河野龍也 辻本雄一 勉誠社サトウ ハルオ トクホン コウノ,タツヤ ツジモト,ユウイチ 発行年月:2015年10月 ページ数:385p サイズ:単行本 ISBN:9784585290834 辻本雄一(ツジモトユウイチ) 1945年和歌山県新宮市生まれ。 佐藤春夫記念館館長。 和歌山県南部の県立高校で国語科教師、特に母校の新宮高校では27年間勤務、『新高八十年史』(県立新宮高校同窓会刊)の編纂に関与。 1989年、新宮市の佐藤春夫記念館開館に伴い理事を歴任、退職後の2007年9月から館長 河野龍也(コウノタツヤ) 1976年埼玉県生まれ。 実践女子大学文学部准教授。 東京大学大学院博士課程修了。 専門は日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 新資料/春夫文学入門/春夫文学のふるさと/佐藤春夫と同時代人/佐藤春夫の文学世界/資料紹介 「秋刀魚の歌」「美しき町」「田園の憂鬱」など、大正期を代表する名作の数々を残した佐藤春夫。 明治・大正・昭和という時代を生きたその生涯をはじめ、「門弟三千人」ともいわれた交友関係、大逆事件など歴史的事件との関わり、細部にまでにこだわった特装本の紹介など、一〇〇枚を超える貴重なカラー図版とともに、知られざる春夫の魅力を伝える。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 佐藤春夫読本 [ 河野龍也 ] 3,520 円
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小説の面白さの復権 真銅正宏 勉誠社グウゼン ノ ニホン ブンガク シンドウ,マサヒロ 発行年月:2014年09月 ページ数:251p サイズ:単行本 ISBN:9784585290773 真銅正宏(シンドウマサヒロ) 1962年、大阪府生まれ。 神戸大学大学院単位所得退学。 徳島大学総合科学部教官、同志社大学文学部教授を経て、文学指南研究所所長。 専攻は日本近現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 文学性・虚構性・偶然性ー夏目漱石・国木田独歩・森鴎外/第2章 偶然という問題圏ー昭和一〇年前後の自然科学および哲学と文学/第3章 昭和一〇年前後の「偶然」論ー中河与一「偶然文学論」を中心に/第4章 通俗小説の偶然性ー横光利一「純粋小説論」を中心に/第5章 偶然のロマンティシズムと文学ー短歌と私小説をめぐって/第6章 詩の押韻と偶然ー九鬼周造『偶然性の問題』を中心に/第7章 投機と相場の偶然ー横光利一・獅子文六/第8章 ギャンブルの執着性と恋愛および嫉妬ー久生十蘭・織田作之助/第9章 犯罪小説の蓋然性ー谷崎潤一郎・江戸川乱歩 日常には偶然が満ち満ちているが、小説における偶然は、すべて作者による虚構である。 夏目漱石、森鴎外、横光利一、谷崎潤一郎、江戸川乱歩などの作品を素材に、仕組まれた偶然を考察、小説の面白さを再発見する! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 偶然の日本文学 小説の面白さの復権 [ 真銅正宏 ] 3,080 円
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不可分の精神 堀江 秀史 白水社テラヤマシュウジノセンキュウヒャクロクジュウネンダイ ホリエ ヒデフミ 発行年月:2020年02月25日 予約締切日:2019年12月25日 ページ数:554p サイズ:単行本 ISBN:9784560097502 堀江秀史(ホリエヒデフミ) 1981年島根県生まれ。 東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻比較文学比較文化研究室助教。 博士(学術)。 学習院女子大学、立正大学、日本大学大学院非常勤講師。 2016・2017年度サントリー文化財団鳥井フェロー。 東京大学東アジアリベラルアーツイニシアティブ・ゼンショープログラム特任講師を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 寺山修司論の現在/第1部 壜詰の世界ー人物・ダイアローグ・“私”(空っぽのアパートーその生涯/ダイアローグー寺山機関の力学/“私”論の形成/ふたりぼっちのわたしにー映画『田園に死す』(一九七四年)を読む)/第2部 クロスジャンルの道程ー映画・ラジオ・テレビメディア(ラジオを巡るジャンル考/見出されるジャンルーテレビドラマ『一匹』(一九六三年)を巡って)/第3部 世代間のダイアローグ(歴史語りへの抵抗/誰でもなかったころー映画におけるオマージュ)/詩人とその宇宙観ートレーンからの使者 さまざまな表現活動をおこない、同時代を生きる人々に大きな影響を与えた寺山修司の行動原理を浮かび上がらせる画期的な論考。 全著作一覧付。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 寺山修司の一九六〇年代 不可分の精神 [ 堀江 秀史 ] 7,480 円
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崔在テツ 勉誠出版ニホンキンゲンダイチシキジン ブンガクシャノカンコクニンシキ チエ ゼチオル 発行年月:2022年08月31日 予約締切日:2022年08月09日 ページ数:456p サイズ:単行本 ISBN:9784585390084 崔在〓(チェゼチォル) 1952年生まれ。 韓国報恩/韓国外国語大学校日本言語文化学部教授・日本研究所長・外国文学研究所長・日本語大学長・名誉教授。 韓国日語日文学会長。 東京大学大学院(比較文学比較文化専攻)博士・博士課程修了。 専門は日本近現代文学・韓日比較文学。 韓日比較文化研究所所長。 共同著述・東大門図書館市民講座企画、主催等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 日本近現代知識人・文学者の韓国観の変遷過程/第1章 小池正直の朝鮮認識ー『鶏林医事』を中心に/第2章 森〓外における韓国/第3章 川端康成文学の韓国像/第4章 安倍能成と“京城”、戦後/第5章 大江健三郎文学の韓国人表象 近代日本は、西洋の産業化と帝国主義に刺激を受け、文明開化と富国強兵に力を注ぎながら、大陸への野心を表していた。 そのような時代の中で日本人は、はじめは好奇心、あるいは近代化の遅れた国への扶助という意識、ついで、優越感、蔑視の発露、さらには逃避場所、一獲千金の場、そして愛着、比較・参考の対象、創作の題材、自己省察など様々な感情の元で、韓国に対してきた。 本書では、近代日本人の韓国(朝鮮)観の変遷過程を辿り、小池正直、森〓外、川端康成、安倍能成、大江健三郎という五名の著作、訪韓録、当時の雑誌記事などを丹念に読み解き、彼らが韓国について、どのような意識をもち、それらがどのような影響をもたらしたのかを考察する。 明治期から戦後における近代日本の知識人・文化人たちの、韓国観の系譜を読み拓く。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 日本近現代知識人・文学者の韓国認識 [ 崔在テツ ] 12,100 円
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文学と犯罪 作田啓一 白水社ゲンジツカイ ノ タンテイ サクタ,ケイイチ 発行年月:2012年03月 ページ数:253p サイズ:単行本 ISBN:9784560081853 作田啓一(サクタケイイチ) 1922年生まれ。 京都大学文学部哲学科(社会学専攻)卒業。 現在、京都大学名誉教授。 戦争責任の論理を追った『恥の文化再考』(筑摩書房、1967年)で脚光を浴びる一方、人間の行動を価値の次元でとらえた『価値の社会学』(岩波書店、1972年、岩波モダンクラシックス、2001年)で戦後社会学の方向を決定付けた。 その後、文芸社会学を提唱するとともに、近年は『Becoming』誌を舞台に酒鬼薔薇事件など凄惨な犯罪に現れた「非合理的な動機」を探究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 夢野久作ー現実界の探偵/島尾敏雄ー不安の文学/武田泰淳ー他者との遭遇/殺人禁止の掟とその効力/不特定多数を狙う犯罪/対象不特定の報復 動機を規定する深層へ。 現代社会の最大の謎、無差別殺人の謎を探求する。 本 人文・思想・社会 社会 社会病理・犯罪 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 現実界の探偵 文学と犯罪 [ 作田啓一 ] 2,860 円
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岩佐 美代子 笠間書院キョウゴクハトニョウボウ イワサ ミヨコ 発行年月:2017年10月23日 予約締切日:2017年10月22日 ページ数:272p サイズ:単行本 ISBN:9784305708410 岩佐美代子(イワサミヨコ) 大正15年3月東京生まれ。 昭和20年3月女子学習院高等科卒業。 鶴見大学名誉教授。 文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 女房生活追想/中世自照文学考/京極派論考/幼女から少女へ/歌舞伎狂の小娘/疑似ライブラリアンの記/大学時代から現在へ/インタビュー 女流文学関係・中世自照文学関係・京極派和歌関係の考察を中心に収録。 研究の舞台裏を明かすエッセイも加え、和歌・物語・日記文学の面白さを新たに照らす書。 物語、和歌研究者・愛好者必読の一冊。 著作目録付き。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 京極派と女房 [ 岩佐 美代子 ] 8,800 円
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島尾敏雄 幻戯書房リュウキュウブンガクロン シマオ トシオ 発行年月:2017年04月24日 予約締切日:2017年04月23日 サイズ:単行本 ISBN:9784864881210 島尾敏雄(シマオトシオ) 1917年4月18日、横浜生まれ。 九州帝国大学法文学部文科卒業(東洋史)。 44年10月、第十八震洋特攻隊隊長として奄美群島加計呂麻島で着任。 55年より奄美大島名瀬市に移住。 57年、鹿児島県職員となり、のち県立図書館奄美分館に勤務。 75年、指宿市へ転居し、鹿児島純心女子短期大学教授兼図書館長に就任。 76年、奥野健男の要請を受け、多摩美術大学で講義を行なう(その後77年から83年まで非常勤講師)。 86年11月12日、脳梗塞により死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 なぜ、琉球文学かーその背景の琉球弧について/第2章 琉球語について/第3章 琉球文学の歌謡性/第4章 歌謡と古謡の区分/第5章 琉球弧の歴史/第6章 オモロ/第7章 琉歌/第8章 琉球の劇文学 日本列島弧の全体像を眺める視点から、琉球文化を読み解く。 講義録、新発掘。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 琉球文学論 [ 島尾敏雄 ] 3,520 円
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哀のある愛の世界 谷 悦子 和泉書院ニイミナンキチノシトドウワ タニ エツコ 発行年月:2023年08月22日 予約締切日:2023年07月28日 ページ数:376p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757610743 谷悦子(タニエツコ) 1944年徳島県生まれ。 現在、梅花女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 南吉を育んだ環境/第2章 創作意識ー“語り”の文体とプロット/第3章 幼年童話ー豊かな空想力/第4章 月と狐の物語/第5章 複雑な心をもつ子どもたち/第6章 無償の愛に生きる大人たち/第7章 幸せだった安城時代/第8章 新美南吉の詩と童謡ー深くて斬新で豊かな世界ー貝殻忌講演会(第30回新美南吉顕彰講演会)二〇一七年三月二十日 新美南吉研究に新たな光を当てる・安城での幸せだった最後の5年間。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 和泉選書199 新美南吉の詩と童話 哀のある愛の世界 [ 谷 悦子 ] 3,300 円
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外国人の目で読む日本文学 朝比奈誼 大修館書店コトバ ノ カベ アサヒナ,ヨシミ 発行年月:1996年06月 ページ数:210p サイズ:単行本 ISBN:9784469250534 日本の短篇、フランス人の読み方/翻訳者が自らの読みに賭けるときー待ちうけるワナ/里帰りした戯曲『サド侯爵夫人』ー三島由紀夫とマンディアルグ/フランス的知性と日本文化/日本語と外国語の隙間ー谷崎潤一郎『文章読本』に学ぶ フランス語に訳された日本の短篇ーその訳文にひそむズレや誤解はどこから生まれたか。 外国語ー日本語の往還をとおして見えてくる言語と翻訳の問題点。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) コトバの壁 外国人の目で読む日本文学 [ 朝比奈誼 ] 1,980 円
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石田千尋 新典社フジサン ト ブンガク イシダ,チヒロ 発行年月:2021年09月 予約締切日:2021年09月15日 ページ数:352p ISBN:9784787978660 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 富士山と文学 [ 石田千尋 ] 2,805 円
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坂口安吾論集 坂口安吾研究会 ゆまに書房エッキョウスル アンゴ サカグチ アンゴ ケンキュウカイ 発行年月:2002年09月 ページ数:206p サイズ:単行本 ISBN:9784843307229 安吾とアナーキズム(柄谷行人)/戦争と文学ー文学者たちの十二月八日をめぐって(西川長夫)/坂口安吾と「古代日本」(山城むつみ)/それは遠く、電子の森の彼方からー坂口安吾「桜の森の満開の下」を読む(小谷真理)/共同討議ー批評と研究の「あいだ」(川村湊/浅子逸男/小林真二/井口時男)/「アンゴウ」解読のためのエスキースー坂口安吾『アンゴウ』論(武田信明)/“モラル”と呼ぶ新しい概念の創造ー「白痴」と安吾の戦後(林淑美)/歴史とアレゴリーー「紫大納言」の政治的読解(菅本康之)/無頼という場所(藤原耕作)/「文章の一形式」の同時代性(杉浦晋)/ひとつの血脈への賭けー坂口安吾「イノチガケ」の典拠と方法(大原祐治)/坂口安吾・全集未収録エッセイ&アンケート(七北数人)/文学研究にまつわるある種の閉塞感と「伝記的研究」の可能性(加藤達彦) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 越境する安吾 (坂口安吾論集) [ 坂口安吾研究会 ] 3,080 円
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西川清史 左右社ブンゴウ ト インエイ ニシカワ,キヨシ 発行年月:2021年12月 予約締切日:2021年12月16日 ページ数:157p サイズ:単行本 ISBN:9784865280623 西川清史(ニシカワキヨシ) 1952年生れ。 和歌山県出身。 上智大学外国語学部フランス語学科卒業後、文藝春秋に入社。 雑誌畑を歩み、2018年副社長で退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 森鴎外/芥川龍之介/坂口安吾/太宰治/川端康成/大岡昇平/三島由紀夫/葛西善藏/檀一雄/大原富枝〔ほか〕 印影ヲ知ラズシテ文豪ヲ語ルナカレ。 一三〇人の作家と一七〇の印影。 秘蔵写真多数。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文豪と印影 [ 西川清史 ] 2,420 円
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岡野 弘彦 平凡社サイゴノデシガカタルオリクチシノブ オカノ ヒロヒコ 発行年月:2019年07月19日 予約締切日:2019年06月01日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784582838107 岡野弘彦(オカノヒロヒコ) 1924年、三重県生まれ。 歌人。 國學院大學名誉教授。 主な歌集に『天の鶴群』(読売文学賞)、『バグダッド燃ゆ』(現代短歌大賞、詩歌文学館賞)、主な著書に『折口信夫伝ーその思想と学問』(和辻哲郎文化賞)などがある。 また宮中と関わりが深く、昭和天皇をはじめ皇室の作歌指南役を務めてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 草喰む猫/晩年の口述筆記/父母未生以前ー師とわが祖の世と/折口春洋/小林秀雄/吉田健一/山本健吉/異境の家/宮中新年歌会始/沖縄と折口信夫/死神の足音を聞く時代/家の昔と、母の手紙/日本人の神/師の六十四年祭を終って/師と親の恩愛/最晩年の詩作/挽歌 春の塔 先生は、心の自由な人でした。 吉田健一や柳田國男、小林秀雄らとの交流、宮中の仕事、沖縄への思い、口述筆記、顔の青痣…稀有な縁で、師の晩年に寄り添った“最後の弟子”が語る真実。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 最後の弟子が語る折口信夫 [ 岡野 弘彦 ] 2,860 円
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「小倉左遷人事」の真実 石井郁男 芙蓉書房出版モリ オウガイ ト センソウロン イシイ,イクオ 発行年月:2009年09月 ページ数:187p サイズ:単行本 ISBN:9784829504604 石井郁男(イシイイクオ) 1932年北九州市小倉北区生まれ。 小倉高校卒業、九州大学教育学部(教育哲学専攻)卒業後、小・中・高校の教師40年の後、大学教師15年。 現在、福岡県立大学、健和看護学院講師、北九州森鴎外記念会理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) プロローグ/第1章 森林太郎の立志/第2章 八面六臂の活躍/第3章 鴎外の小倉赴任業績/第4章 『戦争論』翻訳前史/第5章 鴎外を『戦争論』に結びつけた男/第6章 軍医鴎外がなぜ『戦争論』を理解できたのか/第7章 日清戦争をめぐって/第8章 日露戦争と『戦争論』/エピローグ 「明治32年、軍医森鴎外(林太郎)が小倉の第12師団に異動」この人事は、鴎外自身も含め「都落ちの左遷」というのが通説だった。 著者はこの通説を真っ向から否定する!「小倉への異動は、来るべき日露戦争への布石として、クラウゼヴィッツの『戦争論』の翻訳を進めるために、参謀本部の田村怡与造が発案した人事である!」。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 森鴎外と『戦争論』 「小倉左遷人事」の真実 [ 石井郁男 ] 2,090 円
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川本直 樫原辰郎 冨山房インターナショナルヨシダケンイチフタタビ カワモトナオ カシハラタツロウ 発行年月:2019年02月21日 予約締切日:2019年01月09日 ページ数:312p サイズ:単行本 ISBN:9784866000572 対談/批評1(随筆)/エッセイ/批評2(批評)/批評3(小説・翻訳)/講演ー吉田健一と文学の未来/ブックガイド 気鋭の書き手たちが描く新しい吉田健一。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 吉田健一ふたたび [ 川本直 ] 2,750 円
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文豪一二四人の名言・名文 中村明 青土社キオクニノコルニホンゴ ナカムラアキラ 発行年月:2024年05月27日 予約締切日:2024年04月09日 ページ数:376p サイズ:単行本 ISBN:9784791776467 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 記憶に残る日本語 文豪一二四人の名言・名文 [ 中村明 ] 3,080 円
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とんぼの本 宇野千代 新潮社【とんぼ30】G原田 ウノ チヨ オンナ ノ イッショウ ウノ,チヨ 発行年月:2006年11月 ページ数:127p サイズ:全集・双書 ISBN:9784106021503 宇野千代(ウノチヨ) 1897年、山口県生まれ。 作家。 日本初のファッション雑誌「スタイル」の発行や、きもののデザインでも活躍した。 処女作は1923年『脂粉の顔』。 1996年、九十八歳で永眠 小林庸浩(コバヤシツネヒロ) 1943年、東京生まれ。 写真家。 大判のカメラで、染織、やきもの等の工芸や茶の湯、料理、骨董の世界を中心に撮り続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 幸せを呼ぶ、千代流暮らしのスタイル/2 心をかけた自慢の料理/3 創る喜び、着る楽しみ きもの図鑑/4 日本初のファッション雑誌「スタイル」創刊/5 いつだって幸せ、夢中の人生/6 これが私の「家宝」です/7 本の装い 桜の着物の似合うひと。 いっぱい恋をしたひと。 とっても長生きをしたひと…。 宇野千代は明治三十(一八九七)年、山口県の岩国生まれ。 名作『おはん』を生んだ作家として、モダンな着物のデザイナーとして、九十八年の生涯を夢中で駆け抜けた。 その波瀾の道のりから、暮らし、食卓、ファッション、宝物、本の装いまで、“人生に恋した女”のすべてを紹介。 美しく、凛々しく、幸せに生きていくことを、いま私たちに教えてくれる。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 宇野千代 女の一生 (とんぼの本) [ 宇野千代 ] 1,540 円
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青木正美 本の雑誌社ニクヒツ デ ヨム サッカ ノ テガミ アオキ,マサミ 発行年月:2016年03月 ページ数:301p サイズ:単行本 ISBN:9784860112837 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 肉筆で読む作家の手紙 [ 青木正美 ] 2,200 円
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漱石から春樹まで 江口 真規 彩流社ニホンキンゲンダイブンガクニオケルヒツジノヒョウショウ エグチ マキ 発行年月:2018年01月17日 予約締切日:2017年11月28日 ページ数:264p サイズ:単行本 ISBN:9784779124112 江口真規(エグチマキ) 1987年、熊本県生まれ。 筑波大学大学院人文社会科学研究科文芸・言語専攻博士課程修了。 博士(文学)。 秋田県立大学総合科学教育研究センター助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章/第1章 夏目漱石『三四郎』ー「迷羊」の起源とその解釈/第2章 江馬修『羊の怒る時』ー関東大震災の怒れる民衆/第3章 らしゃめんの変容ー唐人お吉物語から「人間の羊」まで/第4章 安部公房の植民地経験と羊ー満洲の緬羊政策と牧歌的風景の構築/第5章 村上春樹『羊をめぐる冒険』ー「迷羊」の継承と羊に取り憑かれた者たち/終章 夏目漱石、江馬修、大江健三郎、安部公房、村上春樹が描く「羊」とは何者なのか?アニマル・スタディーズの手法で文学に現れる「羊」を辿り、近現代日本社会の支配関係を見る! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 日本近現代文学における羊の表象 漱石から春樹まで [ 江口 真規 ] 3,740 円
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森崎和江コレクション 回帰 森崎和江 藤原書店セイシンシ ノ タビ モリサキ,カズエ 発行年月:2009年03月 ページ数:391p サイズ:全集・双書 ISBN:9784894346789 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 精神史の旅(5) 森崎和江コレクション 回帰 [ 森崎和江 ] 3,960 円
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藤井貞和 青土社ニホン ブンガク ゲンリュウシ フジイ,サダカズ 発行年月:2016年01月27日 ページ数:478, サイズ:単行本 ISBN:9784791769100 藤井貞和(フジイサダカズ) 1942年東京生まれ。 詩人、国文学者。 東京学芸大学・東京大学・立正大学の各教授を歴任。 1972年に『源氏物語の始原と現在』で注目される。 2001年に『源氏物語論』で角川源義賞受賞。 詩人としては、『ことばのつえ、ことばのつえ』で藤村記念歴程賞および高見順賞、『甦る詩学』で伊波普猷賞、『言葉と戦争』で日本詩人クラブ詩界賞受賞、『春楡の木』で鮎川信夫賞および芸術選奨文部科学大臣賞など、数々の賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部(神話紀は解明されるか/神話紀から昔話紀への画期 ほか)/第2部(物語紀ー“歌語り”定置/否定性と詩文 ほか)/第3部(中世の歴史叙述/“連”の源流 ほか)/第4部(「詩」「小説」「文学」の“古代から近代へ”/近代詩、現代詩の発生 ほか) ことばは、文学は、どこからやってきたのか。 壮大な文学史の誕生。 古代日本語をたどり、神話や昔話、アイヌや琉球のことばと文学、あるいはうたや歌謡をもとりあげて、その起源と本質にせまる。 文学と言語のそれぞれを探究し続けてきた泰斗による畢生の書。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 日本文学源流史 [ 藤井貞和 ] 4,620 円
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向田邦子をさがして 高島俊男 いそっぷ社メルヘン タンジョウ タカシマ,トシオ 発行年月:2000年07月 ページ数:278p サイズ:単行本 ISBN:9784900963139 第1章 湯タンポのぬくもり/第2章 メルヘン誕生/第3章 潰れた鶴/第4章 思い出トランプ/第5章 ドラマと活字/第6章 死への疾走 メルヘンの語り部はひそかに血を流していた…「古きよき家族」という昭和のメルヘンになった『父の詫び状』。 成功を収めた天才作家の光と影を描く、全く新しい「向田邦子論」。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) メルヘン誕生 向田邦子をさがして [ 高島俊男 ] 1,870 円
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大島 信三 芙蓉書房出版ミヤオトミコ オソザキノジンセイ オオシマ シンゾウ 発行年月:2016年10月17日 予約締切日:2016年10月16日 ページ数:288p サイズ:単行本 ISBN:9784829506912 大島信三(オオシマシンゾウ) 昭和17年、新潟県生まれ。 早稲田大学教育学部卒。 同39年、産経新聞社に入社。 千葉支局を振り出しに新聞と雑誌の両部門で政治や経済、国際問題、文化全般の取材に携わった。 その間、多数の各界著名人とロングインタビューをおこない、文壇関係では本書で紹介の宮尾登美子のほか井上靖、司馬遼太郎、江藤淳、辻邦生、城山三郎、石原慎太郎、五木寛之らに話を聞いた。 『週刊サンケイ』編集長、『新しい住まいの設計』編集長、特集部編集委員、『正論』編集長、編集局編集委員、特別記者を経て平成21年退社し、現在はフリーのジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 土佐の花街/思春期の陰影/仁淀川の清流/満州の月/農家の嫁/火宅の人々/快晴のち豪雨/運命の扉/都の落人/多摩川の遅桜/一期一会/姉御がゆく 『鬼龍院花子の生涯』『陽暉楼』『櫂』『寒椿』などで一世を風靡した直木賞作家の波乱の生涯を描いた本格的評伝。 二回のロングインタビューを中心に、本人の日記、手記などを徹底取材。 魅力的な人間像が浮かび上がってくる。 彼女がまるごと生きた「昭和」の時代を、さまざななエピソードを交えて描く。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 宮尾登美子 遅咲きの人生 [ 大島 信三 ] 1,980 円
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研究叢書 504 北山円正 和泉書院ヘイアンチョウノサイジトブンガク キタヤマミツマサ 発行年月:2018年11月07日 予約締切日:2018年10月12日 ページ数:416p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757608900 北山円正(キタヤマミツマサ) 1953年大阪府生まれ。 龍谷大学大学院修了。 大阪府立高校教諭を経て、神戸女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 菅原氏と年中行事(菅原氏と年中行事ー寒食・八月十五夜・九月尽/是善から道真へー菅原氏の年中行事/寛平期の年中行事の一面/菅原道真と九月尽日の宴)/第2部 年中行事の変遷(子の日の行事の変遷/寛平期の三月三日の宴/五月五日とあやめ草/重陽節会の変遷ー節会の詔勅・奏類をめぐって)/第3部 歳時と文学(『土佐日記』の正月行事ー「屠蘇・白散」をめぐって/武智麻呂伝の「釈奠文」ー本文批判と『王勃集』受容/『伊勢物語』の三月尽/老鴬と鴬の老い声/花散里と『白氏文集』の納涼詩/『更級日記』の七夕歌/大江匡衡の八月十五夜の詩/『源氏物語』の九月尽ー光源氏と空蝉の別れ/『古今集』の歳除歌と『白氏文集』/『躬恒集』の追儺歌/大江匡衡「除夜作」とその周辺) 平安時代の年中行事を知ることは、当時の文学を理解する上で重要である。 行事について知ろうとする上で不可欠なのは、中国文化がどう関わっているかである。 その中で浮かび上がって来る問題に、菅原氏の果たした役割、定着した行事の変遷、文学作品が行事をどのように描いているかがある。 本書は、日本・中国の諸資料を読解しつつ検討した結果の報告である。 文学・歴史のみならず、当時の文化全般について、新たな知見を提示することとなろう。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 平安朝の歳時と文学 (研究叢書 504) [ 北山円正 ] 10,450 円
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【30日間返品保証】商品説明に誤りがある場合は、無条件で弊社送料負担で商品到着後30日間返品を承ります。 ご満足のいく取引となるよう精一杯対応させていただきます。 ※下記に商品説明およびコンディション詳細、出荷予定・配送方法・お届けまでの期間について記載しています。 ご確認の上ご購入ください。 【インボイス制度対応済み】当社ではインボイス制度に対応した適格請求書発行事業者番号(通称:T番号・登録番号)を印字した納品書(明細書)を商品に同梱してお送りしております。 こちらをご利用いただくことで、税務申告時や確定申告時に消費税額控除を受けることが可能になります。 また、適格請求書発行事業者番号の入った領収書・請求書をご注文履歴からダウンロードして頂くこともできます(宛名はご希望のものを入力して頂けます)。 ■商品名■芸術教養シリーズ9 歌、舞、物語の豊かな世界 日本の芸術史 ■出版社■幻冬舎■著者■矢内 賢二■発行年■2014/01/10■ISBN10■4344951751■ISBN13■9784344951754■コンディションランク■ほぼ新品コンディションランク説明ほぼ新品:未使用に近い状態の商品非常に良い:傷や汚れが少なくきれいな状態の商品良い:多少の傷や汚れがあるが、概ね良好な状態の商品(中古品として並の状態の商品)可:傷や汚れが目立つものの、使用には問題ない状態の商品■コンディション詳細■書き込みありません。 古本ではありますが、新品に近い大変きれいな状態です。 (大変きれいな状態ではありますが、古本でございますので店頭で売られている状態と完全に同一とは限りません。 完全な新品ではないこと古本であることをご了解の上ご購入ください。 )水濡れ防止梱包の上、迅速丁寧に発送させていただきます。 【発送予定日について】こちらの商品は午前9時までのご注文は当日に発送致します。 午前9時以降のご注文は翌日に発送致します。 ※日曜日・年末年始(12/31〜1/3)は除きます(日曜日・年末年始は発送休業日です。 祝日は発送しています)。 (例)・月曜0時〜9時までのご注文:月曜日に発送・月曜9時〜24時までのご注文:火曜日に発送・土曜0時〜9時までのご注文:土曜日に発送・土曜9時〜24時のご注文:月曜日に発送・日曜0時〜9時までのご注文:月曜日に発送・日曜9時〜24時のご注文:月曜日に発送【送付方法について】ネコポス、宅配便またはレターパックでの発送となります。 関東地方・東北地方・新潟県・北海道・沖縄県・離島以外は、発送翌日に到着します。 関東地方・東北地方・新潟県・北海道・沖縄県・離島は、発送後2日での到着となります。 商品説明と著しく異なる点があった場合や異なる商品が届いた場合は、到着後30日間は無条件で着払いでご返品後に返金させていただきます。 メールまたはご注文履歴からご連絡ください。
芸術教養シリーズ9 歌、舞、物語の豊かな世界 日本の芸術史 2,599 円
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新潮選書 今福 龍太 新潮社ミヤザワケンジデクノボーノエイチ イマフク リュウタ 発行年月:2019年09月26日 予約締切日:2019年08月16日 ページ数:400p サイズ:全集・双書 ISBN:9784106038464 今福龍太(イマフクリュウタ) 文化人類学者・批評家。 1955年東京に生まれ湘南で育つ。 1980年代初頭よりメキシコ、カリブ海、アメリカ南西部、ブラジルなどに滞在し調査研究に従事。 その後、国内外の大学で教鞭をとりつつ、2002年より群島という地勢に遊動的な学び舎を求めて「奄美自由大学」を創設し主宰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 太平洋にタイタンは要らないー“海”について/2 模倣の悦びー“動物”について/3 風聞と空耳ー“風”について/4 天と内臓をむすぶものー“石”について/5 愚者たちの希望ー“デクノボー”について/6 内なるレンブラント光線ー“心象スケッチ”について/7 方角の旅人たちー“北”について/8 終わらない植民地ー“未完”について/9 無可有郷からの通信ー“ユートピア”について/10 血、虹、半影の夢ー“死”について ほとんどの作品を「未定稿」のまま遺した宮沢賢治。 生涯にわたり書き換え続けられたその手稿が示す「揺らぎ」と可能性を丹念に追うなかで、賢治世界=イーハトーブのまったく新しい姿が見えてきた。 石、風、火山、動物などの実在物や、心象、未完といった構造に隠された賢治の創造原理を解き明かし、いまを生きる私たちの「倫理」を問う、画期的批評。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 宮沢賢治 デクノボーの叡知 (新潮選書) [ 今福 龍太 ] 2,200 円
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志賀直哉から太宰治へ 平浩一 笠間書院BKSCPN_【高額商品】 ブンゲイ フッコウ ノ ケイフガク ヒラ,コウイチ 発行年月:2015年04月03日 ページ数:377, サイズ:単行本 ISBN:9784305707703 平浩一(ヒラコウイチ) 1975年、兵庫県生まれ。 早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。 早稲田大学大学院文学研究科修士課程・博士後期課程、日本学術振興会特別研究員(DC2→PD)などを経て、国士舘大学文学部准教授。 博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 文学史の形成と「文芸復興」ー平野謙の文学史観を中心とする戦後研究の検証(戦後批評と「文芸復興」ー一九五〇年代/純文学論争への道程ー一九六〇年代/「神話」化された「文芸復興」ー一九七〇年代以降)/第2部 「純文学」外の要素と「文芸復興」ージャーナリズム・大衆文学を中心に(企図された「文芸復興」ー志賀直哉「萬暦赤絵」にみる既成作家の復活/「円本ブーム」後のジャーナリズム戦略ー『綜合ヂヤーナリズム講座』を手がかりに/読者意識と「大衆文学」ー純文学飢餓論争にみる「文芸復興」の底流/黙殺される「私小説」ー直木三十五「私 眞木二十八の話」にみる文学ジャンルの問題)/第3部 「モダニズム文学」の命脈と「文芸復興」ー「新興芸術派」の位置(「文芸復興」期における「新興芸術派」の系譜ー龍胆寺雄から太宰治へ/「文芸復興」期における文学賞の没落と黎明ー「『改造』懸賞創作」と「芥川龍之介賞」/「ナンセンス」をめぐる戦略ー井伏鱒二「仕事部屋」の秘匿と「山椒魚」の作家の誕生/「私」をめぐる問題ー牧野信一「蚊」にみる「文芸復興」の一源泉)/第4部 「文芸復興」からみる太宰治ー新進作家の登場(「通俗小説」の太宰治ー黒木舜平「断崖の錯覚」の秘匿について/生成する“読者”表象ー太宰治「道化の華」の小説戦略/市場の芸術家の「復讐」ー「道化の華」と消費社会) 戦後文学や現代文学の礎が築かれた、1935年を軸とする前後5年間に巻き起こった「文芸復興」を検証することから、近代日本の文学史自体を相対化し、見直していく。 戦後文学・現代文学の読解の新たな可能性を導き出していく書。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・は行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 「文芸復興」の系譜学 志賀直哉から太宰治へ [ 平浩一 ] 4,620 円
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志賀直哉から太宰治へ 平浩一 笠間書院BKSCPN_【高額商品】 ブンゲイ フッコウ ノ ケイフガク ヒラ,コウイチ 発行年月:2015年04月03日 ページ数:377, サイズ:単行本 ISBN:9784305707703 平浩一(ヒラコウイチ) 1975年、兵庫県生まれ。 早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。 早稲田大学大学院文学研究科修士課程・博士後期課程、日本学術振興会特別研究員(DC2→PD)などを経て、国士舘大学文学部准教授。 博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 文学史の形成と「文芸復興」ー平野謙の文学史観を中心とする戦後研究の検証(戦後批評と「文芸復興」ー一九五〇年代/純文学論争への道程ー一九六〇年代/「神話」化された「文芸復興」ー一九七〇年代以降)/第2部 「純文学」外の要素と「文芸復興」ージャーナリズム・大衆文学を中心に(企図された「文芸復興」ー志賀直哉「萬暦赤絵」にみる既成作家の復活/「円本ブーム」後のジャーナリズム戦略ー『綜合ヂヤーナリズム講座』を手がかりに/読者意識と「大衆文学」ー純文学飢餓論争にみる「文芸復興」の底流/黙殺される「私小説」ー直木三十五「私 眞木二十八の話」にみる文学ジャンルの問題)/第3部 「モダニズム文学」の命脈と「文芸復興」ー「新興芸術派」の位置(「文芸復興」期における「新興芸術派」の系譜ー龍胆寺雄から太宰治へ/「文芸復興」期における文学賞の没落と黎明ー「『改造』懸賞創作」と「芥川龍之介賞」/「ナンセンス」をめぐる戦略ー井伏鱒二「仕事部屋」の秘匿と「山椒魚」の作家の誕生/「私」をめぐる問題ー牧野信一「蚊」にみる「文芸復興」の一源泉)/第4部 「文芸復興」からみる太宰治ー新進作家の登場(「通俗小説」の太宰治ー黒木舜平「断崖の錯覚」の秘匿について/生成する“読者”表象ー太宰治「道化の華」の小説戦略/市場の芸術家の「復讐」ー「道化の華」と消費社会) 戦後文学や現代文学の礎が築かれた、1935年を軸とする前後5年間に巻き起こった「文芸復興」を検証することから、近代日本の文学史自体を相対化し、見直していく。 戦後文学・現代文学の読解の新たな可能性を導き出していく書。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・は行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 「文芸復興」の系譜学 志賀直哉から太宰治へ [ 平浩一 ] 4,620 円
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