アルバム第2作『灰燼に帰す』は、イギリスの作曲家たちの音楽によるプログラムで作られました。 「2015年、姉妹のローラが亡くなった。 それからというもの、何か彼女に捧げることをしたいと願ってきた。 そして、彼女の葬儀でジェラルド・フィンジの《照りつける太陽をもう恐れるな》を歌ったことから、この曲の入った曲集《花輪をささげよう》をメインにしたプログラムがふさわしいのではないかと思った」 (ジェームズ・ニュービー) 。 『十二夜』『ヴェローナの二人の紳士』『お気に召すまま』といったシェイクスピアの戯曲をテクストにしたフィンジの曲集とともに、A・E・ハウスマンの『シュロプシャーの若者』の10の詩に曲をつけたアーサー・サマヴェルの作品も「ハイライト」です。 収録情報 曲目・内容 『灰燼に帰す』 1. ジョナサン・ダヴ (1959-) :今夜眠るものはみな (All You Who Sleep Tonight) 2. ジョージ・バタワース (1885-1916) :死者のための祈り (Requiescat) 3. レベッカ・クラーク (1886-1979) :シールマン (海から来た男) (The Seal Man) ジェラルド・フィンジ (1901-1958) : 4. 歳月の時計 (The Clock of the Years) 5. 花輪をささげよう (Let Us Garlands Bring) I. 来たれ、死よ (Come away, come away death) II. シルヴィアとは誰だ (Who is Silvia?) III. 照りつける太陽をもう恐れるな (Fear no more the heat o’ the sun) IV. おお、わが愛しの人よ (O Mistress Mine) V. 好いた同士が肩を寄せ (It was a lover and his lass) 6. ジョン・アイアランド (1879-1962) :三羽のカラス (The Three Ravens) 7. アイヴァー・ガーニー (1890-1937) :棺台の脇で (By a Bierside) 8. エドワード・エルガー (1857-1934) :心からの願い (Pleading) Op.48 no.1 9. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958) :空は屋根の上にあって (The Sky above the Roof) 10. アーサー・サマヴェル (1863-1937) :シュロプシャーの若者 (A Shropshire Lad) I. こよなく愛しい木、桜がいま (Loveliest of Trees, the Cherry now) II. おれが21歳のとき (When I was one-and-twenty) III. いいかげんな連中が通っていく (There pass the careless people) IV. ブレドンの夏に (In summer-time on Bredon) V. 通りに兵士たちの足音が聞こえる (The Street sounds to the Soldiers’ tread) VI. 夏の暇な丘のうえで (On the idle hill of Summer) VII.月明かりに白く照らされ、長い道がある (White in the moon the long road lies) VIII. もう考えるな、若者、笑って、陽気にやれ (Think no more, Lad, laugh, be jolly) IX. おれの心に命を奪う風が吹き込んでくる (Into my Heart an Air that kills) V. 若者たちが何百と集まり (The Lads in their hundreds) 11. ベンジャミン・ブリテン (1913-1976) (編曲) :トム・ボウリング (Tom Bowling) 12. アイヴァー・ガーニー (1890-1937) :最愛のあなた、私が死んでも (Dearest, when I am dead) 13. リザ・レーマン (1862-1918) :ヘンリー王 (Henry King) 14. エロリン・ウォレン (1958-) :このあたりは (About Here) 15. ウォルズリー・チャールズ (1889-1962) :緑色の目をした竜 (The Green-eyed Dragon) アーティスト(演奏・出演) ジェームズ・ニュービー (バリトン) ジョーセフ・ミドルトン (ピアノ) レコーディング 録音:2022年1月31日-2月3日/ゼンデザール (ブレーメン) 制作:エリーザベト・ケンパー 録音エンジニア:ヴォルフガング・ヴィーゼ 『灰燼に帰す』 3,289 円
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なんと美しい旋律。 ボストリッジがレスピーギの歌曲を録音! ★知的なアプローチ、多彩な美声、そして繊細な語り口で21世紀を担うリート歌手イアン・ボストリッジ。 PENTATONEレーベルからの前作シューベルトの『美しき水車小屋の娘』(PTC-5186775)が高い評価を得る中、注目の新録音は2020年7月コロナ禍にセッションにて収録されたレスピーギの歌曲集です!★レスピーギといえば「ローマ三部作」があまりにも有名で歌曲はその影に隠れている感はありますが、色彩豊かな旋律が魅力の美しい歌曲を残しております。 詩はアダ・ネグリ(1870-1945)、象徴主義者ガブリエーレ・ダンヌンツィオ(1863-1938)、またスコットランドの民謡など、レスピーギの多彩なスタイルと幅広い文学的インスピレーションが発揮されております。 レスピーギの歌曲はあまり知られていないだけに現代を代表するボストリッジが詩の意味を大切にし、丁寧に歌い上げた当アルバムはその代表盤登場といえましょう。 収録情報 曲目・内容 ●森の神々 P107【 I .牧神/ II .庭園の音楽/ III .エグレ/ IV .水/ V .黄昏】●6つの歌第1集 P90より【 I .三日月よ/ III .庭の中で/ VI .雨】●6つの歌第2集 P97より【 I .夜/ III .エジプトの休息/ IV .古のクリスマス祝歌】●霧 P64●彫像 P122●4つの抒情詩P125より【 II .水の精/ III .夕暮れ】●ピアノための6つの小品 P44より第3番「夜想曲」●5つの古い時代の歌 P71より【 IV .紅の美しい扉よ】●ストルネッロを唄う女 P69●4つのスコットランド民謡 P143【i.牛たちが帰ってくるとき/ II .エジンバラの町から1マイルの所だった/ III .私の心はハイランドにある/ IV .ダンディーのバグパイプ吹き】●サルデーニャの歌 P155●アブルッツォ民謡「泉」P164 アーティスト(演奏・出演) イアン・ボストリッジ(テノール)サスキア・ジョルジーニ(ピアノ) レコーディング セッション録音:2020年7月/アルフトン・ニュー・モルティングス(サフォーク、イギリス) エグゼクティヴ・プロデューサー:ケイト・ロケット(PENTATONE) レコーディング・プロデューサー:マーク・ブラウン レスピーギ:歌曲集 2,860 円
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アルヴェーン生誕150年記念 “アルヴェーンゴーデン”で収録した歌曲とピアノの小品! ★SACDハイブリッド盤。 ヒューゴ・アルヴェーンは、1945年から亡くなる年まで、「アルヴェーンゴーデン Alf-vengarden」と名づけたレークサンドの家に住んだ。 ここを訪れる者は、足を踏みいれるなり、作曲家アルヴェーンがそこにいることを感じる。 書斎とサロン、イタリア風の廊下……。 アルヴェーンの生誕150年記念の年にリリースされるペーテル・フリース・ユーハンソンの『ヒューゴ・アルヴェーンの家で』は、彼のそうした体験から生まれたアルバムです。 プログラムは、《夏至祭の夜明かし》をはじめとする3つの「スウェーデン・ラプソディ」や〈羊飼いの娘の踊り〉〈エレジー〉といった管弦楽曲や《海辺の夜明け》《ふたりだけの牧場で》などの合唱曲で世界的に親しまれているアルヴェーンの作品から、初期の作品を中心にした歌曲とピアノ曲。 彼の数少ないピアノのソロ曲でもっとも知られる《岩礁の描画》。 ヘルマン・セーテルベリの詩に作曲した合唱曲をアルヴェーン自身が編曲した《夕べ》。 第6曲〈森は眠る〉がアルヴェーンの「名刺代わり」の《エルンスト・ティールの7つの詩》。 ユッシ・ビョルリングの愛好曲のひとつ《わが心を汝(な)が御手に》。 歌曲のパートナーには、『レウヴスタ・ブリュークの音楽秘宝第3集』(BIS SA-2354)のスウェーデン王国宮廷歌手、イーリン・ロムブが選ばれました。 ユーハンソンは、ストックホルム王立音楽大学のアンデシュ・シールストレムとマッツ・ヴィードルンド、イタリアのコンスタンティン・ボギーノに学び、ウィグモア・ホールやアムステルダム・コンセルトヘボウなどの演奏歴をもっています。 イェーナ・フェスティヴァル・アカデミーを創設、芸術監督を務めています。 アルヴェーンゴーデンの書斎にあるスタインウェイ・ピアノは、1908年ごろハンブルクで作られ、黒檀加工をしてスウェーデンに送られたという楽器です。 収録情報 曲目・内容 『ヒューゴ・アルヴェーンの家で − 歌曲とピアノの小品』 ヒューゴ・アルヴェーン(1872-1960): 1. 夕べ(Aftonen) R.187(1942)(声とピアノのための) 2. エルンスト・ティールの7つの詩(Sju dikter av Ernst Thiel) Op.28(1908) 自由の身に生まれた者の胸深く(Djupt hos friborna manniskor) わが心は、ただひとりの人に(Ett enda vart mitt hjarta givet) 青白き御手にくちづけを(Jag kysser din vita hand) 君は静けき憩い(Du ar stilla ro) 君に想いこがれて(Jag langter dig) 森は眠る(Skogen sover) ほら、楽しい君は大声で歌いながら(Se, du kom mid jubel och sang i hagen) 3. レークサンドの4つの歌(Fyra latar fran Leksand)(1914)(ピアノのための) 山歩き歌(Ganglat) ダンス(Dans) 酒宴歌(Skanklat) 踊りのゲーム(Danslek) 4. 3つのオステルリングの歌(Tre Osterlingsanger) Op.22(1905) 祈り(Bon) ぼたんの花(Pioner) 追憶のために(Minnesskrift) 5. 岩礁の描画(Skargardsbilder) Op.17(1901?02)(ピアノのための) 太陽のきらめき(Solglitter) 夜(Natt) 波の歌(Boljesang) 6. 2つの抒情的な気分(Tvenne lyriska stamningar) Op.8(1899) 黒いばら(Svarta rosor) 夏の香り(Sommardofter) 7. わが心を汝(な)が御手に(Saa tag mit Hjerte) Op.54 R.203(1946) アーティスト(演奏・出演) イーリン・ロムブ(ソプラノ) ペーテル・フリース・ユーハンソン(ピアノ) レコーディング 録音:2021年6月15-18日/アルヴェーンゴーデン(ティブレ、スウェーデン) プロデューサー&サウンド・エンジニア:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production) [楽器:Piano: Steinway Hamburg grand model A-188, c.1908, ebonized, originally shipped to Stockholm on 6th August 1910] ヒューゴ・アルヴェーンの家で - 歌曲とピアノの小品 3,289 円
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セクレスの美しきピアノ小品集と歌曲集 ★ナチスの迫害の犠牲となった音楽家・作曲家は数多くいますが、ベルンハルト・セクレス (1872-1934) もその一人。 セクレスは生前、同世代で最もよく知られた作曲家であり、ドイツのクラシック音楽シーンで極めて重要な存在でした。 またホッホ音楽院では10年間院長を務めるなど、後進の育成にも力を注いだ人物です。 温かい人間性が音楽にもあらわれ、生命力あふれる作品を数多く残しております。 ★当アルバムでは知られざる作曲家に焦点を当て録音を進めているピアニスト、ネムツォフとソプラノ、ゴルトスタインがセクレスの18の歌曲集とピアノのための作品を演奏しております。 収録情報 曲目・内容 ベルンハルト・セクレス : 1. 18の歌曲集 Op.15 (詩経〜中国の歌より) (リュッケルト詩) 2. ピアノのための24の小品集「幻想」 Op.42 3. ピアノのための組曲第1番 Op.34 アーティスト(演奏・出演) テヒラ・ニニ・ゴルトスタイン (ソプラノ) (1) ヤーシャ・ネムツォフ (ピアノ) レコーディング 録音 : 2021年3月31日、2021年4月14日、2021年8月11日/ゼンデザール 【楽天スーパーSALE 77%OFF】セクレス : ピアノ小品集と歌曲集 1,000 円
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世界初!独唱、2重唱、3重唱、4重唱 未出版作品13曲、世界初録音31曲を含むマスネ全333の歌曲大全集!! ★ありそうでなかったマスネの歌曲全集が最新録音で登場します。 何とCD13枚、独唱、2重唱、3重唱、4重唱を含む全333曲、うち13曲が未出版作品、31曲世界初録音という快挙。 カナダのATMA Classique渾身の制作で、カナダ史上最大の歌曲アルバムとなりました。 ★マスネはまずオペラ作曲家として知られ、生前は絶大な人気を誇っていました。 オシャレでメロディアスな歌は、ちょうど今日のポップスのようにブティックの店員や飲食店のスタッフが鼻歌で歌うほど浸透していたといわれます。 オペラの多くは今日録音で楽しむことができますが、終生書き続けた歌曲はいくつかを除き聴く機会がありませんでした。 日本を題材とした「ムスメ」なる秘曲から遺作の「本当の人生」まで興味深い曲が並びます。 ★このアルバムは、バリトン歌手マルク・ブーシェのイニシアティブのもと、ケベック州で最も美しい歌声の持ち主たちが集結。 オリヴィエ・ゴダンが1854年製エラールのコンサート・グランドピアノで伴奏を務めました。 マスネはピアノの名手だったこともあり、歌曲のピアノ・パートも冴えた筆致が光り存在感にあふれていることがわかります。 ピアノは1859年当時のパリで制定されていたピッチ435Hzによるのも注目です。 ★伴奏はピアノだけでなくチェンバロ、ギター、ハープによるものもあり、変化に富み聴きごたえ満点。 音楽史上最も旋律の泉に恵まれた作曲家と称されるマスネの絶美の世界を存分に堪能できます。 資料としても超貴重です。 収録情報 曲目・内容 CD1 1 聞いてよマドレーヌ [未出版] 2 幼年時代の思い出 [未出版] 3 花嫁花婿のセレナード 4 ソネット 5 子供の肖像 ほか CD2 1 悲歌 (付随音楽「復讐の3女神」より) 2 十字架 [未出版] 3 思い出の詩【1. 墓碑銘/2. 亡き人に/3.夕べの大気が運び去り/4. かぐわしいそよぎ/5. 絹糸に満ちた大気のなかで/6. 希望に-墓碑銘】 4 不安 [未出版] 5 夕べ (二重唱) 6 夜の対話 (二重唱) ほか CD3 1 秋のセレナード 2 プロヴァンスの歌 3 口づけ?即興曲 4 10月の詩【1. 前奏曲/2. 小春日和を満喫しよう/3. マロニエ/4. 冬などかまうものか/5.10月のバラ/6. 鳥のように】 5 雨が降っていた ほか CD4 1 アルキヨン 2 誕生日 3 ユゴー賛歌 [初録音] 4 オーバード 5 雛鳥 (付随音楽「3人の泥棒」より) ほか CD5 1 冬の詩【1. 前奏曲 - 菊の咲く頃、2. 私の心はあなたのことでいっぱい/3.クリスマス! /4.あなたを愛すすべが分からない/5.ああ、旧友の君のためなら】 2 私が歌い上げたいのはこの子供たち 3 聖ニコラウスの伝説 [初録音] 4 神の分け前 [初録音] 5 子供たち ほか CD6 1 出発 2 詩人と幽霊 3 もっと速く! 4 フルヴィエール 5 理想 [初録音] ほか CD7 1 愛の賛歌 2 あなたを愛しています (オリヴィエ・ゴダン編) 3 愛されて 4 唇の歌 5 私の好きな美しい目 ほか CD8 1 私のもの 2 恋する女 3 恋の誘惑 4 永遠 5 アモルよ、祝福したまえ ほか CD9 1 春が大地を訪れ 2 四月はそこに 3 四月は恋 ほか CD10 1 盗まれた時間 2 ミティスの詩 3 目を閉じて 4 いくつかの薄紫色の歌【1.同時に君の愛が/2.私たちが人目に触れたとき/3.あのような幸福は二度となく】 5 甘美な時 ほか CD11 1 白雪姫 (付随音楽「白雪姫と7人の小人」より) 2 感傷的な夢 (オリヴィエ・ゴダン編) 3 手紙 4 目を閉じて (オリヴィエ・ゴダン編) 5 森の春 (試験用小品第4番) [初録音] ほか CD12 1 蝉の死 2 それが愛 3 彼が好きだと伝えてください 4 鳥の帰巣 5 ピュイジョリのガヴォット (二重唱) ほか CD13 1 芳香 2 黒檀の小箱 3 生きられた時間 4 至高の声 5 夕日 ほか レコーディング 録音:2020年9月〜2022年4月 マスネ:歌曲全集 34,100 円
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バッハゆかりの街ライプツィヒを拠点とする ACCENTUS MUSICレーベルで録音された 抜群の演奏を誇るカンタータ集 ★ACCENTUS MUSICからリリースされている、優れた3つの合唱団とオーケストラによるJ.S.バッハのカンタータ集をまとめたボックス・セット。 ★ディスク1は、ベルリン古楽アカデミーとミヒャエル・フォッレによるライプツィヒ時代にバッハが残した独唱カンタータの中でも傑作揃いのバスのためのカンタータ3曲を収録した1作。 貫禄たっぷりの深みのある声をもつベテランのフォッレとベルリン古楽アカデミーとRIAS室内合唱団の安定した緻密なアンサンブルは必聴。 ディスク2には、合唱指揮者として確固たる地位を築いているハンス=クリストフ・ラーデマンとシュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊によるバッハのカンタータ集。 「大天使ミカエルの祝日」用に書かれたカンタータを中心にしたアルバム。 そして最後ディスク3には、世界で最も歴史ある少年合唱団の聖トーマス教会合唱団とその第17代トーマスカントルのゴットホルト・シュヴァルツ (2016〜2021年) によるカンタータ集。 ソリストには、ドイツのソプラノ歌手ジュリア・ソフィー・ワーグナー、アルトとテノールには同合唱団に在籍していたシュテファン・カーレとヴォルフラム・ラトケ、そしてフィッシャー=ディースカウにも師事したバリトンのトビアス・ベルントらが登場します。 12世紀の聖トーマス教会完成とともに創設された、聖トーマス教会少年合唱団。 バッハはこの教会の音楽監督を務め、少年たちに指導をしながら作曲活動を行いました。 ここに収録されている3つのカンタータ (BWV33,17,99) はバッハがライプツィヒにいた頃のものです。 収録情報 曲目・内容 CD1: J.S.バッハ:バスのためのソロ・カンタータ集 カンタータ第21番 BWV21「ライプツィヒ時代にバッハが残した」よりシンフォニア カンタータ第82番 BWV82「われは満ちたれり」 カンタータ第42番 BWV42「この安息日の夕べに」よりシンフォニア カンタータ第158番 BWV158「平安なんじにあれ」* カンタータ第169番 BWV169「神にのみわが心を捧げん」よりシンフォニア カンタータ第56番 BWV56「われ喜びて十字架を担わん」 ミヒャエル・フォッレ (バス) ロビン・ヨハンセン (ソプラノ) * RIAS室内合唱団 ベルリン古楽アカデミー ラファエル・アルパーマン (オルガン、音楽監督) 録音:2016年12月ベルリン・イエスキリスト教会 CD2: J.S.バッハ:カンタータ集〜とどまれ かたえに天使よ わが かたえに カンタータ第19番「かくて戦おこれり」BWV19 カンタータ第169番「神ひとり、わが心を知りたまわん」BWV169 カンタータ第158番「平和汝とともにあれ」BWV158 カンタータ第149番「人は喜びもて勝利の歌をうたう」BWV149 シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊 ハンス=クリストフ・ラーデマン (指揮) レンネケ・ライテン (ソプラノ) アンケ・フォンドゥング (アルト) ベネディクト・クリスティアンソン (テノール) ピーター・ハーヴェイ (バス) デヴィッド・フランケ (オルガン) 録音:2018年9月、聖ヴェンツェル教会、ナウムブルク CD3: J.S.バッハ:カンタータ集 カンタータ第33番「ただ御身へと、主イエス・キリスト」BWV33 カンタータ第17番「感謝の供えものを献ぐる者は、われを讃う」BWV17 カンタータ第99番「神のみわざはすべてなされ」BWV99 ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団 ゴットホルト・シュヴァルツ (指揮) ザクセン・バロックオーケストラ ジュリア・ソフィー・ワーグナー (ソプラノ) シュテファン・カーレ (アルト) ヴォルフラム・ラトケ (テノール) トビアス・ベルント (バス) J.S.バッハ:カンタータ集 5,973 円
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レ・シエクルの手兵的合唱団アンサンブル・アデス、 凄すぎる声の力による「結婚」と「ボレロ」 ★ストラヴィンスキーのバレエ・カンタータ「結婚」は合唱、4台のピアノと打楽器が織りなす強烈な音響で知られますが、その形態に落着くまで紆余曲折がありました。 まず1917年に管弦楽用に執りかかるものの中断、1919年には合唱とピアノラ (自動ピアノ) 、ハルモニウム、2台のツィンバロン、打楽器用に着手しますが、生演奏と機械 (ピアノラ) の共演やツィンバロンの名手を2人揃える非現実性に気づき前半で中止、最終的に現行版となりました。 ★2007年にオランダの作曲家テオ・フェルベイが1919年版を意図通りに完成させる許可をストラヴィンスキーの遺族から得て、全曲が日の目をみました。 ハルモニア・ムンディからルネ・ボスが2005年に完成させた版もリリースされていましたが、当アルバムはピリオド楽器のレ・シエクルのメンバーと、その手兵的合唱団アンサンブル・エデスの演奏であることが特別。 声楽も正式なロシアの方言指導を受け、農民調に歌っているのが注目です。 また、ピアノラ (自動ピアノ) は最新コンピューター制御を駆使。 プログラミングをさきの補筆完成したルネ・ボスが務めているのも、作品を熟知する点で重要です。 ★アンサンブル・エデスのノン・ヴォブラート唱法はリアルで終始ボルテージが高く、ツィンバロンの効果も抜群。 ロシアの民謡唱法も巧みに真似し、あたかも前衛演劇を見るような、3大バレエに劣らぬエネルギーの発散と衝撃に満ちています。 ★もうひとつ興味深いのは同じ編成に編曲されたラヴェルの「ボレロ」。 リズムは打楽器が担当し、ヴォカリーズによる各歌手とハルモニウムがメロディを受け継ぎますが、音楽自体は原曲に忠実。 こちらもノン・ヴォブラート歌唱が高貴さから最後の狂気じみた物凄い盛りあがりまで、声の力を堪能させてくれます。 ロト指揮の「ボレロ」はまだディスクがありませんが、レ・シエクルのメンバーのリズム感と引き締まった演奏から想像が広がります。 収録情報 曲目・内容 ストラヴィンスキー:結婚 (1919年オリジナル版) 1. ロシア民謡「つまらん連中」 2. ストラヴィンスキー:結婚 (1919年版) (テオ・フェルベイ完成版) 3. ラヴェル (ロビン・メルヒオール編) :ボレロ (合唱と小器楽アンサンブル版) アーティスト(演奏・出演) マチュー・ロマーノ (指揮) アンサンブル・エデス レ・シエクル アメリ・レゾン (ソプラノ) ポリーヌ・ルロワ (メゾソプラノ) マルシャル・ポリア (テノール) ルノー・ドレーグ (バス) レコーディング 録音:2022年1月23日パリ音楽院 (3) 、2月4-5日ブローニュ=ビヤンクール、RIFFXスタジオ (1,2) ストラヴィンスキー:結婚 (1919年オリジナル版) 3,300 円
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ボストリッジがフォークトと共演! シューベルトの歌曲集『白鳥の歌』を録音。 ★知的なアプローチ、多彩な美声、そして繊細な語り口で 21世紀を担うリート歌手イアン・ボストリッジ。 当アルバムはPENTATONEレーベルからのシューベルト3大歌曲集の完結編となる『白鳥の歌』で、共演はラルス・フォークトです! ★ボストリッジは過去にパッパーノと共演したアルバム (2008年録音) も評価が高かっただけに今回の新録音も期待が高まります。 ★シューベルトの死後に編纂・出版された『白鳥の歌』は、レルシュタープ、ハイネ、サイドルの3人の詩人による14曲からなる歌曲集。 ロマンティックな第4曲「セレナーデ」から陰鬱な第13曲「影法師」など、深い悲しみと憧れを感じさせる歌曲集です。 ボストリッジの成熟した解釈と、その歌に寄り添うように奏でるフォークトのピアノ演奏が実に見事で、当曲集の新たな名盤誕生と申せましょう。 カップリングには『孤独に』を収録。 殺伐とした雰囲気を漂わせながらも最終的には慰めに導かれます。 ★ボストリッジによる『美しき水車小屋の娘』 (ピアノ:サスキア・ジョルジーニ) (PTC-5186775) 、『冬の旅』 (ピアノ:トーマス・アデス) (KKC-6106/PTC-5186764) と併せてお楽しみください。 収録情報 曲目・内容 フランツ・シューベルト (1797-1828) : ●歌曲集『白鳥の歌』D.957 第1曲「愛の便り」 (レルシュタープ詩) /第2曲「兵士の予感」 (レルシュタープ詩) /第3曲「春のあこがれ」 (レルシュタープ詩) /第4曲「セレナーデ」 (レルシュタープ詩) /第5曲「わが宿」 (レルシュタープ詩) /第6曲「遠い国で」 (レルシュタープ詩) /第7曲「別れ」 (レルシュタープ詩) /第8曲「アトラス」 (ハイネ詩) /第9曲「彼女の姿」 (ハイネ詩) /第10曲「漁師の娘」 (ハイネ詩) /第11曲「街」 (ハイネ詩) /第12曲「海辺にて」 (ハイネ詩) /第13曲「影法師」 (ハイネ詩) /第14曲「鳩の使い」 (サイドル詩) ●『孤独に』D.620 アーティスト(演奏・出演) イアン・ボストリッジ (テノール) ラルス・フォークト (ピアノ) レコーディング 録音:2021年11月/ウィグモア・ホール (ロンドン) エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ A&Rマネージャー:ケイト・ロケット レコーディング・プロデューサー:マーク・ブラウン レコーディング・エンジニア:フィリップ・シニー シューベルト:歌曲集『白鳥の歌』 2,860 円
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ラヴェルの「ローマ大賞」応募作品を集めたアルバムを ロフェ率いるフランス国立ロワール管が録音!! ★SACDハイブリッド盤。 ラヴェルが「ローマ大賞」に応募した作品をロフェ率いるフランス国立ロワール管が録音!「ローマ大賞」とは芸術を専攻する学生に対してフランス国家が授与した奨学金付留学制度。 1663年にルイ14世によって創設され、1968年に廃止されるまで300年ほど続いた歴史ある賞です。 ★創設当初は建築、絵画、彫刻、版画の各分野に与えられていましたが、音楽賞は1803年に追加。 予選はフーガと合唱作品、本選は三人の独唱者と管弦楽による大規模なカンタータ作品で審査されます。 ラヴェルは1901年に「ミルラ」で3位を受賞したもののグランプリを獲ることはできず、1904年には不参加、さらに1905年は本選に進めませんでした。 しかし、五度も落選した結果とは反し、ラヴェルらしい色彩感豊かな作品の数々は流石の一言に尽きます。 20代のラヴェ ルが「ローマ大賞」に向けて直向きな思いで取り組んだそれぞれの作品の充実度は天才ラヴェルだからこそと言えます。 パスカル・ロフェはオーケストラの音色を色鮮やかに変化させる魔術師のよう。 ラヴェルの煌めく世界をご堪能ください! 収録情報 曲目・内容 ラヴェル:ローマ大賞のためのカンタータ集 Disc1 1. 「アリッサ」(1903) 2. 「アルシオーヌ」(1902) 3. 「ミルラ」(1901) Disc2 4. 「オーロラ」(1905) 5. 「夜」(1902) 6. 「踊り子たち」(1900) 7. 「プロヴァンスの朝」(1903) 8. 「全ては光明」(1901) アーティスト(演奏・出演) フランス国立ロワール管弦楽団 パスカル・ロフェ(指揮) 4. マティス・ラジエ(テノール独唱) 5-8. クラリス・ダレ(ソプラノ独唱) 1. ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、ジュリアン・ベーア(テノール)、ジャック・インブライロ(バリトン) 2. ソフィー・コシュ(ソプラノ)、ヤニナ・ベヒレ(メゾ・ソプラノ)、ジュリアン・ベーア(テノール) 3. ヴァンニーナ・サントーニ(ソプラノ)、マイケル・スパイアーズ(テノール)、ジャック・インブライロ(バリトン) フランス国立ロワール合唱団、ヴァレリー・ファイエ(合唱指揮) レコーディング 録音:1-3. 2020年9月3-5、8、10&11日/シテ・デ・コングレ、ナント(フランス)、4-8. 2021年9月10&11日/コンベンションセンター、アンジェ(フランス) ラヴェル:ローマ大賞のためのカンタータ集 6,314 円
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ソプラノ歌手ルビー・ヒューズが送る 17世紀から現代の作曲家たちの作品によるプログラム ★SACDハイブリッド盤。 イギリスのソプラノ歌手、2011年から2013年のBBC New Generation Artists に選ばれたひとり、ルビー・ヒューズ Ruby Hughesは、2014年の『ヴェネツィアのクリスマス』 (BIS SA-2089) 、ヴァンスカとミネソタ交響楽団のマーラーの《復活》 (BIS SA-2296) 、ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパの『リニューアル』 (BIS SA-2549) の録音に参加、『愛と喪失のヒロインたち』 (BIS SA-2248) に始まる3枚のリサイタル・アルバムをリリースしてきました。 ★作曲家でピアニストのヒュー・ワトキンズ Huw Watlkins (1976-) と共演した新作の『エコー (Echo) 』は、「時代を越える歌 (songs across the ages) 」の副題をもち、それぞれの音楽で語り、たがいに愛情をこめて「響きあう」17世紀から現代の作曲家たちの作品によるプログラムのアルバムです。 「時を越える感情の結びつきを示唆する」バッハのソロ・キーボードのための《サラバンド》と《コレンテ》、ベンジャミン・ブリテンがバッハの曲を「現代の音楽」に作った《5つの宗教的歌曲》と、イギリスの民謡の編曲。 《8つの民謡の編曲》の〈ホワイト・ロックのデイヴィッド〉は、ウェールズ生まれのヒューズとワトキンズに敬意を払って選ばれ、コリン・マシューズが作ったピアノ共演版で演奏されます。 パーセルの《美しい柔和さが》と《しばし楽の音に》は、トーマス・アデス、マイケル・ティペットとウィルター・バーグマンによる版による演奏です。 ★ヒュー・ワトキンズの歌曲集《エコー》は、クリスティーナ・ロセッティ、エミリ・ディキンソン、フィリップ・ラーキン、W・B・イェイツ、デイヴィッド・ハーセントの詩がテクストに使われています。 メイン・プログラムにふさわしい、詩情と内省の音楽です。 カーネギーホールとウェールズのプレスティン音楽祭からルビー・ヒューズのために委嘱され、2017年10月にニューヨークで初演されました。 ★プログラム最後の3つの歌は、イギリスの作曲家による作品です。 デボラ・プリチャード Deborah Pritchard (1977-) が、ヘンリー・ヴォーン Henry Vaughan (1621-95) の詩に作曲した、ルビー・ヒューズのための《The World (世界) 》。 シェリル・フランシス=ホード Cheeryl Frances-Hoad (1980-) のアンドルー・モーション Andrew Motion (1952-) の詩による《Lament (嘆き) 》。 エロリン・ウォレン Errollyn Wallen (1958-) が自身で詩を書いた「クリスマスキャロル」の《Peace on Earth (地に平和を) 》。 ★前作の『新しい命と愛の歌 (Songs for New Life and Love) 』 (BIS SA-2468) に「ガーディアン」紙が呈した「美しい演奏による、想像力あふれるリサイタル」の賛辞が「こだま」するアルバムです。 収録情報 曲目・内容 『エコー (Echo) - 時代を越える歌』 ●ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750) :サラバンド (Sarabande) (《パルティータ第4番 ニ長調 BWV 828》から) ●思え、わが心よ (Gedenke doch, mein Geist, zurucke) (ベンジャミン・ブリテンによる編曲《5つの宗教的歌曲》第1曲) ● J.S. バッハ:サラバンド (Sarabande) (《フランス組曲第3番 ロ短調 BWV 814》から) ●甘き死よ来たれ (Komm, susser Tod) (ベンジャミン・ブリテンによる編曲《5つの宗教的歌曲》第4曲) ● J.S. バッハ:コレンテ (Corrente) (《パルティータ第6番 ホ短調 BWV 830》から) ●いと尊きイエスよ (Liebster Herr Jesu) (ベンジャミン・ブリテンによる編曲《5つの宗教的歌曲》第3曲) ●ヒュー・ワトキンズ (1976-) :エコー (Echo) (2017) (ソプラノとピアノのための) I. エコー (Echo) II. 恍惚の一瞬には (For each ecstatic instant) III. 悲しみが燃え尽きるものなら (If grief could burn out) IV. あなたが年老いたとき (When you are old) V. 青ざめた赤子 (Baby blue) ●ヘンリー・パーセル (c.1659-1695) : 美しい柔和さが (By beauteous softness) (トーマス・アデスによる編曲 (2017) ) しばし楽の音に (Music for a while) (マイケル・ティペットとウィルター・バーグマンによる編曲 (1949) ) ●伝承曲 (ベンジャミン・ブリテン (1913-1976) 編曲) ●彷徨いながら不思議に思う (I wodner as I wander) (c.1941) ●ホワイト・ロックのデイヴィッド (Dafydd y Garreng Wen) (《8つの民謡の編曲》 (1976) から コリン・マシューズによるピアノ版) ●なんと優しいエコーの答え (How sweet the answer) (《民謡の編曲 第4巻》 (1957) から) ●デボラ・プリチャード (1977-) :世界 (The World) (2021) ●シェリル・フランシス=ホード (1980-) :嘆き (Lament) (2012) ●エロリン・ウォレン (1958-) :地に平和を (Peace on Earth) (2006) アーティスト(演奏・出演) ルビー・ヒューズ (ソプラノ) ヒュー・ワトキンズ (ピアノ) レコーディング 録音:2021年4月28日-5月1日/ポットンホール (ウェスルトン、サフォーク、イングランド) 『エコー− 時代を越える歌』 3,289 円
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この力強い歌声に感動せずにはいられない。 実力派テノール隠岐速人が時代を彩ったポップスの名曲を歌う! ★当代最も注目すべき実力派テノール隠岐速人が時代を彩ったポップスの名曲の数々を熱唱!名テノール歌手エンリコ・カルーソーが描かれた"Caruso"から始まるこのアルバムは、大切な人への愛を歌う歌を集め、「夜空ノムコウ」「レイニーブルー」「糸」など日本の歌謡曲5作に、「Your Song」「Let It Be」「Hallelujah」など洋楽7作を交えた全12曲を収録。 表現豊かな歌声が魅力の隠岐が言語の違いを超え、愛に満ちた歌唱を聴かせてくれます。 オペラユニット"カントキューブ"のメンバーとしても幅広いレパートリーを歌う隠岐の歌声に感動せずにはいられません。 隠岐速人 (テノール) 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。 第13回国際マリオランツァコンクールファイナリスト (イセルーニャ/イタリア) 、第48回日伊声楽コンコルソ入選 (日本) 、第16回アルタムーラ / カルーソヴォイスコンペティション (ニューヨーク/アメリカ) ファイナリスト。 『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『ランメルモールのルチア』エドガルド、『仮面舞踏会』リッカルド、『椿姫』アルフレード、『妖精ヴィッリ』ロベルト、『リゴレット』マントヴァ公爵、『蝶々夫人』ピンカートン、『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ、『七つの大罪』父、『アメリア舞踏会へ行く』恋人等のオペラに出演。 また、モーツァルト《ハ短調 ミサ》、メンデルスゾーン《パウルス》、バッハ《クリスマスオラトリオ》、ベートーヴェン《第九》、ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》等にもソリストとして出演した。 2019年ニューヨークに留学し、その間Mignon Dunn氏の推薦でIVAI (International Vocal Arts Institute) に特待生として参加。 メトロポリタン歌劇場等のヴォーカルコーチ、コレペティトゥアの下研鑽を積む。 これまでに、読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団などと共演。 クラシックキャラバン2022広島公演 (飯森範親指揮) のソリストに抜擢され高評を博した。 2021年オペラユニット"カントキューブ"のメンバーとしてキングインターナショナルよりCD"LOVE" (KKC-083) をリリース。 収録情報 曲目・内容 Hallelujah 1. Caruso 作詞&作曲:Lucio Dalla 2. Tears in Heaven 作詞&作曲:Eric Clapton, Will Jennings 3. First Love 作詞&作曲:宇多田ヒカル 4. 赤いスイートピー 作詞:松本隆 / 作曲:呉田軽穂 5. 夜空ノムコウ 作詞:スガシカオ / 作曲:川村結花 6. レイニーブルー 作詞:大木誠 / 作曲:徳永英明 7. Honesty 作詞&作曲:Billy Joel 8. Your Song 作詞:Bernie Taupin / 作曲:Elton John 9. 糸 作詞&作曲:中島みゆき 10. Bridge over Troubled Water 作詞&作曲:Paul Frederic Simon 11. Let It Be 作詞&作曲:Paul McCartney 12. Hallelujah 作詞&作曲:Leonard Cohen アーティスト(演奏・出演) 隠岐速人 (テノール) 木村裕平 (ピアノ) 阿部拓也 (パーカッション) 1.9.10を除く レコーディング セッション録音:2023年8月16日/キング関口台スタジオ (第2スタジオ) 【楽天スーパーSALE 39%OFF】Hallelujah 2,000 円
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時代を超える弾き語り ★「弾き語り」とは最も古い演奏形態の一つであり、古代神話のオルフェウスから中世のトルバドゥール、現代の多くのスターまで脈々と続いています。 古楽器の専門家であるニコラス・トリュステットが様々な時代の歌を弾き語りで披露、歌だけでなく語りも入った、不思議な感触のアルバム。 収録情報 曲目・内容 14の厳粛な歌 〜ガンバにのせて トビアス・ヒューム (1569-1645) :Humorous Pavin ギョーム・ド・マショー (1377没) :Douce dame アンドレーアス・グリューフィウス (1616-1664) :Mein sind die Jahre nicht フリードリヒ・ヴィルヘルム・マルプルク (1718-1795) :Lebe, liebe, trinke, larme コンスタンティン・クリスチャン・デデキント (1628-1715) :Wir sind ein Traum der Zeiten ヨハン・ジギスムント・ショルツ (1705-1750) :Alles eilt zum Untergange 伝ヨーゼフ・ハイドン:uberliefert Bonny Barbara Allan ヘンリー・パーセル (1659-1695) :Strike The Viol フランツ・シューベルト (1797-1828) :Der Tod und das Madchen ヨハネス・ブラームス (1833-1897) :Denn es gehet dem Menschen wie dem Vieh ヨハネス・ブラームス:O Tod, wie bitter bist du アダム・クリーガー (1725-1666) :Nun sich der Tag geendet hat ニコラス・トリュステット (1944-) :Ach ich 後奏曲 アーティスト(演奏・出演) ニコラス・トリュステット (ヴィオラ・ダ・ガンバ、歌) レコーディング 録音:2020年11月24-27日 14の厳粛な歌 〜ガンバにのせて/ニコラス・トリュステット 3,003 円
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名歌手キャロリン・サンプソンのシューベルト歌曲集 第2弾! ★SACDハイブリッド盤。 バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとしてもおなじみの名歌手キャロリン・サンプソン。 BISレーベルから数多くのディスクをリリースしておりますが、当アルバムは『ズライカ』 (BIS SA-2343) に続く、シューベルトの第2弾となります。 ★サンプソンは「完璧なコロラトゥーラ技術と豊かにのびる輝かしい声」と評され、世界の聴衆を魅了し続けています。 バロック・古典派の歌曲からオペラまで幅広いレパートリーで積極的な演奏活動を展開しておりますが、なかでもシューベルトは非常に評価が高く美しい発音と歌声で魅了します。 ★共演は名ピアニスト、ジョゼフ・ミドルトンで、サンプソンとはヴォルフの「イタリア歌曲集」 (BIS SA-2553) 、『女性のためのアルバム〜ロベルト&クララ・シューマンのリート集』 (BIS SA-2473) 、『「コントラスト」〜イギリス名詩による歌曲集』 (BIS SA-2413) 、『狂気のなかの正気』 (BIS SA-2353) 、『「私の安らぎは消え失せた」〜デュエットと独唱曲集』 (BIS SA-2279) 、『花にまつわる歌曲集』 (BIS SA-2102) 、『ヴェルレーヌの詩による歌曲集』 (BIS SA-2233) など、数多くの録音でも共演しております。 収録情報 曲目・内容 「楽園」〜シューベルト・リサイタル フランツ・シューベルト (1797-1828) : 1. 妹の挨拶 (1822) D.762 2. ガニュメート (1817) D.544 3. 月に寄せて (1815-26) D.193 4. 水の上で歌う (1823) D.774 5. 若い尼僧 (1825) D.828 6. 春の神 (1816) D.448 7. 夜と夢 (1823) D.827 8. 星 (1828) D.939 9. 月に寄せて (1815-26) D.259 10. 万霊節の連祷 (1816) D.343 11. ナイチンゲール (1816) D.497 12. ミューズの息子 (1822) D.764 13. 愛らしき星 (1825) D.861 14. 子守歌 (1826) D.867 15. 君はわが憩い (1823) D.776 16. 楽園 (1817) D.584 17. 別れ (1826) D.829 アーティスト(演奏・出演) キャロリン・サンプソン (ソプラノ) ジョゼフ・ミドルトン (ピアノ) レコーディング 録音:(1,8,10) 2020年9月21-23日、(2-7,9,11-17) 2021年7月6-8日/ポットン・ホール、サフォーク州 (イギリス) 「楽園」〜シューベルト・リサイタル 3,289 円
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★知的なアプローチ、多彩な美声、そして繊細な語り口で21世紀を担うリート歌手イアン・ボストリッジ。 そのレパートリーの主軸と言えるのがシューベルトです。 ボストリッジはこれまでシューベルトの主要な作品をセッション録音してきましたが、近年はライヴ収録でのリリースが続いております。 中でも英ウィグモア・ホールの自主レーベルよりリリースしているシューベルトの歌曲リサイタル・シリーズ、また PENTATONE レーベルからリリースされた『冬の旅』(KKC 6106/PTC 5186764)は各誌で絶賛されております。 ★期待の最新盤は2019年4月のライヴから「美しき水車小屋の娘」が登場します。 ボストリッジの「美しき水車小屋の娘」と言えば1995年10月、グレアム・ジョンソンとのセッション、2003年12月、内田光子とのセッション録音が知られますが、当ライヴは待望の3度目の録音となります。 ★今回の共演はサスキア・ジョルジーニです。 ジョルジーニは2016年モーツァルト国際コンクールで優勝した若手実力派。 「確かなテクニック、美しく心動かされる音色、ファンタジーにあふれるフレージングと純粋な音楽性」とヴァイオリニストのサルヴァトーレ・アッカルドは絶賛しています。 ボストリッジと丁寧に音楽を作り上げた「美しき水車小屋の娘」は必聴です! 【曲目・内容】 フランツ・シューベルト(1797-1828):歌曲集『美しき水車小屋の娘』 Op.25 D.795(1823) 第1曲「さすらい」(2’33)/第2曲「どこへ?」(2’23)/第3曲「止まれ!」(1’25)/第4曲「小川への言葉」(2’45)/第5曲「仕事を終えた宵の集いで」(2’34)/第6曲「知りたがる男」(4’06)/第7曲「苛立ち」(2’25)/第8曲「朝の挨拶」(4’23)/第9曲「水車職人の花」(3’10)/第10曲「涙の雨」(3’52)/第11曲「僕のもの」(2’18)/第12曲「休み」(4’51)/第13曲「緑色のリュートのリボンを手に」(1’45)/第14曲「狩人」(1’05)/第15曲「嫉妬と誇り」(1’32)/第16曲「好きな色」(4’14)/第17曲「邪悪な色」(2’05)/第18曲「凋んだ花」(3’53)/第19曲「水車職人と小川」(3’36)/第20曲「小川の子守歌」(6’22) 【アーティスト(演奏・出演)】 イアン・ボストリッジ(テノール) サスキア・ジョルジーニ(ピアノ) 【レコーディング】 ライヴ録音:2019年4月/ウィグモア・ホール(ロンドン) エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(PENTATONE) A&Rマネージャー:ケイト・ロケット(PENTATONE) レコーディング・プロデューサー:ジョン・フレイザー レコーディング・エンジニア:フィリップ・シニー シューベルト:歌曲集『美しき水車小屋の娘』 2,860 円
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アンドレアス・ショルのゆるぎなき美しい声 トゥーマの珠玉のモテット ★チェコに生まれたトゥーマ (1704-1774) は、18世紀中頃のウィーンの最重要人物の一人。 特に宗教作品で高く評価されており、オルガンの通奏低音を伴う合唱から、器楽伴奏による合唱と独唱まで、ともに対位法の高度な技術を用いて作曲しました。 18世紀後半の作曲家 (ハイドンやモーツァルト) が典礼のための音楽を書く際のモデルとなりました。 トゥーマはカントールでオルガン奏者だった父のもとに4人兄弟の長男として生まれ、プラハの教会でもテノール歌手を務める傍ら、テオルボやヴィオラ・ダ・ガンバの演奏にも非常に長け、1723年、カール6世の戴冠式がプラハで行われた折にも演奏したとされています。 カール6世の妻エリザベス・クリスティーナの宮廷で寵愛を受けた後、その作風は当時としては古風なものの仲間入りをし始めていましたが、クリスティーナの娘マリア・テレジアにも大切にされ、手厚い年金を受け取るなどよい境遇を過ごし、最後は僧籍に入り、教会で亡くなりました。 ★このディスクには、エリザベス・クリスティーナの宮廷に仕えていた頃の作品が収められています。 15名ほどの器楽奏者と5名の歌手たちのアンサンブルによる編成のものを多く書いておりました。 当時の最高レベルの歌手たちがトゥーマのもとには集っていたと考えられ、技巧的なパッセージも見られます。 また器楽作品も多く残しており、三楽章による弦楽四重奏曲は古典派時代の到来を思わせます。 後期バロックの円熟した対位法技法と、新時代の表現の両方が合わさった、トゥーマの魅力を存分に味わうことができます。 モテットでは、アンドレアス・ショルのビロードのような音色、音域、見事なテクニックが、トゥーマの男性アルト・ソロのヴィルトゥオーゾ的要求に完璧に応えています。 ★アンドレアス・ショルとチェコ・アンサンブル・バロックのコラボレーションは、ヘンデルのオラトリオ『サウル』のチェコ初演にショルが参加したことをきっかけに始まりました。 カウンターテナー独唱によるトゥーマのモテットの演奏は世界初録音となります。 収録情報 曲目・内容 フランティシェク・トゥーマ (1704-1774) : ・S.ジョアンヌ・バプティスタのモテット (1743) ・モテトゥム・デ・テンポーレ (1750) ・四声のシンフォニア ・Motetto per ogni Tempo (1746) ・Dixit Dominus (1743) アーティスト(演奏・出演) アンドレアス・ショル (カウンターテナー) ロマーナ・クルシコヴァー (ソプラノ) オンドレイ・ホルブ (テノール) イルジー・ミロスラフ・プロハスカ (バス) チェコ・アンサンブル・バロック ロマン・ヴァーレク (指揮) レコーディング 録音:2023年6月2-6日、サン=ミシェル教会、チェコ フランティシェク・トゥーマ:モテット集 3,245 円
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ガーディナー、カンタータ巡礼の第1歩となったコンサート 1999年ヘルダー教会で行われた『クリスマス・オラトリオ』 新装丁で再発売! ★大家ガーディナーによる演奏で聴く6曲のカンタータからなるバッハの傑作『クリスマス・オラトリオ』。 ガーディナーはバッハ没後250年企画として、ヨーロッパとアメリカの約50都市の教会を訪れ、バッハの教会カンタータ全曲を演奏するという壮大な企画「バッハ : カンタータ巡礼」を打ち立て見事完走しました。 この演奏は、その巡礼の旅の出発点ともなった記念碑的コンサート。 収録されたワイマールにあるヘルダー教会は、バッハの子供たちが洗礼を受けた場所で、クラーナハの祭壇画で知られています。 ガーディナーの明晰な解釈と細部までコントロールされた合唱陣、深々とした祈りの音楽を完璧に表現しています。 さらに巡礼の旅へかけた思いと同様、ガーディナーの情熱が聴衆を感動に導きます。 ドキュメンタリーでも、ガーディナーはこの巡礼の旅への思いを語っています。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248 【ドキュメンタリー】 ・「歓呼の声を放て、喜び踊れ!」〜ガーディナー、カンタータ巡礼の旅 ・バッハ再訪〜ガーディナー、ザクセン=テューリンゲンを訪れる アーティスト(演奏・出演) サー・ジョン・エリオット・ガーディナー (指揮) イングリッシュ・バロック・ソロイスツ クラロン・マクファーデン (ソプラノ) ベルナルダ・フィンク (アルト) クリストフ・ゲンツ (テノール) ディートリヒ・ヘンシェル (バス) モンテヴェルディ合唱団 レコーディング 収録:1999年12月23,27日、ワイマール、ヘルダー教会 (ライヴ) J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ / ガーディナー 5,368 円
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男女の愛や恋の感情を表した ヴォルフの最高傑作「イタリア歌曲集」を 名歌手サンプソンとクレイトンが熱唱!! ★SACDハイブリッド盤。 ヴォルフの「イタリア歌曲集」を名歌手キャロリン・サンプソンとアラン・クレイトンが録音しました! ★パウル・ハイゼのドイツ語訳詩にイタリア民謡になぞらえて編曲した全2巻46曲からなる「イタリア歌曲集」。 この曲集はトスカーナの風景を背景に恋する男女の嫉妬、浮気、喜び、絶望などを描いた短編の愛の詩で構成されています。 ハイゼの翻訳はしばしば原詩のシンプルなイタリア語を強調しており、ヴォルフは詩のもつ力と感情をさらに高めるように魅力的な旋律にのせました。 ★幅広いレパートリーを誇りBCJの客演でもおなじみのキャロリン・サンプソンとアラン・クレイトンが男女の愛や恋の起伏に富んだ感情を生々しく表現しております。 圧倒的な歌唱力と表現力を持ち合わせた二人による新録音。 ご期待ください! 収録情報 曲目・内容 フーゴ・ヴォルフ (1860-1903) :『イタリア歌曲集』 IHW 15 第1巻 1. 第1曲「小さいものでも」 2. 第2曲「遠いところに旅立つそうね」 3. 第3曲「あなたは世界で一番美しい」 4. 第4曲「この世界の生みの親に祝福あれ」 5. 第5曲「だれがあなたを呼んだの」 6. 第6曲「いい気なもんだ、お嬢さん」 7. 第7曲「何をそんなに怒っているの」 8. 第8曲「さあ、仲直りをしよう」 9. 第9曲「君の魅力がすべて描かれて」 10. 第10曲「あなたは細い糸たった一本で私を捕まえて」 11. 第11曲「もうどれだけ待ち焦がれていたか」 12. 第12曲「さあ、仲直りしよう」 13. 第13曲「愛しい人、あなたが天国に」 14. 第14曲「友よ、私たちは修道服でもまとって」 15. 第15曲「私の恋人はこんなに小さくて」 16. 第16曲「戦場に向かわれる若い方々」 17. 第17曲「君の彼氏が死ぬところを見たいのなら」 18. 第18曲「ご身分はよくわかっています」 19. 第19曲「私たちは二人とも長いこと押し黙って」 20. 第20曲「私の恋人が月明かりの注ぐ家の前で歌っているわ」 21. 第21曲「あなたのお母様がお望みでないらしいわね」 22. 第22曲「セレナーデを奏でるために」 第2巻 23. 第23曲「君にはどんな歌を歌ってあげたらいいのか」 24. 第24曲「私はもう濡れていないパンを食べることはありません」 25. 第25曲「恋人が私を食事に招いてくれた」 26. 第26曲「私がよく聞かされた噂話によると」 27. 第27曲「やっとのことで疲れた体をベッドに横たえたと思ったら」 28. 第28曲「わたしが侯爵夫人じゃないんだからってなんて言うのね」 29. 第29曲「やんごとないあなたの御身分のことは重々承知しているわ」 30. 第30曲「あんな傲慢な女は、好きなようにさせておくさ」 31. 第31曲「どうして陽気に笑ったりしていられようか」 32. 第32曲「なにを怒っているの、大事なお方、そんなに熱くなって」 33. 第33曲「ぼくが死んだら、体を花いっぱい包み込んでくれ」 34. 第34曲「それから、あなたが朝早く寝床から起きだすと」 35. 第35曲「今は亡きあなたのお母様に祝福あれ」 36. 第36曲「あなたが愛するお方がもし天国に召されるようなことがあれば」 37. 第37曲「きみを愛するあまり、どれほどの時間を無駄にしてきたことか」 38. 第38曲「きみがぼくをちらりと見て笑い出し」 39. 第39曲「緑色と、緑の服を着ている人に幸ありますように」 40. 第40曲「いとしい人、わたしがあなたの家のまえを通るとき」 41. 第41曲「昨夜、真夜中に私が目を覚ましたとき」 42. 第42曲「これ以上ぼくは歌いつづけられない、だって風が」 43. 第43曲「ちょっと黙ってよ、そこのしつこいおしゃべり屋な男」 44. 第44曲「ああ、おまえは知っているか、どれほどぼくはおまえのために」 45. 第45曲「深淵が恋人の小屋を飲み込んでしまえ」 46. 第46曲「あたし、ペンナに住んでる恋人がいるの」 アーティスト(演奏・出演) キャロリン・サンプソン (ソプラノ) (Track 1,2,6,10,11,12,15,16,20,21,24,25,26,28,29,31,32,36,39,40,43,45,46) アラン・クレイトン (テノール) (Track 3,4,5,7,8,9,13,14,17,18,19,22,23,27,30,33,34,35,38,41,42,44) ジョセフ・ミドルトン (ピアノ) レコーディング セッション録音:2020年9月21-23日 (ソプラノ) 、2021年7月6-8日 (テノール) /ポットン・ホール (サフォーク) ヴォルフ:『イタリア歌曲集』 3,289 円
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初のドイツ語オラトリオ シュッツの傑作『イエス・キリストの復活の物語』 ハインリヒ・シュッツ (1585-1672) は、初期バロックを代表する作曲家。 バッハが1685年生まれなので、ちょうど100年前の生まれの人。 ガブリエリやモンテヴェルディらイタリア・バロックの華やかな要素と、後期フランドル楽派の対位法的な技巧を、ドイツの教会音楽の伝統の中に巧みに結合させた作風で、プロテスタントの精神を音楽に投影したという意味では、バッハと並び、歴史上最高の音楽家と呼べる存在と言えるでしょう。 本盤に収録されている、最初のオラトリオとされる『イエス・キリストの復活の物語 (復活祭オラトリオ) 』は、1623年にドレスデン王宮の礼拝堂で復活節第3主日晩課に初演されました。 シュッツの初期の代表作でヴェネツィア留学での複合唱様式体得を生かし、洗練された手法で復活という神秘性を音楽で表現しています。 演奏は、ルネサンスとバロック時代の音楽を専門に、歴史的作品の演奏を行っているアンサンブル・ポリハルモニーク。 シュッツとプレトリウスのイースターを祝う作品集です。 収録情報 曲目・内容 キリスト復活の物語 シュッツ: 『善良な羊飼いはよみがえられた』 SWV469 『復活祭オラトリオ (イエス・キリスト復活の物語) 』 SWV50 ミヒャエル・プレトリウス:『ハレルヤ、キリストはよみがえり』 アーティスト(演奏・出演) アンサンブル・ポリハルモニーク レコーディング 録音:2022年2月、ベルリン、イエス・キリスト教会 シュッツ:キリスト復活の物語 3,157 円
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収録情報 曲目・内容 ヘンデル : オラトリオ『メサイア』全曲 アーティスト(演奏・出演) 鈴木雅明 (指揮) バッハ・コレギウム・ジャパン 鈴木美登里 (ソプラノ) 米良美一 (カウンターテナー) ジョン・エルヴィス (テノール) デヴィッド・トーマス (バス) レコーディング 録音 : 1996/12/01 ヘンデル : 鈴木雅明とB.C.Jのメサイア 6,309 円
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ブラジルの新鋭シモーネ・メネセス率いる注目アンサンブル「K」によるアルバム「メタノイア」 ★ブラジル出身の指揮者シモーネ・メネゼスのアルバム「メタノイア」。 シモーネ・メネゼスが2020年に結成したアンサンブル「K」と声楽アンサンブル、セクエンツァ9.3による演奏。 アンサンブル「K」は、”クラシック/コスモポリタン/コンテンポラリー/クリエイティヴ/コネクテッド”の5つのテーマ(5つの"K")を掲げ、20世紀の室内楽レパートリーを中心に活動するアンサンブルです。 そしてバッハのソロを聴かせるのが、1996年トゥールーズ出身のヴァイオリニスト、マノン・ガリーという気鋭の演奏家たちによる注目の1枚です。 ★アルバム・タイトルの「メタノイア」とは、古代ギリシア語で、思考を超えて、視野を広げ、見方を変えることを意味しています。 このアルバムは、そうしたコンセプトのもと、バッハ、プッチーニ、ボロディン、ヴィラ=ロボス、ペルトといった時代と国境を越えた作曲家たちの作品を集めた内容となっています。 シモーネ・メネゼスの鋭い洞察力で、クラシックの偉人たちがどのように創造していったのかを明らかにしていきます。 収録情報 曲目・内容 1-5. プッチーニ:4声のミサ曲(ミサ・ディ・グローリア )【キリエ/グローリア/エト・イン・テラ・パクス/クオニアム・トゥ・ソルス/クム・サンクト・スピリトゥ】6. J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調BWV1002より「サラバンド」7. ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第4番より「前奏曲」8. ペルト:In spe(2010)9. ボロディン/ヴァンサン・ポーレ編:だったん人の踊り アーティスト(演奏・出演) シモーネ・メネセス(指揮)K(室内楽アンサンブル)セクエンツィア9.3(ヴォーカル・アンサンブル:1-5)マノン・ガリー(ヴァイオリン:6) レコーディング 録音:2021年3月、RiffXスタジオ、ラ・セーヌ・ミュージカル、パリ メタノイア 3,157 円
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レザール・フロリサンが壮麗かつ極上の柔らかさで美しく歌い上げる! ヴィヴァルディの想像上の「ミサ」 ★ヴィヴァルディは司祭の資格を持ち、「赤毛の司祭」と呼ばれていますが、礼拝などを取り仕切ることはない在俗司祭でした。 ピエタ慈善院付属音楽院での教職、およびオペラ作曲家やヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとしての活躍がその活動の大部分を占め、教会音楽のジャンルの作曲は比較的少なく、ミサ典礼文のすべてに付曲したいわゆる完成した「ミサ曲」も残されていません。 アグニュー率いるレザール・フロリサンは、現存する完成された宗教曲「グローリア」などとともに、ヴィヴァルディのほかの楽曲に、旋律を変えずにミサ通常文のテキストをあてはめ (コントラファクトゥム) たものを組み合わせて、ひとつの完成した「ミサ曲」を作り上げました。 素晴らしいソリスト、器楽陣によって、壮麗かつ極上の柔らかさと、音楽することの喜びと音楽への愛にあふれた演奏となっています。 収録情報 曲目・内容 ヴィヴァルディ:ヴェネツィアの「大ミサ曲」 ・キリエ (RV 587) ・グローリアへの導入:モテット「深紅色で描かれた女」 RV 642 (Introduzione al Gloria: Motet Ostro picta, armata spina RV 642) ・グローリア RV 589 ・クレド RV 591 ・サンクトゥス〜グローリア「主を怖れるものは幸いなり RV 597 第1曲、「主は言われた」 RV 807 第7曲のコントラファクトゥム (contrafactum of Beatus Vir RV 597/1 and Dixit Dominus RV 807/7) ・ベネディクトゥス〜「主は言われた」 RV 807 第8曲のコントラファクトゥム (contrafactum of Dixit Dominus RV 807/8) ・アニュス・デイ〜マニフィカト RV 610 第1,8曲およびキリエ RV 587のコントラファクトゥム (contrafactum of Magnificat RV 610/1 & 8 and Kyrie RV 587) アーティスト(演奏・出演) レザール・フロリサン (合唱、管弦楽) ゾフィー・カルトホイザー (ソプラノ) ルシール・リシャルドー (メゾ・ソプラノ) レナータ・ポクピク (メゾ・ソプラノ) レコーディング 録音:2020年3,10月、パリ ヴィヴァルディ:ヴェネツィアの大ミサ 3,322 円
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レザール・フロリサンが壮麗かつ極上の柔らかさで美しく歌い上げる! ヴィヴァルディの想像上の「ミサ」 ★ヴィヴァルディは司祭の資格を持ち、「赤毛の司祭」と呼ばれていますが、礼拝などを取り仕切ることはない在俗司祭でした。 ピエタ慈善院付属音楽院での教職、およびオペラ作曲家やヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとしての活躍がその活動の大部分を占め、教会音楽のジャンルの作曲は比較的少なく、ミサ典礼文のすべてに付曲したいわゆる完成した「ミサ曲」も残されていません。 アグニュー率いるレザール・フロリサンは、現存する完成された宗教曲「グローリア」などとともに、ヴィヴァルディのほかの楽曲に、旋律を変えずにミサ通常文のテキストをあてはめ (コントラファクトゥム) たものを組み合わせて、ひとつの完成した「ミサ曲」を作り上げました。 素晴らしいソリスト、器楽陣によって、壮麗かつ極上の柔らかさと、音楽することの喜びと音楽への愛にあふれた演奏となっています。 収録情報 曲目・内容 ヴィヴァルディ:ヴェネツィアの「大ミサ曲」 ・キリエ (RV 587) ・グローリアへの導入:モテット「深紅色で描かれた女」 RV 642 (Introduzione al Gloria: Motet Ostro picta, armata spina RV 642) ・グローリア RV 589 ・クレド RV 591 ・サンクトゥス〜グローリア「主を怖れるものは幸いなり RV 597 第1曲、「主は言われた」 RV 807 第7曲のコントラファクトゥム (contrafactum of Beatus Vir RV 597/1 and Dixit Dominus RV 807/7) ・ベネディクトゥス〜「主は言われた」 RV 807 第8曲のコントラファクトゥム (contrafactum of Dixit Dominus RV 807/8) ・アニュス・デイ〜マニフィカト RV 610 第1,8曲およびキリエ RV 587のコントラファクトゥム (contrafactum of Magnificat RV 610/1 & 8 and Kyrie RV 587) アーティスト(演奏・出演) レザール・フロリサン (合唱、管弦楽) ゾフィー・カルトホイザー (ソプラノ) ルシール・リシャルドー (メゾ・ソプラノ) レナータ・ポクピク (メゾ・ソプラノ) レコーディング 録音:2020年3,10月、パリ ヴィヴァルディ:ヴェネツィアの大ミサ 3,322 円
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