大下英治 さくら舎サイゴノブライハサッカカジヤマトシユキ オオシタエイジ 発行年月:2022年11月10日 予約締切日:2022年09月30日 ページ数:448p サイズ:単行本 ISBN:9784865813678 大下英治(オオシタエイジ) 1944年、広島県に生まれる。 広島大学文学部を卒業。 「週刊文春」記者をへて、作家として政財官界から芸能、犯罪まで幅広いジャンルで旺盛な創作活動をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) まえがき 「梶山季之の季節」への頌歌/第1章 天才ルポライター/第2章 引き揚げ者/第3章 黒の試走車、赤いダイヤと李朝残影/第4章 ミスター・エロチスト/第5章 永遠の未完成品 名作『黒の試走車』『赤いダイヤ』『李朝残影』を世に問い、早書き超多作で、所得番付(作家)で松本清張、司馬遼太郎を押さえて一位になったこともある孤高の作家の壮絶人生! 本 小説・エッセイ ノンフィクション ノンフィクション(日本) 人文・思想・社会 雑学・出版・ジャーナリズム ジャーナリズム 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 最後の無頼派作家 梶山季之 [ 大下英治 ] 2,200 円
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『街とその不確かな壁』まで 吉田 春生 彩流社ムラカミハルキノゲンザイチ ヨシダ ハルオ 発行年月:2023年11月06日 予約締切日:2023年09月22日 ページ数:260p サイズ:単行本 ISBN:9784779129391 川本三郎の書評を読む/第1部 文学としての村上春樹(剽窃とスポンテニアスー村上春樹の方法/幻視から幻想世界へー転換点としての『ダンス・ダンス・ダンス』、そして『ねじまき鳥クロニクル』へ/『ノルウェイの森』の系譜ー源流としての『街と、その不確かな壁』から『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』まで)/第2部 エンターテインメントとしての村上春樹(ダークファンタジーとしての『ねじまき鳥クロニクル』/『海辺のカフカ』について)/結局、村上春樹とはどのような作家なのか/補論 『街とその不確かな壁』が明らかにしたこと 引き裂かれた村上春樹ー文学とダークファンタジー。 『ノルウェイの森』などで青春小説の頂点に達した村上は、その後、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』などの怪奇な場面を描くダークファンタジーの世界へと傾斜していった。 新作『街とその不確かな壁』は村上ワールドに変化の兆しが見られる。 これから彼は何処へ向かうのか! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 村上春樹の現在地 『街とその不確かな壁』まで [ 吉田 春生 ] 2,530 円
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高橋信雄 小学館スクウェアサイイキミヤザワケンジトタダトウカン タカハシノブオ 発行年月:2024年02月16日 予約締切日:2023年12月06日 ページ数:144p サイズ:単行本 ISBN:9784797987669 高橋信雄(タカハシノブオ) 1943年岩手県花巻市生まれ。 早稲田大学文学部卒業。 岩手県立博物館学芸部長、花巻市博物館館長、岩手大学教育学部非常勤講師を務める。 日本考古学協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 西域とシルクロード/第2章 宮沢賢治の西域異聞三部作/第3章 チベット(西蔵)と北上山地/第4章 西天取経と多田等観/第5章 縁成/第6章 憧れのシルクロード見聞記 宮沢賢治の童話には、利他に基づく菩薩道を標したものがある。 菩薩道の実践者としての賢治の姿は、チベットで十年間修行し仏教博士となった多田等観の生き方と重なるものがある。 「西域」を通して二人の不思議な縁起を辿る。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 西域・宮沢賢治と多田等観 [ 高橋信雄 ] 1,980 円
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三井喜美子 偕成社イマニシ スケユキ ケンキュウ ミツイ,キミコ 発行年月:1998年05月 ページ数:422, サイズ:全集・双書 ISBN:9784037391607 対談=信仰と文学と、そして音楽と(今西祐行/阪田寛夫)/キリスト教と文学ー今西祐行論(関口安義)/「目撃者」の文学ー今西祐行の歴史小説と戦争児童文学(長谷川潮)/今西祐行と幼年童話(三井喜美子)/奇蹟の花ー願いの文学「一つの花」論(三井喜美子)/ハコちゃんの死ー沈黙の文学「ハコちゃん」論(三井喜美子)〔ほか〕 今西文学の全読者に本書、『今西祐行研究』を贈る。 作家論、作品論、対談、インタビュー、『今西祐行全集』の各巻収録の作品解題、著作目録、著者自筆の作家年譜によって、作家・今西祐行の全体像を浮き彫りにする。 今西祐行研究に欠かせぬ必備の一冊である。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 今西祐行研究 [ 三井喜美子 ] 5,280 円
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新潮日本文学アルバム 新潮社ナツメ ソウセキ 発行年月:1983年11月 ページ数:111p サイズ:全集・双書 ISBN:9784106206023 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 夏目漱石 (新潮日本文学アルバム) 1,320 円
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西川 清史 講談社デイスイブンシ ニシカワ キヨシ 発行年月:2023年07月27日 予約締切日:2023年06月19日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784065322581 西川清史(ニシカワキヨシ) 1952年生まれ。 和歌山県出身。 上智大学外国語学部フランス語学科卒業後、文藝春秋に入社。 雑誌畑を歩み、2018年副社長で退職。 現在は瘋癲老人生活を満喫中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 中原中也伝説/2 悪口雑言と狼藉/3 泥酔界の巨星墜つ/4 小林秀雄と困った仲間たち/5 泥酔者は跳躍する/6 酔っ払いは栴檀より芳し/7 嫌われ者/8 ほのぼの系泥酔者たち/9 超弩級の泥酔者たち 中原中也も草野心平も小林秀雄も梶井基次郎も坂口安吾もみんなべろんべろんだった。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 泥酔文士 [ 西川 清史 ] 1,870 円
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百合と宝珠の文学史 持田叙子 慶應義塾大学出版会イズミ キョウカ モチダ,ノブコ 発行年月:2012年09月 ページ数:348p サイズ:単行本 ISBN:9784766419726 持田叙子(モチダノブコ) 1959年生まれ。 慶應義塾大学大学院修士課程修了、國學院大學大学院博士課程単位取得退学。 近代文学研究者。 著書に、『荷風へ、ようこそ』(慶應義塾大学出版会、2009年、第31回サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 科学と神秘ーモンスーンの国の書き手/女どうしを描く、銀河鉄道、鏡花発、明治のバイリンガルー感性の中のキリスト教/藤壷幻想/鏡花のおやつ、口うつしの夢/指環物語/鏡花と水上瀧太郎/百合は、薔薇は、撫子は/くだものエロティシズム/読点の魔法/あやかしの雛/骨の恋 匂いたつ夢幻の森をゆく。 指環、花、飴、くだもの、雛、汽車、骨…作品にちりばめられた多彩なイメージを手がかりとして、神秘的な鏡花の物語世界をひもといてゆく、珠玉の評論。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 泉鏡花 百合と宝珠の文学史 [ 持田叙子 ] 3,080 円
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著者:鮎川信夫, 吉本隆明出版社:思潮社サイズ:単行本ISBN-10:4783714029ISBN-13:9784783714026■通常24時間以内に出荷可能です。 ※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 出荷まで48時間かかる場合があります。 あらかじめご了承ください。 ■1冊から送料無料です。 ■中古品ではございますが、良好なコンディションです。 決済は、クレジットカード、代引き等、各種決済方法がご利用可能です。 ■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。 ■クリーニング済み。 ■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 使用されてはいますが、 非常にきれいな状態です。 書き込みや線引きはありません。 ・良い: 比較的綺麗な状態の商品です。 ページやカバーに欠品はありません。 文章を読むのに支障はありません。 ・可: 文章が問題なく読める状態の商品です。 マーカーやペンで書込があることがあります。 商品の傷みがある場合があります。 基本的に付録・付属品等付いていない状態です。
【中古】 吉本隆明論 / 鮎川信夫, 吉本隆明 / 思潮社 [単行本]【メール便送料無料】 2,252 円
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深澤 晴美 鼎書房カワバタヤスナリ シンシリョウニヨルタンキュウ フカサワ ハルミ 発行年月:2022年11月05日 予約締切日:2022年10月07日 ページ数:434p サイズ:単行本 ISBN:9784907282851 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 川端康成 新資料による探究 [ 深澤 晴美 ] 6,600 円
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豊岡 昭彦 高見澤 秀 秀和システムブンゴウタチノダンシャリコトワリアヤマリワカレル トヨオカアキヒコ タカミザワマサル 発行年月:2021年06月05日 予約締切日:2021年04月10日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784798063812 豊岡昭彦(トヨオカアキヒコ) 1960年、山形県生まれ。 日本文学研究家、大和心研究会主宰。 大学卒業後、大手メーカーでの商品開発やマーケティングを経て、1990年代からはIT系出版社に勤務。 Macintoshの専門誌の編集をおこなう。 インターネットやDTPなどの特集を担当。 1998年からは編集長。 2001年、日本政府主管の「インターネット博覧会」のNewsサイトを担当する。 2002年からフリーランスとして歴史・文学関連書籍、情報誌、女性誌などを中心に執筆、編集をおこなっている 高見澤秀(タカミザワマサル) 1954年、長野県生まれ。 編集プロダクション(有)マイストリート代表。 豊岡昭彦とともに書籍などを編著(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 断「ふざけるな!」ー単刀直入かつ丁寧にスパっと斬る/第2章 謝「死ぬる思ひでございます」ー太宰治が書き連ねた魂の叫び/第3章 謝「すいません、察してください」ー哀れみを書き残して要求を通す/第4章 離「さよなら」ー涙ではなく名文で別れを飾る/第5章 断「やってられません」ーテンション低めに相手の要求を却下/第6章 謝「ご無沙汰して失敬」ー先生、返事が遅れたのはなぜですか?/第7章 謝「ぐうの音も出ない…」ー土下座の何倍も響く本気の謝罪/第8章 離「追悼ー師へ、友へ、妻へ」ー文豪たちが送る別れの挨拶 悲壮に満ちた太宰、罵詈雑言の啄木、ユニークに断る漱石…手紙でわかる文豪たちの本音。 本 小説・エッセイ エッセイ エッセイ 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文豪たちの断謝離 断り、謝り、離れる [ 豊岡 昭彦 ] 1,650 円
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『考へるヒント』の精神史 新潮選書 苅部 直 新潮社コバヤシヒデオノナゾヲトク カルベ タダシ 発行年月:2023年10月25日 予約締切日:2023年08月24日 ページ数:304p サイズ:全集・双書 ISBN:9784106039027 苅部直(カルベタダシ) 1965(昭和40)年、東京都生まれ。 東京大学法学部教授。 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。 専門は日本政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 『考えるヒント』について考える/第1章 書物の運命/第2章 科学から歴史へ/第3章 徳川思想史の方へ/第4章 歴史は甦る/第5章 伝統と近代 代表作『本居宣長』へと至る、大いなる「思考の冒険」とは?気楽な随筆に見えた雑誌連載『考えるヒント』は、実は徳川思想史探究の跳躍板だった。 モーツァルトやベルクソンを論じていた批評家が、伊藤仁斎や荻生徂徠らに傾倒したのはなぜか。 その過程で突き当たった「歴史の穴」とは。 ベストセラーを読み直し、人間の知の根源をも探る試みであったことを明らかにする、超刺激的論考。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 小林秀雄の謎を解く 『考へるヒント』の精神史 (新潮選書) [ 苅部 直 ] 1,980 円
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草山 万兎 加藤 昌男 童話屋ミヤザワケンジノココロヲヨム ヨン クサヤマ マト カトウ マサオ 発行年月:2018年01月19日 予約締切日:2017年12月01日 ページ数:168p サイズ:単行本 ISBN:9784887471344 かしわばやしの夜/双子の星/やまなし/月夜のけだもの/若い読者のみなさんへ 賢治童話のナゾを解く。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 宮沢賢治の心を読む 4 [ 草山 万兎 ] 1,375 円
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文豪たちはいかに書いたか 河出書房新社カンセンショウブンガクロンジョセツ 発行年月:2021年05月20日 予約締切日:2021年02月06日 ページ数:196p サイズ:単行本 ISBN:9784309029580 石井正己(イシイマサミ) 1958年、東京都生まれ。 国文学者・民俗学者。 東京学芸大学教授。 日本文学・日本文化専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 芥川が思い出したコレラ小説ー尾崎紅葉『青葡萄』/おとなりの子は賽の河原で石を積んでいるー小泉八雲「コレラ流行期に」/子規がとったソーシャルディスタンスー「消息」と『病牀六尺』/兵站病院で死を覚悟する田山花袋ー『第二軍従征日記』の中の腸チフス/たてまえにすぎない交通遮断ー夏目漱石『吾輩は猫である』および書簡と疱瘡・ペスト・赤痢/信仰と医療の狭間でー森鴎外「金毘羅」と百日咳/病と臨死体験ー柳田国男『遠野物語』の中の腸チフス/不愉快な顔をした病人の家ー石川啄木『一握の砂』および日記と結核/日本人の便宜主義に抗してー与謝野晶子「感冒の床から」とスペイン風邪/過敏な人とそうでない人と…ー志賀直哉「流行感冒」の中のスペイン風邪/付ける・付けないの人間心理ー菊池寛「マスク」/業病と奇蹟ー芥川龍之介「南京の基督」と梅毒/感染の絶望ー内田百〓「疱瘡神」「虎列刺」/噂・風俗・妙薬ー長谷川時雨『旧聞日本橋』の中のコレラ/微笑する「僕」ー小島信夫「微笑」と小児麻痺 コレラ、結核、腸チフス、赤痢、ペスト、疱瘡、百日咳、スペイン風邪、梅毒…。 たびたび感染症に見舞われてきた近代日本。 “いま”を考えるためのリアルな史料として読み直すー。 もうひとつの近代文学史。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 感染症文学論序説 文豪たちはいかに書いたか 1,892 円
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長谷川 郁夫 新潮社ヨシダケンイチ ハセガワ イクオ 発行年月:2014年09月29日 予約締切日:2014年09月26日 ページ数:656p サイズ:単行本 ISBN:9784103363910 長谷川郁夫(ハセガワイクオ) 1947年、神奈川県生まれ。 大阪芸術大学文芸学科教授。 早稲田大学文学部在学中に小沢書店を創立、2000年9月までに数多くの文芸書の編集に携わった。 2006年刊の『美酒と革嚢ー第一書房・長谷川巳之吉』で芸術選奨文部科学大臣賞、やまなし文学賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 水の都/メリ・イングランド/二都往還/「文學界」出張校正室/戦争まで/東京大空襲/海軍二等主計兵/宰相の御曹子/「鉢ノ木会」異聞/早春の旅/酒中に真あり/「君子」の三楽/返景深林ニ入リテ/生きる喜び/正午の饗宴/われとともに老いよ ケンブリッジ留学時の知的な冒険、河上徹太郎との美しい師弟関係、中村光夫、福田恆存、大岡昇平、三島由紀夫らとの鉢ノ木会での交遊、父・吉田茂から受け継いだ士の精神ー言葉の可能性を信じた生涯の軌跡。 編集者として最晩年にその謦咳に接した著者が生涯と作品のすべてに肉迫する、決定版評伝。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 吉田健一 [ 長谷川 郁夫 ] 5,500 円
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柴田勝二 世界思想社BKSCPN_【高額商品】 ナツメ ソウセキ ワレ ノ ユクエ シバタ,ショウジ 発行年月:2015年03月 ページ数:372p サイズ:単行本 ISBN:9784790716549 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 夏目漱石「われ」の行方 [ 柴田勝二 ] 4,180 円
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ニーチェ的長編四部作を読む 清真人 はるか書房 星雲社ムラカミ ハルキ ノ テツガク ワールド キヨシ,マヒト 発行年月:2011年04月 ページ数:236p サイズ:単行本 ISBN:9784434155253 清眞人(キヨシマヒト) 1949年生まれ。 早稲田大学政経学部卒業、同大学院文学研究科哲学専攻・博士課程修了。 現在、近畿大学文芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 僕はどこから村上春樹に手を染めたのか?ー序にかえて/第1章 村上春樹は物語を取り戻す/第2章 “閉じ込められた私”をいかに開くか/第3章 反・“力”としての愛/第4章 「自己療養行為」としてのセックス/補論1 『1Q84』批判/補論2 「リトル・ピープル」メタファーをめぐる僕の視点/補論3 村上春樹と三島由紀夫 村上文学の深層に息づく思想、その哲学的本質とは何か。 “パラレル・ワールド、記憶、メタファー、非現実”などのキーワードをもとに、全く新たな視点から村上春樹の哲学的バックボーンを鮮やかに読み解く。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 村上春樹の哲学ワールド ニーチェ的長編四部作を読む [ 清真人 ] 2,090 円
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発掘された文豪のお宝 新潮選書 川島 幸希 新潮社ジキヒツノソウセキ カワシマ コウキ 発行年月:2019年11月20日 予約締切日:2019年10月17日 ページ数:248p サイズ:全集・双書 ISBN:9784106038488 川島幸希(カワシマコウキ) 1960(昭和35)年、東京に生まれる。 秀明大学学長。 東京大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 新潮社の宝石/第2章 スコットランドからのはがき/第3章 シベリアを横断した寄贈本/第4章 新聞を切り抜いた漱石/第5章 原稿の裏の「落書き」/第6章 奇跡の発見/『青年評論』影印 活字とは一味ちがう“直筆”の価値、その奥深い世界。 修正原稿や書き損じ、献呈署名本や原稿用紙裏の落書き。 数多くの貴重資料を発掘し、調べていくうちに意外な発見がー。 漱石は『行人』の連載を自ら切り抜き、『道草』の反古原稿は弟子達にあげた。 芥川、太宰、谷崎との比較もまじえ、エディンバラからのはがきが物語る新たな漱石の姿や、『倫敦消息』の“百年の謎”も解明する稀有な一冊。 幻の原稿を全文収録。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 直筆の漱石 発掘された文豪のお宝 (新潮選書) [ 川島 幸希 ] 1,430 円
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大城貞俊 インパクト出版会トチ ノ キオク ニ タイジスル ブンガク ノ チカラ マタヨシ エイキ オ ドウ オオシロ,サダトシ 発行年月:2023年11月 予約締切日:2023年11月17日 ページ数:308p サイズ:単行本 ISBN:9784755403415 序章 沖縄の発見・人間の発見/第1部 豊穣な作品世界(重層構造の面白さー「海は蒼く」/原風景からの飛翔、あるいは悲劇の行方ー「ジョージが射殺した猪」/戦後を生きる戦争体験者の苦悶と狂気ー「ギンネム屋敷」/沖縄という土地のもつ再生力ー「豚の報い」/転倒する風景ー「ターナーの耳」/風土が生み出したエンターテインメント小説ー「呼び寄せる島」)/第2部 作家の肖像ーなぜ書くか、何を書くか(沖縄で生き、沖縄を書くー又吉栄喜の覚悟/境域を越える豊かな視線ー又吉栄喜の方法/救いへの挑戦、あるいは自立への模索)/第3部 又吉栄喜をどう読むかー「又吉栄喜作品集巻末解説3題」(又吉文学の魅力と魔力ー『亀岩奇談』/文学の力・人間への挑戦ー『又吉栄喜小説コレクション第2巻』/語れないものを語る作家の妙技ー『沖縄戦幻想小説集 夢幻王国』) 又吉栄喜の描く作品世界は、沖縄の混沌とした状況を描きながらも希望を手放さず、再生する命を愛おしむ。 広い心の振幅を持ち、比喩とユーモア、寓喩と諧謔をも随所に織り交ぜながら展開する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 土地の記憶に対峙する文学の力 又吉栄喜をどう読むか [ 大城貞俊 ] 2,530 円
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矢野 利裕 講談社キョウヨリモマシナアシタ ブンガクゲイノウロン ヤノ トシヒロ 発行年月:2022年02月23日 予約締切日:2021年12月21日 ページ数:258p サイズ:単行本 ISBN:9784065268735 矢野利裕(ヤノトシヒロ) 1983年東京都生まれ。 批評家、DJ、教育者でもある。 2014年「自分ならざる者を精一杯に生きるー町田康論」で第57回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序論 今日よりも少しはマシな明日を迎えるために(退屈な生活者の批評/心を込めてウソをつく ほか)/町田康論 自分ならざる者を精一杯に生きる(言葉がなければ世界はない/町田作品における語り ほか)/いとうせいこう論 無数のざわめきとともに騒げ!(声なき存在の発話/共同的な声の獲得ー『Back 2 Back』 ほか)/西加奈子論 おかしさを見すえて、夢中になって(“正しさ”から“おかしさ”へーはじめに/理念の上滑りー『i』(1) ほか)/補論 小山田圭吾と文学の言葉(“文学”の言葉が必要/関係があると言えばあるし、ないと言えばない ほか) “退屈な生活者”による試みの作家論「代弁者たち」。 気鋭の論客による“芸能”としての小説論。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 今日よりもマシな明日 文学芸能論 [ 矢野 利裕 ] 1,870 円
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和泉選書 高橋和幸 和泉書院ミシマ ユキオ ノ シ ト ゲキ タカハシ,カズユキ 発行年月:2007年03月31日 予約締切日:2007年03月24日 ページ数:283p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757604124 高橋和幸(タカハシカズユキ) 昭和25年(1950年)愛媛県生まれ。 関西学院大学文学部卒。 同大学院文学研究科博士後期課程単位取得により退学。 同大学教学補佐、樟蔭女子短期大学を経て、大阪樟蔭女子大学助教授。 美学に基づいて三島文学などの近代文学、能を中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 三島由紀夫の詩(三島由紀夫の初期世界の考察ーニセモノの詩人から小説家へ)/2 三島由紀夫の劇ー『近代能楽集』論(『邯鄲』論ー花ざかりの悟り/『綾の鼓』論ー輪廻転生する恋/『卒塔婆小町』論ー輪廻転生するロマンと仏法の永遠/『葵上』論ーあらかじめ失われた恋/『班女』論ー正気の果ての狂気/『道成寺』論ー意識の檻から日常へ/『熊野』論ー「花」は権勢に抱かれる/『弱法師』論ー閉ざされた詩の終焉…)/随想「道成寺」拝見 三島文学の最奥の謎を解く鍵は「詩」である。 「ニセモノの詩人」はいかにして小説家になったのか。 “三島由紀夫の詩”と今まであまり論じられなかった『道成寺』『熊野』をはじめ八作品すべてについて、能の原曲との関連を基にして論じた『近代能楽集』論。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 三島由紀夫の詩と劇 (和泉選書) [ 高橋和幸 ] 4,180 円
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渡部 直己 河出書房新社ニホンショウセツヒヒョウノキゲン ワタナベ ナオミ 発行年月:2020年06月26日 予約締切日:2020年04月06日 ページ数:290p サイズ:単行本 ISBN:9784309028880 序文 「日本小説批評の起源」にむけて/第1章 話芸と書法(『水滸伝』と金聖嘆/二人の馬琴)/第2章 注釈と批評/付録資料 小説法則三種(金聖嘆『水滸伝』文法十五則(一六四一年)/曲亭馬琴『八犬伝』稗蓬七框(一八三五年)/萩原広道『源氏』二十一則(一八五四年)) 「物」か「あはれ」か?ーありうべき小説批評の源流を求めて馬琴から『水滸伝』の奇蹟の注釈者・金聖嘆の「漢文」へと遡行しつつ、『源氏物語』『古事記』の宣長より逍遙、小林秀雄へといたる「和声」の系譜を切り崩し、日本の批評/文学史わ根底から解体・再構成する起死回生の力編。 批評はここに還り、ここから始まる。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 日本小説批評の起源 [ 渡部 直己 ] 3,740 円
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文学が背負った課題 筑摩選書 石原千秋 筑摩書房キンダイ ト イウ キョウヨウ イシハラ,チアキ 発行年月:2013年01月 ページ数:269p サイズ:全集・双書 ISBN:9784480015655 石原千秋(イシハラチアキ) 1955年東京都生まれ。 成城大学大学院文学研究科博士課程後期中退。 東横学園女子短期大学助教授、成城大学教授を経て、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。 専攻は日本近代文学。 夏目漱石から村上春樹までテクスト分析による斬新な読解を提供しつつ、国語教育への問題提起も果敢に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 文学史と観察者/第2章 進化論の時代/第3章 なぜ主人公が必要なのか/第4章 物語と主人公の力学/第5章 固有名という装置/第6章 写真が与えた衝撃/第7章 表情を読む感性/第8章 苦悩を書く文体の誕生 「近代」とはいったい何だったのか?ラディカルに近代化を果たさねばならなかった日本では、その文化的側面の多くを「文学」が背負うことになった。 役割を担わされた文学は「新しさ」を表出するために進出し続けた。 その進化論的パラダイムにとりつかれた時代との格闘が「教養」の源泉となり、現在まで私たちの底流で生き続けている。 テクスト分析を駆使し、日本近・現代の文化的慣習の形成過程をくっきりとあぶり出す斬新な論考。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 近代という教養 文学が背負った課題 (筑摩選書) [ 石原千秋 ] 1,760 円
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河出書房新社バーチャルリアリティテキカンゼンバンヘイボンパンチノミシマユキオ 発行年月:2020年12月07日 予約締切日:2020年11月06日 ページ数:600p サイズ:単行本 ISBN:9784309922195 椎根和(シイネヤマト) 1942年生まれ。 福島県出身。 早稲田大学卒業後、婦人生活社『婦人生活』をかわきりに編集者としてスタート。 その後、平凡出版(現・マガジンハウス)にうつり『平凡パンチ』『アンアン』の編集に携わり、後年は『POPEYE』の編集長、『Olive』『Hanako』『relax』などの雑誌の創刊編集長をつとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序 化捜現実に生きた三島と「サド侯爵夫人」(文・椎根和)/第1部 平凡パンチの三島由紀夫(“キムタク”なみのアイドルだった/ねじれにねじれ拡散した信条/スーパースター第一号誕生!/頭脳に“ものが入ってきた”/“ひどいから、いい”感覚/“イメージ”が新しい哲学になった/“集合的無意識”世界への旅/ゲバラとアリと三島のダンス/気づかれなかった本当の遺書/白い錬金術師の家)/第2部 三島由紀夫の記憶と精霊たち(切腹事件から一年後、或る夜の出来事…そのとき、ぼくは大学生の近田春夫を連れて、原宿で飲んでいた(文・椎根和)/豊饒の海を、漂って…「記憶と言うてもな、映る筈もない遠すぎるものを映しもすれば」(文・椎根和)/家庭サービスの鬼三島由紀夫ー下田はいま、三島の聖地になりつつある(対談 横山郁代・椎根和)/三島の死後、残された二つの謎ーまじめで、手抜きせず、いつも全力をつくす文学労働者だった(対談 鈴木邦男・椎根和)/「若者」の言葉による三島へのオマージュー新潮文庫版『平凡パンチの三島由紀夫』解説(文・川本三郎)/三島由紀夫と野坂昭如と平凡パンチー「平凡パンチについて語ることは1960年代後半を語ることです」(野坂昭如)(文・塩澤幸登))/第3部 三島由紀夫×平凡パンチ相思相愛年表 1968年、超人気若者週刊誌「平凡パンチ」の編集者として、スーパースター三島由紀夫の担当編集記者となった椎根和。 番記者で唯一剣道の弟子となり、ともにハンバーグを食べ、編集部で音楽を聴き、結婚式でスピーチをもらい、ー割腹自決までの3年間、新宿騒乱に同行し、「楯の会」の秘事を間近で見つめるなどした著者が文豪の知られざる素顔にせまった迫真のノンフィクション。 「平凡パンチ」と三島の熱い関係を記録した50年の歴史を辿る重層的な傑作である。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) VR的完全版 平凡パンチの三島由紀夫 3,300 円
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葉名尻 竜一 角川文化振興財団リッショウダイガクブンガクブガクジュツソウショ04 ブンガクニオケルリンジン テラヤマシュウジヘノイリグチ ハナジリ リュウイチ 発行年月:2018年03月26日 予約締切日:2018年03月06日 ページ数:272p サイズ:全集・双書 ISBN:9784048764940 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 立正大学文学部学術叢書04 文学における〈隣人〉 寺山修司への入口 [ 葉名尻 竜一 ] 3,850 円
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富岡 幸一郎 文藝春秋テンノウロン エトウジュントミシマユキオ トミオカ コウイチロウ 発行年月:2020年05月28日 予約締切日:2020年03月28日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784163912097 富岡幸一郎(トミオカコウイチロウ) 1957年生まれ。 中央大学文学部仏文科卒。 79年、群像新人文学賞評論部門優秀作受賞。 現在、関東学院大学国際文化学部教授、鎌倉文学館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 天皇論の不在(歴史が消えてしまった/「昭和」の終焉に立ちもどる)/第1部 江藤淳との対話(江藤淳『離脱と回帰とー昭和文学の時空間』/「戦後」とは何だったのか/日本国憲法における「象徴天皇」の矛盾/三島由紀夫の一神教的「天皇」 ほか)/第2部 三島由紀夫の『文化防衛論』(「父」の崩壊と「神の死」/『文化防衛論』の問いかけるもの/「常若」の思想/「文化概念としての天皇」の起源 ほか) 昭和天皇崩御直後、江藤淳と筆者との長時間対論。 今、その肉声に、三島由紀夫のテキストを激しく交錯させた画期的論考! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 天皇論 江藤淳と三島由紀夫 [ 富岡 幸一郎 ] 2,420 円
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筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉 藤田直哉 作品社キョコウナイ ソンザイ フジタ,ナオヤ 発行年月:2013年02月 ページ数:334p サイズ:単行本 ISBN:9784861824241 藤田直哉(フジタナオヤ) 1983年、札幌生まれ。 SF・文芸評論家。 早稲田大学第一文学部(文芸専修)卒業。 東京工業大学社会理工学研究科価値システム専攻博士後期課程在学中。 2008年「消失点、暗黒の塔ー『暗黒の塔』第5部、6部、7部を検討する」で第3回日本SF評論賞・選考委員特別賞を受賞し、『SFマガジン』に掲載されてデビュー。 その後、「トーキョーワンダーサイト本郷」の企画展「floating view“郊外”から生まれるアート」(2011年)に作家として参加した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 なぜ、いま筒井康隆が必要なのか(なぜ、いま筒井康隆が必要なのか/戦後史の中の筒井康隆ー「武器としての笑い」と「楽器としての笑い」)/第2部 超虚構理論と虚構内存在(超虚構理論とフリードリヒ・フォン・シラー/虚構内存在の存在論/内宇宙の神話ー“集合的無意識”から「文化的無意識」へ/感情移入の理論/機械化した良識ー『朝のガスパール』から『断筆宣言』まで)/第3部 虚構内存在の切り拓く新たなる“生”の次元(虚構内存在の政治) 3・11以降急速に政治化するオタク、貧困にあえぐロスジェネ世代…、絶望の淵にたたされる今、高度電脳化世界の“人間”とは何か?を根源から問う。 10年代本格批評の誕生。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 虚構内存在 筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉 [ 藤田直哉 ] 2,640 円
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子規から太宰まで 阪大リーブル 60 柏木隆雄 大阪大学出版会コウヨメバオモシロイ フランスリュウニホンブンガク カシワギタカオ 発行年月:2017年06月12日 予約締切日:2017年06月11日 ページ数:336p サイズ:全集・双書 ISBN:9784872594430 柏木隆雄(カシワギタカオ) 1944年生まれ。 大阪大学大学院博士課程単位取得、パリ第七大学文学博士。 神戸女学院大学文学部助教授、大阪大学大学院文学研究科教授を経て、放送大学大阪学習センター所長勤務を経て大手前大学学長を歴任。 2017年同大学退任。 現在、大阪大学、大手前大学名誉教授、日本フランス語フランス文学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 正岡子規の生と死ー自筆墓碑銘をめぐって/第2章 坪内逍遙の『小説神髄』と曲亭馬琴/第3章 島崎藤村に見るジャン=ジャック・ルソー/第4章 菊池寛とバルザックー『真珠夫人』をめぐって/第5章 バルザックを通して見た黒澤明/第6章 三好達治の詩的空間ーフランス詩との関わりをめぐって/第7章 竹友藻風とヴェルレーヌー学匠詩人の面目/第8章 太宰治はフランス文学をどう読んだか?/第9章 太宰治『乞食学生』とフランソワ・ヴィヨン『大遺言書』/第10章 太宰治『惜別』の生成/第11章 『ヴィヨンの妻』の周辺 子規のさりげない自筆墓碑銘が語るもの、藤村『破戒』の背後にひそむルソー、透谷の影、黒澤映画と『人間喜劇』など、バルザック研究で知られる著者の日本近代文学「謎とき」全11章。 これでフランス流文学解読のプロになろう! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) こう読めば面白い!フランス流日本文学 子規から太宰まで (阪大リーブル 60) [ 柏木隆雄 ] 2,310 円
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〈母なるもの〉の探究 下野 孝文 九州大学出版会エンドウシュウサクトキリシタン シモノ タカフミ 発行年月:2023年10月06日 予約締切日:2023年09月21日 ページ数:406p サイズ:単行本 ISBN:9784798503615 下野孝文(シモノタカフミ) 九州大学大学院文学研究科修士課程修了。 現在、長崎県立大学シーボルト校国際社会学部教授。 博士(学術、九州大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 切支丹物のはじまりー長崎、そして“浦上四番崩れ”/第2章 『哀歌』ー『沈黙』の前奏曲としての役割/第3章 『沈黙』ー資料のなかの登場人物/第4章 「母なるもの」と周辺作品ー日本人と“母の宗教”/第5章 『女の一生 一部・キクの場合』ーキクの献身、清吉の帰還/第6章 『女の一生 二部・サチ子の場合』ーコルベ神父と修平、それぞれの殉難/第7章 “合わない洋服”ートミズム(Thomism)と「日本的感性」 遠藤文学の創作過程と長崎・キリシタン資料。 「最後の殉教者」『沈黙』『女の一生』など、長崎を舞台にした小説の執筆にあたり、作家は資料をいかに読み解き、作品に反映させたのか。 遠藤周作研究の新たな可能性を示す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 遠藤周作とキリシタン 〈母なるもの〉の探究 [ 下野 孝文 ] 6,380 円
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単行本 風元正 中央公論新社エトウジュンハイカニセンゴトタタカッタノカ カゼモトタダシ 発行年月:2024年02月21日 予約締切日:2023年12月29日 ページ数:288p サイズ:単行本 ISBN:9784120057519 風元正(カゼモトタダシ) 文芸評論家・編集者。 1961年3月28日兵庫県川西市生まれ。 早稲田大学第一文学部日本史学科卒業。 出版社で週刊誌、月刊文芸誌、単行本、月刊総合誌などの編集に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 「廃墟」と「奴隷」という主題系/第2章 埴谷雄高と丸山眞男との遭遇/第3章 「作家は行動する」季節/第4章 「批評の批評」という活路/第5章 国家と私/第6章 文芸時評は戦場である/第7章 小説江藤学校/第8章 「戦後」との訣別/第9章 「閉された言語空間」への憤怒/第10章 名辞以前の世界へ 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 江藤淳はいかに「戦後」と闘ったのか (単行本) [ 風元正 ] 2,750 円
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未だ/既に存在しない他者たちへ 岩本知恵 春風社アベコウボウトキョウカイ イワモトチエ 発行年月:2024年03月19日 予約締切日:2024年02月09日 ページ数:286p サイズ:単行本 ISBN:9784861109409 岩本知恵(イワモトチエ) 1991年大阪府生まれ。 立命館大学卒業、立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。 現在、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。 専門は、近現代日本文学・文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章/第1章 変形する身体境界ー「赤い繭」論/第2章 自他境界=言語化できない欠如の場所ー「飢えた皮膚」論/第3章 未完の関係性のためにー「人魚伝」論/第4章 非/実在の影響力ー「幽霊はここにいる」論/第5章 “まなざされる”脆さと加害性ー『他人の顔』論/第6章 “いのち”の境界ー『第四間氷期』論/第7章 未だ/既に存在しない他者たちへー『第四間氷期』論/終章 どれほど境界の非安定性を描出し、固定化不可能なものとして記述しても、それが言語によるものであり、しかもそれを論じるという形式をとる以上、既存の言説に対抗するための新たな境界、新たな言説は産出されてしまう。 ならば、ここで有用なのは、オルタナティブな言説や境界を打ち立てることではなく、オルタナティブな言説や境界たちを記述することである。 それは、集権的で支配的な規範を分散させ、様々な言説や境界や認識の可能性をパラレルに配置することになるだろう。 境界の非安定性を限りなく拡張し可視化すること、産出された境界の本質化を限りなくずらし、遅延させ、別の認識の可能性を提示すること、こうした記述によって、境界を固定化する力に抗いたい。 (本文より) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 安部公房と境界 未だ/既に存在しない他者たちへ [ 岩本知恵 ] 4,400 円
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未だ/既に存在しない他者たちへ 岩本知恵 春風社アベコウボウトキョウカイ イワモトチエ 発行年月:2024年03月19日 予約締切日:2024年02月09日 ページ数:286p サイズ:単行本 ISBN:9784861109409 岩本知恵(イワモトチエ) 1991年大阪府生まれ。 立命館大学卒業、立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。 現在、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。 専門は、近現代日本文学・文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章/第1章 変形する身体境界ー「赤い繭」論/第2章 自他境界=言語化できない欠如の場所ー「飢えた皮膚」論/第3章 未完の関係性のためにー「人魚伝」論/第4章 非/実在の影響力ー「幽霊はここにいる」論/第5章 “まなざされる”脆さと加害性ー『他人の顔』論/第6章 “いのち”の境界ー『第四間氷期』論/第7章 未だ/既に存在しない他者たちへー『第四間氷期』論/終章 どれほど境界の非安定性を描出し、固定化不可能なものとして記述しても、それが言語によるものであり、しかもそれを論じるという形式をとる以上、既存の言説に対抗するための新たな境界、新たな言説は産出されてしまう。 ならば、ここで有用なのは、オルタナティブな言説や境界を打ち立てることではなく、オルタナティブな言説や境界たちを記述することである。 それは、集権的で支配的な規範を分散させ、様々な言説や境界や認識の可能性をパラレルに配置することになるだろう。 境界の非安定性を限りなく拡張し可視化すること、産出された境界の本質化を限りなくずらし、遅延させ、別の認識の可能性を提示すること、こうした記述によって、境界を固定化する力に抗いたい。 (本文より) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 安部公房と境界 未だ/既に存在しない他者たちへ [ 岩本知恵 ] 4,400 円
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