出荷目安の詳細はこちら商品説明日本語解説付きフィリップ・グリスヴァールの新たなソロ録音。 ベルリンの知られざる協奏曲集!南チロルから世界へと羽ばたいた21世紀世代のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーと、彼が創設したアンサンブル・ディドロの新録音。 アンサンブル・ディドロの中核メンバーであり、プラムゾーラーの伴奏としても多くの演奏&録音で共演しているフランスの名チェンバロ奏者、フィリップ・グリスヴァールがソリストを担う、18世紀ベルリン楽派の知られざるチェンバロ協奏曲集が登場! 1740年、フリードリヒ2世の戴冠によって空前の盛期を迎えたベルリンの音楽史。 芸術や科学が冷遇されていた先王の時代から一転して、プロイセンの数々の宮殿は美しい響きに満たされ、高名で卓越した音楽家たちが集いました。 そしてフリードリヒ2世に雇われた音楽家の多くが、当時の様々な宮廷で花開き始めていたジャンルである「鍵盤オブリガード付きソロ協奏曲」に兆戦したのでした。 このアルバムでは、フリードリヒが王太子時代に結成した楽団の創立メンバーのひとりであり、熱狂的な「バッハ信者」であったとされるクリストフ・シャフラト[c.1710-1763]、プロイセンの宮廷楽長カール・ハインリヒ・グラウン[c.1704/05-1759]、ライプツィヒ聖トーマス教会の生徒時代にはバッハのカンタータをソプラノ歌手として歌い、フリードリヒ2世の宮廷で第二チェンバロ奏者となったクリストフ・ニヒェルマン[1717-1762]、ヴァイマール大公の宮廷でコンサートマスターや宮廷楽長を務めたエルンスト・ヴィルヘルム・ヴォルフ[1735-1792]の4つのチェンバロ協奏曲を収録。 最初の構想では「ベルリンのバッハ」とも呼ばれた大バッハの次男カール・フィリップ・エマニュエル・バッハの作品も含まれていたとのことですが、グリスヴァールの研究によって多くの未出版の作品も発見され、熟考の末に、これらの知られざる作品が選ばれました。 (輸入元情報)【収録情報】● ニヒェルマン:協奏曲ニ短調● グラウン:協奏曲ニ長調 WVC:XIII:72● シャフラト:協奏曲ハ短調 CSWV:C:11● E.W.ヴォルフ:協奏曲変ロ長調 フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ) アンサンブル・ディドロ ロルダン・ベルナベ(ヴァイオリン) アレクサンドル・バルド(ヴィオラ) チェ・グゥリム(チェロ) フランソワ・レリ(コントラバス) ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン&ディレクター) 録音時期:2023年4月25-28日 録音場所:イタリア、トブラッハ、グスタフ・マーラー・オーディトリアム 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 全曲世界初録音 日本語解説&日本語曲目表記オビ付き 解説:ペーター・ヴォルニー、フィリップ・グリスヴァール 【輸入盤】 ベルリン楽派のチェンバロ協奏曲集 フィリップ・グリスヴァール、ヨハネス・プラムゾーラー&アンサンブル・ディドロ 【CD】 3,238 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明日本ピアノ演奏史の至宝、園田高弘のバッハ集大成。 20世紀の日本を代表するピアニストで、教育面でも多大な功績を残した園田高弘。 2024年は歿後20年にあたり、氏の偉大な業績を回顧するボックス・シリーズを開始します。 いずれも氏が1983年に設立した個人レーベル「EVICA」の音源により、長らく入手困難だった名演の数々をお届けいたします。 第1弾はCD10枚組のバッハ作品集。 園田のバッハといえば平均律クラヴィーア曲集やインヴェンションとシンフォニアの校訂楽譜(春秋社刊)をはじめ我が国の権威となっていますが、それらを円熟期の演奏でたっぷり堪能できる大企画。 平均律クラヴィーア曲集、パルティータ、インヴェンションとシンフォニアは全曲。 またゴルトベルク変奏曲、イタリア協奏曲、半音階的幻想曲とフーガなどの名作ももれなく収録。 さらに園田の師筋にあたるブゾーニ編曲の『トッカータとフーガ』と『シャコンヌ』も超貴重。 演奏は楷書的であいまいな所のないピアニズムと、大きな音楽性で説得力満点。 現代のピアノでバッハを弾く意味と意義を示唆に富んだ解釈で伝えてくれます。 まさに日本・ピアノ演奏史の至宝というべき遺産です。 (輸入元情報)【収録情報】Disc1-2J.S.バッハ:● 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV.846-869Disc3-4● 平均律クラヴィーア曲集 第2巻 BWV.870-893Disc5-6● パルティータ BWV.825-830Disc7● ゴルトベルク変奏曲 BWV.988Disc8● 2声のインヴェンション BWV.772-786● 3声のシンフォニア BWV.787-801● 4つのデュエット BWV.802-805Disc9● イタリア協奏曲 BWV.971● 半音階的幻想曲とフーガ BWV.903● トッカータ ハ短調 BWV.911● トッカータ ホ短調 BWV.914● トッカータ 嬰ヘ短調 BWV.910● フランス組曲 第5番 BWV.816Disc10● トッカータとフーガ ニ短調(ブゾーニ編)● シャコンヌ(ブゾーニ編) 園田高弘(ピアノ) ステレオ録音: 1992年4月13-16日 東京、府中の森ウィーン・ホール(Disc1-4) 1985年7月7,8日 東京、バリオホール(Disc5-6) 1994年3月16-18日 軽井沢ウッドストックスタジオ(Disc7) 1988年4月6,7日 松本ハーモニーホール/1994年3月16-18日 軽井沢ウッドストックスタジオ(Disc8) 2001年12月1日 東京オペラシティ コンサートホール(ライヴ)/1998年9月23日 東京、サントリーホール(ライヴ)/1994年3月16-18日 軽井沢ウッドストックスタジオ(Disc9) 1989年7月21日 東京、バリオホール(Disc10) クラムシェルケース仕様 国内製作 日本語帯・解説付き 【輸入盤】 Bach, Johann Sebastian バッハ / 園田高弘/バッハ集大成ボックス(10CD) 【CD】 9,098 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明フランスの鬼才ダヴィド・グリマル、3度目のバッハ1710年製ストラディヴァリウスと1740年製トゥルテの弓を用いての新境地フランスのヴァイオリン奏者、ダヴィド・グリマルによる3度目のバッハ無伴奏ソナタ&パルティータの全曲録音の登場。 50歳を目前に控えた時期の録音です。 使用している1710年製のストラディヴァリウスにはバスバー(表板を補強するための楽器内部の部材)がバロック・ヴァリオインとは違うように取り付けられているため、当時のピッチでは演奏できず、A=440Hzでの演奏。 バッハがこれらの作品を作曲したのと同じ時期に製作された弓を用い、独特なアーティキュレーション、重音奏法を引き出しています。 当時と現代のまさに融合が図られた中での録音で、録音場所の音響の素晴らしさもあいまって、唯一無二のバッハの登場となりました。 録音場所のロワイヨーモン修道院は1228年に建設され、1927年に歴史的建造物に認定されました。 パリを中心とするイル・ド・フランス地域圏で最大のシトー会修道院建造物です。 壮麗な回廊(クロイスター)と、フランスでもっとも美しいゴシック様式の大食堂を擁します。 ダヴィド・グリマルは、30年にわたって世界各地の主要な舞台に立ち、ソリストとして数々のオーケストラと定期的に共演を重ねてきました。 グリマルのために、多くの傑出した現代作曲家たちが新作を書き上げており、引く手あまたの室内楽奏者でもある彼は、屈指の国際音楽祭から招かれ演奏しています。 ソリストとしての活動と並行して、約15年前に「レ・ディソナンス」を創設。 以来グリマルは、芸術監督として同楽団を率いてきました。 「レ・ ディソナンス」は、世界で唯一、指揮者なしで定期的に主要な交響作品を奏でているオーケストラであり、これまでヨーロッパ中の一流コンサート・ ホールで演奏を披露しています。 また同団を範として、多数の由緒あるオーケストラがグリマルに共演を依頼しています。 この「分かち合い」の精神の延長線上にある「ロートル・セゾン(L'Autre Saison)」は、グリマルがパリの野外生活者たちの支援を目的に立ち上げたコンサート・シーズンです。 グリマルは、2008年にフランス共和国文化通信省から芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受勲。 ザールブリュッケン音楽大学でヴァイオリン演奏を指導するかたわら、世界各地からたびたび招かれマスタークラスを開いています。 (輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV.1001-1006 全曲Disc1● ソナタ第1番ト短調 BWV.1001● パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002● ソナタ第2番イ短調 BWV.1003Disc2● パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004● ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005● パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006 ダヴィド・グリマル(ヴァイオリン) 使用楽器:ストラディヴァリウス”ex-Roederer”(1710年製)、弓:トゥルテ(1740年) 録音時期:2021年2月10-18日 録音場所:ロワイヨーモン修道院内食堂 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 輸入盤・日本語帯・解説付き曲目リストDisc11.ソナタ第1番 ト短調 BWV1001 アダージョ/2.ソナタ第1番 ト短調 BWV1001 フーガ:アレグロ/3.ソナタ第1番 ト短調 BWV1001 シチリアーナ/4.ソナタ第1番 ト短調 BWV1001 プレスト/5.パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 アルマンド/6.パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 ドゥーブル/7.パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 クーラント/8.パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 ドゥーブル/9.パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 サラバンド/10.パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 ドゥーブル/11.パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 テンポ・ディ・ボレア(ブーレ)/12.パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 ドゥーブル/13.ソナタ第2番 イ短調 BWV1003 グラーヴェ/14.ソナタ第2番 イ短調 BWV1003 フーガ/15.ソナタ第2番 イ短調 BWV1003 アンダンテ/16.ソナタ第2番 イ短調 BWV1003 アレグロDisc21.パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 アルマンド/2.パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 クーラント/3.パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 サラバンド/4.パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 ジーグ/5.パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 シャコンヌ/6.ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 アダージョ/7.ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 フーガ:アッラ・ブレーヴェ/8.ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 ラルゴ/9.ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 アレグロ・アッサイ/10.パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006 プレリュード/11.パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006 ルール/12.パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006 ロンドー風ガヴォット/13.パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006 メヌエットI/14.パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006 メヌエットII/15.パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006 ブーレ/16.パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006 ジーグ 【輸入盤】 Bach, Johann Sebastian バッハ / 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 全曲 ダヴィド・グリマル(2021)(2CD) 【CD】 5,667 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明スペイン音楽に東洋音楽の融合!スペインのギター奏者兼作曲家であるラファエル・カタラとそのアンサンブルのアルバム。 ラファエル・カタラは故郷であるスペインの作品を専門としています。 彼は文化のるつぼであるスペインで東洋と西洋の音楽の影響を受けています。 フラメンコやファンダンゴといったスペインの伝統音楽に、東洋の要素を含んだ即興音楽を加えて色彩感あふれる音楽を展開します。 (輸入元情報)【収録情報】● ラファエル・カタラ[1960-]:Mediterraneo● フランチェスコ・ゲラウ[1649-1722]:Trece Diferencias de Gallarda● サンティアゴ・デ・ムルシア[1673-1739]:Fandango● アレッサンドロ・ピッチニーニ[1566-1638]:トッカータ第6番● ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー[1580-1651]:Canario● ムルシア:Villanos/La Jota、Folias Gallegas● ガスパール・サンス[1640-1710]:Preludio、Marizapalos、Jacaras、Zarabanda、Canarios● ディエゴ・オルティス[1510/25-1570]:Recercada alla Rumba ラファエル・カタラ(ギター) ムラット・コスクン(パーカッション) ヤン・クリゴフスキー(ヴィオローネ) マルコ・アンブロジーニ(ニッケルハルパ) 録音:2023年5月13,14日 【輸入盤】 『私たちの海』 ラファエル・カタラ(ギター)、ムラット・コスクン(打楽器)、ヤン・クリゴフスキー(ヴィオローネ)、マルコ・アンブロジーニ(ニッケルハルパ) 【CD】 3,238 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明菊地裕介が繰り広げるドラマティックなバッハのミクロコスモスバッハの『インヴェンションとシンフォニア』。 ピアノ学習者にとって必須ともいえるこの曲集ですが、「インベンション(英語で発明、創造)」の言葉のとおり、弾き手にとっても、聴き手にとっても常に新しい発見のある曲集です。 菊地裕介の演奏は、一つ一つの音が持つ意味とその存在を克明に捉えながら曲の構造を露わにしていき、ある種のドラマティックなバッハの偉大さも実感させるという素晴らしい仕上がりを見せています。 (販売元情報)【収録情報】● J.S.バッハ:15のインヴェンション&15のシンフォニア BWV.772-801 菊地裕介(ピアノ/Steinway D, No.529200) 録音時期:2023年9月13-15日 録音場所:静岡県、浜松市天竜壬生ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) プロデューサー:瀬尾和紀 エンジニア:山中耕太郎(Rec-Lab) ピアノ調律:松本安生 Bach, Johann Sebastian バッハ / インヴェンションとシンフォニア 菊地裕介(ピアノ) 【CD】 2,750 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明聖母被昇天ノートル・ダム・バジリカ聖堂での演奏会スイス西部の町ヌシャテルの聖母被昇天ノートル・ダム・バジリカ聖堂での2つの演奏会を収録。 2021年10月2日の演奏会はオルガン、オーケストラ、独唱、合唱による華やかなもの。 バッハの2つのカンタータを枠にして、間にシャルパンティエとヘンデル。 ダミアン・サヴォワはこの聖堂に所属するオルガン奏者。 2枚目は御大ギー・ボヴェを招いての演奏会。 バッハももちろん良いのですが、後半のメイエ神父やブランの作品も聴きもの。 ジュール・ブランは19世紀前半のフランスの作曲家。 これまで録音はごく少なく、10曲もまとまるのは非常に珍しいこと。 題名の通り親しみやすい曲ばかりです。 (輸入元情報)【収録情報】Disc1● J.S.バッハ:カンタータ『私たちはあなたに感謝する、神よ』 BWV.29● シャルパンティエ:マニフィカト H73● シャルパンティエ:太鼓とシンバルとラッパで H323● ヘンデル:オルガン協奏曲第4番 Op.4-4, HWV.292〜第1楽章● J.S.バッハ:カンタータ『鳴り響け、あなた方の歌よ』 BWV.172 ミリアム・エリヒ(ソプラノ) マリー・リップ(ソプラノ) ヴェロニク・メイラン(アルト) エティエンヌ・アンカー(テノール) コンタン・ガイヤール(バス) ダミアン・サヴォワ(オルガン) ヌシャテル参事会教会声楽アンサンブル(合唱指揮:シモン・ペギロン) ミュジク・デ・リュミエール管弦楽団 ファキュンド・アギュダン(指揮)Disc2● J.S.バッハ:幻想曲 ト長調 BWV.572● J.S.バッハ:アリア ヘ長調 BWV.587(原曲:クープラン)● マルシャン:オルガン曲集 第1巻● メイエ神父:マニフィカトの唱句● ブラン:雷雨に驚いた村祭りの行列● ブラン:牧歌● ブラン:ファンファーレ● ブラン:太鼓と行進曲の模倣● ブラン:若い娘たちの讃美歌● ブラン:嵐の前触れの強風● ブラン:雷雨と雷鳴● ブラン:人の声の合唱● ブラン:行進曲● ブラン:村民の帰宅● メイエ神父:ファンファーレ ギー・ボヴェ(オルガン) 録音時期:2021年10月2日(Disc1)、10月16日(Disc2) 録音場所:スイス、ヌシャテル、聖母被昇天ノートル・ダム・バジリカ聖堂 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ) 簡易紙ケース収納 【輸入盤】 スイス、聖母被昇天ノートル・ダム・バジリカ聖堂での演奏会 ギー・ボヴェ、ファキュンド・アギュダン&ミュジク・デ・リュミエール管弦楽団、他(2CD) 【CD】 4,443 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明作曲家兼ピアニストのファジル・サイが、まったく新しい視点で見たバッハの傑作!名曲中の名曲とJ.S.バッハの『ゴルトベルク変奏曲』は、不眠症に悩む伯爵のために、バッハの弟子ゴルトベルクが演奏したとも言われている傑作です。 チェンバロ(2段鍵盤付きクラヴィチェンバロ)のための作品で、冒頭と最後に置かれたアリアの低音パートに基づく30の変奏は、高度な対位法の技術が凝らされており、変奏曲の歴史における頂点のひとつとして知られています。 冒頭のアリアの、穏やかで豊かに装飾された旋律の美しさは、すこぶる印象深いものですが、この作品が構成されている重要なのは「アリアの低音パートに基づいた変奏曲」という点で、このアリアの低音を示している最初の8小節は、パッサカリアやシャコンヌによく使われた形式になっています。 さらに32小節にわたるバスを基礎に、30の変奏が展開するわけですが、各々の変奏曲には、それぞれ新しい素材や手法、固有の雰囲気が盛り込まれていて、個々の魅力とともに有機的に配列されて壮大な全体が形成されています。 ファジル・サイは、この重要な低音パートに目を向けています。 バスや内声の大胆な強調、バロック的アゴーギク、ときにはリズムのほんの少しのずらしを加え、メリハリをつけ、右手と左手で強弱の対比を生み出していきます。 これはチェンバロでの演奏法では不可能なものですが、あえてピアノで演奏するという意義を問いただしています。 左手のバスも突っかかるような強いアクセントで切るような鋭くリズミカルなタッチは即興的で、それぞれの形式的なところから逸脱するかのようなジャズ的にも感じられ、左手の動きを主旋律として聴かせるような弾き方は、これまでになく劇的な緊張感と躍動感が秘められているのが感じられます。 これこそ、ファジル・サイの洞察に満ちた見事なバッハの頂点のひとつと言えます。 ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ日本語解説書付き。 日本語解説には、ファジル・サイによる解説の日本語訳、前島秀国氏による書き下ろし解説を掲載。 (輸入元情報)【収録情報】● J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 ファジル・サイ(ピアノ) 録音時期:2022年2月17日〜3月3日、 録音場所:トルコ、イズミル、アフメト・アドナン・サイグン・アーツセンター 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ日本語解説書・日本語帯付き曲目リストDisc11.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 アリア/2.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第1変奏 1鍵盤/3.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第2変奏 1鍵盤/4.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第3変奏 同度のカノン 1鍵盤/5.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第4変奏 1鍵盤/6.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第5変奏 1あるいは2鍵盤/7.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第6変奏 2度のカノン 1鍵盤/8.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第7変奏 1あるいは2鍵盤/9.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第8変奏 2鍵盤/10.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第9変奏 3度のカノン 1鍵盤/11.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第10変奏 フゲッタ 1鍵盤/12.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第11変奏 2鍵盤/13.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第12変奏 4度の反行カノン 1鍵盤/14.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第13変奏 2鍵盤/15.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第14変奏 2鍵盤/16.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第15変奏 5度の反行カノン 1鍵盤/17.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第16変奏 序曲、1鍵盤/18.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第17変奏 2鍵盤/19.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第18変奏 6度のカノン 1鍵盤/20.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第19変奏 1鍵盤/21.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第20変奏 2鍵盤/22.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第21変奏 7度のカノン 1鍵盤/23.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第22変奏 アラ・ブレーヴェ 1鍵盤/24.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第23変奏 2鍵盤/25.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第24変奏 8度のカノン 1鍵盤/26.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第25変奏 2鍵盤/27.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第26変奏 2鍵盤/28.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第27変奏 9度のカノン 2鍵盤/29.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第28変奏 2鍵盤/30.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第29変奏 1あるいは2鍵盤/31.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 第30変奏 1鍵盤/32.ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 アリア ダ・カーポ 【輸入盤】 Bach, Johann Sebastian バッハ / ゴルトベルク変奏曲 ファジル・サイ(ピアノ) 【CD】 2,429 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明英国屈指のピリオド・アンサンブル「ラ・セレニッシマ」の最新作!英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって創設された著名なピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。 ヴィヴァルディを中心に、知られざる作品や再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いている彼らの最新作は、ニコラ・マッテイス・ジュニア[c.1677-1737]の人生と作品を称える1枚。 イタリア人の父とイギリス人の母の間にロンドンで生まれたマッテイスは、1700年にイギリスを離れウィーンの宮廷へ赴くまでの間に、ヘンリー・パーセルの様式に染まっていました。 18世紀初頭のヨーロッパ大陸において、英国の様式や英国の音楽家が知られていなかったと考えるのは容易いですが、本作の選曲は実際にはそうではなかったことを物語っています。 素晴らしい舞曲、組曲のほか、驚くほど美しいヴィヴァルディの協奏曲、イギリス人(パーセル)とイタリア人(ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ)による2つの素晴らしいシャコンヌが収録されています。 (輸入元情報)【収録情報】● パーセル:シャコンヌ ト短調 Z730● テレマン:序曲=組曲 ト短調 TWV55:g5● ニコラ・マッテイス・ジュニア:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調● カルダーラ&ニコラ・マッティス:『La Verita nell’Inganno』の序曲&バレエ音楽● ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.11, RV.277『お気に入り』● ブレシャネッロ:序曲=組曲 ハ長調● ブレシャネッロ:シャコンヌ イ長調 ラ・セレニッシマ エイドリアン・チャンドラー(ディレクター、ヴァイオリン) 録音時期:2022年10月 録音場所:イギリス、サマセット、シーダーズ・ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 『海外の英国人』 エイドリアン・チャンドラー&ラ・セレニッシマ(2CD) 【CD】 5,262 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明2021年に亡くなった偉大なる合唱指揮者ミシェル・コルボの深遠なるバッハの作品を収録したボックスが「New Budget」ボックス・シリーズからリリーススイスに生まれたミシェル・コルボ[1934-2021]は、合唱作品とオペラへの影響を与えた指揮者でした。 コルボは若い時から教会音楽を専門としたバリトン歌手で、「歌うオーケストラ」を設立することを望んでいました。 ローザンヌとシエナで指揮法を修め、1961年に「ローザンヌ声楽アンサンブル」を、ついで「ローザンヌ器楽アンサンブル」を組織して、特にルネサンス・バロック音楽の普及に尽力しました。 1964年にプロデューサーのミシェル・ガルサンは、新しい音楽の世界を録音するためにコルボらとエラートとの契約を行い、幅広いディスコグラフィを作成。 バッハなどの存在を強化しながら、ヘンデル、パーセル、ヴァイヴァルディ、そしてカリッシミ、ドラランド、シャルパンティエ、モンテヴェルディのようなそれまであまり演奏・録音されなかった作曲家の声楽作品へと拡大し、何よりも作曲家に礼儀を行うことを目的としました。 その中でもバッハ作品の演奏は、受難曲などに描かれた人間ドラマとして表現し、人間の心の弱さをつつみ込むような温かさに溢れています。 モダン楽器によるオーケストラも磨かれた響きと整ったアンサンブルで歌手陣を支えています。 特にアーノンクールとレオンハルトでおなじみの最高のエヴァンゲリストであったクルト・エクウィルツが起用され、緊張感を高めています。 ロ短調ミサ曲、マニフィカト、カンタータ第187番については、オリジナル・マスターテープより2022年リマスター音源が使用されています。 多くのリスナーの方に低価格でお聴き頂きたく、歌詞対訳は付いておりません。 輸入商品のため、入荷時点で、商品(ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む)に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。 商品の状態・品質につきましてはあらかじめご了承の上、ご購入いただけますようお願い申し上げます。 (輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:宗教作品集Disc1-2● ミサ曲 ロ短調 BWV.232 ウォリ・シュテンプフリ(ソプラノ) イヴォンヌ・ペラン(ソプラノ) マガーリ・シュワルツ(メゾ・ソプラノ) クロディーヌ・ペレ(メゾ・ソプラノ) オリヴィエ・デュフール(テノール) フィリップ・フッテンロッハー(バリトン) ニクラウス・トゥーラー(バス) クリスティアーヌ・ジャコッテ(チェンバロ) モーリス・アンドレ(トランペット) オーレル・ニコレ(フルート) 録音:29-30.I & 2-3.II.1972, Casino, Vevey, Switzerland Remastered in 2022 in HD 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son StudioDisc3-4● ヨハネ受難曲 BWV.245 クルト・エクヴィルツ(テノール:福音史家) フィリップ・フッテンロッハー(バス:イエス) フェシリティ・パーマー(ソプラノ) ビルギット・フィニレ(コントラルト) ヴェルナー・クレン(テノール) ルート・ファン・デル・メール(バス) 録音:8-11.X.1977, Salle de spectacles de Crissier, SwitzerlandDisc5-7● マタイ受難曲 BWV.244 クルト・エクヴィルツ(テノール:福音史家) ゲルハルト・ファウルシュティヒ(バリトン:イエス) マーガレット・マーシャル(ソプラノ) キャロリン・ワトキンソン(アルト) アンソニー・ロルフ=ジョンソン(テノール) フィリップ・フッテンロッハー(バス) ノートル・ダム・ド・シオン教会少年聖歌隊 録音:12-19.VI.1982, Casino de Vevey, SwitzerlandDisc8-9● クリスマス・オラトリオ BWV.248 バルバラ・シュリック(ソプラノ) キャロリン・ワトキンソン(アルト) クルト・エクヴィルツ(テノール) ミヒャエル・ブロダルト(バス) ファビエンヌ・ヴィレダ(ソプラノ) 録音:2-6.I.1984, Casino de Vevey, SwitzerlandDisc10● マニフィカト ニ長調 BWV.243● カンタータ『すべてのもの汝を待ち望む』 BWV.187 ウォリ・シュテンプフリ(ソプラノ) イヴォンヌ・ペラン(ソプラノ) クロディーヌ・ペレ(アルト) マガーリ・シュワルツ(メゾ・ソプラノ) オリヴィエ・デュフール(テノール) フィリップ・フッテンロッハー(バス)、 録音:30.XI & 1.XII.1971, Casino de Vevey, Switzerland Remastered in 2022 in HD 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル ミシェル・コルボ(指揮) 【輸入盤】 Bach, Johann Sebastian バッハ / マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、ミサ曲ロ短調、クリスマス・オラトリオ、他 ミシェル・コルボ&ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル(10CD) 【CD】 4,453 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明プラムゾーラーのアンサンブル・ディドロ15周年記念!ゴルトベルクのトリオ・ソナタ全集!日本語解説付き21世紀世代のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーは、アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する次世代の名手。 2013年に自身のレーベル「Audax(オーダックス)」を立ち上げ、数々の知られざるバロック・レパートリーを開拓してきました。 2008年に設立したアンサンブル・ディドロは今年(2023年)で創設15周年を迎えました。 これまで、柔軟に編成を変えながら協奏曲や様々な形の室内楽に取り組んできましたが、この15周年記念盤では、彼らの中核レパートリーである「トリオ・ソナタ」という原点に立ち返り、バッハの弟子であり有名な変奏曲にもその名を残すヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルクのトリオ・ソナタ(ゴルトベルク作と考えられている全4作)と、大バッハの長男であるヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ[1710-1784]のトリオ・ソナタ1曲を収録しています。 J.S.バッハのトリオ・ソナタといえば、6つのオルガン・トリオ・ソナタ(BWV.525-530)が有名で、この作品はW.F.バッハの教育用に書かれ、ゴルトベルクもこの作品を通じて作曲家兼演奏家としての手腕を磨いたと考えられていますが、「2本のヴァイオリンと通奏低音」という標準的な編成のトリオ・ソナタは遺されていません。 そのため、編曲物を除外すれば、標準的な編成のトリオ・ソナタの合奏団体にとって、現存するゴルトベルクの4つのソナタ以上にバッハに近づく作品はありません。 ゴルトベルクのソナタはレパートリーの中心的位置を占め、その音楽的内容、創造的アイデア、作曲技法上の洗練は、最も偉大な作曲家たちの作品に比肩するに十分であり、トリオ・ソナタの最高峰、すなわちJ.S.バッハの『音楽の捧げもの』のトリオの系譜に連なるとさえ、プラムゾーラーは語っています。 ゴルトベルクの洗練された濃密な対位法はJ.S.バッハの作品とも非常に似ており、ハ長調のソナタ(DurG.13)は、かつてはJ.S.バッハの作品(BWV.1037)として知られていました。 (輸入元情報)【収録情報】ゴルトベルク:● トリオ・ソナタ ハ長調 DurG.13● トリオ・ソナタ イ短調 DurG.11W.F.バッハ:● トリオ・ソナタ 変ロ長調ゴルトベルク:● トリオ・ソナタ ト短調 DurG.12● トリオ・ソナタ 変ロ長調 DurG.10 アンサンブル・ディドロ ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン) ロルダン・ベルナベ(ヴァイオリン) チェ・グゥリム(チェロ) フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ) 録音時期:2022年1月12-15日 録音場所:イタリア、トブラッハ、グスタフ・マーラー・オーディトリアム 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 日本語解説付き(解説:ヨハネス・プラムゾーラー) 【輸入盤】 ゴルトベルク、ヨハン・ゴットリープ(1727-1756) / ゴルトベルク:トリオ・ソナタ集、W.F.バッハ:トリオ・ソナタ 変ロ長調 ヨハネス・プラムゾーラー、アンサンブル・ディドロ 【CD】 3,238 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明テレマン:カンタータ『雷のオード』テレマンは晩年になっても創作意欲が衰えることがなく、70歳を越えて書かれた『イエスの死』や81歳の時の『審判の日』など高齢になっても次々と熟練の作品を生み出していきました。 このアルバムに収録されたのは、テレマン晩年の充実した声楽作品のひとつである『雷のオード』を中心とした一連の作品です。 これは、雷鳴を思わせるバス二重唱とティンパニ・ソロが絡み合うなど当時としては先進的な書法が用いられた大胆なカンタータで、1756年に初演された第1部『Wie ist dein Name so gros』と、1756年に書かれ1760年にハンブルクで初演された(当時の新聞では「第2部が追加された」と報じられた)『Mein Herz is voll』を合わせて『雷のオード』と呼ばれています。 2つの作品の主題は異なりますが、どちらも創造神を崇拝するものです。 アルバムには世界初録音となる2曲のカンタータも収録。 イギリスのアンサンブル、ソロモンズ・ノットと、ビーバーなどの作品を得意とするレ・パシオン・ド・ラームの素晴らしい演奏でお楽しみいただけます。 (輸入元情報)【収録情報】テレマン:1. Dich ruhmen die Welten TVWV.1:329(1762)2. 『雷のオード』第1部 Wie ist dein Name so gros TVWV.6:3a(1756年初演)3. Wie lieblich sind auf den Bergen TVWV.3:61(1754)4. 『雷のオード』第2部 Mein Herz ist voll, vom Geiste Gottes erhoben TVWV.6:3b(1760) ソロモンズ・ノット(声楽アンサンブル) ジョナサン・セルズ(バス・バリトン、指揮) レ・パシオン・ド・ラーム(古楽器オーケストラ) メレト・リューティ(ヴァイオリン、指揮) 録音時期:2022年3月18-23日 録音場所:ドイツ、マクデブルク(第25回テレマン音楽祭) 録音方式:ステレオ(デジタル) 世界初録音(1,3) 【輸入盤】 Telemann テレマン / カンタータ『雷のオード』、晩年の教会音楽 レ・パシオン・ド・ラーム、ソロモンズ・ノット 【CD】 3,441 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明クリスティーナ・プルハー率いるラルペッジャータとカウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーによる17世紀初頭のフランスの宮廷・貴族のサロン・プレシューのため音楽集17世紀初頭、フランスの宮廷や貴族のサロンのために作曲された作品にスポットを当てたアルバム。 フランスの南ヨーロッパの隣国に対する音楽的および知的魅力を反映して、フランス語だけでなくスペイン語やイタリア語でも執拗な愛を表現することがよくあります。 17世紀初頭の激動の時代のコスモポリタンな場所であったサロン・プレシュー(17世紀フランス王国の上流社交界に現れた、言語や作法に洗練を求める風潮のために集まるサロン)は、貴族階級の人々が多く参加し 貴族、公務員、裁判官、文人、芸術家などが参加し、政治的、軍事的な緊張を忘れ、洗練された礼儀正しい国際的な談話の芸術を実践するために集まりました。 クリスティーナ・プルハー率いるラルペッジャータと、カウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーは、これらのロベール・ド・ヴィゼー、アントワーヌ・ボエセ、エティエンヌ・ムリネ、ミシェル・ランベールほか、多数のフランスの素晴らしいプログラムによって、17世紀に流行した洗練された歌曲「宮廷歌曲」を中心に、繊細な感情を表現する素晴らしい歌唱と演奏とを紹介しています。 ここに収録された数曲の演奏ビデオやインタビューを見るためのQRコードが、オリジナル・ブックレットに掲載される予定です。 ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤CDのみ、日本語解説書、歌詞訳付き。 日本語解説書には、岸 純信氏による書き下ろし解説、パルマ音楽院音楽史教授Alessio Ruffatti氏による作品解説の日本語訳、歌詞の日本語訳の掲載となります。 (輸入元情報)【収録情報】1. ピエール・ゲドロン[1570-1620]/プルハー編:羊飼いの娘らよ、喜びに、愉しみに2. アントワーヌ・ボエセ[1587-1643]/プルハー編:ようやくあの羊飼い娘は3. エティエンヌ・ムリニエ[1599-1669]:憐みを求めても無駄4. ミシェル・ランベール[1610-1696]:日ごとに貴女の軽蔑が5. ロベール・ド・ヴィゼー[1650-1725]、マラン・マレ[1656-1728]/プルハー編:スペインのフォリアによるインプロヴィゼーション6. アンリ・ル・バイイ[1590-1637]/プルハー編:わたしの名は狂気7. エティエンヌ・ムリニエ:静かな暗い夜よ8. アントワーヌ・ボエセ/プルハー編:自由で幸せな僕らの心は9. ミシェル・ランベール/プルハー編:きらめくタホ川のほとり10. エティエンヌ・ムリニエ:僕の羊飼い娘は優しくて一途11. ロベール・ド・ヴィゼー:ギターのためのパッサカリア ニ短調12. ガブリエル・バタイユ[1574-1630]:船は岸に付けられて13. ロベール・ド・ヴィゼー:シャコンヌ ト短調14. エティエンヌ・ムリニエ/プルハー編:様々な鳥たちのコンセール15. ルイ・ド・ケ=デルヴロワ[1677-1759]:Plainte16. エティエンヌ・ムリニエ:私の熱愛する美女が フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー:1,2,3,4,6,7,8,9,10,12,14,16) ラルペッジャータ ジュゼップ・マリア・マルティ・ドゥラン(テオルボ、バロック・ギター) フローラ・パパドプーロス(バロック・ハープ) ロドニー・プラダ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ダヴィド・マヨラル(パーカッション) クリスティーナ・プルハー(テオルボ、音楽監督) 録音時期:2022年2月9-12日 録音場所:フランス、アルフォールビル、Grande salle, Studio de l’Orchestre national d’Ile-de-France 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤CDのみ、日本語解説書、歌詞訳付き曲目リストDisc11.羊飼いの娘らよ、喜びに、愉しみに/2.ようやくあの羊飼い娘は/3.憐みを求めても無駄/4.日ごとに貴女の軽蔑が/5.スペインのフォリアによるインプロヴィゼーション/6.わたしの名は狂気/7.静かな暗い夜よ/8.自由で幸せな僕らの心は/9.きらめくタホ川のほとり/10.僕の羊飼い娘は優しくて一途/11.ギターのためのパッサカリア ニ短調/12.船は岸に付けられて/13.シャコンヌ ト短調/14.様々な鳥たちのコンセール/15.嘆き/16.私の熱愛する美女が 【輸入盤】 『情熱のパッサカリア』 フィリップ・ジャルスキー、クリスティーナ・プルハー&ラルペッジャータ 【CD】 2,429 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明マルティーニ:コペルティーノの聖ジュゼッペを称える三位一体のための音楽イタリアの作曲家、音楽理論家のジャンバッティスタ・マルティーニ(ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ)の名声は、ボローニャのサン・フランチェスコ聖堂で絶え間なく行った歴史家、理論家、音楽教師としての活動によるところが大きく、イタリア語で書かれ、イタリアで出版された最初の音楽史である彼の記念碑的な「Storia della musica」は、その時代の最も著名な人物たちから賞賛されています。 本アルバムに収録されている作品は、マルティーニの生涯におけるあまり知られていないエピソードに関するもので、彼が作曲家としても高く評価されていたことを示しています。 2023年4月21日にボローニャのサン・フランチェスコ聖堂で行われたコンサートを「Tatus」がライヴ・プロデュースした貴重な世界初録音です。 (輸入元情報)【収録情報】マルティーニ:コペルティーノの聖ジュゼッペを称える三位一体のための音楽(ローマ、1753年)● ヴェルセット「Deus in adiutorium」● マルティーニ:Domine ad adjuvandum● アンティフォナ「Serve bone」● マルティーニ:Laudate Dominum omnes gentes● アンティフォナ「Similabo eum」● マルティーニ:マニフィカト ハ短調● トレッリ:トランペット・ソナタ ニ長調● イントナツィオーネ「Te Deum laudamus」● マルティーニ:テ・デウム ニ長調 Ecclesia Nova コンチェルト・ロマーノ アレッサンドロ・クアルタ(指揮) 録音時期:2023年4月21日 録音場所:ボローニャ、サン・フランチェスコ聖堂 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ) 【輸入盤】 マルティーニ、ジョヴァンニ・バッティスタ(1706-1784) / コペルティーノの聖ジュゼッペを称える三位一体のための音楽 アレッサンドロ・クアルタ&コンチェルト・ロマーノ 【CD】 3,238 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明華やぎとドラマの交錯!リュリの牧歌的抒情悲劇を本場フランス最前線から18世紀以前の知られざる音楽劇蘇演に大きな貢献をみせてきたフランスの古楽歌劇カンパニー、レ・タラン・リリク。 特にフランス語台本のオペラは、指揮者ルセほか多くのメンバーにとって日常言語の延長上にあるといってもよい言葉と音楽性の相性の良さが抜群のパフォーマンスに繋がります。 17世紀、ルイ14世の治世下にあって演劇と音楽の融合を追求し続けた王室音楽総監督リュリの劇音楽は、そんな彼らの本領がここぞとばかりに発揮される領域。 「Aparte」から2019年に『イシス』を、また2022年秋には『アシスとガラテー』をリリースしたのも記憶に新しいところ、今度は抒情悲劇第6作『プシュケ(プシシェ)』が堂々登場! 音楽入り演劇のあり方を巡って決裂する直前の劇作家モリエールとの共作による同題のトラジェディ=バレから7年後、悲劇作家ピエール・コルネイユの弟トマ・コルネイユと長命で知られるフォントネルの台本をもとに披露された牧歌的神話劇を、本場ヴェルサイユの王室歌劇場を舞台に鮮やかに現代に甦らせます。 同作の全曲録音は「cpo」にも先行盤がありますが、フランスの演奏陣によるものはこれが初。 シリル・オヴィディやデボラ・カシェらフランス古楽界で押しも押されもせぬ活躍をみせる名歌手らの存在感もさることながら、自身プシュケをテーマにした歌曲アルバムも発表しているアンブロワジーヌ・ブレが喜怒哀楽の機微を鮮やかに歌い上げる題名役も見事なもの。 リコーダーのセバスティアン・マルクや低音弦のエマニュエル・ジャック、無孔ナチュラルトランペットを吹きこなすジャン=フランソワ・マドゥーフら器楽勢の充実ぶりにも目を見張らされます。 同レーベルの常どおり解説も充実(原文フランス語、英独訳付)。 (輸入元情報)【収録情報】● リュリ:『プシュケ』〜序幕付全5幕の抒情悲劇 全曲 プシュケ/苦悩する女…アンブロワジーヌ・ブレ(ソプラノ) 美の女神ヴェニュス/ミューズ…ベネディクト・トーラン(ソプラノ) 恋の神/アグロール/ニンフ…デボラ・カシェ(ソプラノ) 花の女神フロール/シディプ/ニンフ/ミューズ…ユジェーヌ・ルフェーヴル(ソプラノ) ヴェルテュムヌ/青年に扮した恋の神/メルキュール…シリル・オヴィディ(オートコントル=高音テノール) 火の神ヴュルカン/苦悩する男/憤怒の鬼…ロバート・ゲチェル(テノール) パレモン/海の精シレーヌ/西風の精ゼフィール/憤怒の鬼/酒の神バッコス…ファビアン・イオン(テノール) アポロン/西風の精ゼフィール/サティール…ザッカリー・ワイルダー(テノール) 大神ジュピテール/苦悩する男/サティール…フィリップ・エステーフ(バリトン) リカス/王/モミュス/川の神/憤怒の鬼…アナス・セガン(バリトン) 軍神マルス…マチュー・エム(バリトン) 合唱のみ…ドミニク・ボヌタン、ブノワ・プロシェロ(オートコントル) レ・タラン・リリク(古楽器使用) クリストフ・ルセ(クラヴサン=チェンバロ、指揮) 録音時期:2022年1月29-31日 録音場所:ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場 録音方式:ステレオ(デジタル) 【輸入盤】 Lully リュリ / 『プシュケ』全曲 クリストフ・ルセ&レ・タラン・リリク、アンブロワジーヌ・ブレ、ベネディクト・トーラン、他(2022 ステレオ)(2CD) 【CD】 4,858 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明400年前に平和を祈ったシュッツ作品をリチェルカール・コンソートが再現ベルギー古楽隆盛の基を築いたピエルロとリチェルカール・コンソートの最新盤。 30年戦争は1618年から1648年にかけて主にドイツを舞台として戦われた宗教戦争。 プロテスタントとカトリックとの対立が主な理由ですが、この恐怖と危険の時代にシュッツはさまざまなモテットを残しました。 彼の音楽は公平で希望に満ち、アルバム・タイトル『主よ平和を与えたまえ』はドイツ語(プロテスタント)とラテン語(カトリック)両バージョンを作っていて、美しい音楽に浸りながらいろいろ考えさせられます。 (輸入元情報)【収録情報】● シャイン:5声のイントラーダ(『ヴィーナスの花冠』より)● シュッツ:主よ平和を与えたまえ SWV465(ラテン語版)● シュッツ:わが魂よ、なぜうなだれるのか SWV353● シュッツ:涙とともに種播く人は SWV378● シュッツ:主よ、今こそあなたはあなたのしもべを SWV352a● シュッツ:死の国へ行けば、誰もあなたを覚えているものはなく SWV85● シャイン:5声のカノン● シュッツ:われを憐みたまえ、おお主なる神よ SWV447● シュッツ:かくてわれはイエス・キリストの御許へ行く SWV379● シュッツ:見よ、何と麗しいことか SWV48● シュッツ:ドイツは苦しい戦いを耐え SWV338● シュッツ:主よ平和を与えたまえ SWV372(ドイツ語版)● シュッツ:主よ、われらの主よ SWV449 ハンナ・バヨディ=ヒルト、イェツァベル・アリアス(ソプラノ) オリヴィエ・コワフェ、ユゴー・イマ(テノール) マティアス・ヴィエヴェグ(バス) リチェルカール・コンソート フィリップ・ピエルロ(指揮) 録音時期:2023年10月8-12日 録音場所:ラ・ルツェルン修道院 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) ディジパック仕様 【輸入盤】 Schutz シュッツ / 主よ平和を与えたまえ?モテット集 フィリップ・ピエルロ&リチェルカール・コンソート 【CD】 3,026 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明聖トーマス教会合唱団第18代カントル、アンドレアス・ライツェカントルとしてのデビュー録音は『ロ短調ミサ』!約800年にもおよぶ歴史を持つライプツィヒの少年合唱団、聖トーマス教会合唱団(聖トーマス教会少年合唱団、ライプツィヒ聖トーマス教会聖歌隊などとも)。 大バッハが27年間カントル(トーマスカントル/楽長)を務めたこの由緒ある合唱団に2021年9月、大バッハ以後第18代目のカントルにアンドレアス・ライツェが就任しました。 そして2022年、豪華ソリスト陣を迎えて臨んだ、クラシック音楽史上最高傑作ともいわれる大バッハの集大成『ロ短調ミサ』のレコーディング。 カントルとしてのファースト・アルバムが待望のリリースとなります! アンドレアス・ライツェ(アンドレアス・ライゼ)は1975年、スイスのゾロトゥルン出まれ。 ベルン、チューリッヒ、ルツェルン、バーゼル、グラーツで教会音楽や鍵盤楽器、合唱とオーケストラの指揮を学びました。 以来多くの劇場やコンサートホールに招かれて指揮台に立っているほか、自身が結成したピリオド楽器アンサンブル「カントゥス・フィルムス・コンソート」を率いて「Rondeau」レーベルにモンテヴェルディの大作『ポッペアの戴冠』のナポリ稿完全版を世界初録音するなど、活動の幅をますます拡げ注目を集めています。 典礼や教会暦にも精通し、少年合唱の豊富な指導経験が認められ、宗教改革以後初となるカトリックのスイス人トーマスカントル(これまではプロテスタントのドイツ人でした)としても話題を呼んだ新時代のカントル、ライツェによる渾身の『ロ短調ミサ』。 聖トーマス教会合唱団の明るい未来を確信させる素晴らしいアルバムの登場です。 (輸入元情報)【収録情報】● J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232 ミリアム・フォイアージンガー(ソプラノ) マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト(メゾ・ソプラノ) クラウデ・アイヒェンベルガー(メゾ・ソプラノ) ゲオルク・ポプルツ(テノール) ヘンリク・ベーム(バス・バリトン) 聖トーマス教会合唱団 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 アンドレアス・ライツェ(指揮) 録音時期:2022年11月3-6日 録音場所:ライプツィヒ、聖トーマス教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 Bach, Johann Sebastian バッハ / ミサ曲ロ短調 アンドレアス・ライツェ&聖トーマス教会合唱団、ゲヴァントハウス管弦楽団(2CD) 【CD】 6,173 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ヘンデル:オラトリオ『テオドーラ』『アグリッピーナ』で世界的に絶賛されたジョイス・ディドナート、可憐な風情のコロラトゥーラ・ソプラノとして頭角を現したリセット・オロペサ、鍵盤楽器奏者&指揮者マクシム・エメリャニチェフらとの共演によるヘンデル晩年の傑作オラトリオ『テオドーラ』。 『テオドーラ』は、ヘンデルのそれ以前の作品とは異なる創造的な流れが作り出された芸術の頂点で、人生の終わりまでこのオラトリオを作曲したヘンデルの絶えず更新された音楽的インスピレーションがここに刻まれています。 キリスト教徒が迫害を受けて殉教の道を辿るという悲劇的な内容と、一般的にはハッピーエンドで終わるオラトリオの常識を覆した作品でありますが、輝きやデモンストレーションはありません。 オペラ的な言葉を取り入れながら、作品に抑制と熱意が吹き込まれており、人間の本性の力を高めるキャラクターとして描き出されています。 テオドーラは、現在の出来事に共鳴する愛、不寛容、殉教の物語です。 しかし今に置き換えれば、政治的抑圧、信仰が無視され否定され、権力による暴力など、考えさせられる社会について語っています。 完璧で均質性の声のソプラノのリセット・オロペサは、テオドーラの揺るぎない信仰の証言者として演劇性なしで嘆き、感動的なビブラートで装飾された音色の美しさは、驚くべき柔軟性で発せられる発声と高音による死を表現しています。 彼女の恋人であるディディムスは、カウンターテナーのポール=アントワーヌ・ベノス=ジアンが歌い、柔らかく繊細な声は叙情性と情熱を表現。 ジョイス・ディドナートは、彼女の変幻自在なメゾ・ソプラノの声でイレーネを歌い、内部に潜む悲劇の感じさせる声のコントロールで絶賛されました。 マイケル・スパイアーズは見事なセプティミウスを体現しており、テノールとしての低音域が重要視された音楽表現は見事なもの。 ジョン・チェストの豊かなバリトンの悪役は、そのキャラクターを意のままに嫌悪させます。 指揮とチェンバロのマクシム・エメリャニチェフは、率いるイル・ポモ・ドーロにフレージングのエネルギーを注入し、前進するテンポ、恍惚とした深い表現にも、ヘンデルの悲劇的な結果に向けて導きます。 この作品で最も重要な合唱団のパートはキリスト教徒と異教徒という2つの難しい表現をしなければなりませんが、少ない16人編成ながら楽譜に書かれたアーティキュレーションを読み取り、曲の本質を極限まで表現されています。 50ページブックレット付き。 オリジナル・ブックレットには、欧文による作品解説と歌詞(英・独・仏)が掲載。 さらにワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、オリジナル・ブックレットの作品解説の日本語訳・歌詞訳付き。 (輸入元情報)(写真 輸入元提供)【収録情報】● ヘンデル:オラトリオ『テオドーラ』 HWV.68(原語英語歌唱) リセット・オロペサ(ソプラノ/テオドーラ) ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ/イレーネ) ポール=アントワーヌ・ベノス=ジアン(カウンターテナー/ディディムス) マイケル・スパイアーズ(テノール/セプティミウス) ジョン・チェスト(バリトン/ヴァレンス) マッシモ・ロンバルディ(テノール/使者) イル・ポモ・ドーロ(ピリオド楽器オーケストラ&合唱団) マクシム・エメリャニチェフ(指揮、チェンバロ) 録音時期:2021年11月26-29日 録音場所:ドイツ、フィルハーモニー・エッセン、アルフリート・クルップ・ザール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ日本語解説・日本語歌詞訳付き曲目リストDisc11.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 OVERTURE/2.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 TRIO/3.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 COURANTE/4.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 1 `Tis Diocletian's natal day/5.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 1 Go,my faithful soldier, go/6.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 1 And draw a blessing down/7.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 1 Vouchsafe, dread Sir/8.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 1 Racks, gibbets, sword and fire/9.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 1 For ever thus stands fixed the doom/10.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 2 Most cruel edict!/11.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 2 The raptured soul/12.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 2 I know thy virtues/13.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 2 Descend, kind pity, heav'nly guest/14.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 3 Tho' hard, my friends/15.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 3 Fond, flatt'ring world, adieu!/16.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 3 O bright example of all goodness!/17.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 3 Bane of virtue/18.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 3 Come, mighty Father/19.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 4 Fly, fly, my brethren/20.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 4 As with rosy steps the morn/21.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 4 All pow'r in Heav'n above/22.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 5 Mistaken wretches!/23.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 5 Dread the fruits of Christian folly/24.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 5 Deluded mortal!/25.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 5 O, worse than death indeed!/26.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 5 Angels, ever bright and fair/27.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 6 Unhappy, happy crew!/28.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 6 Kind Heav'n if virtue be thy care/29.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 6 O love how great thy pow'r!/30.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART I Scene 6 Go, gen'rous, pious youthDisc21.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 1 Ye men of Antioch/2.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 1 Queen of summer, queen of love/3.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 1 Wide spread his name/4.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 1 Return, Septimius, to the stubborn maid/5.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 1 Venus, laughing from the skies/6.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 2 SYMPHONY/7.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 2 O thou bright sun!/8.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 2 With darkness deep as is my woe/9.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 2 SYMPHONY/10.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 2 But why art thou disquieted, my soul!/11.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 2 Oh, that I on wings could rise/12.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 3 Long have I known/13.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 3 Tho' the honours/14.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 3 Oh, save her then/15.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 3 Deeds of kindness to display/16.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 4 The clouds begin veil/17.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 4 Defend her, Heav'n/18.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 5 Or lulled with grief/19.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 5 Sweet rose and lily/20.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 5 Oh, save me, Heav'n/21.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 5 The pilgrim's home/22.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 5 Forbid it, Heav'n!/23.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 5 Or say, what right have I to take/24.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 5 To thee, thou glorious son of worth/25.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 6 'Tis night/26.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART II Scene 6 He saw the lovely youthDisc31.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 1 Lord, to thee each night and day/2.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 2 But see the good, the virtuous Didymus!/3.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 2 When sunk in anguish and despair/4.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 2 Blest be the hand, and blest the pow'r/5.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 3 Undaunted in the Court/6.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 3 O my Irene/7.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 3 Stay me not, dear friend/8.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 3 Whither, Princess, do you fly/9.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 3 She's gone/10.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 3 New scenes of joy come crowding on/11.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 4 Is it a Christian virtue/12.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 5 Be that my doom/13.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 5 From Virtue springs each gen'rous deed/14.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 5 Cease, ye slaves, your fruitless pray'r/15.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 5 'Tis kind, my friends/16.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 5 How strange their ends and yet how glorious/17.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 5 On me your frowns/18.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 5 Ye ministers of justice/19.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 6 And must such beauty suffer!/20.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 6 Streams of pleasure ever flowing/21.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 7 Ere this, their doom is past/22.オラトリオ ≪テオドーラ≫ HWV 68 PART III Scene 7 O love divine 【輸入盤】 Handel ヘンデル / 『テオドーラ』 マクシム・エメリャニチェフ&イル・ポモ・ドーロ、リセット・オロペサ、ジョイス・ディドナート、ポール=アントワーヌ・ベノス=ジアン、他(3CD) 【CD】 4,453 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明何と立体的!ピアノ独奏によるバッハの無伴奏チェロ組曲全曲フランスのピアニスト、トマ・ジャリがバッハの名作『無伴奏チェロ組曲』を自ら編曲して披露します。 もともと単声作品なのをカノンや対位法を駆使して革新的なものに再構築しています。 音楽が立体的になり新しい発見の連続。 ヴェルサイユ音楽院所蔵の1953年製ガヴォー・コンサート・ピアノを用いているのも興味津々。 深い音色をたっぷり味わえます。 (輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ/トマ・ジャリ編:無伴奏チェロ組曲 全曲Disc1● 第1番ト長調 BWV.1007● 第2番ニ短調 BWV.1008● 第3番ハ長調 BWV.1009Disc2● 第4番変ホ長調 BWV.1010● 第5番ハ短調 BWV.1011● 第6番ニ長調 BWV.1012 トマ・ジャリ(ピアノ) 録音時期:2023年8月29日〜9月2日 録音場所:ビュク、アルカード劇場 録音方式:ステレオ(デジタル24bit/96kHz) ディジパック仕様 【輸入盤】 Bach, Johann Sebastian バッハ / 無伴奏チェロ組曲全曲?ピアノ独奏版 トマ・ジャリ(2CD) 【CD】 3,836 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ドイツ17世紀の器楽芸術に新境地を拓いたポーレの多彩な芸術性今年(2024年)生誕400年を迎えるドイツの作曲家ダーフィット・ポーレは、17世紀ドイツ屈指の音楽拠点だったドレスデン宮廷で、名匠ハインリヒ・シュッツに師事した中でも特に大きな業績を残したひとり。 ドレスデンを離れた後はヘッセン=カッセル方伯やシュレスヴィヒ=ホルシュタイン公の宮廷を経て、1660年から亡くなるまでハレでマクデブルク公の宮廷楽団の長として活躍し、少年ヘンデルの父とも親交があったと言われています。 声楽作品も多数残していますが、注目すべきは最大8声までの多様な編成のために書かれた器楽合奏曲の数々。 17世紀初頭のポスト=ルネサンス的ドイツ器楽に似た編成を取りながら、ヴァイオリン属の楽器の特性を活かし、各パートの独立性を際立たせつつ合奏としての響きも充実させた一連のソナタや舞踏曲は、後のバッハの『ブランデンブルク協奏曲集』第3番や第6番を予感させる先進的な作風で興趣が尽きません。 中声部が厚い編成の曲が多いのもこの時代ならでは。 演奏は17世紀音楽の作法を知り尽くしたステファニー・ド・ファイー、低音ダブルリードの名手ジェレミー・パパセルジオー、頼もしい低弦奏者マチュラン・マタレル、大ヴェテラン古楽鍵盤奏者ギィ・パンソンら名手続々のアンサンブル、クレマチス。 現存合奏曲を全て聴けるようにしたこの2枚組アルバムは、同じ「RICERCAR」レーベル創設初期のリチェルカール・コンソートによる「ドイツ・バロックの室内楽曲」シリーズを通じ多くの人々に届けられたポーレ芸術の真髄に迫る21世紀ならではの充実企画。 各奏者の闊達なソロと驚くべきアンサンブル力(ブックレットには各トラックの参加奏者詳細一覧も掲載)を通じ、ドイツ古来の多声芸術の伝統の上にみずみずしいイタリア新様式を息づかせたポーレの至芸をじっくり味わえるアルバムの登場です。 (輸入元情報)【収録情報】● ポーレ:4声〜8声(と通奏低音のため)のソナタ、ブランルと舞踏組曲(全31曲) G.1-31 クレマチス(古楽器使用) ステファニー・ド・ファイー(ヴァイオリン、指揮) ブリス・サイー(チェンバロ、指揮)、他 録音時期:2021年9月/2022年5月 録音場所:フランス南部ラングドック地方エロ?県シラン、サンテーユ聖母教会/ベルギー東部リエージュ地方ボラン、聖アポリネール教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 ポーレ、ダーフィット(1624-1695) / ソナタと舞踏曲(器楽合奏曲)全集 クレマチス(2CD) 【CD】 5,667 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明「スウェーデン音楽の父」ルーマンの無伴奏作品集ビオンディがいつくしむように豊かな響きで奏でるバロックの巨匠の音楽2024年2月に単独で来日してバッハの無伴奏を各地で演奏、その豊かな歌と音色で日本の聴衆に深い感動をあたえたビオンディ。 バッハの無伴奏全曲のCD(2020年6月録音)に続き、無伴奏ヴァイオリン作品を録音しました。 今回は、バロック期のスウェーデンの作曲家にして名ヴァイオリン奏者、ルーマンの作品集です。 ビオンデイは折に触れ、演奏会のアンコールなどでルーマンの作品を演奏し、そのたびに聴衆から非常によい反応があることもあり、今回録音のはこびとなったそう。 「Assaggio」はイタリア語で「味(趣味など)」の意味ですが、これらのルーマンの作品は「ファンタジー」ともいえる、特定の作品カテゴリーに分類したがいもの。 瞑想的なハ短調 BeRI 310、舞曲のような様相かつ超絶技巧もみられるハ長調 BeRI 303など、ルーマンのイマジネーションの豊かな結晶のようなそれぞれの楽曲をビオンディはいつくしむように弾いており、聴き手の心と耳に実にやさしくしみわたるようです。 ルーマンは王宮ヴァイオリン奏者の息子として生まれ、ヴァイオリンとオーボエに親しみ、7歳で宮廷でヴァイオリンを演奏して絶賛されました。 最初は無償で楽団で演奏、1711年から報酬が与えられるようになります。 留学を許され、1715年頃ロンドンで過ごし、ヘンデル(通奏低音) やジェミニアーニ(ヴァイオリン) からも指導を受けました。 現地でヘンデルのオペラの楽団員として仕事もし、おそらくは『水上の音楽』の演奏にも参加したとのことで、その実力は相当なものであったことがうかがわれます。 自国でも、フレドリク1世の国葬のための音楽や、新しい王と女王の戴冠式の音楽を書くなど重要な地位の音楽家で、「スウェーデン音楽の父」とも称されます。 (輸入元情報)【収録情報】● ルーマン:無伴奏ヴァイオリンのためのアッサッジョ・ハ短調 BeRI 310・ト短調 BeRI 320・ロ短調 BeRI 324・ニ短調 BeRI 311・ハ長調 BeRI 303・イ長調 BeRI 301・ト短調 BeRI 314 ファビオ・ビオンディ(ヴァイオリン) 録音時期:2023年3月20-22日 録音場所:アカデミア・モンティス・レガリス財団ギスリエリホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 ルーマン、ユーハン・ヘルミク(1694-1758) / 無伴奏ヴァイオリンのためのアッサッジョ集 ファビオ・ビオンディ 【CD】 2,925 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明リコーダーに求められた技巧を難なく演奏。 オペラ・アリアにも匹敵する音楽スイスのリコーダー奏者イサーク・マクドゥーミによるヴィヴァルディの協奏曲集。 技巧的なヴァイオリン協奏曲で知られるヴィヴァルディですが、リコーダー協奏曲もまた驚くような技術が求められる難曲ぞろいです。 時にあきれるほどのヴィルトゥオジティがほとばしり、かと思えば美しいカンティレーナが現れる、この音楽構造はまさにオペラ・アリア。 実際のアリアを挿入することによって、協奏曲との近似性が証明されています。 『いつも太陽が』では原曲のヴァイオリン・オブリガートをリコーダーが担当。 『喜びをもって見よう』では歌そのものをリコーダーが担当。 めくるめく装飾音がまばゆい輝きを放ちます。 また最後にはヴィヴァルディの残した旋律の中で特に人気の高い『冬』第2楽章のリコーダー版を収録しています。 (輸入元情報)【収録情報】ヴィヴァルディ:● ソプラニーノ・リコーダー協奏曲ハ長調 RV.443● アルト・リコーダー協奏曲ハ短調 RV.441● 歌劇『救われたアンドロメダ』 RV.Anh.117〜アリア『いつも太陽が』● ソプラニーノ・リコーダー協奏曲ニ長調 Op.10-3, RV.428『ごしきひわ』● アルト・リコーダー協奏曲ト短調 Op.10-2, RV.439『夜』● 歌劇『ジュスティーノ』 RV.177〜アリア『喜びをもって見よう』(アルト・リコーダー版)● ソプラニーノ・リコーダー協奏曲イ短調 RV.445● 協奏曲へ短調 RV.297『冬』〜第2楽章(ソプラノ・リコーダー版) イサーク・マクドゥーミ(リコーダー、編曲) アルノー・グルック(カウンターテナー) アンサンブル・ピッカンテ 録音時期:2022年7月 録音場所:スイス、ゼーヴェン、聖ドイツ教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 Vivaldi ヴィヴァルディ / リコーダー協奏曲とアリア集 イサーク・マクドゥーミ、アンサンブル・ピッカンテ、アルノー・グルック 【CD】 3,026 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明アーポ・ハッキネン/バッハ:フーガの技法ボブ・ヴァン・アスペレンやピエール・アンタイに師事し、今や北欧を代表する古楽鍵盤奏者・指揮者として目覚ましい活躍を繰り広げるハッキネンが『フーガの技法』を録音しました。 ハッキネンはバッハの死後出された出版譜ではなく1740年代に書かれた自筆譜の順番で演奏しており、その理由を「作品の持つ周期性と対称性がわかり易いから」としています。 同時に、部分的には出版譜の解釈を採用し、未完のコントラプンクトゥス14は含まず、古風なコンソート・スタイルに通じるコントラプンクトゥス12はヴィオール・コンソートで(ハッキネンは参加せず)、トリオ・ソナタの書法を採り入れたコントラプンクトゥス13はヴァオリンとチェンバロのデュオで演奏しています。 使われた楽器はアンドレアス・ルッカースが1614年に製作した2段鍵盤のオリジナルで、後に作曲家ジョン・ブロウの手に渡り、ヘンデルも演奏した記録も残っています。 録音で聴くと、非常に豊かな響きを持つ楽器のようです。 原盤ブックレットの作品解説にはバッハの伝記作者でもある音楽史家フィリップ・シュピッタ[1841-1894]が1880年に書いたものを採用しています(英語・ドイツ語)。 (輸入元情報)【収録情報】● J.S.バッハ:フーガの技法 BWV.108001. コントラプンクトゥス I02. コントラプンクトゥス III03. コントラプンクトゥス II04. コントラプンクトゥス IV05. コントラプンクトゥス V06. コントラプンクトゥス IX(alla Duodecima 12度)07. コントラプンクトゥス X(alla Decima 10度)08. コントラプンクトゥス VI(per Diminutionem in Stylo Francese フランス風の縮小)09. コントラプンクトゥス VII(per Augmentationem et Diminutionem 拡大と縮小)10. コントラプンクトゥス VIII11. コントラプンクトゥス XI12. コントラプンクトゥス inversus XII13. コントラプンクトゥス inversus XIII14. カノン(alla Ottava 8度)15. カノン(alla Decima 10度)16. カノン(alla Duodecima 12度)17. カノン(per Augmentationem in Contrario Motu 拡大及び反行形によるカノン) アーポ・ハッキネン(チェンバロ/1614年アンドレアス・ルッカース製:01-11,13-17) レ・ヴォワ・ユメーヌ(ヴィオール・コンソート:12) アンナ・ゲベルト(ヴァイオリン:13) 録音時期:2023年10月30日〜11月1日 録音場所:フィンランド、Nagu Church 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 12のみ「Atma Classique」原盤(ACD22645) 録音時期:2012年3月 録音場所:Eglise Saint-Augustin, Mirabel, Quebec, Canada 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 収録時間:80分 【輸入盤】 Bach, Johann Sebastian バッハ / フーガの技法 アーポ・ハッキネン(チェンバロ) 【CD】 3,137 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明完全初出音源イヴリー・ギトリス、東京ライヴを含むバッハ・アルバム熱狂的なファンを持つ天衣無縫のヴァイオリニスト、イヴリー・ギトリス。 数十年のキャリアを正に紙一重の境地で渡り歩いた鬼才の中の鬼才です。 ここでは敬虔な中にも自由に飛翔するバッハが味わえます。 (輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:● ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041● ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042● 2挺のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043 イヴリー・ギトリス(ヴァイオリン) ナタリア・リコポイ(第2ヴァイオリン) ルイジアナ美術館アンサンブル 1997年3月17,22,26日、コペンハーゲン、studio DR(セッション)● シャコンヌ(パルティータ第2番 BWV.1004より)● フーガ(ソナタ第3番 BWV.1005より)● ロンド風ガヴォット(パルティータ第3番 BWV.1006より) イヴリー・ギトリス(ヴァイオリン) 1990年7月30日、東京(ライヴ) 【輸入盤】 Bach, Johann Sebastian バッハ / ヴァイオリン協奏曲集(1997年)、シャコンヌ(1990年東京ライヴ)、他 イヴリー・ギトリス、ルイジアナ美術館アンサンブル 【CD】 3,229 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明極上の響き再び!古楽大国ベルギー発、歴史的チェンバロの美音で辿る生の18世紀豊かな歴史遺産が息づくベルギーの古都アントウェルペンで、同市に残る18世紀の貴重なオリジナル1段鍵盤チェンバロを使って18世紀各地の鍵盤作品を辿る「Ramee」レーベルの充実盤『グランド・ツアー』に、嬉しい続編が登場。 欧州各地それぞれの伝統の違いに光を当てた前作に対し、今回はブリュッセル、ハンブルク、ベルリン、パリという4つの大都市を巡りながら、古典派前夜の18世紀中盤にあって当時の二大潮流だったフランス様式とイタリア様式がどう各地の流行に浸透したかを探るプログラム。 フランス語で「続き」をあらわす「ensuite」の語に「フランス流の組曲で」(仏)または「そして組曲も」(蘭)の表現が重なるタイトルも頷けます。 ブリュッセル生まれのイタリア系作曲家フィオッコは、フランス流の表題を冠した鍵盤曲集にイタリア様式を柔軟に取り入れた作風が魅力。 大バッハ次男とベンダ家の若き弟の作品は、イタリア風ソナタをドイツ流に深めた書法にロココの感傷性を滲ませた仕上がりが美しく、ロンドンでのイタリア音楽人気を甘受した後にパリ向けのフランス様式も模索したジェミニアーニ後期の鍵盤作品と好対照をみせます。 イタリア様式が完全に浸透した頃のパリで活躍したデュフリの音楽は、18世紀型のチェンバロの味わいが最も映える曲作りの連続。 ジェミニアーニ、デュフリなどではフランス風小品集から曲を選び、イタリア式のソナタの楽章に見立てた構成になっています。 各作品の持ち味を最大限に引き出す経験豊かな名手ベルノレットの緩急自在なタッチは、チェンバロという楽器の鍵盤1段だけで驚くほど多彩な表現ができる可能性を十全に示してやみません。 元バロック・ヴァイオリン奏者の技師ライナー・アルントによる的確かつ自然なエンジニアリングで、生のままの18世紀ヨーロッパの音世界をじっくりお楽しみください。 (輸入元情報)【収録情報】● ジョゼフ=エクトール・フィオッコ[1703-1741]:イタリア風ソナタ ト長調〜クラヴサン作品集 Op.1(1730)より Adagio Allegro Andante Vivace● C.P.E.バッハ[1714-1788]:ソナタ ト短調 H.47/Wq.65-17(1746) Allegro - Allegro Adagio Allegro assai● ゲオルク・アントン・ベンダ[1722-1795]:ソナタ第4番ヘ長調〜鍵盤独奏のための6つのソナタ(1757)より Allegretto assai moderato Largo, sempre piano Presto● フランチェスコ・ジェミニアーニ[1687-1762]:ソナタ ト短調〜さまざまな作品に基づくクラヴサン曲集(1743)より Tendrement (Affettuoso) Vivement (Allegro assai) Menuet● ジャック・デュフリ[1715-1789]:ソナタ ニ長調〜クラヴサン作品集 第2巻(1748)より La Victoire, Vivement La De Villeroy, Hardiment La Felix, Noblement La de Vatre, Hardiment コルネール・ベルノレット(チェンバロ) 使用楽器:ベルギー、アントウェルペンのヨアンネス・ダニエル・デュルケン[1706-1757]製作オリジナル楽器、1747年。 フレーハイス博物館所蔵 録音時期:2023年1月30,31日 録音場所:ベルギー、アントウェルペン、フレースハイス美術館 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 収録時間:80分 【輸入盤】 EnSuite?グランド・ツアーの続き ?18世紀中盤のオリジナル・チェンバロで巡る音楽紀行 2 コルネール・ベルノレット 【CD】 3,441 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明若き日のヘンデルの才能のきらめき1707年に書かれた宗教3作品をきわめつけの極上演奏で!1707年、若きヘンデルが作曲した宗教作品3つを収録。 器楽の扱いの充実、対位法の素晴らしい熟練、そしてテキストの内容をやわらかに膨らませ音楽化することの天才性が遺憾なく発揮されています。 ヘンデルが生まれ故郷のハレを発ってハンブルクに向かったのが1703年、18歳の時のことでした。 ハンブルクの後、イタリアに向かい、1706年末か1707年初頭から1710年まで、ローマを中心としたエリアで仕事をします。 ここに収録の3作品は1707年7月16日のカルメル山の聖母の祝日のための一連の礼拝のために、ということでラテン語のテキストの宗教作品を依頼され生まれたものです。 どの作品もあざやかなコントラストに満ち、また、独唱の楽曲も器楽の組み合わせも様々。 2017年よりRIAS室内合唱団の芸術監督および首席指揮者に就任したジャスティン・ドイルとRIASの息もますますピッタリ、ベルリン古楽アカデミーの器楽も冴えに冴えた、ヘンデルの魅力満載の名演が誕生しました。 (輸入元情報)【収録情報】ヘンデル:● 主は言われた(Dixit Dominus) HWV.232● 主が家を建てられるのであれば(Nisi Dominus)HWV.238● 主を讃美せよ(Laudate pueri) HWV.237 キャロリン・サンプソン(ソプラノ) ヨハンナ・ヴィンケル(ソプラノ) ヴィクトリア・ウィルソン(ソプラノ) アレックス・ポッター(アルト) ヒューゴー・ハイマス(テノール) アンドレアス・ヴォルフ(バス) RIAS室内合唱団 ベルリン古楽アカデミー ジャステイン・ドイル(指揮) 録音時期:2022年8月、2023年9月 録音方式:ステレオ(デジタル) 【輸入盤】 Handel ヘンデル / 主は言われた、主が家を建てられるのであれば、主を讃美せよ ジャステイン・ドイル&RIAS室内合唱団、ベルリン古楽アカデミー、キャロリン・サンプソン、他 【CD】 3,431 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明日本語解説付き「スウェーデン音楽の父」ルーマンの無伴奏作品集ビオンディがいつくしむように豊かな響きで奏でるバロックの巨匠の音楽2024年2月に単独で来日してバッハの無伴奏を各地で演奏、その豊かな歌と音色で日本の聴衆に深い感動をあたえたビオンディ。 バッハの無伴奏全曲のCD(2020年6月録音)に続き、無伴奏ヴァイオリン作品を録音しました。 今回は、バロック期のスウェーデンの作曲家にして名ヴァイオリン奏者、ルーマンの作品集です。 ビオンデイは折に触れ、演奏会のアンコールなどでルーマンの作品を演奏し、そのたびに聴衆から非常によい反応があることもあり、今回録音のはこびとなったそう。 「Assaggio」はイタリア語で「味(趣味など)」の意味ですが、これらのルーマンの作品は「ファンタジー」ともいえる、特定の作品カテゴリーに分類したがいもの。 瞑想的なハ短調 BeRI 310、舞曲のような様相かつ超絶技巧もみられるハ長調 BeRI 303など、ルーマンのイマジネーションの豊かな結晶のようなそれぞれの楽曲をビオンディはいつくしむように弾いており、聴き手の心と耳に実にやさしくしみわたるようです。 ルーマンは王宮ヴァイオリン奏者の息子として生まれ、ヴァイオリンとオーボエに親しみ、7歳で宮廷でヴァイオリンを演奏して絶賛されました。 最初は無償で楽団で演奏、1711年から報酬が与えられるようになります。 留学を許され、1715年頃ロンドンで過ごし、ヘンデル(通奏低音) やジェミニアーニ(ヴァイオリン) からも指導を受けました。 現地でヘンデルのオペラの楽団員として仕事もし、おそらくは『水上の音楽』の演奏にも参加したとのことで、その実力は相当なものであったことがうかがわれます。 自国でも、フレドリク1世の国葬のための音楽や、新しい王と女王の戴冠式の音楽を書くなど重要な地位の音楽家で、「スウェーデン音楽の父」とも称されます。 (輸入元情報)【収録情報】● ルーマン:無伴奏ヴァイオリンのためのアッサッジョ・ハ短調 BeRI 310・ト短調 BeRI 320・ロ短調 BeRI 324・ニ短調 BeRI 311・ハ長調 BeRI 303・イ長調 BeRI 301・ト短調 BeRI 314 ファビオ・ビオンディ(ヴァイオリン) 録音時期:2023年3月20-22日 録音場所:アカデミア・モンティス・レガリス財団ギスリエリホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 輸入盤・日本語帯・解説付き ルーマン、ユーハン・ヘルミク(1694-1758) / 無伴奏ヴァイオリンのためのアッサッジョ集 ファビオ・ビオンディ(日本語解説付) 【CD】 3,300 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明名手ヤコブ・リンドベルイがロベール・ド・ヴィゼのテオルボのための独奏曲を録音!SACDハイブリッド盤。 「BIS」レーベルを代表するアーティスト、ヤコブ・リンドベルイがロベール・ド・ヴィゼ(ヴィゼー)のテオルボのための独奏曲を録音しました。 フランスのギター奏者、テオルボ奏者、歌手、作曲家のロベール・ド・ヴィゼ。 1680年頃にルイ14世付きの宮廷音楽家となり、テオルボ、リュート、ギターのための作品を作曲。 フランス舞曲を中心としたテオルボの独奏作品は美しさの極み。 リンドベルイの卓越した技術と表現力で同作品の魅力を引き出しております。 当演奏には現代の名工マイケル・ロウが17世紀初頭に製作された大型楽器のレプリカを使用しております。 1970年代後半、リンドベルイとロウはパリを訪れ、音楽博物館(ミュゼ・ド・ラ・ミュージック)にある2台のテオルボを測定。 楽器のデザインや寸法をもとに、ロウは指板の弦長89センチ、最も長い低弦の弦長160センチのテオルボを製作。 以来、リンドベルイはこの楽器を使用し、独奏はもちろんのこと、室内楽、オペラ、オラトリオで演奏してきました。 当録音では17〜18世紀のフランス宮廷音楽に合わせ、現代のコンサート・ピッチより1音低い392Hzに調弦されています。 (輸入元情報)【収録情報】ヴィゼ:● 組曲 イ短調● 組曲 ニ長調● ニ短調の作品 プレリュード アポロンのアントレ(リュリ) エア ラ・フェルスタンベール パッサカリア● ハ短調の作品 プレリュード 嘆き、または、ド・ヴィゼー嬢へのトンボー● ト長調の作品 プレリュード スペイン風アントレ(リュリ) 森の精(クープラン) ミュゼット シャコンヌ● 組曲 ホ短調● スペインのフォリア ヤコブ・リンドベルイ(テオルボ) 使用楽器:Michael Lowe, Wootton-by-Woodstock 1979/A'=392Hz 録音時期:2023年3月29日〜4月1日 録音場所:レンナ教会 録音方式:ステレオ(DSD/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND BIS ecopak 【輸入盤】 ヴィゼ(1650-1732/33) / テオルボのための独奏曲集 ヤコブ・リンドベルイ(テオルボ) 【SACD】 3,026 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ヨーロッパ初の黒人作曲家?端正な多声書法の奥深さを、英国随一のア・カペラ集団の演奏でイベリア半島からイスラム教徒の支配地が一掃され、ヨーロッパがルネサンス最盛期へと向かう16世紀。 当時は世界的大帝国だったポルトガルもすぐれた文化人を多く輩出し、精緻なポリフォニー音楽を紡ぎ出す作曲家も多く現れましたが、本盤の主人公ヴィセンテ・ルシターノ(この呼称は「ポルトガルのヴィセンテ」という意味に過ぎず、本名はまだ突きとめられていません)はそうした時代に諸国をまたにかけ活躍した天才のひとり。 しかも記録によれば母方の祖先はアフリカ系で、ヨーロッパで楽譜を出版した最古の黒人作曲家とも目されています。 晩年はプロテスタントに改宗しシュトゥットガルトの宮廷ともコンタクトを取った形跡があるものの、音楽活動の大半はローマ・カトリックの教会音楽世界で行われ、理論家・作曲家としての評判はローマ教皇庁の中枢部にまで及んでいました。 現存する唯一の曲集『第一小品集(Liber primus epigramatum)』は1551年ローマで刊行されており、本盤ではそこから10曲の名品を厳選。 歌詞の聴き取りやすさを保ちながらも、4声の緊密さから8声のボリューム感までア・カペラの魅力が尽きません。 パレストリーナやラッスス、ヴィラールト、ヴィチェンティーノら同時代の大物たちの傍ら、多くの人を魅了した格調高いポリフォニーの綾を、古楽に名盤が多い英国随一のレーベル「DELPHIAN」で大活躍をみせてきたマリアン・コンソートの精緻な歌唱で聴けるのは大きな喜びと言えるでしょう。 (輸入元情報)【収録情報】ヴィセンテ・ルシターノ(ポルトガルのヴィセンテ): 1. 8声のモテット『この世のことわりを越えて』2. 5声のモテット『天の女王』3. 5声のモテット『ご覧ください、主よ』4. 5声のモテット『ごきげんよう、我らの希望たる神の母よ』5. 6声のモテット『ごきげんよう、憐れみ深き母なる方』6. 4声のモテット『ああ主よ、わたしは大きな罪を犯してしまいました』7. 5声のモテット『よりよい生き方を心がけよう』8. 6声のモテット『聖なるマリア様』9. 5声のモテット『聖なる母よ、そのとおりになさってください』10. 8声のモテット『あなたは汚されず、全き純潔を保っておられます』 マリアン・コンソート(ソプラノ2、アルト4(女声3&男声1)、テノール4、バス5) ローリー・マクリーリー(アルト=カウンターテナー、指揮) 録音時期:2021年11月15-19日 録音場所:ロンドン、ゴスペル・オーク、オール・ハローズ教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 ヴィセンテ・ルシターノ(c.1520-c.1561) / モテット集 マリアン・コンソート 【CD】 3,137 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明マンドリンにもピリオド楽器があります!マンドリン・アンサンブル『アルテマンドリーネ』の新アルバムルクセンブルクを拠点に活躍を続ける、バロックから古典派時代当時の楽器とスタイルによるマンドリンと通奏低音によるバロック・アンサンブル「アルテマンドリーネ(アルテマンドリン)」。 楽器の変遷や演奏様式を研究し、マンドリンの「栄光の時代」を現代によみがえらせることで知られ、革新的かつユニークであり、世界の主要な撥弦楽器アンサンブルの先駆者のひとつと言えます。 このアルバムは、18世紀のイギリスにおけるマンドリンの人気の高まりを探ったものです。 マンドリンは、英国諸島に旅行して演奏や指導を行ったイタリアの作曲家や音楽家の影響を受けて、オペラ、コンサート・ホール、さらには王室や個人の家庭でも重要な楽器となりました。 このアルバムに収録されているのは、独奏とアンサンブルのための器楽曲、バロック・マンドリンとソプラノなど、この時代の貴重な逸品です。 ジョヴァンニ・フランチェスコ・ウェバー[fl.1724-1751 London]、フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ[1681-1732]、カルロ・アッリゴーニ[1697-1744] などの当時有名だった作曲家によるソナタのほか、ジローラモ・ノンニーニ[c.1730-c.1790]のカンツォネッタ、ジローラモ・スタビリーニ[1762-1815]による生き生きとした曲や魅力的な曲も含まれています。 これらの作曲家はマンドリンの名手として名高く、この楽器の音楽遺産の形成に大きく貢献しました。 (輸入元情報)【収録情報】01. ジョヴァンニ・フランチェスコ・ウェバー[fl.1724-1751]:マンドリン・ソナタ第4番02. ロバート・ヴァレンタイン[c.1671-1747]:マンドリン・ソナタ第1番03. ジャコモ・メルキ[1730-1800]:マンドリン三重奏曲第1番04. ジローラモ・ノンニーニ[c.1730-c.1790]:6つのイタリアン・カンツォネッタ〜III. Allegro comodo05. カルロ・アッリゴーニ[1697-1744]:マンドリンと通奏低音のためのソナタ06. ジローラモ・ノンニーニ:6つのイタリアン・カンツォネッタ〜IV. Allegro comodo07. ジェームズ・オズワルド[1711-1769]:ディヴェルティメント第6番08. ベルナルド・フレミング[?-?]:The musical companion〜 アリア09. ジョセフ・ヴァーノン[c.1738-1782]:アリア『What is that to you』10. ジローラモ・スタビリーニ[1762-1815]:ジグ11. ジェームズ・オズワルド:ディヴェルティメント第16番12. ジョヴァンニ・フランチェスコ・ウェバー:マンドリン・ソナタ第12番13. フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ[1681-1732]:マンドリン・ソナタ アルテマンドリーネ(ピリオド楽器アンサンブル) フアン・カルロス・ムニョス(バロック・マンドリン) マリ・フェ・パボン(バロック・マンドリン) マリナ・バルトリ(ソプラノ:04,08,09) 録音時期:2022年11月17-20日 録音場所:ルクセンブルク、リンシュライデン、聖ウィリブロルド教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 『ザ・マンドリン・イン・ロンドン』 アルテマンドリーネ 【CD】 2,834 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明「18世紀のパガニーニ」ロカテッリ作品集、ファウストが放つ決定的名演アントニーニ×イル・ジャルディーノ・アルモニコとの化学反応!世界最高峰のヴァイオリン奏者としての存在感を確かなものにしているイザベル・ファウスト。 毎回注目の新譜ですが、今回はアントニーニ率いるイル・ジャルディーノ・アルモニコと共演して、「18世紀のパガニーニ」と謳われるロカテッリの作品を録音しました。 グラモフォン・アワードなど世界的に大変高い評価を得たモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲(2015〜16年録音)以来の録音での共演。 気品に満ちつつも華があり、『アリアンナの嘆き』でのやわらかくも劇的な響きなど天下一品。 演奏と作曲の両面で破格の才の持ち主であった音楽家ロカテッリの天才ぶりを実感させてくれるプログラムです。 「18世紀のパガニーニ」と呼ばれるピエトロ・アントニオ・ロカテッリ。 1733年に24曲の無伴奏カプリース集『ヴァイオリンの技法 作品3』を作曲しておりますが、それぞれに超絶技巧のカデンツァが含まれ、今なお実現可能すれすれの技術的難曲ばかり。 まるでパガニーニといえます。 また、しばしば奏者が要求される左手の極限までの伸長(当時のヴァイオリンよりも現代のヴァイオリンのほうが指板が長いのですが、ファウストは、ロカテッリがヴァイオリンの指板が長くなったきっかけでは、とすら言っています)、高音域の多用、弦の上での弓の頻繁な跳躍(ロカテッリは1年で12本の弓を消耗させたという伝説も)など、ありとあらゆる高い技術が要求されます。 しかしその音楽は、じつに典雅にしてオペラのような劇的な表現をも擁しています。 ここに収録された作品にも、前例のないヴィルトゥオジティで、ヴァイオリンの音楽を劇的に進化させたロカテッリの神髄が詰まっています。 ディスクの最後に収録されている『パストラーレ』は、独奏ヴァイオリンと管楽器を含まないアンサンブルによる演奏ということを忘れる瞬間もあるような、多彩な音色に驚かされます。 ファウストとイル・ジャルデイーノ・アルモニコ、そしてアントニーニのアンサンブルの妙で聴く、ロカテッリの決定盤の登場です。 (輸入元情報)【収録情報】ロカテッリ:● 合奏協奏曲ハ短調 Op.1-11● ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.3-11● 合奏協奏曲変ホ長調 Op.7-6『アリアンナの嘆き』● ヴァイオリン協奏曲ハ短調 Op.3-2● パストラーレ(合奏協奏曲ヘ短調 Op.1-8より) イザベル・ファウスト(ヴァイオリン) イル・ジャルディーノ・アルモニコ ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮) 録音時期:2022年12月13-17日 録音場所:イタリア、トブラハ、エウレギオ・グスタフ・マーラー文化センター 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 Locatelli ロカテッリ / 『ロカテッリ?ヴィルトゥオーソ、詩人』 イザベル・ファウスト、ジョヴァンニ・アントニーニ&イル・ジャルディーノ・アルモニコ 【CD】 3,431 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明「18世紀のパガニーニ」ロカテッリ作品集、ファウストが放つ決定的名演アントニーニ×イル・ジャルディーノ・アルモニコとの化学反応!世界最高峰のヴァイオリン奏者としての存在感を確かなものにしているイザベル・ファウスト。 毎回注目の新譜ですが、今回はアントニーニ率いるイル・ジャルディーノ・アルモニコと共演して、「18世紀のパガニーニ」と謳われるロカテッリの作品を録音しました。 グラモフォン・アワードなど世界的に大変高い評価を得たモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲(2015〜16年録音)以来の録音での共演。 気品に満ちつつも華があり、『アリアンナの嘆き』でのやわらかくも劇的な響きなど天下一品。 演奏と作曲の両面で破格の才の持ち主であった音楽家ロカテッリの天才ぶりを実感させてくれるプログラムです。 「18世紀のパガニーニ」と呼ばれるピエトロ・アントニオ・ロカテッリ。 1733年に24曲の無伴奏カプリース集『ヴァイオリンの技法 作品3』を作曲しておりますが、それぞれに超絶技巧のカデンツァが含まれ、今なお実現可能すれすれの技術的難曲ばかり。 まるでパガニーニといえます。 また、しばしば奏者が要求される左手の極限までの伸長(当時のヴァイオリンよりも現代のヴァイオリンのほうが指板が長いのですが、ファウストは、ロカテッリがヴァイオリンの指板が長くなったきっかけでは、とすら言っています)、高音域の多用、弦の上での弓の頻繁な跳躍(ロカテッリは1年で12本の弓を消耗させたという伝説も)など、ありとあらゆる高い技術が要求されます。 しかしその音楽は、じつに典雅にしてオペラのような劇的な表現をも擁しています。 ここに収録された作品にも、前例のないヴィルトゥオジティで、ヴァイオリンの音楽を劇的に進化させたロカテッリの神髄が詰まっています。 ディスクの最後に収録されている『パストラーレ』は、独奏ヴァイオリンと管楽器を含まないアンサンブルによる演奏ということを忘れる瞬間もあるような、多彩な音色に驚かされます。 ファウストとイル・ジャルデイーノ・アルモニコ、そしてアントニーニのアンサンブルの妙で聴く、ロカテッリの決定盤の登場です。 (輸入元情報)【収録情報】ロカテッリ:● 合奏協奏曲ハ短調 Op.1-11● ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.3-11● 合奏協奏曲変ホ長調 Op.7-6『アリアンナの嘆き』● ヴァイオリン協奏曲ハ短調 Op.3-2● パストラーレ(合奏協奏曲ヘ短調 Op.1-8より) イザベル・ファウスト(ヴァイオリン) イル・ジャルディーノ・アルモニコ ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮) 録音時期:2022年12月13-17日 録音場所:イタリア、トブラハ、エウレギオ・グスタフ・マーラー文化センター 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 Locatelli ロカテッリ / 『ロカテッリ?ヴィルトゥオーソ、詩人』 イザベル・ファウスト、ジョヴァンニ・アントニーニ&イル・ジャルディーノ・アルモニコ 【CD】 3,431 円
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